Software Product Description _____________________________________________________________________________ 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 (SPD) SPD 44.71.08 1 概要 本ソフトウェア仕様書(SPD)は,以下の製品について解説します。 o 日本語DEC FUSE[TM] for Digital UNIXバージョン4.0[1] o 日本語DEC FUSE C++ Support for Digital UNIXバージョン4.0 2 機能 日本語DEC FUSE V4.0は,Digital UNIX V4.0[2]システムで稼動します。 日本語DEC FUSEは,統合ツールセットを提供して,Digital UNIX Alphaプラットフォ ーム上でアプリケーション開発を行うための継ぎ目のないシームレスでビジュアルな プログラミング環境を実現します。プログラミング作業でのアプリケーションのブラ ウズ,編集,ビルド,デバッグ,チューニングに便利です。 UNIXでアプリケーション開発を行ったことのないプログラマの場合は,マウスでポイ ントしてクリックする操作性に優れた日本語DEC FUSEの使用により,UNIXソフトウェ ア開発ユーティリティの特長を手早く活用することができ,作業の能率が向上しま す。また,UNIXの熟練者のためにも,日本語DEC FUSE環境全体において,これまでの 一般的なUNIXソフトウェア開発ツールにMotif[R]ベースのグラフィカル・ユーザ・イ ンタフェース(GUI)が統合されています。このように,本製品は,あらゆる日本語 DEC FUSEユーザの方にご満足いただけるよう生産性を向上します。 _______________________ [1] 本SPDで「DEC FUSE」という場合は,Digital UNIX システム用の 日本語 DEC FUSE V4.0を指します。 [2] Digital UNIX V4.0はX/Open 95ブランド製品です。 DIGITAL 1997年6月 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 日本語DEC FUSEでのアプリケーション開発には,Digital UNIXアプリケーションのコ ンバージョン,フィルタ,または他の特別な準備は必要ありません。また,日本語DEC FUSEは,新規システム開発にも,既存のシステム保守にも適したツールです。動的に 変化する,マウス対応のグラフィック・ツールによって,アプリケーションのソース コードに関する情報をすばやく収集し,アプリケーションの性能範囲についての情報 収集を単純化し,問題の特定とプログラムのナビゲーションの能率を改善することが できます。 日本語DEC FUSEは,DEC C++,DEC C,Digital Fortran(F77およびF90の両方の機 能を含む)の各言語を完全サポートします。日本語DEC FUSE V4.0は,DEC Ada,DEC COBOL,DEC Pascalへの一般的な言語サポートを提供します。日本語DEC FUSE V4.0 は,以下のオプション製品を使用する場合に必須です。 o 日本語DEC FUSE C++ Support for Digital UNIXバージョン4.0 日本語DEC FUSE Ada Supportは,日本語DEC FUSE V4.0ベースキット(従来のオプショ ン製品)に含まれているため,別途ライセンスを購入する必要はありません。 日本語DEC FUSEは,アメリカ英語ロカールを完全にサポートします。また,Digital UNIX V4.0A以降で使用する場合は,日本語ロカールもサポートします。 詳しい説明については,本書の「必要なソフトウェア」,「オプション・ソフトウェ ア」,「注文情報」の項を参照してください。 2.0.1 日本語DEC FUSE環境の構成ツール 日本語DEC FUSE V4.0は,以下の機能を持つツールを統合しています。 CDEに統合: 日本語DEC FUSEは,Common Desktop Environment(CDE)に統合していま す。CDEアプリケーション・マネージャからFUSEツールを起動したり,CDEスタイル・ マネージャでカラーやフォントを調整できるほか,CDEファイル・マネージャでビル ド,コンパイル,編集,チェックイン,チェックアウト,ロック解除をすることがで きます。 o コントロール・パネル コントロール・パネルは,日本語DEC FUSEツールの開始と停止,FUSEセッションの制 御の核となるコンポーネントです。さらに,作業コンテキストを保管するためのプロ ジェクト(ツール・グループを含んでいる)についての情報の保存と呼出しをすること も可能です。 2 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 また日本語DEC FUSEでは,シェル・コマンド行から日本語DEC FUSEツールを起動する こともできます。 