_日本語HP_OpenVMS___________________________________ V8.4インストレーション・ガイド BA322-90098 2010年10月 本書は,日本語OpenVMSオペレーティング・システムV8.4を インストールする方法について説明します。インストール の前に,必ず本書をお読みください。 改訂/更新情報: 新規マニュアルです。 ソフトウェア・バー 日本語OpenVMS Integrity V8.4 ジョン: 日本語OpenVMS Alpha V8.4 日本ヒューレット・パッカード株式会社 ________________________________________________________________ (c) 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の著作権はHewlett-Packard Development Company, L.P. が保有しており,本書中の解説および図,表はHewlett-Packard Development Company, L.P.の文書による許可なしに,その全体ま たは一部を,いかなる場合にも再版あるいは複製することを禁じ ます。 また,本書に記載されている事項は,予告なく変更されることが ありますので,あらかじめご承知おきください。万一,本書の記 述に誤りがあった場合でも,日本ヒューレット・パッカードは一 切その責任を負いかねます。 本書で解説するソフトウェア(対象ソフトウェア)は,所定のライ センス契約が締結された場合に限り,その使用あるいは複製が許 可されます。 日本ヒューレット・パッカードは,弊社または弊社の指定する 会社から納入された機器以外の機器で対象ソフトウェアを使用し た場合,その性能あるいは信頼性について一切責任を負いかねま す。 本書は,日本語VAX DOCUMENT V 2.1を用いて作成しています。 _________________________________________________________________ 目次 まえがき................................................. vii 1 インストールの準備 1.1 インストレーション・キット................... 1-1 1.2 アップグレード・インストレーション・パス..... 1-2 1.3 日本語OpenVMSのライセンス.................... 1-3 1.3.1 日本語OpenVMS Integrityのライセンス...... 1-3 1.3.2 日本語OpenVMS Alphaのライセンス.......... 1-3 1.4 必要なソフトウェア........................... 1-4 1.4.1 標準版OpenVMS V8.4....................... 1-4 1.4.2 XPG4ロケール・データ・ファイル........... 1-5 1.4.3 レイヤード・ソフトウェアのバージョン..... 1-5 1.4.3.1 日本語DECwindows Motif for OpenVMS..... 1-5 1.4.3.2 TCP/IP Services for OpenVMS............ 1-5 1.5 インストレーションに必要な特権............... 1-6 1.6 必要なディスク容量........................... 1-6 1.7 必要なシステム・パラメータ................... 1-6 1.8 システム・ディスクのバックアップ............. 1-8 2 日本語OpenVMSのインストレーション 2.1 インストレーション・ツール................... 2-1 2.2 日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手 順............................................ 2-1 2.2.1 日本語OpenVMS Integrity V8.4の新規インス トール手順................................ 2-2 2.2.2 日本語OpenVMS Integrity V8.4のアップグレ ード・インストール手順.................... 2-5 iii 2.3 日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順... 2-7 2.3.1 日本語OpenVMS Alpha V8.4の新規インストー ル手順.................................... 2-7 2.3.2 日本語OpenVMS Alpha V8.4のアップグレー ド・インストール手順...................... 2-10 3 インストレーションの検証 3.1 インストレーション検証プロシージャ(IVP)...... 3-1 4 インストレーション後の作業 4.1 イニシャル・インストール後の作業............. 4-1 4.1.1 システムのスタートアップ................. 4-1 4.1.2 漢字ターミナルの設定..................... 4-2 4.2 アップグレード後の作業....................... 4-3 4.3 問題点の通知................................. 4-4 A 日本語OpenVMSオペレーティング・システムのインストレー ション例 A.1 日本語OpenVMS Integrityのインストレーション 例............................................ A-1 A.2 日本語OpenVMS Alphaのインストレーション例.... A-2 B XPG4ロケール・データ・ファイルのインストレーション例 C インストレーション検証プロシージャ(IVP)の出力例 D ファイル一覧 D.1 JSY$DICTIONARY............................... D-1 D.2 JSY$EXAMPLES................................. D-1 D.3 JSY$HELP..................................... D-3 D.4 JSY$LIBRARY.................................. D-3 D.5 JSY$SYSTEM................................... D-4 D.6 JSY$TEST..................................... D-6 D.7 SYS$COMMON:[SYS$KEYMAP.DECW.SYSTEM].......... D-8 iv D.8 SYS$COMMON:[SYSFONT.DECW.75DPI].............. D-8 D.9 SYS$COMMON:[SYSFONT.DECW.100DPI]............. D-9 D.10 SYS$COMMON:[SYSHLP.EXAMPLES.DECW]............ D-9 D.11 SYS$COMMON:[SYSHLP.JA_JP]................... D-9 D.12 SYS$COMMON:[SYSMSG.JA_JP]................... D-10 D.13 SYS$HELP..................................... D-10 D.14 SYS$I18N_ICONV............................... D-11 D.15 SYS$LIBRARY.................................. D-11 D.16 SYS$LOADABLE_IMAGES.......................... D-16 D.17 SYS$MESSAGE.................................. D-16 D.18 SYS$STARTUP.................................. D-17 D.19 SYS$SYSTEM................................... D-18 D.20 SYS$TEST..................................... D-19 D.21 XTPU$EXAMPLES................................ D-19 索引 Example A-1 日本語OpenVMS Integrityの場合............. A-1 A-2 日本語OpenVMS Alphaの場合................. A-2 B-1 OpenVMS Integrityの場合................... B-1 C-1 日本語OpenVMS Integrityの場合............. C-2 C-2 日本語OpenVMS Alphaの場合................. C-3 表 1-1 日本語OpenVMS Integrity V8.4の配布メディ ア........................................ 1-1 1-2 日本語OpenVMS Alpha V8.4の配布メディア.... 1-2 1-3 サポートするアップグレード・パス.......... 1-3 v _________________________________________________________________ まえがき 本書の目的 本書は,日本語OpenVMSオペレーティング・システムV8.4をインス トールする方法について説明します。標準版OpenVMSのインストー ルについては『HP OpenVMS V8.4インストレーション・ガイド[翻 訳版]』を参照してください。 対象読者 本書は,システム管理者を対象としています。日本語OpenVMS V8.4をインストールする前に,必ず本書をお読みください。 本書の構成 本書の構成は以下のとおりです。 第1章 日本語OpenVMS V8.4インストレーション・キットの構 成,インストレーションに必要なリソースなど,日本語 OpenVMS V8.4をインストールする前の準備作業について 説明します。 第2章 日本語OpenVMS V8.4をインストールする手順について説 明します。 第3章 日本語OpenVMS V8.4が正しくインストールされたかどう かを検証する方法(検証プロシージャIVPの実行)について 説明します。 vii 第4章 日本語OpenVMS V8.4のインストレーション後に行う作業 について説明します。 付録 A 日本語OpenVMS V8.4のインストレーション例を示しま す。 付録 B XPG4ロケール・データ・ファイルのインストレーション 例を示します。 付録 C 日本語OpenVMS V8.4インストレーション検証プロシージ ャの出力例を示します。 付録 D 日本語OpenVMS V8.4が提供するファイル一覧を示しま す。 関連資料 o 『日本語HP OpenVMS V8.4リリース・ノート』 o 『HP OpenVMS V8.4新機能およびリリース・ノート』 o 『HP OpenVMS V8.4インストレーション・ガイド[翻訳版]』 o 『HP OpenVMS License Management Utility Manual』 o 『HP OpenVMSシステム管理者マニュアル』 o 『HP OpenVMSシステム管理者ユーティリティ・リファレン ス・マニュアル』 本書で使用する表記法 本書では,下記の表記法を使用します。 ___________________________________________________________ 表記法______意味___________________________________________ Ctrl/x Ctrl/xという表記は,Ctrlキーを押しながら別のキ ーまたはポインティング・デバイス・ボタンを押す ことを示します。 viii ___________________________________________________________ 表記法______意味___________________________________________ PF1 x PF1 xという表記は,PF1に定義されたキーを押して から,別のキーまたはポインティング・デバイス・ ボタンを押すことを示します。 例の中で,キー名が四角で囲まれている場合には, キーボード上でそのキーを押すことを示します。 テキストの中では,キー名は四角で囲まれていませ ん。 HTML形式のドキュメントでは,キー名は四角ではな く,括弧で囲まれています。 . . . 例の中の水平方向の反復記号は,次のいずれかを示 します。 o 文中のオプションの引数が省略されている。 