Software Product Description _____________________________________________________________________________ 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 仕様書の包含する範囲 本書は,日本語VXTソフトウェア(以下,VXTソフトウェア)のソフトウェア機能仕様を 述べたものです。 1 製品概要 VXTソフトウェアは,イーサネット経由でXセッションを確立し,ホストにアクセスす るためのVXT2000用のソフトウェアです。使用されるプロトコルは,LAT,DECnet, TCP/IPです。 また,VXTソフトウェアは,テキスト・ベースのアプリケーションを使用するための 端末エミュレーション機能も提供します。使用されるプロトコルは,LAT,DECnet, Telnetです。 接続できるホストとしては,OpenVMS VAX,OpenVMS AXP,ULTRIX,DEC OSF/1 AXP, SunOS,HP-UXの各システムがあります。 ユーザ・インターフェイスとしてのウィンドウ・マネージャは,OSF/Motif DECwindows Manager V1.1に準拠しており,ワークステーションに似た使用環境を 提供します。 VXTソフトウェアは,MOPまたはLASTportプロトコルでVXT2000にダウンロードされま す。 VXTソフトウェアは,次のローカルVXTアプリケーションを提供します。 o 端末マネージャ o ウィンドウ・マネージャ o 構成マネージャ o 漢字端末エミュレータ DIGITAL 1994年6月 AE-PPLXE-TE 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 o ローカル・アプリケーション・ランチャ o ホスト・ランチャ ローカルのVXTアプリケーションを使用すると, VXT2000からの応答は速くなり,またネットワーク・トラフィックを減らすこともでき ます。 VXTソフトウェアは33種類のフォントを提供します。アプリケーションで特定のフォン トが必要となる場合は,TFTPを使用してX11R5のフォント・サーバ経由で,あるいは TFTP,NFS,LATを使用して他のシステムから直接アクセスできます。また,フォント をInfoServerシステム上に置いて,LASTportでアクセスすることもできます。 VXTソフトウェアの使用形態には次の2つがあります。 o サーバ・ベース VXTソフトウェアをInfoServerシステムからダウンロードする使用形態。仮想メモ リ機能はサーバ・ベースの場合のみ使用可能。 o ホスト・ベース VXTソフトウェアをOpenVMS VAX,OpenVMS AXP,ULTRIX,DEC OSF/1 AXPシステム (ホスト)からダウンロードする使用形態 また,Xウィンドウ・サーバに対するXIE(X windows image extension)機能もサポート されます。 2 機能概要 2.1 ローカルVXTアプリケーション 端末マネージャ メニューを使った対話形式で,セッションの起動,通信などの各種設定を行います。 自動起動機能を使用すると,あらかじめ設定したホストに直接接続できます。システ ム管理者による構成マネージャの設定によっては,ユーザは端末マネージャの設定メ ニューにアクセスできない場合があります。 ウィンドウ・マネージャ VXTソフトウェアは,OSF/Motif V1.1のウィンドウ・マネージャを含みます。ウィン ドウ・マネージャが,ウィンドウの表示位置,アイコン,アプリケーション表示を管 理します。リモートのウィンドウ・マネージャを使用したい場合は,ローカルのウィ 2 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 ンドウ・マネージャを無効することができます。ただし,ローカルのウィンドウ・マ ネージャを使用すると,ウィンドウ管理のためのホストやネットワークの負荷を軽減 し,パフォーマンスを上げることができます。 ローカル・アプリケーション・ランチャ ローカル・クライアントの起動,サービスやリモート・クライアントとの接続を,ロ ーカルのウィンドウ・マネージャから実行することができます。この機能は,f.exec コマンドのサポートによって実現されています。 ホスト・アプリケーション・ランチャ リモート・クライアント・アプリケーションを,ローカルのウィンドウ・マネージ ャ,または端末マネージャから起動することができます。 端末エミュレータ 漢字端末エミュレータは以下の機能を提供します。 o VT300シリーズの端末エミュレーション - VT382エスケープ・シーケンス - ReGISグラフィックス ただし、端末エミュレータがサポートするReGISグラフィック・モードには、以下の制 限があります。 1. コマンド・ディスプレイ・モードはサポートされません。 2. 以下のグラフィック・カーソルはサポートされません。 ReGISグラフィック入力モードの設定に関わらず、ロケータ・カーソルを使 用します。スクリーン・モードの「C」オプションは無視されます。 * 出力カーソル(ダイアモンド・カーソル) * 入力カーソル(十字カーソル) 3. ReGISのスクロールはサポートされません。 スクリーン・コマンドのS[x,y]と S < PV value >は無視されます。 4. 80桁モードのみ使用できます(85桁モードはサポートされません)。 5. 標準のカラー・テーブルが,VT286とは異なっています。 