_ALL-IN-1/TeamRoute_________________________________ インストレーション/システム管理 ガイド AA-PXEXA-TE 1993年6月 本書は,ALL-IN-1/TeamRouteをインストールする方法およ び管理する方法について説明します。日本語TeamRouteは, パッケージの作成を行い,様々なローカル・エリア・ネッ トワークやワイド・エリア・ネットワーク間でパッケージ の送受信を行います。 改訂/更新情報 :本書は,新規に作成され たマニュアルです。 オペレ−ティング・システム :日本語OpenVMS V5.5-1以降, 日本語ALL-IN-1 V3.0A ソフトウェア・バージョン : ALL-IN-1/TeamRoute V1.1 日本ディジタル イクイップメント株式会社 ________________________________________________________________ 初版1993年6月 本書の著作権は日本ディジタル イクイップメント株式会社(日本 DEC)が保有しており,本書中の解説および図,表は日本DECの文書 による許可なしに,その全体または一部を,いかなる場合にも再 版あるいは複製することを禁じます。 また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることが ありますので,あらかじめご承知おきください。万一,本書の記 述に誤りがあった場合でも,日本DECは一切その責任を負いかねま す。 本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライ センス契約が締結された場合に限り,その使用あるいは複製が許 可されます。 日本DECは,日本DECまたは日本DECの指定する会社から納入された 機器以外の機器で対象ソフトウェアを使用した場合,その性能あ るいは信頼性について一切責任を負いかねます。 (c) Digital Equipment Corporation Japan 1993. All Rights Reserved. 以下は,米国Digital Equipment Corporationの商標です。 ALL-IN-1,DECforms,DECnet,PATHWORKS,TeamRoute, VAX Basic,VAX C,VAX Notes,VAX VTX,VAX FMS, VMS,WPS-PLUS, DIGITAL 以下は,他社の商標です。 IBMは,米国International Business Machines社の商標で す。 MS-DOSおよびWindowsは,米国Microsoft社の商標です。 Lotusおよび1-2-3は,米国Lotus Development社の商標で す。 WordPerfectは,米国WordPerfect社の商標です。 UNIXオペレーティング・システムは,UNIXシステムラボラト リーズ社が開発し,ライセンスしています。 _________________________________________________________________ 目次 まえがき................................................. vii 1 概要 1.1 パッケージの処理............................. 1-1 1.2 クライアント/サーバ・モデル.................. 1-2 1.3 プログラミング機能........................... 1-3 1.4 テンプレート................................. 1-3 1.5 パッケージ................................... 1-4 1.5.1 役割..................................... 1-5 1.5.2 回覧..................................... 1-6 1.5.3 追跡..................................... 1-6 1.5.4 添付文書................................. 1-6 1.5.5 サイン................................... 1-7 2 インストレーション前の作業 2.1 必要なソフトウェア........................... 2-1 2.2 VMSライセンス管理機能(LMF)................... 2-1 2.3 インストレーションの必要条件................. 2-2 2.3.1 日本語ALL-IN-1のサイト・リンク・ファイル の確認.................................... 2-2 2.3.2 日本語ALL-IN-1の論理名の確認............. 2-3 2.3.3 特権およびディスク容量................... 2-4 2.3.4 システム・パラメータ..................... 2-5 2.3.4.1 GBLPAGESおよびGBLSECTIONSの値の算出.... 2-5 2.3.4.2 AUTOGENを使用したシステム・パラメータ値 の変更.................................. 2-7 2.3.5 プロセス・アカウントの制限値............. 2-8 2.3.6 VMSINSTALの必要条件...................... 2-9 2.3.7 システム・ディスクのバックアップ......... 2-10 iii 2.3.8 OpenVMSテーラリング...................... 2-10 2.3.9 インストレーション実行プロセス........... 2-10 3 インストレーション 3.1 インストレーションの実行..................... 3-1 3.2 エラーの復旧................................. 3-12 4 インストレーション後の作業 4.1 ALL-IN-1フォームの更新....................... 4-1 4.1.1 MAINフォームの更新....................... 4-1 4.1.2 DEFAULTフォームの更新.................... 4-4 4.1.3 フォーム SM$MAIN2,SM_DEFAULTの更新...... 4-4 4.2 ALL-IN-1ベース・テキスト・ライブラリ (A1TXL.TXL)のコンパイルおよびインストレーショ ン............................................ 4-5 4.3 トラブル対応................................. 4-6 5 日本語TeamRouteの管理 5.1 TeamRouteユーザの管理........................ 5-2 5.1.1 TeamRouteユーザの索引とメニューの使用方 法........................................ 5-4 5.2 サービス・エージェントの管理................. 5-6 5.2.1 起動周期の設定........................... 5-9 5.2.2 ログ・ファイルの使用方法................. 5-10 5.2.3 トランザクション・ファイルの使用方法..... 5-10 5.2.4 サービス・エージェントのトレース......... 5-12 5.3 アプリケーションの管理....................... 5-13 5.3.1 アプリケーションの索引およびメニューの使 用方法.................................... 5-15 5.4 トラブル対応................................. 5-16 iv A インストレーションの例 B インストールされるファイルとその論理名 B.1 ファイル名................................... B-1 B.1.1 システム・ディスクに置かれるファイル..... B-1 B.1.2 ALL-IN-1ディレクトリに置かれるファイル... B-2 B.1.3 ALL-IN-1/TeamRouteディレクトリに置かれる ファイル.................................. B-2 B.2 論理名と検索リスト........................... B-6 B.2.1 システム論理名テーブルに登録される論理名. B-6 B.2.2 ALL-IN-1言語論理名テーブルに登録される論 理名(OA$language_TABLE)................... B-11 B.2.3 検索リスト............................... B-12 B.3 日本語TeamRouteによって変更されるALL-IN-1ファ イル.......................................... B-13 C 診断メッセージ C.1 情報メッセージ............................... C-1 C.2 警告メッセージとエラー・メッセージ........... C-2 C.2.1 警告メッセージ........................... C-2 C.2.2 エラー・メッセージ....................... C-5 D トランザクション・ファイル D.1 概要......................................... D-1 D.2 レコード・フォーマット....................... D-2 D.2.1 固定長フィールド......................... D-2 D.2.2 可変長フィールド......................... D-3 E 使用メールの変更 v F 特殊なカスタマイズ 索引 図 1-1 TeamRouteクライアント/サービス・エージェン ト・ドメイン.............................. 1-2 5-1 「TeamRouteシステム管理」メニュー......... 5-1 5-2 「TeamRouteユーザ管理」メニュー........... 5-2 5-3 「索引」メニュー.......................... 5-4 5-4 「サービス・エージェント管理」メニュー.... 5-6 5-5 「アプリケーション管理」メニュー.......... 5-13 5-6 「索引」メニュー.......................... 5-15 表 2-1 システム・パラメータの最小値.............. 2-5 2-2 インストレーション時に必要なプロセス・アカ ウントの制限値............................ 2-8 5-1 「TeamRouteユーザ管理」メニューのオプショ ン........................................ 5-3 5-2 「索引」メニューのオプション.............. 5-5 5-3 「サービス・エージェント管理」メニューのオ プション.................................. 5-6 5-4 「アプリケーション管理」メニューのオプショ ン........................................ 5-14 5-5 「索引」メニューのオプション.............. 5-15 D-1 トランザクション・ファイルの固定長フィール ド........................................ D-2 D-2 トランザクション・ファイルの可変長フィール ド........................................ D-3 vi _________________________________________________________________ まえがき 本書の目的 本書は,ALL-IN-1/TeamRouteを日本語ALL-IN-1システムにイン ストールする方法,オンライン・リリース・ノートを配置する方 法,サービス・エージェント,クライアント,およびアプリケー ションの管理方法について説明します。システム管理コマンドに ついての詳しい説明は,ALL-IN-1/TeamRouteをインストールした 後で,オンライン・ヘルプを参照してください。 本書の対象読者 本書は,日本語ALL-IN-1システム管理者を対象にしています。 本書の構成 本書は,次のように構成されています。 o 第1章-日本語TeamRouteの概要について説明します。 o 第2章- インストレーションの前に行わなければならない作 業について説明します。 o 第3章-インストレーションの手順について説明します。 o 第4章-インストレーションの後に行わなければならない作業 について説明します。 o 第5章-日本語TeamRouteの開始方法および保守方法について 説明します。 o 付録 A -インストレーションの例を紹介します。 o 付録 B -インストールされるファイルの一覧を示します。 vii o 付録 C -診断メッセージの一覧を示します。 o 付録 D -トランザクション・ファイルについて説明します。 o 付録 E - ALL-IN-1/TeamRouteを使用するALL-IN-1ユーザの 使用メールを変更する方法について説明します。 o 付録 F - 第4章に示されていない他社のアプリケー ションを使用する場合,または,OASDF.BLIまたは OAGBL.BLIを変更するアプリケーションを使用する場合 に,ALL-IN-1/TeamRouteをカスタマイズする方法について説 明します。 日本語TeamRouteのシステム管理については,オンライン・ヘルプ もあわせて参照してください。 参考文献 本書の内容と関連のあるドキュメントは,次のとおりです。 o 『日本語ALL-IN-1マネージメント・ガイド』 o 『ALL-IN-1/TeamRoute ユーザーズ・ガイド』 o 『日本語TeamRoute プログラミング・ガイド』 o VMS EXTENDED DOCUMENTATION SETの中のVMS SYSTEM MANAGEMENT SUBKIT viii 本書で使用する表記法 本書で使用する表記法を,次に示します。 ___________________________________________________________ 表記法______説明___________________________________________ キーの名前が< >で囲まれている場合,キーボード 上のそのキーを押すことを表します。 キーを押しながら別のキーを押すことを表し ます。 たとえば,は,キーを押しなが ら< Y >のキーを押すことを表します。 + キーとキーの間に+記号が記述されている場合,前の <←> キーを押してから後のキーを押すことを表します。 たとえば, + <←>は,キーを押してか ら<←>キーを押すことを表します。 → 操作を行ったときの結果を表します。 [ ] [ ]で囲まれた値は,インストレーション時に使用さ れる省略時の値を表します。 「回覧リス 「 」で囲まれた語は,画面に表示される語を表しま ト」 す。 "承認者" " で囲まれた語は,ユーザが入力する語を表しま す。 ___________________________________________________________ ix 1 _________________________________________________________________ 概要 この章では,ALL-IN-1/TeamRouteの概要について説明します。 ALL-IN-1/TeamRouteの使用方法や構成要素についての詳しい説明 は,以降の各章,付録,およびオンライン・ヘルプを参照してく ださい。 _________________________________________________________________ 1.1 パッケージの処理 日本語TeamRouteでは,組織内の分散処理環境において,メンバ間 やグループ間で,回覧の作成,発信,承認,追跡などを行うこと ができます。日本語TeamRouteを使用することにより,従来の紙の 文書に基づく回覧の機能に加え,柔軟性,機密性,効率性などを 向上できます。 日本語TeamRouteでは,情報の収集,送信,表示などの処理を行う ときに対象とする要素を,特に,パッケージと呼びます。パッケ ージを作成する場合は,テンプレートを使用して,次のような操 作を行います。 o 各受信者が実行できる役割を含んだ回覧情報を指定します。 o パッケージに関連するフォームがあれば,表示します。必要 に応じて,アプリケーションからの入力要求に応答します。 o 関連する構成要素があれば,添付します。 パッケージを作成したら,受信者へ送信します。受信者は,承 認,否認などの必要な処理を行います。 日本語TeamRouteは,クライアント/サーバ・モデルを使用しま す。クライアント/サーバ・モデルでは,TeamRouteクライアン トを使用してパッケージとやりとりします。クライアントは, TeamRouteサ−バにアクセスして,パッケージの処理や管理を行い ます。 1-1 概要 1.1パッケージの処理 ALL-IN-1/TeamRouteクライアントにより,日本語ALL-IN-1は,日 本語TeamRouteのあらゆる文書処理機能に対して文字アクセスがで きるようになります。日本語ALL-IN-1からは,別のサブシステム として日本語TeamRouteにアクセスすることができます。ユーザ がパッケージを受信すると,パッケージはファイル・キャビネッ トの受信済フォルダに入れられます。パッケージを送信する際に は,日本語ALL-IN-1のニックネームを使用することもできます。 _________________________________________________________________ 1.2 クライアント/サーバ・モデル クライアント/サーバ・モデルは,様々なクライアントからなる グループ内,および複数のサーバ・ドメイン間でのやりとりをサ ポートします。クライアントは,サービス・エージェントを介し てサーバに接続されます。図 1-1を参照してください。サーバ・ ドメインには,特定のサーバに関連付けられたサービス・エー ジェントおよびクライアントが含まれます。サーバ・ドメイン間 は,DEC MAILbusによって接続されます。 日本語TeamRouteを使用することにより,ワイド・エリア・ネット ワーク,ローカル・エリア・ネットワーク,またはこれらのネッ トワークを組み合わせて,組織の分散化を実現することができま す。 図 1-1 TeamRouteクライアント/サービス・エージェント・ドメイン TeamRouteサーバは,ユーザのALL-IN-1環境に固有の管理ユーティ リティを提供します。ALL-IN-1管理メニューからそのユーティリ ティを選択することにより,クラスタ上の日本語TeamRouteシステ ムを集中的に管理することができます。 1-2 概要 1.2クライアント/サーバ・モデル ファイル・キャビネットの保守を行うための特別なユーティリテ ィは提供されません。サーバ上のユーザ領域を保守するには,標 準のVMSユーティリティを使用してください。 _________________________________________________________________ 1.3 プログラミング機能 ALL-IN-1/TeamRouteでは,アプリケーション・プログラミング・ インタフェース(API)を提供しています。APIにより,ALL-IN-1ス クリプトを使用して,新規および既存のアプリケーションをリン クすることができます。また,日本語TeamRouteには,サポートさ れているすべてのプラットフォームから使用できる実行時ライブ ラリ(RTL)も含まれています。 _________________________________________________________________ 1.4 テンプレート 日本語TeamRouteのテンプレートは,パッケージを作成する際のひ な型です。テンプレートには,省略時の回覧情報と,TeamRoute ユーザがパッケージに対して行う操作が含まれています。日本語 TeamRouteでテンプレートを使用すると,一般的なテンプレートと 同様に,同じ構造や属性を持つコピーを複数作成できます。 日本語TeamRouteが提供するテンプレートを,次に示します。 o 作業依頼 o グループ校正 o アカウント申請 o 質問 o 電話受信メモ o 出張申請 o 回覧板 o 会議開催通知 これらのテンプレートは,日本語TeamRouteの機能を表します。テ ンプレートを使用して,各組織用のパッケージを作成することが できます。 1-3 概要 1.4テンプレート 日本語TeamRouteでは,提供されたテンプレートをカスタマイズす ることができます。また,テンプレート作成ユーティリティ(TCU) を使用して新しいテンプレートを作成することもできます。 テンプレートには,次の情報が含まれています。 o 一般的な情報 - 発信者の名前 - 作成日付 - 文書名 - 表題 - パッケージの説明 o ユーザの役割 o 役割の説明 o 添付文書 添付文書は,そのテンプレートを使用して作成したパッケー ジの一部になります。 o フォーム o 回覧リスト o データ・ファイル o アプリケーション o 主コンポーネント _________________________________________________________________ 1.5 パッケージ パッケージは,メールに似ていますが,メールよりも多くの情報 (たとえば,受信者の役割)が付加されています。パッケージのマ スタは,発信者がテンプレートを使用して作成し,受信者に送信 します。 パッケージには,次のような種類が考えられます。 o 情報要求 o グループ間での文書の編集と校正 1-4 概要 1.5パッケージ o 作業依頼 o システムの問題の報告 o 出張申請 o 物品購入依頼 o 会議開催通知 パッケージを作成するには,次の手順で行います。 1. テンプレートを選択します。 2. 回覧リストを作成します。 3. 表題を入力します。 4. 必要に応じて,関連するフォームを表示し,必要な情報を入 力します。 5. 必要に応じて,文書を添付します。 6. 必要に応じて,サインします。 パッケージを作成した後,そのパッケージの変更,削除,および 回覧リスト内の受信者への送信を行うことができます。 マスタから,回覧用コピーおよび閲覧用コピーが,受信者へ送信 されます。回覧用コピーは,文書添付やサインなどができる受信 者へ送信されます。閲覧用コピーは,表示だけができる受信者へ 送信されます。受信者は,自分のファイル・キャビネットに,回 覧用コピーまたは閲覧用コピーを保管できます。 以降の各項では,パッケージに関連する項目について説明しま す。 1.5.1 役割 役割では,権利(できること)と義務(行うべきこと)を定義しま す。さらに,必要に応じて,その役割に関連付けられるアプリケ ーションを定義します。パッケージの回覧中,受信者は,指定さ れた役割を果たします。たとえば,あるパッケージに関しては承 認できても,別のパッケージに関しては,表示しかできないとい うこともあります。 1-5 概要 1.5パッケージ 役割は,テンプレートで指定され,パッケージの発信者によって 割り当てられます。 1.5.2 回覧 回覧は,回覧リストを使用して行います。通常,回覧は,回覧 リストに記述された順番に従って行なわれます。受信者が回覧用 コピーを更新すると,マスタも更新されます。この後,回覧リス ト内の次の受信者へは,更新されたマスタのコピーが送信されま す。 パッケージの履歴を見ると,回覧中に発生した事象を知ることが できます。 1.5.3 追跡 役割に追跡する権利がある場合,パッケージの進行状況を追跡す ることができます。追跡レポートは,レポートが要求された時点 におけるパッケージの状態を示します。また,レポート要求時ま でにパッケージに追加された添付文書およびサイン記録も含まれ ています。 1.5.4 添付文書 日本語TeamRouteでは,他のアプリケーションで作成したファイ ル,またはファイル・キャビネット内の文書を,パッケージに添 付することができます。添付文書は,日本語ALL-IN-1で認識でき る任意のデータ・タイプを持つことができます。発信者と受信者 は,自分の役割にその権利があれば,添付文書の追加,変更を行 うことができます。発信者は,自分の役割にその権利があれば, 添付文書の削除を行うこともできます。 添付文書は,ユーザ名,添付文書ID,追加した日時,表題,デー タ・タイプ,およびファイル名で識別されます。 1-6 概要 1.5パッケージ 1.5.5 サイン サインは,パッケージに対する承認,否認,確認のいずれかを示 します。サインは,VMSパスワードを使用して入力します。サイン は,すべての変更不可能な添付文書,および,サインされた時点 のフィールド値に関連付けられます。その後,添付文書が削除さ れたり,フィールド値が変更されたりすると,サインは無効にな ります。 サインすると,ユーザの名前および日時が,パッケージの履歴に 追加されます。サイン記録を表示すると,有効なサインが表示さ れます。 1-7 2 _________________________________________________________________ インストレーション前の作業 ALL-IN-1/TeamRouteでは,オンライン・リリース・ノートを提供 しています。インストレーションを始める前に,このリリース・ ノートをお読みください。オンライン・リリース・ノートへのア クセスについての詳しい説明は,第3.1節を参照してください。 _________________________________________________________________ 2.1 必要なソフトウェア ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするためには,あらかじめ, 次のソフトウェアをインストールしておく必要があります。 o 日本語OpenVMS V5.5-1〜V6.0 o 日本語ALL-IN-1 V3.0A 日本語ALL-IN-1システムが稼動しているとき にALL-IN-1/TeamRouteをインストールすると,インストレーシ ョンは失敗します。 _________________________________________________________________ 2.2 VMSライセンス管理機能(LMF) ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするときは,必ずソフトウェ ア・ライセンスを登録しなければなりません。