DIGITAL Software Product Description _____________________________________________________________________________ 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 1 製品概要 日本語MailWorksサーバは,ワークグループの内あるいは外にある複数の異なる Desktop環境を統合するソリューションを提供します。Macintosh,Microsoft Windows ならびにUNIXのMotifクライアントの各ユーザは,地理的に広範囲に分散した統合ワー クグループに対等に参加することができます。 UNIX環境では,常にある程度の量のUNIXメールが使われ,インターネットに接続され ています。さらに,多くの環境ではX.400を経由して,企業内あるいは顧客,問屋,研 究機関などに接続されています。 日本語MailWorksは,複数のメッセージング・プロトコルを使ってメッセージの交換を 行います。日本語MailWorksサーバは,そのサーバ内のユーザ間のメッセージの交換を 行います。また,TCP/IP環境のsendmailを経由してメッセージの送受信を行い,さら にオプションでDECnet/OSI環境のX.400プロトコルを経由してメッセージの送受信を行 います。 日本語MailWorksでは以下のメール・クライアントを使用できます。 o TeamLinks Mail for Windows V2.5 o TeamLinks Mail for Macintosh V2.1 o 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIX (日本語MailWorks for UNIXに 含まれています) o Microsoft Windows95に含まれているExchange client (日本語Digital Driver V1.2 for MAPIが必要です) o POP3に準拠したメール・クライアント なお,X.400に接続するためには,MAILbus 400 Message Transfer Agentが必要です。 詳細は後述の「オプション・ソフトウェア」を参照してください。 日本語MailWorksの主要な機能は以下の通りです。 o 日本語MailWorksに接続しそのサービスを使用するためのクライアントを,日本DEC 製品ならびに他社製品から選択することができます。 o Motif, WindowsおよびMacintoshのユーザのいずれもが,同一のサーバ,同一のサ ービスを共有することができます。 1996年12月 AE-R2TXA-TE 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 o ユーザは,異なるデスクトップ環境から同一のサーバ・ファイルに接続できます。 たとえば,オフィスではMotifワーク・ステーションから,外出時にはWindowsのノ ートPCから,同一のサーバ・ファイルにアクセスするといった使い方が可能です。 o 日本語MailWorksは,ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上のワークグループに とって高性能で,柔軟性に富んだものである一方,管理の負荷を低く抑えることが できます。 o 日本語MailWorksでは,日々の業務で使用する各種情報(たとえば,スプレッド・シ ート,ドキュメント,スキャナで取り込んだ画像イメージなど)の送受信も可能で す。 o 日本語MailWorksは,新しい種類のエンクロージャを取り込むための拡張が可能で す。 o 日本語MailWorksは,C2セキュリティを実装したシステム上でも動作します。 MailWorks自身は任意アクセス制御を必要としませんが,C2セキュリティ環境でも 正しく動作します。 o ユーザはsendmail/SMTPを経由してメッセージを送受信できます。また,MAILbus 400 Message Transfer AgentおよびX.400を経由することもできます。 o 日本語MailWorksは,MIME形式にエンコードされた受信メッセージをデコードし, デコードされた形式でメッセージを保管します。このため,MIMEに対応していない メール・クライアントからでもメッセージおよび添付文書を読むことができます。 また,SMTP経由で送信するメッセージをMIME形式にエンコードすることもできま す。 日本語MailWorks for UNIXは,ユーザの要求に応えるため,以下の機能を提供しま す。 o 標準の実装 - X Window System - X.400電子メッセージング標準 - Internet電子メッセージング標準(RFC) o LANをベースとしたワークグループのための性能と柔軟性 - 既存のUNIXメール・システムとの容易な統合 - クライアント/サーバ・アーキテクチャに基づいた多彩な構成 - 低コストな管理 - グループ間でメッセージを共有するためのグループ・データベース(掲示板) - 個人およびグループ・データベースへのアクセス制御 - ローカルまたはリモートでのMessage Transfer AgentやX.500 Directory Service Agentの柔軟な構成 - X.400あるいはSMTPを使用した,ローカル受信者宛のメッセージのローカル配信 2 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 o 大量メッセージの管理 - メッセージの受信と保管のためのメッセージ・ストア - メールのファイリングのための階層フォルダ - メッセージの相互参照 - メッセージの取り出しのための検索機能 o マルチパート・メッセージを使った以下のようなマルチ・メディアの統合 - スプレッドシート - スキャナーで取り込んだイメージ - ドキュメント - 音声ファイル - ビデオ・ファイル 1.1 サーバが提供するサービス 日本語MailWorks for UNIXはクライアント/サーバ・アーキテクチャを使用してお り,メッセージを投函,取り出し,保管する役割をサーバに,メッセージを作成した り読んだりするデスクトップ・ソフトウェアの役割はクライアントに,それぞれ分離 させています。 