3 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 6. 拡大フォント使用時以外,文字とグラフィックスの位置がずれて表示されま す。 o 複数のLAT,Telnet,DECnetの端末ウィンドウ・セッションのサポート 画面印刷 o ローカルに接続されたプリンタに画面印刷(テキスト,グラフィック) o ネットワークからのLATプリンタへのアクセス 構成マネージャ 構成マネージャは,複数のVXT2000をセンター端末から設定する機能ですです。 o InfoServerシステムを使った構成マネージャ: ワーク・グループと個々の端末の設定を行うことができます。設定を保存するリソ ース・ファイルはInfoServerシステム上に置かれます。ワーク・グループ間,端末 間で設定を複写することもできます。また,パスワードによるセキュリティ機能 や,バックアップ機能も備えています。構成マネージャによる設定はLAN内で行わ れます。 o InfoServerシステムを使わない構成マネージャ: InfoServerシステムのないLAN環境でも,構成マネージャで個々の端末の設定を行 うことができます。この場合,リソース・ファイルはVXT2000のNVRAM上に置かれま す。ワーク・グループはサポートされませんが,端末間の設定の複写は行うことが できます。 o ホスト・ベース・リソース・ファイル: ホスト・ベースのVXT2000でも,ホスト・ベース・リソース・ファイルをホスト上 に置き,TFTPまたはNFSプロトコルでアクセスすることによって,集中管理できま す。ホスト・ベース・リソース・ファイルは標準的なXリソース・ファイルであ り,テキスト・エディタで編集できます。さらに,ホスト・ベースの.mwmrcファイ ルへのアクセスが,ローカル・ウィンドウ・マネージャのリモートからの設定のた めにサポートされます。ホスト・ベース・リソース・ファイルによる集中管理は, WAN環境でも行うことができます。 4 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 2.2 フォント・サポート o フォント・アクセス VXTソフトウェアは,X11R5(X11 Server Release 5)のフォント・サーバをサポートし ますが,漢字フォントではパフォーマンスの問題があります。 - TFTP (PCF) なお,TFTPでは,漢字は使用できない。 - LAT (DECwindows SNF) なお,OpenVMS AXP V1.0システムからダウンロードした場合,LATは使用できな い。 - NFS (DECwindows SNF) - LASTport (VXTフォント) フォントへのアクセスには,フォント・パスを指定します。複数のフォント・ソース (ホスト,InfoServer,X11R5フォント・サーバ)に対して,フォント・パスを張ること ができます。ただし,VXT EXソフトウェアの場合は,複数のフォント・ソースを利用 することはできません。 なお,VXT2000は標準で33種類のフォントを内蔵しています。 別名の機能によって,fonts.aliasがNFSとTFTPでサポートされます。LASTportでは, フォント・パスはLASTportフォント・セットを指定するサービスのリストとなりま す。この機能によって,1つのサービスとの接続が失われた場合でも,フェイルオーバ 機能が実現されます。なお,VXT EXソフトウェアの場合は,別名とフェイルオーバの 機能はサポートされません。 o フォント・セット管理(サーバ・ベースのみ) 標準フォント以外のフォントをフォント・セットとして,InfoServerシステム上に 集中管理する機能です。 - フォント・パスワードによるフォント・セットの保護機能。 - フォント・セットの一覧表示,作成,削除などの管理機能。 o フォント・コンパイラ 標準フォント以外のフォントをDECwindows SNFフォーマットに変換するためのフォ ント・コンパイラです(ULTRIX,DEC OSF/1 AXP,SunOS,HP-UX用ホスト・ベース・ キットのみ)。 5 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 2.3 ネットワーク・プロトコル o VXTソフトウェアのダウンロード - MOP V3.0およびMOP V4.0 - LASTport/Disk V3.1 o Internetプロトコル・サポート - イーサネット用のIP,ICMP,UDP,TCP - フォント・アクセスのためのTFTP - TCP/IP経由のXサーバ・トランスポート - Xセッション起動のための,UDP経由のXDMCP - 端末ウィンドウ・セッション起動のためのTelnet - ダイナミック・ルーティングのためのRIP - ホストが使用可能かどうかをテストするためのPING - BIND Domain Name - SNMP MIB-II - リモート・モニタのためのGET,およびGET-NEXT - IPアドレス決定 o DECnetサポート - DECnet Phase IV準拠のDNA - DECnet経由のXサーバ - Xセッション起動 - 端末ウィンドウ・セッション起動のためのCTERM - NICE(Network Information and Control Exchange)ネーム・トランスレータ - Mirrorオブジェクトへのリモート・ノード・レベル・ループバック - NMLオブジェクトへのRemote Network Management 6 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 - MOPリスナV3.0 (リモート・ノードからのVXT2000リブート機能)の使用(LANの み) - ループ・ノード(Mirror),Show Executorの使用 o LATサポート - LATプロトコルV5.2(delayed acknowledgment付き)に完全準拠 - LAT端末ウィンドウ・セッション起動,およびシリアル/パラレル・ポートから のアクセスのためのLAT Service Class 1 - Xプロトコル・サポートのためのLAT Service Class 3 なお,OpenVMS AXP V1.0システムからダウンロードした場合は使用できない。 - OpenVMS LATフォント・デーモンを使用したフォント・アクセスのためのLAT Service Class 4 なお,OpenVMS AXP V1.0システムからダウンロードした場合は使用できない。 o LASTportサポート - LASTport V3.1に完全準拠 - VXTLDR(VXTローダ)によるシステム・イメージのダウンロード - システム・イメージのデマンド・ページング - ワーク・グループ,端末の管理(構成マネージャ) - VXTフォント・セットとローカル・クライアントへのアクセス o フォント・アクセス・プロトコル - TFTP - LAT Service Class 4(ホストのフォント・デーモンとの接続) - NFS - LASTport/Disk V1.0 7 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 2.4 Xサーバ o X11R5に準拠しているサーバを持つシステムのサポート o 複数のXセッションをサポート o XDMCP o バッキング・ストア o Xサーバのリセット o 拡張Xサーバ(XTRAP,XSME,XIE。XIEはサーバ・ベースのみ) 2.5 仮想メモリ(サーバ・ベースのみ) サーバ・ベースのVXT2000は,InfoServerシステム上のディスクを仮想メモリとして 使用することができます。メモリ・ページングには,LASTport/Disk V1.0を使用しま す。 2.6 XIEサポート VXTソフトウェアはXIE(X Image Extention)機能をサポートします。XIEはDECが開発 し,MIT X Consortiumに提供したイメージ処理拡張機能です。 XIEは次の機能を提供します。 o イメージの圧縮/圧縮解除 o イメージのズーミング o イメージの回転 o Convolution修正 また,VXT2000にイメージ・アクセラレータを取り付けると,特定の白黒のXIE機能の 処理速度を上げることができます。 8 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 2.7 VXT EXソフトウェア ローカルVXTアプリケーション機能を持たないVXTソフトウェアです。最小メモリ構成 のVXT2000からホストのXアプリケーションにアクセスすることができます。なお,VXT EXソフトウェアのXサーバはX11R4に準拠しています。 3 必要なハードウェア 3.1 プロセッサ OpeVMS VAX適用プロセッサ VAXftモデル110, VAXftモデル310, VAXftモデル410, VAXftモデル610, VAXftモデル612 VAX: VAX 4000モデル100, VAX 4000モデル200, VAX 4000モデル300, VAX 4000モデル400, VAX 4000モデル500, VAX 4000モデル600 VAX 6000モデル200シリーズ, VAX 6000モデル300シリーズ, VAX 6000モデル400シリーズ, VAX 6000モデル500シリーズ, VAX 6000モデル600シリーズ VAX 7000モデル600シリーズ 9 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 VAX 8200, VAX 8250, VAX 8300, VAX 8350, VAX 8500, VAX 8530, VAX 8550, VAX 8600, VAX 8650, VAX 8700, VAX 8800, VAX 8810, VAX 8820, VAX 8830, VAX 8840 VAX 9000モデル110, VAX 9000モデル210, VAX 9000モデル300シリーズ, VAX 9000モデル400シリーズ VAX 10000モデル600シリーズ VAX-11/730, VAX-11/750, VAX-11/780, VAX-11/785 MicroVAX: MicroVAX II, MicroVAX 2000, MicroVAX 3100モデル10/10E, MicroVAX 3100モデル20/20E, MicroVAX 3100モデル30, MicroVAX 3100モデル40, MicroVAX 3100モデル80, MicroVAX 3100モデル90, MicroVAX 3300, MicroVAX 3400, MicroVAX 3500, MicroVAX 3600, MicroVAX 3800, MicroVAX 3900 VAXstation: VAXstation II, VAXstation 2000, VAXstation 3100モデル30, VAXstation 3100モデル38, VAXstation 3100モデル40, VAXstation 3100モデル48, 