_日本語DEC_OPS5/VMS___________________________ インストレーション・ガイド AA-PS0RB-TE 1994年6月 本書では,日本語DEC OPS5のVMSオペレーティング・シス テムへのインストレーションの方法について説明します。 また,インストレーションの前,もしくは後にオンライン のリリース・ノートを読む方法についても説明します。本 書は,日本語DEC OPS5 V4.0とそのマイナー・バージョン に対して適用されます。 オペレーティング・システム: 日本語OpenVMS VAX V6.0 以降および日本語VMS DECwindows Motif V1.1N (日本語DEC OPS5開発環境 を使用するとき), 日本語OpenVMS VAX V6.0 以降(日本語DEC OPS5のコ ンパイラおよびランタイ ム・システムを使用する とき) オペレーティング・システム: 日本語OpenVMS AXP Version 1.5以降 ソフトウェア・バーション: 日本語DEC OPS5 V4.0A 日本ディジタル イクイップメント株式会社 ________________________________________________________________ 第1版,1992年8月 第2版,1994年6月 本書の著作権は日本ディジタル イクイップメント株式会社(日本DEC)が 保有しており,本書中の解説および図,表は日本DECの文書による許可 なしに,その全体または一部を,いかなる場合にも再版あるいは複製す ることを禁じます。 また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることがありま すので,あらかじめご承知おきください。万一,本書の記述に誤りがあ った場合でも,日本DECは一切その責任を負いかねます。 本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライセンス 契約が締結された場合に限り,その使用あるいは複製が許可されます。 日本DECは,日本DECまたは日本DECの指定する会社から納入された機器 以外の機器で対象ソフトウェアを使用した場合,その性能あるいは信頼 性について一切責任を負いかねます。 Restricted Rights: Use, duplication, or disclosure by the U.S. Government is subject to restrictions as set forth in subparagraph (c)(1)(ii) of the Rights in Technical Data and Computer Software clause at DFARS 252.227-7013. (c) Digital Equipment Corporation Japan 1992, 1993, 1994. All Rights Reserved. Printed in Japan 以下は米国Digital Equipment Corporationの商標です: CDD, DEC, DECnet, DEC OPS5, DEC OSF/1, DECwindows, RA, Rdb/VMS, RX02, TK, ULTRIX, VAX, VAX Ada, VAX BASIC, VAX C, VAX DOCUMENT, VAX FORTRAN, VAX OPS5, VAX Pascal, VMS, and the Digital logo. MotifおよびOSF/1は,米国Open Software Fondation社の商標です。 PostScriptは,米国Adobe System社の商標です。 本書は,日本語VAX DOCUMENT V 2.1を用いて作成しています。 ________________________________________________________________ 目次 まえがき................................................ v 1 インストレーションの準備 1.1 必要なオペレーティング・システムのクラス.... 1-1 1.2 必要なハードウェア.......................... 1-2 1.3 必要なソフトウェアおよびオプショナルなソフト ウェア....................................... 1-2 1.4 ライセンス登録.............................. 1-3 1.5 インストレーション・プロシージャの必要条件.. 1-4 1.5.1 特権およびディスク容量.................. 1-4 1.5.2 システム・パラメータ.................... 1-5 1.5.2.1 システム・パラメータのチェック........ 1-6 1.5.2.2 GBLPAGESとGBLSECTIONSの値の計算方法... 1-7 1.5.2.3 AUTOGENによるシステム・パラメータの変 更方法................................. 1-7 1.5.3 VMSINSTALの必要条件..................... 1-8 1.5.4 システム・ディスクのバックアップ........ 1-9 2 日本語DEC OPS5のインストレーション 2.1 インストレーション・プロシージャ............ 2-1 2.2 エラーの回復................................ 2-10 iii 3 インストレーション後の作業 3.1 インストレーション検証プロシージャの単独実 行........................................... 3-1 3.2 システム・ファイルの編集.................... 3-1 3.3 VAXクラスタでの設定......................... 3-2 3.4 ユーザ・アカウントの必要条件................ 3-2 3.4.1 特権.................................... 3-2 3.4.2 ユーザ・アカウントのクォータ............ 3-3 3.4.3 シェアード・イメージとしてのインストー ル....................................... 3-3 3.5 問題の報告.................................. 3-4 A インストレーションの実行例 A.1 開発環境キット.............................. A-1 B ファイル名および論理名の一覧 B.1 ファイル名の一覧............................ B-1 B.2 論理名の一覧................................ B-5 索引 表 1-1 必要なソフトウェアおよびオプショナルなソ フトウェア............................... 1-2 1-2 必要なディスク容量....................... 1-5 1-3 最低限必要なシステム・パラメータの値..... 1-6 3-1 使用するために必要なユーザ・アカウントの クォータ................................. 3-3 B-1 ファイルの一覧........................... B-1 B-2 論理名の一覧............................. B-6 iv ________________________________________________________________ まえがき 本書の目的 本書では,日本語DEC OPS5をVMSオペレーティング・システムにインス トールする方法について説明します。 本書は,配布キットと一緒に保存しておいてください。マイナーバージ ョンをインストールするとき,またはなんらかの理由で日本語DEC OPS5 を再インストールするときに本書が必要になります。 対象読者 本書は,日本語DEC OPS5をインストールするシステム管理者を対象にし ています。 本書の構成 本書は,3つの章と2つの付録から構成されています。 o 第1章では,日本語DEC OPS5のインストレーションに必要なオペレ ーティング・システムとハードウェアおよび日本語DEC OPS5をイ ンストールする前に実行すべき手続きについて説明します。 o 第2章では,インストレーションの手順について説明します。 o 第3章では,インストレーション後の手続きについて説明します。 o 付録 Aには,インストレーションの実行例が載っています。 o 付録 Bには,システムにインストールされるファイル名および論 理名の一覧が載っています。 v 日本語DEC OPS5のドキュメント・セットに含まれるマニュアル 本書の他に,日本語DEC OPS5のドキュメント・セットには次のマニュア ルが含まれています。 o Guide to DEC OPS5 o 日本語DEC OPS5/VMS V4.0Aリリース・ノート o 日本語DEC OPS5コンパチビリティ/マイグレーション・ガイド 関連資料 o Rule-based Programming with OPS5 by Thomas Cooper and Nancy Wogrin. 本書は,パブリック・ドメインのOPS5言語とDECでインプリメント されたOPS5の以前のバージョン(VAX OPS5 V3.0まで)について記述 されています。DEC OPS5 V4.0において拡張された多くの新しい特 徴については記述されていませんが,ルールベース・プログラミ ングのパラダイムの解説書,およびルールベース・システムのア プリケーション設計における方法論のチュートリアルとして本書 をお奨めします。 米国およびカナダにおけるコンタクト先: Morgan Kaufmann Publishers 2929 Campus Drive, Suite 260 San Mateo, CA 94403 U.S.A. Telephone: (800) 745-7323 (orders only) FAX: (415) 578-0672 イギリスおよびヨーロッパにおけるコンタクト先: Morgan Kaufmann-UK 27 Palmeira Mansions Church Road Hove, East Sussex BN3 2FA UK Telephone: (0273) 207-259 FAX: (0273) 205-612 日本および韓国におけるコンタクト先: vi Morgan Kaufmann-Japan 〒160東京都新宿区高田馬場2-5-21 和田ビル102 電話/FAX: (03) 3205-4651 本書で使用する表記法 本書では,以下の表記法を使用します。 ________________________________________________________________ 表記法_________________意味_____________________________________ 英大文字 VMSのDCLコマンドとクオリファイアおよびDEC OPS5の宣言,文,アクション,関数,コマン ド,サポート・ルーチンの名前は英大文字で 表記されます。しかし,DEC OPS5は英小文字 を英大文字に変換しますし,VMSもケース・イ ンセンシティブですので,英大文字で入力し ても,英小文字で入力しても,その組み合せ で入力しても構いません。 英小文字 VMSのDCLコマンドおよびDEC OPS5の演算子, 宣言,文,アクション,コマンドの引き数 は,英小文字で表記されます。しかし,DEC OPS5は英小文字を英大文字に変換しますし, VMSもケース・インセンシティブですので, 英大文字で入力しても,英小文字で入力して も,その組み合せで入力しても構いません。 VMSはケース・インセシティブですので,関数 やRTLルーシンを英大文字で指定しても,英小 文字で指定しても,その組み合せで指定して も構いません。