_DEC_PHIGS_for_OpenVMS_VAX__________________________ インストレーション・ガイド 1994年11月 本書では,DEC PHIGS[TM]をOpenVMS VAXオペレーティン グ・システム上にインストールする方法について説明し ます。また,インストレーションの前および後にオンライ ン・リリース・ノートを読む方法についても説明します。 オペレーティング・システム: 日本語OpenVMS VAX V5.5- 2以降, VAXstation[TM]の場合: 日本語DECwindows Motif for OpenVMS VAX V1.2以降 日本語OpenVMS VAX ワークステーショ ン・ソフトウェア V4.4 以降 ソフトウェア・バージョン: DEC PHIGS for OpenVMS VAX V3.0 日本ディジタル イクイップメント株式会社 ________________________________________________________________ 1994年11月 本書の著作権は日本ディジタル イクイップメント株式会社(日本 DEC)が保有しており,本書中の解説および図,表は日本DECの文書 による許可なしに,その全体または一部を,いかなる場合にも再 版あるいは複製することを禁じます。 また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることが ありますので,あらかじめご承知おきください。万一,本書の記 述に誤りがあった場合でも,日本DECは一切その責任を負いかねま す。 本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライ センス契約が締結された場合に限り,その使用あるいは複製が許 可されます。 日本DECは,日本DECまたは日本DECの指定する会社から納入された 機器以外の機器で対象ソフトウェアを使用した場合,その性能あ るいは信頼性について一切責任を負いかねます。 (c) Digital Equipment Corporation Japan 1994. All Rights Reserved. Printed in Japan. 以下は他社の商標です。 PostScriptはAdobe Systems Incorporated (アドビ システムズ 社)の商標です。 _________________________________________________________________ 目次 まえがき................................................. v 1 インストレーションの準備 1.1 必要なソフトウェア........................... 1-1 1.2 必要なオペレーティング・システム構成......... 1-2 1.3 オンライン・リリース・ノートへのアクセス..... 1-3 1.4 OpenVMSライセンス管理機能(LMF)............... 1-3 1.5 インストレーション・プロシージャの必要条件... 1-4 1.5.1 特権..................................... 1-4 1.5.2 ディスク容量............................. 1-5 1.5.3 システム・パラメータ..................... 1-5 1.5.3.1 システム・パラメータ値の計算........... 1-6 1.5.3.2 GBLPAGESおよびGBLSECTIONS値の計算...... 1-7 1.5.3.3 AUTOGENを使用してシステム・パラメータ値 を変更.................................. 1-8 1.6 VMSINSTALの使用.............................. 1-9 1.6.1 システム・ディスクのバックアップ......... 1-10 2 DEC PHIGSのインストール 2.1 インストレーションの手続き................... 2-1 3 インストレーション後の手続き 3.1 インストレーション検証プロシージャの単独実行. 3-1 3.2 システム・ファイルの編集..................... 3-2 3.3 クラスタ環境................................. 3-4 3.4 ユーザ・アカウント必要条件................... 3-4 iii 3.5 問題点の通知................................. 3-5 A インストレーション例 A.1 DEC PHIGS開発用キットのインストレーション例.. A-1 A.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのインストレーシ ョン例........................................ A-5 B ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧.......... B-1 B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧.. B-15 図 3-1 IVPの表示例............................... 3-2 表 1-1 必要なディスク容量........................ 1-5 1-2 必要なシステム・パラメータ値.............. 1-6 iv _________________________________________________________________ まえがき 本書は,日本語OpenVMS VAXオペレーティング・システム上にDEC PHIGS開発用キットまたはDEC PHIGSランタイム専用キットをイン ストールする方法について説明しています。本書は,システム管 理者を対象としています。本書はDEC PHIGSバージョン3.0に適用 されます。 本書はディストリビューション・キットと共に保管してくださ い。DEC PHIGSの保守アップデートまたは再インストレーションを 行う際に必要となります。 対象読者 DEC PHIGSをインストールする前に,必ずお読みください。 本書の構成 インストレーションの手順はステップごとに説明してあります。 インストレーションはシステムの一連の問い合わせに答えること によって行います。 本書では,次の内容について説明します。 o インストレーションに必要な条件 o インストレーション手順 o 保守アップデート o 問題点の通知 o DEC PHIGS開発用キットのインストレーション例 o DEC PHIGSランタイム専用キットのインストレーション例 v o インストールされるファイル 関連資料 日本語OpenVMS VAXシステム上でのDEC PHIGSのインストールに ついての詳しい説明は,お使いのプロセッサのインストレーショ ン/オペレーション・ガイドを参照してください。 オペレーティング・システム特有の問い合わせに関しては,オペ レーティング・システムのドキュメントを参照してください。 本書で使用する表記法 本書では,以下の表記法を使用します。 Bold この書体のテキストは,ユーザが入力するテキストを 示します。 [] 省略時の設定を示します(大括弧は,インストレーシ ョン手順中に現われます)。 Returnキーを押すことを示します。 Ctrlキーを押しながら,別のキーを押すことを示しま す(たとえば,)。 vi 1 _________________________________________________________________ インストレーションの準備 本章では,DEC PHIGSをインストールするための準備およびインス トールに必要な条件について説明します。 DEC PHIGSのキットとともに提供されるBOM(bill of materials) およびBIL(indented bills report)には,メディアの内容と数が 示されています。これらの情報と照らし合わせて,キットの内容 を確認してください。万一,キットが破損していたり,必要なも のが揃っていなかったりした場合には,最寄りの日本DECの各支 店/営業所までお問い合わせください。 DEC PHIGSでは,オンライン・リリース・ノートが提供されていま す。インストールする前に,リリース・ノートをお読みになるこ とをお奨めします。 _________________________________________________________________ 1.1 必要なソフトウェア DEC PHIGSをVAXcluster上にインストールするには次のプロダクト がインストールされている必要があります。 o 日本語OpenVMS VAX V5.5-2以降 o VAXstation Workstation Software 本製品のSPD (Software Product Description)では,必須ソフト ウェア,オプション・ソフトウェア,またそれらのバージョンの 一覧が参照できます。 − ウィンドウ・インターフェイスを持たないシステム 日本語DECwindows,日本語OpenVMS VAX DECwindows Motif[R]または日本語VWSワークステーション・ソフトウ ェア(以下,日本語VWSと呼ぶ)の何れかのインターフェイ スを持たないシステムに,DEC PHIGSをインストールするに インストレーションの準備 1-1 1.1必要なソフトウェア は,日本語OpenVMS VAXオペレーティング・システムV5.5-2 以降をあらかじめインストールしておく必要があります。 − 日本語VWSが動作するワークステーション 日本語VWSが動作しているワークステーションにDEC PHIGSを インストールするには,日本語OpenVMS VAXオペレーティン グ・システムV5.5-2および日本語VWS V4.4以降をあらかじめ インストールしておく必要があります。 − 日本語DECwindowsが動作しているワークステーション 日本語DECwindowsが動作しているワークステーションにDEC PHIGS をインストールするには,日本語OpenVMS VAXオペレ ーティング・システム V5.5-2以降および日本語DECwindows の必要な構成要素をあらかじめインストールしておく必要が あります。 − 日本語OpenVMS VAX DECwindows Motifが動作しているワーク ステーション 日本語OpenVMS VAX DECwindows Motifが動作しているワ ークステーションにDEC PHIGSをインストールするには, 日本語VMSオペレーティング・システムV5.5-2以降,日本 語DECwindowsの必要な構成要素および日本語OpenVMS VAX DECwindows Motif V1.2以降をあらかじめインストールして おく必要があります。 _________________________________________________________________ 1.2 必要なオペレーティング・システム構成 DEC PHIGSをインストールするには,日本語OpenVMS VAX V5.5-2以 降が必要です。DEC PHIGSの全機能を得るには,次のVMS構成要素 が必要です。 o OpenVMS Required Saveset o Network Support(すべてのDECwindowsネットワーク機能が 必要な場合) 1-2 インストレーションの準備 1.3オンライン・リリース・ノートへのアクセス _________________________________________________________________ 1.3 オンライン・リリース・ノートへのアクセス DEC PHIGSでは,オンライン・リリース・ノートが提供されてい ます。VMSINSTALを起動する際にOPTIONS Nパラメータを指定した 場合には,第2章のインストレーション手順 5 の段階で,リリー ス・ノートを表示またはプリントするかどうかを選択することが できます。このオプションを指定することによって,DEC PHIGSを インストールする前に,リリース・ノートを読んだり,プリント したりすることができます。 インストレーション後に,DEC PHIGS開発用キット のリリース・ノートを見たいときには,ファイル SYS$HELP:DECPHIGSJ030.RELEASE_NOTES(テキスト形式),ま たはSYS$HELP:DECPHIGSJ030_RELEASE_NOTES.PS(PostScript[R]形 式)をプリントしてください。 _________________________________________________________________ 1.4 OpenVMSライセンス管理機能(LMF) OpenVMSライセンス管理機能(LMF)は,日本語VMSオペレーティン グ・システムのV5.4で提供されています。