クライアントはメッセージを送受信し,ユーザの代わりにメッセージ・ストアとやり とりします。日本語MailWorks for UNIXサーバと共に使用できるクライアントは, OSF/Motifグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI),Microsoft Windows,および Macintoshのユーザ・インタフェースを基盤にしています。 日本語MailWorks for UNIXでは,次のサービスを提供します。 o メッセージ・ストア・サーバ メッセージ・ストア・サーバは入ってきたメッセージを受信し,メッセージ・スト ア,すなわち"ドロア"内でメッセージを効率的に保管し,管理します。メッセー ジ・ストアは,個々のユーザ用のメッセージを保管する個人メッセージ・ストアに も,グループで共有するメッセージを保管するグループ・メッセージ・ストアのど ちらにもなることができます。 ユーザのメッセージ・ストアを一時的に使用禁止にして,バックアップを行った り,メッセージ・ストアを移動したりすることができます。メッセージ・ストアが 使用禁止の間は,そのメッセージ・ストアに接続したり,受信メールを配信するこ とはできません。メッセージ・ストアはユーザごとに使用禁止にできるので,メー ル・システム全体を使用禁止にしなくても,1つのディスク上のユーザを使用禁止 にすれば,そのディスクのバックアップを行うことができます。 3 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 o POP3サーバ POP3サーバでは,POP3ベースのクライアント(Eudora, Netscape Navigatorなど) で受信メールを取り出すことができます。POP3サーバでは,他のローカル・ユー ザ,リモートのSMTPユーザ,およびリモートのX.400ユーザから受信したメール を,ユーザが取り出すことができます。 o トランスポート・サービス トランスポート・サービスは,InternetまたはX.400トランスポート・インタフェ ースを利用して,LANと広域エリア・ネットワークの間でメッセージを配信しま す。また,日本語MailWorks for UNIXのローカル・ユーザに宛てられたメッセージ は,直接,適切なメッセージ・ストアに配信します。他のメッセージはそのメール のアドレスによって,InternetあるいはX.400トランスポート・インタフェースの いずれかに送ります。 o メッセージ・ストア・レジストリ メッセージ・ストア・レジストリはローカル・エリア・ネットワーク内のメッセー ジ・ストアの場所を管理しているため,ユーザ・エージェントはどのメッセージ・ ストアにもアクセスすることができます。管理を簡便にするため,レジストリには 別名と配布先リストも保管されるので,LAN上のすべてのユーザはメールを送信す るときに同じ名前が使用できます。 o Internetメール・トランスポート・インタフェース Internetメール・トランスポート・インタフェースは,sendmail, SMTPに対してメ ッセージの送受信を行います。このトランスポートは,送信メールをsendmailまた はmmdfトランスポート・エージェントに配信します。また,sendmailあるいはmmdf トランスポート・エージェントは,受信メールを日本語MailWorks for UNIXのトラ ンスポート・サービスに配信します。 o MAIL-11メールとの交換 日本語MailWorks for UNIXは,OpenVMS mailおよびMAIL-11プロトコルを元にした 他の製品とメッセージを交換できるように構成することができます。DECnet/OSIの 設定ユーティリティを使って,MAIL-11メーラがsendmailを使えるように構成でき ます。あるいは,対象となるOpenVMSシステム上で日本語DEC TCP/IP Services for OpenVMSを使用することができます。 o X.400メール・トランスポート・インタフェース X.400メール・トランスポート・インタフェースは,DECのMAILbus 400 MTAのよう なX.400に準拠したメッセージ・トランスポート・エージェント(MTA)が提供する XAPIアプリケーション・インタフェースを経由し,日本語MailWorks Server for UNIXからX.400ネットワークへのメッセージの送受信を行います。 4 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 o sendmailの別名(Alias) メッセージは,有効なsendmail別名に宛てて送ることができます。別名は,単一ユ ーザであっても配布先リストであっても構いません。sendmail別名のテーブルの管 理に関しては,この製品の範囲外となります。 o ディレクトリ・アクセス 日本語MailWorks for UNIXは,すべてのサポートされたクライアントに対して, 一貫したディレクトリ検索サービスを提供します。このディレクトリ・サービ スには,LANベースのディレクトリ一覧表示が含まれており,オプションでDEC X.500 Directory Serviceをサポートします。Microsoft Exchangeクライアントの 場合,この拡張された一貫したサポートは,クライアント機能の拡張として日本語 MailWorks for UNIXにより提供されます。 