ライセンスを登録 するときに必要となる情報は,ALL-IN-1/TeamRouteと一緒に出荷 されるプロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK)に含まれて います。PAKは,ライセンスに関する情報が記述された証明書で す。 ライセンスの登録およびロードは,インストレーションを開始す る前に行ってください。 2-1 インストレーション前の作業 2.2 VMSライセンス管理機能(LMF) 日本語OpenVMSでライセンスを登録するには,次の手順で行いま す。 1. システム管理者のアカウント(SYSTEM)でログインします。 2. 次の2つの方法のいずれかで,登録を行います。 o SYS$UPDATE:VMSLICENSE.COMプロシージャを起動しま す。 情報の入力を要求するプロンプトが表示されたら,PAK に記述された内容を入力します。 o DCLプロンプトで,PAK情報に対応する修飾子を付けた LICENSE REGISTERコマンドを入力します。 ALL-IN-1/TeamRouteでは,キャパシティ・ライセンスとパーソ ナル・ユース・ライセンスを利用できます。日本語ALL-IN-1シ ステムがパーソナル・ユース・ライセンスによって稼動し ている場合,ALL-IN-1/TeamRouteのライセンス登録時に はALL-IN-1/TeamRouteを使用するすべてのユーザを指定してく ださい。パーソナル・ユース・ライセンスに指定されていないユ ーザはパッケージを送信できません。 LMFについての詳しい説明は,『VMS License Management Utility Manual』を参照してください。 _________________________________________________________________ 2.3 インストレーションの必要条件 この節では,ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするための必要 条件について説明します。 インストレーションには,約30〜60分を要します。 2.3.1 日本語ALL-IN-1のサイト・リンク・ファイルの確認 ALL-IN-1/TeamRouteのインストレーションでは,日本 語ALL-IN-1のサイト・リンク・ファイルに情報を自動的に追 加します。ALL-IN-1/TeamRouteでは,これらのファイルが, OA$BUILD_LLVディレクトリにあるものと想定しています。インス 2-2 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 トレーションを開始する前に,次のファイルがOA$BUILD_LLVディ レクトリにあることを確認してください。 o SITELINK30.COM o SITELLV.COM -日本語ALL-IN-1が複数言語システムとしてリ ンクされている場合 サイト・リンク・ファイルがOA$BUILD_LLVディレクトリに存在し ない場合,インストレーション中にファイルが新規に作成されま す。 他のアプリケーションが,サイト・リンク・ファイルを別のディ レクトリに配置している場合があります。次のコマンドで,シス テム内のサイト・リンク・ファイルの位置を確認してください。 $ DIR OA$BUILD:SITELINK30.COM $ DIR OA$BUILD:SITELLV.COM これらのファイルが,OA$BUILD_LLV以外のディレクトリにある 場合は,ファイル内で参照されているアプリケーションが,日本 語ALL-IN-1システムに現在リンクされているかどうかを調べてく ださい。リンクされている場合は,ファイルをOA$BUILD_LLVへ移 動してください。移動したファイルは,ALL-IN-1/TeamRouteによ って,インストレーション中に自動的に更新されます。 サイト・リンク・ファイルがOA$BUILD_LLVディレクトリに存在し ない場合,既存のアプリケーションが,日本語ALL-IN-1に再リン クされないことがあります。 2.3.2 日本語ALL-IN-1の論理名の確認 日本語ALL-IN-1で使用する論理名OA$MTI_TRNSがシステムで定義さ れている場合,ALL-IN-1/TeamRouteが正常に動作するためには, 値に0が設定されていなければなりません。 この論理名を確認するには,次のコマンドを入力します。 $ SHOW LOGICAL OA$MTI_TRNS 値が0の場合,またはこの論理名がシステムで定義されていない場 合は,以降のコマンドを実行する必要はありません。 2-3 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 値が1の場合は,次のコマンドを実行して,値を0に変更してくだ さい。 $ DEFINE/SYSTEM/EXEC OA$MTI_TRNS 0 2.3.3 特権およびディスク容量 ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするには,SETPRV,または次 の特権を持っていなければなりません。 CMKRNL,WORLD,SYSPRV VMSINSTALにより,BYPASS特権は,インストレーション開始時にオ フになります。 ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするために必要なディスク容 量は,次のとおりです。 o システム・ディスクには,23,200ブロックの空き容量が必要 です。 o ALL-IN-1ディレクトリが置かれているディスクには,7,200 ブロックの空き容量が必要です。 o TeamRouteのファイルが置かれるディスクには,5,200ブロッ クの空き容量が必要です。 o ALL-IN-1ディレクトリが置かれているディスクとTeamRoute のファイルが置かれるディスクがシステム・ディスクと同一 の場合,システム・ディスクには,35,600ブロックの空き容 量が必要です。 現在のシステム・ディスクの空き容量を確認するには,DCLプロン プトで次のコマンドを入力します。 $ SHOW DEVICE SYS$SYSDEVICE 2-4 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 2.3.4 システム・パラメータ ALL-IN-1/TeamRouteをインストールする場合,所定のシステム・ パラメータの設定が必要です。インストレーションに必要なシス テム・パラメータの最小値の一覧を,表 2-1に示します。実行す るプログラムおよびアプリケーションの種類に応じて,値を大き くしてください。 表 2-1 システム・パラメータの最小値 ___________________________________________________________ システム・パラメータ_______最小値__________________________ GBLPAGES[1] 1400 GBLSECTIONS[1] 10 [1]ここで示す値は,インストレーションに必要な未使用のグロ__ ーバル・ページおよびグローバル・セクションの数を表していま す。システムおよび他のソフトウェアを実行するのに必要な合計 数ではありません。 ___________________________________________________________ 以降の各項では,次の手順について説明します。 o システム・パラメータGBLPAGESおよびGBLSECTIONSの値の算 出 o コマンド・プロシージャVMS AUTOGENを使用したパラメータ 値の変更 2.3.4.1 GBLPAGESおよびGBLSECTIONSの値の算出 ALL-IN-1/TeamRouteのインストレーションおよび実行には,未 使用のグローバル・ページおよびグローバル・セクションが十 分に必要です。まず,システムに未使用のグローバル・ページ およびグローバル・セクションがどれだけあるかを算出しなけ ればなりません。そして,システム・パラメータGBLPAGESおよび GBLSECTIONSの値を大きくしなければならない場合は,AUTOGENを 実行します。 表 2-1で示している,GBLPAGESの値1400およびGBLSECTIONSの値10 は,インストレーションを正常に行うためには少なくとも1400の 未使用グローバル・ページおよび10の未使用グローバル・セクシ ョンが必要であることを示します。システムに未使用のグローバ 2-5 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 ル・ページおよびグローバル・セクションがどれだけあるかを算 出するには,次の手順で行います。 1. VMS Installユーティリティ(INSTALL)を実行します。DCLプ ロンプトで,次のように入力します。 $ INSTALL LIST /GLOBAL /SUMMARY これにより,システムで使用しているグローバル・ページお よびグローバル・セクションの合計と,未使用のグローバ ル・ページの数が表示されます。次に例を示します。 Summary of Local Memory Global Sections 258 Global Sections Used, 22580/3420 Global Pages Used/Unused 2. 未使用グローバル・ページの数(この例では,3420)が,1400 以上かどうかを確認します。未使用ページの数が1400未満の 場合は,GBLPAGESの値を大きくする必要があります。 3. 使用しているグローバル・セクションの数(この例では, 258)をメモします。 4. System Generationユーティリティ(SYSGEN)を実行します。 SHOWコマンドを使用して,割り当てられているグローバル・ セクションの数を確認します。次に例を示します。 $ RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN SYSGEN> SHOW GBLSECTIONS Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic -------------- ------- ------- ------- ------- ---- ------- GBLSECTIONS 512 250 20 4095 Sections 5. 割り当てられている数から,合計に示された数(この例で は,258)を引きます。 その差が10未満の場合は,GBLSECTIONSパラメータの値を大 きくする必要があります。 AUTOGENを使用してこれらの値を大きくする手順について,次項で 説明します。 2-6 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 2.3.4.2 AUTOGENを使用したシステム・パラメータ値の変更 システム・パラメータを変更するには,AUTOGENを使用します。 AUTOGENは,ユーザが設定した値に関連するパラメータの値を自動 的に調整します。AUTOGENを使用してシステム・パラメータを変更 するには,次のファイルを編集してください。 SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT このファイルを編集するには,エディタを使用します。このファ イルに記述されているパラメータ値を変更するには,そのパラメ ータに関連付けられている現在の値を削除し,新規の値を入力し てください。 GBLPAGESやGBLSECTIONSなどの追加型パラメータの値を変更するに は,ADD_を使用してください。 次の例は,グローバル・ページを2000増やします。 ADD_GBLPAGES = 2000 ページ・ファイルの制限値を設定する場合は,システムで利用で きるページ・ファイル領域の容量を超過する値を設定しないよう に注意してください。 変更が終了したら,エディタを終了します。続いて,AUTOGENを実 行して,システム・パラメータを再算出します。DCLプロンプト で,次のコマンドを入力します。 $ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT REBOOTを指定した場合,AUTOGENはシステムをシャットダウンした 後で,自動的にリブートします。システムにログインしているユ ーザは,シャットダウン時に接続が解除されます。自動リブート により,新規のパラメータ値が有効になります。 AUTOGENにより,直前のリブート時からの資源の消費量に基づい て,いくつかのSYSGENパラメータが自動的に調整されます。自動 調整を利用したくない場合は,AUTOGENコマンドにNOFEEDBACK修飾 子を指定します。 AUTOGENについての詳しい説明は,VMS SYSTEM MANAGEMENT SUBKIT のドキュメントを参照してください。 2-7 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 2.3.5 プロセス・アカウントの制限値 ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするときに使用するアカウン トの制限値は,インストレーションが実行可能な値でなければな りません。インストレーション時のアカウントに必要なプロセス の制限値を,表 2-2に示します。 表 2-2 インストレーション時に必要なプロセス・アカウントの制 限値 ___________________________________________________________ アカウントの制 限値_____________値________________________________________ ASTLM 24 BIOLM 18 BYTLM 40,000 DIOLM 18 ENQLM 30 FILLM 20 PRCLM 8 WSDEF____________256_______________________________________ ユーザ・アカウントの制限値は,SYSUAF.DATファイルに定義され ています。ユーザ・アカウントの制限値を確認,変更するには, VMS Authorizeユーティリティ(AUTHORIZE)を使用します。まず, ディレクトリをSYS$SYSTEMに設定し,次にAUTHORIZEを実行しま す。 $ SET DEFAULT SYS$SYSTEM $ RUN AUTHORIZE UAF> 2-8 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 UAF>プロンプトで,アカウント名を指定してSHOWコマンド実行す ると,指定したアカウントの確認を行うことができます。次に例 を示します。 UAF> SHOW SYSTEM 制限値を変更するには,MODIFYコマンドを使用します。次の例 は,SYSTEMアカウントのFILLM制限値を変更した後で,ユーティリ ティを終了します。 UAF> MODIFY SYSTEM /FILLM=50 UAF> EXIT ユーティリティを終了する際,変更が行われたかどうかを示すメ ッセージが表示されます。変更を行った場合は,ログアウトして 再度ログインし,新規の制限値を有効にしなければなりません。 アカウントの制限値についての詳しい説明は,VMS SYSTEM MANAGEMENT SUBKITのドキュメントを参照してください。 2.3.6 VMSINSTALの必要条件 VMSINSTALを起動すると,次の内容がチェックされます。 o 特権アカウントにログインしているかどうか。 o インストレーションに適切な制限値かどうか。 o システムにログインしているユーザがいるかどうか。 VMSINSTALは,インストレーション中に問題を検出すると,ユーザ に通知し,インストレーションを続行するかどうかを問い合わせ ます。続行する場合は,"YES"を入力します。インストレーショ ンを中止して,問題を調査する場合は,"NO"を入力するか,また はを押します。問題を解決したら,再度インストレーシ ョンを行ってください。 2-9 インストレーション前の作業 2.3インストレーションの必要条件 2.3.7 システム・ディスクのバックアップ インストレーションの開始時に,VMSINSTALは,システム・ディス クをバックアップしたかどうかを問い合わせてきます。どんなソ フトウェアをインストールする場合でも,あらかじめシステム・ ディスクのバックアップを行ってください。 通常ユーザが使用しているバックアップ手順でバックアップして ください。システム・ディスクのバックアップについての詳しい 説明は,VMS SYSTEM MANAGEMENT SUBKITのドキュメントを参照し てください。 2.3.8 OpenVMSテーラリング ALL-IN-1/TeamRouteのすべての機能を使用するためには,次に示 すような日本語OpenVMSのクラスが必要です。 o VMS Required Saveset o Network Support o Programming Support o System Programming Support o Secure User's Environment o Utilities o BLISS Required Files OpenVMSのクラスとテーラリングについては,OpenVMSオペレーテ ィング・システムのソフトウェア仕様書(SPD 25.01.XX)を参照し てください。 2.3.9 インストレーション実行プロセス ALL-IN-1/TeamRouteをインストールするプロセスがサブプロセス を持っている場合には,インストレーションは失敗します。 2-10 3 _________________________________________________________________ インストレーション この章では,ALL-IN-1/TeamRouteをインストールする方法につい て説明します。 _________________________________________________________________ 3.1 インストレーションの実行 ALL-IN-1/TeamRouteは,インストレーション・プロシージャを使 用してインストールします。インストレーション・プロシージャ では,一連の問い合わせおよび通知メッセージが表示されます。 インストレーション・プロシージャを強制終了するに は,を押します。を押すと,インストレーシ ョン・プロシージャは,その時点までに作成したすべての一時フ ァイルを削除して終了します。 1. VMSINSTALを起動します。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL saveset-name device-name OPTIONS N インストレーションを開始するには,SYSTEMアカウントな どの特権アカウントでログインして,VMSINSTALを起動しま す。VMSINSTALは,SYS$UPDATEディレクトリに置かれていま す。VMSINSTALコマンドに指定するパラメータの意味を,次 に示します。 saveset-name インストールするプロダクト名。ALL-IN-1/TeamRouteの場合 は,次のプロダクト名を使用します。 TMRA1BJV011 device-name 媒体をマウントする装置の名前。たとえば,テープ装置の場 合は,MKB0:のように指定します。このインストレーション では,コンソールを使用する必要はありません。コンソール 3-1 インストレーション 3.1インストレーションの実行 を使用する場合は,インストレーションが終了したら,取り 外した媒体を元に戻してください。 OPTIONS N リリース・ノートに関する問い合わせを表示することを指示 します。このパラメータは省略可能です。指定しない場合, VMSINSTALは,リリース・ノートに関する問い合わせを行い ません。リリース・ノートには,インストレーションに関す る追加情報が入っている場合があります。したがって,イン ストレーションを始める前に,リリース・ノートを確認する 必要があります。リリース・ノートをすでに確認している場 合は,OPTIONS Nを指定する必要はありません。 VMSINSTALの起動時には,他のオプションを選択することも できます。 o A -自動回答オプション VMSINSTALからの問い合わせおよびプロンプトに対する ユーザの回答を格納するファイルを作成します。このオ プションとファイルを使用することにより,再インスト レーション時(通常,システムのアップグレード後)に要 する時間を短縮できます。 o G -セーブセット格納オプション プロダクトのセーブセットを磁気テープまたはディスク に一時的に格納します。 o L -ファイル・ログ・オプション インストレーション中のログを端末に表示します。 o R -代替ルート・オプション 稼動中のシステムのルート以外のルートにインストール します。 オプションを複数指定する場合は,次のように,コンマ(,) で区切って指定します。 OPTIONS A,N オプションについての詳しい説明は,VMS SYSTEM MANAGEMENT SUBKITのドキュメントを参照してください。 3-2 インストレーション 3.1インストレーションの実行 次の例は,VMSINSTALを起動してテープ装置MKB0:から ALL-IN-1/TeamRouteをインストールし,システムからの 応答が表示される例です。この例では,パラメータOPTIONS Nを使用しています。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL TMRA1BJV011 MKB0: OPTIONS N VAX/VMS Software Product Installation Procedure V5.5-1 It is dd-mmm-yyyy at hh:mm. Enter a question mark (?) at any time for help. プロダクト名または装置名を指定しない場合,インストレー ション・プロシージャの実行中に,その情報の入力を要求す るプロンプトが表示されます。ただし,オプションについて の入力は要求されないので,インストレーション中にリリー ス・ノートを参照する場合は,VMSINSTALコマンドにOPTIONS Nを指定してください。 2. システムのバックアップを確認します。 * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? VMSINSTALは,システムのバックアップを行ったかどうか を問い合わせてきます。インストレーションを行う前に, 必ず,システム・ディスクのバックアップを行ってくだ さい。システム・ディスクのバックアップを行った場合 は,を押します。行っていない場合は,"NO"を入力 して,インストレーションを中止します。その場合,システ ム・ディスクをバックアップした後で,あらためてインスト レーションを開始します。 3-3 インストレーション 3.1インストレーションの実行 3. 媒体をマウントします。 Please mount the first volume of the set on MKB0:. * Are you ready? YES %MOUNT-I-MOUNTED, TMRA1BJV MOUNTED ON _$$MKB0: (NODE 1) The following products will be processed: TMRA1BJV V1.1 Beginning installation of TMRA1BJV V1.1 at 20:01 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product saveset A... VMSINSTALの起動時に指定した装置に,ディストリビューシ ョン・キットの最初のボリュームをマウントします。最初に 装置名が表示され,次に,インストレーションの準備ができ ているかどうかを問い合わせてきます。 "YES"を入力すると,ALL-IN-1/TeamRouteが格納されている 媒体が指定の装置にマウントされ,インストレーションが開 始されたことを示すメッセージが表示されます。 VMSINSTALの起動時に誤った装置名を入力してしまい,イ ンストレーションをやり直す必要がある場合は,「Are you ready?」という問い合わせに,"NO"を入力します。他の理由 でインストレーションを強制終了する場合は,を押 してください。 4. リリース・ノート・オプションを選択します。 VMSINSTALの起動時にOPTIONS Nを指定した場合,リリース・ ノートに関する問い合わせが表示されます。次の4つの選択 肢があります。 Release notes included with this kit are always copied to SYS$HELP. Additional Release Notes Options: 1. Display release notes 2. Print release notes 3. Both 1 and 2 4. None of the above * Select option [2]: 3-4 インストレーション 3.1インストレーションの実行 "1"を選択すると,コンソール端末にリリース・ノートが表 示されます。表示を終了する場合は,を押します。 "2"を選択すると,プリント・キューの名前を入力するため のプロンプトが表示されます。 * Queue name [SYS$PRINT]: を押すと,省略時のプリンタにリリース・ノートを 印刷することができます。別のキューを指定することもでき ます。 "3"を選択すると,コンソール端末にリリース・ノートが表 示され,さらに,プリント・キューの名前を入力するための プロンプトが表示されます。 "4"を選択すると,リリース・ノートは,システムのヘル プ・ディレクトリにコピーされます。 すでにリリース・ノートを確認している場合,または2回目 以降のインストレーションの場合には,"4"を選択してくだ さい。 さらに,次の問い合わせが表示されます。 * Do you want to continue the installation [NO]?: YES インストレーションを続行する場合は,"YES"を入力しま す。続行しない場合は,を押します。いずれの場合 も,SYS$HELPディレクトリにリリース・ノートがコピーさ れ,次のメッセージが表示されます。 %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. リリース・ノートのファイル名は,次のとおりです。 SYS$HELP:TMRA1BJV011.RELEASE_NOTES 5. インストレーションの種類を指定します。 インストレーションの種類を,次の中から選択します。 