o 前出の1つまたは複数の項目を繰り返すことが できる。 o パラメータや値などの情報をさらに入力でき る。 . 垂直方向の反復記号は,コードの例やコマンド形式 . の中の項目が省略されていることを示します。この . ように項目が省略されるのは,その項目が説明して いる内容にとって重要ではないからです。 ( ) コマンドの形式の説明において,括弧は,複数のオ プションを選択した場合に,選択したオプションを 括弧で囲まなければならないことを示しています。 [ ] コマンドの形式の説明において,大括弧で囲まれた 要素は任意のオプションです。オプションをすべて 選択しても,いずれか1つを選択しても,あるいは1 つも選択しなくても構いません。ただし,OpenVMSフ ァイル指定のディレクトリ名の構文や,割り当て文 の部分文字列指定の構文の中では,大括弧に囲まれ た要素は省略できません。 ix ___________________________________________________________ 表記法______意味___________________________________________ [|] コマンド形式の説明では,括弧内の要素を分けてい る垂直棒線はオプションを1つまたは複数選択する か,または何も選択しないことを意味します。 { } コマンドの形式の説明において,中括弧で囲まれた 要素は必須オプションです。いずれか1のオプション を指定しなければなりません。 太字 太字のテキストは,新しい用語,引数,属性,条件 を示しています。 italic イタリック体のテキストは,重要な情報を示し text ます。また,システム・メッセージ(たとえば内 部エラーnumber),コマンド・ライン(たとえば /PRODUCER=name),コマンド・パラメータ(たとえ ばdevice-name)などの変数を示す場合にも使用され ます。 UPPERCASE 英大文字のテキストは,コマンド,ルーチン名,フ TEXT ァイル名,ファイル保護コード名,システム特権の 短縮形を示します。 Monospace モノスペース・タイプの文字は,コード例および会 type 話型の画面表示を示します。 Cプログラミング言語では,テキスト中のモノスペー ス・タイプの文字は,キーワード,別々にコンパイ ルされた外部関数およびファイルの名前,構文の要 約,または例に示される変数または識別子への参照 などを示します。 - コマンド形式の記述の最後,コマンド・ライン,コ ード・ラインにおいて,ハイフンは,要求に対する 引数がその後の行に続くことを示します。 数字 特に明記しない限り,本文中の数字はすべて10進数 です。10進数以外(2進数,8進数,16進数)は,その ____________旨を明記してあります。_________________________ x 1 _________________________________________________________________ インストールの準備 この章では,日本語OpenVMSオペレーティング・システムのイン ストールを実行する前に理解しておきたい内容について説明しま す。 _________________________________________________________________ 1.1 インストレーション・キット 日本語OpenVMSのキットは,Integrity版とAlpha版で配布メディア が異なります。日本語OpenVMS V8.4のインストレーションに必要 な各キットは,表 1-1および表 1-2に示すメディアに含まれてい ます。 表 1-1 日本語OpenVMS Integrity V8.4の配布メディア ___________________________________________________________ キット________________メディア_____________________________ 標準版OpenVMS 「HP OpenVMS Version 8.4 for Integrity Integrity Servers Operating Environment」DVD 日本語OpenVMS 「HP Operating Environments Update Integrity for HP OpenVMS on HP Integrity Servers」DVD VMSI18Nキット 「HP OpenVMS Version 8.4 for Integrity Servers Operating ______________________Environment」DVD_____________________ 1-1 インストールの準備 1.1インストレーション・キット 表 1-2 日本語OpenVMS Alpha V8.4の配布メディア ___________________________________________________________ キット________________メディア_____________________________ 標準版OpenVMS Alpha 「HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CD 日本語OpenVMS Alpha 「日本語HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CD VMSI18Nキット 「日本語HP OpenVMS Alpha Version 8.4 ______________________Operating_System」CD_________________ 日本語OpenVMSのキットには,標準版OpenVMSを日本語化するため のモジュールのみが含まれています。標準版OpenVMSがインストー ルされているシステムに対して日本語OpenVMSのキットをインスト ールすることにより,OpenVMSオペレーティング・システムで日本 語機能を使用できるようになります。 「HP Operating Environments Update for HP OpenVMS on HP Integrity Servers」DVDおよび「日本語HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CDに含まれている日本語OpenVMS V8.4のキット名は以下のとおりです。 Integrity HP-I64VMS-JVMS-V0804--1.PCSI$COMPRESSED 版: Alpha版: DEC-AXPVMS-JVMS-V0804--1.PCSI$COMPRESSED _________________________________________________________________ 1.2 アップグレード・インストレーション・パス 日本語OpenVMS V8.4でサポートするアップグレード・インストレ ーション・パスは表 1-3のとおりです。 1-2 インストールの準備 1.2アップグレード・インストレーション・パス 表 1-3 サポートするアップグレード・パス ___________________________________________________________ プラットフォー ム_______________アップグレード・パス______________________ Integrity版 V8.2-1, V8.3またはV8.3-1H1からV8.4へのアッ プグレード Alpha版 V7.3-2,V8.2またはV8.3からV8.4へのアップグ _________________レード____________________________________ 古いバージョンをご使用の場合は,まず上記のサポート・バージ ョンにアップグレードした後,V8.4へのアップグレード・インス トレーションを実行するか,V8.4のイニシャル・インストレーシ ョンを実行してください。 _________________________________________________________________ 1.3 日本語OpenVMSのライセンス OpenVMSの日本語ライセンスは,OpenVMS IntegrityとOpenVMS Alphaで考え方が異なります。以下の項で説明するとおり, OpenVMS Alphaでは日本語ライセンスが必要ですがOpenVMS Integrityでは必要ありません。 1.3.1 日本語OpenVMS Integrityのライセンス 日本語OpenVMS Integrity V8.4のライセンスは標準版OpenVMS Integrity V8.4のライセンスと共通です。標準版OpenVMS Integrityのライセンスで日本語OpenVMS Integrityもご使用い ただけます。 1.3.2 日本語OpenVMS Alphaのライセンス 日本語OpenVMS Alpha V8.4を使用するために,標準版OpenVMSのラ イセンスに加えて日本語OpenVMSのソフトウェア・ライセンスをシ ステムに登録しなければなりません。ライセンスの登録は,日本 語OpenVMS Alphaのインストール時に行ってください。ライセンス を登録するための情報は,日本語OpenVMS Alphaと一緒に出荷され る,プロダクト・オーソライゼーション・キー(PAK) に含まれて います。PAKはライセンス情報が記載されている用紙です。 1-3 インストールの準備 1.3日本語OpenVMSのライセンス 日本語OpenVMS Alphaのライセンスは,インストレーションの前 でも後でも登録できますが,インストレーションの前に行うこと をお勧めします。ライセンスの登録とキーのロードを行っていな い場合は,インストレーションを行うことはできますが,日本語 OpenVMS Alphaを使用したり,IVPを実行したりすることはできま せん。ライセンスを登録し,ライセンス・キーをロードして初め て,日本語OpenVMS Alphaを使用したり,IVPを実行したりするこ とができます。 ライセンスを登録する方法には,次の2つがあります。 1. コマンド・プロシージャSYS$UPDATE:VMSLICENSE.COM による 方法 2. DCLコマンドLICENSE REGISTERによる方法 詳細は『OpenVMS License Management Utility Manual』を参照し てください。 _________________________________________________________________ 1.4 必要なソフトウェア 日本語OpenVMS V8.4のインストールには,次のソフトウェアが必 要になります。 o 標準版OpenVMS V8.4 o XPG4ロケール・データ・ファイル・キット(VMSI18Nキット) 1.4.1 標準版OpenVMS V8.4 日本語OpenVMS V8.4をインストールするためには,システムに標 準版OpenVMS V8.4がインストールされていることが必要です。標 準版のインストレーション手順については『HP OpenVMS V8.4イン ストレーション・ガイド[翻訳版]』を参照してください。 1-4 インストールの準備 1.4必要なソフトウェア 1.4.2 XPG4ロケール・データ・ファイル 標準版OpenVMS V8.4のインストール後,日本語OpenVMS V8.4をイ ンストールする前に,XPG4ロケール・データ・ファイル・キット (VMSI18Nキット)のインストールが必要です。ロケール・データ・ ファイルは,標準版OpenVMS Alpha V6.2以降でサポートされてい るXPG4ランタイム・ライブラリおよびユーテリティで使用される もので,独立したキット(VMSI18Nキット)で提供されています。 VMSI18Nキットのキット名は以下のとおりです。 Integrity版: HP-I64VMS-VMSI18N-V0804--1.PCSI$COMPRESSED 「HP OpenVMS Version 8.4 for Integrity Servers Operating Environment」DVDに含ま れています。 Alpha版: DEC-AXPVMS-VMSI18N-V0804--1.PCSI$COMPRESSED 「日本語HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CDに含まれています。 1.4.3 レイヤード・ソフトウェアのバージョン ここでは,日本語OpenVMS V8.4でサポートする主なレイヤード・ ソフトウェアのバージョンについて説明します。 1.4.3.1 日本語DECwindows Motif for OpenVMS 日本語OpenVMS V8.4でサポートされる日本語DECwindows Motifの バージョンはV1.7以上です。 1.4.3.2 TCP/IP Services for OpenVMS OpenVMS V8.4がサポートするTCP/IP ServicesのバージョンはV5.7 以上です。 日本語TCP/IP Services製品は提供されませんので,標準版の TCP/IP Servicesをご使用ください。 