_日本語MailWorks_for_OpenVMS________________________ インストレーション・ガイド AA-PM6WC-TE 1995年7月 本書では,日本語MailWorks for OpenVMSソフトウェアをイ ンストールする方法について説明します。 オペレーティング・システム: 日本語OpenVMS VAX V5.5- 2以降 日本語OpenVMS AXP V6.1 ソフトウェア・バージョン: 日本語MailWorks for OpenVMS V1.3A 日本ディジタル イクイップメント株式会社 ________________________________________________________________ 1995年7月 本書の著作権は日本ディジタル イクイップメント株式会社(日本 DEC)が保有しており,本書中の解説および図,表は日本DECの文書 による許可なしに,その全体または一部を,いかなる場合にも再 版あるいは複製することを禁じます。 また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることが ありますので,あらかじめご承知おきください。万一,本書の記 述に誤りがあった場合でも,日本DECは一切その責任を負いかねま す。 本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライ センス契約が締結された場合に限り,その使用あるいは複製が許 可されます。 日本DECは,日本DECまたは日本DECの指定する会社から納入された 機器以外の機器で対象ソフトウェアを使用した場合,その性能あ るいは信頼性について一切責任を負いかねます。 (c) Digital Equipment Corporation Japan 1995. All Rights Reserved. Printed in Japan. 以下は他社の商標です。 CEOは米国Data General社の登録商標です。 DisplayWrite, IBMおよびPROFSは米国International Business Machines社の登録商標です。 Intelは米国Intel社の商標です。 KEYpakは米国Keyword Office Technologies社の商標です。 Lotusおよび1-2-3は米国Lotus Development社の商標です。 MacintoshおよびAppleTalkは米国Apple Computer社の登録商標で す。 MicrosoftおよびMS-DOSは米国Microsoft社の登録商標です。 Windowsは米国Microsoft社の商標です。 MultiMateは米国Borland International社の登録商標です。 MultiNetは米国TGV社の登録商標です。 PostScriptは米国Adobe Systems社の登録商標です。 Samna Word IIおよびSamna Word IIIはSamna社の登録商標です。 UNIXはX/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしてい る米国ならびに他の国における登録商標です。 WordPerfectは米国Novell社の商標です。 WordStarはMicroPro International社の登録商標です。 _________________________________________________________________ 目次 まえがき................................................. v 1 インストレーションの準備 1.1 必須ソフトウェアおよびオプション・ソフトウェ ア............................................ 1-1 1.2 必要なハードウェア........................... 1-4 1.3 日本語MailWorks V1.3A AXPに特有の制限事項.... 1-4 1.4 OpenVMSライセンス管理機能.................... 1-5 1.4.1 サーバのパーソナル・ユース・ライセンスの インストレーション........................ 1-6 1.5 日本語MailWorksをはじめてインストールするとき の準備........................................ 1-7 1.6 インストレーション・プロシージャの条件....... 1-10 1.6.1 時間..................................... 1-10 1.6.2 特権..................................... 1-10 1.6.3 BYTLMおよびENQLMクォータ................. 1-11 1.6.4 ディスク領域............................. 1-11 1.6.4.1 GBLPAGESおよびGBLSECTIONSの値の計算.... 1-12 1.6.4.2 システム・パラメータ値をAUTOGENで変更す る...................................... 1-12 1.6.5 VMSINSTALの必要条件...................... 1-13 1.6.6 システム・ディスクのバックアップ......... 1-13 1.7 日本語MailWorks for OpenVMSとMessage Router.. 1-14 1.7.1 リモートMessage Routerの情報収集......... 1-14 1.7.2 リモートMessage Routerの初めてのインスト レーション................................ 1-16 1.7.3 現在インストールされている日本語MailWorks の変更.................................... 1-17 1.7.4 Message Routerメールボックスの作成....... 1-18 iii 1.7.5 Message Routerイメージのローカル・ノード への複写.................................. 1-19 1.7.6 リモートMessage Router構成のスタートアッ プ・スクリプトを変更する.................. 1-20 2 日本語MailWorksのインストレーション 2.1 インストレーション前のオンライン・リリース・ ノートへのアクセス............................ 2-1 2.1.1 インストレーション検証プロシージャ(IVP)の 実行...................................... 2-3 2.1.2 インストレーションの強制終了............. 2-4 2.2 インストレーション・プロシージャ............. 2-5 2.2.1 VMSINSTALの起動.......................... 2-5 2.2.2 インストレーションの問い合わせと選択..... 2-7 2.2.3 情報メッセージ........................... 2-19 2.2.4 インストレーション検証プロシージャからの 出力...................................... 2-21 2.2.5 インストレーション・プロシージャの終了... 2-22 2.3 エラーの回復................................. 2-22 3 インストレーション終了後の作業 3.1 システム・スタートアップの編集............... 3-1 3.2 ユーザ・アカウント条件の設定................. 3-2 3.3 ファイル名の変更............................. 3-3 3.4 ファイルの変更............................... 3-4 3.5 サーバの追加................................. 3-5 3.6 ディレクトリ・サービス・アドレスへのアクセス. 3-5 3.7 システム設定の変更........................... 3-5 3.7.1 設定情報に関する用語集................... 3-6 3.8 日本語MailWorks for OpenVMSとTSの設定........ 3-7 3.8.1 日本語MailWorks for OpenVMS(TSなし)の設 定........................................ 3-8 3.8.2 日本語MailWorks for OpenVMSとローカルTSの 設定...................................... 3-8 3.8.3 日本語MailWorks for OpenVMSとリモートTSの 設定...................................... 3-9 iv 3.9 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSの設定....... 3-11 3.9.1 日本語MailWorks for OpenVMS(DDSなし)の設 定........................................ 3-11 3.9.2 日本語MailWorks for OpenVMS VAXとローカル DDSの設定................................. 3-12 3.9.3 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSコンセン トレータの設定............................ 3-13 3.9.4 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSディスト リビュータの設定.......................... 3-14 3.10 異なる設定に必要なファイル................... 3-16 3.11 OpenVMS上でのTCP/IPトランスポート・サービスの 設定.......................................... 3-17 3.12 問題点の通知................................. 3-19 A 日本語MailWorksのインストレーション例 A.1 新規インストレーション例..................... A-1 A.2 アップグレード・インストレーション例......... A-8 A.3 Alphaシステムへのインストレーション例........ A-12 B システムにインストールされるファイル,論理名およびプ ロセス B.1 ファイル名................................... B-1 B.2 論理名....................................... B-13 表 1-1 ディスク領域の必要条件.................... 1-11 3-1 ユーザ・アカウント・クォータ.............. 3-2 B-1 インストールされるファイル................ B-1 B-2 システム・ワイドな論理名.................. B-13 B-3 スタートアップ時に使用されるコマンド・ファ イル...................................... B-18 B-4 インストレーション中に起動されるプロセス.. B-21 v _________________________________________________________________ まえがき 本書の目的 本書では,日本語MailWorks for OpenVMS V1.3A(以降日本語 MailWorksと呼びます)のインストール方法について説明します。 関連ドキュメント 日本語OpenVMS,日本語DECwindowsおよびビデオ・ターミナル(VT) クライアントをサポートする日本語MailWorksでは,以下のマニュ アルを提供しています。 o 『日本語MailWorks for OpenVMS VTユーザーズ・ガイド』 o 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』 o 『DEC MAILworks for OpenVMS Video Terminal Quick Reference』 o 『DEC MAILworks for OpenVMS DECwindows Use』 また,次のドキュメントも役立ちます。 o OpenVMS V5.0ドキュメント・セット o 『Message Router Installation Guide』および『Message Router Configuration Guide』 v 本書で使用する表記法 本書では,次の表記法を使用します。 CTRL/x, CTRL-x 最初のキーを押したまま2番目のキーを押すこ とを示します。たとえばCTRL/xはCTRLキーを押 しながらxキーを押します。 DEC MailWorks, 文中のDEC MailWorksとMailWorksは,同一の製 MailWorks 品を意味します。 AXP, Alpha 文中のAXPとAlphaは同じ意味で使用していま す。 vi 1 _________________________________________________________________ インストレーションの準備 本章では,VAX版とAlpha版に共通な日本語MailWorks for OpenVMS V1.3Aのインストレーションに必要な情報について説明します。 日本語MailWorksにアクセスするクライアントをインストールする 場合は,必要な製品のインストレーション・ガイドをお読みくだ さい。 日本語MailWorksでは,オンラインでリリース・ノートが提供され ています。日本語MailWorksをインストールする前のVMSINSTALプ ロシージャの最初に,日本語MailWorksリリース・ノートを表示 あるいは印刷するかどうかを聞いてきます。リリース・ノートの 設定のためのOptions Nを含むVMSINSTALコマンドについては,第 2.2.1項を参照してください。このリリース・ノートには,適切な インストレーション情報が含まれている場合があるので,インス トレーションを行う前に必ずお読みください。 インストレーション後,このリリース・ノートは次のファイルに 置かれます。 SYS$HELP:A1MAIL013.RELEASE_NOTES _________________________________________________________________ 1.1 必須ソフトウェアおよびオプション・ソフトウェア 本節では,日本語MailWorks V1.3Aをインストールする前にシステ ム上にインストールしなければならないソフトウェアについて説 明します。 o OpenVMS VAX − 必須ソフトウェア 1-1 日本語OpenVMS VAXオペレーティング・システムV5.5-2 以降 DECnet for OpenVMS VAX V5.5以降 あるいはDECnet/OSI for OpenVMS VAX V5.6B ECO 10以 降 − オプション・ソフトウェア VAX Message Router V3.3以降 日本語DEC TCP/IP Services for OpenVMS VAX V3.2 CDA Converter Library for OpenVMS V2.2 CDA Converter Library-J for OpenVMS VAX V1.0 PATHWORKS for OpenVMS V4.2以降 (TeamLinks for Windows新着メール通知機能を使用する 場合にのみ,必要) o OpenVMS AXP − 必須ソフトウェア 日本語OpenVMS AXPオペレーティング・システムV6.1 DECnet for OpenVMS AXP V6.1 あるいはDECnet/OSI for OpenVMS AXP V5.8以降 − オプション・ソフトウェア VAX Message Router V3.3A (注意: Message RouterはVAX上でのみ動作します。 Alpha上からはリモート・アクセスすることが必要です) 日本語DEC TCP/IP Services for OpenVMS AXP V3.2 PATHWORKS for OpenVMS V4.2以降 (TeamLinks for Windows新着メール通知機能を使用する 場合にのみ,必要) 以下のオプションの構成要素は,日本語MailWorksをインストール する前にあらかじめインストールされていなければなりません。 これらの構成要素は,サーバをインストールするノードと同一の ノード上にインストールしなければなりません。 o KEYpak KEYpakはオプションのコンバータ・ライブラリで,システム にインストールされていれば日本語MailWorksは自動的に使 用します。KEYpakは日本語MailWorksをインストールした後 でもインストールできます。ただし,この場合にはシステム 1-2 で構成されている全メール・サーバを再起動する必要があり ます。 __________________ VAXシステムのみ __________________ KEYpakがインストールされていて,これを用いて WordPerfectを他の形式に変換する場合に潜在的な問題 があります。ALL-IN-1 WordPerfectがWordPerfectのバージ ョン(V4.n, V5.n)を区別しないで送信する場合がありますが (WordPerfectそれ自体は両方のバージョンを扱えるからで す),KEYpakソフトウェアはWordPerfect V4とV5を区別する 必要があります。したがって,WordPerfectのバージョンを 正しく指定しないと,KEYpakの実行が失敗します。 ______________________________________________________ o 日本語DECwindows メール・システムでDDIF文書を使用する前に,日本語 OpenVMS DECwindows構成要素をインストールしなければ なりません。日本語DEC MAILworks for OpenVMS DECwindows をインストールする前に,日本語OpenVMS V5.5-2以降でいっ しょに配布される,日本語DECwindows構成要素をインストー ルしてください。 1-3 o TCP/IP TCP/IPを実行する場合,日本語DEC TCP/IP Services for OpenVMSをシステムにインストールする必要があります。詳 細は『日本語DEC TCP/IP Services for OpenVMSインストレ ーション・ガイド』を参照してください。 ノードをまたがって,あるいはVAXまたはAlphaクラスタをまた がってメッセージを送信したい場合,もしくは他のメッセージン グ・システムにメッセージを送信したい場合は,Message Router がローカルあるいはリモートに設定されていなければなりませ ん。メッセージング・システムが自分自身のノード上あるいは VAXまたはAlphaクラスタ上に存在する場合があるかも知れませ ん。もしローカルMessage Routerを使用している場合は,日本 語MailWorks for OpenVMSがインストールされる前にローカル Message Routerがインストールされ,設定され,起動されていな ければなりません。 _________________________________________________________________ 1.2 必要なハードウェア 日本語MailWorks for OpenVMS DECwindowsは,実行およびインス トレーション中に行われるインストレーション検証プロシージャ (IVP)の実行にDECwindows表示装置を必要とします。 _________________________________________________________________ 1.3 日本語MailWorks V1.3A AXPに特有の制限事項 以下の制限事項は,日本語MailWorks V1.3A OpenVMS AXPに適用さ れます。 o VAXあるいはAlphaのみの単一クラスタのみがサポートされま す。VAXとAlphaの混合クラスタはサポートされません。 o ローカルMessage Routerはありません(TSあるいはDDS)。 o DECwindowsのサポートはありません。 o 日本語DEC MAILworks for Windowsと日本語DEC MAILworks for Macintoshはサポートされません。 1-4 o WPSPLUSおよびDXとDXおよびTEXTとの間の変換はサポートさ れません。WPSPLUSおよびDXを使用するには,KEYpakあるい はCDAをインストールしなければなりません。 _________________________________________________________________ 1.4 OpenVMSライセンス管理機能 必要なライセンス登録情報については日本語MailWorksと一緒に出 荷されるプロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK)に含まれ ています。PAKとはある特定のソフトウェアを実行する場合に必要 なライセンス情報が入っている証書です。 次のライセンスが提供されています。 o 日本語MailWorksサーバfor OpenVMS このライセンスは必ず登録してください。日本語MailWorks サーバfor OpenVMSは,他の構成要素(VTおよびDECwindowsイ ンタフェース)をインストールする前に必要です。 o 日本語MailWorks for OpenVMS DECwindows DECwindowsインタフェースをインストールしない場合には, このライセンスを登録する必要はありません。 o 日本語MailWorks for OpenVMSビデオ・ターミナル VTインタフェースをインストールしない場合には,このライ センスを登録する必要はありません。 【MailWorksライセンス登録】 MailWorksライセンスはインストレーションを行う前に登録してお いてください。インストレーション中にライセンスの登録および 適当なオーソライゼーション・キーのロードを行ったかどうか問 い合わせがあります。まだ登録を行っていない場合でもインスト レーションは完了しますが,日本語MailWorksソフトウェアまたは そのインストレーション検証プロシージャ(IVP)を実行することは できません。 1-5 【OpenVMSライセンス登録】 日本語OpenVMS V5.5-2でライセンスを登録するには,まず最初に システム管理者のアカウント(SYSTEM)にログインします。次に, 以下のいずれかの方法で登録を実行します。 o SYS$UPDATE:VMSLICENSE.COMプロシージャを起動します。情 報の問い合わせに対しては,プロダクト・オーソライゼーシ ョン・キー(PAK)のデータを応答してください。 o 次の例に示すように,PAK情報に対応する適切な修飾子を付 けて DCLコマンドLICENSE REGISTERを実行します。 $ LICENSE REGISTER "ALLIN1-MAIL-SERVER" - /ISSUER="DEC" - /AUTHORIZATION=xxx000000 - /PRODUCER=DEC - /UNITS=0 - /TERMINATION="31-JAN-1995" - /VERSION=1.1 - /CHECKSUM=1-AAAA-BBBB-CCCC-DDDD 注:これは有効なライセンスではありません。 LMFの使用についての詳細はOpenVMS V5.0ドキュメント・セットの 『VMS License Management Utility Manual』を参照してくださ い。 1.4.1 サーバのパーソナル・ユース・ライセンスのインストレーショ ン OpenVMSとPCクライントからなるサーバにパーソナル・ユース・ラ イセンスをインストールする場合,次のユーザをサーバ・ライセ ンスに登録してください。 o SYSTEM o MUAS$SERVER o MUASNET 1-6 OpenVMSクライアントのみから構成されるサーバにパーソナル・ ユース・ライセンスをインストールする場合,次のユーザをサー バ・ライセンスに登録してください。 o SYSTEM o MUAS$SERVER _________________________________________________________________ 1.5 日本語MailWorksをはじめてインストールするときの準備 日本語MailWorksのインストレーションをはじめて行う場合の一般 的考察を次に示します。 o Message Routerをインストールすべきかどうか Message Routerにより,他のノードへメールを送信でき,ま たOpenVMS Mail,ALL-IN-1統合オフィス・システムなどの他 のメール・システムやPROFSなどのIBMシステムにメールを送 信できます。 Message Routerをインストールする場合は,詳細については 『Message Router Installation Guide』および『Message Router Configuration Guide』を参照してください。ただ し,Message Routerを構成する問い合わせがあった場合に は,カスタマイズ構成を選択し,メニューから"省略時設 定"を選択することをおすすめします。これにより,必要に 応じて後でその構成を変更したり,個々のシステムに適さな い省略時設定を書き換えることができます。 Message Routerをインストールしない場合には,別のノード (クラスタ)上のユーザ,OpenVMS Mailユーザ,あるいは何ら かのゲートウェイを介して他ベンダの製品へメールを送信す ることはできません。 PC-LANシステムのように,ローカル・ノードだけにメールを 送信する場合は,Message Routerをインストールする必要は ありません。 Message Routerはメールボックスを通信路として使用し,異 なるメール・エージェントにメッセージを渡します。日本語 MailWorksをインストールしてMessage Routerの使用を選択 した場合,作成されたメールボックスはAMと呼ばれます。こ の省略時の名前はインストレーション時に書き換えることが できます。 1-7 o サーバ・プロセスをシステムのどのノードで実行させるか サーバ・プロセスは次のとおりです。 - MUAS$SERVER(メールの送信および配信をすべて処理す る) - A1MAIL$CONNECT(PC等のクライアントからの接続を処理 する) - A1MAIL$DIRECT_nnn(同時に複数のDDSサーチを処理す る) - A1MAIL$PRINT(PC等のクライントからの印刷を処理す る) これらのプロセスを常に同一ノード上で実行させます。