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTALユーザの入力は太字で表記されます。 $ $マークは,DCLのプロンプトを示します。こ のプロンプトは,システムによって異なって いるかもしれません。 vii ________________________________________________________________ 表記法_________________意味_____________________________________ などのシーケンスは,Ctrlというラ ベルの付いたキーを押した状態で,別のキー またはポインティング・デバイスのボタンを 押すことを示します。 キーの名前は四角形で囲まれており,キーボ ードのキーを押すことを示します。 . 例中の垂直反復記号は,重要でない項目が省 . 略されていることを示します。 . file-spec, . . . 水平反復記号は,付加的なパラメータ,値, 情報などを入力できることを示します。 [logical-name] 大括弧は,囲まれた項目がオプショナルで省 略可能なことを示します。(しかし,ファイル 指定におけるディレクトリ名と代入文におけ る部分文字列指定では,大括弧を省略するこ _______________________とはできません。)________________________ viii 1 ________________________________________________________________ インストレーションの準備 本章では,日本語DEC OPS5をインストールするために必要な準備と条件 について説明します。 o 必要なオペレーティング・システムのクラス(第1.1節を参照) o 必要なハードウェア(第1.2節を参照) o 必要なソフトウェアおよびオプショナルなソフトウェア(第1.3節 を参照) o ライセンス登録(第1.4節を参照) o インストレーション・プロシージャの必要条件(第1.5節を参照) 本書は,日本語DEC OPS5のバージョン4.0Aと次回のメジャーな製品リリ ースまでのバージョンに対して有効です。 必要な媒体の数および内容については,BOM (Bill of Materials)およ びBIL (Indented Bills Report)に示されています。それらに記されて いる情報と照合して,必ずキットの内容を確認してください。万一,キ ットが破損していたり,必要な媒体がすべてそろっていない場合には, 最寄りの日本DECの各支店/営業所にお問い合せください。 日本語DEC OPS5は,オンラインのリリース・ノートを提供します。イン ストレーションを始める前に,必ずリリース・ノートをお読みくださ い。オンラインのリリース・ノートを参照する方法については第2.1節 を参照してください。 ___________________________________________________________ 1.1 必要なオペレーティング・システムのクラス VMSオペレーティング・システムはサポートされるオプションの集合す なわちクラスで構成されています。クラスには,ネットワークやRMSジ ャーナリングのような機能が含まれています。 インストレーションの準備 1-1 必要なクラスの完全なリストについては,SPD (Software Product Description)に添付されているSSA (Software Support Addendum)を参 照してください。 ___________________________________________________________ 1.2 必要なハードウェア 必要なハードウェアの完全なリストについては,SPD (Software Product Description)に添付されているSSA (Software Support Addendum)を参照してください。 ___________________________________________________________ 1.3 必要なソフトウェアおよびオプショナルなソフトウェア 表 1-1は,日本語DEC OPS5をインストールする前にシステムにインスト ールされている必要のあるソフトウェアの一覧です。この表には,日本 語DEC OPS5と一緒に使用することのできるオプショナルなソフトウェア も含まれています。SSA (Software Support Addendum)に,必要なソフ トウェアおよびオプショナルなソフトウェアの完全なリストとそれらの バージョン番号が示されています。 表 1-1 必要なソフトウェアおよびオプショナルなソフトウェア ________________________________________________________________ 必要なプロダクト___________目的_________________________________ 日本語VMS (バージョン番号 日本語DEC OPS5のコンパイルおよびラン についてはSSA参照) タイム・システム 日本語VMS DECwindows 日本語DEC OPS5 開発環境 Motif Compute Server (バ ージョン番号についてはSSA 参照) VAX Rdb/VMS software (バ 日本語DEC OPS5 SQLサポート ージョン番号についてはSSA 参照)___________________________________________________________ 日本語VMS DECwindows Motifがシステムにインストールされていれば, 日本語DEC OPS5開発環境をインストールするかどうかの質問がインスト レーション中にあります。 1-2 インストレーションの準備 日本語VMS DECwindows Motifがシステムにインストールされていなくて も,インストレーションは続行されますが,開発環境はインストールさ れません。日本語VMS DECwindowsを後からインストールすることもでき ますが,開発環境を使用するためには日本語DEC OPS5を再インストール する必要があります。 日本語VAX Rdb/VMSがシステムにインストールされていれば,SQLサポー トをインストールするかどうかの質問がインストレーション中にありま す。 日本語VAX Rdb/VMSがシステムにインストールされていなくても,イン ストレーションは続行されますが,SQLサポートはインストールされま せん。日本語VAX Rdb/VMSを後からインストールすることもできます が,SQLサポートを使用するためには日本語DEC OPS5を再インストール する必要があります。 ___________________________________________________________ 1.4 ライセンス登録 日本語DEC OPS5 V4.0A を新規にインストールする場合には,最初 に,LMF(License Management Facility)を使用して,ライセンス PAK(License Product Authorization Key)を登録する必要がありま す。ライセンスと媒体を一緒に注文したならば,PAKはキットと一緒に 届けられています。そうでなければ,PAKはライセンスを注文した場所 に届けられています。 日本語DEC OPS5のバージョンアップを行おうとしていて,まだサービス の契約をしていないのならば,アップデイト・ライセンスの入手方法に ついて最寄りの日本DECの各支店/営業所にお問い合せください。 日本語DEC OPS5を使用するために必要なソフトウェアおよびオプショナ ルなソフトウェアをインストールするときは,日本語DEC OPS5をインス トールする前に各ソフトウェアのPAKの状態を確認し,PAKをインストー ルしてください。 インストレーション検証プロシージャ(IVP, Installation Verification Procedure)を実行し,ソフトウェアを使用するためには,インストレー ションを開始する前に,日本語DEC OPS5のライセンスを登録し,ロード する必要があります。) インストレーションの準備 1-3 VMSでラインセンスを登録するには,まずシステム管理者のアカウント SYSTEMでログインします。ライセンスを登録するには次の2つの方法が あります。 o SYS$UPDATE:VMSLICENSE.COMプロシージャを起動します。プロンプ トにしたがってライセンスPAKのデータを入力します。 o DCLプロンプトで,LICENSE REGISTERコマンドを使用してライセン スPAKのデータを入力します。 VAXクラスタ上の複数のノードで日本語DEC OPS5を使用するには,イン ストレーションの完了後,他のノードでライセンスをロードする必要が あります。第3.3節を参照してください。 LMFの使用方法についての詳細は,VMS License Management Utility Manual を参照してください。 ___________________________________________________________ 1.5 インストレーション・プロシージャの必要条件 この節以降は,日本語DEC OPS5をインストールするための必要条件につ いて説明します。 媒体とシステム構成にもよりますが,インストレーションには2分から 20分程かかります。 スタンドアロンのVAXstation 3100システムで,日本語DEC OPS5をイン ストールし,インストレーション検証プロシージャ(IVP, Installation Verification Procedure)を実行すると,14分かかります。 1.5.1 特権およびディスク容量 日本語DEC OPS5をインストールするには,SETPRVまたは少なくとも以下 の特権を持っているアカウントにログインしなければなりません。 o CMKRNL o WORLD o SYSPRV 1-4 インストレーションの準備 なお,インストレーション開始時にBYPASS特権がVMSINSTALによって無 効にされるのでご注意ください。 日本語DEC OPS5に必要なディスク容量は,インストレーション中とイン ストレーション後では異なります。表 1-2は,必要なディスク容量を示 しています。 表 1-2 必要なディスク容量 ________________________________________________________________ インストレーシ キット_____________________ョン中___________インストレーション後 ベースシステム 6181ブロック 3250ブロック 開発環境 1851ブロック 1551ブロック SQLサポート 48ブロック 48ブロック プログラム例のファイル 566ブロック 566ブロック 日本語DEC OPS5 V4.0Aの総 8710ブロック 5415ブロック 計______________________________________________________________ システム・ディスクで現在使用可能な空きブロック数を調べるには, DCLコマンドのSHOW DEVICEを使用します。 $ SHOW DEVICE SYS$SYSDEVICE 1.5.2 システム・パラメータ 日本語DEC OPS5をインストールするにはシステム・パラメータを適切な 値に設定する必要があります。表 1-3はインストレーションに最低限必 要なシステム・パラメータの値を示しています。 インストレーションの準備 1-5 表 1-3 最低限必要なシステム・パラメータの値 ________________________________________________________________ システム・パラメータ_______最小値_______________________________ GBLPAGES+ n + 371 ++ GBLSECTIONS+ n + 6 +これらのシステム・パラメータの値はインストレーションに必要なグ_ ローバル・ページとグローバル・セクションの空き領域の大きさであっ て,システムとその他のソフトウェアを実行するのに必要な合計値では ありません。 ++n =現在使用中の値 ________________________________________________________________ これ以降の節では,次のことについて説明します。 o システム・パラメータのチェック o システム・パラメータGBLPAGESとGBLSECTIONSの計算方法 o AUTOGENによるシステム・パラメータの変更方法 1.5.2.1 システム・パラメータのチェック システム・パラメータをチェックするために,SYSGEN (System Generation Utility)ユーティリティを起動します。 $ RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN SYSGEN> SYSGEN>のプロンプトに対して,システム・パラメータの値を表示する ためにSHOWコマンドを入力します。表示された値は,表 1-3に示されて いる値以上でなければなりません。以下の例は,システム・パラメータ GBLPAGESの値を表示したものです。 SYSGEN> SHOW GBLPAGES SHOWコマンドでシステム・パラメータの値をチェックした後で, SYSGEN>プロンプトに対してEXITコマンドを入力して,DCLのレベル に戻ります。 1-6 インストレーションの準備 1.5.2.2 GBLPAGESとGBLSECTIONSの値の計算方法 日本語DEC OPS5をインストールし実行するためには,十分なグローバ ル・ページとグローバル・セクションが必要です。まず,システムのグ ローバル・ページとグローバル・セクションの空き領域の大きさを調 べます。そして,GBLPAGESとGBLSECTIONSを大きくする必要があるなら ば,AUTOGENを使います。 日本語DEC OPS5を日本語VMS V5.2以降のシステムにインストールしよう としているのならば,グローバル・ページとグローバル・セクションの 空き領域の大きさを調べるのにレキシカル関数F$GETSYIを使用できま す。次の例は,情報を端末(SYS$OUTPUTのデフォルト値)に表示した例で す。 $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLPAGES") 15848 $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLSECTS") 24 表示された値が表 1-3の値よりも大きければ,これらのシステム・パラ メータの値を大きくする必要はありません。もし,グローバル・ページ またはグルーバル・セクションの空き領域の値が表 1-3の値よりも小さ いならば,システム・パラメータの値を大きくする必要があります。 第1.5.2.3項に,AUTOGENを使用してこれらの値を大きくする手順が記述 されています。 1.5.2.3 AUTOGENによるシステム・パラメータの変更方法 システムパラメータを変更するためには,AUTOGENコマンド・プロシー ジャを使用します。AUTOGENは,手動で設定した値を関連するパラメー タの値を自動的に調整します。AUTOGENを使ってシステム・パラメータ を変更するには,次のファイルを編集します。 SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT このファイルを編集するにはエディタを使用します。このファイルに含 まれているパラメータの値を変更するには,現在の値を削除し,新しい 値を入力します。 インストレーションの準備 1-7 新しいパラメータを追加するには,以下のようにパラメータの名前と値 の両方を含んだ一行をファイルに追加します。 WSMAX = 1024 GBLPAGESやGBLSECTSのような増分を指定するパラメータの場合には, ADD_を使います。次の例では,グローバル・ページの設定を2000だけ増 やしています。 ADD_GBLPAGES = 2000 ページ・ファイル・クォータを設定するときには,システムで利用可能 なページ・ファイル・スペースの総量を超える値を指定しないように注 意してください。 すべての変更を終えたら,エディタを終了し,AUTOGENプロシージャを 実行して,システム・パラメータを再計算します。DCLプロンプトに対 して,次のコマンドを入力してください。 $ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT REBOOTを指定すると,AUTOGENは,自動的にシステムをシャットダウン し,その後,システムをリブートします。システムにログインしていた 全ユーザは,シャットダウンと同時に接続を断たれます。システムをリ ブートすることによって,新しいパラメータ値が有効になります。 AUTOGENユーティリティは,前回のリブート以来の資源の消費量に基づ いて,いくつかのSYSGENパラメータを自動的に調整します。自動的に調 整を行いたくない場合には,AUTOGENコマンド行にNOFEEDBACK修飾子を 指定します。 AUTOGENの使用についての詳細は,「VMS System Management Subkit」 を参照してください。 1.5.3 VMSINSTALの必要条件 VMSINSTALを起動すると,次のことがチェックされます。 o デフォルトのデバイスとディレクトリがSYS$UPDATEに設定されて いるかどうか 1-8 インストレーションの準備 o ユーザが特権アカウントにログインしているかどうか o インストレーションに十分なクォータがあるかどうか o DECnetを使用中かどうか o 他のユーザがシステムにログインしているかどうか VMSINSTALを使用するには,インストレーションを行うアカウントが以 下のクォータを最低限持っている必要があります。 ASTLM = 24 BIOLM = 18 BYTLM = 18,000 DIOLM = 18 ENQLM = 30 FILLM = 20 VMSINSTALがインスレーション中に問題を検出した場合には,ユーザに それを通知し,このままインストレーションを続けるかどうかを問い合 せます。インストレーションを続けるには,YESと入力します。インス トレーションを中止して問題点を訂正するには,NOと入力するかReturn キーを押します。問題点を訂正後,インストレーションを再度行ってく ださい。 1.5.4 システム・ディスクのバックアップ インスレーション開始時に,VMSINSTALはシステム・ディスクのバック アップをとってあるかどうかを問い合せます。ソフトウェアをインスト ールする前に,システム・ディスクのバックアップをとるようにしてく ださい。 システム・ディスクのバックアップは,普段使用しているバックアップ 手順で行ってください。システム・ディスクのバックアップ方法につい ての詳細は,「VMS System Management Subkit」のBACKUPユーティリテ ィの節を参照してください。 インストレーションの準備 1-9 2 ________________________________________________________________ 日本語DEC OPS5のインストレーション この章では,日本語DEC OPS5をインストールする方法について説明しま す。インストレーション・プロシージャ(第2.1節を参照)では,インス トレーション・プロシージャをステップを追って説明します。エラーの 回復方法(第2.2節を参照)についても説明します。 ___________________________________________________________ 2.1 インストレーション・プロシージャ 日本語DEC OPS5のインストレーション・プロシージャは,質問とメッセ ージ表示を繰り返すことによって実行されます。インストレーションの 例については,付録Aを参照してください。 インストレーション・プロシージャを途中で強制終了する場合は, Ctrl/Yを押します。このとき,インストレーション・プロシージャは, その時点までに作成したすべてのファイルを削除し,インストレーショ ンを終了します。その後,インストレーションを再実行することができ ます。 1. VMSINSTALの起動 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL saveset-name device-name OPTIONS N インストレーションを開始するために,SYSTEMアカウントのよう な特権アカウントよりVMSINSTALコマンド・プロシージャを起動し ます。VMSINSTALは,ディレクトリSYS$UPDATEにあります。以下の リストは,VMSINSTALコマンド・プロシージャの引数を定義してい ます。 saveset-name インストールするプロダクト名。日本語DEC OPS5の場合は,次の ような名前になります。 OPSJA040 日本語DEC OPS5のインストレーション 2-1 device-name 媒体をマウントするデバイス名。例えば,MUA0:はテープ装置のデ バイス名を表します。インストレーションのコンソール装置を使 用する場合には必要ありません。 OPTIONS N リリース・ノートに関する質問を行うかどうかを示すオプショナ ルなパラメータ。OPTIONS Nを指定しなければ,VMSINSTALはリリ ース・ノートに関して質問しません。リリース・ノートにはイン ストレーションに関する付加情報が載っていますので,インスト レーションを始める前にリリース・ノートを読むようにしてくだ さい。リリース・ノートを既に読んでいてインストレーションを 再開する場合には,OPTIONS Nを指定する必要はありません。 VMSINSTALには,その他にも指定できるオプションがあります。 o 自動応答オプション(A): 最初にVMSINSTALの質問に対する応 答を含んだファイルを作成します。再インストレーション(典 型的にはシステムのアップグレード後)の時間を節約するため に,このオプション(と応答ファイル)を使用できます。 o セーブセット取得オプション(G): セーブセットを一時的に磁 気テープまたはディスクのディレクトリに置きます。 o ログファイル・オプション(L): インストレーション中の端末 出力をすべて記録します。 o アルタネート・ルート・オプション(R): 現在稼動しているシ ステムとは別のシステム・ルートにインストールします。 これらのオプションの詳細については,「VMS System Management Subkit」のソフトウェア・インストレーションに関するドキュ メントを参照してください。複数のオプションを指定する場合に は,(OPTIONS A,N)のようにカンマで区切ってください。 次の例は,テープ装置MUA0:より日本語DEC OPS5をインストールす るようにVMSINSTALを起動した時のシステムの応答を示していま す。この例では,OPTIONS Nが使用されてます。 2-2 日本語DEC OPS5のインストレーション $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL OPSJA040 MUA0: OPTIONS N OpenVMS VAX Software Product Installation Procedure V6.0 It is dd-mmm-yyyy at hh:mm. Enter a question mark (?) at any time for help. プロダクト名あるいはデバイス名を指定しなければ,その後 VMSINSTALより問い合せがあります。VMSINSTALがオプションに関 する問い合せをすることはありません。その時は,OPTIONS Nが指 定されたものと見做されます。 2. システム・バックアップの確認 * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? システムのバックアップをとっているかどうかの問い合せがあり ます。