10 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 VAXstation 3100モデル76, VAXstation 3200, VAXstation 3500, VAXstation 3520, VAXstation 3540 VAXstation 4000モデル60, VAXstation 4000モデル90, VAXstation 4000 VLC VAXserver: VAXserver 3100, VAXserver 3300, VAXserver 3400, VAXserver 3500, VAXserver 3600, VAXserver 3602, VAXserver 3800, VAXserver 3900 VAXserver 4000モデル200, VAXserver 4000モデル300, VAXserver 4000モデル500 VAXserver 6000モデル210, VAXserver 6000モデル220, VAXserver 6000モデル310, VAXserver 6000モデル320, VAXserver 6000モデル410, VAXserver 6000モデル420, VAXserver 6000モデル510, VAXserver 6000モデル520, VAXserver 6000モデル610, VAXserver 6000モデル620, VAXserver 6000モデル630 OpenVMS AXP,DEC OSF/1 AXP適用プロセッサ Alpha AXP: DEC 2000モデル300, DEC 2000モデル500 11 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 DEC 3000モデル300 AXPワークステーション, DEC 3000モデル300L AXPワークステーション, DEC 3000モデル300X AXPワークステーション, DEC 3000モデル300LX AXPワークステーション, DEC 3000モデル400 AXPワークステーション, DEC 3000モデル400 AXPサーバ, DEC 3000モデル500 AXPワークステーション, DEC 3000モデル500 AXPサーバ, DEC 3000モデル500X AXPワークステーション, DEC 3000モデル600 AXPワークステーション, DEC 3000モデル600 AXPサーバ, DEC 3000モデル800 AXPワークステーション, DEC 3000モデル800 AXPサーバ DEC 4000モデル600 AXPシリーズ, DEC 4000モデル700 AXPシリーズ, DEC 4000モデル800 AXPシリーズ DEC 7000モデル600 AXPシリーズ DEC 10000モデル600 AXPシリーズ ULTRIXシステム VAXプロセッサ VAX: VAX 6000モデル200シリーズ, VAX 6000モデル300シリーズ, VAX 6000モデル400シリーズ, VAX 6000モデル500シリーズ VAX 8200, VAX 8250, VAX 8300, VAX 8350, VAX 8500, VAX 8530, VAX 8550, VAX 8600, VAX 8650, VAX 8700, VAX 8800, VAX 8810, VAX 8820, VAX 8830, VAX 8840 12 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 VAX 9000モデル110, VAX 9000モデル210, VAX 9000モデル300, VAX 9000モデル 410シリーズ, VAX 9000モデル420 VAX-11/750, VAX-11/780, VAX-11/785 MicroVAX: MicroVAX II, MicroVAX 2000, MicroVAX 3100, MicroVAX 3300, MicroVAX 3400, MicroVAX 3500, MicroVAX 3600, MicroVAX 3800, MicroVAX 3900 VAXstation: VAXstation II, VAXstation II/GPX, VAXstation 2000, VAXstation 3100, VAXstation 3200, VAXstation 3500, VAXstation 3520, VAXstation 3540 VAXserver: VAXserver 100, VAXserver 2000, VAXserver 3100, VAXserver 3300, VAXserver 3400, VAXserver 3500, VAXserver 3600, VAXserver 3602, VAXserver 3800, VAXserver 3900 VAXserver 6000モデル210, VAXserver 6000モデル220, VAXserver 6000モデル310, VAXserver 6000モデル320, VAXserver 6000モデル410, VAXserver 6000モデル420, VAXserver 6000モデル510, VAXserver 6000モデル520 13 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 RISCプロセッサ DECstation: DECstation 2100, DECstation 3100, DECstation 3100s Personal