LANベースおよびX.500のディレクトリ・サービスは,日本語MailWorks for UNIXに バンドルされているInfoBroker Directory Assistant Serverによって提供されま す。DEC X.500 Directory Serviceを購入して実装している場合は,LANベースのデ ィレクトリの代わりに,X.500ディレクトリがチェックされます。 1.2 メッセージ・ストア,掲示板 一般にLAN上の各ユーザは,自分が所有するメッセージを保管するために1つの個人メ ッセージ・ストアを持っています。組織の中のあるユーザが,システム管理者とエン ド・ユーザというように2つ以上の役割を持っている場合,その役割に応じて別々のメ ッセージ・ストアを使用することができます。 プロジェクト・チームや協議会(SIG: Special Interest Group)というようなユーザ のグループは,配布先リストの代わりにグループ・メッセージ・ストアを設定するこ とができます。グループ・メッセージ・ストアは同時に2人以上のユーザからアクセス することができるので,掲示板や討論のためのフォーラムとして利用が可能です。グ ループ・メッセージ・ストアには次の利点があります。 o グループ内の全員が同一のメッセージを見ることができます。 o グループ内の各メンバについて,既読および未読のメッセージを捕捉します。 o 全メッセージに共通の履歴レコードを保持します。 o 各メッセージの写しがグループの各メンバに配信されず,保管されないため,ディ スク容量およびネットワーク帯域ともにより小さくてすみます。 1.3 メッセージ管理 以下では,日本語MailWorks for UNIXが日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXに対してどのようなサービスを提供するのかを説明しています。他のクライアン トのインタフェース機能は,多少異なります。クライアントがどのような特徴をもっ ているかは,各クライアントのソフトウェア仕様書(SPD)の機能の項を参照してくだ さい。 5 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 一般的なメール・ユーザのメッセージの送受信量は,急速に増加していくため,日本 語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,ユーザが,メッセージ・ストア内の メッセージを直感的で柔軟かつ効率よく管理するための方法を提供しています。メッ セージ管理の特徴は以下の通りです。 o メールを保存するための階層フォルダ 各メッセージ・ストアには,受信メールを格納するための「In Box」フォルダ,送 信メールの写しを(自動的に)保存するための「Out Box」フォルダ,さらにメッ セージを削除するための「Trash」フォルダがあります。メッセージを削除するに は,それらのメッセージを「Trash」フォルダに移動させます。ユーザが「Trash」 フォルダを空にするまでは「Trash」フォルダからメッセージを取り出すことがで きます。さらに,ユーザはメッセージを保管するためにフォルダやサブフォルダを 新規に作成することもできます。 o フォルダの相互参照 ユーザが1つのメッセージを複数のフォルダに保存する場合,日本語MailWorks Server for UNIXはディスク容量を節約するために,そのメッセージの "仮想的な 写し"を作成します。日本語MailWorks for UNIXはそのメッセージの真の写しと他 のフォルダにコピーされた相互参照を保持します。ユーザがそのメッセージの写し の1つに変更を施した場合,その変更がすべての写しに反映されます。 o メッセージの検索機能 検索機能により,ユーザは特定の基準を満たすメッセージを取り出すために,フォ ルダの階層を迅速に検索することができます。ユーザは,主題,差出し人,受信 者,日付の範囲,キーワードおよびメッセージ本文のテキストを指定することがで きます。検索の結果,日本語MailWorks for UNIXは,後でソートできるように,一 時的なフォルダに検索条件を満たすすべてのメッセージの仮想の写しをおきます。 1.4 アクセス制御 アクセス制御サービスはサーバ上で実行されるため,接続しているすべてのクライア ントに有効となります。実際のユーザ・インタフェースの機能は,クライアントによ り多少異なります。 日本語MailWorks for UNIXは,各メッセージ・ストアに許可を設定するためのアクセ ス制御機能を提供しています。日本語MailWorks Server for UNIXでは,アクセス制御 は,3種類のユーザのクラスに対して,5つの許可の組を適用します。日本語MailWorks for UNIXは,UNIXのアクセス制御(ユーザ,グループ,その他)と同じユーザのクラ スを使用しています。日本語MailWorks for UNIXは,以下の許可を提供しています。 o 配信 ユーザがメッセージ・ストアに新規メールを配信することを許可します。ほとんど のメッセージ・ストアはすべてのユーザに対して配信を許可します。これにより, ユーザやグループはLANの外部からのメッセージを受信できます。しかし,状況に よっては配信アクセスを制限することが適している場合もあります。たとえば,あ 6 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 るグループが自分たちだけにのみ配信アクセスを許可する場合,または,メッセー ジをスクリーニングする(必要なメッセージだけを受けとる)ために,重役が秘書 に配信アクセスを限定する場合などがそれに当たります。 o 読む ユーザがメッセージ・ストアを検索し,任意のメッセージを見ることを許可しま す。 