o エディタ FUSEエディタは,Motifインタフェースを持ち,日本語DEC FUSE環境に強固に統合され ています。この統合によって,他のツールのコンテキストからエディタを起動するこ とができます。たとえば,ビルダーやコール・グラフ・ブラウザで関数名やエラー・ メッセージをクリックすると,エディタが起動されて対応するソース行が示されま す。 Emacsおよびviエディタも,同様に日本語DEC FUSE環境に統合されています。 o ビルダー ビルダーは,UNIXのmakeおよびgnumakeユーティリティに対してMotifインタフェース を提供するので,プログラマは,ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)への分散ビ ルド機能を含めたプログラムのビルドを開始し,制御することができます。 ビルダーは,既存のメイクファイルを使用したり,新規にメイクファイルを作成する ことができます。また,モジュールの従属関係がグラフィックで表現され,色分けに よってどのモジュールが古いかが一目でわかります。エディタに統合されているた め,エラー修正にかかる時間を短縮できます。 make(1u)(SYSTEM Vのmakeから派生)およびGNU makeに加え,日本語DEC FUSE V4.0の ビルダーは,強力になったXPG4/POSIX準拠make(1p)バージョンのmakeと,その他のビ ルド・コマンドを指定する能力をサポートします。 ビルダーはさらに,Fortran用のKAPまたはC用のKAPを使用するプログラムのために, シンプルなメイクファイルも生成します。KAPは,演算密度の高いコードの最適化と自 動平行分解を行う自動コード再構成ツールです。(Digital UNIX用のKAP Fortranオプ ティマイザについてはSPD 45.72.07を,DEC C用のKAPについてはSPD 45.73.06を参照 してください。) リンカから報告されたエラーを修正する補助として,ビルダーは,ユーザがシステ ム・ライブラリの関数を検索できる機能を提供します。 o デバッガ デバッガは,LadebugデバッガにMotif インタフェースを提供しています。Ladebug についての詳しい説明は,『Developers' Toolkit for Digital UNIX V4.0(SPD 44.36.xx)』を参照してください。 3 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 デバッガはソース・コード,コール・スタック,ローカル変数,モニタされた式,レ ジスタ,インストラクションを表示します。データ表示は,そのコンテンツや関連す るポインタを表示するために展開することができます。さらに,アプリケーション・ ターミナル入出力用の入出力ウィンドウも用意しています。 使用頻度の多いコマンドのために追加ボタンを作成することによって,インタフェー スを自分専用にカスタマイズすることができます。コマンドは,メニュー項目の選 択,ボタンのクリック,コマンド・ウィンドウでのコマンド入力によって実行するこ とができます。 デバッガは,シングル・ユーザ・インタフェースからのマルチプロセスとマルチスレ ッドを制御します。 o コード・マネージャ コード・マネージャは,SCCS(ソースコード制御システム)またはRCS (リビジョン制 御システム)に対するMotifインタフェースを提供し,ワーク・グループでのプログラ ミングのサポート用にソース・コードの制御を行います。日本語DEC FUSEエディタと 統合されているので,エディタからチェック・インとチェック・アウトの操作を行う ことができます。 o バージョン・コントローラ バージョン・コントローラでは,ダイアログボックスによる対話式インタフェース で,チェックインやチェックアウトなどの使用頻度の多いコマンドを実行することに よって,市販の,または社内で開発したコード・ライブラリ・マネージャを使用する ことができます。ユーザは,自分の作業ニーズに応じて,こうしたコマンド・インタ フェースを自由にカスタマイズすることができます。 バージョン・コントローラによ って,コード・ライブラリ・マネージャの機能が日本語DEC FUSEエディタとCDEで利用 可能になります。 o 比較とマージ 比較ツールは,UNIXのdiffユーティリティとのグラフィック・ユーザ・インタフェー スを提供します。コード・マネージャと統合されているため,SCCSやRCSのリビジョン もファイル同様にその相違点がコンテキスト中でグラフィックに表現されます。 比較ツールではさらに,同一ファイルに行った2組の変更を対話的にマージすることも できます。コード・マネージャから起動して,同一ファイルのリビジョンをマージす ることができます。変更箇所を順に追いながら,出力表示ウィンドウに表示されるマ ージ結果を編集することができます。 o 検索 4 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 検索ツールは,UNIX標準のユーティリティであるgrep,fgrep,およびegrepとのグラ フィック・ユーザ・インタフェースを提供します。