別々 のノード上で実行させることはできません。 クラスタ内のマシンのCPUサイズ,予想されるメールの量, 各マシンのユーザ数など,考慮すべき点があります。 日本語MailWorksをローカルMessage Routerと一緒に実行す る場合,MUAS$SERVER_nnnはMessage Routerと同じノードで 実行させてください。Local Area VAX Cluster(LAVC)構成で は,ブート・ノードで実行させます。クラスタでは複数ノー ドでサーバを実行することができます。 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』の説明 にあるように,インストレーションの後でもシステム管理ユ ーティリティX4MANAGERを使用して構成を変更することがで きます。 o どのユーザ・インタフェースを使用するか DECwindowsユーザ・インタフェースとビデオ・ターミナル・ インタフェース(コマンド行)から選ぶことができます。 インストレーション中にどのインタフェースを使用するかの 問い合せがあります。どのような組み合せも可能です。 以前にインストールされていなかった構成要素をあとで追加 したい場合は,VMSINSTALを起動して,追加する単一または 複数の構成要素をメニューから選択することにより,追加で きます。 o システムのどのディクスクが作業領域として利用できるか 1-8 インストレーションは省略時の作業領域に装置 SYS$SYSDEVICEを設定しますが,入力および出力集中作業 を他のユーザ・ディスクに分散させるようにおすすめしま す。 すべてのMUASサーバは,これらに共通なツール,データおよ び作業ファイル用に共通の作業領域を使用します。MUAS共通 領域をどのディスク上に置くかを聞いてきます。 クライアントは様々なファイルを格納するために約3,500ブ ロックの単一ライブラリ領域を必要とします。インストレー ション中にこのMailWorksライブラリを置くディスクを聞い てきます。 各MUAS$SERVER_nnnは作業領域として異なるディスクで使用 できます。各MUAS$SERVER_nnn毎にどのディスクを使用する か問い合わせがあります。 o MUAS$SERVERアカウントとしてどのUICを使用するか このアカウントはインストレーション・プロシージャにより 自動的に作成されるもので,専用アカウントになります。 GROUP番号はなるべく固有なもので,他のユーザ・アカウ ントと一致しないようにしてください。また,GROUP番号は SYSGENパラメータのMAXSYSGROUPより大きくなければなりま せん(つまりSYSTEMアカウントではいけません)。 UICは固有なものにしてください。そうしないとインストレ ーションは失敗します。 インストレーション・プロシージャはインストレーション中 にUICについて問い合わせます。 MAXSYSGROUPの値を調べるにはSYSGENユーティリティを起動 し,次のコマンドを入力してください。 SYSGEN> SHOW MAXSYSGROUP SYSGEN> EXIT インストレーション・プロシージャにより2番目のアカウン トMUASNETが自動的に作成されます。MUASNETアカウントには MUAS$SERVERと同じGROUP番号が付いていますが,USER番号は 異なります。また,UICアカウントも固有のものでなければ いけません。 1-9 MUASNETアカウントはA1M$DIRECT_nnnプロセスとの通信に 使用します。また,MUASNETアカウントにはNETMBX特権と TMPMBX特権があり,ネットワーク・アクセスにのみ使用され ます。 _________________________________________________________________ 1.6 インストレーション・プロシージャの条件 次の節では,日本語MailWorksをインストールする際の様々な必要 条件について説明します。 1.6.1 時間 インストレーションはMicro VAX II上で約50分かかります。この 所要時間は,媒体の種類やシステム構成によって異なります。こ のうち,新規インストレーションのために全質問に答えるのに要 するのは5分だけで,残りはファイルの作成および構成の設定など に使用されます。 OpenVMS AXPシステムでは,インストレーションに約15分かかりま す。 1.6.2 特権 日本語MailWorks for OpenVMS V1.3Aをインストールするには,少 なくとも次の特権を持つアカウントにログインする必要がありま す。 o WORLD o CMKRNL o SYSPRV o SYSNAM o OPER 1-10 VMSINSTALは,インストレーション開始時にBYPASS特権を無 効にします。インストレーションがアップグレードの場合, A1MAIL$LIBRARY領域にあるファイルがMUAS$SERVERに所有されてい ない場合,BYPASS特権が設定され,A1MAIL$LIBRARY領域にあるフ ァイルの所有権が変更されます。 1.6.3 BYTLMおよびENQLMクォータ エンド・ユーザのBYTLMは,少なくとも20,000に設定します。非 同期接続を用いてTeamLinksクライアントから接続するユーザの BYTLMは,60,000に設定します。クォータ設定に関する詳細は, TeamLinksのマニュアルを参照してください。 エンド・ユーザのENQLM値は,少なくとも100に設定します。 1.6.4 ディスク領域 完全に日本語MailWorks for OpenVMS V1.3Aキットをインストール するには,インストレーション中に23,000ブロックの空き記憶デ ィスク領域が必要です。一度日本語MailWorksをインストールする と,必要な記憶領域はこれより少なくてすみます。表 1-1は日本 語MailWorksの記憶領域の必要条件をまとめたものです。ただし, ブロック数は全て概数です。 表 1-1 ディスク領域の必要条件 ___________________________________________________________ インストレーシ ョン中のブロッ インストレーション後のブ 説明_____________ク数_____________ロック数_________________ すべての構成要 23,000+ 15,000 素 +インストレーションのオーバ・ヘッドを含みます。____________ ___________________________________________________________ 1-11 1.6.4.1 GBLPAGESおよびGBLSECTIONSの値の計算 日本語MailWorksをインストールおよび実行するにはGBLPAGESおよ びGBLSECTIONSシステム・パラメータを正しい値に設定しなければ なりません。 GBLPAGESおよびGBLSECTIONS値は次のようにしてください。インス トレーションを問題なく実行するために,少なくとも7,650の未使 用ページと75の未使用セクションがシステム上で利用可能でなけ ればなりません。 ________________________ 注意 ________________________ 日本語MailWorksをAlphaシステム上にインストールする場合 は,122,400ページレット(ページではなく)が必要です。こ こで,1ページは16ページレットに相当します。 ______________________________________________________ システムにある未使用のグローバル・ページおよびグローバル・ セクションの数を計算するには次のようにします。 $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLPAGES") $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLSECTS") これらの値が必要値よりも少ない場合は,増やしてください。 1.6.4.2 システム・パラメータ値をAUTOGENで変更する AUTOGENコマンド・プロシージャを使用してシステム・パラメータ が変更できます。AUTOGENは手動で再設定したパラメータ値に関連 するものを自動的に調整します。AUTOGENでシステム・パラメータ を変更するには,次のファイルを編集します。 SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT たとえば,SYSGENパラメータのグローバル・ページを増やすに は,次のようにします。 ADD_GBLPAGES = 2000 ここで,AUTOGENプロシージャを実行してシステム・パラメータを 再計算させます。DCLプロンプトで次のコマンドを入力してくださ い。 1-12 $ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT AUTOGENは自動的にシステムをシャットダウンし,それが終了する とリブートします。システムをリブートすると新しいパラメータ 値が有効になります。OpenVMSシステムでは,AUTOGENコマンド行 に[NO]FEEDBACKパラメータを追加できます。AUTOGENの使用の詳細 については,『Guide to Setting Up a VMS System』を参照して ください。 1.6.5 VMSINSTALの必要条件 VMSINSTALを起動するときには,以下の必要条件を確認してくださ い。 o 特権つきアカウントにログインしているか o インストレーションを行うのに適切なクォータがあるか o システムにログインしているユーザが他にいないか インストレーション中にVMSINSTALが何か問題を検知すると,その 問題を通知し,インストレーションを継続するかどうか問い合わ せてきます。場合によっては,YESと入力してインストレーション を継続できます。インストレーション処理を中止するには,NOと 入力するかReturnキーを押してください。問題を修正してからイ ンストレーションを開始してください。 1.6.6 システム・ディスクのバックアップ インストレーションのはじめに,システム・ディスクのバックア ップを行ったかどうか聞いてきます。オペレーティング・システ ム上にソフトウェアをインストールする前には,システム・ディ スクのバックアップを行うようおすすめします。 また,MUASおよびA1MAIL$LIBRARY共通領域をバックアップするこ とも重要です。さらに,サーバが割り当てられている各領域をバ ックアップすることも考慮する必要があります。 自分のサイトで確立されているバックアップ・プロシージャを 使用します。システム・ディスクのバックアップの詳細について は,『OpenVMS Backup Utility Manual』を参照してください。 1-13 _________________________________________________________________ 1.7 日本語MailWorks for OpenVMSとMessage Router V1.3A以前のリリースでは,DDSにアクセスするために,日本 語MailWorksターゲット・ノード上に,日本語MailWorks for OpenVMSとDDS構成要素を含むMessage Routerがインストールされ る必要がありました。すなわち,日本語MailWorksが動作する各シ ステム上でDDSが管理されている必要があり,結果として多くの DDSノードが必要になりました。多くのDDSノードを持つ大規模な ネットワークでは,DDSの更新は多大な時間がかかり,資源を消費 し,さらに管理を難しくします。本バージョンでは,DDSが日本語 MailWorksターゲット・ノード上にインストールされ,設定されな ければならない制約をなくしました。 ユーザのシステムおよび設定により,3通りの日本語MailWorks for OpenVMSとTransfer Service (TS)の設定,および4通りの日本 語MailWorks for OpenVMSとDDSの設定があります。DDSコンセント レータおよびDDSディストリビュータを除くすべての設定は,V1.2 の設定と同じです。 o 日本語MailWorks for OpenVMS (TSなし) o 日本語MailWorks for OpenVMSとローカルTS o 日本語MailWorks for OpenVMSとリモートTS o 日本語MailWorks for OpenVMS (DDSなし) o 日本語MailWorks for OpenVMSとローカルDDS o 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSコンセントレータ o 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSディストリビュータ これらの設定については,第3章も参照してください。また, これ以外の設定については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 1.7.1 リモートMessage Routerの情報収集 この節では,次の用語が使用されます。 LOCAL 日本語MailWorksを実行するローカル・クラスタ 1-14 REMOTE Message Routerが実行されているリモート・クラス タ AM_LOCAL LOCALの日本語MailWorksサーバ用のMessage Router Mailbox (mbx)。このメールボックスはクラスタ, REMOTE上にあります。 ________________________ 注意 ________________________ REMOTEクラスタのクラスタ・ソータ・ノード上にMessage Router Mailbox (mbx)を作成することをおすすめします。 ______________________________________________________ リモートMessage Router構成で日本語MailWorksの実行をするに は,リモートMessage Routerに関する情報を集める必要があり ます。初めてのインストレーションであるとか,現在の日本語 MailWorksのバージョンをリモートMessage Router構成に変更する とかにかかわらず,実行前にこれらの情報が必要です。 1. メールボックスの名称を決めます。インストレーション例で は,AM_LOCALとしています。MR_MAILBOX_NAMEについての詳 細は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』 を参照してください。 2. リモートMessage Routerのあるノードあるいはクラスタ名を 決めます。インストレーション例では,ノード名は REMOTE としています。MR_NODEについての詳細は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 3. リモートMessage Routerのパスワードを決めます。ノード LOCALに対してはX4MANGERで,ノードREMOTEに対してはMRMAN でパスワードがそれぞれ設定されます。MR_PASSWORDについ ての詳細は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 4. ローカル・ルーティング・アドレスをどのようにするかを 決めます。インストレーション例では,ローカル・ルーテ ィング・アドレスはAM_LOCAL@REMOTEのようになります。 LOCAL_ROUTING_ADDRESSについての詳細は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 1-15 ________________________ 注意 ________________________ V1.3Aでは,Alphaシステム上でのローカルMessage Router TSあるいはDDSはサポートされません。 ______________________________________________________ 5. タイム・オフセットが何であるかを決めます。TIME_OFFSET についての詳細は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 1.7.2 リモートMessage Routerの初めてのインストレーション 必要な情報が集まったら,以下を実行します。 1. VMSINSTALユーティリティを起動して日本語MailWorksのイン ストレーションを開始します。 インストレーション中に次のプロンプトが表示されます。こ れらのプロンプトはリモートMessage Router構成に関係しま す。集めた情報に従って,質問に答えます。付録Aのインス トレーション例から,これらのプロンプトがどこで表示され るかがわかります。 * Configure Message Router Transfer Service option [1]: * Message Router mailbox name [AM_NODEA]: * Node where Remote Message Router is located [ ]: * Remote Message Router Password: * Local routing address [AM_NODEA@NODEB]: * Time offset: 2. Message Routerメールボックスをリモート・ノード上に作成 します。これについては,第1.7.4項を参照してください。 3. SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COMがローカル・クラスタ内の すべてのノードおよびサテライトで実行されているかを確認 してください。 4. 日本語MailWorksがインストールされたノード上でクライア ントを起動します。また,Message Routerを通してメールを 送信します。問題がある場合は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照して,Message Routerの問 題解決を行ってください。 1-16 1.7.3 現在インストールされている日本語MailWorksの変更 Message Routerを使用して現在インストールされている日本語 MailWorksを変更するには,以下の手順を実行します。 1. すべてのノード上にある日本語MailWorksサーバを停止しま す。 日本語MailWorksサーバ構成を持つ各ノードで次の一連のコ マンドを実行します。 $ X4MANAGER X4MAN.MAIL> MANAGE REMOTE_SERVER X4MAN.REMOTE> STOP CONNECT X4MAN.REMOTE> STOP PRINT X4MAN.REMOTE> MANAGE MAIL_SERVER X4MAN.MAIL> STOP 2. スタートアップ・スクリプトを編集し,属性の変更を行い, 収集した情報を使用します。 a. 次のように共通のスタートアップ・スクリプトを変更し ます。 $ X4MAN X4MAN.MAIL> EDIT このコマンドによって,共通のスタートアップ・スクリ プトを編集するエディタが起動されます。ファイル内で 追加および変更を行うための属性に関する詳細は,第 1.7.6項を参照してください。ファイルを変更したら, エディタを終了してください。 b. サーバ固有のスクリプトを使用している各サーバには, 次の一連のコマンドを実行し,リモートMessage Router 構成に固有のスタートアップ・スクリプトを変更しま す。 $ X4MAN X4MAN.MAIL> EDIT /SPECIFIC このコマンドによって,サーバ固有のスタートアップ・スク リプトを編集するエディタが起動されます。ファイル内での 追加および変更を行うための属性に関する詳細は,第1.7.6 項を参照してください。ファイルを変更したら,エディタを 終了してください。 1-17 3. 日本語MailWorksを使用するすべてのノードでスタートアッ プ・プロシージャを起動します。スタートアップに必要な 特権を用いてプロファイルを設定しなければなりません。 このプロシージャは,サーバ・ノード上にリモートMessage Router構成を持つサーバを再起動し,ローカル・ルーティン グ・アドレスのような,クライアント・ノード上のクライア ントに使用される適切な論理名を定義します。SYSMANユーテ ィリティを使用して,以下のようにします。 $ MCR SYSMAN SYSMAN> SET ENVIRONMENT/CLUSTER SYSMAN> SET PROFILE/PRIV=ALL SYSMAN> DO @SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP SYSMAN> EXIT $ 4. Message Routeメールボックスの作成方法については,第 1.7.4項を参照してください。 5. ローカル・ノードに正しいイメージを置くには,第1.7.5項 を参照してください。 6. SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COMがクラスタ内のすべてのノ ードおよびサテライトで実行されていることを確認してくだ さい。 7. 日本語MailWorksがインストールされたノード上にクライア ントを起動し, Message Routerを通してメールを送信しま す。問題がある場合は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照して,問題解決を行ってくださ い。 1.7.4 Message Routerメールボックスの作成 次の手順に従って,Message Routerが実行されているノード上に Message Routerメールボックスを作成します。 1. リモート・クラスタのクラスタ・ソータ・ノードにログイン します。インストレーション例では,ノード名はREMOTEで す。 2. MRMANを起動し,またそれを使用できるだけの特権を持って いるかを確認します。このユーティリティに関する詳細は, Message Routerシステム・マネジメントのマニュアルを参照 してください。 1-18 3. Message Routerシステム・マネージメント・ユーティリティ を起動します。 $ MCR MRMAN 4. メールボックスを作成します。メールボックスの名前は,イ ンストレーション中に入力された(またはスタートアップ・ コマンド・プロシージャで変更されたMAILBOX_NAMEの)名前 と同じでなければなりません。また,パスワードはインスト レーション・プロシージャ中に入力された(またはスタート アップ・コマンド・プロシージャで変更,もしくはX4MANGER SET MR_PASSWORDコマンドを使って変更された)パスワード と同じでなければなりません。 $ MCR MRMAN MRM> ADD /SUPPRESS_DELIVERY_REPORTS - _MRM> /PROBES_RELAYED /COMPLETE_MESSAGES _MRM> /IGNORE_SENDER /SERVICE_MESSAGES _MRM> /PASSWORD= MRMAN> 1.7.5 Message Routerイメージのローカル・ノードへの複写 日本語MailWorksをVAXシステム上にインストールする場合,日 本語MailWorksがインストールされる予定のノード上にMessage Router V3.3イメージが存在していなければなりません。イメージ が存在しない場合,Message Routerがインストールされているノ ードのSYS$LIBRARY:MRAPPSHAR.EXEを,日本語MailWorksがインス トールされているノードのSYS$COMMON:[SYSLIB]に複写します。 ________________________ 注意 ________________________ SYS$SPECIFIC:[SYSLIB]にイメージを複写しないでくださ い。複写した場合,問題が生じる場合があります。 _______________________________________________________ 日本語MailWorksをAlphaシステム上にインストールする場合は, 日本語MailWorksのインストレーション中に必要なファイルが提供 されます。 1-19 1.7.6 リモートMessage Router構成のスタートアップ・スクリプトを 変更する リモートMessage Routerが正しく実行されるように,次の属性 が,スタート・アップ・スクリプトに正しく設定されていなけれ ばなりません。 SET MR_MAILBOX_NAME AM_LOCAL SET MR_NODE REMOTE SET MR_PASSWORD SET LOCAL_ROUTING_ADDR AM_LOCAL@REMOTE SET TIME_OFFSET "" SET USE_MR SET MR_POLL_INTERVAL 150 1-20 2 _________________________________________________________________ 日本語MailWorksのインストレーション 本章では,日本語MailWorks for OpenVMSをVAXあるいはAlpha上に インストールする方法について説明します。さらに,リリース・ ノートへのアクセス,インストレーション検証プロシージャ(IVP) の実行,およびインストレーションの強制終了などについて説明 します。付録Bには,インストレーション後にシステムにインスト ールされるファイル,論理名およびプロセスが載っています。 _________________ Alphaシステムのみ _________________ 日本語MailWorks for OpenVMS V1.3Aでは,VAXあるいは Alpha単一クラスタのみをサポートしています。VAXとAlpha の混合クラスタはサポートしていません。 ______________________________________________________ _________________________________________________________________ 2.1 インストレーション前のオンライン・リリース・ノートへのアク セス 日本語MailWorks for OpenVMSはオンライン・リリース・ノートを 提供しています。VMSINSTALを起動する際にOPTIONS Nを指定する と,インストレーション・プロシージャはリリース・ノートを表 示および印刷するかどうか聞いてきます。この問い合わせは,媒 体がマウントされた後,残りのインストレーションが続行される 前にあります。リリース・ノートには,インストレーション・プ ロシージャの変更情報が含まれている場合があるので,必ず参照 してください。 