Software Product Description _____________________________________________________________________________ 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 仕様書の包含する範囲 本書は、日本語DSM for OpenVMS Alphaソフトウェアの機能仕様書です。 日本語DSM for OpenVMSは、英語版DSM for OpenVMSを母体として作成された製品 です。日本語版と英語版との相違を示す箇所を除き、本文中では、日本語DSM for OpenVMSを"DSM for OpenVMS"もしくは"DSM"と記述します。 DSM for OpenVMSは、OpenVMSオペレーティング・システム上で稼動する、 MUMPS(X11.1-1990)のANSI標準仕様の実装です。それは、高水準でインタプリタ型 のプログラミング言語であり、しかも複数のユーザが共通のデータベースを共用でき る、マルチユーザ・データベース管理システムです。DSMソフトウェアは、ANSI M仕様 のスーパセットをサポートし、OpenVMSオペレーティング・システムの機能を最大限に 使用します。 1 製品概要 1.1 DSM言語 DSM言語は、可変長の文字列データの柔軟な処理と、高性能のデータベース・システム を組み合わせ、対話型データベース・アプリケーション・システムの実装や維持をよ り容易にします。 DSM言語は、ANSI標準MUMPS仕様に加え、次の拡張機能を含みます。 o グローバル変数の最大文字列長は512バイト。ローカル変数の最大文字列長は2040 バイト。 o サブスクリプト付きのローカル変数名およびグローバル変数名の最大文字列長は 245バイト。 o DSMルーチンをロード、保存、編集するためのコマンドおよび関数。 DIGITAL 1996年 5月 AE-QEXWB-TE 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 o フォーリン端末、磁気テープ・デバイス、メイルボックス、VMS RMSの順編成ファ イル、相対ファイル、インデックス・ファイルなどを含む端末をサポートするため のOpenVMS I/Oオプションのサブセットを実装する言語要素。またリモート・ファ イル・アクセスおよびタスク間通信には、DECnetおよびDEC TCP/IP Services for OpenVMS(UCX)を使用できます。 o DEC TCP/IP Services for OpenVMS(UCX)へのI/Oコマンド・インタフェース。 これにより、アプリケーション・ソフトウェアは、M OPEN、USE、READ、WRITE、CLOSE コマンドを用いて、TCP/IPネットワーク・デバイスへアクセスできます。 o DECwindowsシステムへのインタフェース。 o ルーチン行の最大長は、512バイト。 o M ANSI 1993 Type A言語拡張。 o ルーチン・ソース・コードの保護。 o "M WRITE /" および"M READ /" シンタックスとともに使用するための、柔軟な デバイス制御ニーモニック・スペースの定義および管理。 o Visual Mリモート・アプリケーション・サーバのサポート。 ユーザ作成プロシジャ呼び出しのサポートに加えて、DSMソフトウェアは、選択された OpenVMSシステム・サービスおよびランタイム・ライブラリ・ルーチンへの組み込みイ ンタフェースも含みます。これは、DSM言語に、ディスクまたは磁気テープ・ボリュー ムのマウントおよびディスマウント、DCLサブプロセスの生成、論理名の操作、算術関 数およびテキスト操作関数やエディタの呼び出し機能を与えます。 稼動時の効率を高めるために、DSM言語は、稼動時に翻訳される中間的なコードを生 成するプリコンパイラを実装します。このプリコンパイル処理中に、DSMソフトウェ アは、ユーザに意識されることなく、後に続く稼動時の実行を最適化します。たとえ ば、プリコンパイルは、コメントを取り除き、シンタックスをチェックして、ラベ ル・リファレンスを最適化し、数値定数を内部表現ヘ変換します。 2 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 1.2 グローバル変数 DSM言語では、DSMアプリケーションの複数のユーザによって、同時にアクセスされ る、グローバル変数(または単にグローバル)と呼ばれる階層的な配列への、シンボリ ックなリファレンスが行えます。DSMでは、多方面に広がるツリー構造を用いて、グ ローバル変数が、効率良く構築されます。DSMは、グローバル変数およびDSMルーチン を、DSMボリューム・セットと呼ばれるデータ構造上に格納します。各ボリューム・セ ットは、8個までの論理ボリュームから構成されます。