DIGITAL AV-PML3C-TE 日本語ACMS_V4.1_for_OpenVMSをご使用のお客様へ 日本語ACMS V4.1 for OpenVMSをご利用いただきありがとうございます。本書では、以 下のことについて説明しています。 o インストールに必要な情報 o 日本語DECformsサポートに関する特記事項 o 日本語環境でご使用いただく際に必要となるインストール後の作業 o 日本語マニュアルと英語マニュアルとの差分 本キットをインストールされる前に、必ずお読み下さい。 1 インストレーション時の注意事項 1.1 日本語ACMS V4.1 for OpenVMSのソフトウエアとドキュメントについて 日本語ACMS V4.1 for OpenVMSは、Alpha版は、,『日本語OpenVMS Alphaソフトウエア ライブラリ』の一部として、また、VAX版は、,『日本語OpenVMS VAXソフトウエアラ イブラリ』の一部としてそれぞれ提供されます。 o バイナリCD-ROM バイナリCD-ROMには、標準版ACMS V4.1 for OpenVMSのバイナリとドキュメントお よび日本語ACMS V4.1 for OpenVMSのドキュメントが格納されています。日本語 ACMS V4.1 for OpenVMSのバイナリは、ありません。 CD-ROMの番号及びファイルが格納されているディレクトリは、ソフトウエアライブ ラリに付属されているカバーレターを参照して下さい。 o ドキュメントCD-ROM ドキュメントCD-ROMには、標準版ACMS V4.1 for OpenVMSおよび日本語ACMS V4.1の  ブックリーダ形式ドキュメントが格納されています。 CD-ROMの番号及びファイルが格納されているディレクトリは、ソフトウエアライブ ラリに付属されているカバーレターを参照して下さい。 1.2 インストレーションの手順 日本語ACMS V4.1 for OpenVMSでは標準版バイナリのみインストールします。日本 語用のバイナリはありません。詳細は,『ACMS V4.1 for OpenVMS Installation Guide』を参照して下さい。 1.3 リリースノート リリースノートにはV4.1での新機能、インストレーションガイドの修正、旧バージョ ンとの互換性および制限事項が記載されています。本製品をインストールされる前に 必ずお読み下さい。 本製品のインストレーション後、システムには、以下のオンラインリリースノートが 提供されます。 SYS$HELP:ACMS041.RELEASE_NOTES 2 日本語DECformsのサポートについて 2.1 サポートされている日本語日本語DECformsのバージョン 日本語ACMS V4.1 for OpenVMSは、日本語DECforms V2.1AをVAXあるいは Alpha版上に てサポートします。 3 OpenVMS上で本製品と日本語DECformsを使用する場合に必要な作業 日本語DECformsが既にインストールされているOpenVMSシステムに本製品をインストー ルする場合、以下のような作業を行う必要があります。この作業は、本製品の提供す るメニューをOpenVMS環境で日本語DECformsにより利用可能にするために必要な作業で す。 この作業を行わない場合、日本語DECformsがインストールされていてもメニューにお いて漢字の入力ができませんので、必ず実施するようにしてください。 o 『インストレーションガイド』に従い本製品のインストレーション作業を完了しま す。 o 適当な作業ディレクトリを用意し、そのディレクトリに移動します。 $ SET DEFAULT <作業ディレクトリ> o 作業ディレクトリにメニュー画面の定義ファイルをコピーします。 $ COPY SYS$COMMON:[SYSLIB]ACMS_MENU.IFDL <作業ディレクトリ> o 日本語DECformsにより定義ファイルを再コンパイルします。 $ FORM TRANSLATE ACMS_MENU.IFDL $ FORM EXTRACT OBJECT ACMS_MENU.FORM o 共有イメージを作成します。 $ LINK/SHARE ACMS_MENU.OBJ, SYS$SHARE:ACMS_MENU_ESC_RTN.OBJ,- SYS$INPUT/OPTION [改行] psect_sttr=_forms$$mgr_form_tables_frmload,shr [改行] [Ctrl/z] $ o 共有イメージを以下のディレクトリにコピーし、インストールします。 $ COPY ACMS_MENU.EXE SYS$COMMON:[SYSLIB] $ INSTALL REPLACE SYS$LIBRARY:ACMS_MENU.EXE o ACMSシステムが起動している場合、ACMS端末サブシステムを停止、再起動します。 ACMSシステムが起動していない場合は、以下の実行は不要です。 $ACMS/STOP TERMINAL $ACMS/START TERMINAL (次ページに続く) 2 4 日本語マニュアル利用における注意事項 日本語ACMS V4.1 for OpenVMSが提供する日本語マニュアルは、日本語VAX ACMS V3.2 が提供したものと同じものです。ほとんどすべての内容は、そのまま利用できます が、日本語マニュアルを利用する場合、以下の点にご注意ください。 4.1 ソフトウェアの名称およびバージョンについて 日本語マニュアルでのソフトウェアの名称およびバージョンについては、以下のよう に読み替えてください。 _____________________________________________________________________________ 日本語マニュアルでの ソフトウェア____記載____________________読み替え_____________________________ OS 日本語VMS V5.4-1以降 日本語OpenVMS V6.1以降 ACMS 日本語VAX ACMS V3.2 日本語ACMS V4.1 for OpenVMS CDD_____________CDD/Plus________________CDD/Repository_______________________ 4.2 新規マニュアルについて 日本語マニュアルには、以下の新規英語マニュアルに対する言及がありません。必要 な場合、英語マニュアルを参照してください。 o 『Writing and Migrating Applications for OpenVMS Alpha』 OpenVMS AXPシステム上でのACMSアプリケーション作成方法、既存のACMS アプリケ ーションのAlphaへの移植方法について説明しています。 o 『Interoperability with IBM LU6.2 and CICS』 APPC/LU6.2プログラミングインターフェイスを利用して、IBM社CICS アプリケーシ ョンとACMSが通信する機能について説明しています。 o 『Interoperability with Non-Digital databases:Oracle[R] Case Study』 Oracleを例として、他社データベースをACMSが利用する機能について説明して い ます。 4.3 『日本語VAX ACMSアプリケーション作成の手引』利用時の注意点 『日本語VAX ACMSアプリケーション作成の手引』利用時には、英語マニュアル 『Writing Applications』との以下のような差分に注意してください。 _____________________________________________________________________________ アプリケーション作成の 手引き____________________Writing_Applications_______________________________ 1.2.3 CDD形式から 左記に対応する記述はありません。 CDD/Plus形式へのACMS定 本機能は、本製品ではサポートされていません。 義の変換 (次ページに続く) _____________________________________________________________________________ アプリケーション作成の 手引き____________________Writing_Applications_______________________________ 右記に対応する記述はあ 6. Using the Detached Task Features りません。 本章が新規追加されています。従って、以降の章番号が ズレています。 本章では、端末入出力を伴わないタスクをバッチモード __________________________で実行するデタッチタスクについて説明しています。___ 4.4 『日本語VAX ACMSアプリケーション運用の手引』利用時の注意点 『日本語VAX ACMSアプリケーション運用の手引』利用時には、英語マニュアル 『Managing Appications』との以下のような差分に注意してください。 _____________________________________________________________________________ アプリケーション運用の 手引______________________Managing_Applicatons_______________________________ 右記に対応する記述はあ 7.Using Data Compression りません。 本章が新規追加されています。従って、以降の番号がズ レています。 本章では、WANにまたがるデータ通信の効率の圧縮機能を 説明しています。 右記に対応する記述はあ 16.Managing ACMS Licensing りません。 本章が新規追加されています。 本章では、新たに導入されたコンカレントライセンスを 含めて、ACMSが提供するライセンスの経済的な利用方法 を説明しています。 右記に対応する記述はあ 18.2 ADD/PROXY りません。 18.4 CREATE/PROXY 18.9 LIST/PROXY 18.12 REMOVE/PROXY 18.15 SHOW/PROXY 上記コマンドの説明が新規追加されています。従って、 途中のコマンドの章節番号がズレています。 各節で、ACMSプロシキーアカウントの管理方法を説明し ています。 Copyright (c) 1995 Digital Equipment Corporation Japan. All rights reserved. 4 右記に対応する記述はあ 21.3 ACMS/DEBUG りません。 21.14 ACMS/SHOW APPLICATION/CONNECTIONS 21.16 ACMS/SHOW APPLICATION/DETACHED_TASKS 21.27 ACMS/START TASK 上記の説明が新規追加されています。従って、途中のコ マンドの章節番号がズレています。 21.3では、タスクデバッガの起動方法を説明していま す。 21.14では、アプリケーションに接続しているユーザーの 情報を表示する方法を説明しています。 21.16では、動作中のデタッチタスクの状態を表示する方 法を説明しています。 21.27では、デタッチタスクの起動方法について説明して __________________________います。___________________________________________ Copyright (c) 1995 Digital Equipment Corporation Japan. All rights reserved. 5