1-5 インストールの準備 1.5インストレーションに必要な特権 _________________________________________________________________ 1.5 インストレーションに必要な特権 o POLYCENTERユーティリティの実行のために,少なくとも CMKRNL,OPER,SYSLCK,SYSPRV,TMPMBXの特権が必要です。 o その他,日本語OpenVMS V8.4のJSY$STARTUP.COMの実行のた めに,PRMGBL,SYSGBL,DETACH,PHY_IO,SYSNAMの特権が必 要です。 _________________________________________________________________ 1.6 必要なディスク容量 日本語OpenVMS V8.4をインストールするために必要なディスクの 空きブロックは,下記のとおりです。 ___________________________________________________________ プラットフォー ム_______________必要なディスク容量________________________ Integrityサーバ 120000ブロック AlphaServer______110000ブロック____________________________ ディスクの空きブロックが十分でないときは,不必要なファイル を消すなどの処置をとってください。 なお,現在のディスクの空きブロックは,次のようにして調べる ことができます。 $ SHOW DEVICE device-name _________________________________________________________________ 1.7 必要なシステム・パラメータ 日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストールに必要な空きグロ ーバル・ページおよび空きグローバル・セクションは下記のとお りです。 1-6 インストールの準備 1.7必要なシステム・パラメータ ___________________________________________________________ プラットフォー 空きグローバ 空きグローバル・セクショ ム_______________ル・ページ_______ン_______________________ OpenVMS 20000ページ 115セクション Integrity OpenVMS_Alpha____12000ページ______66セクション_____________ 日本語OpenVMS V8.4のインストレーション・プロシージャは,グ ローバル・ページおよびグローバル・セクションの空きを調べ, その値が上記の数字に満たない場合はインストレーションを中断 します。 現在のシステムのグローバル・ページおよびグローバル・セクシ ョンの空きは,次のようにして調べることができます。 $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLPAGES") $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLSECTS") グローバル・ページ,およびグローバル・セクションの値は次の ようにして変更することができます。 1. SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DATに追加 次のような行をSYS$SYSTEM:MODPARAMS.DATに加えてくださ い。 GBLPAGES=<グローバル・ページの値(ページレット)> GBLSECTIONS=<グローバル・セクションの値> あるいは,次のような行でもかまいません。 ADD_GBLPAGES= <追加するグローバル・ページの値(ページレット)> ADD_GBLSECTIONS= <追加するグローバル・セクションの値> 2. AUTOGENを実行 次のコマンドでAUTOGENを実行してください。 $ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT NOFEEDBACK 1-7 インストールの準備 1.7必要なシステム・パラメータ システムがシャット・ダウンされリブートされます。 グローバル・ページとグローバル・セクションの値は, SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DATに書かれた値に変更されます。 _________________________________________________________________ 1.8 システム・ディスクのバックアップ インストレーション中に問題が発生したときのために,必要に 応じてあらかじめシステム・ディスクのバックアップを作成して おくことをお勧めします。バックアップ実行の詳細については, 『OpenVMSシステム管理者マニュアル』を参照してください。 1-8 2 _________________________________________________________________ 日本語OpenVMSのインストレーション この章では,日本語OpenVMSオペレーティング・システムV8.4のイ ンストレーションの手順について説明します。 _________________________________________________________________ 2.1 インストレーション・ツール 日本語OpenVMSオペレーティング・システムV8.4は,標準版 OpenVMSに含まれているPOLYCENTERソフトウェア・インストレ ーション・ユーテリティ(PCSI) プロシージャを使用してインスト ールします。 PCSIについての詳細は,『OpenVMSシステム管理者マニュアル(上 巻)』を参照してください。 なお,日本語OpenVMS V8.4をインストールする前に次の点を確認 してください。 o 十分なディスク・スペースがあること(詳細は,第1.6節を参 照)。 o システムに十分なグローバル・ページとグローバル・セクシ ョンがあること(詳細は,第1.7節を参照)。 _________________________________________________________________ 2.2 日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 ここでは,日本語OpenVMS Integrity V8.4の新規インストールお よびアップデート・インストールの手順を説明します。 2-1 日本語OpenVMSのインストレーション 2.2日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 2.2.1 日本語OpenVMS Integrity V8.4の新規インストール手順 日本語OpenVMS Integrity V8.4を新規にインストールする場合は 以下の手順で行ってください。 1. 「HP OpenVMS Version 8.4 for Integrity Servers Operating Environment」DVDをDVDドライブに挿入します。 2. EFI Shellで次のようなコマンドを実行し,DVDからシステム をブートします。 Shell> fs0:\EFI\VMS\VMS_LOADER.EFI 出荷状態のIntegrityサーバの場合,DVDドライブは通常fs0: です。 なお,省略時の設定では,EFI Shellでキー(あるい はバック・スペース・キー)を押した時の動作は,OpenVMS Alphaシステムとは異なります。最後に入力した文字を削除 するためにはCtrl/Hを使用してください。 3. DVDからブートしたら,標準版OpenVMS Integrity V8.4をイ ンストールします。 標準版OpenVMS Integrityのインストレーション方法につい ては,『HP OpenVMS V8.4インストレーション・ガイド[翻訳 版]』を参照してください。 4. 標準版OpenVMS Integrityのインストールが完了したら,新 しいシステム・ディスクからブートします。 新しいシステム・ディスクからブートすると,必要な設定が 行われた後,システムが自動的にリブートされます。 5. システム・マネージャのアカウントにログインし,必要なラ イセンスの登録を行います。 6. DVDの[*.kit]にあるVMSI18Nキットをインストールします。 $ PRODUCT INSTALL VMSI18N /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 7. システムに「HP Operating Environments Update for HP OpenVMS on HP Integrity Servers」DVDをマウントします。 8. 日本語OpenVMSをインストールします。 2-2 日本語OpenVMSのインストレーション 2.2日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 日本語OpenVMS Integrity V8.4をインストールするために は,次のコマンドを入力してPOLYCENTERユーティリティを実 行します。 $ PRODUCT INSTALL JVMS /SOURCE=device:[*.kit] POLYCENTERユーティリティは以下のようなメッセージを表示 します。 The following product has been selected: HP I64VMS JVMS V8.4 Layered Product Do you want to continue? [YES] ここでインストールされるキットが正しく日本語OpenVMS V8.4を示していることを確認してください。 YESと答えると,次のメッセージが表示されます。 Configuration phase starting ... You will be asked to choose options, if any, for each selected product and for any products that may be installed to satisfy software dependency requirements. HP I64VMS JVMS V8.4: HP OpenVMS /Japanese Industry Standard 64 Operating System (C) Copyright 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 日本語OpenVMS V8.4のインストレーションが開始されます。 Execution phase starting ... The following product will be installed to destination: HP I64VMS JVMS V8.4 DISK$E82SYS: [VMS$COMMON.] Portion done: 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%... 80%...90%...100% 2-3 日本語OpenVMSのインストレーション 2.2日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 ゲージが100%に達すると,ファイルをシステムに転送する作 業は完了です。以下のメッセージが表示され,IVPが実行さ れます。 The following product has been installed: HP I64VMS JVMS V8.4 Layered Product %PCSI-I-IVPEXECUTE, executing test procedure for HP I64VMS JVMS V8.4 ... IVPが正常に完了すると,以下のメッセージが表示され,イ ンストレーションは完了です。 %PCSI-I-IVPSUCCESS, test procedure completed successfully HP I64VMS JVMS V8.4: HP OpenVMS/Japanese Industry Standard Operating System This product requires the following SYSGEN parameters: TTY_CLASSNAME value TT This product requires the following SYSGEN parameters: GBLPAGES add 18000 This product requires the following SYSGEN parameters: GBLSECTIONS add 103 Insert the following lines in SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS .COM: @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM $ IVPについての詳細は第3章を参照してください。 