日本語VMS V5.4以降の システム上に,DEC PHIGSをインストールするには,DEC PHIGSの ソフトウェア・ライセンスを登録する必要があります。 ライセンスの登録に必要な情報は,DEC PHIGSと共に出荷されるプ ロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK)に含まれています。 PAKは,ライセンス情報が書かれた用紙です。 インストレーション中に,DEC PHIGSのライセンスを登録し,適 当なオーソライゼーション・キーをロードしたかどうかという問 い合わせがあります。インストレーションを開始する前に,DEC PHIGSのライセンスを登録し,ロードしておかなければなりませ ん。ライセンスの登録とロードを行っていない場合には,インス トレーション検証プロシージャ(IVP)を実行したり,DEC PHIGSを 使用したりすることができません。一度ライセンスを登録し,オ ーソライゼーション・キーをロードしておけば,IVPを実行し, DEC PHIGSを使用することができるようになります。 インストレーションの準備 1-3 1.4 OpenVMSライセンス管理機能(LMF) 日本語VMS V5.4以降のシステムでライセンスを登録するには, まず,システム・マネージャのアカウントSYSTEMにログインしま す。その後,次のいずれかの方法で,ライセンスの登録を行いま す。 o SYS$UPDATE:VMSLICENSE.COMプロシージャを起動する。 プロンプトに応じて,PAKのデータを入力する。 o DCLコマンドLICENSE REGISTER DCLを使用してPAKの情報に応 じた修飾子を指定する。 ライセンス管理機能についての詳細は,OpenVMSドキュメンテーシ ョン・セットの"License Management Utility"に関するマニュア ルを参照してください。 _________________________________________________________________ 1.5 インストレーション・プロシージャの必要条件 この節では,DEC PHIGSをインストールするための様々な必要条件 について説明します。インストレーションを開始する前に,シス テム・ディスク(またはディスク)のバックアップをとっておいて ください。DEC PHIGSをインストールするには,媒体型式およびシ ステム構成に応じて,およそ5分から30分かかります。 以降の項で,DEC PHIGSをインストールするために必要な特権と資 源を示します。 1.5.1 特権 DEC PHIGSをインストールするには,SETPRV特権,または,少なく とも次に示す特権を持っているアカウントにログインする必要が あります。 o CMKRNL o WORLD o SYSPRV インストレーションの始めに,VMSINSTALによりBYPASS特権が消さ れてしまうことに注意してください。 1-4 インストレーションの準備 1.5インストレーション・プロシージャの必要条件 1.5.2 ディスク容量 DEC PHIGSをインストールするには,インストレーションの最中に ある一定の空きディスク容量が必要となります。一度,DEC PHIGS をインストールしてしまえば,それより少ないディスク容量で運 用できます。表 1-1にDEC PHIGSに必要なディスク容量の概要を示 します。 表 1-1 必要なディスク容量 ___________________________________________________________ インストレーション中 インストレーション後 キット___________(ブロック)__________(ブロック)________ 開発用キット 70,000 65,000 (Adaオプションなし) 開発用キット 90,000 85,000 (Adaオプション付き) ランタイム用キ 34,000 29,000 ット_______________________________________________________ 現在のシステム・ディスク上での空きディスクのブロック数を調 べるには,DCLプロンプトに対して次のコマンドを入力します。 $ SHOW DEVICE SYS$SYSDEVICE 1.5.3 システム・パラメータ 表 1-2にインストレーションに最低限必要なシステム・パラメー タの値を示します。これらの値はユーザが実行しているプログラ ムおよびアプリケーションの種類によっても異なりますので,設 定によっては示されている値よりも多くの値が必要となることが あります。 インストレーションの準備 1-5 1.5インストレーション・プロシージャの必要条件 表 1-2 必要なシステム・パラメータ値 ___________________________________________________________ システム・パラメータ_______値______________________________ GBLSECTIONS[1] n + 42 GLPAGES[2] n + 6500 [1]変数nは,現在使用しているシステム・パラメータ値を示しま す。DEC PHIGSをインストールするには,ここに示されている値以 上に設定する必要があります(第1.5.3.3項を参照)。 [2]これらのダイナミック・システム・パラメータは,示されてい る値と同等以上に常に設定しておく必要があります。インストレ ーション後にこれらの値を減らさないようにしてください。 ___________________________________________________________ 以降の項で,システム・パラメータ値の確認方法,GBLPAGESお よびGBLSECTIONSシステム・パラメータに対する値の計算方法, OpenVMS AUTOGENコマンド・プロシージャを使用したパラメータ値 の変更方法について説明します。 1.5.3.1 システム・パラメータ値の計算 現在使用しているシステムのパラメータ値を計算するのに次のコ マンドを入力し,System Generation Utility (SYSGEN)を起動し ます。 $ RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN SYSGEN>プロンプト上でSHOWコマンドを入力し,システム・パラメ ータ値を表示します。表 1-2に示す各システム・パラメータ値と 同じか,もしくはそれ以上の値が必要です。次の例では,システ ム・パラメータGBLPAGESを表示します。 $ SHOW GBLPAGES SHOWコマンドでパラメータを確認したら,EXITコマンドを入力 し,SYSGEN>プロンプトからDCLレベルに戻ります。 1-6 インストレーションの準備 1.5インストレーション・プロシージャの必要条件 1.5.3.2 GBLPAGESおよびGBLSECTIONS値の計算 DEC PHIGSをインストールするには,未使用のグローバル・ページ とグローバル・セクションが必要です。まず,使用しているシス テムに十分なグローバル・ページとグローバル・セクションがあ るかどうかを確認します。GBLPAGESとGBLSECTIONSの値を増やす場 合,AUTOGENを使用します。 表 1-2中の,GBLPAGESに対してn + 6500,GBLSECTIONSに対して n + 42という式は,インストレーションを正しく実行するために は,GBLPAGESは6500,GBLSECTIONSは42が,それぞれ最低限必要な 値であることを表しています。未使用のグローバル・ページとグ ローバル・セクションの値を計算するには,以下の手順に従って ください。 1. 以下のコマンドを入力しOpenVMS Install Utility (INSTALL)を実行します。 $ INSTALL LIST /GLOBAL /SUMMARY OpenVMS Install Utilityにより,現在使用されているグロ ーバル・ページとグローバル・セクションの値,および未使 用のグローバル・ページの値が表示されます。 Summary of Local Memory Global Sections nn Global Sections Used, nnnn/nnnn Global Pagelets Used/Unused 2. 未使用のグローバル・ページ(例では,nnnn)が 6500と同 じ,もしくはそれ以上であるかどうかを確認します。6500よ りも値が小さかった場合,GBLPAGESの値を増やす必要があり ます。 3. Global Sections Used(例では,nnnn)で表示されている値 を確認します。 4. System Gereration Utility (SYSGEN)を実行し,SHOWコマン ドを入力してグローバル・セクションが新たにどれくらい割 り当てられたかを確認します。 $ RUN SYS$SYSTEM:SYSGEN SYSGEN> SHOW GBLSECTIONS Parameter Name Current Default Minimum Maximum Unit Dynamic -------------- ------- ------- ------- ------- ---- ------- GBLSECTIONS 400 200 20 4095 Sections インストレーションの準備 1-7 1.5インストレーション・プロシージャの必要条件 5. 現在のグローバル・セクションの数(例では,400)から, 使用中のグローバル・セクションの値(例では,nn)を引い た数が42以下である場合GBLSECTIONSの値を増やします。 第1.5.3.3項では,AUTOGENを使用してこれらの値を増やす手 順を説明します。AUTOGENに関する詳細は,「OpenVMS System Management Subkit」を参照してください。 DEC PHIGSを日本語OpenVMS VAX V5.5-2にインストールする場合, WRITEコマンド,およびレキシカル関数F$GETSYIを使用して,使用 可能なグローバル・ページとグローバル・セクションを確認しま す。次の例では,これらの情報をターミナルに表示する方法を示 しています(省略時の設定では,SYS$OUTPUTです)。 $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI ("FREE_GBLPAGES") 15848 $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI ("FREE_GBLSECTS") 24 表示された値が表 1-2中の値より大きい場合は,増やす必要はあ りません。逆に,値が小さい場合は,増やす必要があります。 1.5.3.3 AUTOGENを使用してシステム・パラメータ値を変更 AUTOGENコマンド・プロシージャを使用して,システム・パラメー タ値を変更します。AUTOGENは,ユーザが手で入力する適切な値を 自動的に設定します。次のファイルを編集して,AUTOGENを使用し たシステム・パラメータ値の変更を行います。 SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT エディタを使用して,ファイルにアクセスします。このファイル にある古いパラメータ値を削除し,新しい値に変更します。 新しい値を書き込むには,パラメータ名とその値を示す次の行を 付け加えます。 WSMAX = 1024 GBLPAGESとGBLSECTIONSの値を変更するには,ADD_GBLPAGESまたは ADD_GBLSECTIONSを使用します。次の例では,グローバル・ページ を2000に設定しています。 1-8 インストレーションの準備 1.5インストレーション・プロシージャの必要条件 ADD_GBLPAGES = 2000 すべての変更が終了したら,エディタからEXITし,AUTOGENプロ シージャを実行し,もう一度システム・パラメータ値を計算しま す。次のコマンドをDCLプロンプト上で入力します。 $ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT REBOOTを指定した場合,AUTOGENにより自動的にシステムのシャッ ト・ダウンとリブートが行われます。シャットダウン中,システ ムにログインしている全ユーザは,直ちに強制的にシステムから 切り離されます。また,リブート中に新しいパラメータが適用さ れます。 最近行われたリブート以降に発生したリソースの消費に基づい て,AUTOGENコマンド・プロシージャが,SYSGENパラメータ値を自 動的に調整します。この自動調整を利用したくない場合,AUTOGEN コマンド行にNOFEEDBACKという修飾子を付け加えます。 AUTOGENに関する詳細は,OpenVMSのドキュメンテーションを参照 してください。 _________________________________________________________________ 1.6 VMSINSTALの使用 VMSINSTALを起動すると,次のチェックが行われます。 