検索ツールは,ファイルやディレ クトリ内の正規表現または文字列の検索を行います。検索と,検索ツールが対応する 日本語DEC FUSEエディタが統合されているため,検索を行った後,マッチする表現ま たは文字列を含むファイルをロードすることができます。また,検索ツールでは,複 数のファイルに存在する一致テキストを置換することもできます。 o プロファイラ プロファイラは,pixie,prof,およびgprofへのMotifインタフェースを提供していま す。プロファイラは,パフォーマンスやリソースの使用状況など,プログラム実行時 の統計を集計/分析します。この情報は,テキスト形式またはヒストグラムで表示され ます。 プロファイラは,ATOMベースのプロファイル用ツールであるpixieおよびhiprof (Digital UNIX V4.0のみで利用可能)へのサポートを提供し,ベースプロファイ ル用ツール,推定所要時間,および必要なリソースを選択しやすくしています。プロ ファイラはまた,コールツリー内を移動できる関数を用意して,データ表示をサポー トしています。 o ヒープ・アナライザ ヒープ・アナライザは,プログラム内のメモリ・エラーとメモリ・リークを検出して 表示します。ヒープ・アナライザは,グラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供 し,データを集計してグラフ形式またはテキスト形式で表示します o プログラム・ビジュアライザ プログラム・ビジュアライザは,凝縮フォーマットの大容量データを表示する機能を 提供します。プログラム・ビジュアライザのメイン・ウィンドウは,ファイル・ピク トグラフ(縦長に垂れ下がった棒状グラフ)でソースファイルのサイズとコンテンツ を視覚的に表示します。ツールはまた,プロファイラ,ヒープ・アナライザ,検索ツ ールの出力データも表示します。 o Manページ・ブラウザ Manページ・ブラウザは,スクロール可能なハイパーテキスト・ウィンドウに,リファ レンス・ページを表示します。FUSEエディタまたはEmacsを使用している場合に,ソー ス・コードのシステム関数を選択して,その関数のリファレンス・ページをManペー ジ・ブラウザで表示させることができます。 別のリファレンス・ページへのリンクをクリックして,リファレンス・ページを名称 またはトピックで検索すると,必要な情報がすばやく入手できます。 5 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 o コール・グラフ・ブラウザ コール・グラフ・ブラウザは,ユーザのソフトウェアを視覚化します。このビジュア ルな情報によって,コール関係を分析し,個々のコール,ルーチン,ソース・ファイ ルについて情報を確認することができます。 o クロス・レファレンサー クロス・レファレンサーは,ソース・コードのプログラム識別子へのリファレンス箇 所を特定します。対象へのリファレンスには,代入,マクロ定義,ルーチン定義,ル ーチン・コールなどの複数のメカニズムを提供します。クエリーの結果はクロス・レ ファレンサーに表示され,対応するソース行がエディタに表示されます。 o ポーティング・アシスタント ポーティング・アシスタントは,Digital UNIXシステムにアプリケーションをポート する所要時間とコストを削減するためにデザインされた統合グラフィカル・ツールで す。 ポーティング・アシスタントは,Digital UNIX以外のUNIXベースのプラットフォー ムからC,C++およびFortran言語で書かれたアプリケーションをポートします。これ らのプラットフォームには,SUNOS[TM],Solaris [TM],HP-UX [R],IBM/AIX [R], ULTRIX[TM]などがあります。その他,OpenVMS[TM]などのUNIX以外のプラットフォーム からもポートします。 ポーティング・アシスタントは,体系的で対話的なポート手法によって,ユーザが手 順を追ってポート処理を実行できる環境を提供します。まずポーティング・アシスタ ントがソースファイルを分析して,Digital UNIX用のアプリケーションで変更の必要 な可能性のある箇所を特定します。次に,広範囲を網羅したグラフィカルなハイパリ ンク情報を通して,必要な変更内容と変更しなければならない理由を示します。最後 に,ツールに統合されたエディタまたはグローバル置換機能を使って,個々の変更が できるようにします。 ポーティング・アシスタントがソフトウェア・コードを分析する場合,以下の項目を 特定します。 o Digital UNIXブランチも必要とするような条件コード o 別の箇所に存在する/存在しないインクルード・ファイル o Digital UNIXの定義にマッチしないライブラリ関数,またはDigital UNIXのセ マンティクス(意味)を持つライブラリ関数へのコール o プラットフォーム固有の処理 6 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 o 32ビットへの依存性 o Fortran並行処理ディレクティブ o ポーティングを困難にすることのある,Fortran 77とCの関数定義とコール o プラットフォームによって異なるメイクファイル内のコマンド・オプションと 引数 ポーティング・アシスタントは,以下の内容のハイパリンク情報を提供することによ って,すみやかなポート処理を可能にします。 