9. 必要に応じて,日本語DECwindows Motif V1.7をインストー ルします。 10.この後,第4章で説明するインストレーション後の作業を実 行します。 2-4 日本語OpenVMSのインストレーション 2.2日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 2.2.2 日本語OpenVMS Integrity V8.4のアップグレード・インストー ル手順 すでに古いバージョンの日本語OpenVMS Integrityをご使用の場合 は,以下の手順でV8.4へのアップグレード・インストレーション を実行してください。 1. システムから日本語DECwindows Motifを削除します。 日本語OpenVMS Integrity V8.4がサポートする標準版 DECwindows MotifのバージョンはV1.7以上です。これよ り古いバージョンの標準版DECwindows Motifがインストール されている場合は,標準版OpenVMSのインストレーション時 に自動的に標準版DECwindows Motifがアップグレードされま す。この場合,あらかじめ日本語DECwindows Motifを削除し ておくことが必要になります。 次のコマンドを使用して,日本語キット,国際化キットの順 でシステムから日本語DECwindows Motifの古いキットを削除 してください。 $ PRODUCT REMOVE JDECW $ PRODUCT REMOVE DWMOTIF_I18N 2. 次のコマンドを実行して,システム・ブート時に日本語 OpenVMSの古いバージョンのドライバがロードされないよう に設定を解除してください。 $ @SYS$UPDATE:JSY$REMOVE.COM 3. SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMの編集 上記の手順で削除したアプリケーションがシステム・ブート 時に起動されないようにSYSTARTUP_VMS.COMを修正してくだ さい。 たとえば,日本語OpenVMSを起動しないようにするには,ス タートアップ・プロシージャ内の該当する行を下記のように コメント・アウトします。 $! @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM これにより,後の作業で警告メッセージが表示されるのを回 避できます。 2-5 日本語OpenVMSのインストレーション 2.2日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 その他のユーザ・アプリケーションについても,新しいバー ジョンのオペレーティング・システムで正しく動作すること が確認できるまでコメント・アウトしておくことをお勧めし ます。 4. 標準版OpenVMS IntegrityをV8.4へアップグレードします。 「HP OpenVMS Version 8.4 for Integrity Servers Operating Environment」DVDからブートして,OpenVMS Integrity V8.4のアップグレード・インストールを行いま す。アップグレード方法の詳細は,『HP OpenVMS V8.4イン ストレーション・ガイド[翻訳版]』を参照してください。 ________________________ 注意 ________________________ 標準版OpenVMS Integrity V8.4ではV8.2-1, V8.3または V8.3-1H1からのアップグレード・インストレーションをサポ ートしています。OpenVMS Integrity V8.2-1, V8.3または V8.3-1H1よりも古いバージョンがインストールされている場 合は,まずシステムをV8.2-1, V8.3またはV8.3-1H1へアップ グレードしてからV8.4へのアップグレード・インストールを 実行してください。 ______________________________________________________ DECwindows Motifのアップグレードは,オペレーティング・ システムのアップグレードと同時に行うことができます。 ________________________ 注意 ________________________ 標準版OpenVMSのアップグレード前にシステムからTCP/IPの キットを削除してある場合,アップデート・プロシージャの 省略時の設定ではTCP/IPはインストールされません。このた めレイヤード・ソフトウェアのインストールに関する確認プ ロンプトが表示されたら,TCP/IPをインストールするように 設定を変更してください。 ______________________________________________________ 5. アップグレード・インストールが完了したら,新しいシステ ム・ディスクからブートします。 システム・ディスクからブートすると必要な設定が行われ, その後システムが自動的にリブートされます。 6. システムにログインして必要なライセンスを登録します。 2-6 日本語OpenVMSのインストレーション 2.2日本語OpenVMS Integrity V8.4のインストール手順 詳細は,第1.3.2項を参照してください。 7. VMSI18Nキットをインストールします。 システムに「HP OpenVMS Version 8.4 for Integrity Servers Operating Environment」DVDをマウントし,次 のコマンドでVMSI18Nキットをインストールします。 $ PRODUCT INSTALL VMSI18N /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 8. 日本語OpenVMSをインストールします。 $ PRODUCT INSTALL JVMS /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 日本語OpenVMSのインストール手順の詳細は,第2.2.1項を参 照してください。 9. 必要に応じて,日本語DECWindows Motifをインストールしま す。 日本語OpenVMS Integrity V8.4でサポートされる日本語 DECwindows MotifのバージョンはV1.7以上です。日本語ウィ ンドウ環境が必要な場合は日本語DECwindows Motif V1.7以 上をインストールしてください。 10.この後,第4章で説明するインストレーション後の作業を実 行します。 _________________________________________________________________ 2.3 日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 ここでは,日本語OpenVMS Alpha V8.4の新規インストールおよび アップデート・インストールの手順を説明します。 2.3.1 日本語OpenVMS Alpha V8.4の新規インストール手順 日本語OpenVMS Alpha V8.4を新規にインストールする場合の手順 は以下のとおりです。 1. 「HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CDを CDドライブに挿入します。 2-7 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 2. CDでブートして,標準版OpenVMS Alpha V8.4をインストール します。 標準版OpenVMS Alphaのインストレーション方法について は,『HP OpenVMS V8.4インストレーション・ガイド[翻訳 版]』を参照してください。 3. 標準版OpenVMS Alpha V8.4のインストールが完了したら,シ ステム・ディスクからブートします。その後,必要な設定が 行われ,システムが自動的にリブートされます。 4. システム・マネージャのアカウントにログインして必要なラ イセンスを登録します。 詳細は,第1.3.2項を参照してください。 5. システムに「日本語HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CDをマウントし,次のコマンドで VMSI18Nキットをインストールします。 $ PRODUCT INSTALL VMSI18N /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 6. 日本語OpenVMSをインストールします。 日本語OpenVMS Alpha V8.4をインストールするためには,次 のコマンドを入力してPOLYCENTERユーティリティを実行しま す。 $ PRODUCT INSTALL JVMS /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 /SOURCE修飾子を指定しなかった場合,POLYCENTERユーテ ィリティは論理名PCSI$SOURCEで指定された場所を検索しま す。/SOURCE修飾子もPCSI$SOURCEも指定しなかった場合は, POLYCENTERユーティリティはデフォルト・ディレクトリを検 索します。 キットを見つけると,POLYCENTERユーティリティは以下のメ ッセージを表示します。 The following product has been selected: DEC AXPVMS JVMS V8.4 Layered Product Do you want to continue? [YES] 2-8 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 ここでインストールされるキットが正しく日本語OpenVMS Alpha V8.4を示していることを確認してください。 YESと答えると,次のようなメッセージが表示されます。 Configuration phase starting ... You will be asked to choose options, if any, for each selected product and for any products that may be installed to satisfy software dependency requirements. DEC AXPVMS JVMS V8.4: HP OpenVMS /Japanese Operating System for Alpha (C) Copyright 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. * This Product does not have any configuration options. 日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストレーションが開始され ます。 Execution phase starting ... The following product will be installed to destination: DEC AXPVMS JVMS V8.4 DISK$E82SYS :[VMS$COMMON.] Portion done: 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70% ...80%...90%...100% ゲージが100%に達すると,ファイルをシステムに転送する作 業は完了です。以下のメッセージが表示され,IVPが実行さ れます。 The following product has been installed: DEC AXPVMS JVMS V8.4 Layered Product %PCSI-I-IVPEXECUTE, executing test procedure for DEC AXPVMS JVMS V8.4 ... 2-9 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 IVPが正常に完了すると,以下のメッセージが表示され,イ ンストレーションは完了です。 %PCSI-I-IVPSUCCESS, test procedure completed successfully DEC AXPVMS JVMS V8.4: HP OpenVMS/Japanese Operating System for Alpha This product requires the following SYSGEN parameters: TTY_CLASSNAME value TT This product requires the following SYSGEN parameters: GBLPAGES add 12000 This product requires the following SYSGEN parameters: GBLSECTIONS add 64 Insert the following lines in SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS .COM: @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM $ IVPについての詳細は第3章を参照してください。 7. 必要に応じて,日本語DECwindows Motif V1.7をインストー ルします。 8. この後,第4章で説明するインストレーション後の作業を実 行します。 2.3.2 日本語OpenVMS Alpha V8.4のアップグレード・インストール手 順 すでに古いバージョンの日本語OpenVMS Alphaをご使用の場合は, 以下の手順で日本語OpenVMS Alpha V8.4へのアップグレード・イ ンストレーションを実行してください。 1. 日本語TCP/IP Servicesがインストールされている場合は, 日本語TCP/IPをシャットダウンした後,システムから削除し ます。 下記のコマンドでTCP/IPの構成プロシージャを起動してシャ ットダウン・メニューを選択してください。 $ @tcpip$config 2-10 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 日本語TCP/IPをシャットダウンしたら,次のコマンドでシス テムから削除してください。 $ PRODUCT REMOVE TCPIPJA ________________________ 注意 ________________________ ご使用のTCP/IP ServicesのバージョンがV5.0よりも古い場 合は,次のコマンドで削除してください。 $ PRODUCT REMOVE UCXJA ______________________________________________________ 2. システムから日本語DECwindows Motifを削除します。 日本語OpenVMS Alpha V8.4がサポートする標準版DECwindows MotifのバージョンはV1.7以上です。これより古いバージョ ンの標準版DECwindows Motifがインストールされている場合 は,標準版OpenVMSのインストレーション時に自動的に標準 版DECwindows Motifがアップグレードされます。この場合, あらかじめ日本語DECwindows Motifを削除しておくことが必 要になります。 日本語DECwindows Motifの削除方法は,現在ご使用のバージ ョンによって以下のとおり異なります。 a. 日本語DECwindows Motif V1.3以降を使用している場合 日本語DECwindows Motif for OpenVMSは,V1.3以降,次 の2つのPCSIキットで構成されています。 o 国際化DECwindows Motif for OpenVMSキット(国際 化キット) 各国語サポートに共通のソフトウェア・コンポーネ ントが含まれています。 o 日本語DECwindows Motif for OpenVMSキット(日本 語キット) 日本語サポート固有のソフトウェア・コンポーネン トが含まれています。 これらの2つのキットを両方とも削除する必要がありま す。次のコマンドを使用して,日本語キット,国際化キ ットの順でシステムから削除してください。 2-11 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 $ PRODUCT REMOVE JDECW $ PRODUCT REMOVE DWMOTIF_I18N b. 日本語DECwindows Motif V1.2-6を使用している場合 日本語DECwindows Motif V1.2-6は,1つのPCSIキットで 提供されています。以下のコマンドでシステムから削除 してください。 $ PRODUCT REMOVE JDECW c. V1.2-5A以前の日本語DECwindows Motifを使用している 場合 日本語DECwindows Motifは,V1.2-5A以前のバージョン では次の2つのSAVESET形式のキットで構成されていま す。 o 国際化DECwindows Motif for OpenVMSキット(国際 化キット) 各国語サポートに共通のソフトウェア・コンポーネ ントが含まれています。 o 日本語DECwindows Motif for OpenVMSキット(日本 語キット) 日本語サポート固有のソフトウェア・コンポーネン トが含まれています。 以下の手順でDECW$I18NTAILOR.COMを2回実行して,両方 のキットを削除してください。 1. まず日本語キットを削除するために DECW$I18NTAILOR.COMを実行します。 $ @SYS$MANAGER:DECW$I18NTAILOR.COM 日本語DECwindows Motif V1.2, V1.2-3がインスト ールされている場合,Tailor On/Off/Exitについ ての問い合わせのプロンプトが表示されますので "Off"と応答します。V1.2-4以降ではこのプロンプ トは表示されません。 どの言語キットを削除するか問い合わせてきたら, "Japanese"と応答し日本語キットの削除を実行して ください。 2-12 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 2. 日本語キットを削除したら,もう一度 DECW$I18NTAILOR.COMを実行し,国際化キットを 削除します。 $ @SYS$MANAGER:DECW$I18NTAILOR.COM 国際化(I18N)キットを削除するか問い合わせてき ますので,"Yes"と応答し,国際化キットの削除を 実行してください。 3. 次のコマンドを実行して,システム・ブート時に日本語 OpenVMSの古いバージョンのドライバがロードされないよう に設定を解除してください。 $ @SYS$UPDATE:JSY$REMOVE.COM 4. SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMの編集 上記の手順で削除したアプリケーションがシステム・ブート 時に起動されないようにSYSTARTUP_VMS.COMを修正してくだ さい。 たとえば,日本語OpenVMSを起動しないようにするには,ス タートアップ・プロシージャ内の該当する行を下記のように コメント・アウトします。 $! @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM これにより,後の作業で警告メッセージが表示されるのを回 避できます。 その他のユーザ・アプリケーションについても,新しいバー ジョンのオペレーティング・システムで正しく動作すること が確認できるまでコメント・アウトしておくことをお勧めし ます。 5. 標準版OpenVMS AlphaをV8.4へアップグレードします。 「HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CDか らブートして,OpenVMS Alpha V8.4のアップグレード・イン ストールを行います。アップグレード方法の詳細は,『HP OpenVMS V8.4インストレーション・ガイド[翻訳版]』を参照 してください。 ________________________ 注意 ________________________ 標準版OpenVMS Alpha V8.4ではV7.3-2,V8.2またはV8.3から のアップグレード・インストレーションをサポートしていま 2-13 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 す。OpenVMS Alpha V7.3-2,V8.2またはV8.3よりも古いバー ジョンがインストールされている場合は,まずシステムを V7.3-2,V8.2またはV8.3へアップグレードしてからV8.4への アップグレード・インストールを実行してください。 ______________________________________________________ DECwindows Motifのアップグレードは,オペレーティング・ システムのアップグレードと同時に行うことができます。 ________________________ 注意 ________________________ 標準版OpenVMSのアップグレード前にシステムからTCP/IPの キットを削除してある場合,アップデート・プロシージャの 省略時の設定ではTCP/IPはインストールされません。このた めレイヤード・ソフトウェアのインストールに関する確認プ ロンプトが表示されたら,TCP/IPをインストールするように 設定を変更してください。 ______________________________________________________ 6. アップグレード・インストールが完了したら,システム・デ ィスクからブートします。 システム・ディスクからブートすると必要な設定が行われ, その後システムが自動的にリブートされます。 7. システムにログインして必要なライセンスを登録します。 詳細は,第1.3.2項を参照してください。 8. VMSI18Nキットをインストールします。 システムに「日本語HP OpenVMS Alpha Version 8.4 Operating System」CDをマウントし,次のコマンドで VMSI18Nキットをインストールします。 $ PRODUCT INSTALL VMSI18N /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 9. 日本語OpenVMSをインストールします。 $ PRODUCT INSTALL JVMS /SOURCE=device:[*.kit] ここで,deviceはキットの存在するデバイスです。 日本語OpenVMSのインストール手順の詳細は,第2.3.1項を参 照してください。 2-14 日本語OpenVMSのインストレーション 2.3日本語OpenVMS Alpha V8.4のインストール手順 10.必要に応じて,日本語DECWindows Motifをインストールしま す。 日本語OpenVMS Alpha V8.4でサポートされる日本語 DECwindows MotifのバージョンはV1.7以上です。日本語 ウィンドウ環境が必要な場合は日本語DECwindows Motif V1.7以上をインストールしてください。 11.この後,第4章で説明するインストレーション後の作業を実 行します。 2-15 3 _________________________________________________________________ インストレーションの検証 この章では,日本語OpenVMSオペレーティング・システムがうま くインストールされたかどうかを検証する方法について説明しま す。 _________________________________________________________________ 3.1 インストレーション検証プロシージャ(IVP) 日本語OpenVMSのキットには,日本語OpenVMSが正しくインスト ールされたかどうか確認するための,インストレーション検証 プロシージャ(IVP)が含まれています。IVP (JSY$IVP.COM) は, SYS$TEST に置かれます。 IVPは,日本語OpenVMSの主な14個のユーティリティについてのテ ストから構成されており,このコマンド・プロシージャが正常終 了した場合は,日本語OpenVMSが正しくインストールされたことを 示します。 IVPは,日本語OpenVMSのインストレーション時に自動的に実行さ れます。 また,日本語OpenVMSのインストレーション後にPAKを登録しロー ドした後に,単独でIVPを実行することもできます。その場合に は,次のように入力してIVPを起動します。ただし,この操作には SYSPRV特権が必要です。 $ @SYS$TEST:JSY$IVP.COM IVPは,日本語OpenVMSの14個のユーティリティが,それぞれイン ストールされているかどうかを判断し,インストールされていた ならば,そのユーティリティについてのテストを実行します。 3-1 インストレーションの検証 3.1 インストレーション検証プロシージャ(IVP) 各ユーティリティそれぞれについてのテストが終了した時点 で,そのユーティリティに問題が発見された場合,エラー・メ ッセージが出力されます。そして,14個のテストすべてが終了 した後に,日本語OpenVMSのインストレーションが成功したか どうかのメッセージが出力されます。