o 必要な特権のあるアカウントにログインしたかどうか。 省略時の装置およびディレクトリをSYS$UPDATEに設定して, システム・マネージャのアカウントからインストレーション を行うことをおすすめします。 o インストレーションに必要なクォータがあるかどうか。 o DECnet[TM]が実行されているかどうか。 o システムに他のユーザがログインしているかどうか。 インストレーションに必要な次のクォータがあるかどうかがチェ ックされます。 - ASTLM = 24 インストレーションの準備 1-9 1.6 VMSINSTALの使用 - BIOLM = 18 - BYTLM = 18000 - DIOLM = 18 - ENQLM = 30 - FILLM = 20 上記のいずれかの状況にあてはまる場合には,インストレーシ ョン中に,インストレーションを継続するかどうかが尋ねられま す。このまま,インストレーションを継続する場合には,質問に 対して,"YES"と入力してください。インストレーションを終了す る場合には,Returnキーを押してください。 1.6.1 システム・ディスクのバックアップ インストレーションの始めに,VMSINSTALによりシステム・ディス クのバックアップを行ったかどうかの問い合わせがあります。い かなるソフトウェアの場合でも,オペレーティング・システム上 にソフトウェアをインストールする前に,システム・ディスクの バックアップをとっておくことをお奨めします。 すでにユーザが確立してあるバックアップ・プロシージャを使用 してください。システム・ディスクのバックアップに関する詳細 は,OpenVMSドキュメンテーション・セットの"Backup Utility"の 項を参照してください。 1-10 インストレーションの準備 2 _________________________________________________________________ DEC PHIGSのインストール 本章では,インストレーションの方法を説明します。第2.1節で は,インストレーションの手続きを順を追って説明します。 _________________________________________________________________ 2.1 インストレーションの手続き インストレーションは,Ctrl/Yを押すことによって,いつでも, 強制的に終了することができます。Ctrl/Yを押すと,その時点ま でに作成されたファイルがすべて削除され,DCLレベルに戻りま す。Ctrl/Yを押したあとで,もう一度インストレーションを行い たいときは,ステップ2からやり直してください。 DEC PHIGSランタイム専用キットでプログラムをリンクしようとす ると,リンカ・エラーが生じます。日本語VMSにDEC PHIGSバージ ョン3.0の開発用キットがすでにインストールされている場合に は,DEC PHIGSバージョン3.0のランタイム専用キットはインスト ールしないでください。これを行うと,開発用キットをランタイ ム専用キットで重ね書きしてしまうことになります。次のDCLコマ ンドを実行することによって,DEC PHIGSのどのバージョンが現在 インストールされているのかを調べることができます。 $ ANALYZE/IMAGE/INTERACTIVE SYS$LIBRARY:PHIGS$RTL DEC PHIGSのインストールを開始する前に,システム・ディスクの バックアップをとっておくことをおすすめします。システム・デ ィスクのバックアップをとった後,インストレーションを開始し てください。 1. 必要な特権のあるアカウントにログインし,省略時の装置と ディレクトリをSYS$UPDATEに設定。省略時の装置とディレク トリを SYS$COMMON:[SYSUPD]に設定。 DEC PHIGSのインストール 2-1 2.1インストレーションの手続き Username: SYSTEM Password: $ SET DEFAULT SYS$UPDATE 2. VMSINSTALを起動 @SYS$UPDATE:VMSINSTAL セーブセット名 装置名 OPTION N インストレーションを開始するために,システム管理者アカ ウント(SYSTEM)のような特権付きアカウントから起動しま す。VMSINSTALはSYS$UPDATEディレクトリにあります。次に VMSINSTALプロシージャの要素について説明します。 【セーブセット名】 構成要素のインストレーション名。DEC PHIGSでは,次のイ ンストレーション名を使用します。 o DECPHIGS030 (開発用キット) o DECPHIGSRTO030 (ランタイム用キット) 【装置名】 媒体にマウントしようとしている装置名。たとえば, DKA400:はCD-ROMの装置名です。 【OPTIONS N】 このパラメータを指定すると,インストレーション中に,リ リース・ノートの表示またはプリンタ出力に関する選択肢が 表示されます。OPTIONS Nを指定しなかった場合は,こうし た表示はありません。このインストレーションを実行する前 に,リリース・ノートをぜひお読みになることをお奨めしま す。 VMSINSTALでは,この他にもいくつかのオプションを使用で きます。 o 自動応答オプション(A): VMSINSTALでの質問とプロンプ トに対するユーザの回答を含んだファイルをあらかじめ 作成します。 o セーブセット・オプション(G):磁気テープ,またはディ スク・ディレクトリにプロダクトのセーブセットを一時 的に置きます。 o ファイル・ログ・オプション(L):インストレーション中 に,実行されていることすべてがターミナルに表示され ます。 2-2 DEC PHIGSのインストール 2.1インストレーションの手続き o 代用ルート・オプション(R):実行中のシステム以外のシ ステム・ルートにプロダクトをインストールします。 これらのオプションに関する詳細は,ソフトウェア・イン ストレーションに関する OpenVMSドキュメンテーションを 参照してください。2つ以上のオプションを使用する場合, OPTION A, Nのようにコンマで区切ります。 次の例では,CD-ROMからDEC PHIGSをインストールするのに VMSINSTALを起動した場合を示しています。この例では,リ リース・ノートをプリンタに出力または表示させるために, OPTIONS Nを使用しています。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL DECPHIGS030 DKA400 OPTIONS N OpenVMS VAX Software Product Installation Procedure V5.5-2 It is dd-mmm-yyyy at hh:mm. Enter a question mark (?) at any time for help. 3. システムのバックアップ * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? システムのバックアップをとってあるかどうかの問い合わせ があります。インストールを開始する前に,常にシステム・ ディスクのバックアップをとっておくようにしてください。 また,システム・ディスクのバックアップをとってある場 合は,Returnキーを押してください。そうでない場合は, "NO"と入力してインストレーションを中止してください。シ ステム・ディスクのバックアップをとった後で,インストレ ーションを再開してください。 4. 媒体のマウント Please mount the first volume of the set on DKA400. * Are you ready? YES %MOUNT-I-MOUNTED, DEC PHIGS MOUNTED ON DKA400 (NODE 1) The following products will be processed: DEC PHIGS V3.0 Beginning installation of DEC PHIGS V3.0 at 14:58 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product saveset A... DEC PHIGSのインストール 2-3 2.1インストレーションの手続き VMSINSTALを起動する際に指定した装置に,最初のディスト リビューション・ボリュームをマウントします。問い合わせ の行よりも前の行に,装置名が表示されます。その後,イン ストレーションを続ける準備ができているかどうかの問い合 わせがあります。 準備が完了していることを示すために"YES"と入力すると, 指定された装置にDEC PHIGSを含む媒体がマウントされ,イ ンストレーションが開始されたことを示すメッセージが表示 されます。 VMSINSTALを起動する際に誤った装置名を入力し,イン ストレーションをやり直す必要がある場合は,"Are you ready?"という問い合わせに対し"NO"と入力します。その他 の理由でインストレーションを強制的に中止する場合は, Ctrl/Yと押します。 5. リリース・ノートの選択 Release Notes Options: 1. Display release notes 2. Print release notes 3. Both 1 and 2 4. None of the above * Select option [2]: VMSINSTAL起動時にOPTIONS Nを指定すると,リリース・ノー トを参照するための4つの選択肢が与えられます。 オプション1を選択すると,端末にリリース・ノートが表示 されます。Ctrl/Cを押すことによって,いつでも表示を中止 することができます。 オプション2を選択すると,使用するプリント・キュー名が 要求されます。 * Queue name [SYS$PRINT]: キュー名を入力するか,またはReturnキーを押して,省略時 のプリント装置にファイルを出力します(リリース・ノート は日本語で記述されていますので,日本語プリンタの接続さ れているキュー名を入力してください)。 2-4 DEC PHIGSのインストール 2.1インストレーションの手続き オプション3を選択すると,端末に直接リリース・ノートが 表示されます。 Ctrl/Cを押すことによって,いつでも表示を中止することが できます。続いて,プリント・キュー名の要求があります。 オプション4を選択すると,ユーザがリリース・ノートを既 に参照している場合,インストレーションを続行します。 インストレーション開始時にOPTIONS Nを指定すると, VMSINSTALによるリリース・ノートに関する問い合わせがあ ります。 次に,VMSINSTALによる問い合わせが表示されます。 * Do you want to continue the installation [NO]?: YES %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. 続ける場合は,"YES"と入力してください。そうでない場合 はReturnキーを押してください。いずれの場合にも,リリー ス・ノート・ファイルはSYS$HELPディレクトリにコピーされ ます。 SYS$HELP:DECPHIGSJ030.RELEASE_NOTES インストレーション後,HELP機能を使用してリリース・ノー トを読むことができます。次のコマンドを入力してくださ い。 $ HELP DECPHIGSJ030 RELEASE_NOTES ________________________ 注意 ________________________ VMSINSTALによってインストールされた本バージョンのリリ ース・ノート・ファイルの名前は,現在の製品名およびバー ジョン番号からなります。DEC PHIGSの前のバージョンのリ リース・ノートを削除しないよう注意してください。 ______________________________________________________ 6. ファイルのパージ * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? DEC PHIGSのインストール 2-5 2.1インストレーションの手続き インストレーションによって新しいファイルと置き換えられ る,DEC PHIGSの以前のバージョンからのファイルをパージ するかどうかという選択肢があります。パージすることをお 奨めします。ただし,以前のバージョンからのファイルを保 管しておきたい場合は,"NO"と入力します。 2-6 DEC PHIGSのインストール 2.1インストレーションの手続き 7. ライセンス登録 DEC PHIGS開発用キット: Product: PHIGS Producer: DEC Version: 3.0 Release Date:dd-mmm-yyyy DEC PHIGSランタイム用キット: Product: PHIGS-RUNTIME Producer: DEC Version: 3.0 Release Date:dd-mmm-yyyy * Does this product have an authorization key registered and loaded? DEC PHIGSのプロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK) を登録し,ロードしたかどうかという問い合わせがありま す。