o 多様な個々のエラーメッセージについての詳しい情報 o 異なるプラットフォームでの関数の意味論の相違点についての情報 o ポート処理の手順を実行しながら,関連するリファレンス・ページにアクセス o Digitalの広範囲にわたるポート処理ガイドに付加された正しいポート処理のヒ ント o 個々のエラーメッセージについての完全な文脈依存HyperHelpと,すべてのプラ ットフォームに適用するメイクファイル・オプションと引数の説明 o DEC FUSE EnCASE DEC FUSE EnCASEは,新規ツールまたは既存ツールを日本語DEC FUSE環境に統合しま す。ツールが日本語DEC FUSEに統合されると,ユーザはツールを日本語DEC FUSE環境 にインストールして日本語DEC FUSEのコントロール・パネルから起動し,他の日本語 DEC FUSEツールとメッセージをやり取りするためのコンフィギュレーションを行うこ とができます。これによって,シームレスに融合された拡張統合アプリケーション開 発環境を自分専用にカスタマイズできます。詳しい説明とツールを統合する例につい ては,『DEC FUSE EnCASE manual』を参照してください。 日本語機能 日本語DEC FUSEでは,以下の部分で日本語の取扱いが可能です。 o 日本語文字の表示 o 日本語文字の入力 o 日本語文字の検索・置換 o 日本語DEC FUSEで表示されるメッセージ 7 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 日本語DEC FUSE C++ Support for Digital UNIX 日本語DEC FUSE C++ Support for Digital UNIXは,グラフィックをベースにしたC++ Class Browserと,DEC C++ for Digital UNIXで書かれたアプリケーションを分析する 特別な機能を提供します。 日本語DEC FUSE C++ Support for Digital UNIXには,DEC C++ライセンスは含まれま せん。DEC C++のライセンスは,別途購入する必要があります。 DEC C++ for Digital UNIXについての詳しい説明は,『Software Product Description (SPD 41.91.xx) 』に製品の詳しい情報が記述されています。 3 必要なハードウェアの最小構成 Digital UNIXシステム用日本語DEC FUSE 適用プロセッサ Digital UNIX V4.0を実行可能なAlphaシステムすべてに適用。 日本語DEC FUSE単独で,または,オプションのDEC FUSE C++ Support for Digital UNIXと組み合わせて使用する場合に,最低限64 MBのメモリが必要です。 3.1 必要なディスク容量(ブロック・クラスタ・サイズ= 1) Digital UNIX用DEC FUSEでは,単独で,または,オプションのDEC FUSE C++ Support for Digital UNIXと組み合わせて使用する場合に,196 MBのスワップ領域の確保を推 奨します。アプリケーションの大きさに応じて,より大きなスワップ領域が必要にな ります。 注意: 日本語DEC FUSEのインストレーション・プロシージャでは,本書で触れるす べてのDEC FUSE製品がインストールされます。これらの製品を使用するには,ライセ ンスを購入し,DEC FUSEオプション製品のそれぞれに対してライセンス製品登録キー (PAK)をインストールする必要があります。 FUSEツールをMS-DOS[R],MS[R] Windows[TM],Windows 95[TM],またはWindows NT[TM]ベースのXサーバで表示させるように設定した場合に,Xサーバの制限で, FUSEツールすべてを同時に実行させることができなくなることがあります。 8 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 この制限は,使用されるXサーバの状態に依存します。Xサーバの物理メモリ量,Xサー バの仮想メモリ量,特定のMS Windows構造の最大サイズやテーブルの最大サイズによ って,この制限が発生する場合があります。 このようなXサーバの制限は,一般に,FUSE以外のアプリケーションのサーバ・マシン での起動/表示を限定したり,現在の作業で実際に使われているDEC FUSEツールだけを 起動することによって,対応することができます。このような状況では,使用してい ないFUSEツールは終了させてください。 インストール時と実行時に必要なディスク領域 ルート・ファイル・シ / 0KB ステム 他のファイル・システ /usr 52,400KB ム /usr/var 0KB 合計 52,400KB これらの数値は,システム・ディスクに必要なディスク容量です。