エラー・メッセージは JSY$TEST:ERROR.DAT にも出力されます。 すべてのユーティリティについてのテストの実行ではなく,1つの ユーティリティについてだけテストを実行することができます。 その場合には,次のように入力してください。 $ @JSY$TEST:IVP_SETUP.COM [ユーティリティ・テスト名] たとえば,KCODEユーティリティの場合には,次のように入力しま す。 $ @JSY$TEST:IVP_SETUP.COM IVP_KCODE 上記の@SYS$TEST:JSY$IVP.COM は,すべてのユーティリティのテ ストを実行します。これらのユーティリティのユーティリティ・ テスト名を実行する順番に示します。 IVP_CMGR IVP_FIP (Alpha版のみ) IVP_JCOBOL (Alpha版のみ) IVP_JDICEDIT IVP_JMAIL (Alpha版のみ) IVP_JSORT IVP_KANJIGEN IVP_KCODE IVP_KCONVERT (Alpha版のみ) IVP_KINQUIRE IVP_NCOBOL (Alpha版のみ) IVP_TMH IVP_XTPU IVP_JSNA (Alpha版のみ) ただし,テストはインストールされているユーティリティに ついてだけ実行されます。IVPが正しく実行されるためには, JSY$TEST:F_[ユーティリティ名].DATがJSY$TESTに存在していなけ ればなりません。もし,それらがないとエラー・メッセージが出 力されます。また,ファイルF_NECESSARY.DATも存在しなければな りません。 3-2 インストレーションの検証 3.1 インストレーション検証プロシージャ(IVP) IVPの実行を途中で止めたい時はを押してください。 IVPが,正常に終了した場合の出力メッセージについては,付録 C を参照してください。 3-3 4 _________________________________________________________________ インストレーション後の作業 この章では,日本語OpenVMSオペレーティング・システムのインス トレーション後の作業について説明します。 _________________________________________________________________ 4.1 イニシャル・インストール後の作業 日本語OpenVMSを初めてシステムにインストールした場合は,イン ストール後に次の作業を行ってください。なお,古いバージョン からアップグレードを行った場合は,第4.2節を参照してアップグ レード後の作業を行ってください。アップグレードの場合は,以 下の作業は必要ありません。 4.1.1 システムのスタートアップ 日本語OpenVMSを使用する前に,論理名やノウン・イメージなどの 初期化が必要です。標準版OpenVMSを立ち上げたときに,日本語 OpenVMSも自動的に初期化されるように以下の作業を行ってくださ い。 1. 日本語スタートアップの追加 SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM に次のように日本語 OpenVMSスタ−トアップ・プロシージャを実行する行を追 加してください。 $ @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM なお,テンプレート・ファイルJSY$STARTUP.TEMPLATEを編集 することにより,ユーザ独自のスタートアップ・ファイル JSY$STARTUP.COMを作成することも可能です。 4-1 インストレーション後の作業 4.1イニシャル・インストール後の作業 2. 日本語ロケールの設定 システムの省略時のロケールを設定する時は,次のコマンド を SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMに追加してください。 $ DEFINE/SYSTEM/EXEC SYS$LANG "ja_JP.sdeckanji" この例では省略時のロケールをja_JP.sdeckanjiに設定して います。設定可能な日本語ロケールは次の5つのいずれかで す。 ja_JP.deckanji ja_JP.sdeckanji ja_JP.deckanji2000 ja_JP.eucJP ja_JP.sjis ただし,省略時のロケールはja_JP.sjisには設定しないこと をお勧めします。 3. 日本語OpenVMS V8.4のスタート システムをリブートしてください。日本語OpenVMS V8.4がス タートします。OpenVMS Clusterシステムで,ライセンスが ロードされていないために日本語OpenVMSが実行できないと きは,LICENSE LOADコマンドでライセンスをロードしてくだ さい。 詳細は,『OpenVMS License Management Utility Manual』 を参照してください。 4.1.2 漢字ターミナルの設定 実際に日本語ユーティリティを使用する前に,漢字ターミナルの 設定を行わなければなりません。 詳細は,『日本語OpenVMS 概説書』を参照してください。 4-2 インストレーション後の作業 4.2アップグレード後の作業 _________________________________________________________________ 4.2 アップグレード後の作業 古いバージョンからのアップグレード・インストレーションを行 った場合には,以下の作業を行ってください。 1. SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMの編集 アップグレード・インストレーションの前に SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMからコメン ト・アウトしたHP製ソフトウェアに関して, SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM内のコメント・アウトを 外します(SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COMなど)。 また,アップグレード・インストレーションの前に SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMからコメント・アウト した他社製アプリケーションおよびユーザ・アプリケー ションに関して動作確認を行い,動作に問題がなければ SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM内のコメント・アウトを外 します。 2. 日本語ロケールの設定 システムの省略時のロケールを設定する時は,次のコマンド を SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COMに追加してください。 $ DEFINE/SYSTEM/EXEC SYS$LANG "ja_JP.deckanji2000" この例では省略時のロケールをja_JP.deckanji2000に設定し ています。設定可能な日本語ロケールは次の5つのいずれか です。 ja_JP.deckanji ja_JP.sdeckanji ja_JP.deckanji2000 ja_JP.eucJP ja_JP.sjis ただし,省略時のロケールはja_JP.sjisには設定しないこと をお勧めします。 3. 日本語DECwindows Motifの言語設定 4-3 インストレーション後の作業 4.2アップグレード後の作業 ワークステーションで日本語DECwindows Motifを実行してい て,日本語OpenVMS V8.4へのアップグレード前にSYSTEMアカ ウントのセッション・マネージャの言語設定を「日本語」か ら「US English」に変更した場合は,「日本語」に戻してく ださい。 4. 日本語OpenVMS V8.4のスタート システムをリブートしてください。システムの設定が変更さ れ日本語OpenVMS V8.4がスタートします。 _________________________________________________________________ 4.3 問題点の通知 本ソフトウェアについては,弊社所定のソフトウェア保証基準に 定められた保証が提供されますので,その内容にしたがった処置 を取ってください。 なお,ご不明な点につきましては,弊社の各支店/営業所にお問い 合わせください。 4-4 A _________________________________________________________________ 日本語OpenVMSオペレーティング・システムのインストレーション例 _________________________________________________________________ A.1 日本語OpenVMS Integrityのインストレーション例 ここでは,日本語OpenVMS Integrityオペレーティング・システム のインストレーションの例を示します。 Example A-1 日本語OpenVMS Integrityの場合 $ product install jvms Performing product kit validation of signed kits ... %PCSI-I-VALPASSED, validation of I64VMS$DQA0:[JVMSV84.KIT]HP-I64VMS-JVMS-V0804--1.PCSI$COMPRESSED;1 succeeded The following product has been selected: HP I64VMS JVMS V8.4 Layered Product Do you want to continue? [YES] Configuration phase starting ... You will be asked to choose options, if any, for each selected product and for any products that may be installed to satisfy software dependency requirements. HP I64VMS JVMS V8.4: HP OpenVMS/Japanese Industry Standard 64 Operating System (C) Copyright 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Do you want the defaults for all options? [YES] Do you want to review the options? [NO] Execution phase starting ... The following product will be installed to destination: HP I64VMS JVMS V8.4 DISK$E82SYS:[VMS$COMMON.] Portion done: 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100% The following product has been installed: HP I64VMS JVMS V8.4 Layered Product (次ページに続く) A-1 日本語OpenVMSオペレーティング・システムのインストレーション例 A.1日本語OpenVMS Integrityのインストレーション例 Example A-1 (続き) 日本語OpenVMS Integrityの場合 %PCSI-I-IVPEXECUTE, executing test procedure for HP I64VMS JVMS V8.4 ... %PCSI-I-IVPSUCCESS, test procedure completed successfully HP I64VMS JVMS V8.4: HP OpenVMS/Japanese Industry Standard 64 Operating System This product requires the following SYSGEN parameters: TTY_CLASSNAME value TT This product requires the following SYSGEN parameters: GBLPAGES add 18000 This product requires the following SYSGEN parameters: GBLSECTIONS add 103 Insert the following lines in SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM: @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM $ _________________________________________________________________ A.2 日本語OpenVMS Alphaのインストレーション例 ここでは,日本語OpenVMS Alphaオペレーティング・システムのイ ンストレーションの例を示します。 