DSMボリューム・セットのボリ ュームは、OpenVMSボリューム上のファイル、またはフォーリンOpenVMSボリュームと してマウントされる、ディスク・パックです。DSM稼動環境では、最大31個のボリュー ム・セットを同時に使用できます。 1.3 VMScluster環境でのデータベース共用 VMScluster環境をサポートするOpenVMSコンフィグレーションでは、DSM for OpenVMS ソフトウェアは、ボリューム・セットをマウントし、VMScluster環境の全メンバか ら、アクセスできるように設定できます。クラスタ・マウントされているボリュー ム・セットに存在する、グローバルおよびルーチンへは、ローカルにマウントされて いるボリューム・セットと同じ方法でアクセスできます。各クラスタ・メンバは、ク ラスタ・マウントされているボリューム・セットの、メモリ・ディスク・バッファ・ キャッシュを維持および更新します。VMSclusterソフトウェアは、物理ディスク・ブ ロックのアクセスと更新を、調整するために使用されます。 1.4 分散型データ処理 DSMアプリケーションは、ローカル・システムでもリモート・システムでも、グローバ ルへアクセスできます。DSMソフトウェアは、DSM特有の分散型データ処理(DDP)プロト コルを通じて、グローバルヘのリモート・アクセスをサポートします。DSMソフトウ ェアは、日本語DSM for Digital UNIX(SPD 47.60.00)と互換性を持つ方法で、イーサ ネットで高性能プロトコルを実装します。よって、Alphaプロセッサ、DECstationや DECsystemプロセッサ、VAXプロセッサ、ローカル・エリア・ネットワーク内のPCの任 意の組み合せで構成されるDSMネットワークを、ユーザが構築できます。DDP自動コン フィグレーション機能は、新しいシステムが接続または切断される際に、DDPネットワ ークのメンバのソフトウェア・テーブルを、自動的に更新します。 DSMソフトウェアは、広域ネットワークでのVAXとAlphaのシステム間の、リモート・グ ローバル・アクセスを可能にする、DECnet Phase IV論理リンク経由のDDPもサポート しています。DECnet Phase Vネットワーク経由のDDPは、サポートしていません。 3 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 DSMは、DEC TCP/IP Services for OpenVMS(UCX)経由のDDPもサポートし、これ以外の TCP/IP実装を経由したDDPは、現在サポートしていません。 分散型グローバル・アクセスは、拡張DSMグローバル・シンタックスを通じて明示的に 行え、グローバル変換のシステムを通じてDSMアプリケーションに意識されずに行えま す。DSM環境マネージャは、オプションで複数のシステムへ1つ以上のグローバルの複 写を指定することもできます。 1.5 アフタ・イメージ・ジャーナリング DSMは、データベースを変更する全操作(グローバル変数のSETおよびKILL)を2次的格納 に記録する、ジャーナリング機能をサポートします。ジャーナリングは、グローバル 単位やDSM環境全体に対して行えます。データベース破壊が起こった場合、デジャーナ リング・ユーティリティを用いて、完全なバックアップとジャーナル・ファイルから 現データベースを復元できます。 1.6 ビフォア・イメージ・ジャーナリング DSMソフトウェアでは、変更が行われる前に、データベース・ブロックの物理イメージ を記録するジャーナリング機能を提供します。この機能は、CPU障害時に、データベー スの整合性を保証します。物理ビフォア・イメージ・ジャーナルは、ごく少数のブロ ックしか保持しないので、障害時に進行中であったどのような操作でも、素早くロー ルバックできます。保護される操作は、データベース・ブロック分割を引き起こすグ ローバルSET、データベース・ブロックのマージを引き起こすグローバルKILLです。 1.7 トランザクション処理 DSMは、プログラマがグローバル・アクセスを正しく定義されているトランザクショ ン・リカバリ・ユニットにグループ分けするために、ANSI M言語拡張を提供します。 トランザクション・リカバリ・ユニットの使用により、障害に耐え、信頼性が高く、 効率の良いアプリケーション・システムを作成する機能が、アプリケーション設計者 に与えられます。 リカバリ・ユニットのコンテキスト内で行われるデータベース更新は、作業の1単位と して取り扱われます。リカバリ・ユニットが完了すると、DSMは、この更新がすべて行 われたか、またはまったく行われていないかのどちらかを保証します。リカバリ・ユ ニット処理中に障害が発生した場合には、このデータベースに対して実行された部分 4 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 的な更新はロールバックされるので、リカバリ・ユニットが開始される前の元の状態 ヘデータベースが復元されます。 