たとえば次のように,特定のライセンスに固有な情報が 表示されます。 プロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK)の登録 とロードを行っていない場合は,この問い合わせに対して "NO"と入力します。DEC PHIGSのインストレーションを正常 終了するには,プロダクト・オーソライゼーション・キーが 登録されロードされている必要があります。インストレーシ ョンを続ける前に,PAKの登録とロードを行っているかどう かを確認してください。"NO"と答えた場合には,IVPは実行 されません。 8. PHIGS Adaバインディングを含むACSライブラリのインストー ル The DEC PHIGS Ada binding requires 20000 blocks of disk space. * Do you wish to install the ACS library containing the PHIGS Ada binding [NO]? ACSライブラリをインストールしない場合は,Returnキー を押します。インストールする場合には,"YES"と入力しま す。 9. ヘルプ・ライブラリのインストール(開発用キットのみ) * Do you wish to have the help library for PHIGS [YES]? DEC PHIGSのインストール 2-7 2.1インストレーションの手続き DEC PHIGSのHELPライブラリを組み込む場合には"YES"と入力 するか,Returnキーを押します。不要な場合には"NO"と入力 します(通常は,HELPライブラリを組み込みます)。 10.例題プログラムのインストール(開発用キットのみ) * Do you wish to install the examples from the PHIGS documentation [YES]? DEC PHIGSの例題プログラムを組み込む場合には"YES"と入力 するか,Returnキーを押します。不要な場合には"NO"と入力 します。 2-8 DEC PHIGSのインストール 2.1インストレーションの手続き 11.PEXlibのインストール(開発用キットのみ) * Do you wish to have PEXlib installed [YES]? PEXlibをインストールしたい場合は"YES"を,そうでない場 合は"NO"と入力します。 12.PEXlibドキュメンテーションのインストール(開発用キット のみ) * Do you wish to have PEXlib documentation installed [YES]? PEXlibのドキュメンテーションをインストールしたい場合は YES,そうでない場合はNOと入力します。 13.PHIGSの日本語関連ファイルのインストール * Do you wish to install Japanese related files [NO]? 日本語OpenVMSがシステムにインストールされている場合 は,DEC PHIGSの日本語コンポーネントをインストールする かどうか聞かれます。日本語ファイルをインストールする場 合はYESと入力します。インストールしない場合は,Return キーのみを押してください。 14.インストレーション後のシステムのリブート If you are installing DEC PHIGS on a workstation, you should reboot the system and then run SUS$TEST:PHIGS_IVP.COM to complete the installtion. * Do you wish to have the system reboot following the PHIGS installtion [YES]? リブートを行いたい場合は,Returnキーを押してください。 そうでない場合は,NOと入力します。 15.情報メッセージ ここで,インストレーションの経過を知らせるいくつかのメ ッセージが表示されます。問い合わせはもうありません。 この時点でインストレーションが正常に終了していれば, VMSINSTALにより,新しいファイルまたは修正されたファイ ルの所定のディレクトリへの移動,ヘルプ・ファイルの更 新,必要に応じてDCLテーブルの更新が行われます。ファイ ルのパージの問い合わせに"YES"と答えた場合は,この段階 でパージが行われます。次のメッセージが表示されます。 ■ DEC PHIGS開発用キットの場合 DEC PHIGSのインストール 2-9 2.1インストレーションの手続き STARTING to perform all the installation work. No additional user actions are necessary from this point. The remaining part of the installation will take 5 - 20 minutes depending on your CPU. %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set C ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set E ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set F ... WARNING: In order to update the DEC PHIGS Ada binding, all the files from the DEC PHIGS Ada ACS library in the system directory [SYSLIB.PHIGS_ADA] will be deleted and replaced with files from this kit. The server extensions on your system are newer than the ones in this kit. The server extensions will not be installed. The PEX server microcode has been updated. PEXLIB_V5.PS has been installed in SYS$HELP: System Manager: Upon completion of this installation, please be sure to edit the system startup file and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PHIGS$STARTUP.COM If you have a button or dial box connected to your workstation, edit the system file SYS$STARTUP:VMS$LPBEGIN-050_STARTUP.COM (refer to the release notes for details) and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PCM$STARTUP.COM A copy of the Installation Verification Procedure has been put in SYS$TEST:PHIGS_IVP.COM. If you are installing DEC PHIGS on a 3D workstation and use a PEX workstation type, you need to restart the DECwindows server after the installation with the following line: $ @SYS$STARTUP:DECW$STARTUP.COM RESTART PHIGS demo programs, along with their sources have been put in: PHIGS$EXAMPLES:[DEMO] - PHIGS_DEMO_PHIGS example 2-10 DEC PHIGSのインストール 2.1インストレーションの手続き PHIGS$EXAMPLES:[DEVELOPERS_GUIDE] - Examples from the DEC PHIGS Developer's Guide PHIGS$EXAMPLES:[GETTING_STARTED] - Examples from the "Getting Started with DEC PHIGS" manual PHIGS$EXAMPLES:[MISC] - Assorted other PHIGS examples PHIGS$EXAMPLES:[ADA] - Assorted PHIGS Ada examples PHIGS$EXAMPLES:[UTILS] - Assorted utilities. %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories...) Installation of DEC PHIGS V3.0 completed at hh:mm VMSINSTAL procedure done at hh:mm ■ DEC PHIGSランタイム専用キットの場合 STARTING to perform all the installation work. No additional user actions are necessary from this point. The remaining part of the installation will take 5 - 20 minutes depending on your CPU. %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set C ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... The server extensions on your system are newer than the ones in this kit. The server extensions will not be installed. The PEX server microcode has been updated. System Manager: Upon completion of this installation, please be sure to edit the system startup file and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PHIGS$STARTUP.COM If you have a button or dial box connected to your workstation, edit the system file SYS$STARTUP:VMS$LPBEGIN-050_STARTUP.COM (refer to the release notes for details) and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PCM$STARTUP.COM If you are installing DEC PHIGS on a 3D workstation and use a PEX workstation type, you need to restart the DECwindows server after the installation with the following line:) DEC PHIGSのインストール 2-11 2.1インストレーションの手続き $ @SYS$STARTUP:DECW$STARTUP.COM RESTART A copy of the Installation Verification Procedure will be put in SYS$TEST:PHIGS_IVP.EXE along with SYS$TEST:PHIGS_IVP.COM. %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories... Installation of DEC PHIGS V3.0 completed at hh:mm VMSINSTAL procedure done at hh:mm 16.インストレーション検証プロシージャの監視 IVPの実行を指定した場合VMSINSTALにより,ここで実行され ます。