この容量は概算で あり,実際に必要な容量は,システム環境,コンフィギュレーション,ソフトウェ ア・オプションによって異なります。 4 必要なソフトウェア Digital UNIX V4.0[3]オペレーティング・システム (SPD 41.61.xxを参照) および Developers' Toolkit for Digital UNIX V4.0 (SPD 44.36.xxを参照) _______________________ [3] Digital UNIX V4.0Aは,日本語ロカールで日本語DEC FUSEをフルに使用する場合 の必須ソフトウェアです。 9 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 5 オプション・ソフトウェア Digital UNIXシステム・バージョン4.0用DEC FUSE C++ Supportバージョン4.0 注意 日本語DEC FUSE for Digital UNIXは,Digital UNIXシステム・バージョン4.0用DEC FUSE C++ Supportバージョン4.0をインストールする際の必須ソフトウェアです。 注意 DEC FUSE Ada Support(従来のオプション製品)とライセンスは,日本語DEC FUSE for Digital UNIXバージョン4.0ベースキットに含まれています。 日本語DEC FUSEでサポートされる言語は以下のとおりです。 o DEC C++ for Digital UNIX (SPD 41.91.xxを参照) o Digital Fortran for Digital UNIX (SPD 37.54.xxを参照) o DEC Ada for Digital UNIX (SPD 45.89.xxを参照) o DEC COBOL for Digital UNIX (SPD 52.16.xxを参照) o DEC Pascal for Digital UNIX (SPD 42.46.xxを参照) 注意 DEC C for Digital UNIXは,Developers' Toolkit for Digital V4.0に含まれていま す。 6 バージョンアップの考慮 本製品の将来のバージョンでは,必要なハードウェアおよびソフトウェアの最小構成 が変更されることがあります。 10 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 7 提供媒体 本製品用のメディアおよびマニュアルは,日本語Digital UNIXレイヤード・プロダク ト用CD-ROMソフトウェア・ライブラリ(QA-054AA-H8)で提供されます。ハードコピーの マニュアルは別途ご注文ください。 8 注文情報 最寄りの日本DECの各支店/営業所にお問合せください。 9 ソフトウェア・ライセンス 本ソフトウェアは,日本DEC標準販売約款中のライセンス規定に基づいて提供されま す。日本DECのライセンス条件とその方針についての詳細は,最寄りの日本DECの各支 店/営業所にお問合せください。 ライセンス管理機構(LMF)のサポート: 本レイヤード製品は,Digital UNIXライセンス管理機構(LMF)をサポートしていま す。 本製品は,同時使用(Conccurent Use)ライセンスを提供しています。このライセン スを所有することによって,1人のユーザが一度にこのレイヤード製品を使用すること ができます。 10 ソフトウェア製品サービス 日本DECでは,様々なサービス・オプションを提供しています。詳細については,最寄 りの日本DEC各支店/営業所にお問合せください。 11 保証 本ソフトウェアについては,日本DEC所定のソフトウェア保証基準に定められた保証が 提供されます。 上記の情報は,今回のリリースに限って有効です。以後の情報については,最寄りの 日本DECの各支店/営業所にお問合せください。 11 日本語DEC FUSE V4.0 for Digital UNIX ソフトウェア仕様書 SPD 44.71.08 (c) 1997 Digital Equipment Corporation. All rights reserved. _______________________ [R] MotifはOpen Software Foundation社の登録商標です。 [R] MS-DOSおよびMSは米国Microsoft社の登録商標です。 [TM] Windows,Windows 95,Windows NTは米国Microsoft社の商標です。 [TM] KAPはKuck Associates社の商標です。 [TM] SUNOSおよびSolarisはSun Microsystems社の商標です。 [R] HP-UXはHewlett-Packard社の登録商標です。 [R] AIXはInternational Business Machines社の登録商標です。 [R] UNIXはX/Openカンパニーリミテッドがライセンスしている米国ならびに他の国に おける登録商標です。 [TM] DEC C++,DIGITAL,Digital UNIX,OpenVMS,およびDigitalロゴは米国Digital Equipment Corporation社の商標です。 12