VMSINSTALを起動する際にOPTIONS Nを指定すると,次のようにリ リース・ノートを参照するためのオプションが4つ表示されます。 2-1 Release notes included with this kit are always copied to SYS$HELP. Additional Release Notes Options: 1. Display Release Notes 2. Print Release Notes 3. Both 1 and 2 4. None of the above * Select option [2]: オプション1を選択すると,VMSINSTALは直ちにリリース・ノート をコンソール端末に表示します。この表示はCTRL/Cを押せばいつ でも終了できます。 オプション2を選択すると,VMSINSTALは使用するプリント・キュ ーの名前を聞いてきます。 * Queue name [SYS$PRINT]: キュー名を入力するか,あるいはReturnキーを押してファイルを 省略時の印刷装置に送ることができます。 オプション3を選択するとVMSINSTALは直ちにリリース・ノートを コンソール端末に表示し,その後プリント・キューの名前を聞い てきます。 日本語MailWorksのリリース・ノートはかなり長いので,オプショ ン2の選択をおすすめします。 ここで,インストレーション・プロシージャはインストレーショ ンを継続するかどうか聞いてきます。継続するにはYESと入力し てください。それ以外はRETURNキーを押します。いずれの場合で も,上記のオプション4を選択しない限り,リリース・ノートは SYS$HELPディレクトリのファイルに複写されます。 * Do you want to continue the installation [N]?: YES %VMSINSTAL-I-RELMOVED, The products Release Notes have been successfully moved to SYS$HELP. 2-2 リリース・ノートは次のファイルに置かれます。 SYS$HELP:A1MAIL013.RELEASE_NOTES 2.1.1 インストレーション検証プロシージャ(IVP)の実行 日本語MailWorksのインストレーション検証プロシージャ(IVP)は インストレーションを確認するものです。インストレーション中 にIVPを実行するかどうか問い合わせがあります。これにYESと答 えるとIVPが実行されます。日本語MailWorksが正確にインストー ルされているかどうかを確認するために,IVPの実行をおすすめし ます。 日本語MailWorksをインストールした後にIVPを単独で実行させ て,ソフトウェアがシステム上で利用可能かどうか検査できま す。また,システム障害の後にIVPを実行させて,ユーザが日本語 MailWorksにアクセス可能かどうか確認できます。 $ @SYS$TEST:A1MAIL$VMS_IVP IVPは,言語としてIVPに使われる国際標準化機構(ISO)コードを指 定するように通知してきます。省略時設定では,日本語MailWorks に設定されている言語のISOコードが使われます。有効なISOコー ドのリストは,A1MAIL$LIBRARY:A1MAIL$LANGUAGES.DATにありま す。以下のメッセージが表示されます。 Please provide the iso code of the language you want to test with the IVP procedure. Enter the Iso code [JA] : IVPには,インストールされた構成要素に応じていくつかのテスト が含まれます。そのテストについて,以下に説明します。 o 日本語MailWorksサーバfor OpenVMS これは完全に自動化されているので,ユーザとの対話は必要 ありません。このテストは常にIVPの一部として実行されま す。 o コマンド行インタフェース これは完全に自動化されているので,ユーザとの対話は必要 ありません。このテストはオプションです。 2-3 o DECwindowsユーザ・インタフェース このテストはオプションで,完結させるためにはユーザが操 作する必要があります。ここで示すIVP情報は,IVPの実行中 にもユーザのターミナルに表示されます。 このIVPは日本語MailWorksを起動しますが,指示ファイルを使っ てメッセージを作成しなければなりません。 以下に手順を次に示します。 1. 「作成」ボタンをクリックする。 2. 作成ウィンドウの「ファイル」プルダウン・メニューで「取 り込む...」を選択する。 3. A1MAIL$TEST:A1MAIL$DWVMS_IVP.TXTを読み込み,そこに書い てある指示に従う。 メッセージ中に読み込んだファイルA1MAIL$DWVMS_IVP.TXTには, 日本語MailWorks for OpenVMS DECwindowsのIVPの指示が含まれて います。これは対話型のIVPです。IVPを実行する前に,このファ イルの中のすべての指示をお読みください。 DECwindowsの初心者の方は,確認を求めるボックスが表示された 場合,その他の操作を行う前にボタンをクリックしなければいけ ないことに注意してください。 IVPの自動実行部分が実行されます。 2.1.2 インストレーションの強制終了 インストレーション・プロシージャを強制終了するには,いつ でもCTRL/Yを押してください。CTRL/Yを押すと,インストレーシ ョン・プロシージャはその時点までに作成したファイルを全て削 除して終了します。その後,インストレーションは再起動できま す。 インストレーションが完了する前にインストレーションを中止し た場合は,別のインストレーションを行う前に以下を行ってくだ さい。 2-4 1. MUAS$SERVERおよびMUASNETアカウントが作成された ら,AUTHORIZEからエントリを削除し,ディレクト リ[MUAS$SERVER]を削除してください。 2. MUASサーバの作業ディレクトリが作成されたら,これを削除 してください。 3. A1MAIL$LIBRARYディレクトリが作成されたら,これを削除し てください。 4. MUAS$PROFILE_UPDATE特権識別子が作成されたら,これを削 除してください。 5. SYS$SYSTEM, SYS$MESSAGE, SYS$SHARE, SYS$TEST, SYS$MANAGER, SYS$STARTUPおよびSYS$HELP領域に移動さ れたファイルは,すべて削除してください。A1M, X400, MUASおよびCTIで始まるファイルを検索してください。 _________________________________________________________________ 2.2 インストレーション・プロシージャ 日本語MailWorks for OpenVMSインストレーション・プロシージャ は,一連の問い合わせおよび情報メッセージから構成されていま す。これらの問い合わせは,インストールしている構成要素や, VAXかAlphaシステムのどちらにインストールしているかにより異 なります。 2.2.1 VMSINSTALの起動 インストレーションを起動するには,SYSTEMアカウントのような 特権つきアカウントからVMSINSTALコマンド・プロシージャを起動 します。次の構文を使用してVMSINSTALを起動します。 @SYS$UPDATE:VMSINSTAL A1MAILJA013 装置名 OPTIONS N 【A1MAILJA013】 構成要素のインストレーション名。次の構文を持ちます。 ProductnameVersion ここで" Version"はオプションです。 2-5 【装置名】 媒体をマウントしようとする装置の名前。たとえば,MUA0:はテー プ・ドライブの装置名です。このインストレーションにコンソー ル・ドライブを使用する必要はありませんが,コンソール・ドラ イブを使用した場合にはインストレーションの終了後,はずした 媒体を戻してください。 【OPTIONS N】 リリース・ノートの表示および印刷の問い合わせを指定するオプ ション・パラメータです。このOPTIONS Nパラメータを指定しない 場合には,VMSINSTALはリリース・ノートの表示や印刷を行うか聞 いてきません。インストレーションを実行する前にリリース・ノ ートをお読みください。 VMSINSTALには,その他にもいくつかのオプションがあります。詳 細については,『Guide to Getting Up a VMS System』を参照し てください。 次の例では,VMSINSTALを起動してテープ・ドライブMUA0:から日 本語MailWorks for OpenVMSをインストールするコマンドと,その ときのシステムからの応答を示します。この例では,リリース・ ノートを印刷または表示するOPTIONS Nパラメータを使用していま す。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL A1MAILJA013 MUA0: OPTIONS N VAX/VMS Software Product Installation Procedure V5.5-2 It is dd-mmm-yyyy at hh:mm. Enter a question mark (?) at any time for help. 製品名か装置名を指定しない場合は,VMSINSTALはインストレー ション・プロシージャの途中でこれらの情報を聞いてきます。 VMSINSTALはオプションを聞いてこないので,インストレーション の際にリリース・ノートにアクセスするには,必ずVMSINSTALコマ ンド行にOPTIONS Nを指定してください。 2-6 2.2.2 インストレーションの問い合わせと選択 本節では,インストレーション中の問い合わせと選択について説 明します。インストレーション・プロシージャの例については, 付録 Aを参照してください。 インストレーション中に答えなくてはならない問い合わせ,あ るいは行わなくてはならない選択は各行頭に星印(*)がついてい ます。ほとんどの質問には[YES]のように省略時の応答が大括弧 に示されています。省略時の応答を選択する場合にはReturnキー を押します。場合によっては,省略値は日本語MailWorksにより 自動的にあるシステム特性に割り当てられています。この値を置 き換える必要がある場合には,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』に述べられたX4MANAGERユーティリティを使用 して変更することができます。 【システム・バックアップ】 VMSINSTALはシステム・バックアップを満たしているかどうか聞い てきます。インストレーションを実行する前に,常にシステム・ ディスクをバックアップしてください。また,共通領域MUASおよ びA1MAIL$LIBRARYもバックアップしてください。さらに,慎重を 期して,設定した各サーバの共通領域もバックアップしてくださ い。システム・ディスクのバックアップが十分な場合はReturnキ ーを押します。その他の場合はNOと入力して,インストレーショ ンを中止します。システム・ディスクをバックアップした後でイ ンストレーションを再起動できます。 * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? 【ファイルのパージ】 このインストレーションにより置き換えられた日本語MailWorks for OpenVMSの前バージョンのファイルをパージするオプションが あります。 * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? 【インストレーション検証プロシージャ(IVP)の実行】 ここで,インストレーション・プロシージャはインストレーショ ン検証プロシージャ(IVP)を実行するかどうか聞いてきます。日本 語MailWorks for OpenVMSのIVPはインストレーションがうまく行 われているかを確認します。 * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? 2-7 【インストールするキットからの構成要素の選択】 このインストレーションでは,日本語MailWorks製品群の異なる要 素をいくつか選択できます。選択枝は次のとおりです。 o 日本語MailWorksサーバfor OpenVMS これはメール・システムの中枢であり,あらかじめシステム にインストールしておくか,あるいはこのインストレーショ ンの一部としてインストールしてください。 サーバを実行するには,OpenVMSライセンスが必要です。 o 日本語MailWorks for OpenVMS DECwindows _________________ Alphaシステムのみ _________________ V1.3Aでは,日本語MailWorks for OpenVMS DECwindowsは Alphaシステムではサポートされません。 ______________________________________________________ これは,メール機能のDECwindowsインタフェースを提供 するクライアントです。日本語MailWorks for OpenVMS DECwindowsをインストールする前に,日本語OpenVMS 5.5-2 以降とともに提供されるDECwindowsをインストールしておく 必要があります。 DECwindows構成要素を実行するには,OpenVMSライセンスが 必要です。 2-8 o 日本語MailWorks for OpenVMSビデオ・ターミナル これはメール機能のコマンド行インタフェースを提供するク ライアントです。 コマンド行クライアントを実行するにはOpenVMSライセンス が必要です。 以下は,インストールする構成要素を選択するプロシージャを示 しています。 The following menu lists all the choices potentially available through this installation. The server must have been installed on the system previously, or you must choose it now. Enter the components that you wish to install at this time as a comma-separated list (ie, "1,2") The installation guide has more details on these various components. 1) MailWorks/Japanese Server for OpenVMS 2) MailWorks/Japanese for OpenVMS DECwindows 3) MailWorks/Japanese for OpenVMS Video Terminals 4) All of the above CAUTION: If this is an upgrade from a previous version, the clients must be upgraded also. * Choose installation options [4]: 4 以下の問い合わせは,日本語MailWorksサーバ・インストレーショ ン部に固有です。 ________________________ 注意 ________________________ 日本語MailWorks for OpenVMS V1.3Aを初めてインストール する場合,以降で説明する一連の問い合わせがあります。た だし,日本語MailWorksが既にインストールされている場合 には,これらの問い合わせはありません。その代わりに,イ ンストレーション・プロシージャは正しいライセンスが登録 されているかどうかをただちにチェックします。 ______________________________________________________ 2-9 【日本語MailWorksライブラリ・ディスク】 日本語MailWorksは様々なファイルを保持しておくための共通デ ィレクトリを作成します。この共通ディレクトリにはテンプレー ト・ファイル,登録済みエディタ・ファイルなどの共通ファイル が入ります。また,このディレクトリは,言語固有ファイルを含 む複数の言語サブ・ディレクトリを持ちます。たとえば日本語の サブ・ディレクトリには日本語のすべてのテンプレート・ファイ ルが入っています。 ここでは使用するディスク名を入力してください。省略時設定は SYS$SYSDEVICEです。 * MailWorks/Japanese Library disk [SYS$SYSDEVICE]: 【サーバのライセンス登録】 インストレーション・プロシージャは,日本語MailWorksサーバの オーソライゼーション・キーを登録およびロードしているかどう か問い合わせ,特定のライセンスに固有な情報を出力します。次 に例を示します。 Checking license for server Product: ALLIN1-MAIL-SERVER Producer: DEC Version: 1.2 Release Date: dd-mmm-yyy インストレーション・プロシージャは,次のように聞いてきま す。 * Does this product have an authorization key registered and loaded [YES]? 【MUAS共通ディスク】 これは,サーバの共通ファイルが格納されるディスクです。この ディスクにはプロファイル・データベースが保存されるので,デ ィスクのアクセスが多くなります。 * MUAS common disk [SYS$SYSDEVICE]: 2-10 【サーバUIC】 MUAS$SERVERが使うUICを入力するように問い合わせがあります。 以下が表示されます。 To ensure that the MailWorks/Japanese server runs in the proper environment, this installation procedure will create an account for the server. This account, MUAS$SERVER, has no special privileges and it is not possible to log into this account. You must specify a unique UIC that is not a system UIC for this account to ensure proper security of the network. The password for this account will be generated. You do not need to know this password. It has been set as PRE-EXPIRED. If this scenario violates your security policies, you may change it after the installation has finished via the VMS AUTHORIZE utility. *UIC to be used for MUAS$SERVER account in format [ggg,mmm]: 【ユーザ番号】 日本語MailWorksサーバによって,MUAS$SERVERアカウントと同じ グループ内に,(まだ作成されていない場合に)2番目のアカウン トを作成します。このアカウントには固有のユーザ番号を入力し てください。 * User number to be used for MUASNET account in format: mmm: 【Message Routerの使用−VAXシステムのみ】 次のようにMessage Routerが使用できるように日本語MailWorksを 構成するかどうかの問い合わせがあります。 The following menu lists all the choices potentially available through this installation. Enter the option that you wish to support at this time. Only a single value is allowed, (ie, "1"). The installation guide has more details on these various components. 1)Configure to use Local Message Router Transfer Service 2)Do not configure to use Message Router Transfer Service 3)Configure to use Remote Message Router Transfer Service * Configure Message Router Transfer Service option [2]: o オプション1を選択すると,別のネットワーク上にある他の 2-11 メール・システムにメールを送信することができます。たと えばOpenVMS MailおよびALL-IN-1統合オフィス・システムに メールを送信することができます。 o オプション2を選択すると,ローカル・ノードにだけメール の送信ができます。 o オプション3を選択すると,ユーザは他のメール・システ ムあるいは他のネットワークにメールを送信できます。 Message Router Transfer Serviceは,リモート・ノードに 置かれます。 【Message Routerメールボックス名】 VAXシステム上でMessage Routerに関する問い合わせにおいて,オ プション1あるいは3を選択した場合,あるいはAlphaシステム上で 日本語MailWorksをインストールしている場合は,Message Router メールボックス名を以下のように聞いてきます。 * Message Router mailbox name [AM]: ユーザ・ドキュメント内のすべての例ではメールボックスにAMが 使用されているので,別の名前を使用する場合は各ユーザにお知 らせください。 オプション1のローカルのMessage Router Transfer Serviceを使 う構成を選択した場合は,インストレーションはこのメールボッ クスがすでに作成されているかチェックします。メールボックス が既に存在するかどうかによって,次のメッセージのうちの1つが 表示されます。 This is MRMAN V3.1 %AM - No mailbox found あるいは This is MRMAN V3. 1 AM, Owner=SYSTEM Notify=MUAS$NOTIF_FETCH_MBX Suppress_Delivery_Reports Probes_Relayed Complete_Messages Ignore_Sender Service_Messages * Mailbox exists - use it [YES]? この既存のメールボックスを使用しない場合には,別のメールボ ックスを再度聞いてきます。 2-12 VAXシステム上でオプション3のリモートのMessage Router Transfer Serviceを使う構成を選択した場合,あるいはAlpha システム上で日本語MailWorksをインストールしている場合は,次 の追加プロンプトが表示されます。 * Node where remote Message Router is located? リモートMessage Routerのあるノードの名前を入力してくださ い。 Alphaシステム上でインストールしている場合,あるいはVAXシ ステム上でオプション3のリモートのMessage Router Transfer Serviceを使う構成を選択した場合,Message Routerが動作するノ ード上にメールボックスを作成しなければなりません。 VAXシステム上でMessage Routerをインストールしている場合は, イメージは日本語MailWorksが置かれているノード上に存在しなけ ればなりません。存在していない場合,イメージをシステム領域 にコピーしてください。このイメージをコピーする方法について は,第1.7.5項を参照してください。 【リモートMessage Routerパスワード】 リモートMessage Router Transfer Serviceを使用している場合 は,リモートMessage Routerが置かれているノードにパスワード を作成しなければなりません。以下が表示されます。 * Node where Remote Message Router is located : NODEB The password must match the one that is set in the X4MANAGER utility. The password must be between 8 and 31 characters long. If the user wants to check the mailbox using: MRMAN SEND/IDENT, then the combined length of the mailbox and password should be between 8 and 24 characters long. * Remote Message Router Password : ここではリモート・ノードのメールボックス作成時に使用するパ スワードを入力します。 2-13 【ローカル・ルーティング・アドレス】 日本語MailWorksは,送出メッセージ上に戻りアドレスを作成した り,メール・システムがローカル受信者にフラグを立てて配信の 最適化を行うために,ローカル・ルーティング・アドレスを使用 します。 ほとんどの構成では,ローカル・ルーティング・アドレスは次の ようになります。 AM@YourNode ただし,このインストレーションが領域コードをサポートするネ ットワーク上で行われる場合,ローカル・ルーティング・アドレ スは次の形式になります。 AM@YourNode@YourArea クラスタでは," YourNode "の値は可能ならばクラスタの別名に します。そうしない場合には,サーバを実行をさせるノードの1つ を選択してください。 * Local routing address [AM@node]: 【タイム・オフセット】 タイム・オフセットに関する問い合わせは,Message Routerの使 用についての質問で,Alphaシステム上でインストールしている場 合や,VAXシステム上でオプション1か3を選択した場合に表示され ます。タイム・オフセットとは,ローカル・タイムとネットワー ク標準時との差のことです。形式±HHMMの5文字で入力し,最初の 文字は+か−にしてください。HHは時差でありMMは分差です。 たとえば,ネットワーク標準時から5時間遅れは-0500と指定しま す。 * Time offset: 2-14 【リモートMessage Router DDS】 リモート・システム上でMessage Router DDSにアクセスする場 合,以下の問い合わせに"Yes"と答えなければなりません。 Remote Message Router Distributed Directory Services is a configurable option. An answer of YES indicates that Remote Message Router Distributed Directory Services will be configured. An answer of NO indicates that Remote Message Router Distributed Directory Services will not be configured. * Configure Remote Message Router DDS [NO]? 【構成に関する問い合わせ】 ここで,MUASシステムの構成を決める問い合わせがあります。さ らに,MUASサーバを構成するかどうかの問い合わせがあります。 サーバの追加については,第3.5節を参照してください。 最初のサーバのノードの省略値が示されます。設定を終了するに は,サーバのノードの問い合わせにCTRL/Zを押します。 o Node for server 000 [YOURNODE]: ノード名は大括弧に表示されます。Returnキーを押すか,あ るいはサーバを実行させたいノードを入力してください。 o Disk for server 000 [SYS$SYSDEVICE]: 省略値SYS$SYSDEVICEが大括弧に表示されます。Returnキ ーを押すか,あるいは別のディスクを指定してください。 このディスクでは大量のディスクI/Oを必要としますので SYS$SYSDEVICEは使用しないようおすすめします。 o Configure more servers [YES]? 大カッコにYESあるいはNOが表示されます。さらに多くの MUASサーバを構成する場合には,YESと答え,Returnを押 します。サーバ構成についての詳細は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 2-15 以下が表示されます。 There will now be a dialogue to determine the MUAS system configuration. You will be asked to specify the MUAS servers to be run on this node (and, for a cluster, other nodes). Servers are uniquely identified by a three-character name, typically composed only of numeric characters. You will be asked after each set if there are more servers to be configured. Use ^Z (CTRL-Z) to cancel an entry for a server node or server disk set. * Node for server 000 [ROBINS]: * Disk for server 000 [SYS$SYSDEVICE]: * Configure more MUAS servers [YES]? NO MailWorks/Japanese system configuration is now complete. Note that if you want to alter the system configuration after installation, use the X4MANAGER utility as described in the MailWorks System Manager's Guide. 【コマンド行ユーザ・インタフェースでの問い合わせ】 コマンド行ユーザ・インタフェースのインストレーションの一部 として,次の問い合わせがあります。 o ライセンス登録 インストレーション・プロシージャは日本語MailWorks for OpenVMS VTのオーソライゼーション・キーを登録およびロー ドしているかどうかの問い合わせがあり,特定のライセンス に固有の情報を出力します。たとえば,次のようになりま す。 Product: ALLIN1-MAIL-VT-CLIENT Producer: DEC Version: 1.1 Release Date dd-mmm-yyyy 2-16 とくに,インストレーション・プロシージャは次のように聞 いてきます。 * Does this product have an authorization key registered and loaded? オーソライゼーション・キーを登録およびロードしていない 場合は,この問い合わせにNOと答えなければなりません。日 本語MailWorksのインストレーションの成功はオーソライゼ ーション・キーが登録およびロードされているかどうかに依 存します。インストレーションを続ける前に,これが完了し ているか確認してください。 o DDIFがサポートされていない場合の警告 OpenVMSオペレーティング・システムの構成の中には,DDIF ドキュメントのサポートがインストールされていないものも あります。このサポートはDECwindowsキットの一部なので, 基本オペレーティング・システム・オプションとしてのみイ ンストールできます。インストレーション中にDDIFサポート のイメージがインストールされていないことを検知すると次 の警告が出力されます。 !! This system does not have support for DDIF !! !! viewers installed. It will not be possible !! !! to READ any messages containing DDIF. !! !! Also, others sending DDIF messages to this !! !! system may get non-delivery notifications. !! !! !! !! DDIF viewer support requires that DECwindows !! !! be installed. !! !! !! !! If you install DECwindows after this installation,!! !! then re-start DEC MAILworks/Japanese. !! これは,DECwindowsユーザ・インタフェースのインストレー ション要求を無効にします。 2-17 【DECwindowsユーザ・インタフェースでの問い合わせ】 DECwindowsユーザ・インタフェースのインストレーションの一部 として,次の問い合わせがあります。 o ライセンス登録 インストレーション・プロシージャは日本語MailWorks for OpenVMS DECwindowsのオーソライゼーション・キーを登録お よびロードしているかどうかを問い合わせ,特定のライセン スに固有の情報を出力します。たとえば,次のようになりま す。 Product: ALLIN1-MAIL-DW-CLIENT Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-APR-1991 とくに,インストレーションは次のように聞いてきます。 * Does this product have an authorization key registered and loaded? オーソライゼーション・キーを登録およびロードしていない 場合は,これにNOと答えなければなりません。インストレー ションにはこのライセンスは必要ありませんが,DECwindows ユーザ・インタフェースを実行する場合にはライセンスが必 要です。 o 問い合わせの終わり インストレーションの問い合わせはこれで終わりです。結果 に注目し,次節で述べる多くの情報メッセージに従ってくだ さい。情報メッセージに示されるインストレーション時間 は,インストールすべき構成要素にもとづいた見積りを反映 しています。 VAXシステム上でソフトウェアをインストールしている場 合,以下が表示されます。 This is the end of the questions that are asked by this installation The rest of the installation will take about 65 minutes on a MicroVax II class machine 2-18 Alphaシステム上でソフトウェアをインストールしている場 合,以下が表示されます。 This is the end of the questions that are asked by this installation. The rest of the installation will take about 13 minutes on a DEC 3000 Model 300 class machine. 2.2.3 情報メッセージ ここで,インストレーションの経過を示す色々な情報メッセージ が表示されます。これ以降はインストレーションの問い合わせは ありません。この情報メッセージを以下に示しますが,これと同 じになるとは限りません。 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set E ... %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named MUAS$SERVER. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %UAF-I-RDBADDMSGU, identifier MUAS$SERVER value [000057,000001] added to right s database %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUAS$SERVER. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.COM]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.DB]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.TOOLS]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.WRK]. %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation adds an identifier named MUAS$PROFILE_ UPDATE. %UAF-I-RDBADDMSG, identifier MUAS$PROFILE_UPDATE value %X80010024 added to rig hts database %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. 2-19 %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.DMP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.MSG]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.TMP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.WRK]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.TEST]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.PRINT]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DL]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.ENGLISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DANISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DUTCH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.FRENCH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.GERMAN]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.ITALIAN]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.SPANISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.SWEDISH]. 2-20 +----------------------------------------------------------------------+ | When the installation completes, remember to modify your system | | startup procedure to execute SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COM, | | AFTER the network has been started up. | | | | Note that if you are installing on a cluster, this startup procedure | | should, in general, be executed on EVERY node in the cluster. Read | | the release notes for more information. | +----------------------------------------------------------------------+ 2.2.4 インストレーション検証プロシージャからの出力 IVPを実行するように選択した場合IVPはここで実行されます。IVP が問題なく実行されると次のようなメッセージが表示されます(ノ ード名およびユーザ名は異なります)。 Starting IVP for DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ. Starting server test. Starting user agent test; VT interface. NOTE: This IVP will change the current user's MailWorks user profile as follows: AUTO_PURGE is set to No CORRELATE is set to Yes Setting profile attributes. Mailing message to self. Pausing 19 seconds for message delivery. 新しい DEC MAILworks メッセージ が TONBO に SYSTEM (SYSTEM@AM@TONBO) から届きま した。(13-JUN-1995 10:55:55.53) 新しい DEC MAILworks 配信/受信通知 が TONBO に POSTMASTER (@TONBO.MUAS) から届 きました。(13-JUN-1995 10:55:58.68) Generating IVP output file. Checking IVP output file. 未開封の 日本語 DEC MAILworks メッセージが 2 通あります。 2-21 DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ IVP completed successfully. 2.2.5 インストレーション・プロシージャの終了 すべてのインストレーション・プロシージャが終了すると,次の メッセージが表示されます。 Installation of A1MAIL Version 1.3A completed at hh:mm VMSINSTAL procedure done at hh:mm ここで特権付きアカウントからログ・アウトできます。 VMSINSTALにより,プロセス・シンボル・テーブル中の項目はイン ストレーション中に削除あるいは変更されます。したがって,シ ステム管理者のアカウントを引き続き使用してこれらのシンボル を復元したい場合には,一度ログ・アウトしてから再度ログ・イ ンしてください。 _________________________________________________________________ 2.3 エラーの回復 インストレーション中やIVPの実行中にエラーが発生すると, VMSINSTALは不成功メッセージを表示します。 インストレーションが失敗した場合には次のメッセージが表示さ れます。 %VMSINSTAL-E-INSFAIL, The installation of A1MAILJA V13 has failed. IVPが失敗した場合には次のメッセージが表示されます。 DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ IVP FAILED. %VMSINSTAL-E-IVPFAIL, The IVP for A1MAILJA V13 has failed. 次のような条件が1つでもあれば,インストレーション中にエラー が発生する可能性があります。 o オペレーティング・システムのバージョンが不適当である。 o プロダクトが正しくライセンス登録されていない。 2-22 o MUAS$SERVER_nnnの起動に失敗した場合,IVPは失敗します。 2-23 3 _________________________________________________________________ インストレーション終了後の作業 日本語MailWorksをインストールした後,次の作業を行ってくださ い。 o システム・スタートアップを編集して @SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUPを入れます。 o ユーザ・アカウント・クォータを設定します。 o 必要に応じてファイルをリネームあるいは修正します。 o サーバを追加します。 o ワークステーション・ユーザがディレクトリ・サービス (DDS)へアクセスできるようにします。 o システムの設定を変更します。異なる設定に必要なファイル が一覧表示されます。 o TCP/IPを設定します。 _________________________________________________________________ 3.1 システム・スタートアップの編集 様々な構成要素をシステム・スタートアップで編集する順序は大 変重要です。日本語MailWorksを間違いなく起動するためには,次 の構成要素をその通りの順番で入力してください。 1. DECnet 2. PATHWORKSおよびMRGATE。どちらを先に実行してもかまいま せん。 3. 日本語MailWorks システム・スタートアップ・ファイルをいったん変更すると, DECnetが開始され,ネットワークが使用可能になった後に, SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COMを実行しなければなりません。 3-1 _________________________________________________________________ 3.2 ユーザ・アカウント条件の設定 日本語MailWorksを使用するには,システム上のユーザ・アカウン トに一定のクォータが必要です。表 3-1に必要なユーザ・アカウ ントのクォータを要約します。DECwindowsインタフェースで外部 エディタを使用するために,PRCLMが必要です。 表 3-1 ユーザ・アカウント・クォータ ___________________________________________________________ アカウント・クォー タ__________________値_____________________________________ FILLM 100 PRCLM 3 BYTLM 20,000 60,000(TeamLinksを使用する場合) ENQLM_______________100____________________________________ ユーザ・アカウント・クォータはファイルSYSUAF.DATに保存され ます。ユーザ・アカウント・クォータを確認および変更する場合 には,Authorizeユーティリティを使用します。まず,ディレクト リをSYS$SYSTEMに設定してからAUTHORIZEを実行してください。 $ SET DEFAULT SYS$SYSTEM $ RUN AUTHORIZE UAF> ある特定のアカウントを調べるには,AUTHORIZEプロンプト(UAF >)でSHOWコマンドとアカウント名を入力します。次に例を示し ます。 UAF> SHOW SMITH 3-2 【ユーザ・アカウント・クウォータの変更】 クォータを変更するにはUAF>プロンプトでMODIFYコマンドを入力 します。形式は次のようになります。 MODIFY account-name /quota-name=nnnn この例では,SMITHアカウントのFILLMクォータを変更してユーテ ィリティを終了しています。 UAF> MODIFY SMITH /FILLM=100 UAF> EXIT ユーティリティ終了後に,システムにより変更が行なわれたかど うかを示すメッセージが表示されます。ユーザが新しいクォータ を有効にするには,一度ログアウトしてから再度ログインしなけ ればなりません。 アカウント・クォータの変更の詳細については,『OpenVMS Authorize Utility Manual』を参照してください。 _________________________________________________________________ 3.3 ファイル名の変更 インストレーションがアップグレードの場合,日本語MailWorksは 現在のシステムの言語固有ディレクトリで次のファイルを探しま す。 o A1MADDR.DAT o A1MDIST.TXT o A1MDWRH.TXT o A1MIOSRH.TXT o A1MKEYWD.DAT o A1MREAD.TXT o A1MSHOW.TXT o A1MAIL$PROFILE_TEMPLATE_ALL-IN-1.DAT o A1MAIL$PROFILE_TEMPLATE_DEFAULT.DAT o A1MAIL$PROFILE_TEMPLATE_VMSMAIL.DAT 3-3 現在のシステムの言語固有ディレクトリに拡張子.TXTをもつファ イルが見つかった場合,新しくインストールしたキットからの同 じファイルは拡張子.NEWに名前が変更されます。言語固有ディレ クトリに拡張子.TXTをもつファイルが見つからない場合,新しく インストールしたキットからのこれらのファイルは拡張子.TXTを 持つ名前になります。したがって,既存のシステム上のバージョ ンではなく,新しくインストールしたキットのファイル・バージ ョンを使用したい場合にだけ,拡張子.NEWのついているファイル を拡張子.TXTに変更してください。 同様に,現在のシステムの言語固有ディレクトリに拡張子.DAT を持つファイルは新しくインストールしたキットからの同じファ イルがあった場合,拡張子.OLDに名前が変更されます。したがっ て,現在のシステム上のバージョンを使用したい場合にだけ,拡 張子.OLDのついているファイルを拡張子.DATに変更しなくてはな りません。 システム・テンプレート・ファイルが現在のテンプレート・ファ イルのままでよい場合,カスタマイズされたいかなるテンプレー ト・ファイルをアップグレード・インストレーション後にリネー ムする必要はありません。インストレーション中に提供されたテ ンプレート・ファイルを使用したい場合のみ,テンプレート・フ ァイルをリネームする必要があります。 _________________________________________________________________ 3.4 ファイルの変更 SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COMがシステムにある場合,このフ ァイルは SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.OLDと名称が変更されま す。日本語MailWorks V1.3Aでは,新しいスタートアップ・コマン ド・プロシージャが提供されています。古いスタートアップ・コ マンド・プロシージャを特別にカスタマイズしている場合,新し いスタートアップ・コマンド・プロシージャも変更する必要があ ります。 インストレーションがアップグレードの場合,インストレー ション・プロシージャによる現在あるデータタイプと変換表 MUAS$TABLE_SHARE.MARの上書きはありません。新しいデータタイ プと変換表ファイルは,MUAS$TABLE_SHARE.NEWというファイル名 になります。 3-4 _________________________________________________________________ 3.5 サーバの追加 インストレーション中に,さらにMUASサーバの設定を行うかどう かを聞いてきます。以前のバージョンでは,クラスタ内の1つのノ ードにつき1つのメール・サーバしか,許されませんでした。こ れは,ノードを越えて,あるいはVAXまたはAlphaクラスタを越え て,かなりの量のメールを受信したときに,日本語MailWorksと Message Routerとのボトルネックを防ぐためでした。 現在では,メッセージを取得し,それを配布するために,さら にサーバを追加する設定を行うことができます。ただし,これら の追加されたサーバは,クライアントからの接続は受け付けませ ん。日本語MailWorksとMessage Routerとのインタフェースによる スループットの問題に直面した場合のみ,複数のサーバの使用を 考慮するようにしてください。たとえば,メール・サーバの中に 長いメッセージ・キューが存在する場合,または,ローカルでな い,かなりの割合のオフ・ノードのメールがある場合に,スルー プットの問題に直面する可能性があります。 