IVPが正しく実行されると,図 3-1に示す図が表示さ れます。 17.特権アカウントからのログアウト $ LOGOUT SYSTEM logged out at dd-mmm-yyyy hh:mm. インストレーション中,プロセス・シンボル・テーブルの項 目が削除または変更されることにご注意ください。そのた め,システム・マネージャのアカウントをそのまま使用し, これらのシンボルをリストアしたい場合は,一度ログアウト し,再度ログインし直してください。 18.エラーの修復 インストレーションの最中,またはIVPの実行中にエラーが 発生した場合は,そのことを知らせるメッセージが表示され ます。インストレーションが異常終了した場合は,次ような のメッセージが表示されます。これらのメッセージは,イン ストレーションの準備が正しくなかったために起こる致命的 なエラーです。 %VMSINSTAL-E-INSFAIL, The installation of DEC PHIGS V3.0 has failed. This kit requires OpenVMS VAX V5.5-2 System disk does not contain enough free blocks to install DECPHIGS Insufficient CLISYMTBL pages - the installation of DECPHIGS requires at least 150 pages. Use SYSGEN to change this parameter and restart the installation. 2-12 DEC PHIGSのインストール 2.1インストレーションの手続き IVPが失敗した場合は,次のメッセージが表示されます。 DEC PHIGS V3.0 Installation Verification Procedure failed. %VMSINSTAL-E-IVPFAIL, The IVP for DEC PHIGS V3.0 has failed. 正しく設定されているのにこれらのメッセージが表示される 場合は,最寄りの日本DEC各支店/営業所へお問い合わせくだ さい。 次のいずれかの条件にあてはまる場合に,インストレーショ ン中にエラーが発生します。 o オペレーティング・システムのバージョンが適当でな い。 o 必須ソフトウェアのバージョンが適当でない。 o インストレーションに必要なクォータが不足している。 o インストレーションに必要なシステム・パラメータ値が 不足している。 o OpenVMSヘルプ・ライブラリが使用中である。 o プロダクトのライセンスが適切でない。 これらの状態で起こるエラーのメッセージについては,シス テム・メッセージ,リカバリ・プロシージャおよびOpenVMS ソフトウェアのインストレーションに関するOpenVMSドキュ メテーションを参照してください。これらの状態に気づいた 場合は,メッセージに従って適切な処置を行ってください。 インストレーションに必要な条件は第1章を参照してくださ い。 DEC PHIGSのインストール 2-13 3 _________________________________________________________________ インストレーション後の手続き 本章では,DEC PHIGSのインストレーション後に行う作業について 説明します。 DEC PHIGSのインストレーションが終了したら,下記の作業を必ず 行ってください。 o インストレーション検証プロシージャ(IVP)の単独実行 o システム・スタートアップ・ファイルの変更 o システム・パラメータの調整 o クラスタ環境へのDEC PHIGSの設定 o ユーザ・アカウント・クォータの変更 o システムのテーラリング o パフォーマンスの向上 o 問題点の通知 _________________________________________________________________ 3.1 インストレーション検証プロシージャの単独実行 インストレーションにより,インストレーション検証プロシージ ャ(IVP)がSYS$COMMON:[SYSTEST]にコピーされます。システムの リブート終了後にIVPを実行します。IVPにより,インストレーシ ョンが正常に行われたかどうかを確認するため,また,システム に問題が発生した場合にインストールされたファイルの一貫性を 確認します。IVPを実行するには次のコマンドを入力してくださ い。 $ @SYS$COMMON[SYSTEST]PHIGS_IVP.COM インストレーション後の手続き 3-1 3.1インストレーション検証プロシージャの単独実行 IVPの実行が成功すると図 3-1に示す図が表示されます。使用して 行る装置がカラーの場合には,この図はカラーで表示されます。 図 3-1 IVPの表示例 【PostScript形式のインストレーション・ガイドをご覧ください。】 _________________________________________________________________ 3.2 システム・ファイルの編集 システムのリブート時にDEC PHIGSを自動的に立ち上げるために, システム・スタートアップ・ファイルを編集してください。 システム・スタートアップ・ファイルSYS$MANAGER:STARTUP_ VMS.COMにDEC PHIGSを起動するコマンド行を追加します。ネット ワーク・スタートアップ・コマンド・プロシージャを起動する行 の後に,この新しいコマンドを追加してください。次の例は,ネ ットワーク・スタートアップ・コマンド行の後にDEC PHIGSのスタ ートアップ・コマンド行を置くことを示しています。 3-2 インストレーション後の手続き 3.2システム・ファイルの編集 $ @SYS$STARTUP:STARTNET . . . $ @SYS$STARTUP:PHIGS$STARTUP.COM 331 0::0 PHIGS$STARTUP.COMでは,システムの省略時のワークステーション と接続識別子を実行時に指定できます。以下の2つのパラメータ を指定します。 P1 - PHIGS$WSTYPEの省略時の設定値 P2 - PHIGS$CONIDの省略時の設定値 このパラメータを指定しない場合は,SYSGENのWINDOW_SYSTEMの値 に依存して,PHIGS$WSTYPEとPHIGS$CONIDの省略時の設定値が設定 されます。 _________________________________________________________________ WINDOW_SYSTEM______________PHIGS$WSTYPEPHIGS$CONID_______________ 0(ワークステーション以 161 PHIGS.PS 外) 1(DECwindowsワークステー 331 DECW$DISPLAY ション)_________________________________________________________ PHIGS$STARTUPをSYSMANユーティリティで実行する場合, PHIGS$STARTUPにパラメータを指定しない場合は,SYSGENの STARTUP_P1とSTARTUP_P2パラメータがPHIGS$STARTUPのパラメ ータとして渡されますので注意してください。PHIGS$WSTYPEと PHIGS$CONIDの省略時の値を使用する場合は,/PARAMETERSを使用 してください。 ワークステーションにグラフィックス周辺装置(ダイアル・ボッ クスやボタン・ボックス)を接続している場合は,次の行も追加 してください。 $ @SYS$STARTUP:PCM$STARTUP.COM インストレーション後の手続き 3-3 3.3クラスタ環境 _________________________________________________________________ 3.3 クラスタ環境 クラスタ環境でDEC PHIGSをインストールした場合,イン ストレーションを行ったシステム・ノードでは,自動的に PHIGS$STARTUP.COMが実行されます。しかし,クラスタの他 のノードではPHIGS$STARTUP.COMは実行されませんので,これ らのシステムで最新のDEC PHIGSのイメージを得るためには, PHIGS$STARTUP.COMを実行する必要があります。特に,インストレ ーション中にDEC PHIGSの古いバージョンをパージした場合には, 必ず,クラスタの各ノードでPHIGS$STARTUP.COMを実行するように してください。 クラスタの複数のノードでDEC PHIGSを実行する場合には,まず必 要なソフトウェア・ライセンスがあるかどうかを確認してくださ い。必要なライセンスがある場合には,DEC PHIGSをインストール したあと,次の手順に従ってください。 1. LICENSE LOADコマンドを実行し,DEC PHIGSを実行するクラ スタの各ノードに,DEC PHIGSのライセンスをロードする(こ の方法については,『OpenVMS License Management Utility Manual』に説明されています)。 2. ソフトウェア・ライセンスのあるクラスタの各ノードで SYS$STARTUP:PHIGS$STARTUP.COMを実行する インストレーション中は,ファイルをパージしないでください。 これらのファイルは,クラスタの各ノードでPHIGS$STARTUP.COMを 実行した後,パージします。 _________________________________________________________________ 3.4 ユーザ・アカウント必要条件 DEC PHIGSを使用するには,システムのユーザ・アカウントに適切 な特権とクォータが必要です。 DEC PHIGSを使用するには,少なくともTMPMBXおよびNETMBX特権が 必要です。OpenVMSオーソライゼーション・ユーティリティを使用 して,必要な特権があるかどうかを確認してください。 3-4 インストレーション後の手続き 3.5問題点の通知 _________________________________________________________________ 3.5 問題点の通知 本ソフトウェアについては,日本DEC所定のソフトウェア保証基準 に定められた保証が提供されますので,その内容にしたがった処 置を取ってください。 なお,ご不明な点につきましては,日本DECの各支店/営業所にお 問い合わせください。 インストレーション後の手続き 3-5 A _________________________________________________________________ インストレーション例 この付録では,DEC PHIGSの2つのキットそれぞれについてのイン ストレーション例を示します。ここで示すのは,あくまでも1例 です。保守アップデートでは,インストレーション手順が変更さ れることもあります。通常,保守アップデートの際はインストレ ーション・ガイドを改訂しませんので,その際は本製品の『ご使 用のお客様へ』というレターを参照してください。このレターに は,ここで示すインストレーション例と異なる重要な事柄に関し て記述しています。 なお,ここで示すインストレーション例は日本語OpenVMS VAX V5.5-2で実行した場合の例です。 _________________________________________________________________ A.1 DEC PHIGS開発用キットのインストレーション例 $ @vmsinstal DECPHIGS030 DKA400 options N OpenVMS VAX Software Product Installation Procedure V5.5-2 It is dd-mmm-yyyy at hh:mm. Enter a question mark (?) at any time for help. * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? Please mount the first volume of the set on DKA400 * Are you ready? YES %MOUNT-I-MOUNTED, DEC PHIGS MOUNTED ON DKA400 (NODE 1) The following products will be processed: DECPHIGS V3.0 Beginning installation of DECPHIGS V3.0 at hh:mm %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... Additional Release Notes Options: インストレーション例 A-1 A.1 DEC PHIGS開発用キットのインストレーション例 1. Display release notes 2. Print release notes 3. Both 1 and 2 4. None of the above * Select option [2]: * Queue name [sys$print]: * Do you want to continue the installation [NO]? YES %VMSINSTAL-I- RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. Copyright Digital Equipment Corporation 1988, 1994. All rights reserved. Restricted Rights: Use, duplication, or disclosure by the U.S. Government is subject to restrictions as set forth in subparagraph (c)(1)(ii) of DFARS 252.227-7013, or in FAR 52.227-19, or in FAR 52.227- 14 Alt. III, as applicable. This software is proprietary to and embodies the confidential technology of Digital Equipment Corporation. Possession, use, or copying of this software and media is authorized only pursuant to a valid written license from Digital or an authorized sublicensor. * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? Product: PHIGS Producer: DEC Version: 3.0 Release Date: dd-mmm-yyy * Does this product have an authorization key registered and loaded? )YES The DEC PHIGS Ada binding requires 20000 blocks of disk space. * Do you wish to install the ACS library containing the PHIGS Ada binding [NO]? YES * Do you wish to install the help library for PHIGS [YES]? * Do you wish to install the examples from the PHIGS documentation [YES]? * Do you wish to have PEXlib installed [YES]? * Do you wish to have the PEXlib documentation installed [YES]? This kit contains Japanese-related files. They require Japanese OpenVMS. A-2 インストレーション例 A.1 DEC PHIGS開発用キットのインストレーション例 Since SYS$LIBRARY:JSYSHR.EXE is not present, Japanese-related components will not be installed at this time. If you are installing DEC PHIGS on a workstation, you should reboot the system and then run SYS$TEST:PHIGS_IVP.COM to complete the installation. * Do you wish to have the system reboot following the PHIGS installation [YES]? n STARTING to perform all the installation work. No additional user actions are necessary from this point. The remaining part of the installation will take 5 -20 minutes depending on your CPU. %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set C ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set E ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set F ... WARNING: In order to update the DEC PHIGS Ada binding, all the files from the DEC PHIGS Ada ACS library in the system directory [SYSLIB.PHIGS_ADA] will be deleted and replaced with files from this kit. The server extensions on your system are newer than the ones in this kit. The server extensions will not be installed. The PEX server microcode has been updated. PEXLIB_V5.PS has been installed in SYS$HELP: System Manager: Upon completion of this installation, please be sure to edit the system startup file and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PHIGS$STARTUP.COM インストレーション例 A-3 A.1 DEC PHIGS開発用キットのインストレーション例 If you have a button or dial box connected to your workstation, edit the system file SYS$STARTUP:VMS$LPBEGIN-050_STARTUP.COM (refer to the release notes for details) and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PCM$STARTUP.COM A copy of the Installation Verification Procedure has been put in SYS$TEST:PHIGS_IVP.COM. If you are installing DEC PHIGS on a 3D workstation and use a PEX workstation type, you need to restart the DECwindows server after the installation with the following line: $ @SYS$STARTUP:DECW$STARTUP.COM RESTART PHIGS demo programs, along with their sources have been put in: PHIGS$EXAMPLES:[DEMO] - PHIGS_DEMO_PHIGS example PHIGS$EXAMPLES:[DEVELOPERS_GUIDE] - Examples from the DEC PHIGS Developer's Guide PHIGS$EXAMPLES:[GETTING_STARTED] - Examples from the "Getting Started with DEC PHIGS" manual PHIGS$EXAMPLES:[MISC] - Assorted other PHIGS examples PHIGS$EXAMPLES:[ADA] - Assorted PHIGS Ada examples PHIGS$EXAMPLES:[UTILS] - Assorted utilities. To complete the installation of the DEC PHIGS Ada binding, please issue the following commands: $ ACS SET LIBRARY SYS$COMMON:[SYSLIB.PHIGS_ADA] $ ACS ENTER FOREIGN/REPLACE - SYS$COMMON:[SYSLIB.PHIGS_ADA]PHIGS$ADA.OLB/LIBRARY - PHIGS_INTERNALS_C %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories... Installation of DECPHIGS V3.0 completed at hh:mm VMSINSTAL procedure done at hh:mm A-4 インストレーション例 A.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのインストレーション例 _________________________________________________________________ A.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのインストレーション例 $ @vmsinstal DECPHIGSRTO030 DKA400 OpenVMS VAX Software Product Installation Procedure V5.5-2 It is dd-mmm-yyy at hh:mm. Please mount the first volume of the set on DKA400 * Are you ready? YES %MOUNT-I-MOUNTED, DEC PHIGS MOUNTED ON DKA400 (NODE 1) Enter a question mark (?) at any time for help. * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? The following products will be processed: DECPHIGSRTO V3.0 Beginning installation of DECPHIGSRTO V3.0 at hh:mm %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. Copyright Digital Equipment Corporation 1988, 1994. All rights reserved. Restricted Rights: Use, duplication, or disclosure by the U.S. Government is subject to restrictions as set forth in subparagraph (c)(1)(ii) of DFARS 252.227-7013, or in FAR 52.227-19, or in FAR 52.227- 14 Alt. III, as applicable. This software is proprietary to and embodies the confidential technology of Digital Equipment Corporation. Possession, use, or copying of this software and media is authorized only pursuant to a valid written license from Digital or an authorized sublicensor. * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? Product: PHIGS-RUNTIME Producer: DEC Version: 3.0 Release Date: dd-mmm-yyy * Does this product have an authorization key registered and loaded? y インストレーション例 A-5 A.