This procedure supports the following installation paths :- (1) First full installation of ALL-IN-1/TeamRoute (2) Installation of an additional TeamRoute language only 3-5 インストレーション 3.1インストレーションの実行 新規のインストレーションを行う場合は,"1"を入力し てを押します。 * What type of installation do you wish to perform: 1 新規のインストレーションを行う場合は,インストールする TeamRouteキットの言語は,ユーザのALL-IN-1システムの省 略時の言語と同じでなければなりません。 6. TMRA1SERVICEアカウントのUICを指定します。 * Please enter a UIC for the TMRA1SERVICE account: 疑問符(?)を入力すると,UICを選択するためのヘルプを表示 できます。 7. TMRA1SERVICEアカウントおよびALL-IN-1/TeamRouteのファイ ルが置かれる装置を指定します。 * Enter the device to accommodate ALL-IN-1/TeamRoute files [USER1:]: 8. インストレーションの言語を指定します。 * Enter language code for this installation (2 Characters): 言語セーブセットの名前は,2文字(ISO 3166)の国コードを 含んでいます。言語セーブセットの名前を識別できるように するために,言語を指定する必要があります。 ALL-IN-1/TeamRouteをインストールする場合は,国コード "JA"を入力します。 疑問符(?)を入力すると,ヘルプを表示できます。 9. プロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK)の登録を確 認します。 * Does this product have an authorization key registered and loaded? ALL-IN-1/TeamRouteのPAKを登録してある場合は,"YES"を入 力して,インストレーションを続行します。 PAKの登録およびロードを行っていない場合は,"NO"を入力 してインストレーションを中止し,PAKの登録およびロード を行ってください。その後,あらためてインストレーション を開始してください。 10.システムのバッチ・キューを指定します。 3-6 インストレーション 3.1インストレーションの実行 TeamRouteサービス・エージェント・プロセスを実行するバ ッチ・キュー名を入力します。 * On which batch queue do you want the startup to run [SYS$BATCH]: 11.すべてのALL-IN-1ユーザをTeamRouteユーザとして登録しま す。 * Do you want all ALL-IN-1 users to be registered as TeamRoute users [YES]? "YES"を入力すると,インストレーション後処理スクリプト が自動的に実行され,ALL-IN-1プロフィール・ファイル内の 既存の全ユーザが,TeamRouteプロフィールにTeamRouteユー ザとして登録されます。すべてのユーザの使用メール・フィ ールドは,TMRに変更されます。 "NO"を入力した場合,「TeamRouteシステム管理」メニュー のユーザ管理オプションを使用して,TeamRouteプロフィー ルにALL-IN-1/TeamRouteを使用するユーザを登録します。詳 しい説明は,第5.1節を参照してください。 12.日本語ALL-IN-1のリンクについての問い合わせに応答しま す。 これらの問い合わせの省略時の値は,日本語ALL-IN-1システ ムの最新の再リンク時に使用した値になります。ALL-IN-1イ メージのリンクについての詳しい説明は,『日本語ALL-IN-1 マネージメント・ガイド』を参照してください。 13.ALL-IN-1/TeamRouteインストレーション検証プロシージャ (IVP)を実行します。 * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? "YES"と答えると,ALL-IN-1/TeamRouteのIVPを実行します。 IVPは,すべてのALL-IN-1/TeamRouteファイルがシステムに インストールされていることをチェックします。なるべく IVPを実行してください。 14.通知メッセージを確認します。 この時点で,インストレーション・プロシージャにより,イ ンストレーションの進行状況について通知する多数のメッセ ージが表示されます。これ以降の問い合わせはありません。 3-7 インストレーション 3.1インストレーションの実行 インストレーションでは,次の作業が行われます。 o ALL-IN-1/TeamRouteおよびTeamRouteサービス・エージ ェントのディレクトリが作成されます。 o TeamRouteサービス・エージェント用のALL-IN-1ディレ クトリおよび関連ファイルが作成されます。 o ALL-IN-1ヘルプが更新されて,ALL-IN-1/TeamRoute用の ヘルプが追加されます。 o ALL-IN-1が再リンクされます。 o ALL-IN-1のフォームが更新されます。 ALL-IN-1/TeamRouteを正常にインストールするためには,更 新しなければならないALL-IN-1フォームがいくつかありま す。これらのフォームが別のアプリケーションによってカス タマイズされていない場合は,インストレーション・プロシ ージャにより,ユーザ・システムの領域にこれらのフォーム が自動的に提供されます。ただし,フォームがすでにカスタ マイズされている場合は,手作業で更新を行わなければなり ません。インストレーション・プロシージャが,手作業によ る更新を要求した場合は,第4章を参照してください。 ALL-IN-1/TeamRouteは,MAIN,DEFAULT,SM$MAIN2,SM_ DEFAULTの各フォームを更新します。各フォームごとに,次 のいずれか一方のメッセージが表示されます。 o カスタマイズされていない場合 %TMRA1-I-NOCUSTOM, Form MAIN.FRM has not previously been modified. -TMRA1-I-NOCUSTOM, This element will be automatically updated. o カスタマイズされている場合 %TMRA1-W-CUSTOM, Form MAIN.FRM has already been modified and -TMRA1-W-CUSTOM, therefore cannot be automatically updated. -TMRA1-W-CUSTOM, Please see the installation guide for details of how to -TMRA1-W-CUSTOM, perform the update of this element manually. インストレーション・プロシージャがこの時点まで正常に実 行できた場合は,新規または更新後のファイルは,適切なデ ィレクトリに移動されます。次のメッセージが表示されま す。 %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will be moved to their target directories... 15.インストレーション後処理が自動的に実行されます。 3-8 インストレーション 3.1インストレーションの実行 すべてのファイルが適切なディレクトリに移動されると,イ ンストレーション後処理が開始します。ここで行われる処理 は,次のとおりです。 o TeamRouteファイルの所有権,保護,および,アクセス 制御リスト(ACL)を設定します。 o ALL-IN-1/TeamRouteのスタートアップ・プロシージャを 実行します。 このプロシージャは,ALL-IN-1/TeamRouteで使用する論 理名を定義します。次に,TeamRouteフォーム・ライブ ラリをコンパイルおよびインストールします。その後, サービス・エージェントを起動します。インストレーシ ョン時に,ALL-IN-1ソース・ファイルの更新が行われな かった場合は,論理名の定義だけが行われます。 なお,このプロシージャは,インストレーション時 にALL-IN-1のサイト・スタートアップ・プロシージャ (OA$SITE_BUILD_SHARE:A1V30_SITE_START.COM)に自動的 に書き込まれます。 o TeamRouteメッセージを利用可能にするために,日本 語ALL-IN-1のカスタマイズ・アプリケーション・メッセ ージ・ファイルのコンパイルおよびインストレーション を行います。 o TeamRouteフォーム・ライブラリのコンパイルおよびイ ンストレーションを行います。 o ALL-IN-1プロフィールに,サービス・エージェントのエ ントリを作成します。 o ALL-IN-1フォーマット・データ・ファイルを,日本語 TeamRouteに対応するMSG:TMRレコードを使用して更新し ます。 o ALL-IN-1エレメントのデータ・ファイル に,ALL-IN-1/TeamRouteのカスタマイズ可能なすべ てのエレメントを指定します。 o MAIN,DEFAULT,SM$MAIN2,SM_DEFAULTの各フォームの カスタマイズを反映させるために,ALL-IN-1カスタマイ ズ管理データ・セットを更新します。これは,インスト レーション時にフォームを自動的に更新できたかどうか に基づいて,各フォームごとに実行されます。 3-9 インストレーション 3.1インストレーションの実行 o ALL-IN-1/TeamRouteのプロフィールに,すべて のALL-IN-1ユーザを登録します。この手順は,手順 11で説明している問い合わせに対する回答によって異な ります。 o サービス・エージェントを起動します。 インストレーション後処理が完了すると,インストレーショ ン後に必要な手作業の処理を通知します。手作業による処理 が必要な場合は,第4章を参照してください。 インストレーション時に,必要なALL-IN-1フォームを更新で きなかった場合は,次のメッセージが表示されます。次の例 は,フォームMAINを手作業で更新する必要があることを示し ています。 IMPORTANT ========= To complete the installation of ALL-IN-1/TeamRoute, it is necessary to perform the following manual tasks. Please refer to the section "After Installing TeamRoute" in the Installation Guide. Compile and install the ALL-IN-1 base text library (A1TXL.TXL) Please update form MAIN ALL-IN-1/TeamRouteのプロフィールに登録しなかっ たALL-IN-1ユーザが存在する場合は,次のメッセージが 表示されます。 You chose not to register all existing ALL-IN-1 users as TeamRoute subscribers. Remember to register specific ALL-IN-1 TeamRoute users in the TeamRoute user profile. 16.IVPのトラブル・シューティングを行います。 インストレーション後処理が完了した後 で,ALL-IN-1/TeamRouteのIVPが実行されます。IVPによ り,ログ・ファイルSYS$TEST:TMRA1$IVP.LOGが生成されま す。IVPが正常に実行されなかった場合は,このログ・ファ イルを参照して,問題を解決してください。 インストレーション以外の場合にIVPを実行したい場合は, 特権アカウントで,次のコマンドを入力します。 $ @SYS$TEST:TMRA1$IVP language 3-10 インストレーション 3.1インストレーションの実行 languageには,インストールしたTeamRouteキットの言語を 指定します。 17.インストレーション・プロシージャを終了します。 Installation of TMRA1BJV V1.1 completed at hh:mm VMSINSTAL procedure done at hh:mm このメッセージは,インストレーション・プロシージャが完 了したことを示します。 特権アカウントからログアウトします。 $ LOGOUT SYSTEM logged out at dd-mmm-yyyy hh:mm:ss.ss VMSINSTALにより,インストレーション中に,プロセス・シ ンボル・テーブルのエントリの削除または変更が行われま す。したがって,この後もシステム管理者のアカウントを使 用したい場合も,一度ログアウトして,再度ログインする必 要があります。 3-11 インストレーション 3.2エラーの復旧 _________________________________________________________________ 3.2 エラーの復旧 インストレーション中にエラーが発生すると,VMSINSTALにより, エラー・メッセージが表示されます。インストレーションが失敗 すると,次のメッセージが表示されます。 %VMSINSTAL-E-INSFAIL, The installation of TMRA1 has failed. 次の条件のうち1つでも該当すると,インストレーション中にエラ ーが発生します。 o オペレーティング・システムのバージョンが不正 o 必要なソフトウェアのバージョンが不正 o インストレーションに必要な制限値が不十分 o インストレーションに必要なシステム・パラメータ値が不十 分 o VMSヘルプ・ライブラリが現在使用中 o ライセンスの登録およびロードが未実行 これらの条件によって生成されるエラー・メッセージについての 説明は,システム・メッセージ,復旧手順,およびVMSソフトウ ェアのインストレーションに関するマニュアルを参照してくださ い。これらの条件に該当することが通知された場合は,メッセー ジに説明されている処置を行ってください。インストレーション の必要条件についての説明は,第2章を参照してください。 3-12 4 _________________________________________________________________ インストレーション後の作業 日本語TeamRouteをインストールした後で,次の操作を行う必要が あります。 o インストレーション時に指示された場合は,ALL-IN-1フォー ムを更新して,日本語TeamRouteをサポートするようにしま す。 o 日本語ALL-IN-1のテキスト・ライブラリのコンパイルおよび インストレーションを行います。 _________________________________________________________________ 4.1 ALL-IN-1フォームの更新 4.1.1 MAINフォームの更新 インストレーション時に,以前のカスタマイズが原因でこのフ ォームを自動的に更新できないことが通知された場合は,日本語 TeamRouteを手作業で変更しなければなりません。この節では, MAINフォームにTMRオプションを追加する方法を説明します。MAIN フォームがユーザの環境に適さない場合は,この手順を参考にし て,TMRオプションを別のフォーム(たとえば,MAIN2)に追加して ください。 1. "ALLIN1/USER=MANAGER"と入力して,を押します。 2. "CM"と入力して,カスタマイズ管理に移ります。 3. "SEL"と入力して,を押します。 次のように入力して,を押します。 エレメント名: MAIN タイプ : FRM 領域名 : JAPANESE 4. "E"と入力してを押して,フォームを編集します。 5. "S"と入力してを押して,画面を編集します。 4-1 インストレーション後の作業 4.1 ALL-IN-1フォームの更新 6. "LAYOUT"を選択します。さらに,日本語FMSエディタを使用 して,日本語TeamRouteにオプションを追加します。次のよ うに入力します。 TMR TeamRoute 7. テキストの後に,13文字の空白を入力して,長さが30文字の フィールドを作成します。これにより,新規のパッケージの 数が表示されます。 8. + < 7 >を入力してレイアウトを終了し,「フォー ム・エディタ」メニューに戻ります。 9. "ASSIGN"と入力して,を押します。属性を指定す るフィールドに,"2"を入力します。新しいフィールドに, TMR_COUNTという名前を割り当てます。を押して表示の みフィールドに移り,"x"を入力します。 10.フィールド名を割り当てた後で,を押して,「フォ ーム・エディタ」メニューに戻ります。さらに,"EXIT"と入 力して,を押します。 11.次の問い合わせに,"Y"と入力して,フォームを保存しま す。 このフォームをセーブしますか? (Y/N) 12.「RETURNを押して続けてください。」というメッセージが表 示されたら,を押します。 「カスタマイズ管理-サイト変更ログ」フォームが表示され ます。必要に応じて,フィールドに入力して,を押 します。 13."E"と入力して,フォームを編集します。 14."ND"と入力して,フォームのネームド・データを編集しま す。 次の情報を使用して,フォームのネームド・データを更新し ます。太字の文字は,変更された部分です。 ;;.TYPE;; MENU /USER=USER/TITLE=TITLE/MAIL=MAIL/CHOICE=CHOICE/DATE=DATE/MORE='MAIN2' /CLEAR/GET=DAY,OA$DAY;MEETIN,OA$MEETING_COUNT_DISPLAY/HARD=OA$_MAIN_HRD_MAIN /GET=TMR_COUNT,OA$TMR$COUNT_DISPLAY/PRE="DO TMR$CL_OPEN_LIBRARY" 4-2 インストレーション後の作業 4.1 ALL-IN-1フォームの更新 ;;OA$_TMR_MO_TEAMROUTE;; FORM TMR$MAIN$MENU 15.エディタを終了します。 16."MLA"と入力して,MAINフォームをライブ領域に移動しま す。 MAINフォームがすでに変更されている場合は,次のメッセー ジが表示されます。 エレメントはすでにライブ状態です。続けますか? (Y/N) "Y"を入力します。次のメッセージが表示されます。 エレメントはライブ領域に移動するためにマークされまし た。 17."AM"と入力して,「アプリケーション・メインテナ」メニュ ーを表示します。 18."PME"と入力して,「指定エレメント処理」フォームを表示 します。 19."ML"と入力して,MAINフォームをライブ領域に移動します。 次のメッセージが表示されます。 エレメントはライブ領域に移動されました。 20.を押します。 SITEOAFORM.FLBのフォームが変更されたのでPCF(フォーム・ ライブラリのプリコンパイル)オプションを選択することを 指示する警告メッセージが表示されます。 21.を押します。 22."PCF"と入力して,フォーム・ライブラリをプリコンパイル します。 23.次のように入力して,を押します。 OA$SITE_LIB_JAPANESE:SITEOAFORM.FLB 次のメッセージが表示されます。 新規 .FLCをインストールしますか? (Y/N) 4-3 インストレーション後の作業 4.1 ALL-IN-1フォームの更新 24."Y"を入力します。次のメッセージが表示されます。 OA$SITE_LIB_JAPANESE:SITEOAFORM.FLBがプリコンパイルされ、インストー ルされました。 これにより,ALL-IN-1ユーザは,変更されたフォームを使用 できるようになります。 4.1.2 DEFAULTフォームの更新 第4.1.1項の手順1から3を行って,編集するDEFAULTフォームを選 択します。次に,手順13から24を行います。手順14では,MENUと いう語を含む行の後に,次のネームド・データを追加してくださ い。 ;;OA$_TMR_MO_TEAMROUTE;; DO TMR$CL_OPEN_LIBRARY\FORM TMR$MAIN$MENU 4.1.3 フォーム SM$MAIN2,SM_DEFAULTの更新 第4.1.1項の手順1から6を行って,編集するSM$MAIN2フォームを選 択します。次に,TeamRouteシステム管理オプションを画面に追加 してください。次のように入力します。 MTS TeamRouteシステム管理 手順10から16を行います。手順14では,次の行をネームド・デー タの末尾に追加してください。 ;;OA$_TMR_MO_MTS;; DO TMRA1$LIB:TMR$SM_OPENLIB\FORM TMR$SM$MTS$MENU 次に,SM_DEFAULTフォームを,編集せずにライブ領域に移動し ます。SM_DEFAULTフォームは,変更する必要はありませんが, SM$MAIN2フォームによって参照されるため,ライブ領域に移動す る必要があります。これを行うには,手順1から3を行ってフォー ムを選択し,次に手順16を行います。フォームがすでにライブ領 域にある場合は,移動する必要はありません。 4-4 インストレーション後の作業 4.1 ALL-IN-1フォームの更新 必要なフォームすべてをライブ領域に移動したら,手順17から 24を行って操作を完了してください。手順20から24では,フォー ム・ライブラリとして,SITEOAFORMの代わりにSITEMANAGERが使用 されます。したがって,手順23では,次のように入力します。 OA$SITE_LIB_JAPANESE:SITEMANAGER.FLB _________________________________________________________________ 4.2 ALL-IN-1ベース・テキスト・ライブラリ(A1TXL.TXL)のコンパイ ルおよびインストレーション 日本語TeamRouteを実行するには,あらかじめ,日本語TeamRoute スクリプトおよびボイラプレート・ファイルをALL-IN-1テキス ト・ライブラリ A1TXL.TXLに入れておかなければなりません。 1. "ALLIN1/USER=MANAGER"と入力して,を押します。 2. "SM"と入力して,システム管理に移ります。 3. "CSZ"と入力して,「カスタマイズ・システム管理」メニュ ーを表示します。 4. "CTX"と入力して,ベース・テキスト・ライブラリをコンパ イルします。 確認を求められるので,を押します。 4-5 インストレーション後の作業 4.3トラブル対応 _________________________________________________________________ 4.3 トラブル対応 日本語TeamRouteの使用中に問題が発生した場合は,日本DECの各 支店/営業所にお問い合わせください。問題の性質およびサポート の種類に応じて,次のいずれかの対処を行うことができます。 o ソフトウェア契約書または保証書で,電話サポートを受ける ことが認められている場合は,日本DECの各支店/営業所に電 話でお問い合わせください。 o ソフトウェア・パフォーマンス・レポート(SPR)を提出して ください。 保証についての詳しい説明は,『ソフトウェア仕様書(SPD)』およ び『システム・サポート付加情報(SSA)』を参照してください。保 証期間中に問題が発生した場合は,前述の方法で問題を報告して ください。その他の場合は,日本DECにご相談ください。 4-6 5 _________________________________________________________________ 日本語TeamRouteの管理 この章では,ALL-IN-1/TeamRouteを管理する方法について説明し ます。管理を開始するには,次の手順で行います。 1. 日本語TeamRouteをシステムにインストールします。 2. ALL-IN-1マネージャ・アカウント,または同等の特権を持つ アカウントにログインします。 日本語TeamRouteを管理するには,ALL-IN-1マネージャ特権 を持っていなければなりません。 3. MGTを選択して,「ALL-IN-1システム管理」メニューを表示 します。 4. 「ALL-IN-1システム管理」メニューで, MTS(TeamRouteシス テム管理)を選択します。 「TeamRouteシステム管理」メニューが表示されます (図 5-1)。 図 5-1 「TeamRouteシステム管理」メニュー 5. オプションを入力します。 オプションについては,以降の各節で説明します。 5-1 日本語TeamRouteの管理 5.1 TeamRouteユーザの管理 _________________________________________________________________ 5.1 TeamRouteユーザの管理 ALL-IN-1ユーザをTeamRouteユーザとして登録するには, TeamRouteプロフィール・ファイルに各ユーザのエントリを追 加します。プロフィール・ファイルのエントリは,次のフィール ドから構成されます。 o ALL-IN-1ユーザ名 o ユーザを登録した日付 o ユーザを変更した日付 o TeamRoute使用可能フラグ ユーザを追加または変更するには,「TeamRouteシステム管理」 メニューから, MAC(ユーザ管理)を選択します。これにより, 「TeamRouteユーザ管理」メニューが表示されます(図 5-2)。 図 5-2 「TeamRouteユーザ管理」メニュー 「TeamRouteユーザ管理」メニューで使用できるオプションを, 表 5-1に示します。 5-2 日本語TeamRouteの管理 5.1 TeamRouteユーザの管理 表 5-1 「TeamRouteユーザ管理」メニューのオプション ___________________________________________________________ オプ ショ ン_____説明________________________________________________ SEL 「ユーザ選択」フォームを表示します。このフォームで, ユーザ名を入力できます。を押すと,登録されてい るユーザの一覧が表示できます。 C 「TeamRouteユーザ情報」フォームを表示します。この フォームで,TeamRouteユーザ名およびTeamRoute使用 可能フラグの値を入力できます。