インストレーションを行う前に,常にシステム・ディスク のバックアップをとるようにしてください。システム・ディスク のバックアップをとっているならば,Returnキーを押します。も しそうでなければ,NOを入力してインストレーションを中止しま す。システム・ディスクのバックアップをとった後,インストレ ーションを再実行することができます。 3. 媒体のマウント Please mount the first volume of the set on MUA0:. * Are you ready? YES %MOUNT-I-MOUNTED, OPSJA040 MOUNTED ON _$$MUA0: (NODE 1) The following products will be processed: OPSJA V4.0 Beginning installation of OPSJA V4.0 at 20:01 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product saveset A... VMSINSTALを起動するときに指定したデバイスに最初の配布媒体 をマウントします。デバイス名は質問の行に示されています。次 に,VMSINSTALはインストレーションを続ける準備ができたかどう かを質問します。 準備ができたことを知らせるためにYESを答えると,VMSINSTAL は,日本語DEC OPS5を含んだ媒体が指定されたデバイスにマウン トされ,インストレーションが始まったというメッセージを表示 します。 日本語DEC OPS5のインストレーション 2-3 VMSINTALを起動するときに間違ったデバイス名を指定しイン ストレーションを再実行する必要がある場合には,"Are you ready?"という質問に対してNOと入力してください。その他の理由 でインストレーションを中断する場合には,Ctrl/Yを押してくだ さい。 4. リリース・ノートに関するオプションの選択 本キットに含まれるリリース・ノートは,いつもSYS$HELPにコピ ーされます。 Release notes included with this kit are always copied to SYS$HELP. Additional Release Notes Options: 1. Display release notes 2. Print release notes 3. Both 1 and 2 4. None of the above * Select option [2]: VMSINSTALの起動時に,OPTIONS Nを指定した場合,リリース・ノ ートの取り扱いに関して4つの選択肢が表示されます。 1を選択すると,リリース・ノートがコンソール端末に表示されま す。表示を中止するときは,Ctrl/Cを入力します。 2を選択すると,使用するプリント・キューの名前を問い合せま す。 * Queue name [SYS$PRINT]: デフォルトのプリント・キューを使用する場合は,Returnキーを 押します。違うプリント・キューを使用する場合は,キューの名 前を入力します。 3を選択すると,リリース・ノートをコンソール端末に表示し,プ リント・アウトするためのキューの名前を問い合せます。 リリース・ノートを既に読んでいて,インストレーションを再開 する場合には,4を選択します。 2-4 日本語DEC OPS5のインストレーション 次に,VMSINSTALは以下の質問をします。 * Do you want to continue the installation [N]?:YES %VMSINSTAL-I-RELMOVED, The product's release notes have been successfully moved to SYS$HELP. インストレーションを続ける場合には,YESと入力するか,もしく はReturnキーを押してください。どの場合も,リリース・ノート はSYS$HELPのディレクトリにファイルとしてコピーされます。 SYS$HELP:OPS$040.RELEASE_NOTES インストレーション後,リリース・ノートの場所を調べるには, HELPユーティリティを使って以下のコマンドを入力します。 $ HELP OPS5 RELEASE_NOTES __________________________ 注意 __________________________ VMSINSTALによってインストールされるリリース・ノートのファ イル名にはプロダクト名とバージョン番号が含まれています。日 本語DEC OPS5の以前のバージョンのリリース・ノートも削除しな いようにしてください。 ___________________________________________________________ 5. インストールする機能レベルの選択 日本語DEC OPS5は,DECwindows Motifによるマルチ・ウィンド の開発環境を持っています。日本語DEC OPS5は開発環境がなくて も,端末もしくはターミナル・エミュレータでDCLから使用するこ とが可能です。 Please indicate the level of capability that you want to install: 1. full capability (including Development Environment) 2. reduced capability (without Development Environment) * Enter the number of the level of capability to install [1]: 1を選択した場合には,開発環境を含めて日本語DEC OPS5がインス トールされます。 2を選択した場合には,開発環境を含まずに日本語DEC OPS5がイン ストールされます。 日本語DEC OPS5のインストレーション 2-5 日本語DEC OPS5開発環境をインストールするには,日本語DEC OPS5のインストレーション中とインストレーション後にVMS DECwindows Motif Compute ServerとVMS DECwindows Motif Device Supportが必要です。 後で日本語DEC OPS5開発環境を使用したくなった場合には,VMS DECwindows Motifをインストールし,日本語DEC OPS5を再インス トールする必要があります。 6. プログラム例 VMSINSTALは次の質問をします。 * Do you want to install OPS5 example files [YES]? 日本語DEC OPS5のプログラム例をインストールしたいならば,Yと 入力してください。 In which directory are example files to be installed [SYS$COMMON:[VAXOPS]]: Returnキーを押すとプログラム例はデフォルトのディレクトリに 置かれます。違うディレクトリ名を指定することもできます。 7. SQL (Structured Query Language)サポートのインストール 日本語DEC OPS5のSQLサポートを利用するには,日本語DEC OPS5の インストレーション中とインストレーション後にVAX Rdb/VMSが必 要です。 VAX Rdb/VMSがインストールされているならば,次のような質問が あります。 * Do you want SQL support for 日本語 DEC OPS5 [YES]? SQLサポートをインストールしたい場合には,YESと入力してくだ さい。 SQLサポートをインストールしたくない場合には,NOと入力してく ださい。 後で日本語DEC OPS5のSQLサポートを使用したくなった場合には, VAX Rdb/VMSとインストールし,日本語DEC OPS5を再インストール してください。 2-6 日本語DEC OPS5のインストレーション 8. ライセンス登録に関する質問 Product: OPS5-UI-JAPANESE or OPS5-COMPILER-UI-JAPAN Producer: DEC Version: V4.0 Release Date: 10-JUN-1993 * Does this product have an authorization key registered and loaded? 日本語DEC OPS5開発環境のライセンスの名前は,OPS5-UI- JAPANESEです。 開発環境なしの日本語DEC OPS5のライセンスの名前は,OPS5-UI- JAPANESEもしくはOPS5-COMPILER-UI-JAPANです。 インストレーション・プロシージャは,プロダクトに関するライ センス情報を表示し,PAK (Product Authorization Key)を登録, ロードしたかどうかを質問します。 PAKを登録,ロードしていないのならば,この質問にNOと答えてく ださい。インストレーションを完了するにはPAKを登録,ロードす る必要があります。PAKを登録,ロードしていないのならば,イン ストレーションを中止し,PAKを登録,ロードした後にインストレ ーションを再開してください。 9. インストレーション検証プロシージャ(IVP, Installation Verification Procedure)の選択 * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? インストレーション・プロシージャは,IVPを実行するかどうかを 質問します。日本語DEC OPS5のIVPはインストレーションが成功し ているかどうかをチェックします。IVPはできるだけ実行するよう にしてください。 日本語DEC OPS5をインストールした後,システムで日本語DEC OPS5が使用可能かどうか調べるためにIVPを独立に実行することが できます。システム・フェイラーの後などで,日本語DEC OPS5が 使用可能かどうかを調べるためにIVPを実行する必要があるかもし れません。 10.インストールするディレクトリの選択 * In which directory is DEC OPS5 to be installed [SYS$COMMON:[VAXOPS]]: Returnキーを押すと,日本語DEC OPS5はデフォルト・ディレクト リSYS$COMMON:[VAXOPS]にインストールされます。 日本語DEC OPS5のインストレーション 2-7 日本語DEC OPS5をインストールするディレクトリを入力すること もできます。 ディレクトリはシステム・ディスクでもパーマネントにマウント されているその他のディスクでも構いません。 11.ファイルのパージ * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? インストレーションによって上書きされた日本語DEC OPS5の以前 のバージョンのファイルをパージするかどうかを選択します。で きるだけパージすることをお奨めしますが,以前のバージョンの ファイルを残す必要がある場合には,この質問に対してNOと入力 してください。 12.メッセージ この時点で,インストレーション・プロシージャはインストレー ションの処理内容を報告するメッセージを表示します。これ以上 の質問はもうありません。インストレーション・プロシージャが この時点まで成功していたら,VMSINSTALは新規のファイルもしく は修飾されたファイルを目的となるディレクトリに移動し,ヘル プファイルを更新し,DCLテーブルを更新します。ファイルのパー ジを選択していた場合は,ここで実行されます。次のメッセージ が表示されます。 %OPS-I-ASKED_ALL, No more questions will be asked. Depending on your processor type and system load, installation will take between 2 and 16 minutes. %OPS-I-INSTLCOMP, Installing the OPS5 compiler... %OPS-I-INSTLRTS, Installing the OPS5 run-time system... %OPS-I-ODELINK, Linking the development environment... %OPS-I-REMINDER, Include @SYS$STARTUP:OPS$STARTUP.COM in your system startup procedure. %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories... Executing DEC OPS5 startup procedure... 13.インストレーション検証プロシージャ(IVP, Installation Verification Procedure) 2-8 日本語DEC OPS5のインストレーション IVPの実行を選択した場合には,ここで実行されます。IVPの実行 に成功すると次のように表示されます。 Executing DEC OPS5 startup procedure... %OPSCOMP-I-ENDCOMPILE, End of compilation 15-May-1994 10:46:20.31 %OPSCOMP-I-LINESREAD, Compiled 0 lines %OPSCOMP-I-NOERRORS, No errors detected %OPSCOMP-I-TIMEUSED, Time used was 0.23 seconds Beginning of DEC OPS5 V4.0A Installation Verification Procedure COMPILING THE OPS5 VALIDATION TEST . . . %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed Successfully completed DEC OPS5 V4.0A Installation Verification Procedure 14.インストレーション・プロシージャの終了 Installation of OPSJA V4.0 completed at 10:50 VMSINSTAL procedure done at 10:50 このメッセージはインストレーション・プロシージャがすべて完 了したことを示しています。 特権アカウントをログアウトします。 $ LOGOUT SYSTEM logged out at 15-May-1994 10:57:19.44 VMSINSTALは,インストレーション中にプロセスのシンボル・テー ブルのエントリを削除し修飾することに注意してください。そこ で,システム管理者のアカウントを続けて使うためにこれらのシ ンボルを元に戻す場合には,一旦ログアウトしてログインし直し てください。 日本語DEC OPS5のインストレーション 2-9 ___________________________________________________________ 2.2 エラーの回復 インストレーション中またはインストレーション検証プロシージャ (IVP, Installation Verification Procedure)を実行中にエラーが起こ った場合には,VMSINSTALは失敗のメッセージを表示します。インスト レーションが失敗した場合には,次のようなメッセージが表示されま す。 %VMSINSTAL-E-INSFAIL, The installation of DEC OPS5 V4.0A has failed. IVPが失敗した場合には,次のようなメッセージが表示されます。 The DEC OPS5 V4.0A Installation Verification Procedure failed. %VMSINSTAL-E-IVPFAIL, The IVP for DEC OPS5 V4.0A has failed. 次にあげる条件の場合に,インストレーション中にエラーを起こす可能 性があります。 o オペレーティング・システムのバージョンが正しくない。 o 必要なソフトウェアのバージョンが正しくない。 o インストレーションに必要なクォータが十分でない。 o インストレーションに必要なシステム・パラメータの値が十分で ない。 o VMSのヘルプ・ライブラリが現在使用中である。 o ライセンスが登録,ロードされていない。 これらの条件で表示されるエラーメッセージの詳細については,システ ム・メッセージ,回復プロシージャ,VMSのソフトウェア・インストレ ーションに関するVMSのドキュメントを参照してください。このような 状態であることが知らされたならば,メッセージに記述されているアク ションをとってください。インストレーションの必要条件については, 第1章を参照してください。 2-10 日本語DEC OPS5のインストレーション 3 ________________________________________________________________ インストレーション後の作業 日本語DEC OPS5をインストールした後,以下の作業を行います。 o インストレーション検証プロシージャの単独実行(第3.1節を参照) o スタートアップ・ファイルの編集(第3.2節を参照) o VAXクラスタでの設定(第3.3節を参照) o ユーザ・アカウントのクォータの設定(第3.4節を参照) o 問題の報告(第3.5節を参照) ___________________________________________________________ 3.1 インストレーション検証プロシージャの単独実行 インストレーション検証プロシージャ(IVP, Installation Verification Procedure)は通常,インストレーション中に実行されます。システムに 問題が起こったときに,インストールされているファイルが完全かどう かを確かめるために,IVPを単独で実行します。IVPを実行するには次の ようにコマンドを入力します。 $ @SYS$TEST:OPS$IVP.COM ___________________________________________________________ 3.2 システム・ファイルの編集 システムがリブートしたときに,日本語DEC OPS5のスタートアップを自 動的に実行するために,システムのスタートアップ・ファイルを編集し ます。 システムのスタートアップ・ファイルSYS$MANAGER:SYSTARTUP_V5.COMに 日本語DEC OPS5を起動するための行を付け加えます。日本語DEC OPS5の 場合には,次のような行を付け加えます。 $ @SYS$STARTUP:OPS$STARTUP.COM インストレーション後の作業 3-1 ___________________________________________________________ 3.3 VAXクラスタでの設定 VAXクラスタの複数のノードで日本語DEC OPS5を実行する場合には,ま ず,適切なソフトウェアのライセンスを持っているかをチェックしてく ださい。次に,日本語DEC OPS5をインストールした後,以下の項目を実 行します。 1. VMS License Management Utility Manualで記述されているよう に,日本語DEC OPS5を実行したいクラスタの各ノードでライセン スを有効にするためにLICENSE LOADコマンドを実行します。 2. ソフトウェア・ライセンスを持っている各ノードでSYS$STARTUP:OPS$STARTUP.COM を実行します。そして,各システムのSYS$MANAGER:SYSTARTUP_ V5.COMを編集し,次の1行を追加します。 $ @SYS$STARTUP:OPS$STARTUP 3. ソフトウェア・ライセンスを持っている各ノードでDCLテーブルの バージョンを置き換えます。これ作業は,次の手順で行います。 a. クラスタのノードにログインします。 b. INSTALLユーティリティを起動し,次のコマンドを入力しま す。 INSTALL> REPLACE SYS$LIBRARY:DCLTABLES.EXE c. aとbの手順をソフトウェア・ライセンスを持つ各ノードで繰 り返します。 ___________________________________________________________ 3.4 ユーザ・アカウントの必要条件 日本語DEC OPS5を実行するためには,ユーザ・アカントは決められた特 権とクォータを持つ必要があります。次の2つの節では,これらの必要 条件について説明します。 3.4.1 特権 日本語DEC OPS5を使用するためには,各アカウントは少なくともTMPMBX とNETMBXの特権が必要です。ユーザが決められた特権と持っているか どうかを調べるにはVMSのオーソライズ・ユーティリティ(Authorize Utility)を使用します。 3-2 インストレーション後の作業 3.4.2 ユーザ・アカウントのクォータ 日本語DEC OPS5を使用するには,ユーザ・アカウントが十分なクォータ を持っている必要があります。必要なユーザ・アカウントのクォータに ついては表 3-1にまとめられています。 表 3-1 使用するために必要なユーザ・アカウントのクォータ ________________________________________________________________ クォータ______値________________________________________________ ASTLM 150 BIOLM 100 BYTLM 64000 DIOLM 50 ENQLM 1000 FILLM 100 JTQUOTA_________8192____________________________________________ 3.4.3 シェアード・イメージとしてのインストール システムのオーバー・ヘッドとメモリの使用量を節約するために,次の イメージは自動的にシェアード・イメージとしてインストールされま す。 o OPSINTERP.EXE o OPS5.EXE o OPS$ENV.EXE o OPS$MSG.EXE o OPS$SQL_RTL.EXE (SQLサポートがインストールされているとき) インストレーション後の作業 3-3 ___________________________________________________________ 3.5 問題の報告 日本語DEC OPS5の使用中に問題があった場合には,日本DECに報告して くださるようお願いいたします。ソフトウェア契約または保守契約にテ レホォン・サポートが含まれている場合には,日本DECのテレフォン・ サポート・センター(TSC,Telephone Support Center)に電話してくださ い。 保守の説明に関しては,SPD(Software Product Description)と Warranty Addendumを参照してください。保守期間中に問題があっ た場合には,これらの指示にしたがって問題を報告するか,SPDに記述 されていない問題を報告する場合には,日本DECが別途指示する手順に したがってください。 3-4 インストレーション後の作業 A ________________________________________________________________ インストレーションの実行例 この付録には,日本語DEC OPS5のインストレーション実行例が載ってい ます。この実行例は,新規に日本語DEC OPS5をインストールする場合の ものです。 システムには,VAX Rdb/VMSがインストールされていないものとしま す。システムにインストールされているレイヤード・プロダクトにより 表示されるメッセージや質問が異なる可能性があります。 以下の実行例では,次のことを仮定しています。 o 他のユーザはログインしていない。 