o 表示 ユーザがメッセージ・ストアを検索し,既読と未読のメッセージをモニタすること を許可します。既読か未読かというデータは少量のディスク容量しか使用しないた め,普通のサイズのグループ・メッセージ・ストアのほとんどが,そのグループの 全メンバにモニタ・アクセスを許可しています。特に大きいグループでは,モニ タ・アクセスを制限することによってディスク容量の削減が可能です。 o 書く ユーザがメッセージ・ストア内でメッセージとフォルダを作成,削除,移動するこ とを許可します。 o 管理 ユーザがメッセージ・ストアのアクセス権限を変更することを許可します。通常 は,メッセージ・ストアの所有者(ユーザ)のみ管理アクセスが許されています。 1.5 マルチパート・メッセージ 日本語MailWorks for UNIXとそのクライアントにおいて,ユーザはエンクロージャや 添付文書,あるいは"本体部"といった複数の部分から構成されるメッセージの作成, および受信ができます。それぞれの添付文書は,内包している情報の種類に応じて区 分されます。たとえば,テキスト,ファックス,スプレッドシートを1つのメッセージ の中に組み込むことが可能です。ユーザや管理者は,そのシステムで使用可能な添付 文書タイプの構成や拡張ができます。 Motifクライアントを使用している受信者はメッセージのすべての部分を,各添付文書 タイプにあらかじめ定義されたツールや日本語MailWorks for UNIXのマルチ・ウィン ドウ,各ウィンドウ内のパネルを通して同時に見ることができます。さらに,いずれ の添付文書もUNIXのファイル・システムとインポート/エクスポートが可能です。 1.6 構成 日本語MailWorks Server for UNIXはクライアント/サーバ・アーキテクチャを採用し ていること,リモートからアクセス可能なメッセージ・ストア,リモートのMAILbus 400 MTAおよびリモートのX.500 Directory Service Agentsを使用できることから,ど のようなシステム構成のサポートにも容易に対応することができます。 7 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 日本語MailWorksサーバはたくさんの異なる独立したプロセスで構成されていて,それ らのプロセスを1つのシステム上で実行することも,ネットワーク内の複数のシステム に分散させることもできます。たとえば,LAN内の1つのシステムに共通メッセージ・ ストア・レジストリを置き,複数のシステム上でメッセージ・ストア・サーバを実行 することができます。この場合,複数システムによるスケーラビリティを実現すると 共に,共通メッセージ・ストア・レジストリを共有するすべてのユーザに対するロー カルな配信,および簡略化されたアドレッシングをサポートできます。 1.7 UNIXメール構成 日本語MailWorks Server for UNIXは,既存のUNIXメール・システムと簡単に統合する ことができます。日本語MailWorks for UNIXは,次の3つのUNIXメールの基本構成をサ ポートしています。 o 日本語MailWorks for UNIXが,Internetのユーザと直接やり取りする。 o 日本語MailWorks for UNIXが,Internetのユーザ,およびMAILbus 400 MTAと直接 やり取りする。 1つのメッセージを,一方はsendmail経由で,もう一方はX.400経由で,というよ うに2つのアドレスに送信することができます。日本語MailWorksのユーザに対す るsendmailアドレスは,通常のsendmailアドレスとなります。 o 日本語MailWorksは,MAILbus 400 MTAのみに接続し,InternetユーザとはMAILbus 400 SMTP Gatewayを経由してやり取りする。 1つのメッセージを,一方はsendmail経由で,もう一方はX.400経由で,という ように2つのアドレスに送信することができます。日本語MailWorksユーザに対 するsendmailアドレスは,SMTP Gatewayノードに対するものとなります。日本語 MailWorksにそのメッセージを転送するために,X.500によってそのアドレスが解析 されます。 sendmailベースの製品を使用しているユーザが大多数を占める環境では,上記の1番目 か2番目の構成が適します。X.500が十分に使用されていたり,ネットワーク構成や企 業組織がsendmailへの接続を集中管理するのに向いているような環境では,3番目の構 成が適しています。 1.8 サポートされるクライアント/サーバ・プロトコル クライアントは,TCP/IPまたはDECnet(オプション)を経由してLAN上のサーバに接続 することができます。サーバ接続用のプロトコルを決定するには,メール・クライア ントのソフトウェア仕様書(SPD)を参照してください。 8 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 1.9 ダイヤル・インのサポート 日本語MailWorks for UNIX Serverは,TCP/IP, TCP, SLIPあるいはPPPを経由したクラ イアント・アクセスをサポートしています。各クライアントがそれらのプロトコルを 経由してサーバに遠隔接続可能かどうかを判断するには,それぞれのクライアントの ソフトウェア仕様書(SPD)を参照してください。 1.10 サポートする標準 日本語MailWorks for UNIXは,次の規格に準拠しています。 o X Window System o X.400電子メッセージング標準 o Internet電子メッセージング標準(RFC) X.400経由でメッセージを送信する場合,メッセージはP2ヘッダ情報およびX.400 Bodypart 15として添付文書を含む1988 P1メッセージとして構成されます。