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのインストレーション例 This kit contains Japanese-related files. They require Japanese OpenVMS. Since SYS$LIBRARY:JSYSHR.EXE is not present, Japanese-related components will not be installed at this time. If you are installing DEC PHIGS on a workstation, you should reboot the system and then run SYS$TEST:PHIGS_IVP.COM to complete the installation. * Do you wish to have the system reboot following the PHIGS installation [YES]? STARTING to perform all the installation work. No additional user actions are necessary from this point. The remaining part of the installation will take 5 - 20 minutes depending on your CPU. %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set C ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... The server extensions on your system are newer than the ones in this kit. The server extensions will not be installed. The PEX server microcode has been updated. PEXLIB_V5.PS has been installed in SYS$HELP: System Manager: Upon completion of this installation, please be sure to edit the system startup file and add the following line: $ @SYS$STARTUP:PHIGS$STARTUP.COM If you have a button or dial box connected to your workstation, edit the system file SYS$STARTUP:VMS$LPBEGIN-050_STARTUP.COM (refer to the release notes for details) and add the following line: A-6 インストレーション例 A.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのインストレーション例 $ @SYS$STARTUP:PCM$STARTUP.COM A copy of the Installation Verification Procedure will be put in SYS$TEST:PHIGS_IVP.EXE along with SYS$TEST:PHIGS_IVP.COM. If you are installing DEC PHIGS on a 3D workstation and use a PEX workstation type, you need to restart the DECwindows server after the installation with the following line: $ @SYS$STARTUP:DECW$STARTUP.COM RESTART %VMSINSTAL-I-MOVEFILES, Files will now be moved to their target directories... Installation of DECPHIGSRTO V3.0 completed at hh:mm VMSINSTAL procedure done at hh:mm インストレーション例 A-7 B _________________________________________________________________ ファイル一覧 この付録では,DEC PHIGSが提供するファイルの一覧をそれぞれの キットについて掲載します。 _________________________________________________________________ B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS$EXAMPLES:[ADA]: Adaバインディン グの例題 ADEMO1.ADA ADEMO2.ADA ADEMO3.ADA ADEMO4.ADA ADEMO5.ADA SHUTLE.DAT PHIGS$EXAMPLES:[BATTLEZONE]: DEC PHIGSバトル ゾーン・ゲーム PHIGS_BATTLE.EXE BATTLE.HELP ヘルプ・ファイル BATTLE.MMS ファイル一覧 B-1 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ BATTLE_CONFIG.H BATTLE_DEFS.H BATTLE_EXTERNS.H BATTLE_GPR.C BATTLE_GRAPHICS.C BATTLE_MAIN.C BATTLE_MOVE.C BATTLE_PARSEOPTS.C BATTLE_PHIGS.C BATTLE_SCORES.C BATTLE_STRUCTS.H VMS_UTIL.C PHIGS$EXAMPLES:[DEMO]: DEC PHIGSデモ・ ファイル PHIGS_DEMO_BUILD.COM PHIGS$DEMO.ARC PHIGS_DEMO_BUILD.OPT PHIGS_DEMO_CHANGE_OBJECT_ SIZE.C PHIGS_DEMO_CHANGE_VIEW_ANGLE.C PHIGS_DEMO_CREATE_OBJECT.C B-2 ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS_DEMO_CREATE_STRUCT.C PHIGS_DEMO_MOVE_VIEW_PLANES.C PHIGS_DEMO_PHIGS.C PHIGS_DEMO_PHIGS.EXE PHIGS_DEMO_PHIGS.H PHIGS_DEMO_README.TXT PHIGS_DEMO_README_JP.TXT 日本語PHIGSデモ 情報 PHIGS_DEMO_ROTATE_OBJECT.C PHIGS_DEMO_TRANSLATE_OBJECT.C PHIGS$EXAMPLES:[DEVELOPERS_GUIDE]: 『DEC PHIGS Developer's Guide』プログラ ム DG_ANNO_TEXT.C DG_BUNDLE.C DG_CULL_DIAMOND.C DG_DEPTH_CUE.C DG_EDIT_WHEEL.C DG_EXECUTE_STRUC.C DG_FILL_AREA.C DG_FILL_ATT.C ファイル一覧 B-3 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ DG_FOUR_WHEELS.C DG_GLOBAL_ROBOT.C DG_HELLO_PHIGS.C DG_HOUSE.C DG_HSV.C DG_INDEX_DATA.C DG_INHERIT.C DG_LINE_ATTS.C DG_LOCAL_ROBOT.C DG_MULT_VIEWS.C DG_NURBS.C DG_PERSPECTIVE.C DG_PHIGS_DRAW.C DG_PICKPATH.C DG_QUAD_SPHERE.C DG_REQ_LOC.C DG_RGB.C DG_ROLL_WHEEL.C DG_SEE_VIEW.C DG_SHADE_DIAMOND.C B-4 ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ DG_SPECULAR.C DG_STRUCT_ROBOT.C DG_TEXT.C DG_TEXT_ATT.C DG_WHEEL.C PHIGS$EXAMPLES:[GETTING_STARTED]: 『Getting Started with DEC PHIGS』プロ グラム GS_ARCS.C GS_FILL_AREA.C GS_LIGHT.C GS_LINE_COLOR.C GS_LINE_TYPES.C GS_LINE_WIDTHS.C GS_NAME_SETS.C GS_NURBS.C GS_POLYLINES.C GS_REQUEST.C GS_SAMPLE.FOR GS_SIMPLE.C ファイル一覧 B-5 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ GS_TEAPOT.C GS_TEXT.C PHIGS$EXAMPLES:[MISC]: DECW_213_223.C デバイス固有のマ ニュアル・プログ ラム ESCAPE_CB.C Cバインディン グ・プログラム ESCAPE_DB.FOR PHIGS$バインディ ング・プログラム ESCAPE_FB.FOR Fortranバインデ ィング・プログラ ム FONTS_HEX.C JPHIGS_CHOICE_CB.C 日本語の例題ファ イル JPHIGS_CHOICE_DOL.C JPHIGS_CHOICE_FB.FOR JPHIGS_STRING_CB.C JPHIGS_STRING_DOL.C JPHIGS_STRING_FB.FOR JPHIGS_TEXT_CB.C JPHIGS_TEXT_DOL.C B-6 ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ JPHIGS_TEXT_FB.FOR MOTIF_333_343.C MOTIF_233_243.C PHIGS_PREDEF.C PHIGS_PREDEF.EXE PHIGS_RINGS_3D.FOR サンプル・プログ ラム PHIGS_XDEMO.C PHIGS$EXAMPLES:[UTILS]: C_CONVERTER.DAT ISO Cバインディ ング・コンバー タ・ファイル FORTRAN_CONVERTER.DAT ISO Fortranバイ ンディング・コン バータ・ファイル PHIGS$CONVERTER.EXE SYS$COMMON:[DECW$DEFAULTS.SYSTEM]: GFX_DECW.UID GFX_DECW_EN.UID GFX_MOTIF.UID GFX_MOTIF_EN.UID GFX_MOTIF_JP.UID ファイル一覧 B-7 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ SYS$COMMON:[SYSFONT]: PHIGS$MARKERS.VWS$FONT PHIGS$MARKERS.VWS$VAFONT SYS$HELP: DECPHIGS030.RELEASE_NOTES DECPHIGS030_RELEASE_NOTES.PS DECPHIGSJ030.RELEASE_NOTES DECPHIGSJ030_RELEASE_NOTES.PS HELPLIB.HLB (変更されています) SYS$COMMON:[SYSHLP.JA_JP]: HELPLIB.HLB SYS$COMMON:[SYSLIDECW$SVEXT_MULTI_BUFFERING.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_GB.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_GB_ UCODE.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_GE.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_STP.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_STP_ UCODE.