DECstation 5000モデル20/25 HX, Personal DECstation 5000モデル20/25 MX, Personal DECstation 5000モデル20/25 TX, Personal DECstation 5000モデル20/25 PXG+, Personal DECstation 5000モデル20/25 PXG Turbo+ DECstation 5000モデル120/125/133 CX, DECstation 5000モデル120/125/133 HX, DECstation 5000モデル120/125/133 MX, DECstation 5000モデル120/125/133 PX, DECstation 5000モデル120/125/133 TX, DECstation 5000モデル120/125/133 PXG, DECstation 5000モデル120/125/133 PXG+, DECstation 5000モデル120/125/133 PXG Turbo, DECstation 5000モデル120/125/133 PXG Turbo+ DECstation 5000モデル200 CX, DECstation 5000モデル200 HX, DECstation 5000モデル200 MX, DECstation 5000モデル200 PX, DECstation 5000モデル200 TX, DECstation 5000モデル200 PXG, DECstation 5000モデル200 PXG+, DECstation 5000モデル200 PXG Turbo, DECstation 5000モデル200 PXG Turbo+ DECstation 5000モデル240 HX, DECstation 5000モデル240 MX, DECstation 5000モデル240 TX, DECstation 5000モデル240 PXG+, 14 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 DECstation 5000モデル240 PXG Turbo+ DECsystem: DECsystem 3100, DECsystem 5000モデル25, DECsystem 5000モデル200, DECsystem 5000モデル240, DECsystem 5100, DECsystem 5400, DECsystem 5500, DECsystem 5810, DECsystem 5820, DECsystem 5830, DECsystem 5840, DECsystem 5900 適用されないプロセッサ MicroVAX I, VAXstation I, VAX-11/725, VAX-11/782, VAXstation 8000 3.2 その他の必要なハードウェア サーバ・ベースの場合 o InfoServer 150VXT 20台のVXT2000をサポート可能。 o InfoServer 1000VXT 20台のVXT2000をサポート可能。 o InfoServer 150 InfoServerソフトウェアV2.2またはV3.0,VXTソフトウェア V2.1が必要。8台の VXT2000をサポート可能。 o VXT2000,VXT2000+ メモリは最低6 MB必要。イメージ・アクセラレータ使用時は,最低8 MB必要。 15 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 ホスト・ベースの場合 o ホスト・システム 「適用プロセッサ」参照。 o VXT2000,VXT2000+ メモリは最低12 MB必要。 なお,VXT2000+では,VXTソフトウェアV1.2以前のソフトウェアは使用できません。 3.3 プロセッサ制限事項 スタンドアロンのシステムではメディア・ドライブが必要です。 o OpenVMS VAX,ULTRIXシステム:TK50用テープ・ドライブ o OpenVMS AXP,DEC OSF/1 AXPシステム:RRD42 CD-ROMドライブ o SunOS:QIC 150用テープ・ドライブ o HP-UX:DATテープ・ドライブ また,ネットワーク接続する場合は,イーサネット接続が必要です。 3.4 必要なディスク容量(Block Cluster Size=1の場合) VXTソフトウェア V2.1をインストールするには,以下のディスク容量が必要です。 o InfoServerシステム 75,000ブロック o OpenVMS VAX,OpenVMS AXPシステム 49,000ブロック o ULTRIX,DEC OSF/1 AXPシステム 55,000ブロック(27.5 MB) o Sunシステム 13,000ブロック(6.5 MB) o HPシステム 9,000ブロック(4.5 MB) 16 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 これらのディスク容量は,システム・ディスク上で必要となる数値を示したものであ り,概算です。実際の値は,システムの環境,構成,ソフトウェア・オプションに応 じて異なります。 その他のサポート製品 o プリンタ LA86,LA88,LA90,LJ250,LN03S-JA, DEClaser2300,DEClaser2400 o オプション・キーボード LK401-BJ,LK401-JJ, LK421-AJ,LK421-JJ o VXT2000用メモリ・モジュール 2 MB,および4 MB o VXT2000用イメージ・アクセラレータ 4 クラスタ環境 本レイヤード製品は,正規のライセンスを持つクラスタ構成*の上にインストールされ ている場合,機能上の制限を受けません。