サーバを追加する際の設定については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 _________________________________________________________________ 3.6 ディレクトリ・サービス・アドレスへのアクセス DECwindowsワークステーションのユーザが,ディレクトリ・サー ビス(DDS)にアクセスできるように,SYSTEMスタートアップ・ファ イル(A1MAIL$STARTUP.COM)に次のコマンドを入力します。 $ @SYS$MANAGER:MB$CONTROL START=MS _________________________________________________________________ 3.7 システム設定の変更 ここで,設定を変更する必要があるかも知れません。本節では, 本リリースで提供されるさまざまな日本語MailWorksとTransfer Services(TS)の設定および日本語MailWorksとDDSの設定について 述べます。内容は,以下の通りです。 o 日本語MailWorks (TSなし) o 日本語MailWorksとローカルTS 3-5 o 日本語MailWorksとリモートTS o 日本語MailWorks (DDSなし) o 日本語MailWorksとローカルDDS o 日本語MailWorksとDDSコンセントレータ o 日本語MailWorksとDDSディストリビュータ 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』には,ど の設定が要求に合致するかを決めるのに役立つ情報が載っていま す。 3.7.1 設定情報に関する用語集 日本語MailWorks V1.3A では,DDSをインストールするための新し い設定を提供しています。これらの設定については,以降の節で 扱います。以下の用語は,さまざまな設定を説明するために用い られます。 o 日本語MailWorksターゲット・ノード:日本語MailWorks for OpenVMSがインストールされ,設定されているノード。 o 分散ディレクトリ・サービス(DDS):メール・ネットワークに おける加入者のリストを維持します。このリストには,ネッ トワーク上の加入者の名前とアドレスの現在のレコードが含 まれます。このディレクトリ・サービスは,情報の分散複写 データベースを提供します。DDSは,Message Routerの構成 要素です。 o リモートDDS: DDSターゲット・ノードにDDSがインストール および設定されていることを表わします。日本語MailWorks ターゲット・ノードとDDSターゲット・ノードは,同じノー ドあるいは同じクラスタではありません。 o ローカルDDS:日本語MailWorks for OpenVMSがインストール および設定されているノードと同じノードにDDSがインスト ールおよび設定されていることを表わします。 o DDSなし: DDSアクセスができないように日本語MailWorks for OpenVMSが設定されていることを表わします。アドレス は,DDSから取り出したり,DDSを使用して検証できません。 3-6 o DDSコンセントレータ:リモートDDSアクセスの設定です。DDS ターゲット・ノード上で,日本語MailWorksターゲット・ノ ードに対する日本語MailWorks for OpenVMS DSサーバおよび DDSがインストールされ設定されています。さらに,日本語 MailWorksは,DDSターゲット・ノード上に設定される必要が あります。 o DDSディストリビュータ:リモートDDSアクセスの設定です。 日本語MailWorks for OpenVMS DSサーバが日本語MailWorks ターゲット・ノードにインストールおよび設定されていて, DDSは,DDSターゲット・ノード上にインストールおよび設定 されています。日本語MailWorksターゲット・ノードおよび DDSターゲット・ノードは,同じノードあるいは同じクラス タではありません。 o DDSターゲット・ノード: DDSがインストールおよび設定され ているノードのことです。 o ローカルTS: 日本語MailWorksがインストールおよび設定さ れているノードと同じノードにTSがインストールおよび設定 されていることを表わします。 o TSなし: TSが使用できないように日本語MailWorks for OpenVMSが設定されていることを表わします。メッセージの 送信および配信は,ローカルにのみできます。 o リモートTS: TSがTSターゲット・ノード上にインストールお よび設定されていることを表わします。日本語MailWorksタ ーゲット・ノードおよびTSターゲット・ノードは,同じノー ドあるいは同じクラスタにはありません。 o Transfer Service (TS): Transfer Serviceは,Message Routerの中の構成要素です。 o TSターゲット・ノード: TSがインストールおよび設定されて いるノードのことです。 _________________________________________________________________ 3.8 日本語MailWorks for OpenVMSとTSの設定 本節では,さまざまなTS設定を使用するために日本語MailWorks for OpenVMSを設定する方法について,詳細に説明します。 3-7 3.8.1 日本語MailWorks for OpenVMS(TSなし)の設定 【要求事項】 TSが設定されていない場合は,要求事項はありません。 TSなしで日本語MailWorks for OpenVMSを設定する方法について, 以下に述べます。 1. 以下のサーバ属性が正しく設定されているかどうか確認 してください。これらの属性の変更方法については, 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を 参照してください。 o MR_MAILBOXを消去します。 o メールボックスを含まないようにLOCAL_ROUTING_ ADDRESSを設定します。 o USE_MRをNOUSE_MRに設定します。 o TIME_OFFSETを"+0000"に設定します。 2. MUASサーバを停止および再起動します。MUASサーバを停止お よび再起動する方法については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 3.8.2 日本語MailWorks for OpenVMSとローカルTSの設定 【要求事項】 少なくとも,Message Router V3.3が日本語MailWorksターゲッ ト・ノード上にインストールおよび設定されていなければなりま せん。ローカルTSは,日本語MailWorks for OpenVMS AXPに対して は,正しい設定ではありません。正しい設定オプションについて は,第3.8.1項あるいは第3.8.3項を参照してください。 日本語MailWorks for OpenVMS VAXシステムをローカルTSに設定す る方法を以下に述べます。 1. Message Routerが日本語MailWorksターゲット・ノード上に インストールおよび設定されているかどうかを確認してくだ さい。 3-8 2. メールボックスが存在しない場合は,これを作成 する必要があります。コマンド・プロシージャ A1MAIL$LIBRARY:X400MAN$CREATE_MAILBOX.COMを使用して, メールボックスを作成してください。なお,このコマンド・ プロシージャに対して,メールボックス名を指定する必要が あります。プロンプトに対してメールボックス名を指定しな かった場合は,メールボックス名としてAMが使用されます。 3. 以下のサーバ属性が正しく設定されているかどうか確認 してください。これらの属性を変更する方法については, 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照 してください。 o MR_MAILBOXを設定してください。 o LOCAL_ROUTING_ADDRESSを設定してください。 o USE_MRをBASICあるいはALWAYSに設定してください。 o TIME_OFFSETを設定してください。 4. MUASサーバを停止および再起動してください。MUASサーバ を停止および再起動する方法については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 3.8.3 日本語MailWorks for OpenVMSとリモートTSの設定 【要求事項】 少なくとも,Message Router V3.3Aが日本語MailWorks for OpenVMS VAXのTSターゲット・ノード上にインストールおよび 設定されていなければなりません。 日本語MailWorks for OpenVMSをリモートTS用に設定する方法を以 下に述べます。 1. Message Routerの正しいバージョンがTSターゲット・ノード 上にインストールおよび設定されているかどうか確認してく ださい。日本語MailWorks for OpenVMS AXPについては,少 なくともMessage Router V3.3AがTSターゲット・ノード上に インストールおよび設定されていることを確認してくださ い。 3-9 2. 日本語MailWorks for OpenVMS VAXでは,日本語MailWorks ターゲット・ノード上のSYS$COMMON:[SYSLIB]の中にあるイ メージMRAPPSHAR.EXEが,TSターゲット・ノード上にインス トールされているイメージと同一であることを確認してく ださい。日本語MailWorks for OpenVMS AXPでは,イメージ MRAXPSHAR.EXEが,日本語MailWorksターゲット・ノード上の SYS$COMMON:[SYSLIB]の中にあることを確認してください。 ファイルが存在しない場合は,正しいファイルをMUAS$TOOLS から指定されたディレクトリにコピーしてください。これら に関する詳細は,第3.10節を参照してください。 3. 日本語MailWorks for OpenVMS AXPに関しては,イメージ MRAXPMSG.EXEが日本語MailWorksターゲット・ノード上の SYS$COMMON:[SYSMSG]に存在するかどうかを確認してくだ さい。ファイルが存在しない場合は,正しいファイルを MUAS$TOOLSから指定されたディレクトリにコピーしてくださ い。 4. メールボックスがTSターゲット・ノードに存在しない場合 は,これを作成する必要があります。以下の例は,TSターゲ ット・ノード上にメールボックスを作成する方法を示してい ます。 $ MCR MRMAN MRM> ADD mbox /SUPPRESS_DELIVERY_REPORTS - _MRM> /PROBES_RELAYED /COMPLETE_MESSAGES - _MRM> /IGNORE_SENDER /SERVICE_MESSAGES - _MRM> /PASSWORD=password ________________________ 注意 ________________________ パスワードは,X4MANAGERを使用して設定したパスワードと 合致していなければなりません。また,パスワードは8から 31文字の間でなければなりません。メールボックスのパスワ ードをチェックしたい場合は,MRMAN SEND/IDENTを使用して ください。メールボックスとパスワードの長さの合計は,24 文字を越えてはなりません。 ______________________________________________________ このコマンドに関する詳細については,Message Routerのシ ステム管理に関するマニュアルを参照してください。 3-10 5. 以下のサーバ属性が正しく設定されているか確認してく ださい。サーバ属性の変更については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 o MR_MAILBOXを設定してください(前段階で使用したmbox に設定してください)。 o LOCAL_ROUTING_ADDRESSを設定してください。 o USE_MRをBASICあるいはALWAYSに設定してください。 o TIME_OFFSETを設定してください。 o MR_NODEを設定してください(TSターゲット・ノードに設 定してください)。 o MR_PASSWORDを設定してください(前段階で使用したパス ワードに設定してください)。 o MR_POLL_INTERVALを設定してください(150に設定するこ とをおすすめします)。 6. MUASサーバを停止および再起動してください。停止および再 起動の方法については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 _________________________________________________________________ 3.9 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSの設定 本節では,さまざまなDDSの設定を使用するために,日本語 MailWorks for OpenVMSを設定する方法について,詳しく説明 します。 3.9.1 日本語MailWorks for OpenVMS(DDSなし)の設定 【要求事項】 DDSが設定されていない場合は,要求事項はありません。 DDSがローカル・システムに設定されて使用可能になっていない限 り,DDSはいかなるクライアントに対しても使用可能になりませ ん。リモートDDSがすでに設定されている場合は,以下の説明に従 って,日本語MailWorks for OpenVMS (DDSなし)システムを設定し ます。 3-11 1. DDSスタートアップ・コマンド・プロシージャ DDS$STARTUP.COMがすでに実行されていないか確認してく ださい。もし実行されている場合は,論理名の割り当てを解 除する必要があります。 2. 以下のDSサーバ属性が正しく設定されているかどうか確認 してください。属性の変更については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 o DISABLE DS 3. 接続サーバを停止および再起動するか,あるいはDSサーバを 停止してください。接続サーバに関する詳細については, 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照 してください。 3.9.2 日本語MailWorks for OpenVMS VAXとローカルDDSの設定 【要求事項】 少なくとも,日本語MailWorksターゲット・ノードにMessage Router V3.3Aがインストールおよび設定されていなければなりま せん。 日本語MailWorks for OpenVMS AXPでは,ローカルDDSは正しい設 定ではありません。正しい設定オプションに関しては,第3.9.1 項, 第3.9.3項あるいは第3.9.4項を参照してください。 ローカルDDSを使用するために日本語MailWorks for OpenVMS VAX システムを設定する方法を以下に述べます。 1. DDSスタートアップ・コマンド・プロシージャ DDS$STARTUP.COMがすでに実行されていないか確認してく ださい。もし実行されている場合は,論理名の割り当てを解 除する必要があります。 2. 以下のDSサーバ属性が正しく設定されているかどうか確認 してください。属性の変更については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 o NODS_NODEを設定してください。 o DS_SERVERSを1以上に設定してください。 o DS_TIMEOUTを設定してください。 3-12 3. 接続サーバを停止および再起動するか,あるいはDSサーバを 停止および再起動してください。接続サーバに関する詳細 については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 3.9.3 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSコンセントレータの設定 【要求事項】 少なくとも,Message Router V3.3が日本語MailWorks for OpenVMS VAXのDDSターゲット・ノードにインストールおよび設 定されていることが必要です。 少なくとも,Message Router V3.3Aが日本語MailWorks for OpenVMS AXPのDDSターゲット・ノードにインストールおよび設 定されていることが必要です。 日本語MailWorksターゲット・ノードにインストールおよび設定さ れているのと同じバージョンの日本語MailWorks for OpenVMSが DDSターゲット・ノードにインストールおよび設定されていること が必要です。 DDSコンセントレータを使用するために日本語MailWorks for OpenVMSシステムを設定する方法を以下に述べます。 1. 以下のDSサーバ属性が正しく日本語MailWorksターゲット・ ノードに設定されているかどうか確認してください。詳細 については,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照してください。 o DS_NODEをDDSターゲット・ノードに設定してください。 o DS_PASSWORDを設定してください。 o DS_SERVERSを1以上に設定してください。 o DS_TIMEOUTを設定してください。 2. 以下のDSサーバ属性がDDSターゲット・ノードに正しく設定 されているかどうかを確認してください。詳細については, 3-13 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照 してください。 o 日本語MailWorksターゲット・ノードおよび日本語 MailWorksターゲット・ノードに設定したDS_PASSWORDを 用いてREGISTERED_NODEを追加してください。 o DS_SERVERSを1以上に設定してください。 o DS_TIMEOUTを設定してください。 3. DDSターゲット・ノード上の接続サーバを停止および再起 動してください。接続サーバに関する詳細については, 『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を参照 してください。 4. DDSターゲット・ノード上の接続サーバが正しく起動された 後に,日本語MailWorksターゲット・ノード上の接続サーバ を停止および再起動してください。 3.9.4 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSディストリビュータの設定 【要求事項】 少なくとも,Message Router V3.3Aが日本語MailWorks for OpenVMS VAXおよび日本語MailWorks for OpenVMS AXPのDDSタ ーゲット・ノードにインストールおよび設定されていることが必 要です。 日本語MailWorks for OpenVMSとDDSディストリビュータに設定す る方法について以下に述べます。 1. 少なくとも,Message Router V3.3AがDDSターゲット・ノー ドにインストールおよび設定されていることを確認してくだ さい。 2. リモート・クライアント・アクセスを可能にするために, V3.3Aの『Message Router Configuration Guide』に従っ て,DDSターゲット・ノード上でMessage Routerの設定を行 ってください。リモートDDSアクセス・サポートに特有な設 定の問い合わせは以下の通りです。 Do you want to allow remote Directory Service access? How many query servers do you want? What is the maximum number of network links you want to permit per listener? 3-14 出発点として,2個の問い合わせサーバと,10個のDECnetリ ンクをおすすめします。 3. 日本語MailWorks for OpenVMS VAXについては,イメージ DDS$RMT_VAX.EXEが日本語MailWorksターゲット・ノード上の SYS$COMMON:[SYSLIB]に存在しているかどうかを確認してく ださい。日本語MailWorks for OpenVMS AXPについては,イ メージDDS$RMT_ALPHA.EXEが日本語MailWorksターゲット・ノ ード上のSYS$COMMON:[SYSLIB]に存在しているかどうかを確 認してください。イメージが存在しない場合は,正しいファ イルをMUAS$TOOLSから指定されたディレクトリへコピーして ください。 4. 日本語MailWorks for OpenVMS VAXについては,イメージ DDS$MSG_VAX.EXEが日本語MailWorksターゲット・ノード上の SYS$COMMON:[SYSMSG]に存在しているかどうかを確認してく ださい。日本語MailWorks for OpenVMS AXPについては,イ メージDDS$MSG_ALPHA.EXEが日本語MailWorksターゲット・ノ ード上のSYS$COMMON:[SYSMSG]に存在しているかどうかを確 認してください。イメージが存在しない場合は,正しいファ イルをMUAS$TOOLSから指定されたディレクトリへコピーして ください。 5. ファイルDDS$STARTUP.COMが日本語MailWorksターゲット・ ノード上のSYS$COMMON:[SYS$STARTUP]に存在するかどう かを確認してください。ファイルが存在しない場合は, 日本語MailWorks for OpenVMSのキットのセーブセットD (A1MAILJA013.D)から,指定されたディレクトリにファイ ルをコピーしてください。 6. DDSターゲット・ノードが日本語MailWorksターゲット・ノー ド上のDECnetに登録されているかどうかを確認してくださ い。 7. 日本語MailWorksターゲット・ノードがDDSターゲット・ノー ド上のDECnetに登録されているかどうかを確認してくださ い。 8. DDSスタートアップ・コマンド・プロシージャ DDS$STARTUP.COMが日本語MailWorksターゲット・ノード 上で実行されているか確認してください。 このコマンド・プロシージャは,2つのパラメータ, "DDS Server Node"および"DDS Server System Node Number"を必 要とします。"DDS Server Node"はDDSが置かれるノード名で す。"DDS Server System Node Number"は,DDSターゲット・ 3-15 ノード上で以下のコマンドを実行することにより決定するこ とができます。 $ MCR MBMAN SHOW DDS CONFIG /ALL 以下のような行を探してください。 System node number : 1234 9. 以下が設定されているかどうかを確認してください。 o NODS_NODE o DS_SERVERS o DS_TIMEOUT 10.接続サーバを停止および再起動するか,DSサーバを停止およ び再起動してください。接続サーバに関する詳細について は,『MailWorks for OpenVMS System Manager's Guide』を 参照してください。 _________________________________________________________________ 3.10 異なる設定に必要なファイル 日本語MailWorks for OpenVMS VAXをリモートTSとともに設定しよ うとしている場合は,日本語MailWorks for OpenVMS VAXターゲッ ト・ノード上に以下のファイルが必要です。 SYS$COMMON:[SYSLIB]MRAPPSHAR.EXE SYS$COMMON:[SYSMSG]MRAPPMSG.EXE 日本語MailWorks for OpenVMS AXPをリモートTSとともに設定しよ うとしている場合は,日本語MailWorks for OpenVMS AXPターゲッ ト・ノード上に以下のファイルが必要です。 SYS$COMMON:[SYSLIB]MRAXPSHAR.EXE SYS$COMMON:[SYSMSG]MRAXPMSG.EXE 日本語MailWorks for OpenVMS VAXをリモートDDSとともに設定し ようとしている場合は,日本語MailWorks for OpenVMS VAXターゲ ット・ノード上に以下のファイルが必要です。 SYS$COMMON:[SYSLIB]DDS$RMT_VAX.EXE SYS$COMMON:[SYSMSG]DDS$MSG_VAX.EXE 3-16 日本語MailWorks for OpenVMS AXPをリモートDDSとともに設定し ようとしている場合は,日本語MailWorks for OpenVMS AXPターゲ ット・ノード上に以下のファイルが必要です。 SYS$COMMON:[SYSLIB]DDS$RMT_ALPHA.EXE SYS$COMMON:[SYSMSG]DDS$MSG_ALPHA.EXE ファイルがシステム領域にない場合には,これらのファイルをを MUAS$TOOLS領域から適当なシステム領域にコピーしてください。 _________________________________________________________________ 3.11 OpenVMS上でのTCP/IPトランスポート・サービスの設定 TCP/IPを使用して日本語MailWorksを実行するには,2ポート必要 です。1ポートは接続サーバが使用し,もう1つはMUASサーバが使 用します。日本語MailWorksのTCP/IPトランスポートを設定するに は,特権アカウントで以下の作業を行ってください。 1. 日本語MailWorksスタートアップ・ファイルを編集してくだ さい。 o OpenVMS VAXでは,SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COMを 編集して,コマンド・ラインのTHEN部分を変更してくだ さい。 IF FILE .NES. "" THEN DEFINE/SYSTEM/SUPERVISOR_MODE A1MAIL$CONNECT_TRANSPORTS - "DECNET:[0,TASKNAME=A1M$CONNECT]","DSL:[61]" THEN以下を,次のように変更してください。 