1984 P1シ ステムとのメッセージ交換を行う際に,MAILbus 400 Message Transfer Agentを使っ て次のようにメッセージ構成を変更することができます。それは,タグのないバイナ リの添付文書をもつ1984 P1メッセージとして,あるいはDECのMessage Routerと交換 するために,国内定義本体部310とタグづけされた添付文書をもつ1984 P1メッセージ としてです。 SMTPメッセージは,uudecodeした後,適切なタグのついたBodypart 15メッセージとし て再構成させることができます。 1.11 Internet標準への準拠 o RFC 791, Internet Protocol o RFC 793, Transmission Control Protocol o RFC 821, Simple Mail Transfer Protocol o RFC 822, Standard for the format of ARPA Internet text messages o RFC 1006, ISO transport services on top of TCP o RFC 1034, Domain names - concepts and facilities o RFC 1035, Domain names - implementation and specification o RFC 1101, DNS encoding of network names and other types o RFC 1327, Mapping between X.400 (1988)/ISO 10021 and RFC 822 o RFC 1487, X.500 Lightweight Directory Access Protocol o RFC 1521, Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) (part 1) o RFC 1522, Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) (part 2) 9 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 o RFC 1725, Post Office Protocol (POP3) 1.12 X.400標準への準拠 これらの製品群は,1988年のCCITTとISO合同のメッセージ通信処理システム(MHS)の P1,P2,P22に適合するように設計されています。 o 1988年CCITT,ISOメッセージ通信システム(MHS)規格 『ISO Technical Corrigenda 1−4』および『CCITT Implementor's Guide V8.0 (1993)』に正誤表が記載されています。 o CEN/CENELECプロファイルENV 41214 o OSI推進ワークショップ編,『Stable Implementation Agreement for OSI protocols (Version 5, Edition 1, December 1991)』のMHSに関する章(7,8 章)。 o US GOSIP V1.0 o US GOSIP V2.0 o U.K. GOSIP V4.1 o CEN/CENELEC ENV 41 201 (私設ドメイン用プロファイル(A/3211)) o CEN/CENELEC ENV 41 202 (管理ドメイン用プロファイル(A/311)) o X.400 API Association, Directory Services API Specification (XDS) V2.0 o X.400 API Association, X.400 API Specification (XAPI) V3.0 これらのプロファイルは統一しておらず,差異がある場合は,本プロダクトはNISTプ ロファイルに従います。メッセージ・トランスファに関係する全システムがX.400勧告 に適合していない場合は,メッセージの発信者と受信者のそれぞれが利用できるサー ビスのレベルに制約が出ることがあります。 1.13 日本語MailWorks Motifクライアント 日本語MailWorks Motifクライアントは技術的な習熟度に関係なく,ユーザの幅広いニ ーズに対処できる直観性の高いインタフェースを実現しています。MailWorks Motifク ライアントは,メールの作成や読み取りのために個別のウィンドウを提供するため, ユーザは同時に複数の作業を行うことができます。さらにメール・アドレスの作成, フォルダ階層の管理,および従来のメール・システムでは困難な作業であったフォル ダの検索のためのダイアログ・ボックスを提供しています。ユーザが情報を必要とす るとき,どのウィンドウやダイアログ・ボックスからでもオンライン・ヘルプにアク セスできます。 10 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,次のタイプのウィンドウを使用 します。 o 作成ウィンドウ ユーザは新しいメッセージの作成とメッセージの返信,転送ができます。 o ブラウザ・ウィンドウ ユーザはメッセージとフォルダの読み取り,配置,管理ができます。 o 表示ウィンドウ ユーザはブラウザ・ウィンドウとは別のウィンドウで,フォルダとメッセージの一 覧表示,およびメッセージの内容表示を行うことができます。 すべてのウィンドウは同一のメニューを有し,ユーザがすべてのウィンドウから必要 な操作すべてを行えるようにしています。ほとんどのメニュー項目がすべてのウィン ドウで使用できますが,特定のウィンドウで使用できない項目はグレーで表示されま す。 MailWorks Motifクライアントは,ユーザの操作をガイドするため,およびエラー・メ ッセージを表示するためにダイアログ・ボックスを使用します。