TeamRouteユーザ名お よびTeamRoute使用可能フラグは必須です。TeamRoute ユーザ名は,ALL-IN-1ユーザ名でなければなりません。 TeamRoute使用可能フラグには, Y または N を指定しま す。TeamRouteユーザ名は,最大30文字,TeamRoute使用可 能フラグは,最大1文字で入力します。 続けて,複数のTeamRouteユーザを作成することができま す。終了するときは,EXITキーを押します。 新規のTeamRouteユーザを作成すると,関連す るALL-IN-1ユーザの使用メール・フィールドは,TMRに 更新されます。 E 現在選択されているユーザの,「TeamRouteユーザ情報」 フォームを表示します。ユーザが選択されていない場合 は,MACメニューでSELを指定して,ユーザを選択しなけれ ばなりません。TeamRoute使用可能フラグのみを変更でき ます。TeamRouteユーザ名を変更するには,そのレコード を削除しなければなりません。 D 現在選択されているユーザの,「TeamRouteユーザ情報」 フォームを表示します。さらに,現在選択されているユー ザを削除します。ユーザが選択されていない場合は,MAC メニューでSELを指定して,ユーザを選択しなければなり ません。確認メッセージが表示されるので,削除する場合 はを押します。削除しない場合は,EXITキーを押 します。 P 現在選択されているユーザのTeamRouteユーザ情報を,省 略時のプリンタに印刷します。「文書印刷」フォームで別 の出力先を指定した場合は,その指定に従います。 R 現在選択されているユーザの,「TeamRouteユーザ情報」 フォームを表示します。この場合は,表示のみで,入力は できません。 I 「ユーザの索引」フォームを表示します。TeamRouteユ5-3 ザ名を入力しないでを押すと,すべてのユーザが 表示されます。TeamRouteユーザ名を入力すると,そのユ ーザのみが表示されます。詳しい説明は,第5.1.1項を参 照してください。 RI 直前の索引指定をもとに,TeamRouteユーザの一覧を表示 します。 ENA 現在のTeamRouteユーザを使用可能にします。 DIS 現在のTeamRouteユーザを使用不可能にします。 RTS____TeamRouteシステム配布リストを作成します。___________ 日本語TeamRouteの管理 5.1 TeamRouteユーザの管理 5.1.1 TeamRouteユーザの索引とメニューの使用方法 TeamRouteユーザの索引には,次の情報が表示されます。 o TeamRouteユーザ名 o ユーザを登録した日付 o ユーザを変更した日付 o TeamRoute使用可能フラグ ,上矢印キー,下矢印キーを使用 して,表示をスクロールすることができます。 + < V >を入力すると,現在選択しているユーザを表示 できます。ユーザを選択するには,,上矢印キー,下 矢印キーを使用します。図 5-3に示すメニューを表示するに は, + < M >を入力します。 図 5-3 「索引」メニュー 「索引」メニューで使用できるオプションを,表 5-2に示しま す。 5-4 日本語TeamRouteの管理 5.1 TeamRouteユーザの管理 表 5-2 「索引」メニューのオプション ___________________________________________________________ オプシ ョン_____説明______________________________________________ C,E,D,P,R索引中で > が付いているユーザに対して,「TeamRoute ユーザ管理」メニュー(表 5-1を参照)と同じ操作を行い ます。このユーザは, x で選択されているユーザでは ないので,注意してください。 > をスクロールするに は,矢印キーを使用します。 ENA 索引中で > が付いているユーザを使用可能にします。 DIS 索引中で > が付いているユーザを使用不可能にしま す。 ALL すべてのユーザを選択します。 CAS ユーザの選択を取り消します。 XP x で選択されているすべてのユーザを印刷します。こ のユーザは, > が付いているユーザではないので,注 意してください。 XD________x_で選択されているすべてのユーザを削除します。___ 5-5 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 _________________________________________________________________ 5.2 サービス・エージェントの管理 サービス・エージェントを管理するには,「TeamRouteシステム管 理」メニューから, MSAを選択します。「サービス・エージェン ト管理」メニューが表示されます(図 5-4)。 図 5-4 「サービス・エージェント管理」メニュー 「サービス・エージェント管理」メニューで使用できるオプショ ンを,表 5-3に示します。 表 5-3 「サービス・エージェント管理」メニューのオプション ___________________________________________________________ オプ ショ ン_____説明________________________________________________ SEL 「サービス・エージェントの選択」フォームを表示しま す。このフォームで,サービス・エージェントの名前を入 力できます。を押すと,TMRA1SA1サービス・エージ ェントが選択されます。 P サービス・エージェント制御ファイルの現在の値を,省略 時のプリンタに印刷します。「文書印刷」フォームで別の 出力先を指定した場合は,その指定に従います。 R サービス・エージェント制御ファイルの現在の値について の一覧を表示します。この場合は,表示のみで,入力はで きません。表示を終了するには,を押します。 ST サービス・エージェントを起動し,状態をRUN PENDINGに 変更します。サービス・エージェントが実際に起動される と,状態はRUNNINGに変更されます。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) 5-6 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 表 5-3 (続き) 「サービス・エージェント管理」メニューのオプ ション ___________________________________________________________ オプ ショ ン_____説明________________________________________________ SU サービス・エージェントを一時停止し,状態をSUSPEND PENDINGに変更します。サービス・エージェントが実際 に一時停止すると,状態はSUSPENDEDに変更されます。 このオプションを実行すると,サービス・エージェント はALL-IN-1からログアウトしますが,独立プロセスとして 残ります。この場合,サービス・エージェントに要求を送 信することはできますが,サービス・エージェントが再起 動するまで,その要求は処理されません。 RE サービス・エージェントの一時停止を解除し,状態をRUN PENDINGに変更します。サービス・エージェントが実際 に起動されると,状態はRUNNINGに変更されます。サービ ス・エージェントは,ALL-IN-1に再度ログインし,要求の 処理を継続します。 SP サービス・エージェントの停止を要求し,状態をSTOP PENDINGに変更します。サービス・エージェントが実際に 停止すると,状態はSTOPPEDに変更されます。 SW サービス・エージェント制御ファイルの現在の値の一覧を 表示します。ここで,起動周期(第5.2.1項を参照)を編集 できます。表示を終了するには,を押します。 SR トランザクション・ファイルのサイズ(単位はブロック)を 設定します。省略時の値は,600ブロックです。 RL ログ・ファイルを表示します。スクロールするに は,を使用します。詳 しい説明は,第5.2.2項を参照してください。 PL ログ・ファイルを印刷します。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) 5-7 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 表 5-3 (続き) 「サービス・エージェント管理」メニューのオプ ション ___________________________________________________________ オプ ショ ン_____説明________________________________________________ RT トランザクション・ファイルを表 示します。スクロールするには, を使用します。詳しい 説明は,第5.2.3項を参照してください。 PT トランザクション・ファイルを印刷します。 SLF 現在のログ・ファイルをクローズします。さらに,このフ ァイル,およびこのファイルと同じ名前を持つすべての ログ・ファイルの名前を,TMRA1$SA_LOG:TMRA1SA1.LOG_ timestampに変更します。 timestampの値は,ファイルのタイム・スタンプです。た とえば,時刻が1992年2月13日10時39分35秒60の場合,タ イム・スタンプは1992021310393560になります。アクセス の衝突が原因で新しいログ・ファイルが開始された場合, TMRA1SA1.LOGという名前のログ・ファイルが複数存在する ことがあります。衝突は,日本語ALL-IN-1でログ・ファイ ルを表示しているときに,同時にALL-IN-1スクリプトが同 じログ・ファイルに書き込みを行おうとしたときに発生し ます。このような場合に,新しいログ・ファイルが開始さ れます。 また,衝突は,コマンド・プロシージャがログ・ファイル にアクセスしようとした場合にも発生します。コマンド・ プロシージャは,5分ごとに5回,ログ・ファイルへのアク セスを試行します。それでもログ・ファイルにアクセスで きなかった場合は,新しいログ・ファイルが開始されま す。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) 5-8 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 表 5-3 (続き) 「サービス・エージェント管理」メニューのオプ ション ___________________________________________________________ オプ ショ ン_____説明________________________________________________ STF 現在のトランザクション・ファイルをクローズします。 さらに,このファイル,およびこのファイルと同じ名前 を持つすべてのトランザクション・ファイルの名前を, TMRA1$SA_DATA:TMR$SA_TRANSACTION.DAT_timestampに変更 します。 timestampの値は,ファイルのタイム・スタンプです。た とえば,時刻が1992年2月13日10時39分35秒60の場合,タ イム・スタンプは1992021310393560になります。アクセス の衝突が原因で新しいトランザクション・ファイルが開始 された場合は,TMR$SA_TRANSACTION.DATという名前のトラ ンザクション・ファイルが複数存在することがあります。 衝突は,日本語ALL-IN-1でトランザクション・ファイルを 表示しているときに,同時にALL-IN-1スクリプトが同じト ランザクション・ファイルに書き込みを行おうとしたとき に発生します。このような場合に,新しいトランザクショ _______ン・ファイルが開始されます。________________________ 5.2.1 起動周期の設定 サービス・エージェントは,バッチ・キューを必要としない独 立プロセスです。したがって,定期的に実行するためにキュー に再登録する必要はありません。代わりに,要求がないときは, 定義された時間休止します。省略時の起動周期は,5分,つまり 00:05:00です。 さらに,サービス・エージェントは一時停止されると,起動周期 を使用して,状態の変更を定期的にチェックします。 SWオプションを使用して,起動周期を再設定することができま す。起動周期の指定形式は,HH:MM:SSです。また,次の制限事項 に従ってください。 o HH - 00〜23 5-9 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 o MM,SS - 00〜59 誤った値を指定すると,起動周期は,省略時の00:05:00になりま す。 5.2.2 ログ・ファイルの使用方法 サービス・エージェントが保守するログ・ファイルには,次の項 目が含まれます。 o サービス・エージェントがキューに登録された時間,停止し た時間,一時停止した時間,起動した時間。 o 診断メッセージ。 省略時の設定では,ログ・ファイルは,論理名TMRA1$SA_LOGの ディレクトリに置かれます。ログ・ファイルの名前は,service_ agent_account_name.LOGです。 サービス・エージェントが起動しているとき,または停止してい るときにログ・ファイルを表示するには,RLオプションまたは次 のコマンドを使用します。 $ TYPE TMRA1$SA_LOG:service_agent_account_name_version.LOG ログ・ファイルは,実行するに従って大きくなります。必要に応 じて,SLFオプションを使用してログ・ファイルをクローズし,新 しいログ・ファイルを開始してください。古いファイルは,別の ディレクトリにコピーするか,または削除してください。 RLオプションを使用して80桁を超える行を表示する場合は,WS(拡 張画面)を指定します。他の表示オプションの一覧を表示するに は,RLフォームで, + < M >を入力します。 5.2.3 トランザクション・ファイルの使用方法 サービス・エージェントは,ルーチン処理に関する情報が入って いるトランザクション・ファイルを保守します。省略時の設定で は,トランザクション・ファイルは,論理名TMRA1$SA_DATAのディ 5-10 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 レクトリに置かれます。トランザクション・ファイルの名前は, TMR$SA_TRANSACTION.DATです。 サービス・エージェントが起動しているとき,または停止してい るときに,トランザクション・ファイルを表示するには,RTオプ ションまたは次のコマンドを使用します。 $ TYPE TMRA1$SA_DATA:TMR$SA_TRANSACTION.DAT トランザクション・ファイルは,実行するに従って大きくなりま す。必要に応じて,STFオプションを使用してトランザクション・ ファイルをクローズし,新しいトランザクション・ファイルを開 始してください。古いファイルは,別のディレクトリにコピーす るか,または削除してください。 サービス・エージェントは,「サービス・エージェント管理」メ ニュー(表 5-3を参照)のSRオプションで指定した値をもとに,ト ランザクション・ファイルのサイズを自動的に調整します。 トランザクション・ファイルのレコードは,固定長と可変長の フィールドからなります。フィールドは,コンマ(,)で区切られ ます。一般的なトランザクション・レコードの例を,次に示しま す。 19911108202426,BR,BOB SMITH ,68963180,NODENM,001,,,TMR_FOLDER 004503,BOB SMITH 19911108202505,LC,BOB SMITH ,68963180,NODENM,001,,,7,7 8,SMITH,, [TMRA1SA1]SMITH 004504,BOB SMITH この例では,本書のページ幅に合わせてテキストを改行してい ます。RTオプションを使用して80桁を超える行を表示するには, WS(拡張画面)を指定します。他の表示オプションの一覧を表示す るには,RTフォームで, + < M >を入力します。 トランザクション・ファイルについての詳しい説明は,付録 Dを 参照してください。 5-11 日本語TeamRouteの管理 5.2サービス・エージェントの管理 5.2.4 サービス・エージェントのトレース エラーが繰り返し発生する場合は,サービス・エージェントをト レース・モードにします。次の手順で行います。 1. 「サービス・エージェント管理」メニューを使用して,サー ビス・エージェントを停止します。 2. DCLプロンプトで,次のコマンドを入力します。 $ DEFINE/SYSTEM/EXEC TMRA1$SATRACE "1" 3. 「サービス・エージェント管理」メニューを使用して,サー ビス・エージェントを起動します。 これにより,ALL-IN-1トレース・プロセスが実行されます。トレ ース・ファイルは,次のとおりです。 [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1]A1TRACE.LOG トレース・ファイルは非常に大きくなるので,処理の後には必ず トレースをオフにしてください。トレースをオフにするには,次 の手順で行います。 1. 「サービス・エージェント管理」メニューを使用して,サー ビス・エージェントを停止します。 2. DCLプロンプトで,次のコマンドを入力します。 $ DEFINE/SYSTEM/EXEC TMRA1$SATRACE "0" 3. 「サービス・エージェント管理」メニューを使用して,サー ビス・エージェントを起動します。 サービス・エージェントが停止するまでは,トレース・ファイル にアクセスできません。また,古いトレース・ファイルは,早め に削除してください。 5-12 日本語TeamRouteの管理 5.3アプリケーションの管理 _________________________________________________________________ 5.3 アプリケーションの管理 パッケージで使用されるアプリケーションはすべて登録されてい ます。各アプリケーションごとに,次の3つの値が登録されていま す。 o アプリケーション名 o スクリプト・ファイル名 o アプリケーションの説明文 新規のアプリケーションの登録,または既存のアプリケーショ ンの変更を行うには,「TeamRouteシステム管理」メニューで, MAR(TeamRouteアプリケーション管理)を選択します。 「アプリケーション管理」メニューが表示されます(図 5-5)。 図 5-5 「アプリケーション管理」メニュー 「アプリケーション管理」メニューで使用できるオプションを, 表 5-4に示します。 5-13 日本語TeamRouteの管理 5.3アプリケーションの管理 表 5-4 「アプリケーション管理」メニューのオプション ___________________________________________________________ オプ ショ ン_____説明________________________________________________ SEL 「アプリケーション管理ファイル」フォームを表示し ます。このフォームで,アプリケーションを選択できま す。を押すと,登録されているすべてのアプリケー ションの一覧が表示されます。 C 「アプリケーション管理ファイル」フォームを表示しま す。このフォームで,登録したいアプリケーションの名 前,スクリプト,内容を入力できます。アプリケーション 名は必須です。別のアプリケーションと同じ名前を指定す ることはできません。各フィールドは,最大で60文字まで 入力できます。 中止するときは,EXITキーを押します。 E 現在のアプリケーションについての,「アプリケーション 管理ファイル」フォームを表示します。アプリケーション 名以外のフィールドは変更することができます。アプリケ ーション名を変更するには,現在のレコードを削除し,新 しいレコードを作成しなければなりません。 D 現在のアプリケーションの登録を削除します。を 押すと確認メッセージが表示されるので,削除する場合 はを押します。削除しない場合は,EXITキーを押 します。 P 現在のアプリケーションの情報を,省略時のプリンタに印 刷します。「文書印刷」フォームで別の出力先を指定した 場合は,その指定に従います。 R 現在のアプリケーションについての,「アプリケーション 管理ファイル」フォームを表示します。この場合は,表示 のみで,入力はできません。 I 「アプリケーションの索引」を表示します。ここ で,を押すと,すべてのアプリケーションが 表示されます。名前を入力すると,そのアプリケーション のみが表示されます。詳しい説明は,第5.3.1項を参照し _______てください。________________________________________ 5-14 日本語TeamRouteの管理 5.3アプリケーションの管理 5.3.1 アプリケーションの索引およびメニューの使用方法 「アプリケーションの索引」では,長いレコードは切り捨てられ ることがあります。 + < F >および + < V >は使用 できません。ただし, + < M >を使用して,「索引」メニ ューを表示することができます(図 5-6)。 図 5-6 「索引」メニュー 「索引」メニューで使用できるオプションを,表 5-5に示しま す。 表 5-5 「索引」メニューのオプション ___________________________________________________________ オプシ ョン_____説明______________________________________________ C,E,D,P,R索引中で > が付いているアプリケーションに対して, 「アプリケーション管理」メニュー(表 5-4を参照)と同 じ操作を行います。このアプリケーションは, x で選 択されているアプリケーションではないので,注意して ください。 > をスクロールするには,矢印キーを使用 します。 ALL すべてのアプリケーションを選択します。 CAS アプリケーションの選択を取り消します。 XP x で選択されているすべてのアプリケーションを印刷 します。このアプリケーションは, > が付いているア プリケーションではないので,注意してください。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) 5-15 日本語TeamRouteの管理 5.3アプリケーションの管理 表 5-5 (続き) 「索引」メニューのオプション ___________________________________________________________ オプシ ョン_____説明______________________________________________ XD x で選択されているすべてのアプリケーションを削除 _________します。__________________________________________ _________________________________________________________________ 5.4 トラブル対応 送信したパッケージが受信されていない場合は,次の項目を調べ て問題に対応してください。 1. サービス・エージェントのプロセスが起動中かどうかを調べ ます。 DCLプロンプト($)で,次のコマンドを入力して,システムの すべてのプロセスの一覧を表示します。 $ SHOW SYSTEM/OUT=LIST.TXT サービス・エージェントのプロセスが存在するかどうかを調 べるために,出力ファイルを検索します。 $ SEARCH LIST.TXT "TMRA1$SA_1" 次のようなプロセス情報が表示されることを確認します。 2020148B TMRA1$SA_1 HIB 2 194572 0 01:08:14.51 13273 2825 TMRA1$SA_1プロセスがシステムに存在しない場合,このプロ セス情報は表示されません。これは,サービス・エージェン トのプロセスが存在しないので,サービス・エージェントを 起動してこのプロセスを作成しなければならないことを示し ます。「サービス・エージェント管理」メニュー(第5.2節を 参照)を使用して,サービス・エージェントを起動してくだ さい。 2. 「サービス・エージェント管理」メニューを表示します。サ ービス・エージェントの状態を確認します。状態がSTOPPED の場合は,サービス・エージェントを起動します。 5-16 日本語TeamRouteの管理 5.4トラブル対応 3. パッケージを受信していないユーザの使用メールを確認しま す。「システム管理」の「ユーザ管理」メニューを使用して ください。ユーザの使用メール・フィールドに,TMRが設定 されているかどうかを確認します。設定されていない場合 は,このフィールドをTMRに変更してください。詳しい説明 は,『日本語ALL-IN-1マネージメント・ガイド』を参照して ください。 4. ALL-IN-1のセンダーおよびフェッチャがバッチ・キューに登 録されていることを確認します。次の手順で行います。 a. ALL-IN-1マネージャ・アカウントで,SM(ALL-IN-1シス テム管理)からMMオプションを実行して,「電子メール 管理」メニューを表示します。 b. DSを選択して,センダーとフェッチャの状態を表示しま す。 c. DQを選択して,送信キューの状態を表示します。 d. 未送信メールがある場合は,RSを選択して,センダーを 実行します。 5. 次のコマンドを使用して,論理名TMRA1$SABATCHに既存のバ ッチ・キューが割り当てられているかどうかを調べます。 $ SHOW LOGICAL TMRA1$SABATCH TMRA1$SABATCHに割り当てられたバッチ・キューが存在 しない場合は,バッチ・キューを作成するか,または TMRA1$SABATCHに既存のバッチ・キューを割り当てます。 5-17 A _________________________________________________________________ インストレーションの例 この付録では,インストレーションの例を紹介します。この例 は, ALL-IN-1/TeamRouteを初めてインストールする場合の例で す。 この例では,システムにログインしているユーザはいません。 システムに他のレイヤード・ソフトウェアがインストールされて いる場合は,さらに別のメッセージや問い合わせが表示されるこ とがあります。 IVPは,各インストレーションが終了した後に実行されます。 