o リリース・ノートをプリント・アウトするためにOPTIONS Nを指定 する。 o インストレーションの最後にインストレーション検証プロシージ ャ(IVP, Installation Verification Procedure)を実行する。 インストレーションの実行例については,第A.1節を参照してくださ い。 ___________________________________________________________ A.1 開発環境キット この節には,日本語DEC OPS5の開発環境キットをインストレーションし た実行例が載っています。 Username: SYSTEM Password: Welcome to OpenVMS VAX version V6.0 on node NODE1 Last interactive login on Sunday, 15-May-1994 14:22 Last noninteractive login on Sunday, 15-May-1994 12:14 $ SET DEFAULT SYS$UPDATE $ @VMSINSTAL OPSKA040 MUA0: OPTIONS N インストレーションの実行例 A-1 OpenVMS VAX Software Product Installation Procedure V6.0 It is 15-MAY-1994 at 14:24. Enter a question mark (?) at any time for help. * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? The following products will be processed: OPSJA V4.0 Beginning installation of OPSJA V4.0 at 10:34 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product saveset A ... Release notes included with this kit are always copied to SYS$HELP. Additional Release Notes Options: 1. Display release notes 2. Print release notes 3. Both 1 and 2 4. None of the above * Select option [2]: * Queue name [SYS$PRINT]: LN03_2F3 Job OPS$040 (queue LN03_2F3, entry 68) started on LN03_2F3 * Do you want to continue the installation? YES Installing OPS5 V4.0A-J %OPS-I-NOSQL, VAX Rdb/VMS V3.1 (or later) is not installed on this system. It will not be possible to link applications which use OPS SQL actions without VAX Rdb/VMS software being present during the DEC OPS5 installation. If you wish to use OPS SQL actions in the future, DEC OPS5 will have to be reinstalled after installing VAX Rdb/VMS. DEC OPS5 may be purchased with a full capability license (OPS5-UI-JAPANESE) that includes use of the OPS5 Development Environment, or with a reduced capability license (OPS5-COMPILER-UI-JAPAN) that authorizes use of the compiler only. * Please indicate the level of capability that you want to install: 1. full capability (including Development Environment) 2. reduced capability (without Development Environment) * Enter the number of the level of capability to install [1]:1 A-2 インストレーションの実行例 Product: OPS5-UI-JAPANESE Producer: DEC Version: 4.0 Release Date: 10-JUN-1993 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? YES * In which directory is DEC OPS5 to be installed [SYS$COMMON:[VAXOPS]]: * In which directory are example files to be installed [SYS$COMMON:[VAXOPS.EXAMPLES]]: %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$COMMON:[VAXOPS.EXAMPLES]. * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? %OPS-I-ASKED_ALL, No more questions will be asked. Depending on your processor type and system load, installation will take between 2 and 16 minutes. %OPS-I-INSTLCOMP, Installing the OPS5 compiler... %OPS-I-INSTLRTS, Installing the OPS5 run-time system... %OPS-I-ODELINK, Linking the development environment... %OPS-I-REMINDER, Include @SYS$STARTUP:OPS$STARTUP.COM in your system startup procedure. %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories... Executing DEC OPS5 startup procedure... Beginning of DEC OPS5 V4.0A Installation Verification Procedure COMPILING THE OPS5 VALIDATION TEST %OPSCOMP-I-ENDCOMPILE, End of compilation 15-MAY-1994 14:30:16.82 %OPSCOMP-I-LINESREAD, Compiled 1121 lines %OPSCOMP-I-NOERRORS, No errors detected %OPSCOMP-I-TIMEUSED, Time used was 7.38 seconds TEST REFRACTION %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST THAT THINGS CAN BE REMOVED FROM THE CONFLICT SET CORRECTLY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST RULES WITH NO VARIABLES AND MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST SPECIAL CASE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed インストレーションの実行例 A-3 TEST SORTING OF TIME TAGS %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST RECENCY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MEA STRATEGY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING SYMBOLIC ATOMS FOR EQUALITY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST '^' IN LHS %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING SYMBOLIC ATOMS FOR INEQUALITY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING SYMBOLIC ATOMS FOR TYPE EQUALITY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS FOR EQUALITY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS FOR INEQUALITY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS FOR TYPE EQUALITY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS USING LESS-THAN PREDICATE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS USING LESS-OR-EQUAL PREDICATE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS USING GREATER-OR-EQUAL PREDICATE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MATCHING NUMERIC ATOMS USING GREATER-THAN PREDICATE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed A-4 インストレーションの実行例 TEST THAT NO NUMERIC TESTS ALLOW SYMBOLIC ARGUMENTS %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST CONJUNCTIONS { } %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST DISJUNCTIONS << >> %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST EQUALITY FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST INEQUALITY FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST TYPE EQUALITY FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST LESS-THAN PREDICATE FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST LESS-OR-EQUAL PREDICATE FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST GREATER-OR-EQUAL PREDICATE FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST GREATER-THAN PREDICATE FOR VARIABLES THAT OCCUR IN ONLY ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST EQUALITY OF VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST INEQUALITY OF VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST TYPE EQUALITY OF VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST LESS-THAN PREDICATE FOR VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed インストレーションの実行例 A-5 TEST LESS-OR-EQUAL PREDICATE FOR VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST GREATER-OR-EQUAL PREDICATE FOR VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST GREATER-THAN PREDICATE FOR VARIABLES OCCURRING IN MORE THAN ONE CE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MEMORIES -- CAN INSTANTIATIONS BE DELETED PROPERLY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MAKE AND ALL ITS POSSIBLE ARGUMENTS %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST 2-INPUT NODES FOR NEGATED CES %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST REMOVE %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST MODIFY %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST BIND %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST HALT %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST CBIND %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST DEFAULT FILES FOR I/O %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed TEST EXPLICIT FILES FOR I/O %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed ROUGH TEST OF TABTO AND RJUST %OPS5IVP-S-PASSED, Test passed A-6 インストレーションの実行例 Successfully completed DEC OPS5 V4.0A Installation Verification Procedure Installation of OPSJA V4.0 completed at 14:31 VMSINSTAL procedure done at 14:31 $ LO SYSTEM logged out at 15-MAY-1994 14:31:10.15 インストレーションの実行例 A-7 B ________________________________________________________________ ファイル名および論理名の一覧 日本語DEC OPS5のインストレーション・プロシージャは,システムに必 要なファイルをインストールし,論理名を定義します。第B.1節で,イ ンストールされるファイルの一覧を示します。第B.2節で,システム論 理名テーブルに追加される論理名の一覧を示します。 ___________________________________________________________ B.1 ファイル名の一覧 表 B-1には,日本語DEC OPS5がインストールされるときにシステムに作 成されるすべてのファイルの名前が載っています。 表 B-1 ファイルの一覧 ________________________________________________________________ ディレクトリ__ファイル______________説明________________________ OPS$LIBRARY BLI32OPS5.REQ ヘッダ・ファイル(廃止予定) OPS$LIBRARY OPS$CE_VAR_ マイグレーションのためのツー FILTER.EXE ル OPS$LIBRARY OPS$ENV.EXE 日本語DEC OPS5開発環境のイメ ージ OPS$LIBRARY OPS$QUOTE_FILTER.EXE マイグレーションのためのツー ル OPS$LIBRARY OPS5.EXE 日本語DEC OPS5コンパイラ OPS$LIBRARY OPSDEF.ADA ヘッダ・ファイル(廃止予定) ________________________________________________________________ (次ページに続く) ファイル名および論理名の一覧 B-1 表 B-1 (続き) ファイルの一覧 ________________________________________________________________ ディレクトリ__ファイル______________説明________________________ OPS$LIBRARY OPSDEF.BAS ヘッダ・ファイル(廃止予定) OPS$LIBRARY OPSDEF.FOR ヘッダ・ファイル(廃止予定) OPS$LIBRARY OPSDEF.H ヘッダ・ファイル(廃止予定) OPS$LIBRARY OPSDEF.PAS ヘッダ・ファイル(廃止予定) OPS$LIBRARY OPSINTERP.EXE 日本語DEC OPS5ランタイム・ラ イブラリ(シェアラブル) OPS$LIBRARY OPSINTERP.HLB オンライン・ヘルプ OPS$LIBRARY OPSINTERP.OLB 日本語DEC OPS5ランタイム・ラ イブラリ OPS$LIBRARY OPSINTERP.OPT リンク用のオプション・ファイ ル OPS$LIBRARY OPS_IVP_EXTERNAL.BLI インストレーション検証プログ ラム(ソース・ファイル) OPS$LIBRARY OPS_IVP_EXTERNAL.OBJ インストレーション検証プログ ラム(オブジェクト・ファイル) OPS$LIBRARY OPS_IVP_MAIN.OPS インストレーション検証プログ ラム(ソース・ファイル) OPS$LIBRARY OPS_RTL_FOR_NAS.OLB NAS用のエントリ・ポイント・ ライブラリ(小文字) OPS$LIBRARY VAXCRTL.OPT Cのランタイム・ライブラリ用 のオプション・ファイル ________________________________________________________________ (次ページに続く) B-2 ファイル名および論理名の一覧 表 B-1 (続き) ファイルの一覧 ________________________________________________________________ ディレクトリ__ファイル______________説明________________________ SYS$HELP HELPLIB.HLB更新 SYS$HELP OPSO40.RELEASE_NOTES リリース・ノート SYS$LIBRARY DCLTABLES.EXE更新 SYS$LIBRARY OPS_RTL.ADA ヘッダ・ファイル SYS$LIBRARY OPS_RTL.BAS ヘッダ・ファイル SYS$LIBRARY OPS_RTL.FOR ヘッダ・ファイル SYS$LIBRARY OPS_RTL.H ヘッダ・ファイル SYS$LIBRARY OPS_RTL.PAS ヘッダ・ファイル SYS$LIBRARY OPS_RTL.PLI ヘッダ・ファイル SYS$LIBRARY OPS_RTL.R32 ヘッダ・ファイル SYS$MESSAGE OPS$MSG.EXE メッセージ・ファイル SYS$STARTUP OPS$STARTUP.COM システムの初期化プロシージャ SYS$TEST OPS$IVP.COM インストレーション検証プロシ ージャ OPS$EXAMPLES CALLIN_C.C プログラム例 OPS$EXAMPLES CALLIN_COBOL.COB プログラム例 OPS$EXAMPLES CALLIN_OPS.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES FARMER_V3.OPS プログラム例 ________________________________________________________________ (次ページに続く) ファイル名および論理名の一覧 B-3 表 B-1 (続き) ファイルの一覧 ________________________________________________________________ ディレクトリ__ファイル______________説明________________________ OPS$EXAMPLES FARMER_V4.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES HANOI_V3.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES HANOI_V4.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWI.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIBUILD.COM プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIMOTIF.C プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIMOTIF.H プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIMOTIF.OPT プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIMOTIF.UIL プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIMOTIF_GLUE.C プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWIMOTIF_RULES.