M LOCKコマンドの従来どおりの使用およびリカバリ・ユニット・コマンドの適用によ り、プログラマは、原子性、整合性、隔離性、耐久性という4つのトランザクション処 理プロパティ(ACIDプロパティ)を発揮する、データベース・トランザクションを構築 できます。 DSMは、ビフォア・イメージ・ジャーナル・ファイルと、アフタ・イメージ・ジャーナ ル・ファイルのシステムを通じて、リカバリ・ユニットのロールバックをサポートし ます。トランザクション・リカバリ・ユニット処理は、ローカルにマウントされてい るデータベース・ボリューム・セットでサポートしています。DSMでは、VMScluster環 境内の複数のノード間のクラスタ全体でマウントされているボリューム・セットにお けるトランザクション処理はサポートしていません。 DSM分散型データ処理(DDP)を用いて共有されたデータベースに対して行われた更新の リカバリは、トランザクション・リカバリ・ユニット内ではサポートしていません。 1.8 DECwindowsシステム・インタフェース DSMは、DSM言語とDECwindowsシステムの完全な結び付きを提供しています。この結び 付きは、XLIB、XTOOLKIT、XMOTIF、およびXMOTIFリソース・マネージャ・プログラ ム・ライブラリに対する、Mインタフェースを提供する4つの別の外部呼び出しパッケ ージとして実装しています。この結び付きは、ANSI M標準仕様に準拠しています。 もう1つのパッケージは、X Windowデータ構造の割り当ておよび変更を行うための、デ ータ操作プリミティブを提供します。これらのパッケージは、プログラマに対して、 洗練されたグラフィック・ユーザ・インタフェースを作成するための、X Windowプロ シジャへの完全なアクセスを提供します。 Mプログラムのサンプルを、インタフェースの詳しい説明とともに提供しています。 5 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 1.9 インクリメンタル・バックアップとリストア DSMは、DSMデータベースに使用する、インクリメンタル・バックアップ・ユーティリ ティ(^BACKUP)を提供します。^BACKUPユーティリティは、最終の完全なバックアップ 以降に変更したブロックだけをバックアップします。変更したブロックは通常、DSMデ ータベース全体の一部分なので、この^BACKUPユーティリティを使用すると、バックア ップに必要な時間と要求されるバックアップ格納領域が大幅に節約できます。 ^BACKUPユーティリティは、複数の段階のバックアップを実装します。初期段階は、 ローカルでマウントされているボリューム・セット、およびクラスタでマウントされ ているボリューム・セットに関係なく、データベース読み込みおよび書き出し操作を 制限しません。最終段階では、最終的な整合性のチェック・ポイントを構築するため に、データベース操作を一時的に禁止します。 DSM for OpenVMSボリューム・セット・ファイルの、完全なデータベース・バックアッ プは、OpenVMSバックアップ・ユーティリティを用いて行われます。インクリメンタ ル・バックアップのリストアは、完全にリストアされた主データベースに対して、イ ンクリメンタル・バックアップ・ファイルを適用するインクリメンタル・リストア・ ユーティリティを用いて行われます。^BACKUPユーティリティが、サポートするバック アップ媒体は、OpenVMS順編成ディスク・ファイルです。 1.10 コーラブル・ルーチン・インタフェース コーラブル・ルーチン・インタフェースは、OpenVMSオペレーティング・システムで稼 動する、ソフトウェア言語で作成されたルーチンが、DSM共用イメージを直接呼び出す ことを許します。この機能は、FORTRAN、C、PASCALなどの言語で作成したプログラム に、DSMボリューム・セットに存在するグローバルヘの、完全な読み込みおよび書き出 しアクセスを提供します。OpenVMSで稼動する多くの言語を用いてグローバルの設定、 削除、獲得、DSMデータベースのロックなどの関数が実行できます。さらに、外部プロ グラムは、リカバリ・ユニットの宣言、DSMローカル・シンボル・テーブルヘのアクセ ス、Mコードの実行が可能です。 外部プログラムは、次の機能を利用できます。 o コーラブル・インタフェースの初期化および終了。 o グローバル・データベースへのアクセス。 o リカバリ・ユニットの宣言(開始、コミット、アボート)。 o LOCKコマンド。 6 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 o ローカル・シンボルヘのアクセス。 o Mコマンドおよびルーチンの実行。 1.11 Visual Mリモート・アプリケーション・サーバのサポート DSM for OpenVMS V6.4は、Visual M[TM]のリモート・アプリケーション・サーバとし て機能します。