Username: SYSTEM Password: Welcome to VAX/VMS V5.5-1 Last interactive login on Monday, 10-MAY-1993 17:14 Last non-interactive login on Friday, 7-MAY-1993 16:11 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL TMRA1BJV011 MKB400: VAX/VMS Software Product Installation Procedure V5.5-1 It is 13-MAY-1993 at 12:23. Enter a question mark (?) at any time for help. * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? Please mount the first volume of the set on MKB400:. * Are you ready? YES %MOUNT-I-MOUNTED, JTMR11 mounted on _JIT162$MKB400: The following products will be processed: TMRA1BJV V1.1 Beginning installation of TMRA1BJV V1.1 at 12:25 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. A-1 インストレーションの例 ******************************************************************************** TMRA1BJV V1.1 Kit Installation Procedure Copyright (c) Digital Equipment Corporation. 1993. All Rights Reserved. ******************************************************************************** This procedure supports the following installation paths :- (1) First full installation of ALL-IN-1/TeamRoute (2) Installation of an additional TeamRoute language only * What type of installation do you wish to perform [1]: %TMRA1BJV-I-FULL, This is a full installation of ALL-IN-1/TeamRoute. %TMRA1BJV-I-CHECKS, Performing pre-installation checks... %TMRA1BJV-I-CHKVMS, Checking your system's VMS version. %TMRA1BJV-I-CHKVMS, Checking your system's Nihongo VMS version. %TMRA1BJV-I-CHKSPA, Checking for sufficient free space on the kit working disk. %TMRA1BJV-I-CHKGBL, Checking for sufficient free global pages and global sections. %TMRA1BJV-I-CHKA1, Checking that ALL-IN-1 IOS is installed. %TMRA1BJV-I-CHKLOG, Checking ALL-IN-1 logicals that this installation will use. %TMRA1BJV-I-CHKSHT, Checking that ALL-IN-1 has been shutdown. To ensure that the ALL-IN-1/TeamRoute Service Agent runs with the correct quotas, this installation procedure will create an account for the service agent. This account, TMRA1SERVICE, has no special privileges. * Please enter a UIC for the TMRA1SERVICE account: [100,200] * Enter the device to accommodate ALL-IN-1/TeamRoute files: SYS$SYSDEVICE: %TMRA1BJV-I-CHKQUO, Determining whether disk quotas enabled on SYS$SYSDEVICE:... %TMRA1BJV-I-QUOTOK, Disk quotas are not enabled. The installation will continue %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named TMRA1SERVICE. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %UAF-I-RDBADDMSGU, identifier TMRA1SERVICE value: [000100,000200] added to rights data base %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE]. %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named TMRA1SERVICE. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %TMRA1BJV-I-GRNTADMIN, Granting OA$ADMIN rights identifier to TMRA1SERVICE. %UAF-I-GRANTMSG, identifier OA$ADMIN granted to TMRA1SERVICE * Enter language code for this installation (2 Characters) [JA]: %TMRA1LJA-I-RESLANG, Restoring the LANGUAGE saveset... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... A-2 インストレーションの例 %TMRA1BJV-I-LANG, The language of this TeamRoute kit is JAPANESE. %TMRA1BJV-I-CHKDSK, Checking disk space... %TMRA1BJV-I-DSKSPA, Checking space on the ALL-IN-1 JAPANESE files disk. %TMRA1BJV-I-DSKSPA, Checking space on the system disk. %TMRA1BJV-I-DSKSPA, Checking space on the ALL-IN-1 shared data files disk. %TMRA1BJV-I-DSKSPA, Checking space on the TeamRoute target disk. %TMRA1BJV-I-DSKSPA, Checking space on the ALL-IN-1 shared library files disk. Product: TMRA1-JA Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES %TMRA1BJV-I-CHKLIC, Checking TMRA1-JA licence is registered and loaded Access granted %TMRA1BJV-I-RUNA1, Running ALL-IN-1 to obtain VMS account of ALL-IN-1 MANAGER... * Do you want all ALL-IN-1 users to be registered as TeamRoute users [YES]? %TMRA1BJV-I-A1LNKQ, ALL-IN-1 link questions will now be asked. %TMRA1BJV-I-SAVED_ANS_1, Default answers are being taken from saved answers file %TMRA1BJV-I-SAVED_ANS_2, which was created on 10-MAY-1993 17:18:50.82 * Do you want to integrate DATATRIEVE with ALL-IN-1 [NO]? %TMRA1BJV-I-DTRNOLINK, DATATRIEVE will not be linked with ALL-IN-1 * Do you want to link WPS-PLUS with ALL-IN-1 [YES]? %TMRA1BJV-I-WPSLINK, The WPS-PLUS editor will be linked with ALL-IN-1 * Do you want to integrate ACMS with ALL-IN-1 [NO]? %TMRA1BJV-I-ACMSNOLINK, ACMS will not be linked with ALL-IN-1 * Do you want to build a MULTI-LANGUAGE system [YES]? %TMRA1BJV-I-MLLINK, ALL-IN-1 will be linked as a multi-language system * Which date format do you require [8]: %TMRA1BJV-I-DATEFORMAT, Date format YYYY-MM-DD and YY/MM/DD (8) has been selected %TMRA1BJV-I-NODDS, DDS support will not be included in the link %TMRA1BJV-I-A1LNKQ, End of ALL-IN-1 link questions. * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? All questions have now been completed. The installation will take another 30-60 minutes. A-3 インストレーションの例 %TMRA1BJV-I-CREATDIR, Creating TMRA1SERVICE directory and subdirectories... %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.BLP_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SOURCES_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.DATA_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.DO_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.LIB_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SCP_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.DUMP_AREA]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.LOG]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.BLP_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.SOURCES_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.DATA_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.DO_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.LIB_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SITE.SCP_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_SHARE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_SHARE.SCP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_SHARE.BLP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_SHARE.COM]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_SHARE.DO]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_SHARE.FDL]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SA]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SA.CODE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SA.DATA]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SA.LOG]. A-4 インストレーションの例 %TMRA1BJV-I-CREA1ACC, Creating ALL-IN-1 directories and files for the -TMRA1BJV-I-CREA1ACC, TeamRoute SERVICE AGENT account... %TMRA1BJV-I-GETA1FIL, Copying ALL-IN-1 user files from template directory. %TMRA1BJV-I-CREA1DIR, Creating TMRA1SERVICE A1 and [.DOC#] directories. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC0]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC1]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC2]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC3]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC4]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC5]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC6]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC7]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC8]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.DOC9]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.MSG]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1.UDP]. %TMRA1BJV-I-INSTA1FI, Installing TMRA1SERVICE ALL-IN-1 files. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.BLP_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SOURCES_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.DATA_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.DO_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.LIB_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE:[TMRA1SERVICE.SCP_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.BLP_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.SOURCES_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DATA_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DO_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: A-5 インストレーションの例 [TMRA1SERVICE.SITE.LIB_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.SCP_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_JAPANES]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_JAPANES.SCP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_JAPANES.BLP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_JAPANES.COM]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_JAPANES.DO]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE: [TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_TMR_JAPANES.FRM]. %TMRA1BJV-I-INSTLANG, Installing JAPANESE language specific files... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %TMRA1BJV-I-INSTCLFIL, Installing client files... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set C ... %TMRA1BJV-I-INSTSAFIL, Installing service agent and system management files... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %TMRA1BJV-I-INSTCLFIL, Installing build files... %TMRA1BJV-I-INSTEXEFIL, Installing executable files... %TMRA1BJV-I-ADDHLP, Adding TeamRoute Help libraries to OAHELP... %TMRA1BJV-I-ADDMSG, Adding TeamRoute messages to SITE$OA.A1$MSG... %TMRA1BJV-I-RUNA1, Running ALL-IN-1 to define TeamRoute READ and WRITE special -TMRA1BJV-I-RUNA1, symbols and also to add the TMR site defined function... %TMRA1BJV-I-UPDOB, Updating ALL-IN-1 Object library SITEOALIBR.OLB... %TMRA1BJV-I-A1LNK, Relinking ALL-IN-1 to include TeamRoute... Linking the OA$LLVJAPANESE.EXE Building shared image modules Shared image modules built Linking the OA$MAIN image %TMRA1BJV-I-LNKOK, The ALL-IN-1 link has completed successfully. To successfully install ALL-IN-1/TeamRoute, it is necessary to update several ALL-IN-1 forms. If these forms have NOT already been customized by another application, the installation procedure will attempt to automatically provide them to your system's site area. However, if the installation procedure finds that the form is already customized, then it will be necessary to perform the update manually. A-6 インストレーションの例 Please refer to the section "After Installing TeamRoute" in the Installation guide if the installation procedure reports that a manual update is required. %TMRA1BJV-W-CUSTOM, Form MAIN.FRM has already been modified and -TMRA1BJV-W-CUSTOM, therefore cannot be automatically updated. -TMRA1BJV-W-CUSTOM, Please see the installation guide for details of how to -TMRA1BJV-W-CUSTOM, perform the update of this element manually. %TMRA1BJV-W-CUSTOM, Form DEFAULT.FRM has already been modified and -TMRA1BJV-W-CUSTOM, therefore cannot be automatically updated. -TMRA1BJV-W-CUSTOM, Please see the installation guide for details of how to -TMRA1BJV-W-CUSTOM, perform the update of this element manually. %TMRA1BJV-W-CUSTOM, Form SM$MAIN2.FRM has already been modified and -TMRA1BJV-W-CUSTOM, therefore cannot be automatically updated. -TMRA1BJV-W-CUSTOM, Please see the installation guide for details of how to -TMRA1BJV-W-CUSTOM, perform the update of this element manually. %TMRA1BJV-W-CUSTOM, Form SM_DEFAULT.FRM has already been modified and -TMRA1BJV-W-CUSTOM, therefore cannot be automatically updated. -TMRA1BJV-W-CUSTOM, Please see the installation guide for details of how to -TMRA1BJV-W-CUSTOM, perform the update of this element manually. %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories... ************************************************************** * Automatic Postinstallation tasks will now be performed * ************************************************************** %TMRA1BJV-I-SETACL, Setting ownership ACLs on TeamRoute development files... %TMRA1BJV-I-START, Defining ALL-IN-1/TeamRoute logicals... ================================================= Running startup for TeamRoute V1.1 for ALL-IN-1 ================================================= Installing TeamRoute images Defining TeamRoute language independent logical names Defining TeamRoute JAPANESE