DIGITAL 日本語MAILbus 400 SMTP Gateway for DEC OSF/1 V1.1aをご使用のお客 様へ このカバー・レターは,日本語MAILbus 400[TM] SMTP Gateway for DEC[TM] OSF/1[R] V1.1a (以下,SMTP Gatewayと略します)をインスト ールする前に必要な情報を提供します。 ■SMTP Gatewayの機能上の変更点 SMTP Gateway V1.1aキットでは,SMTP Gateway V1.1に対して以下の変 更を加えました。 o SMTP Gateway V1.1aは,日本語MAILbus 400 MTA V1.4と共に動作し ます。 o SMTP Gateway設定プロシージャに,空白文字を含むローカルMTS名を 指定しても,プロシージャが異常終了することはなくなりました。 SMTP Gatewayのリリース・ノートには,これらの問題について,さらに 詳しい説明があります。 ■SMTP Gateway V1.1aキットのインストール 以下の手順でインストールを行ってください。 1. SMTP Gatewayを接続するMTAが,バージョン1.4にアップ・グレード されていることを確認してください。 2. SMTP Gatewayを停止し,すでにシステム上にインストールされてい るSMTP Gatewayのサブセットを次のコマンドで削除します。 # setld -d SXJBASE110 SXJNETMAN110 SXJDOC110 3. SMTP Gateway V1.1aキットを次のコマンドでインストールします。 # setld -l . SXJBASE111 SXJNETMAN111 SXJDOC111 4. インストール終了後,SMTP Gatewayの設定プロシージャを日本語 MAILbus 400 SMTP Gateway管理ガイドの3.3節に従って起動します。 必要があれば,設定プロシージャは,SMTP Gatewayの起動も行いま す。 SMTP Gatewayに関するディレクトリの情報を変更したくなくても, 以下の質問に対して省略時の値(y)を指定しなければなりません。 Do you want to modify the directory entries relating to the Gateway (y/n) [y] もし,省略時の値を指定しなければ,SMTP Gatewayの起動は失敗し ます。 5. 4.の設定プロシージャでSMTP Gatewayを起動していなければ,SMTP Gatewayを起動します。 本書の著作権は日本ディジタルイクイップメント株式会社(日本DEC) が保有しており,本書中の解説および図,表は日本DECの文書による許 可なしに,その全体または一部を,いかなる場合にも再版あるいは複製 することを禁じます。 また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることがありま すので,あらかじめご承知おきください。万一,本書の記述に誤りがあ った場合でも,日本DECは一切その責任を負いかねます。 本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライセンス 契約が締結された場合に限り,その使用あるいは複製が許可されます。 日本DECは,日本DECまたは日本DECの指定する会社から納入された機器 以外の機器で対象ソフトウェアを使用した場合,その性能あるいは信頼 性について一切責任を負いかねます。 以下はDigital Equipment Corporationの商標です: DEC, Digital, MAILbus 400, DIGITALロゴ OSFおよびOSF/1は米国Open Software Foundation社の商標です。 2