THEN DEFINE/SYSTEM/SUPERVISOR_MODE A1MAIL$CONNECT_TRANSPORTS - "DECNET:[0,TASKNAME=A1M$CONNECT]","DSL:[61]","TCPIP:[6161]" o OpenVMS AXPでは,SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COMを 編集して,コマンド・ラインのELSE部分を変更してくだ さい。 3-17 ELSE DEFINE/SYSTEM/SUPERVISOR_MODE A1MAIL$CONNECT_TRANSPORTS - "DECNET:[0,TASKNAME=A1M$CONNECT]" ELSE以下を,次のように変更してください。 ELSE DEFINE/SYSTEM/SUPERVISOR_MODE A1MAIL$CONNECT_TRANSPORTS - "DECNET:[0,TASKNAME=A1M$CONNECT]","TCPIP:[6161]" エディタを終了して,次のステップに進んでください。 2. X4MANAGERユーティリティを使用して,MAIL_SERVER設定ファ イルを編集してください。 X4MAN.MAIL> MANAGE MAIL_SERVER X4MAN.MAIL> EDIT 以下に示すような行を変更してください。 SET TRANSPORT_LIST "DECNET:[0,TASKNAME=A1M$MUAS]" 以下のように変更してください。 SET TRANSPORT_LIST "DECNET:[0,TASKNAME=A1M$MUAS]","TCPIP:[8484]" ファイルを保存してエディタを終了してください。次に, MUASサーバを停止および再起動してください。 X4MAN.MAIL> STOP/RESTART X4MAN.MAIL> EXIT X4MAN> EXIT ノードに固有なスタートアップ・ファイルがある場合は,こ こで述べたステップに従って編集しなければなりません。 3. X4MANAGERユーティリティを使用して,接続サーバを停止し てください。 X4MAN.MAIL> MANAGE REMOTE X4MAN.REMOTE> STOP 4. 日本語MailWorksを再起動してください。 $ @SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COM 3-18 _________________________________________________________________ 3.12 問題点の通知 本ソフトウェアについては,日本DEC所定のソフトウェア保証基準 に定められた保証が提供されますので,その内容にしたがった処 置を取ってください。 なお,ご不明な点につきましては,日本DECの各支店/営業所にお 問い合わせください。 3-19 A _________________________________________________________________ 日本語MailWorksのインストレーション例 本付録では,日本語MailWorks for OpenVMSのインストレーション 例を示します。1番目の例は,日本語MailWorksを新規にVAXシステ ムにインストールした例です。2番目の例は,日本語MailWorksの 古いバージョンがVAXシステム上にインストールされていて,これ をアップグレードした例です。3番目の例は,日本語MailWorksを Alphaシステム上に新規にインストールした例です。 _________________________________________________________________ A.1 新規インストレーション例 本節では,日本語MailWorksがまだインストールされていないVAX システム上に新規にインストールした例を示します。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL A1MAILJA DISK$KITS:[KITS] OpenVMS VAX Software Product Installation Procedure V6.1 It is 13-JUN-1995 at 10:34. Enter a question mark (?) at any time for help. * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? The following products will be processed: A1MAILJA V1.3 Beginning installation of A1MAILJA V1.3 at 10:34 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. +----------------------------------------------------+ | Installing MailWorks/Japanese for OpenVMS V1.3-AJ | | X.400 MAIL product | +----------------------------------------------------+ * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? A-1 The following menu lists all the choices available through this installation. The server must have been installed on the system previously, or you must choose it now. At this time, enter the components that you wish to install. Use a comma-separated list (i.e., "1,2"). The installation guide has more details on these various components. 1) MailWorks/Japanese Server for OpenVMS 2) MailWorks/Japanese for OpenVMS DECwindows 3) MailWorks/Japanese for OpenVMS Video Terminals 4) All of the above CAUTION: If this is an upgrade from a previous version, the clients must be upgraded also. * Choose installation options [4]: 1,3 * MailWorks/Japanese Library disk [SYS$SYSDEVICE]: Checking license for server Product: ALLIN1-MAIL-SERVER Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-APR-1991 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES * MUAS common disk [SYS$SYSDEVICE]: To ensure that the MailWorks/Japanese server runs in the proper environment, this installation procedure will create an account for the server. This account, MUAS$SERVER, has no special privileges and it is not possible to log into this account. You must specify a unique UIC that is not a system UIC for this account to ensure proper security of the network. The password for this account will be generated. You do not need to know this password. It has been set as PRE-EXPIRED. If this scenerio violates your security policies, you may change it after the installation has finished via the VMS AUTHORIZE utility. * UIC to be used for MUAS$SERVER account in format [ggg,mmm]: [57,1] A-2 To ensure that the MailWorks/Japanese server runs in the proper environment, this installation procedure will create an account for the server. This account, MUASNET, has the privileges TMPMBX and NETMBX. Only network logins are allowed into the MUASNET account. You must specify a unique user number for this account in order to ensure proper security of the network. The password for this account will be generated. You do not need to know this password. If this scenerio violates your security policies, you may change it after the installation has finished via the VMS AUTHORIZE utility. * User number to be used for MUASNET account in format, mmm: 2 The following menu lists all the choices available through this installation. At this time, enter the option that you wish to configure. Only a single value is allowed, (i.e., "1"). The installation guide describes these options. 1) Configure to use Local Message Router Transfer Service 2) Do not configure to use Message Router Transfer Service 3) Configure to use Remote Message Router Transfer Service * Configure Message Router Transfer Service option [2]: * Local routing address [AM@TONBO]: Remote Message Router Distributed Directory Services is a configurable option. An answer of YES indicates that Remote Message Router Distributed Directory Services will be configured. An answer of NO indicates that Remote Message Router Distributed Directory Services will not be configured. * Configure Remote Message Router DDS [NO]? There will now be a dialogue to determine the MUAS system configuration. You will be asked to specify the MUAS servers to be run on this node (and, for a cluster, other nodes). A-3 Servers are uniquely identified by a three-character name, typically composed only of numeric characters. You will be asked after each set if there are more servers to be configured. Use ^Z (CTRL-Z) to cancel an entry for a server node or server disk set. * Node for server 000 [TONBO]: * Disk for server 000 [SYS$SYSDEVICE]: MailWorks/Japanese system configuration is now complete. Note that if you want to alter the system configuration after installation, use the X4MANAGER utility as described in the MailWorks/Japanese System Manager's Guide. Checking license for command line interface Product: ALLIN1-MAIL-VT-CLIENT Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-Apr-1991 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES This is the end of the questions that are asked by this installation. The rest of the installation will take about 55 minutes on a MicroVax II class machine. A-4 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set E ... %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named MUAS$SERVER. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %UAF-I-RDBADDMSGU, identifier MUAS$SERVER value [000057,000001] added to right s database %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUAS$SERVER. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.COM]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.DB]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.TOOLS]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.WRK]. %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation adds an identifier named MUAS$PROFILE_ UPDATE. %UAF-I-RDBADDMSG, identifier MUAS$PROFILE_UPDATE value %X80010024 added to rig hts database %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.DMP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.MSG]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.TMP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.WRK]. A-5 %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.TEST]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.PRINT]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DL]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.ENGLISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DANISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DUTCH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.FRENCH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.GERMAN]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.ITALIAN]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.SPANISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.SWEDISH]. +----------------------------------------------------------------------+ | When the installation completes, remember to modify your system | | startup procedure to execute SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COM, | | AFTER the network has been started up. | | | | Note that if you are installing on a cluster, this startup procedure | | should, in general, be executed on EVERY node in the cluster. Read | | the release notes for more information. | +----------------------------------------------------------------------+ Starting DEC MAILworks/Japanese for OpenVMS V1.3-AJ Job MUAS$NODE_CHECK (queue MUAS$BATCH_TONBO, entry 160) started on MUAS$BATCH_ TONBO Job MUAS$TIDY (queue MUAS$BATCH, entry 162) started on MUAS$BATCH %RUN-S-PROC_ID, identification of created process is 000000B6 Preparing to start MailWorks/Japanese IVP A-6 V1.3-AJ V1.3-AJ Local user distribution list needs to be updated. V1.3-AJ Starting IVP for DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ. Starting server test. Starting user agent test; VT interface. NOTE: This IVP will change the current user's MailWorks user profile as follows: AUTO_PURGE is set to No CORRELATE is set to Yes Setting profile attributes. Mailing message to self. Pausing 19 seconds for message delivery. 新しい DEC MAILworks メッセージ が TONBO に SYSTEM (SYSTEM@AM@TONBO) から届きま した。(13-JUN-1995 10:55:55.53) 新しい DEC MAILworks 配信/受信通知 が TONBO に POSTMASTER (@TONBO.MUAS) から届 きました。(13-JUN-1995 10:55:58.68) Generating IVP output file. Checking IVP output file. 未開封の 日本語 DEC MAILworks メッセージが 2 通あります。 DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ IVP completed successfully. Installation of A1MAILJA V1.3 completed at 10:56 VMSINSTAL procedure done at 10:56 $ A-7 _________________________________________________________________ A.2 アップグレード・インストレーション例 本節では,すでに古いバージョンの日本語MailWorksがVAXシステ ム上にインストールされていて,これをアップグレードした時の インストレーション例を示します。このアップグレード・インス トレーションは,DDIFおよびDECwindowsをサポートしているシス テム上で行なったものです。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL A1MAILJA DISK$KITS:[KITS] VAX/VMS Software Product Installation Procedure V5.5-2 It is 13-JUN-1995 at 11:19. Enter a question mark (?) at any time for help. %VMSINSTAL-W-ACTIVE, The following processes are still active: MUAS$SERVER_000 A1MAIL$CONNECT MRLISTEN_8200 A1M$DIREC_8202 A1M$DIREC_8204 A1M$DIREC_8206 A1M$DIREC_8208 A1M$DIREC_8210 MRLOGGER MR$T_N_1 DDS$055_i1 DDS$055_lt1 DDS$055_lt2 MRG$GATEWAY DDS$LSTN_055_1 MRLISTEN_8194 A1MAIL$PRINT * Do you want to continue anyway [NO]? YES * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? YES The following products will be processed: A1MAILJA V1.3 Beginning installation of A1MAILJA V1.3 at 11:20 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. A-8 +----------------------------------------------------+ | Installing MailWorks/Japanese for OpenVMS V1.3-AJ | | X.400 MAIL product | +----------------------------------------------------+ * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? YES * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? YES The following menu lists all the choices available through this installation. The server must have been installed on the system previously, or you must choose it now. At this time, enter the components that you wish to install. Use a comma-separated list (i.e., "1,2"). The installation guide has more details on these various components. 