language logical names %OA-I-LASTLINE, ALL-IN-1 Running to compile and install site application - %OA-I-LASTLINE, message file to include TeamRoute message symbols... %OA-I-CMPFILE, Processing SYS$SYSDEVICE:[ALLIN1.SITE.SOURCES_JAPANESE]SITE$OA.A1$MSG;5 %OA-I-CMPSTS, 492 symbols used, 0 duplicates %OA-I-CMPEND, Symbols total: 492 symbols, Section file 31148 bytes long SYSTEM ALL-IN-1 終了 1993-05-13 12:50 A-7 インストレーションの例 %OA-I-LASTLINE, ALL-IN-1 Running to compile and install - %OA-I-LASTLINE, JAPANESE TeamRoute form libraries... %OA-I-LASTLINE, Compiling TMRA1$LIB_LLV:TMRFLB... %OA-I-LASTLINE, Compiling TMRA1$LIB_LLV:TMRMGR... SYSTEM ALL-IN-1 終了 1993-05-13 12:51 %OA-I-LASTLINE, ALL-IN-1 Running... %OA-I-LASTLINE, Creating profile entry for TeamRoute Service Agent... %OA-I-LASTLINE, Creating MSG:TMR record in FORMAT data file... %OA-I-LASTLINE, Updating CM$SDC.DAT with new SHARE elements... SYSTEM ALL-IN-1 終了 1993-05-13 12:51 %OA-I-LASTLINE, ALL-IN-1 Running... %OA-I-LASTLINE, Updating CM$SDC.DAT with new JAPANESE elements... %OA-I-LASTLINE, Updating ALL-IN-1 CM data sets... %OA-I-LASTLINE, Defining Customization Management logicals... SYSTEM ALL-IN-1 終了 1993-05-13 12:51 SYSTEM ALL-IN-1 終了 1993-05-13 12:52 %OA-I-LASTLINE, ALL-IN-1 Running to populate the TeamRoute profile... SYSTEM ALL-IN-1 終了 1993-05-13 12:52 Starting the TeamRoute Service Agent... IMPORTANT ========= To complete the installation of ALL-IN-1/TeamRoute it is necessary to perform the following manual tasks. Please refer to the section "After Installing TeamRoute" in the Installation Guide. Compile and install the ALL-IN-1 base text library (A1TXL.TXL). Please update form MAIN. Please update form DEFAULT. Please update form SM$MAIN2. Please update form SM_DEFAULT. A-8 インストレーションの例 ********************************************************** * The Installation of ALL-IN-1/TeamRoute has completed. * ********************************************************** ************************************************************** * Running the TMRA1 Installation Verification Procedure. * * * * Copyright (c) Digital Equipment Corporation, 1993. * ************************************************************** The IVP has completed successfully See log file SYS$TEST:TMRA1$IVP.LOG for details Installation of TMRA1BJV V1.1 completed at 12:52 VMSINSTAL procedure done at 12:53 A-9 B _________________________________________________________________ インストールされるファイルとその論理名 ALL-IN-1/TeamRouteをインストールすると,同時に多くのファイ ルもインストールされます。さらに,そのファイルに対応する論 理名が定義されます。 o 第B.1節では,インストールされるファイルと,ファイルが 置かれるディレクトリの一覧を示します。 o 第B.2節では,システム論理名テーブルに追加される論理名 の一覧を示します。 o 第B.3節では,インストレーションを行った際に変更され るALL-IN-1ファイルの一覧を示します。 _________________________________________________________________ B.1 ファイル名 この節では,ファイルが置かれるディレクトリを示します。 B.1.1 システム・ディスクに置かれるファイル 次のファイルは,システム・ディスクに置かれます。 SYS$COMMON:[SYSHLP]TMR$TCU_HELP.HLB SYS$COMMON:[SYSHLP]TMRA1BJV011.RELEASE_NOTES SYS$COMMON:[SYSLIB]TMRA1$API_SHR.EXE SYS$COMMON:[SYSLIB]TMRA1$RTL_SHR.EXE SYS$COMMON:[SYSMSG]TMRA1$RTLMSG_SHR.EXE SYS$COMMON:[SYS$STARTUP]TMRA1$STARTUP.COM SYS$COMMON:[SYSTEST]TMRA1$IVP.COM B-1 インストールされるファイルとその論理名 B.1ファイル名 B.1.2 ALL-IN-1ディレクトリに置かれるファイル 次のファイルは,ALL-IN-1ディレクトリに置かれます。 OA$LIB_SHARE:TMR.COM OA$LIB_SHARE:TMR.CMU OA$LIB_SHARE:TMR.SCP B.1.3 ALL-IN-1/TeamRouteディレクトリに置かれるファイル インストールされるファイルと,ファイルが置かれるディレクト リを,次に示します。 [ディレクトリ] TMRA1$BLP_LLV: TMR$CL_DISPLAY_HISTORY.BLP TMR$CL_DISPLAY_REROUTE_HELP.BLP TMR$CL_DISPLAY_ROLE.BLP TMR$CL_DISPLAY_ROLE_HELP.BLP TMR$CL_DISPLAY_ROLE_REQS.BLP TMR$CL_DISPLAY_ROLE_RIGHTS.BLP TMR$CL_NO_PACKAGE_HELP.BLP TMR$CL_NO_ROLE_HELP.BLP TMR$CL_PRINT_HEADER.BLP TMR$CL_READ_ATTACHMENT.BLP TMR$CL_READ_PACKAGE.BLP TMR$CL_READ_SERVICE_MSG.BLP TMR$CL_READ_SIGNATURE.BLP TMR$CL_READ_STATUS.BLP TMR$CL_SHOW_COMPONENTS.BLP TMR$CL_SHOW_SERVICE_MSG.BLP TMR$CL_SHOW_STATUS.BLP [ディレクトリ] TMRA1$BLP_SHARE: TMR$CL_DISPLAY_PACKAGE_HELP.BLP TMR$CL_PRINT_PACKAGE.BLP [ディレクトリ] TMRA1$DATA_SHARE: TMRA1$APPLICATION.DAT TMRA1$DATA_TYPE.DAT TMRA1$PROFILE.DAT B-2 インストールされるファイルとその論理名 B.1ファイル名 [ディレクトリ] TMRA1$DO_SHARE: TMR$CL_ADD_ATTACHMENT.SCP TMR$CL_ADD_SIGNATURE.SCP TMR$CL_ATTACH.SCP TMR$CL_ATTACH_DOCUMENT.SCP TMR$CL_BYPASS_RECIPIENT.SCP TMR$CL_CHECK_REQUESTS.SCP TMR$CL_CREATE.SCP TMR$CL_CREATE_ROUTING_LIST.SCP TMR$CL_CREATE_SAMPLE_TEMPLATES.SCP TMR$CL_CREATE_TEMPLATE.SCP TMR$CL_DATA_FILES_TO_FILECAB.SCP TMR$CL_DATA_FILES_TO_OASHARE.SCP TMR$CL_DELETE.SCP TMR$CL_DELETE_SIGNATURE.SCP TMR$CL_DETACH.SCP TMR$CL_DISPLAY_HISTORY.SCP TMR$CL_EDIT.SCP TMR$CL_EDIT_ATTACHMENT.SCP TMR$CL_FILE_ATTACHMENT.SCP TMR$CL_FILE_TEXT.SCP TMR$CL_FORMAT_EDIT.SCP TMR$CL_FORMAT_PRINT.SCP TMR$CL_FORMAT_READ.SCP TMR$CL_GET_ATTACHMENT_KEY.SCP TMR$CL_GET_GROUP_NUMBER.SCP TMR$CL_GET_NUM_ATTACHMENTS.SCP TMR$CL_GET_PACKAGE_ATTRIBUTES.SCP TMR$CL_GET_PENDING.SCP TMR$CL_GET_PROFILE_INFO.SCP TMR$CL_GET_ROLE_ID.SCP TMR$CL_IMPORT_TEMPLATE.SCP TMR$CL_INDEX_ATTACHMENTS.SCP TMR$CL_INDEX_SIGNATURES.SCP TMR$CL_MODIFY_HEADER.SCP TMR$CL_OPEN_LIBRARY.SCP TMR$CL_PRINT.SCP TMR$CL_PROCESS_APPLICATION.SCP TMR$CL_PROCESS_ATTACHMENTS.SCP TMR$CL_PROCESS_COMPONENTS.SCP TMR$CL_PROCESS_NEW_PACKAGE.SCP TMR$CL_READ.SCP TMR$CL_READ_COMPONENTS.SCP TMR$CL_READ_NEW.SCP TMR$CL_READ_PACKAGE.SCP TMR$CL_READ_SERVICE_MSG.SCP TMR$CL_REFILE_DOCUMENT.SCP TMR$CL_REMOVE_SIGNATURE.SCP TMR$CL_ROUTE_VALID.SCP TMR$CL_RUN_APPLICATION.SCP TMR$CL_SELECT.SCP TMR$CL_SELECT_DOCUMENT.SCP TMR$CL_SEND.SCP TMR$CL_SERVICE_AGENT_REQUEST.SCP TMR$CL_SET_NEW_TMRDOC.SCP TMR$CL_SHOW_COMPONENTS.SCP TMR$CL_SHOW_ROLE.SCP TMR$CL_SHOW_ROUTING_LIST.SCP TMR$CL_SHOW_STATUS.SCP TMR$CL_SIGN_DOCUMENT.SCP TMR$CL_TRACK_DOCUMENT.SCP TMR$CL_UPDATE_ATTACHMENT.SCP TMR$CL_VALIDATE_ADDRESS.SCP TMR$CL_VALIDATE_FOLDER.SCP TMR$CL_YESNO_PROMPT.SCP B-3 インストールされるファイルとその論理名 B.1ファイル名 [ディレクトリ] TMRA1$LIB_LLV: TMR$CL_EMPTY.TXT TMR$CL_FORMAT_PRINT.COM TMR$CL_SAMPLE_ACCREQ.FGN TMR$CL_SAMPLE_ACTION.FGN TMR$CL_SAMPLE_ANSWER.FGN TMR$CL_SAMPLE_DOCREV.FGN TMR$CL_SAMPLE_MEETING.FGN TMR$CL_SAMPLE_READACK.FGN TMR$CL_SAMPLE_TELEPHONE.FGN TMR$CL_SAMPLE_TRAVELREQ.FGN TMR$SM_CHKLICVERSION.SCP TMR$SM_MAR_PRINTHEADER.BLP TMR$SM_MAR_PRINTTEMPLATE.BLP TMR$SM_MEA_PRINTHEADER.BLP TMR$SM_MEA_PRINTTEMPLATE.BLP TMR$SM_MSA_PRINTHEADER.BLP TMR$SM_MSA_PRINTTEMPLATE.BLP TMR$SM_PRINTFORMAT.BLP TMR$SM_SETUP.SCP TMR$SM_SMSA_STARTUP.COM TMRA1$TEAMFORM.COM TMRA1$TEAMFORM.EXE TMRA1$TEAMFORM.SCP TMRFLB.FLB TMRFLB.FLC TMRMGR.FLB TMRMGR.FLC [ディレクトリ] TMRA1$LIB_SHARE: TMR$CL_GET_GROUP_NUMBER.COM TMR$SM_ADD_USERS.SCP TMR$SM_APPLICATION_FILE_STARTUP.COM TMR$SM_CHKLICENSE.EXE TMR$SM_CREATE_TMRSUBSCRIBERS.SCP TMR$SM_MAR_PRINT.SCP TMR$SM_MEA_PRINT.SCP TMR$SM_MSA_PRINT.SCP TMR$SM_OPENLIB.SCP TMR$SM_PROFILE.FDL TMR$SM_PROFILE_STARTUP.COM TMR$SM_RENAME_FILES.COM TMR$SM_RESTART_SERVICE_AGENT.COM TMR$SM_RUNCHECK.COM TMR$SM_STOP_SERVICE_AGENT.COM TMR$SM_SUBMIT_SERVICE_AGENT.COM TMR$SM_SUSPEND_SERVICE_AGENT.COM TMRA1$DATA_TYPE.FDL TMRA1$DATA_TYPE.SCP TMRA1$RTL_DUMP.EXE TMRA1$TCU.EXE B-4 インストールされるファイルとその論理名 B.1ファイル名 [ディレクトリ] TMRA1$SA_CODE: TMR$SA_ATTACH_ATTACHMENT.SCP TMR$SA_BATCH_SERVICE_AGENT.COM TMR$SA_BUILD_ROUTING_COPY.SCP TMR$SA_BYPASS_CURRENT_RECIPIENT.SCP TMR$SA_CHECKLICENSE.COM TMR$SA_CHECK_BLOCKSIZE.COM TMR$SA_CONTROL_FILE.SCP TMR$SA_CONTROL_FILE_STARTUP.COM TMR$SA_CREATE_ROUTING_COPY.SCP TMR$SA_CREATE_SERVICE_MESSAGE.SCP TMR$SA_DELETE_MASTER.SCP TMR$SA_FIFO_ORDER.SCP TMR$SA_FILE_HEADER.SCP TMR$SA_GET_FILESPEC.SCP TMR$SA_HIBERNATE_SERVICE_AGENT.SCP TMR$SA_INIT_SERVICE_AGENT.COM TMR$SA_LOG.SCP TMR$SA_NEW_MASTER.SCP TMR$SA_OCTAL.COM TMR$SA_OPENLIB.SCP TMR$SA_PROCESS_HIGH.SCP TMR$SA_PROCESS_LOW.SCP TMR$SA_RENAME_FILES.COM TMR$SA_SA_REPLY.SCP TMR$SA_SEPARATE_ATTACHMENTS.SCP TMR$SA_SERVICE_AGENT.COM TMR$SA_SERVICE_AGENT_SCRIPT.SCP TMR$SA_SETPROTECTION.COM TMR$SA_SETUP.COM TMR$SA_SETUP.SCP TMR$SA_SET_ACLS.COM TMR$SA_SET_ACLS.SCP TMR$SA_SHUTDOWN_CHECK.COM TMR$SA_TRACE_OFF.SCP TMR$SA_TRACE_ON.SCP TMR$SA_TRACKING.SCP TMR$SA_TRANSACTION.FDL TMR$SA_TRANSACTION.SCP TMR$SA_TRANSACTION_STARTUP.COM TMR$SA_UPDATE_CONTROL_FILE.COM TMR$SA_UPDATE_REQUEST.SCP TMR$SA_VARIABLE.SCP TMR$SA_WRITELOG.COM [ディレクトリ] TMRA1$SA_DATA: TMR$SA_CONTROL_FILE.DAT TMR$SA_LOG_FILE.FDL TMR$SA_TRANSACTION.DAT TMR$SM_APPLICATION_FILE.FDL [ディレクトリ] TMRA1$SCP_SHARE: TMR$CL_GOLDF.SCP TMR$CL_GOLDQ.SCP [ディレクトリ] TMRA1$SITE_DEV_LLV: CM$SITEHIST.DAT DEVELOP.FLB [ディレクトリ] TMRA1$SITE_DEV_SHARE: CM$SITEHIST.DAT B-5 インストールされるファイルとその論理名 B.1ファイル名 [ディレクトリ] TMRA1$SITE_LIB_LLV: SITETMRFLB.FLB SITETMRMGR.FLB [ディレクトリ] TMRA1$BUILD_LLV: OA$TMR$MESSAGES.MSG OA$TMR$MESSAGES_NOTEXT.OBJ OA$TMR$MESSAGES_TEXT.OBJ [ディレクトリ] TMRA1$BUILD_SHARE: OA$TMR$LIBRARY.OLB SITELINK.COM SITELLV_TMR.COM TMRRTL.H _________________________________________________________________ B.2 論理名と検索リスト この節では,日本語TeamRouteによって定義される論理名と検索リ ストの一覧を示します。 B.2.1 システム論理名テーブルに登録される論理名 次の論理名は,システム論理名テーブルに登録されます。論理名 は,日本語TeamRouteのスタートアップ・ファイルに格納されてい ます。システムをリブートしたときや,日本語TeamRouteを起動し たときに,自動的にシステム論理名テーブルに登録されます。 ___________________________________________________________ 論理名____________________同値名___________________________ OA$SITE_DEV_REC_TMR_ disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_ language TMR_language] OA$SITE_DEV_REC_TMR_ disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_REC_ SHARE TMR_SHARE] OA$SITE_DEV_TMR_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_ language] B-6 インストールされるファイルとその論理名 B.2論理名と検索リスト ___________________________________________________________ 論理名____________________同値名___________________________ OA$SITE_DEV_TMR_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_ SHARE] TMRA1$A1 disk$:[TMRA1SERVICE.SA.TMRA1SA1.A1] TMRA1$A1PREFIX TMRA1SA TMRA1$API_SHR SYS$SHARE:TMRA1$API_SHR.EXE TMRA1$BLP_language disk$:[TMRA1SERVICE.BLP_language] TMRA1$BLP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.BLP_language] TMRA1$BLP_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.BLP_SHARE] TMRA1$BUILD_language disk$:[TMRA1SERVICE.SOURCES_ language] TMRA1$BUILD_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SOURCES_ language] TMRA1$BUILD_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SOURCES_ SHARE] TMRA1$DATA_language disk$:[TMRA1SERVICE.DATA_ language] TMRA1$DATA_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.DATA_ language] TMRA1$DATA_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.DATA_SHARE] TMRA1$DO_language disk$:[TMRA1SERVICE.DO_language] TMRA1$DO_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.DO_language] TMRA1$DO_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.DO_SHARE] TMRA1$DUMP_AREA disk$:[TMRA1SERVICE.DUMP_AREA] B-7 インストールされるファイルとその論理名 B.2論理名と検索リスト ___________________________________________________________ 論理名____________________同値名___________________________ TMRA1$LIB_language disk$:[TMRA1SERVICE.LIB_language] TMRA1$LIB_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.LIB_language] TMRA1$LIB_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.LIB_SHARE] TMRA1$LOG disk$:[TMRA1SERVICE.LOG] TMRA1$PROCPREFIX TMRA1$SA_ TMRA1$PROFILE_SA TMRA1SA1 TMRA1$SA$TRANSFILE TMRA1$SA_DATA:TMR$SA_ TRANSACTION.DAT TMRA1$SA$USERNAME TMRA1SA1 TMRA1$SABATCH SYS$BATCH TMRA1$SADEVICE disk$: TMRA1$SATRACE 0 TMRA1$SAVERSION 1 TMRA1$SA_CODE disk$:[TMRA1SERVICE.SA.CODE] TMRA1$SA_DATA disk$:[TMRA1SERVICE.SA.DATA] TMRA1$SA_LOG disk$:[TMRA1SERVICE.SA.LOG] TMRA1$SCP_language disk$:[TMRA1SERVICE.SCP_language] TMRA1$SCP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SCP_language] TMRA1$SCP_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SCP_SHARE] TMRA1$SERVICE TMRA1SERVICE B-8 インストールされるファイルとその論理名 B.2論理名と検索リスト ___________________________________________________________ 論理名____________________同値名___________________________ TMRA1$SERVICE_DIRECTORY disk$:[TMRA1SERVICE] TMRA1$SITE_BLP_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.BLP_ language] TMRA1$SITE_BLP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.BLP_ language] TMRA1$SITE_BLP_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.BLP_ SHARE] TMRA1$SITE_BUILD_ disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SOURCES_ language