ほとんどのダイアロ グ・ボックスは作業を妨げるものではないため,ダイアログ・ボックスが表示されて いる間も,ユーザは他のウィンドウやダイアログ・ボックス内で作業を続けることが できます。 メッセージを作成するには,ユーザはそのヘッダおよび最初のメッセージの添付文書 にテキストを入力します。必要があれば,ユーザは,そのメッセージにヘッダ項目を 追加したり,別の添付文書を追加することもできます。新しい添付文書を編集するに は,ユーザは添付文書用の子ウィンドウにある「編集」ボタンを選択します(拡張機 能の項に記述されているように,ユーザはそれぞれの添付文書タイプにふさわしいエ ディタを選択することができます)。なお,そのメッセージを送信するには「メッセ ージ」メニューから「投函」を選択します。 メッセージを読む場合,メッセージのヘッダ情報と本文がブラウザ・ウィンドウの子 ウィンドウに表示されます。表示されたメッセージは,複数の部分で構成されている こともあります。添付文書の中には別のウィンドウでしか読めないものがあるため, ブラウザ・ウィンドウは添付文書のタイプを示し,添付文書の子ウィンドウ内に「表 示」ボタンを配します。 フォルダ階層を移動し,適当なフォルダにメッセージを保存したいユーザを支援する ために,MailWorks Motifクライアントは,フォルダのブラウザ・ダイアログを提供し ています。このダイアログは一度に3階層のフォルダ階層を表示します。ユーザは,子 ウィンドウ中のフォルダを選択することにより,フォルダ階層の任意のフォルダに移 動することができます。また,「移動」あるいは「複写」ボタンを使用して,選択し たメッセージを選択したフォルダに移動したり複写することができます。 11 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 複雑なメール・アドレスの構築や理解を行うユーザを支援するために,日本語 MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,Internet,UUCP,X.400,ローカ ル受信者のアドレス用にアドレス作成ダイアログを提供しています。 1.14 他のX11表示装置 このクライアント・ソフトウェアがDigital UNIX上で実行される限り,当クライアン トを他のX11表示装置上で使用することもできます。なお,使用可能なX11表示装置に は日本語eXcursion for Windowsも含まれます。 1.15 標準への準拠 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,次の標準インタフェースに準拠 しています。 o OSF Motif 1.2 Style Guide o Inter-Client Communications Conventions Manual (ICCCM) o FIPS 158, User Interface Component of the Applications Portability Profile, standard for well-behaved X Window applications, o X11R4 o POSIX 1003.1 1.16 拡張機能 標準に準拠したアプリケーションの数が増えることによりUNIXアプリケーションの基 盤が広がるように,ユーザの統合環境を構築する上で,拡張性は重要な役割を担いま す。日本語MailWorks for UNIXのアーキテクチャはオブジェクト指向設計を利用し, 国際化についての最新の標準に準拠して作られているため,新しいアプリケーション を取り込むための拡張が可能です。サード・パーティやエンド・ユーザは,次の事項 について日本語MailWorks for UNIXを拡張できます。 o 新規の添付文書タイプの追加 o 各添付文書タイプ用ビューア,エディタ,およびコンバータの定義 o 新規のクライアントの追加 o カスタム機能を開発するためのスクリプトの使用 マルチパート・メッセージには異なったタイプの添付文書(または "本体部")が含ま れているので,それぞれの添付文書タイプには,その中にあるデータの種類を識別す るための関連づけられたISO object-idがあります。添付文書タイプの各インスタンス は,このISO object-idのコピーを保持します。要求に応じて,サード・パーティはコ ンフィギュレーション・ファイルを編集し,新しいobject-idと関連情報を追加するこ とによって,日本語MailWorks for UNIXに添付文書タイプを追加できます。 12 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,object-idを使用して,添付文 書を処理するための適切なビューア,エディタ,またはコンバータを選択します。 o ビューア 添付文書の読み込み,または表示を行います。 o エディタ 添付文書を新規に作成,または既存のものを修正します。エディタの例として,テ キスト用にviおよびemacs,ドキュメント用にFrameMaker,スプレッドシート用に WingZなどがあります。 o コンバータ 添付文書タイプや内部の表現の変更を行います。たとえば,コンバータはある添付 文書を別のエディタで編集できるように別の形式に変換できます。 特定の添付文書タイプ用のビューアが存在しなくても,他の望ましいタイプに変換で きるコンバータがあれば,そのような変換を自動的に行うようにコンバータを設定す ることができます。 日本語MailWorks for UNIXは,一連のmhスタイルのコマンド・ラインのコマンドをサ ポートします。コマンド・ラインのユーザは,これらのコマンドを使用できます。ま た,これらのコマンドを使ってより複雑な機能を実行するシェル・スクリプトをユー ザが開発することもできます。 