MUP NUMBER: DSMJAXPMUPE064 ----------- PRODUCT: DSM/Japanese for OpenVMS Alpha -------- UPDATED PRODUCT: DSM/Japanese for OpenVMS Alpha 6.4E ---------------- APPRX BLCK SIZE: 50000 ---------------- MUP A DSM/Japanese Version 6.4E for OpenVMS AXP DIGITAL 日本語DSM Version 6.4E-026 for OpenVMS Alphaをインスト ールする前にお読みください DSMをご使用のお客様 各位 これは、日本語DSM Version 6.4E-026 for OpenVMS Alpha[TM] [*]ソフトウェア・ディストリビューション・ キットについて説明し、『リリース・ノート』の補足情報を 提供するものです。日本語DSM Version 6.4E-026は、日本語 DSM Version 6.4に対するメンテナンス更新です。このキット によって解決されたECOの説明については、付録Bを参照して ください。 日本語DSM Version 6.4E-026は、日本語DSM for Open VMS[TM]の従来のバージョンのもとで作成されたDSM[TM]ア プリケーションと互換性があります。日本語DSM Version 6.4E-026 for OpenVMS AXPを稼動するには、日本語OpenVMS Alpha Version 6.1以上が稼動状態でなければなりません。 インストレーションに関するこれ以外の指示およびプロダク ト情報については、付録Aを参照してください。 _________________ [*] DSM、DASL、Visual Mは、米国InterSystems社の商標で す。 ページ 2 DSMは、OpenVMSライセンス管理機能(LMF)をサポートします。 これは、ライセンスを与えられているユーザがDSMへアクセ スするのを許します。初めてのDSMユーザである場合、DSMデ ィストリビューション・キットには、プロダクト特権キー (PAK)も含まれています。PAKに保持される情報は、LMFを用い て登録されなければなりません。詳細については、『インス トレーション・マネージメント・ガイド』および『OpenVMS License Management Utility Manual』を参照してください。 DSMの以前のバージョンからアップグレードをする場合には、 LMFについて『リリース・ノート』を参照してください。 『リリース・ノート』のコピーは、ドキュメンテーション・ セットのハードコピー版でも、ファイルとしてDSMディスト リビューション・キットとともにオンラインでも供給されま す。VMSINSTALプロシジャで"OPTIONS N"パラメータを用いる ことにより、DSMのインストレーション時に、『リリース・ノ ート』のコピーを得ることができます。例: $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL DSM OPTION N CD-ROM媒体を使用中には、CDMENUユーティリティを用い て『リリース・ノート』のコピーを得ることができます。 インストレーション後であれば、『リリース・ノート』は SYS$HELP:DSMJMUPE064.RELEASE_NOTESで、このカバーレター と付録のコピーは、SYS$HELP:DSMJMUPE064.COVER_LETTERで入 手できます。 ページ 3 付録A -インストレーションの概要 インストレーションは、VMSINSTALプロシジャを用いて行いま す。次のコマンドを入力してください。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL DSMJAXPMUPE064 インストレーションの詳細は、『インストレーション・マネ ージメント・ガイド』を参照してください。 ページ 4 付録B - ECOの説明 次の表は、DSM ECO について説明します。 _______________________________________________________ ECO__内容______________________________________________ 1 SYS$EXAMPLES:DSM$XWIN_EXAMPLES.SAVをリストアし、X のサンプルプログラムを起動すると外部呼び出し関数エ ラーが発生します。 2 ^DDPユーティリティの日本語のメニューが英語版のメニ ューと異なっています。 3 DSMを/EXTENSION=DPRECISION修飾子を付けて起動しても 拡張精度演算が正しく行なわれません。 4 OpenVMS for Alpha V7.0上でDDPが正常に動作するよう に変更しました。 5 ^%LIBメニューで6.その他の5.メニューリストを選択し た時に表示するグローバルに^%JMENUを選択すると日本 語の表示がおかしくなります。 6 %mvb*ルーチンを英語版の最新バージョンに対応させま した。 