language] TMRA1$SITE_BUILD_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SOURCES_ language] TMRA1$SITE_BUILD_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SOURCES_ SHARE] TMRA1$SITE_DATA_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DATA_ language] TMRA1$SITE_DATA_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DATA_ language] TMRA1$SITE_DATA_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DATA_ SHARE] TMRA1$SITE_DEV_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_ language] TMRA1$SITE_DEV_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_ language] TMRA1$SITE_DEV_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_ SHARE] B-9 インストールされるファイルとその論理名 B.2論理名と検索リスト ___________________________________________________________ 論理名____________________同値名___________________________ TMRA1$SITE_DO_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DO_ language] TMRA1$SITE_DO_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DO_ language] TMRA1$SITE_DO_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DO_ SHARE] TMRA1$SITE_LIB_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.LIB_ language] TMRA1$SITE_LIB_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.LIB_ language] TMRA1$SITE_LIB_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.LIB_ SHARE] TMRA1$SITE_SCP_language disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SCP_ language] TMRA1$SITE_SCP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SCP_ language] TMRA1$SITE_SCP_SHARE disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SCP_ SHARE] TMRA1$SOURCES disk$:[TMRA1SERVICE.SOURCES] TMRA1$TMRA1SA_____________SA_______________________________ B-10 インストールされるファイルとその論理名 B.2論理名と検索リスト B.2.2 ALL-IN-1言語論理名テーブルに登録される論理名 (OA$language_TABLE) 次の論理名は,ALL-IN-1言語論理名テーブルに登録されます。 ___________________________________________________________ 論理名____________________同値名___________________________ TMRA1$BLP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.BLP_language] TMRA1$BUILD_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SOURCES_ language] TMRA1$DATA_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.DATA_ language] TMRA1$DO_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.DO_language] TMRA1$LIB_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.LIB_language] TMRA1$SCP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SCP_language] TMRA1$SITE_BLP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.BLP_ language] TMRA1$SITE_BUILD_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SOURCES_ language] TMRA1$SITE_DATA_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DATA_ language] TMRA1$SITE_DEV_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DEV_TMR_ language] TMRA1$SITE_DO_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.DO_ language] TMRA1$SITE_LIB_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.LIB_ language] TMRA1$SITE_SCP_LLV disk$:[TMRA1SERVICE.SITE.SCP_ __________________________language]________________________ B-11 インストールされるファイルとその論理名 B.2論理名と検索リスト B.2.3 検索リスト 次の検索リストは,日本語TeamRouteのインストレーション時に定 義されます。 ___________________________________________________________ 検索リスト________________同値名___________________________ TMRA1$BLP TMRA1$SITE_BLP_LLV TMRA1$SITE_BLP_SHARE TMRA1$BLP_LLV TMRA1$BLP_SHARE TMRA1$BUILD TMRA1$SITE_BUILD_LLV TMRA1$SITE_BUILD_SHARE TMRA1$BUILD_LLV TMRA1$BUILD_SHARE TMRA1$DATA TMRA1$SITE_DATA_LLV TMRA1$SITE_DATA_SHARE TMRA1$DATA_LLV TMRA1$DATA_SHARE TMRA1$DO TMRA1$SITE_DO_LLV TMRA1$SITE_DO_SHARE TMRA1$DO_LLV TMRA1$DO_SHARE TMRA1$LIB TMRA1$SITE_LIB_LLV TMRA1$SITE_LIB_SHARE TMRA1$LIB_LLV TMRA1$LIB_SHARE TMRA1$SCP TMRA1$SITE_SCP_LLV TMRA1$SITE_SCP_SHARE TMRA1$SCP_LLV __________________________TMRA1$SCP_SHARE__________________ B-12 インストールされるファイルとその論理名 B.3日本語TeamRouteによって変更されるALL-IN-1ファイル _________________________________________________________________ B.3 日本語TeamRouteによって変更されるALL-IN-1ファイル 次のALL-IN-1ファイルは,日本語TeamRouteのインストレーション 時に変更されます。 OA$LIB_SHARE:OA$MAIN.EXE OA$SITE_BUILD_LLV:SITE$OA.A1$MSG OA$SITE_DEV_LLV:SITE$OA.A1$MSG OA$SITE_LIB_LLV:SITE$OA_SYM.A1$SECTION OA$SITE_BUILD_SHARE:A1V30_SITE_START.COM OA$SITE_BUILD_SHARE:OA$SCT$SDF.DAT OA$SITE_BUILD_SHARE:OA$SCT$SYMBOLS_READ.DAT OA$SITE_BUILD_SHARE:OA$SCT$SYMBOLS_WRITE.DAT OA$SITE_DEV_SHARE:OA$SCT$SDF.DAT OA$SITE_DEV_SHARE:OA$SCT$SYMBOLS_READ.DAT OA$SITE_DEV_SHARE:OA$SCT$SYMBOLS_WRITE.DAT OA$SITE_DEV_SHARE:CM$SITEHIST.DAT OA$SITE_DEV_LLV:CM$SITEHIST.DAT OA$BUILD_LLV:SITELINK30.COM OA$BUILD_LLV:SITELLV.COM OA$DATA_SHARE:CM$APP.DAT OA$DATA_SHARE:CM$AUTH$LOCATIONS.DAT OA$DATA_SHARE:CM$AUTH$USERS.DAT OA$DATA_SHARE:CM$FORM$LIBS.DAT OA$DATA_SHARE:CM$MAF.DAT OA$DATA_SHARE:CM$SDC.DAT OA$DATA_SHARE:CM$SITELOG.DAT 複数言語システムのALL-IN-1では, SYS$COMMON:[SYSLIB]OA$LLVlanguage.EXEも変更されます。 OA$SITE_BUILD_SHARE:SITEOALIBR.OLBに格納されている,次のフ ァイルも変更されます。 OA$SCT$SDF.OBJ OA$SCT$SYMBOLS_READ.OBJ OA$SCT$SYMBOLS_WRITE.OBJ B-13 インストールされるファイルとその論理名 B.3日本語TeamRouteによって変更されるALL-IN-1ファイル OA$SITE_LIB_LLV:SITEOAFORM.FLBに格納されている,次のファイ ルも変更されます。 MAIN.FRM DEFAULT.FRM OA$SITE_LIB_LLV:SITEMANAGER.FLBに格納されている,次のファイ ルも変更されます。 SM$MAIN2 B-14 C _________________________________________________________________ 診断メッセージ この付録では,日本語TeamRouteがログ・ファイルに書き込む診断 メッセージについて説明します。診断メッセージには,次の3種類 があります。 o 情報メッセージ o 警告メッセージ o エラー・メッセージ _________________________________________________________________ C.1 情報メッセージ この節では,情報メッセージについて説明します。情報メッセー ジは,サービス・エージェントが正常に動作している場合にも通 知されます。情報メッセージに対してユーザが行わなければなら ない処置はありません。 情報メッセージは,すべて,%TMRA1$SA-I-で始まります。 RUNREQUEST , SA has received a run request 説明: サービス・エージェントは,処理要求または起動要求を受信 しました。状態は,RUNNINGです。 START , SA started run on: node_name 説明: サービス・エージェント独立プロセスが起動しました。 STOPREQUEST , SA has received a stop request 説明: サービス・エージェントは,停止要求を受信しました。独立 プロセスを停止します。状態は,STOPPEDです。 C-1 診断メッセージ C.1情報メッセージ SUSPENDREQUEST , SA has received a suspend request 説明: サービス・エージェントは,一時停止要求を受信しました。 このプロシージャのALL-IN-1プロセスの部分を停止します。状態 は,SUSPENDEDです。 _________________________________________________________________ C.2 警告メッセージとエラー・メッセージ この節では,ALL-IN-1コマンド・プロシージャでサービス・エー ジェントを起動したときにエラーが発生した場合に通知されるメ ッセージについて説明します。エラーが発生しても,サービス・ エージェントは停止しませんが,各要求またはパッケージを正常 に処理できないことがあります。 エラーを復旧するには,次の手順で行います。 1. サービス・エージェントを一時停止します。 2. サービス・エージェントのALL-IN-1アカウントにログインし ます。 3. エラーに対する処置を行います。対処方法については,エラ ー別に説明します。 4. サービス・エージェントを再起動します。 パッケージが無効または不適切なために,エラーを復旧できない 場合があります。このような場合は,パッケージを削除するか, または,パッケージを発信者に戻して修正を依頼します。 C.2.1 警告メッセージ 警告メッセージは,サービス・エージェントのパッケージ処理に 影響を与えません。警告メッセージに対してユーザが行わなけれ ばならない処置はありません。 警告メッセージは,すべて,%TMRA1$SA-W-で始まります。 C-2 診断メッセージ C.2警告メッセージとエラー・メッセージ ACCOUNTNOTAVAIL , SA has determined that SA Account is not available: account 説明: サービス・エージェントは,サービス・エージェント のALL-IN-1アカウントをチェックし,無効であると判断しました。 アカウントが無効の場合,サービス・エージェントはALL-IN-1にロ グインすることができません。サービス・エージェントはプロセス から出て,このプロセスは停止します。これ以上処理を続行するこ とはできません。 対処: サービス・エージェントのALL-IN-1アカウントが存在するか どうかを調べます。 BYPASSERROR_NOMASTER , SA cannot bypass a recipient, cannot locate master routing package: folder/docnum 説明: サービス・エージェントは,飛び越し要求を受信しました が,マスタ・パッケージを見つけることができません。パッケージ が事前に削除された可能性があります。これに対してユーザが行わ なければならない処置はありません。 CONTROLFILE_ERROR , SA cannot update the control file. 説明: サービス・エージェントは,制御ファイルを更新することが できません。TeamRouteシステム管理で制御ファイルをアクセスし ていた可能性があります。これに対してユーザが行わなければなら ない処置はありません。 DELETEERROR_NOMASTER , SA cannot delete a master, routing package not found: folder/docnum 説明: サービス・エージェントは,削除要求を受信しましたが,マ スタ・パッケージを見つけることができません。パッケージが事前 に削除された可能性があります。これに対してユーザが行わなけれ ばならない処置はありません。 ERROR_MASTER_TERM , SA received a bypass request on a completed master routing package: folder/docnum 説明: サービス・エージェントは,発信者から受信者飛び越し要求 を受信しましたが,マスタ・パッケージはすでに終了しています。 これに対してユーザが行わなければならない処置はありません。 C-3 診断メッセージ C.2警告メッセージとエラー・メッセージ NONDELIVERY , SA received a non-delivery message, service message sent to: user 説明: サービス・エージェントは,パッケージが添付された配信不 能メールを受信しました。失敗した配信は,追跡レポート,回覧用 コピー,または認識できないタイプのパッケージのいずれかです。 これは,TeamRouteユーザではない受信者に回覧用コピーを送信し たことが原因で発生します。サービス・メールが,そのユーザに送 信されています。これに対してユーザが行わなければならない処置 はありません。 NOTALLOWED , SA found a request for function not allowed on a completed routing package: folder/docnum/function 説明: 要求した操作は,終了したマスタに対して行うことはできま せん。これに対してユーザが行わなければならない処置はありませ ん。 NOTAVAILABLE , SA has determined that ALL-IN-1 is not available. 説明: サービス・エージェントは,ALL-IN-1をチェックして,起動 中ではないと判断しました。サービス・エージェントは,起動中で ないALL-IN-1にログインすることはできません。サービス・エージ ェントのプロセスは,設定された時間待機し,再度ALL-IN-1へアク セスします。 SERVICENONDELIVERY , A service message was returned as a nondelivery message. 説明: サービス・メールが,配信不能メールとしてサービス・エー ジェントに戻されました。これは,パッケージの発信者または受信 者がパッケージを受信できない場合にのみ発生します。 対処: サービス・メールを受信するTeamRouteユーザが,有効で TeamRoute使用可能であることを確認してください。このアドレス には,サービス・メールは送信されません。 TMRUNKNOWN , SA received unexpected TMR request; type : TeamRoute routing package type 説明: サービス・エージェントは,認識できないタイプのパッケー ジを受信しました。これに対してユーザが行わなければならない処 置はありません。 C-4 診断メッセージ C.2警告メッセージとエラー・メッセージ TRACKMASTERERROR , SA cannot select a master routing package while creating a tracking report: folder/docnum 説明: サービス・エージェントは,マスタ・パッケージを見つける ことができません。マスタ・パッケージがすでに削除された可能性 があります。追跡レポートは作成されません。 UPDATE_BYPASSED , SA cannot apply update, recipient was bypassed: user 説明: サービス・エージェントはパッケージの更新を受信しました が,送信者は飛び越されました。更新は,マスタ・パッケージには 適用されません。回覧は続行されます。 UPDATE_NOTCURRENT , SA cannot apply update, user not current recipient: user 説明: サービス・エージェントは更新を受信しましたが,送信者は 現在の受信者ではありません。これは,受信者が,飛び越された か,または削除された場合に発生します。更新は,マスタ・パッケ ージには適用されません。回覧は続行されます。 UNKNOWNLOW , SA found an unknown or invalid type low-priority request: type/state 説明: サービス・エージェントは,認識できないタイプの要求を受 信しました。これは,日本語TeamRoute以外のパッケージまたは通 常のメールがサービス・エージェントに送信された場合に発生しま す。 通常,これに対してユーザが行わなければならない処置はありませ ん。TMR_UNKNOWN_LOWフォルダには,サービス・エージェントに送 信された要求のうち識別できない要求が入っています。これらを定 期的にチェックして,パージしてください。 C.2.2 エラー・メッセージ エラー・メッセージは,サービス・エージェントのパッケージ処 理に影響を与えます。 エラー・メッセージは,すべて,%TMRA1$SA-E-で始まります。 C-5 診断メッセージ C.2警告メッセージとエラー・メッセージ ATTACHERROR , SA error separating attachments; none found in: folder/docnum 説明: パッケージには,添付文書が存在すると示されています が,添付文書は見つかりません。パッケージの発信者が,日本語 TeamRouteの外で添付文書を削除した可能性があります。これ以外 の場合は,SPRを提出してください。他にこれに対してユーザが行 わなければならない処置はありません。サービス・メールが,パッ ケージの発信者に送信されます。 BYPASSMASTER , SA is bypassing new master routing package: folder/master_docnum 説明: マスタ・パッケージがサービス・エージェントに送信されま したが,処理することができません。これは,文書がTeamRouteパ ッケージではないために,日本語TeamRouteでこのパッケージ・フ ァイルをオープンできなかった場合に発生します。発信者はすで に,文書を処理できないという通知を受信しています。これに対し てユーザが行わなければならない処置はありません。 DATAERROR , SA has found an error separating data files; none found in : folder/docnum/type 説明: パッケージには,データ・ファイルが存在すると示されてい ますが,データ・ファイルは見つかりません。パッケージの発信者 が,日本語TeamRouteの外でデータ・ファイルを切り離した可能性 があります。これ以外の場合は,SPRを提出してください。他にこ れに対してユーザが行わなければならない処置はありません。パッ ケージの送信者には,サービス・メールが送信されています。 NOTAUTHORIZED , SA cannot process new routing package, user account not enabled. 説明: TeamRouteユーザは,日本語TeamRouteを使用できません。ユ ーザのアカウントが,TeamRoute使用可能になっていない可能性が あります。 対処: 必要に応じて,「TeamRouteシステム管理」メニューのユー ザ管理オプションを使用して,このユーザの日本語TeamRouteの使 用を"Y"に設定してください。 PROFILEEMPTY , SA could not find the profile entry for: user_name 説明: 次のメッセージの説明を参照してください。 C-6 診断メッセージ C.2警告メッセージとエラー・メッセージ PROFILEEMPTY , SA could not find the profile entry for SA: sa_name 説明: サービス・エージェントは,マスタまたは添付文書にACLを 設定しようとしましたが,発信者またはサービス・エージェントの プロフィールを読み込むことができません。ACLを設定することは できません。 対処: サービス・エージェントおよび発信者のプロフィールを調べ てください。 TRACKING , SA is unable to create a tracking report, master routing package was deleted: requester/docnum 説明: サービス・エージェントは,追跡レポートを作成することが できません。マスタ・パッケージが,事前に削除されました。 UNKNOWNHIGH , SA found an unknown or invalid high-priority request: type/folder/docnum 説明: サービス・エージェントは,優先順位の高いキューに,識別 できないタイプの要求があることを検出しました。このパッケージ は,TMR_UNKNOWN_HIGHフォルダに入れられます。メッセージには, パッケージのタイプ,フォルダ,および番号も表示されます。 対処: サービス・エージェントのALL-IN-1アカウントから,次の操 作を行います。 1. パッケージを表示します。 2. 必要な場合は,パッケージを削除して,発信者に再送信を要求 します。 UPDATEMASTERERROR , SA cannot select a master routing package while processing an update: folder/docnum 説明: サービス・エージェントは更新パッケージを受信しました が,マスタ・パッケージが見つかりません。マスタが削除された可 能性があります。更新パッケージは,TMRSA_UPDATE_ERRORフォルダ に入れられます。更新は,マスタ・パッケージには適用されず,回 覧は続行しません。発信者には,サービス・メールが送信されま す。 C-7 D _________________________________________________________________ トランザクション・ファイル この付録では,トランザクション・ファイルの概要とレコード・ フォーマットについて説明します。 _________________________________________________________________ D.1 概要 トランザクション・ファイルは,可変長レコードからなるASCII形 式の順編成ファイルです。TeamRouteサービス・エージェントによ って生成されます。サービス・エージェントが行うトランザクシ ョン1つに対して1レコードずつファイルに書き込まれます。トラ ンザクション・タイプは,次のとおりです。 o BR -回覧開始要求の受信 o BY -受信者飛び越しの実行 o CC -閲覧用コピーの送信 o IP -メールの受信 o RC -回覧用コピーの送信 o RR -回覧取り消しの実行 o SN -サービス・メールの送信 o TC -追跡レポートの送信 o TR -追跡要求の受信 o UP -更新の適用 o DM -マスタの削除 o RC -回覧の終了 D-1 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット _________________________________________________________________ D.2 レコード・フォーマット トランザクション・ファイル内のレコードには,固定長の部分 と可変長の部分があります。固定長の部分は,各トランザクショ ン・タイプに共通です。可変長の部分は,トランザクション・タ イプによって異なります。 トランザクション・レコードには,ASCII形式のデータが格納され ています。したがって,VMSのTYPEコマンドなどを使用して,ファ イルを表示することができます。領域を節約するため,格納する データは可能な限り短縮されています。たとえば,トランザクシ ョン・タイプを格納するフィールドには,2文字のニーモニックが 格納されます(第D.1節を参照)。各トランザクション・タイプで は,レコードの可変長部分に,異なるフィールドを格納すること ができます。フィールドは,コンマ(,)で区切って格納します。 D.2.1 固定長フィールド トランザクション・レコードの固定長フィールドの一覧を, 表 D-1に示します。各フィールドは,コンマ(,)で区切られます。 使用しないフィールドには,空白が埋められます。 表 D-1 トランザクション・ファイルの固定長フィールド ___________________________________________________________ 大き フィールド____さ_____説明__________________________________ TIMESTAMP 14 レコードが記録された日時を表すタイム・ スタンプです。形式は,YYYYMMDDHHSSCCで す。 TRANS_ID 2 トランザクション・レコードのタイプを表 す2文字のニーモニックです。第D.1節を参 照してください。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-2 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-1 (続き) トランザクション・ファイルの固定長フィールド ___________________________________________________________ 大き フィールド____さ_____説明__________________________________ USER_ID 12 記録されているトランザクションの対象で あるマスタを所有するTeamRouteユーザの 識別子です。ALL-IN-1ユーザ名を使用しま す。ただし,12文字以内に切り捨てられま す。 DOC_ID 8 記録されているトランザクションの対象で あるマスタの識別子です。 NODE_NAME 6 トランザクション・レコードが書き込まれ たときにサービス・エージェントが起動し ていたノードです。 SA_ID 3 トランザクション・レコードを書き込んだ サービス・エージェントの識別子のニーモ _____________________ニックです。常に,001です。___________ D.2.2 可変長フィールド トランザクション・レコードの可変長フィールドの一覧を,ト ランザクション・タイプ別に,表 D-2に示します。各フィールド は,コンマ(,)で区切られます。使用しないフィールドは,空にな ります。 表 D-2 トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ フィールド_____説明________________________________________ _トランザクション・タイプ:_BR_-回覧開始要求________________ IPMID 受信した回覧開始要求のメールの識別子です。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-3 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ フィールド_____説明________________________________________ _トランザクション・タイプ:_BR_-回覧開始要求________________ SUBMIT_DATE サービス・エージェントによって回覧開始要求が 処理された日付です。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_BY_-飛び越し要求________________ IPMID 受信した飛び越し要求用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE サービス・エージェントによって飛び越し要求が 処理された日付です。 STEP_ID 飛び越しを行うマスタに含まれる回覧手順の識別 子です。 RECIP_ID 飛び越しを行うマスタに含まれる回覧手順内の受 信者の識別子です。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-4 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_CC_-閲覧用コピーの送信__________ IPMID 送信した閲覧用コピーのメール識別子です。 SUBMIT_DATE 閲覧用コピーがメール送信のキューに登録された 日付です。 STEP_ID 送信された閲覧用コピーのマスタに含まれる回覧 手順の識別子です。 RECIP_ID 送信された閲覧用コピーのマスタに含まれる回覧 手順内の受信者の識別子です。 TOADDR 閲覧用コピーの受信者のメール・アドレスです。 通常,閲覧用コピーのヘッダにある「宛先」フィ ールドです。 RETRIES このサービス・エージェントでは利用できませ ん。他のサービス・エージェントのトランザクシ ョン・レコードとの互換用に確保されています。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-5 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ トランザクション・タイプ : IP - IPMAIL(ALL-IN-1メール)の受 信_________________________________________________________ IPMID 受信したメール用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE メールがメール送信のキューに登録された日付で す。 FULL_NAME 送信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-6 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_RC_-回覧用コピーの送信__________ IPMID 送信した回覧用コピー用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE 回覧用コピーがメール送信のキューに登録された 日付です。 STEP_ID 送信された回覧用コピーのマスタに含まれる回覧 手順の識別子です。 RECIP_ID 送信された回覧用コピーのマスタに含まれる回覧 手順内の受信者の識別子です。 TOADDR 回覧用コピーの受信者のメール・アドレスです。 通常,回覧用コピーのヘッダにある「宛先」フィ ールドです。 RETRIES このサービス・エージェントでは利用できませ ん。他のサービス・エージェントのトランザクシ ョン・レコードとの互換用に確保されています。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-7 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_RR_-回覧取り消し要求____________ IPMID 回覧取り消し要求用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE サービス・エージェントによって回覧取り消し要 求が処理された日付です。 STEP_ID 取り消しの対象となるマスタに含まれる回覧手順 の識別子です。 RECIP_ID 取り消しの対象となるマスタに含まれる回覧手順 内の受信者の識別子です。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-8 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_SN_-サービス・メールの送信______ IPMID 送信したサービス・メール用のメール識別子で す。 SUBMIT_DATE サービス・メールがメール送信のキューに登録さ れた日付です。 TOADDR サービス・メールの受信者のメール・アドレスで す。通常,サービス・メールのヘッダにある「宛 先」フィールドです。 更新エラーが発生すると,同じサービス・メール が受信者および発信者に送信されます。この場 合,名前がアンパサンド(&)で区切られて表示さ れます。受信者の名前は2番目になります。 RETRIES このサービス・エージェントでは利用できませ ん。他のサービス・エージェントのトランザクシ ョン・レコードとの互換用に確保されています。 MASTER_COPY マスタ・パッケージのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 TYPE 作成されたサービス・メールのタイプです。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-9 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_TC_-追跡レポートの送信__________ IPMID 送信した追跡レポート用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE 追跡レポートがメール送信のキューに登録された 日付です。 STEP_ID 送信された追跡レポートのマスタに含まれる回覧 手順の識別子です。 RECIP_ID 送信された追跡レポートのマスタに含まれる回覧 手順内の受信者の識別子です。 TOADDR 追跡レポートの受信者のメール・アドレスです。 通常,追跡レポートのヘッダにある「宛先」フィ ールドです。 RETRIES このサービス・エージェントでは利用できませ ん。他のサービス・エージェントのトランザクシ ョン・レコードとの互換用に確保されています。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-10 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_TR_-追跡要求の受信______________ IPMID 受信した追跡要求用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE 追跡要求がメール送信のキューに登録された日付 です。 STEP_ID 要求された追跡レポートのマスタに含まれる回覧 手順の識別子です。 RECIP_ID 要求された追跡レポートのマスタに含まれる回覧 手順内の受信者の識別子です。 SENDER 追跡要求の送信者のメール・アドレスです。通 常,追跡要求のヘッダにある「発信」フィールド です。 RETRIES このサービス・エージェントでは利用できませ ん。他のサービス・エージェントのトランザクシ ョン・レコードとの互換用に確保されています。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-11 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_UP_-更新の適用__________________ IPMID 受信した更新要求用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE 更新ファイルがメール送信のキューに登録された 日付です。 STEP_ID 更新を作成した受信者が入っているマスタに含ま れる回覧手順の識別子です。 RECIP_ID 更新を作成した受信者が入っているマスタに含ま れる回覧手順内の受信者の識別子です。 SENDER 更新ファイルの送信者のメール・アドレスです。 通常,更新ファイルのヘッダにある「発信」フィ ールドです。 RETRIES このサービス・エージェントでは利用できませ ん。他のサービス・エージェントのトランザクシ ョン・レコードとの互換用に確保されています。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) D-12 トランザクション・ファイル D.2レコード・フォーマット 表 D-2 (続き) トランザクション・ファイルの可変長フィールド ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_DM_-マスタの削除________________ IPMID 受信した削除要求用のメール識別子です。 SUBMIT_DATE 削除要求がサービス・エージェントによって処理 された日付です。 SENDER 削除要求の送信者のメール・アドレスです。通 常,更新ファイルが入っているメールのヘッダに ある「発信」フィールドです。 MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ とがあります。 ___________________________________________________________ _トランザクション・タイプ:_RC_-回覧の終了__________________ DATE_ パッケージが終了した日付です。 COMPLETED MASTER_COPY マスタのフォルダと文書番号です。 FULL_NAME 発信者の完全なTeamRouteユーザ名です。これ は,固定長フィールドでは切り捨てられているこ _______________とがあります。______________________________ D-13 E _________________________________________________________________ 使用メールの変更 システム管理者は,ALL-IN-1/TeamRouteを使用するALL-IN-1ユー ザの使用メールを変更しなければなりません。新しい使用メール は,TMRです。使用メールの変更は,次の手順で行います。 1. "ALLIN1/USER=MANAGER"と入力して,を押します。 2. 「ユーザ管理」メニューを表示します。 3. 選択オプションを使用して,変更するALL-IN-1ユーザを選択 します。 4. Eを選択して,「ユーザ情報(1)」フォームを表示します。 5. を3回押します。 「ユーザ情報(4)」フォームが表示されます。 6. 使用メール・フィールドをTMRに変更して,を押し ます。 次のメッセージが表示されます。 RETURNで登録するか、EXITを押して修正してください。 7. を押します。 「ユーザ管理」メニューに戻ります。使用メールの変更を続 ける場合は,手順3に戻って処理を繰り返します。 E-1 F _________________________________________________________________ 特殊なカスタマイズ この付録では,ALL-IN-1システムにおいて,第4章で説明していな い他社のアプリケーションを使用する場合,または,OASDF.BLIと OAGBL.BLIのいずれかを変更するソフトウェアを使用する場合に 行わなければならない操作について説明します。このような場合 に,日本語TeamRouteをサポートできるようにALL-IN-1システムを カスタマイズするためには,BLISSコンパイラが必要です。BLISS コンパイラにより,日本語TeamRouteの変更が反映されます。 次の手順で行います。 1. OAGBL.BLIまたはOASDF.BLIを,次のように変更します。 o OAGBL.BLIの場合 次の行 LIBRARY 'TMRA1$BUILD_SHARE:OA$TMR$OAGBL_INCLUDE'; を,次の行 LIBRARY 'SYS$LIBRARY:XPORT'; の後に追加します。OA$AT_SYMBOLSという名前のテー ブルを検索します。TMRA1$BUILD_SHARE:OAGBL.TMR_ EXTRACT1内にある参照を,このテーブルのアルフ ァベット順の位置に挿入します。OA$AT_PUTSYMBOLS という名前のテーブルを検索します。TMRA1$BUILD_ SHARE:OAGBL.TMR_EXTRACT2内にある参照を,このテーブ ルのアルファベット順の位置に挿入します。 $DSAB(NAME='OA$MAIDES'で始まる行を検索します。次の 例を参照してください。 F-1 特殊なカスタマイズ !- $DSAB(NAME='OA$MAIDES',ACTION=OA$TBL_TABLE_ACTION,OPEN=1, CHOICES=1, CLASS=DATA, TYPE=DAT$K_TABLE, DATA_RAB=PLIT( OA$GT_ASCIC_DEST_ALLIN1, OA$GT_ASCIC_DEST_ALL_IN_1, OA$GT_ASCIC_DEST_NO_MAIL, OA$GT_ASCIC_DEST_PRINTER, OA$GT_ASCIC_PAPER_MAIL, OA$GT_ASCIC_HARD_COPY, OA$GT_ASCIC_DEST_VMSMAIL, OA$GT_ASCIC_DEST_VAXMAIL, UPLIT(%ASCIC'TMR'))); !+ 既存のDSAB定義の末尾に,次の行を追加してください。 UPLIT(%ASCIC'TMR'))); o OASDF.BLIの場合 次の行 OA$TMR$DISPATCH: WEAK, を,次の行 EXTERNAL ROUTINE !+ VMSINSTAL BEGIN EXTERNAL ROUTINES の後に追加します。CMD TABLEという名前のテーブルを 検索します。次の行を,このテーブルのアルファベット 順の位置に挿入します。 <'TMR',OA$TMR$DISPATCH>, 2. OAGBL.BLIまたはOASDF.BLIを変更した後,変更したモジュー ルを再コンパイルします。この際,システムにBLISSがイン ストールされていなければなりません。BLISSがインストー ルされているかどうかを調べるには,次のコマンドを実行し ます。 $ DIRECTORY SYS$SYSTEM:BLISS32.EXE F-2 特殊なカスタマイズ システムにBLISSがインストールされていない場合は,日本 DECの各支店/営業所にお問い合わせください。 OAGBL.BLIおよびOASDF.BLIは,OAMAC.L32を参照します。次 のコマンドを実行して,このファイルを作成し,2つの.BLI ファイルを再コンパイルしてください。 $ BLISS/LIBRARY=FAC$COMMON:OAMAC.L32 FAC$COMMON:OAMAC.REQ $ BLISS OAGBL $ BLISS OASDF 3. すべての新しいオブジェクト・モジュールを,ALL-IN-1オブ ジェクト・ライブラリOALIBR.OLBに移動します。次のコマン ドを実行します。 $ LIBRARY/REPLACE OA$BUILD_SHARE:OALIBR OAGBL $ LIBRARY/REPLACE OA$BUILD_SHARE:OALIBR OASDF 4. ディスク領域を節約するために,必要に応じて次のコマンド を実行して,オブジェクト・ファイルを削除します。 $ DELETE OAGBL.OBJ; $ DELETE OASDF.OBJ; F-3 _________________________________________________________________ 索引 _A_____________________________ _O_____________________________ A1TXL.TXL OA$MTI_TRNS コンパイルとインストレーショ 論理名の確認, 2-3 ン, 4-5 ALL-IN-1ベース・テキスト・ライ _R_____________________________ ブラリ RTL, 1-3 コンパイルとインストレーショ ン, 4-5 V API, 1-3 _______________________________ AUTOGEN VMSINSTAL システム・パラメータ値の変更, 起動, 3-1 2-7 必要条件, 2-9 _G_____________________________ _ア____________________________ GBLPAGES アプリケーション 値の算出, 2-5 管理, 5-13 GBLSECTIONS アプリケーション・プログラミン 値の算出, 2-5 グ・インタフェース, 1-3 _M_____________________________ _イ____________________________ MAILbus, 1-2 インストレーション TeamRouteの〜, 3-1 後作業, 4-1 必要条件, 2-2 プロシージャ, 3-1 前作業, 2-1 例, A-1 索引-1 サービス・エージェント (続き) _エ____________________________ ログ・ファイル, 5-10 閲覧用コピー, 1-5 エラー _シ____________________________ 復旧, 3-12 システム・ディスク エラー・メッセージ, C-5〜C-7 バックアップ, 2-10 システム・パラメータ _カ____________________________ AUTOGENによる変更, 2-7 回覧, 1-6 必要な値, 2-5 回覧用コピー, 1-5 実行時ライブラリ, 1-3 回覧リスト, 1-6 情報メッセージ, C-1〜C-2 使用メール キ 変更, E-1 _______________________________ 診断メッセージ 起動周期 エラー・メッセージ, C-5〜C-7 サービス・エージェント, 5-9 警告メッセージ, C-2〜C-5 情報メッセージ, C-1〜C-2 _ケ____________________________ トランザクション・ファイル, 警告メッセージ, C-2〜C-5 5-10 ログ・ファイル, 5-10 _コ____________________________ ス 個人用テンプレート, 1-4 _______________________________ スクリプト・ファイル, 5-13 _サ____________________________ セ サイト・リンク・ファイル _______________________________ 確認, 2-2 制限値 サイン,サイン記録, 1-7 プロセス・アカウント, 2-8 作成 ユーザ・アカウント, 2-8 パッケージの〜, 1-5 サーバ・ドメイン, 1-2 _ソ____________________________ サービス・エージェント ソフトウェア 一時停止, 5-9 必要な〜, 2-1 起動周期, 5-9 キュー登録, 5-9 状態, 5-9 トランザクション・ファイル, 5-10 索引-2 _ツ____________________________ _フ____________________________ 追跡, 1-6 ファイル インストールされる〜, B-1 _テ____________________________ フォームの更新, 4-1 ディスク容量, 2-4 DEFAULT, 4-4 データ・タイプ MAIN, 4-1 添付文書の〜, 1-6 SM$MAIN2, 4-4 テーラリング, 2-10 SM_DEFAULT, 4-4 添付文書, 1-6 プロセス・アカウント テンプレートの〜, 1-4 制限値, 2-8 テンプレート, 1-3 ヤ 提供される〜, 1-4 _______________________________ 役割, 1-5 _ト____________________________ 特殊なカスタマイズ, F-1 _ユ____________________________ 特権, 2-4 ユーザ・アカウント トラブル対応, 4-6 制限値, 2-8 トランザクション・タイプ, D-1 トランザクション・ファイル, _ラ____________________________ D-1 ライセンス 可変長フィールド, D-3 登録, 2-2 固定長フィールド, D-2 サービス・エージェントの〜, リ 5-10 _______________________________ レコード・フォーマット, D-2 リリース・ノート, 2-1 _______________________________ _ロ____________________________ バックアップ ログ・ファイル システム・ディスクの〜, 2-10 サービス・エージェントの〜, パッケージ, 1-4 5-10 回覧, 1-6 論理名 作成, 1-5 インストールされる〜, B-1 種類, 1-4 確認, 2-3 処理, 1-4 追跡, 1-6 索引-3 ALL-IN-1/TeamRoute インストレーション/システム管理ガイド _________________________________________________________________ 1993年6月 発行 日本ディジタル イクイップメント株式会社 〒170 東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 35階 電話 (03)3989-7111 (大代表) _________________________________________________________________ AA-PXEXA-TE