Visual Mは、次のプラットフォームで稼動するグラフィカルMインタフ ェースです。 o Windows 95[TM] o Windows NT 3.51以降[TM] o Windows 3.1[TM] - Windows 3.1で稼動するためには、winsock 1.1に対応したTCP/IP製品が必要で す。 現在、動作確認を行ったTCP/IP製品には、以下のものがあります。 PATHWORKS V5.1以降 Microsoft TCP Microsoft LANマネージャクライアントソフトウェア に付属 CentreNET PC/TCP (株)アライドテレシス PATHWAY ACCESS DOS (株)データコントロール /Windows Trumpet シェアウェア - Windows 3.1で稼動するためには、以下のDOSコンベンショナルメモリの最低条 件があります。 最低:425 KB Windows起動時 推奨:440 KB 同上 7 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 DSM for OpenVMS環境で分散型クライアント/サーバ・アプリケーションを作成する際 に、Visual Mを用いてDSMアプリケーションのオペレーションをVisual Basic[TM]プロ グラムに統合できます。 1.12 ユーティリティ DSMは、DSMプログラミング言語で作成されている、アプリケーション・レベルおよび システム・レベルのユーティリティを提供します。アプリケーション・レベルのユー ティリティは、DSMプログラマのアプリケーション・ソフトウェアやデータの開発、維 持を助けます。たとえば、DSMルーチンやグローバルを、変更、表示するユーティリテ ィがあります。 システム・レベルのユーティリティで、DSMアプリケーション環境の管理ができます。 システム・マネージャは、次を行えます。 o DSMボリューム・セットの作成および拡張。 o 同時に使用できるDSMジョブ、ディスク・バッファの数などのアクセス制御(セキュ リティ)を行うDSMコンフィグレーション・パラメータの指定。 o DSMコマンド・ラインのデフォルトの定義。 o DDPリンクの構築。 o ジャーナリングの制御。 ルーチン呼び出しの効率を高めるために、システム・マネージャは、共用仮想メモ リ・セクションに、選択したDSMアプリケーション・ルーチンの集まりをマップできま す。この結果、高度なアプリケーション・スループットが実現されます。 2 ソース・コード情報 DSMでは、外部ルーチンおよび外部パッケージ・テーブルを作成する例として、 SYS$EXAMPLES:にソース・ファイルを提供しています。また、コーラブル・ルーチ ン・インタフェースを使用した、プログラム例も提供しています。このソース・コー ドは、どのような種類のどのような保証もなく、サポート対象外であることを前提に 提供しています。 8 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 3 必要なハードウェア 適用されるAlphaプロセッサ Alpha: DEC pc 150 AXPサーバ DEC 2000モデル300/500 DEC 3000モデル300/300L/300LX DEC 3000モデル400/400S DEC 3000モデル500/500S/500X DEC 3000モデル600/600S DEC 3000モデル700/700LX DEC 3000モデル800/800S DEC 3000モデル900/900LX DEC 4000モデル600 DEC 4000モデル700 AlphaServer 8400 5/300 DEC 7000モデル600 DEC 10000モデル600 AlphaServer 8200 5/300 Digital 2100サーバ モデルA500MP Digital 2100サーバ モデルA600MP AlphaServer 2100シリーズ AlphaServer 2000シリーズ AlphaServer 1000シリーズ AlphaServer 400シリーズ AlphaStation 400シリーズ AlphaStation 250シリーズ AlphaStation 200シリーズ プロセッサ制限事項 システム・コンフィグレーションは、物理格納の2MBのメモリが必要です。 9 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 必要なディスク容量 (Block Cluster Size=1の場合) Alphaシステム インストール時: 44,000ブロック (21.5Mバイト) システム運用時: 29,400ブロック (14.4Mバイト) X_Windows併用 インストール時: 47,300ブロック (23.1Mバイト) システム運用時: 31,000ブロック (15.2Mバイト) これらのディスク容量は、システム・ディスク上で必要となる数値を示したものであ り、概算です。