1.17 ローカル言語のサポート 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは次の規格に準拠して作られている ため,異なるローカル言語に対応できます。 o X/Openメッセージ・カタログ すべてのテキスト文字列を実行イメージから分離し,実行時にロードを行います。 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,さらに次の規格にも準拠してい ます。 o OSF/Motifコンパウンド・ストリング 任意の文字セット表示をサポート o OSF/Motif標準ウィジェット・セット 13 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 2 必要なハードウェアの最小構成 日本語Digital UNIXオペレーティング・システムのソフトウェア仕様書(SPD 27.Y7.xx)に掲載されているプロセッサをサポートします。 2.1 必要なディスク容量 日本語MailWorks for UNIX実行時には次の空きディスク容量が必要です。 o /usrファイル・システム- 60 Mバイト o /varファイル・システム- 1 Mバイト 上記の他に,ユーザのメッセージ・ストアのための空きディスク容量も必要となりま す。 さらに,十分なスワップ領域も必要となります。必要なスワップ領域の値は,ユーザ 数およびユーザがシステムをどのように使用するかに応じて異なります。 2.2 Motifのサポート時に必要なメモリ 同一のシステムでクライアントとサーバの両方を実行するスタンドアロンのMotif環 境で本アプリケーションを使用するには,最低限64 Mバイトのメモリが必要になりま す。 Motifアプリケーションの性能とメモリ使用量は,システム構成によって大きく異なり ます。もしサーバ(アプリケーションを表示するコンポーネント)が他のシステムに ある場合,クライアント・システム(実際にそのソフトウェアがインストールされて 実行されるシステム)に必要なメモリは,より小さいものとなります。いくつかのア プリケーションが実行されているシステムでは,より大きなメモリが必要であり,ア プリケーションの性能向上のためにも大きなメモリが望まれます。 2.3 Serverのサポート時に必要なメモリ サポートされる最小限のメモリは64Mバイトです。しかし,メモリを増加してこのソフ トウェアを使用すれば性能は改善されます。典型的なハードウェア構成におけるメモ リ・サイズの推奨値は,1ユーザ当たり0.5〜1 Mバイトです(使用するレベルおよびパ ターンによって異なります)。 十分なメモリとディスク容量があれば,日本語MailWorks for UNIXは,1 CPU当たり 250人のコンカレント・ユーザの使用を保証し,およそ1000人の登録ユーザをサポート します。 14 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 3 必須ソフトウェア 【日本語MailWorks for UNIXおよび日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIX】 o 日本語Digital UNIXオペレーティング・システムV3.2c o InfoBroker V2.1A (ライセンスは日本語MailWorks for UNIXに含まれています) o X.500 Directory ServerサブセットDXDABASE (X.500 Directory Serverライセンス は必要ありません) o DECnetサブセットDNARFC1006 (DECnetライセンスは必要ありません) o DECnetサブセットDNANETMAN (DECnetライセンスは必要ありません) 【MAILbus 400 Message Transfer AgentおよびX.400に接続の場合】 o DECnet/OSI V3.0 for DEC OSF/1 AXP 4 オプション・ソフトウェア 日本語MailWorks Server for UNIXには,次のオプション・ソフトウェアが追加できま す。 4.1 クライアント向け o 各種POP3クライアント(EudoraやNetscape Navigatorなど) o TeamLinks Mail for Microsoft Windows V2.5, SPD 62.82.xx o TeamLinks Mail for Macintosh V2.1, SPD 47.39.xx o Digital Driver V1.2 for MAPI, SPD 56.51.xx o DEC TCP/IP Services for OpenVMS, SPD 28.B4.xx TCP/IP Servicesは,日本語MailWorks for UNIXからsendmail経由でSMTPメッセー ジを受け取るためにオプションとして使用します。TCP/IP Servicesを使用せず に,DECnet/OSI on Digital UNIXを,MAIL-11メーラをsendmailに加えるように構 成することもできます。 4.2 オプション追加サービス o MAILbus 400 Message Transfer Agent, SPD 46.89.xx X.400プロトコル経由のメッセージ・トランスポートに必要です。遠隔アクセスも可能 です。 o DEC X.500 Directory Service, SPD 40.77.xx. 遠隔アクセスも可能です。 15 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 o 日本語MAILbus 400 SMTP Gateway, SPD 53.43.xx, Internet接続の集中管理が必要とされるシステムで使用します。 