7 複雑グローバル・トランスレーションを相手先がDDPノ ードになるように設定して、文字列長が256以上の文字 列をSETすると、Localのボリュームセットには正常に文 字列がSETされますが、トランスレーションの相手先の DDPノードには正常な文字列はSETされません。 8 DSM$INSTALL.COMをRESIDENT引き数を付けて起動させて もDSMイメージをメモリ上に常駐させるインストレーシ ョンが行えません。 ページ 5 _______________________________________________________ ECO__内容______________________________________________ 9 2000年を超えた日付に対して%ZZJHユーティリティを使 用すると、%ZH変数に正しい年号がSETされません。 10 %PSENDユーティリティを1度起動した後に、再度起動し てOld sent data kill(1)を選択しても、実際にはkill されていません。 11 %ZZRMユーティリティがSDEC漢字コードに対応していま せん。 12 まず%ZZ3INユーティリティを起動し、何も入力せずに RETURNキーを押します。次に%ZZ2INユーティリティを起 動し、何も入力せずにRETURNキーを押します。そして再 度%ZZ3INユーティリティを起動し、漢字変換を行おうと するとInvalid Sequence Errorとなります。 13 ローカル変数に256byte以上の文字列をSETし、SET $PIECE関数を用いてこの変数になにか文字列を挿入しよ うとすると、文字列長エラーとなります。 14 DDP経由でリモートのMAX GLOBALになっているVOLSETに 対してSETを行うと、VAXではMAXGLOBALのエラーを返す のに、Alphaではエラーを返さずにハング状態となった 後TIMEOUTで終わってしまい、それ以降のDDP通信が殆ど 行えない状態となります。 15 Visual MでクライアントのIPアドレスの最後の数字が 161〜254である時(例: 16.163.0.163)、サーバがエラー で終了してしまいます。 16 Visual Mのサーバマネージャでネームスペースを定義す る画面でUCI,VOLが表示されません。追加、編集等で指 定しても、ある一定の時間が経つと消えてしまいます。 ページ 6 _______________________________________________________ ECO__内容______________________________________________ 17 PCでVisual M使用時にネットワーク障害が起きると、他 のPCからの接続要求がタイムアウトします。 18 %mvb*ルーチンをVisual M V7.0に対応させました。 19 外部呼び出し関数%CDATNUM関数の入力値に2桁の年を指 定した場合、2000年以降も1900年代のHorolog値(DSM内 部時間形式)を返します。 20 ZINの矩形入力モードでの最大入力文字列を512バイトに 拡張しました。 21 非常にまれなケースで、DSMプロセスがLEF待ち状態とな り、DSMシャットダウン後もそのプロセスが終了せず、 結果として、DSMの再起動が失敗することがあります。 この問題を修正します。 22 Cluster Mountを指定した場合、DDPの漢字コード変換パ ラメータが正しく設定されない問題を修正します。 23 OpenVMS V7.1上で磁気テープを使用すると、MOUNT時に CONFLICTエラーが発生する問題を解決します。 24 EXINPUTインタフェースで256文字以上の半角カナを 入力すると、内部バッファーには格納されるが、その 後、インタプリタレベルでSTRLENエラーとなる問題を解 決します。 25 VOLKCNVで先頭ノードのみのグローバルの漢字変換が正 しく行なわれない問題を解決します。 ページ 7 _______________________________________________________ ECO__内容______________________________________________ 26 OpenVMS V7.1上で端末プロセスが、Computable Priority 0でループする現象が発生する問題を解決 _____します。__________________________________________ Copyright Digital Equipment Corporation 1998. All Rights reserved. This software is proprietary to and embodies the confidential technology of Digital Equipment Corporation. Possession, use, or copying of this software and media is authorized only pursuant to a valid written license from Digital or an authorized sublicensor.