1) MailWorks/Japanese Server for OpenVMS 2) MailWorks/Japanese for OpenVMS DECwindows 3) MailWorks/Japanese for OpenVMS Video Terminals 4) All of the above CAUTION: If this is an upgrade from a previous version, the clients must be upgraded also. * Choose installation options [4]: 4 Checking license for server Product: ALLIN1-MAIL-SERVER Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-APR-1991 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES Checking license for command line interface Product: ALLIN1-MAIL-VT-CLIENT Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-Apr-1991 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES Checking license for MailWorks/Japanese for OpenVMS DECwindows A-9 Product: ALLIN1-MAIL-DW-CLIENT Producer: DEC Version: 1.2 Release Date: 23-MAY-1994 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES This is the end of the questions that are asked by this installation. The rest of the installation will take about 63 minutes on a MicroVax II class machine. %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set B ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set E ... Shutting down any MailWorks/Japanese servers on MEDAKA. Job A1MAIL$STOP_SERVER (queue MUAS$BATCH_MEDAKA, entry 918) holding until 13-J UN-1995 11:25 Checking for queued MailWorks/Japanese server-restart jobs. Deleting restart-job #917 in queue MUAS$BATCH_MEDAKA +-------------------------------------------------------------+ | A new A1MAIL$CONNECT_STARTUP.COM has been provided as .NEW. | | Please merge new changes into the existing startup file. | +-------------------------------------------------------------+ %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.PRINT]. +------------------------------------------------------------------+ | A new MUAS startup file has been provided as .NEW. Please merge | | into your existing MUAS$CMDS:MUAS$SERVER_SYSTEM_STARTUP.COM | +------------------------------------------------------------------+ %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set G ... Starting DEC MAILworks/Japanese V1.2 V1.3-AJ Job MUAS$NODE_CHECK (queue MUAS$BATCH_MEDAKA, entry 922) started on MUAS$BATCH _MEDAKA %RUN-S-PROC_ID, identification of created process is 000000C2 Preparing to start MailWorks/Japanese IVP V1.3-AJ V1.3-AJ V1.3-AJ Starting IVP for DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ. A-10 Starting server test. Starting user agent test; VT interface. NOTE: This IVP will change the current user's MailWorks user profile as follows: AUTO_PURGE is set to No CORRELATE is set to Yes Setting profile attributes. Mailing message to self. Pausing 19 seconds for message delivery. 新しい DEC MAILworks メッセージ が MEDAKA に SYSTEM (SYSTEM@AM@MEDAKA) から届き ました。(13-JUN-1995 11:48:26.39) 新しい DEC MAILworks 配信/受信通知 が MEDAKA に POSTMASTER (@MEDAKA.MUAS) から 届きました。(13-JUN-1995 11:48:30.29) Generating IVP output file. Checking IVP output file. 未開封の 日本語 DEC MAILworks メッセージが 2 通あります。 Starting IVP for MailWorks for OpenVMS DECwindows Window output to which node? (Press RETURN to cancel): IVP for MailWorks for OpenVMS DECwindows cancelled DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ IVP completed successfully. Installation of A1MAILJA V1.3 completed at 11:49 VMSINSTAL procedure done at 11:50 $ A-11 _________________________________________________________________ A.3 Alphaシステムへのインストレーション例 本節では,OpenVMS AXPシステムに日本語MailWorksを新規にイン ストールした例を示します。 $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL A1MAILJA DISK$KITS:[KITS] OpenVMS AXP Software Product Installation Procedure V6.1 It is 13-JUN-1995 at 08:42. Enter a question mark (?) at any time for help. * Are you satisfied with the backup of your system disk [YES]? YES The following products will be processed: A1MAILJA V1.3 Beginning installation of A1MAILJA T1.3 at 08:42 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set A ... %VMSINSTAL-I-RELMOVED, Product's release notes have been moved to SYS$HELP. +----------------------------------------------------+ | Installing MailWorks/Japanese for OpenVMS V1.3-AJ | | X.400 MAIL product | +----------------------------------------------------+ * Do you want to purge files replaced by this installation [YES]? YES * Do you want to run the IVP after the installation [YES]? YES The following menu lists all the choices available through this installation. The server must have been installed on the system previously, or you must choose it now. At this time, enter the components that you wish to install. Use a comma-separated list (i.e., "1,2"). The installation guide has more details on these various components. 1) MailWorks/Japanese Server for OpenVMS 2) MailWorks/Japanese for OpenVMS Video Terminals 3) All of the above A-12 CAUTION: If this is an upgrade from a previous version, the clients must be upgraded also. * Choose installation options [3]: 3 * MailWorks/Japanese Library disk [SYS$SYSDEVICE]: Checking license for server Product: ALLIN1-MAIL-SERVER Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-APR-1991 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES * MUAS common disk [SYS$SYSDEVICE]: To ensure that the MailWorks/Japanese server runs in the proper environment, this installation procedure will create an account for the server. This account, MUAS$SERVER, has no special privileges and it is not possible to log into this account. You must specify a unique UIC that is not a system UIC for this account to ensure proper security of the network. The password for this account will be generated. You do not need to know this password. It has been set as PRE-EXPIRED. If this scenerio violates your security policies, you may change it after the installation has finished via the VMS AUTHORIZE utility. * UIC to be used for MUAS$SERVER account in format [ggg,mmm]: [600,600] To ensure that the MailWorks/Japanese server runs in the proper environment, this installation procedure will create an account for the server. This account, MUASNET, has the privileges TMPMBX and NETMBX. Only network logins are allowed into the MUASNET account. You must specify a unique user number for this account in order to ensure proper security of the network. The password for this account will be generated. You do not need to know this password. If this scenerio violates your security policies, you may change it after the installation has finished via the VMS AUTHORIZE utility. A-13 * User number to be used for MUASNET account in format, mmm: 601 * Message Router mailbox name [AM_AMENBO]: * Node where Remote Message Router is located : TANISI The password must match the one that is set in the X4MANAGER utility. The password must be between 8 and 31 characters long. If the user wants to check the mailbox using: MRMAN SEND/IDENT, then the combined length of the mailbox and password should be between 8 and 24 characters long. * Remote Message Router Password : RemoteMessRoutrPW * Local routing address [AM_AMENBO@TANISI]: * Time offset: +0000 There will now be a dialogue to determine the MUAS system configuration. You will be asked to specify the MUAS servers to be run on this node (and, for a cluster, other nodes). Servers are uniquely identified by a three-character name, typically composed only of numeric characters. You will be asked after each set if there are more servers to be configured. Use ^Z (CTRL-Z) to cancel an entry for a server node or server disk set. * Node for server 000 [AMENBO]: * Disk for server 000 [SYS$SYSDEVICE]: MailWorks/Japanese system configuration is now complete. Note that if you want to alter the system configuration after installation, use the X4MANAGER utility as described in the MailWorks/Japanese System Manager's Guide. Checking license for command line interface Product: ALLIN1-MAIL-VT-CLIENT Producer: DEC Version: 1.1 Release Date: 19-Apr-1991 * Does this product have an authorization key registered and loaded? YES This is the end of the questions that are asked by this installation. The rest of the installation will take about 13 minutes on a DEC 3000 Model 300 class machine. A-14 %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set C ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set D ... %VMSINSTAL-I-RESTORE, Restoring product save set F ... %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named MUAS$SERVER. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %UAF-I-RDBADDMSGU, identifier MUAS$SERVER value [000600,000600] added to right s database %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUAS$SERVER. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.COM]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.DB]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.TOOLS]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER.WRK]. %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation adds an identifier named MUAS$PROFILE_ UPDATE. %UAF-I-RDBADDMSG, identifier MUAS$PROFILE_UPDATE value %X8001000D added to rig hts database %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation creates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-ADDMSG, user record successfully added %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-ACCOUNT, This installation updates an ACCOUNT named MUASNET. %UAF-I-MDFYMSG, user record(s) updated %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.DMP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.MSG]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.TMP]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[MUAS$SERVER_000.WRK]. A-15 %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.TEST]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.PRINT]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DL]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.ENGLISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.JAPANESE]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DANISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.DUTCH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.FRENCH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.GERMAN]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.ITALIAN]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.SPANISH]. %VMSINSTAL-I-SYSDIR, This product creates system disk directory SYS$SYSDEVICE :[A1MAIL$LIBRARY.SWEDISH]. +--------------------------------------------+ | Create the mailbox on the node running MR. | +--------------------------------------------+ +----------------------------------------------------------------------+ | When the installation completes, remember to modify your system | | startup procedure to execute SYS$STARTUP:A1MAIL$STARTUP.COM, | | AFTER the network has been started up. | | | | Note that if you are installing on a cluster, this startup procedure | | should, in general, be executed on EVERY node in the cluster. Read | | the release notes for more information. | +----------------------------------------------------------------------+ Starting DEC MAILworks/Japanese for OpenVMS V1.3-AJ A-16 V1.3-AJ Job MUAS$NODE_CHECK (queue MUAS$BATCH_AMENBO, entry 380) started on MUAS$BATCH _AMENBO %RUN-S-PROC_ID, identification of created process is 00000A04 Preparing to start MailWorks/Japanese IVP V1.3-AJ V1.3-AJ Local user distribution list needs to be updated. V1.3-AJ Starting IVP for DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ. Starting server test. Starting user agent test; VT interface. NOTE: This IVP will change the current user's MailWorks user profile as follows: AUTO_PURGE is set to No CORRELATE is set to Yes Setting profile attributes. Mailing message to self. Pausing 19 seconds for message delivery. 新しい DEC MAILworks メッセージ が AMENBO に SYSTEM (SYSTEM@AM_AMENBO@TANISI) から届きました。(13-JUN-1995 08:51:45.22) 新しい DEC MAILworks 配信/受信通知 が AMENBO に POSTMASTER (@AMENBO.MUAS) から 届きました。(13-JUN-1995 08:51:52.12) Generating IVP output file. Checking IVP output file. 未開封の 日本語 DEC MAILworks メッセージが 2 通あります。 A-17 DEC MAILworks/Japanese V1.3-AJ IVP completed successfully. Installation of A1MAILJA T1.3 completed at 08:52 Adding history entry in VMI$ROOT:[SYSUPD]VMSINSTAL.HISTORY Creating installation data file: VMI$ROOT:[SYSUPD]A1MAILJA013.VMI_DATA VMSINSTAL procedure done at 08:52 $ A-18 B _________________________________________________________________ システムにインストールされるファイル,論理名およびプロセス 日本語MailWorksインストレーション・プロシージャは,多くのフ ァイルをシステムにインストールします。また,このプロシージ ャはいくつかの論理名を定義し,また,特定のプロセスを起動し ます。本付録では,インストールされるファイルを一覧表示し, 論理名を示し,起動時に使用される論理名を示し,さらに,イン ストレーション時に起動されるプロセスを一覧表示します。 _________________________________________________________________ B.1 ファイル名 日本語MailWorksをインストールした時に,必ずインストールされ るファイルを表 B-1に一覧表示します。 