5 バージョン・アップの考慮 本製品の将来のバージョンでは,必要なハードウェアおよびソフトウェアの最小構成 が変更されることがあります。 6 提供媒体 日本語MailWorks for UNIXは,シュリンクラップ・パッケージとして提供されます。 このパッケージには,1台分のサーバ・ライセンス,日本語MailWorks for UNIXサー バのCD-ROM,および日本語MailWorks for UNIXドキュメント・セットが含まれていま す。 CD-ROMに入っているソフトウェア: o 日本語MailWorks for UNIX Server o 日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIX o InfoBrokerおよび必須コンポーネント o 日本語MailWorks for UNIXオンライン・ドキュメント 日本語MailWorks for UNIXと日本語MailWorks Motif Client for Digital UNIXは,日 本語Digital UNIX Alphaソフトウェア・ライブラリCD-ROMにも含まれています。日本 語MailWorks for UNIXのドキュメントは,日本語Digital UNIX Alphaオンライン・ド キュメント・ライブラリCD-ROMにも含まれています。 なお,新規購入,あるいはサービス契約を結ばれていない場合は,日本語MailWorks V2.0 for UNIXシュリンクラップ・パッケージを購入してください。 7 注文情報 注文する必要があるもの: o 1台分のサーバ・ライセンス o 使用台数分のクライアント・アクセス・ライセンス 次のサーバ・ソフトウェア・パッケージには,日本語MailWorks for UNIXサーバ・ソ フトウェア,日本語MailWorks for UNIX Motifクライアント・ソフトウェア,サー バ・ライセンス,およびドキュメントが含まれています。 サーバ・ソフトウェア・パッケージ: QB-0PCJA-SA 次のものを個別に注文することができます。 サーバ・ソフトウェア・ライセンス: QM-0PCJA-AA サーバ・ソフトウェア・ドキュメント: QA-0PCJA-GZ 16 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 クライアント・アクセス・ライセンス: QM-5HMJA-A* * 提供されるライセンス,サービスおよび媒体の詳細については,最寄りの日本DEC の各支店/営業所にお問い合わせください。 8 ソフトウェア・ライセンス 日本語MailWorks V2.0 for UNIXでは,"標準"ライセンシングから,Server/CALアプロ ーチに基づくPCスタイル(シュリンクラップ)ライセンシングに切り替わります。ラ イセンスの説明に関しては,下記を参照してください。 イニシャル・ライセンス: サーバ・ソフトウェアとクライアント・ソフトウェアを,インストール,チューニン グ,テストするために,まず,日本語MailWorksサーバ・ライセンスを購入してくださ い。1サーバ・ライセンスで,1つのサーバにサーバ・ソフトウェアをインストールで き,そのサーバ・ソフトウェアをインストールしたサーバにつなぐ任意の台数のクラ イアント・コンピュータにクライアント・ソフトウェアをインストールすることがで きます。 次に,サーバ・ソフトウェアにアクセスするコンピュータの台数分の各クライアン ト・ソフトウェアのライセンスまたは日本語MailWorksクライアント・アクセス・ライ センス(CAL)を購入してください。なお,CALの場合,クライアント・コンピュータで 使用するクライアント・ソフトウェアがDEC製品であるか他社製品であるかは問いませ ん。 アップグレード・ライセンス: 以前のバージョンの日本語MailWorks for UNIXをアップグレードする際に購入するラ イセンスです。 アップグレード・サーバ・ライセンスは,イニシャル・サーバ・ライセンス(上記参 照)と同じ権利を提供します。アップグレード・クライアント・アクセス・ライセン スは,イニシャル・クライアント・アクセス・ライセンス(上記参照)と同じ権利を 提供します。 既存のクライア 必要なアップグレードCALライセンス数 ント・ソフトウ ェア・ライセン ス 無制限ユーザ 25 コンカレント・ 1 ユース パーソナル・ユ 1 ース 17 日本語MailWorks V2.0 for UNIX SPD 53.67.03 ソフトウェア仕様書 9 ソフトウェア製品サービス 日本DECでは,様々なサービス・オプションを提供しています。詳細については,最寄 りの日本DEC各支店/営業所にお問い合わせください。 10 保証 本ソフトウェアについては,日本DEC所定のソフトウェア保証基準に定められた保証が 提供されます。 [R] OSF,OSF/1,OSF/Motifは,米国Open Software Foundation社の商標です。 [R] POSIXは,米国IEEEの商標です。 [R] UNIXは,X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならび に他の国における登録商標です。 [TM] Windowsは,米国Microsoft社の商標です。 [TM] WingZは,米国Informix社の商標です。 [TM] X/Openは,米国X/Open社の商標です。 [TM] X Window Systemは,米国Massachusetts Institute of Technologyの商標です。 [R] FrameMakerは,米国Frame Technology社の商標です。 (c) 1996 Digital Equipment Corporation Japan. 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