本ソフトウェアで必要とされるハードウェ アについては「必要なハードウェア」の項に記述されているとおりです。 * クラスタ構成については『VAXcluster Software for OpenVMSVAX Software Product Description (SPD 29.78.xx)』または『VMScluster Software for OpenVMS AXP Software Product Description (SPD 42.18.xx)』に詳しく説明 されています。また,この構成にはCI, EthernetおよびMixed Interconnect構成が 含まれます。 5 必須ソフトウェア o 日本語OpenVMS VAXオペレーティング・システムV6.0 o 日本語OpenVMS AXPオペレーティング・システムV1.5 o 日本語ULTRIX (日本語UWS)オペレーティング・システムV4.3 o 日本語DEC OSF/1 AXPオペレーティング・システムV1.3 17 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 o 日本語DECwindows Motif V1.1 o SunOS V4.1.2 o HP-UX V8.07 o InfoServerソフトウェアV2.2,V3.0 6 バージョンアップの考慮 本製品の将来のバージョンでは,必要なハードウェアおよびソフトウェアの最小構成 が変更されることがあります。 7 提供媒体 o InfoServer,OpenVMS AXPシステム:CD-ROM o Open VMS VAX,ULTRIXシステム:TK50 o DEC OSF/1 AXPシステム:「日本語DEC OSF/1 AXPソフトウェア・ライブラリ」の CD-ROMを使用するため,VXTソフトウェアソフトウェア・キットには含まれませ ん。 o SunOSシステム:QIC 150 o HP-UXシステム:DAT 8 注文情報 ソフトウェア・ライセンス  QL-XNGW9-AA ソフトウェア・メディアとドキュメント メディアとドキュメント・キットの組み合せの型番です。 o InfoServerシステム用(サーバ・ベース) OpenVMS AXPシステム用(ホスト・ベース)  QA-XNGJB-H8 (CD-ROM) 18 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 o OpenVMS VAXシステム用(ホスト・ベース)  QA-XNGJB-H5 (TK50) o ULTRIXシステム用(ホスト・ベース)  QA-XNGJC-H5 (TK50) o SunOSシステム用  QB-XNGJD-BP (QIC 150) o HP-UXシステム用  QB-XNGJE-BP (DAT) DEC OSF/1 AXPシステム用のキットは,ドキュメントのみとなるため,QA-XNGJA-GZに なります。 別売ドキュメント o VXTソフトウェアドキュメント・キット  QA-XNGJA-GZ o VXT2000日本語DECwindowsターミナルDECtermプログラマ・リファレンス・マニュア ル  EK-JVXT2-RM ソフトウェア・プロダクト・サービス o サーバ・ベース  QT-XNGJA-** o ホスト・ベース  QT-XNGJ9-**  QT-XNGJZ-** o サーバ・ベース/ホスト・ベース共通  QT-XNGJ9-** *部分については,最寄りの日本DECの各支店/営業所にお問い合わせください。 提供されるライセンス,サービスおよび媒体の詳細については,最寄りの日本DECの各 支店/営業所にお問い合わせください。 19 日本語VXTソフトウェア V2.1ソフトウェア仕様書 SPD 27.R3.04 9 ソフトウェア・ライセンス 本ソフトウェアは日本DEC標準販売約款中のライセンス規定に基づいて提供されます。 日本DECのライセンス条件とその方針についての詳細は,最寄りの日本DECの各支店/営 業所にお問い合わせください。 10 ソフトウェア製品サービス 日本DECでは様々なサービス・オプションを提供しています。詳細については,最寄り の日本DECの各支店/営業所にお問い合わせください。 11 保証 本ソフトウェア製品については,日本DEC所定のソフトウェア保証基準に定められた保 証が提供されます。 上記の内容は,発表時点において有効です。最新の情報については,日本DECの各支 店/営業所にお問い合わせください。 (c) 1994 Digital Equipment Corporation Japan. All rights reserved. _______________________ [R] OSF/Motif,OSF/1,MotifはOpen SoftwareFoundation社の商標です。 [R] HP,HP-UXは米国Hewlett-Packard社の商標です。 [R] Sun,SunOSは米国Sun Microsystems社の商標です。 [R] UNIXオペレーティング・システムは,米国X/Oppen社によってライセンスされて います。 [TM] DIGITALロゴ, Alpha AXP, AXP, CI, DEC, DECstation, DECsystem, DECwindows, Digital, OpenVMS,およびVMSは米国Digital Equipment Corporationの米国にお ける商標です。 20