表 B-1 インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 共通ファイル_______________________________________________ SYS$HELP A1MAIL013_iso_code.RELEASE_NOTES SYS$TEST A1MAIL$VMS_IVP.COM SYS$MESSAGE A1MAIL$MESSAGES.EXE SYS$MESSAGE A1MAIL$SSI_MESSAGES.EXE SYS$MESSAGE A1MAIL$MESSAGES_EN.EXE A1MAIL$MESSAGES_JA.EXE ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-1 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 共通ファイル_______________________________________________ A1MAIL$LIBRARY A1MAIL$CCT_KEYDEF.INI (ビデオ・ター ミナル用) A1MAIL$DEFINE_LANGUAGES.COM A1MAIL$INSTALL_IMAGES.COM A1MAIL$INSTALL_CCT.COM (ビデオ・ター ミナル用) A1MAIL$INSTALL_MAC.COM A1MAIL$INSTALL_MSDOS.COM A1MAIL$COMMON_STARTUP.TEMPLATE A1MAIL$CONNECT_STARTUP.TEMPLATE A1MAIL$SERVER_STARTUP.COM A1MAIL$LANGUAGES.DAT A1MAIL$LANGUAGES_DEFAULT.DAT A1MAIL$PURGE.COM A1MAIL$STARTUP.TEMPLATE A1MAIL$STOP_PRINT_SERVER.COM DMW$COLLECT_INFO.COM DMW$FORCE_DUMP.COM ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-2 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 共通ファイル_______________________________________________ DMW$FORCE_DUMP.EXE MUAS$SERVER_SYSTEM_STARTUP.TEMPLATE X400MAN$CREATE_DEFAULT_PROFILE.COM X400MAN$CREATE_MAILBOX.COM X400MAN$GET_PRINT_SERVER.COM A1MAIL$REGISTERED_EDITORS.TXT A1MAIL$COMPRESS.COM A1MAIL$SET_CUSTOMIZE_LOGICAL.COM A1MAIL$SET_LOCAL_ROUTING_ADDRESS.COM A1MAIL$SET_SERVER_LIST.COM A1MAIL$SET_TIME_OFFSET.COM A1MAIL$SHOW_UNOPENED.EXE A1MAIL$SSI_MESSAGES.MSG X400MAN$SM_KEYDEF.INI (サーバ用) A1MAIL$LIBRARY:[.言 日本語MailWorksインストレーション時 語] に,システム上にすべての言語用ファイ ルがインストールされます。 A1MADDR.DAT ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-3 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 共通ファイル_______________________________________________ A1MDIST.TXT A1MDWRH.TXT A1MIOSRH.TXT A1MKEYWD.DAT A1MSHOW.TXT A1MAIL$PROFILE_TEMPLATE_ALL-IN-1.DAT A1MAIL$PROFILE_TEMPLATE_DEFAULT.DAT A1MAIL$PROFILE_TEMPLATE_VMSMAIL.DAT ___________________________________________________________ 日本語MailWorks_for_OpenVMSビデオ・ターミナル・ファイル____ SYS$SYSTEM A1MAIL$CCT_MAIL.EXE SYS$HELP A1MAIL$CCT_HELP.HLB A1MAIL$LIBRARY:[.ENGLISA1MAIL$CCT_HELP.HLB A1MAIL$LIBRARY:[.JAPANEA1MAIL$CCT_HELP.HLB ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-4 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ___________________________________________________________ 日本語MailWorksサーバの基本構成要素________________________ SYS$STARTUP A1MAIL$STARTUP.COM A1MAIL$CONNECT_STARTUP.COM MUAS$STARTUP.COM SYS$SYSTEM A1MAIL$PRINT_SERVER.EXE A1MAIL$CONNECT.EXE A1MAIL$DIRECTORY.COM A1MAIL$CTI_BROKER.EXE A1MAIL$DDS_SERVER.EXE MUAS$SVRCHK_MAIN.EXE MUAS$SERVER.EXE MUAS$SERVER_LOGIN.COM MUAS$SUBPROC.EXE TLNK$REMOTE.EXE X400MAN.EXE SYS$SHARE A1MAIL$SHARE.EXE DSL$SHR.EXE A1MAILDOSSHR.EXE ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-5 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorksサーバの基本構成要素________________________ A1MAILMACSHR.EXE CTISHR$DECNET.EXE CTISHR$TCPIP.EXE CTISHR$DSL.EXE-VAXシステムのみ MUAS$SHARE.EXE MUAS$CLIENT_SHARE.EXE MUAS$SERVER_SHARE.EXE MUAS$MRIF_SHR.EXE MUAS$SM_SHARE.EXE MUAS$TRANSLATOR_SHARE.EXE MUAS$TABLE_SHARE.EXE X400$SSI_SHARE.EXE SYS$MESSAGE A1MAIL$MESSAGES.EXE A1MAIL$SSI_MESSAGES.EXE A1MAIL$MESSAGE_EN.EXE A1MAIL$CONV_MSG.DAT MUAS$CLIENT_MSG.EXE ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-6 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorksサーバの基本構成要素________________________ MUAS$SERVER_MSG.EXE A1MAIL$LIBRARY A1MAIL$PRINT_PS_HDR.EPS A1MMACTT.TXT A1MDIST.TXT A1MAIL$INSTALL_MSDOS.COM A1MAIL$INSTALL_MAC.COM X400MAN$CREATE_ALL-IN-1_PROFILE.COM X400MAN$CREATE_VMSMAIL_PROFILE.COM X400MAN$CREATE_BATCH_QUEUE.COM X400MAN$GET_LIST_OF_TEMP_SERVERS.COM X400MAN$RELEASE_NODE_CHECK.COM X400MAN$REM_SRV_SHUTDOWN.COM X400MAN$REM_SRV_STARTUP.COM X400MAN$GET_REMOTE_SERVER.COM [MUAS$SERVER.COM] A1MAIL$COMMON_STARTUP.COM MUAS$CREATE_DIRECTORY.COM MUAS$CREATE_SEMANTIC_TABLES.COM ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-7 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorksサーバの基本構成要素________________________ MUAS$SET_SYMBOLS.COM MUAS$UPDATE_QUOTA.COM MUAS$DELETE_DIRECTORY.COM MUAS$KEYPAK_CONVERT.COM MUAS$NODE_CHECK.COM MUAS$SERVER_INPUT.COM MUAS$SERVER_SYSTEM_STARTUP.COM MUAS$TABLE_SHARE.COM MUAS$TIDY.COM [MUAS$SERVER.DB] COUNTER_FILENAME_nnn.DAT MUAS$SERVER_SYSTEM_STARTUP.COM MUAS$PROFILE.DAT MUAS$PROFILE.FDL MUAS$SYSTEM_CONFIG.DAT MUAS$SYSTEM_CONFIG.FDL MUAS$SUBSTITUTE_BODY.DDIF MUAS$SUBSTITUTE_BODY.TEXT ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-8 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorksサーバの基本構成要素________________________ MUAS$TABLE_SHARE.MAR DMW$SYSTEM_CONFIG.DAT DMW$SYSTEM_CONFIG.FDL MUAS$WPLDEF.FDL [MUAS$SERVER.TOOLS] MUAS$CLIENT_MSG.OBJ DDS$MSG_ALPHA.EXE DDS$MSG_VAX.EXE DDS$RMT_ALPHA.EXE DDS$RMT_VAX.EXE MRAPPMSG.EXE MRAPPSHAR.EXE MRAXPMSG.EXE MRAXPSHAR.EXE MUAS$EVL_DEFINITIONS.H MUAS$SERVER_EXEID_CUSTOMER.OPT ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-9 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorksサーバの基本構成要素________________________ MUAS$MDL_MAIN.EXE MUAS$SERVER_MSG.OBJ MUAS$TABLE_SHARE.OPT MUAS$TBL_ACCESS.OBJ ___________________________________________________________ 日本語MailWorks_for_OpenVMS_DECwindowsファイル_____________ SYS$SYSTEM A1MAIL$DW_MAIL.EXE SYS$LIBRARY A1MAIL$DW_MAILSHR.EXE A1MAIL$DW_DEFAULTS.DAT A1MAIL$DW_DATETIME.UID A1MAIL$DW_MAIN.UID A1MAIL$DW_MISC.UID A1MAIL$DW_PAB.UID A1MAIL$DW_READ.UID A1MAIL$DW_SEND.UID A1MAIL$DW_WASTE.UID ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-10 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorks_for_OpenVMS_DECwindowsファイル_____________ DWFC$FSW.UID ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-11 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorks_for_OpenVMS_DECwindowsファイル_____________ SYS$TEST A1MAIL$DWVMS_IVP.COM SYS$HELP A1MAIL$DW_HELP.HLB A1MAIL$LIBRARY A1MAIL$INSTALL_DW.COM A1MAIL$LIBRARY:[.ENGLISA1MAIL$DW_DEFAULTS.DAT A1MAIL$DW_DATETIME.UID A1MAIL$DW_MAIN.UID A1MAIL$DW_MISC.UID A1MAIL$DW_PAB.UID A1MAIL$DW_READ.UID A1MAIL$DW_SEND.UID A1MAIL$DW_WASTE.UID DWFC$FSW.UID A1MAIL$DW_HELP.HLB A1MAIL$LIBRARY:[.JAPANEA1MAIL$DW_DEFAULTS.DAT A1MAIL$DW_DATETIME.UID A1MAIL$DW_MAIN.UID ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-12 表 B-1 (続き) インストールされるファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ___________ファイル名__________________________ 日本語MailWorks_for_OpenVMS_DECwindowsファイル_____________ A1MAIL$DW_MISC.UID A1MAIL$DW_PAB.UID A1MAIL$DW_READ.UID A1MAIL$DW_SEND.UID A1MAIL$DW_WASTE.UID DWFC$FSW.UID _______________________A1MAIL$DW_HELP.HLB__________________ _________________________________________________________________ B.2 論理名 表 B-2に示した論理名は,日本語MailWorksがインストールされ た時にシステム論理名テーブルに登録されます。これらの論理 名は,本製品のスタートアップ・ファイルに保管されます。シス テムがリブートしたり,また,本ソフトウエアが呼び出される時 に,これらの論理名は自動的にシステム論理名テーブルの中に登 録されます。 表 B-2 システム・ワイドな論理名 ___________________________________________________________ 論理名__________________意味____________説明_______________ A1MAIL$BROADCAST 変数 新規メールの通知 をサポートする (OpenVMS以外の)クラ イアントのリスト。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-13 表 B-2 (続き) システム・ワイドな論理名 ___________________________________________________________ 論理名__________________意味____________説明_______________ A1MAIL$BROADCAST_STATE 変数 新規メールの通知の 際の問題の解決に使 用されます。 A1MAIL$CONNECT_ 変数 サポートしているト TRANSPORT ランスポート・タイ プのリスト。 A1MAIL$DEFAULT_ 日本語 複数言語のインス LANGUAGE トレーション時に, システムの省略時言 語として使用されま す。 A1MAIL$DDS_AVAILABLE 変数 A1MAIL$DDS_MIN_SURNAME 変数 DDSの検索を行う時, surnameフィールド の中に入力しなけれ ばならない最小文字 数。 A1MAIL$DISTRIBUTION_ (disk_entered):[A1MAIL$LIBRARY.DL] LISTS 配布リストのサブデ ィレクトリを示しま す。 A1MAIL$INTERNAL_TRACE 定義しない デバッグの補助用に 使用されます。 ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-14 表 B-2 (続き) システム・ワイドな論理名 ___________________________________________________________ 論理名__________________意味____________説明_______________ A1MAIL$LANGUAGE_xx 変数 エラー・メッセージ を処理するための, 複数言語のインスト レーションに使用さ れます。 A1MAIL$LIBRARY (disk_ entered):[A1MAIL$LIBRARY] 共通のユーティリテ ィとデータ管理のラ イブラリ。 A1MAIL$LIBRARY_ROOT (disk_ entered):[A1MAIL$LIBRARY.] A1MAIL$LIBRARYのサ ブディレクトリをア クセスするために使 用される,ルートの 論理名。 A1MAIL$LOCAL_ROUTING_ ローカル・ルー ローカル・アドレ ADDRESS ティング・アド スおよび発行者フィ レス ールドの完了値とし て,アドレスの検証 中に使用されます。 A1MAIL$PRINT_SERVER_ 変数 MBX ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-15 表 B-2 (続き) システム・ワイドな論理名 ___________________________________________________________ 論理名__________________意味____________説明_______________ A1MAIL$SERVER_LIST 使用可能な メールを送信するた MUAS$SERVERsを め,また,プロファ 実行しているノ イルをアップグレー ードのリスト ドするために接続時 に使用されます。 A1MAIL$TEST (disk_ entered):[A1MAIL$LIBRARY.TEST] IVP実行中に,また, A1MAIL$INTERNAL_ TRACE設定時にも使用 されます。接続サー バのログが保管され ているディレクトリ です。 A1MAIL$TIME_OFFSET 変数 ネットワーク標準時 からのローカル・オ フセット。 A1MAIL$CONNECT_ 変数 デバッグの補助用と INTERNAL_TRACE して使用されます。 A1MAIL$CONNECT_ 変数 デバッグの補助用と PROCESS_DUMP して使用されます。 A1MAIL$CONNECT_ERROR_ 変数 デバッグの補助用と DUMP して使用されます。 MUAS$_ERROR_DUMP 変数 デバッグの補助用と して使用されます。 MUAS$TOOLS (disk_entered):[MUAS$SERVER.TOOLS] ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-16 表 B-2 (続き) システム・ワイドな論理名 ___________________________________________________________ 論理名__________________意味____________説明_______________ 共通のユーティリ ティを保管するため に,MUASサーバによ って使用されます。 MUAS$CMDS (disk_entered):[MUAS$SERVER.CMDS] MUAS$COMMON (disk_entered):[MUAS$SERVER] MUASサーバによって 使用される,プロフ ァイルと設定が保管 されている最上位の ディレクトリ。 MUAS$DB (disk_entered):[MUAS$SERVER.DB] MUAS$DEFAULT_SERVER MUAS$EXAMPLE MUAS$NOTIF_FETCH_MBX MUAS$SERVER_OBJECT 84 ネットワーク操作に 使用されるDECnetオ ブジェクトIDです。 MUAS$SUBSTITUTE_BODY_ DDIF MUAS$SUBSTITUTE_BODY_ TEXT MUAS$WPLDEF________________________________________________ 表 B-3には,スタートアップ時に使用されるコマンド・ファイル が載っています。 B-17 表 B-3 スタートアップ時に使用されるコマンド・ファイル ___________________________________________________________ ディレクトリ____コマンド・ファイル_____説明________________ A1MAIL$LIBRARY: A1MAIL$SET_SERVER_ 論理名A1MAIL$SERVER_ LIST LISTを定義します。 A1MAIL$DEFINE_ 論理名A1MAIL$DEFINE_ LANGUAGES LANGUAGESを定義しま す。 A1MAIL$SET_LOCAL_ROUTING_ADDRESS 論理名A1MAIL$LOCAL_ ROUTING_ADDRESSを定 義します。 A1MAIL$SET_CUSTOMIZE_LOGICAL 論理名A1MAIL$SET_ CUSTOMIZE_LOGICALを 定義します。 A1MAIL$SET_TIME_ 論理名A1MAIL$SET_ OFFSET TIME_OFFSETを定義し ます。 A1MAIL$INSTALL_IMAGES 日本語MailWorks for OpenVMSを実行するの に必要なすべてのイメ ージをインストールし ます。 [MUAS$SERVER.COMA1MAIL$COMMON_ STARTUP.COM MUAS$SERVERを起動す るための入力として使 用されます。 MUAS$CREATE_SEMANTIC_TABLE ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-18 表 B-3 (続き) スタートアップ時に使用されるコマンド・ファイ ル ___________________________________________________________ ディレクトリ____コマンド・ファイル_____説明________________ 論理名MUAS$CREATE_ SEMANTIC_TABLEを定義 します。 MUAS$NODE_CHECK 論理名MUAS$NODE_ CHECKを定義します。 ___________________________________________________________ X4MANAGERによ って使用___________________________________________________ A1MAIL$LIBRARY X400MAN$CREATE_ALL-IN-1_PROFILE.COM ALL-IN-1, IOSモード に対するプロファイル のテンプレートを作成 するのに使用されま す。 X400MAN$CREATE_VMSMAIL_PROFILE.COM OpenVMSメール・モー ドに対するプロファイ ルのテンプレートを作 成するのに使用されま す。 X400MAN$CREATE_BATCH_QUEUE.COM X4MANAGERによって使 用されます。 X400MAN$GET_LIST_OF_TEMP_SERVERS.COM ___________________________________________________________ (次ページに続く) B-19 表 B-3 (続き) スタートアップ時に使用されるコマンド・ファイ ル ___________________________________________________________ ディレクトリ____コマンド・ファイル_____説明________________ X4MANAGERによ って使用___________________________________________________ X4MANAGERによって使 用されます。 X400MAN$RELEASE_NODE_CHECK.COM X4MANAGERによって使 用されます。 X400MAN$REM_SRV_SHUTDOWN.COM X4MANAGERによって使 用されます。 X400MAN$REM_SRV_STARTUP.COM X4MANAGERによって使 用されます。 X400MAN$GET_REMOTE_SERVER.COM X4MANAGERによって使 _______________________________________用されます。________ 表 B-4に,インストレーション中に起動されるプロセスを示しま す。 B-20 表 B-4 インストレーション中に起動されるプロセス ___________________________________________________________ プロセス______________説明_________________________________ A1MAIL$PRINT PCが日本語MailWorksサーバからフォーマ ットおよび印刷できるようにします。 A1MAIL$CONNECT PCに対して,OpenVMS上のサービスへの接 続を提供します。 MUAS$SERVER_nnn 日本語MailWorksサーバを提供します。 A1MAIL$DIRECT_nnn_____複数の同時DDS検索を提供します。______ B-21 日本語MailWorks for OpenVMSインストレーション・ガイド _________________________________________________________________ 1995年7月 発行 日本ディジタル イクイップメント株式会社 〒167 東京都杉並区上荻1-2-1 電話 (03)5349-7111 (大代表) _________________________________________________________________ AA-PM6WC-TE