実際の値は、システムの環境、構成、ソフトウェア・オプションに応 じて異なります。 4 クラスタ環境 本レイヤード製品は、正規のライセンスを持つ VMScluster[*]構成上にインストールされている場合、機能上の制限を受けません。本 ソフトウェアで必要なハードウェアについては「必要なハードウェア」の項に記述し ているとおりです。 5 必須ソフトウェア Alphaシステム o 日本語OpenVMS AXPオペレーティング・システムV6.1以降 _______________________ [*] VMScluster構成の詳細は、『VAXcluster Software for OpenVMS VAX Software Product Description (SPD 29.78.xx)』を参照してください。ま た、この構成にはCI、EthernetおよびMixed Interconnect構成が含まれます。 10 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 OpenVMSテーラリング 本レイヤード製品の全機能を得るには、次のOpenVMS構成要素が必要です。 o OpenVMSが要求するセーブセット o システム・プログラミング・サポート o そのほかのファイル o ユーティリティ o ネットワーク・サポート(DECnet DDPを使用する場合) o プログラミング・サポート o DECwindows Motif(DECwindows Motifサポートが必要な場合) 6 オプション・ソフトウェア Alphaシステム o 日本語DECwindows Motif for OpenVMS AXP V1.2 o DEC TCP/IP Services for OpenVMS AXP V3.0以降 7 バージョンアップの考慮 本製品の将来のバージョンでは、必要なハードウェアおよびソフトウェアの最小構成 が変更されることがあります。 8 提供媒体 Alphaシステム o CD-ROM 本製品は『OpenVMS AXPソフトウェア・ライブラリ』としてCD-ROMで提供されます。 11 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 9 注文情報 提供されるライセンス、サービスおよび媒体の詳細については、最寄りの日本DECの各 支店/営業所にお問い合わせください。 10 ソフトウェア・ライセンス 本ソフトウェアは日本DEC標準販売約款中のライセンス規定に基づいて提供されます。 日本DECのライセンス条件とその方針についての詳細は、最寄りの日本DECの各支店/営 業所にお問い合わせください。 ライセンス管理機能 本レイヤード製品はOpenVMSライセンス管理機能(LMF)をサポートしています。 本レイヤード製品は、コンカレント・ユース・ライセンスで、任意の各DSMプロセス が、1度にレイヤード・プロダクトを使用することを許します。 ライセンス管理機能についての詳細は、OpenVMSオペレーティング・システムの Software Product Description (SPD)またはドキュメンテーション・セットの 『License Management Utility Manual』を参照してください。 11 ソフトウェア製品サービス 日本DECでは様々なサービス・オプションを提供しています。詳細については、最寄り の日本DECの各支店/営業所にお問い合わせください。 12 保証 本ソフトウェア製品については、日本DEC所定のソフトウェア保証基準に定められた保 証が提供されます。 上記の内容は、リリース時点の情報です。最新の情報については、日本DECの各支 店/営業所にお問い合わせください。 DSM、DASL、Visual Mは、米国InterSystems社の商標です。 Motifは、米国Digital社からライセンスを受けた米国Open Software Foundation社の 商標です。 12 日本語DSM for OpenVMS Alpha Version 6.4 SPD 47.23.00 ソフトウェア仕様書 X Window Systemは、米国Massachusetts Institute of Technologyの商標です。 MUMPSは、米国Massachusetts General Hospitalの商標です。 Microsoft、MS、MS-DOS、Windows NT、Visual Basicは、米国Microsoft社の登録商標 です。 そのほかの商標および登録商標は、すべて該当する商標所有者の所有物です。 (c) Digital Equipment Corporation Japan, 1996. 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