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_VCFB.EXE PCM$LIB.EXE B-8 ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ C_IDL.H FLOATDEF.H PEXlibファイル MPEX.H MPEXLIB.H MPEXOC.H MPEXPROTO.H MPEXPROTOSTR.H PEX.H PEXLIB.H PEXLIB.OLB PEXLIBPROTOS.H PEXOC.H PEXOCBUF.H PEXPROTO.H PEXPROTOST.H PHIGS.H DEC PHIGSインク ルード・ファイル PHIGS$DEFS.BAS PHIGS$DEFS.FOR PHIGS$DEFS.H ファイル一覧 B-9 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS$DEFS.PAS PHIGS$DEFS.PLI PHIGS$DEFS.PL2 PHIGS$GFXRTL.EXE PHIGS_DEC.H Cバインディン グ・インクルー ド・ファイル PHIGS_ISO.H ISO Cバインディ ング・インクルー ド・ファイル PHIGS_DEFS.ADA PHIGS_DEFS.BAS PHIGS_DEFS.FOR PHIGS_DEFS.H PHIGS_DEFS.PAS PHIGS_DEFS.PL2 PHIGS_DEFS.PLI PHIGS_DEFS_V23C.ADA PHIGS_DEFS_V23C.BAS PHIGS_DEFS_V23C.H PHIGS_DEFS_V23C.PAS PHIGS_DEFS_V23C.PL2 B-10 ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS_DEFS_V23C.PLI PHIGS_FOR_BND_CONSTS.FOR PHIGS$FOR_BND_CONSTS.FOR PHIGS$MSGS.BAS メッセージ・ファ イル PHIGS$MSGS.FOR PHIGS$MSGS.H PHIGS$MSGS.PAS PHIGS$MSGS.PL2 PHIGS$MSGS.PLI PHIGS_MSGS.ADA PHIGS_MSGS.BAS PHIGS_MSGS.FOR PHIGS_MSGS.H PHIGS_MSGS.PAS PHIGS_MSGS.PL2 PHIGS_MSGS.PLI PHIGS$CGMO_DEV_HANDLER.EXE デバイス・ハンド ラ PHIGS$DDIF_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$GFXRTL.EXE ファイル一覧 B-11 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS$HPGL_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$HPPCL_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$ISO_CRTL.EXE PHIGS$COLSIX_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$BWSIX_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$TEK_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$TEK41_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$REGIS_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$MOTIF_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$PS_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$TRACE.EXE DEC PHIGSトレー サー PHIGS$ARCHIVE_CONVERTER.EXE アーカイブ・コン バータ PHIGS$CRTL.EXE DEC PHIGS実行可 能ファイル PHIGS$DBM.EXE PHIGS$FOR_BND.OLB PHIGS$I3D.EXE PHIGS$RTL.EXE PHIGS$UIS_DEV_HANDLER.EXE B-12 ファイル一覧 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS$WSIM.EXE PHIGS$WSM.EXE VAXGFX$DDIF_COLOR_TABLE.DAT VAXGFX$FONT_J0102.FNT VAXGFX$FONT_JISX0201.FNT VAXGFX$FONT_JISX0208.FNT VAXGFX$FONT_NEG01.FNT ストローク・フォ ント VAXGFX$FONT_NEG02.FNT VAXGFX$FONT_NEG03.FNT VAXGFX$FONT_NEG04.FNT VAXGFX$FONT_NEG05.FNT VAXGFX$FONT_NEG06.FNT VAXGFX$FONT_NEG07.FNT VAXGFX$FONT_NEG08.FNT VAXGFX$FONT_NEG09.FNT VAXGFX$FONT_NEG10.FNT VAXGFX$FONT_NEG11.FNT VAXGFX$FONT_NEG12.FNT VAXGFX$FONT_NEG13.FNT ファイル一覧 B-13 B.1 DEC PHIGS開発用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ VAXGFX$FONT_NEG14.FNT VAXGFX$FONT_NEG15.FNT VAXGFX$FONT_NEG16.FNT VAXGFX$FONT_NEG17.FNT VAXGFX$FONT_NEG18.FNT VAXGFX$FONT_NEG19.FNT VAXGFX$FONT_NEG20.FNT VAXGFX$FONT_NEG21.FNT VAXGFX$FONT_NEG22.FNT VAXGFX$FONT_NEG23.FNT VAXGFX$FONT_NEG24.FNT SYS$MESSAGE: PHIGS$MSGS.EXE VAXGFX$MSGS.EXE SYS$MANAGER: PCM$CUSTOM_SS.DAT PCM$STANDARD_SS.DAT SYS$STARTUP: PHIGS$STARTUP.COM PCM$STARTUP.COM SYS$SYSTEM: PCM$SERVER.EXE SYS$TEST: PHIGS_IVP.COM _________________PHIGS_IVP.EXE___________________________________ B-14 ファイル一覧 B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ SYS$COMMON:[DECW$DEFAULTS.SYSTEM]: GFX_DECW.UID GFX_DECW_EN.UID GFX_MOTIF.UID GFX_MOTIF_EN.UID GFX_MOTIF_JP.UID SYS$HELP: DECPHIGS030.RELEASE_NOTES DECPHIGS030_RELEASE_NOTES.PS DECPHIGSJ030.RELEASE_NOTES DECPHIGSJ030_RELEASE_NOTES.PS SYS$COMMON:[SYSHLP.JA_JP]: HELPLIB.HLB SYS$COMMON:[SYSLIDECW$SVEXT_MULTI_BUFFERING.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_GB.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_GB_ UCODE.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_GE.EXE ファイル一覧 B-15 B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ DECW$SVEXT_X3D_PEX_STP.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_STP_ UCODE.EXE DECW$SVEXT_X3D_PEX_VCFB.EXE PCM$LIB.EXE PHIGS$ARCHIVE_CONVERTER.EXE アーカイブ・コン バータ PHIGS$CRTL.EXE DEC PHIGS実行可 能ファイル PHIGS$DBM.EXE PHIGS$FOR_BND.OLB PHIGS$I3D.EXE PHIGS$ISO_CRTL.EXE PHIGS$RTL.EXE PHIGS$WSIM.EXE PHIGS$WSM.EXE PHIGS$CGMO_DEV_HANDLER.EXE デバイス・ハンド ラ PHIGS$DDIF_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$GFXRTL.EXE PHIGS$HPGL_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$HPPCL_DEV_HANDLER.EXE B-16 ファイル一覧 B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ PHIGS$COLSIX_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$BWSIX_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$TEK_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$TEK41_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$REGIS_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$UIS_DEV_HANDLER.EXE PHIGS$TRACE.EXE DEC PHIGSトレー サー VAXGFX$DDIF_COLOR_TABLE.DAT VAXGFX$FONT_J0102.FNT VAXGFX$FONT_JISX0201.FNT VAXGFX$FONT_JISX0208.FNT VAXGFX$FONT_NEG01.FNT ストローク・フォ ント VAXGFX$FONT_NEG02.FNT VAXGFX$FONT_NEG03.FNT VAXGFX$FONT_NEG04.FNT VAXGFX$FONT_NEG05.FNT VAXGFX$FONT_NEG06.FNT VAXGFX$FONT_NEG07.FNT VAXGFX$FONT_NEG08.FNT ファイル一覧 B-17 B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ VAXGFX$FONT_NEG09.FNT VAXGFX$FONT_NEG10.FNT VAXGFX$FONT_NEG11.FNT VAXGFX$FONT_NEG12.FNT VAXGFX$FONT_NEG13.FNT VAXGFX$FONT_NEG14.FNT VAXGFX$FONT_NEG15.FNT VAXGFX$FONT_NEG16.FNT VAXGFX$FONT_NEG17.FNT VAXGFX$FONT_NEG18.FNT VAXGFX$FONT_NEG19.FNT VAXGFX$FONT_NEG20.FNT VAXGFX$FONT_NEG21.FNT VAXGFX$FONT_NEG22.FNT VAXGFX$FONT_NEG23.FNT VAXGFX$FONT_NEG24.FNT SYS$FONT: PHIGS$MARKERS.VWS$FONT PHIGS$MARKER.VWS$VAFONT SYS$MANAGER: PCM$CUSTOM_SS.DAT PCM$STANDARD_SS.DAT B-18 ファイル一覧 B.2 DEC PHIGSランタイム専用キットのファイル一覧 _________________________________________________________________ ディレクトリ_____ファイル名______________________説明____________ SYS$MESSAGE: PHIGS$MSGS.EXE VAXGFX$MSGS.EXE SYS$STARTUP: PHIGS$STARTUP.COM PCM$STARTUP.COM SYS$SYSTEM: PCM$SERVER.EXE SYS$TEST: PHIGS_IVP.COM _________________PHIGS_IVP.EXE___________________________________ ファイル一覧 B-19 DEC PHIGS for OpenVMS VAXインストレーション・ガイド _________________________________________________________________ 1994年11月 発行 日本ディジタル イクイップメント株式会社 〒167 東京都杉並区上荻1-2-1 電話 (03)5349-7111 (大代表) _________________________________________________________________