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWISQL.OPS プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWISQL.OPT プログラム例 OPS$EXAMPLES KIWISQL.SQL プログラム例 OPS$EXAMPLES MAKE_KWM_FOR_VMS.MMS プログラム例 OPS$EXAMPLES TOURNEY_V3.OPS プログラム例 ________________________________________________________________ (次ページに続く) B-4 ファイル名および論理名の一覧 表 B-1 (続き) ファイルの一覧 ________________________________________________________________ ディレクトリ__ファイル______________説明________________________ OPS$EXAMPLES TOURNEY_V4.OPS プログラム例 ________________________________________________________________ 開発環境のみ____________________________________________________ OPS$LIBRARY OPS$EDITOR.TPU TPUのカスタマイズ用 OPS$LIBRARY OPS$EDITOR_ TPUのカスタマイズ用 CALLUSER.EXE OPS$LIBRARY OPS$EDIT_FILE.COM エディタの起動プロシージャ OPS$LIBRARY OPS$ENV.DECW$BOOK オンライン・ヘルプ OPS$LIBRARY OPS$ENV.UID ユーザ・インタフェース定義フ ァイル OPS$LIBRARY OPS$RUN_IMAGE.COM イメージ起動プロシージャ ________________________________________________________________ SQLサポートのみ_________________________________________________ OPS$LIBRARY OPS$SQL_RTL.EXE SQL用のシェアラブル・ライブ ____________________________________ラリ________________________ ___________________________________________________________ B.2 論理名の一覧 表 B-2は,日本語DEC OPS5がインストールされるときにシステム論理名 テーブルに追加される論理名の一覧です。これらの論理名は,OPS5の初 期化ファイルに含まれており,システムがリブートされると自動的にシ ステム論理名テーブルに追加されます。 ファイル名および論理名の一覧 B-5 表 B-2 論理名の一覧 ________________________________________________________________ 論理名___________デフォルト値__________________説明_____________ OPS5SHR OPS$LIBRARY:OPS5 コンパイラ OPSINTERP OPS$LIBRARY:OPSINTERP ランタイム・シス テム用のシェアラ ブル・イメージ, オブジェクト・ラ イブラリ,オプシ ョン・ファイル OPS$LIBRARY SYS$COMMON:[VAXOPS] OPS5のファイルを 含むディレクトリ OPS$MSG SYS$MESSAGE:OPS$MSG ランタイム・シス テム用のメッセー ジ・ファイル OPS$SQL_RTL OPS$LIBRARY:OPS$SQL_RTL SQLサポート用のラ ンタイム・ライブ ラリ(シェアラブ ル) OPS$EXAMPLES SYS$COMMON:[VAXOPS.EXAMPLES] OPS5のプログラム 例を含むディレク _______________________________________________トリ_____________ B-6 ファイル名および論理名の一覧 ________________________________________________________________ 索引 _A________________________ _L________________________ Authorization key LICENSE LOADコマンド, ライセンスPAKを参照 3-2 AUTOGENコマンド・プロシー License Management ジャ Facility システム・パラメータの変 LMFを参照 更, 1-7 LMF B 新規のインストール, 1-3 __________________________ 使用方法, 1-3 Bill of materials, 1-1 _O________________________ _G________________________ OPTIONS Nパラメータ GBLPAGES リリース・ノート, 2-2 値の計算方法, 1-7 GBLSECTIONS _P________________________ 値の計算方法, 1-7 PAK I ライセンスPAKを参照 __________________________ Installation Verification _S________________________ Procedure Software Product IVPを参照 Description IVP SPDを参照 成功のメッセージ, 2-9 単独実行, 3-1 Software Support Addendum 失敗, 2-10 SSAを参照 実行, 2-7 SPD 実行すべきとき, 2-7 問題の報告, 3-4 メッセージ, 2-10 SQL ライセンス, 1-3 SQLサポートのインストー ル, 2-6 必要条件, 1-2 索引-1 SQL (続き) 後からのインストール, _イ_______________________ 1-3 インストレーション SSA 時間, 1-4 必要なハードウェア, 1-2 インストレーション名, Structured Query Language 2-1 SQLを参照 開始, 2-1 SYS$HELP 強制終了, 2-1 リリース・ノートと, 2-5 セーブセット名, 2-1 デバイス名, 2-2 _V________________________ インストレーション検証プ VAX Rdb/VMSソフトウェア ロシージャ 必要条件, 1-2 IVPを参照 VAXクラスタ インストレーションの実行 日本語DEC OPS5と, 3-2 例, A-1 LICENSE LOADコマンド, 3-2 _エ_______________________ VMS DECwindows Motifソフ エラー トウェア トラブル・シューティング 必要条件, 1-2 を参照 VMSINSTALコマンド・プロシ インストレーション, ージャ 2-10 必要なクォータ, 1-9 を起こす条件, 2-10 起動, 2-1 パラメータ ク アルタネート・ルー __________________________ ト・オプション, クォータ 2-2 ユーザ・アカウント, 3-3 自動応答オプション, 2-2 _シ_______________________ セーブセット取得オ シェアード・イメージ プション, 2-2 日本語DEC OPS5, 3-3 リリース・ノートに システム・パラメータ 関するオプション, AUTOGENによる変更, 1-7 2-2 チェック, 1-6 ログファイル・オプ 最低限必要な値(表), 1-6 ション, 2-2 追加, 1-8 VMSソフトウェア 値の計算方法, 1-7 必要条件, 1-2 変更, 1-8 システム・フェイラー, 2-7 自動スタートアップ 設定, 3-1 索引-2 日本語DEC OPS5ソフトウェ _ス_______________________ ア スタートアップ・ファイル 開発環境 (続き) 編集, 3-1 必要条件, 1-2 プロダクトのライセ _ソ_______________________ ンス名, 2-7 ソフトウェア 後からのインストー オペレーティング・システ ル, 1-3 ム, 1-2 開発環境なしのインストー 必要なクラス, 1-1 ル, 2-5 必要なソフトウェア, 1-2 必要条件, 1-2 必要条件(表), 1-2 シェアード・イメージ, 3-3 テ ドキュメント・セット, __________________________ vi ディスク マニュアルの一覧, バックアップ, 1-9, 2-3 vi ディスク容量 プログラム例のインストー 空きディスク容量の決定方 ル, 2-6 法, 1-5 プロダクトのライセンス 必要なディスク容量(表), 名, 2-7 1-5 デバイス名, 2-2 ノ テープ __________________________ マウント, 2-3 ノード 日本語DEC OPS5を実行す _ト_______________________ る, 3-2 特権, 3-2 ハ トラブル・シューティング __________________________ エラー状態の, 2-10 媒体 マウント, 2-3 _ニ_______________________ バックアップ, 1-9, 2-3 日本語DEC OPS5ソフトウェ ハードウェア ア 必要なハードウェア(一 VAXクラスタでの実行, 覧), 1-2 3-2 ヒ インストールするディレク __________________________ トリの選択, 2-7 表記法, vii オプショナルなソフトウェ ア, 1-2 自動スタートアップ, 3-1 開発環境 インストール, 2-5 索引-3 _フ_______________________ _ユ_______________________ ファイル ユーザ・アカウント SQLサポートの一覧(表), 特権, 3-2 B-5 必要条件, 3-2 開発環境の一覧(表), B-5 クォータ, 3-3 のパージ, 2-8 クォータ(表), 3-3 日本語DEC OPS5の一覧 (表), B-1 _ラ_______________________ 編集, 3-1 ライセンス プログラム例 各ノードにおける登録, のインストール, 2-6 1-4 プロダクトのライセンス名 登録, 1-4 日本語DEC OPS5コンパイ ライセンスPAK ラ, 2-7 オプショナルなソフトウェ 日本語DEC OPS5開発環境, ア, 1-3 2-7 必要なソフトウェア, 1-3 各ノードにおける登録, _ホ_______________________ 1-4 保守, 3-4 登録, 1-4 登録すべき時期, 1-3 _メ_______________________ 取得方法, 1-3 メッセージ リ IVP, 2-10 __________________________ インストレーション完了 リリース・ノート の, 2-9 OPTIONS N, 2-2 エラー, 2-10 印刷, 2-4 成功の, 2-9 表示, 2-4 付加的な, 2-8 取得方法, 2-2 場所, 2-5 _モ_______________________ ロ 問題 __________________________ 報告, 3-4 論理名 日本語DEC OPS5の一覧 (表), B-6 索引-4 日本語DEC OPS5/VMSインストレーション・ガイド ________________________________________________________________ 1994年6月 発行 日本ディジタル イクイップメント株式会社 〒167 東京都杉並区上荻1-2-1 電話 (03)5349-7111 (大代表) ________________________________________________________________ AA-PS0RB-TE