Example A-2 日本語OpenVMS Alphaの場合 $ product instal jvms /source=dka400:[000000] Performing product kit validation ... %PCSI-I-VALPASSED, validation of AXPVMS$DQA0:[JVMSV84.KIT]DEC-AXPVMS-JVMS-V0804--1.PCSI$COMPRESSED;1 succeeded The following product has been selected: DEC AXPVMS JVMS V8.4 Layered Product Do you want to continue? [YES] Configuration phase starting ... You will be asked to choose options, if any, for each selected product and for any products that may be installed to satisfy software dependency requirements. DEC AXPVMS JVMS V8.4: HP OpenVMS/Japanese Operating System for Alpha (C) Copyright 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. (次ページに続く) A-2 日本語OpenVMSオペレーティング・システムのインストレーション例 A.2日本語OpenVMS Alphaのインストレーション例 Example A-2 (続き) 日本語OpenVMS Alphaの場合 * This product does not have any configuration options. Execution phase starting ... The following product will be installed to destination: DEC AXPVMS JVMS V8.4 DISK$E82SYS:[VMS$COMMON.] Portion done: 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100% The following product has been installed: DEC AXPVMS JVMS V8.4 Layered Product %PCSI-I-IVPEXECUTE, executing test procedure for DEC AXPVMS JVMS V8.4 ... %PCSI-I-IVPSUCCESS, test procedure completed successfully DEC AXPVMS JVMS V8.4: HP OpenVMS/Japanese Operating System for Alpha This product requires the following SYSGEN parameters: TTY_CLASSNAME value TT This product requires the following SYSGEN parameters: GBLPAGES add 11000 This product requires the following SYSGEN parameters: GBLSECTIONS add 64 Insert the following lines in SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM: @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM $ A-3 B _________________________________________________________________ XPG4ロケール・データ・ファイルのインストレーション例 ここでは,日本語OpenVMS Integrity用のXPG4ロケール・データ・ ファイルのインストレーションの例を示します。 日本語OpenVMS Alphaの場合も,製品名の表記(HP I64VMS)を除き 同じです。 Example B-1 OpenVMS Integrityの場合 $ prod install vmsi18n /sour=DQA0:[VMSI18N_I64084.KIT] The following product has been selected: HP I64VMS VMSI18N V8.4 Layered Product Do you want to continue? [YES] Configuration phase starting ... You will be asked to choose options, if any, for each selected product and for any products that may be installed to satisfy software dependency requirements. HP I64VMS VMSI18N V8.4 Do you want the defaults for all options? [YES] n European and U.S. support [YES] y Japanese support [YES] y Korean support [YES] n Thai support [YES] n Chinese support [YES] n Unicode support [YES] y Do you want to review the options? [NO] y (次ページに続く) B-1 XPG4ロケール・データ・ファイルのインストレーション例 Example B-1 (続き) OpenVMS Integrityの場合 HP I64VMS VMSI18N V8.4 European and U.S. support: YES Japanese support: YES Korean support: NO Thai support: NO Chinese support: NO Unicode support: YES Are you satisfied with these options? [YES] Execution phase starting ... The following product will be installed to destination: HP I64VMS VMSI18N V8.4 DISK$E82SYS:[VMS$COMMON.] Portion done: 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100% The following product has been installed: HP I64VMS VMSI18N V8.4 Layered Product $ B-2 C _________________________________________________________________ インストレーション検証プロシージャ(IVP)の出力例 日本語OpenVMSオペレーティング・システムのインストレーション 検証プロシージャ(IVP)が,正常に終了した場合の出力例を以下に 示します。 C-1 インストレーション検証プロシージャ(IVP)の出力例 Example C-1 日本語OpenVMS Integrityの場合 $ @sys$test:jsy$ivp Installation Verification Procedure for OpenVMS/Japanese Operating System * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * Beginning of the Installation Verification Procedure * * for OpenVMS/Japanese * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * Running CMGR IVP... * Running JDICEDIT IVP... * Running J-SORT/MERGE IVP... * Running KANJIGEN IVP... * Running KCODE IVP... * Running KINQUIRE IVP... * Running TMH IVP... * Running DEC XTPU IVP... * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * End of OpenVMS/Japanese Installation Verification Procedure * * * * ========== SUCCESSFUL ========== * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * $ C-2 インストレーション検証プロシージャ(IVP)の出力例 Example C-2 日本語OpenVMS Alphaの場合 $ @sys$test:jsy$ivp Installation Verification Procedure for OpenVMS/Japanese Operating System * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * Beginning of the Installation Verification Procedure * * for OpenVMS/Japanese * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * Running CMGR IVP... * Running FIP IVP... * Running JCOBOL RTL IVP... * Running JDICEDIT IVP... * Running JMAIL IVP... * Running J-SORT/MERGE IVP... * Running KANJIGEN IVP... * Running KCODE IVP... * Running KCONVERT IVP... * Running KINQUIRE IVP... * Running NCOBOL RTL IVP... * Running TMH IVP... * Running DEC XTPU IVP... * Running DEC JSNA IVP... * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * End of OpenVMS/Japanese Installation Verification Procedure * * * * ========== SUCCESSFUL ========== * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * (次ページに続く) C-3 インストレーション検証プロシージャ(IVP)の出力例 Example C-2 (続き) 日本語OpenVMS Alphaの場合 $ C-4 D _________________________________________________________________ ファイル一覧 この章では,日本語OpenVMSオペレーティング・システムが使用す るファイルの一覧を示します。 なお,*マークが付いているファイルは日本語OpenVMS Integrity では提供されません。 _________________________________________________________________ D.1 JSY$DICTIONARY JSYTANGO.JISHO かな漢字変換用システム辞書 _________________________________________________________________ D.2 JSY$EXAMPLES ESCJ$SAMPLE.TXT 日本語ESCPトランスレータのテスト印字 用サンプル・ファイル EXAMPLE_FONTS.PRE フォント・データ例 EXAMPLE_FONTS.TXT フォント・データ例のメモ FLOSS-README.TXT フリーソフトウェア/オープンソース・ツ ールの説明 GETINPUT.C 漢字入出力プログラム例(C) D-1 ファイル一覧 D.2 JSY$EXAMPLES GETINPUT.FOR 漢字入出力プログラム例(FORTRAN) GETINPUT.MAR 漢字入出力プログラム例(MACRO) IM$KEY_COMMON_ IMLIB用キー定義ファイル本体 BODY.DAT IM$KEY_COMMON_BODY_ IMLIB用キー定義ファイル本体 LEVEL2.DAT IM$KEY_EVEJ.DAT IMLIB用EVEJキー定義マクロ(テキスト) IM$KEY_EVEJ_ IMLIB用EVEJキー定義マクロ(テキスト) LEVEL2.DAT IM$KEY_JVMS.DAT IMLIB用JVMSキー定義マクロ(テキスト) IM$KEY_JVMS_ IMLIB用JVMSキー定義マクロ(テキスト) LEVEL2.DAT IM$KEY_LEIA.DAT IMLIB用LEIAキー定義マクロ(テキスト) IM$KEY_LEIA_ IMLIB用LEIAキー定義マクロ(テキスト) LEVEL2.DAT IM$KEY_TARO.DAT IMLIB用TAROキー定義マクロ(テキスト) IM$KEY_TARO_ IMLIB用TAROキー定義マクロ(テキスト) LEVEL2.DAT IM$KEY_TARO_BODY.DAT IMLIB用TAROキー定義(テキスト) IM$KEY_TARO_BODY_ IMLIB用TAROキー定義(テキスト) LEVEL2.DAT IM$ROMKANA_ ローマ字かな変換テーブル DB.TEMPLATE TANGOFOR.FOR かな漢字変換ルーチン使用例(FORTRAN) D-2 ファイル一覧 D.2 JSY$EXAMPLES TRANCE.EXE* 漢字コード変換プログラム TRANCE.TXT* 漢字コード変換プログラム使用方法のメ モ _________________________________________________________________ D.3 JSY$HELP JDICEDIT.HLB JDICEDITヘルプ JMAILHELP.HLB* JMAILヘルプ JSY$CONTROL.HLB 日本語環境設定ユーティリティ・ヘルプ JSYHELP.HLB 日本語システム・ヘルプ _________________________________________________________________ D.4 JSY$LIBRARY JSYDEF.FOR かな漢字変換定数定義(FORTRAN) JSYDEF.H かな漢字変換ルーチン・ステータス定義(C) JSYDEF.L32 かな漢字変換ルーチン・ステータス定義 (BLISS-32) JSYDEF.MAR かな漢字変換ルーチン・ステータス定義 (MACRO) JSYDEF.PAS かな漢字変換ルーチン・ステータス定義 (PASCAL) D-3 ファイル一覧 D.4 JSY$LIBRARY JSYDEF.PLI* かな漢字変換ルーチン・ステータス定義 (PL/I) JSYDEF.R32 かな漢字変換ルーチン・ステータス定義 (BLISS-32) JSYLIB.OLB 日本語処理ルーチン・オブジェクト・ライブ ラリ JSYSHR.OPT JSYSHR LINK用オプション・パラメータ _________________________________________________________________ D.5 JSY$SYSTEM CONVKOJIN83.COM* 個人辞書をDEC漢字1983年版に変換する プロシージャ DEV_ATTR.EXE 漢字端末設定用(KANJITERM.COMが使用 する) FONTHANDL.EXE フォント・ハンドラ JDICEDIT.EXE JDICEDIT辞書編集ユーティリティ JMAIL.EXE* JMAIL日本語メール・ユーティリティ JMAILEDIT.COM* JMAIL EDITコマンド・プロシージャ JSY$CHARACTER_ CMGR文字データ用インデックス・ファ INDEX.DAT イル JSY$CHARACTER_MASTER_ CMGR文字データ用マスタ・インデック INDEX.DAT ス・ファイル D-4 ファイル一覧 D.5 JSY$SYSTEM JSY$DECKANJI_CODE_ CMGR用DEC漢字文字セット情報ファイル INFO.DAT JSY$GLYPH_xxXxx_ CMGR用フォント・データベース(xxド JIS2.GDB ット,JIS第2水準文字) JSY$GLYPH_ CMGR用フォント・データベース(xxド xxXxx.USER.GDB ット,ユーザ定義文字) JSY$GOTHIC_xxXxx_ CMGR用フォント・データベース(xxド JIS2.GDB ット,JIS第2水準文字) JSY$GOTHIC_ CMGR用フォント・データベース(xxド xxXxx.USER.GDB ット,ユーザ定義文字) JSY$GOTHIC_CHARACTER. CMGR文字データ用インデックス・ファ INDEX.DAT イル JSY$JAPAN_SPECIFIC.DAT CMGR用国別情報ファイル JSY$MSGBUILD.COM* 日本語メッセージ再構成用コマンド・ プロシージャ JSY$MSGMERGE.EXE* 日本語メッセージ再構成用実行イメー ジ JSY$MSG_TEXT.DAT* 日本語メッセージ再構成用データ・フ ァイル JSY$SWITCH.COM メッセージ/ヘルプ切り替えコマンド・ プロシージャ JSYCP_SUB.COM 日本語環境設定ユーティリティ用コマ ンド・プロシージャ KANJIGEN.EXE KANJIGENユーティリティ KANJITERM.COM 漢字端末設定用コマンド・プロシージ ャ D-5 ファイル一覧 D.5 JSY$SYSTEM KANJIUP.COM* 漢字端末設定コマンド・プロシージャ (ユーザ作成) KCODE.EXE KCODE漢字コード変換ユーティリティ KCONV.EXE* KCONVERT DEC漢字コード変換ユーティ リティ KCV78TO83.TABLE* KCONVERT用漢字コード変換指定テーブ ル(DEC1978→DEC1983) KCV83TO78.TABLE* KCONVERT用漢字コード変換指定テーブ ル(DEC1983→DEC1978) KEISEN.PRE* DEC罫線のプリロード・ファイル KINQ.EXE KINQUIRE日本語INQUIRE SETUP.COM シンボル設定コマンド・プロシージャ _________________________________________________________________ D.6 JSY$TEST IVP_TESTS.DAT IVP用データ・ファイル F_xxxx.DAT 日本語OpenVMS Alphaの各ユーティリティの IVPに使う入力データ IVP_xxxx.COM 日本語OpenVMS Alphaの各ユーティリティの IVPコマンド・プロシージャ JCO$IVP.COM* JCOBOLのIVPコマンド・プロシージャ JSY$IVP_CMGR24.PRE CMGRのIVP用データ・ファイル D-6 ファイル一覧 D.6 JSY$TEST JSY$IVP_CMGR40.PRE CMGRのIVP用データ・ファイル JSY$IVP_ JDICEDITのIVPに使う辞書ファイル JDICEDIT.JISHO JCO$IVP_TV.EXE* JCOBOLのIVPに使うイメージ・ファイル NCO$IVP.COM* NCOBOLのIVPコマンド・プロシージャ NCO$IVP_TV.EXE* NCOBOLのIVPに使うイメージ・ファイル SOR$IVP.DAT JSORTのIVP用データ・ファイル SOR$IVPIN.DAT JSORTのIVP用入力データ・ファイル D-7 ファイル一覧 D.6 JSY$TEST _________________________________________________________________ D.7 SYS$COMMON:[SYS$KEYMAP.DECW.SYSTEM] JAPANESE_LKxxxxJ 日本語DECwindows Motif用のキーマップ・ .DECW$KEYMAP ファイル JAPANESE_PCXAJAA_ 日本語DECwindows Motif用のキーマップ・ xx.DECW$KEYMAP ファイル _________________________________________________________________ D.8 SYS$COMMON:[SYSFONT.DECW.75DPI] JDECW_xxxx.PCF 日本語DECwindows Motif用のフォント・フ ァイル(75DPI) D-8 ファイル一覧 D.9 SYS$COMMON:[SYSFONT.DECW.100DPI] _________________________________________________________________ D.9 SYS$COMMON:[SYSFONT.DECW.100DPI] JDECW_xxxx_ 日本語DECwindows Motif用のフォント・フ 100DPI.PCF ァイル(100DPI) _________________________________________________________________ D.10 SYS$COMMON:[SYSHLP.EXAMPLES.DECW] DEC$FONT_ALIAS_ 日本語DECwindows Motif用のキーマップの KANJI.DAT 例 _________________________________________________________________ D.11 SYS$COMMON:[SYSHLP.JA_JP] CMGREDIT.HLB CMGRのEDITコマンドの日本語ヘルプ CMGRHELP.HLB CMGRの日本語ヘルプ DBG$HELP.HLB 日本語版デバッガ・ヘルプ HELPLIB.HLB 日本語版ヘルプ JSY$KANJIGENHELP.HLB KANJIGENの日本語ヘルプ MAILHELP.HLB 日本語版MAILヘルプ PHONEHELP.HLB 日本語版PHONEヘルプ D-9 ファイル一覧 D.12 SYS$COMMON:[SYSMSG.JA_JP] _________________________________________________________________ D.12 SYS$COMMON:[SYSMSG.JA_JP] CLIUTLMSG.EXE* CLIUTL日本語メッセージ CMGRMSG.EXE CMGR日本語メッセージ JSY$CONTROLMSG.EXE 日本語環境設定ユーティリティ日本語メ ッセージ _________________________________________________________________ D.13 SYS$HELP CMGREDIT.HLB CMGRのEDITコマンドのためのヘルプ CMGRHELP.HLB CMGRのヘルプ JSY$AXP084.RELEASE_NOTES 日本語OpenVMS V8.4リリース・ノー ト(Alpha版のみ) JSY$I64084.RELEASE_NOTES 日本語OpenVMS V8.4リリース・ノー ト(Integrity版のみ) JSY$KANJIGENHELP.HLB KANJIGENの英語ヘルプ XTPU$HELP.HLB XTPUのヘルプ JEVE$HELP_V3.HLB 日本語EVEのヘルプ JEVE$KEYHELP_V3.HLB 日本語EVEのヘルプ JEVE$DWHELP.HLB 日本語EVEのヘルプ D-10 ファイル一覧 D.14 SYS$I18N_ICONV _________________________________________________________________ D.14 SYS$I18N_ICONV SDECKANJIA_UTF-8.ICONV sdeckanji-asciiからUTF-8へのiconv コンバータ SJISA_UTF-8.ICONV sjis-asciiからUTF-8へのiconvコン バータ UTF-8_SDECKANJIA.ICONV UTF-8からsdeckanji-asciiへのiconv コンバータ UTF-8_SJISA.ICONV UTF-8からsjis-asciiへのiconvコン バータ _________________________________________________________________ D.15 SYS$LIBRARY CMGRDISPSHR.EXE CMGR画面管理用共有可能イメージ CMGRSHR.EXE CMGR共有可能イメージ ESCJ$TRANSSHR.EXE ESCPトランスレータ FIPMSG.H* FIPメッセージのヘッダ・ファイル FIPSHR.EXE* FIP共有可能イメージ HMDEF.H HM APIヘッダ・ファイル(C) HMDEF.R32 HM APIヘッダ・ファイル(BLISS_32) IM$ARKSHR.EXE 自動ローマ字かな変換モジュールの 共有可能イメージ D-11 ファイル一覧 D.15 SYS$LIBRARY IM$DEF.FOR IMLIBのFORTRAN用ヘッダ・ファイル IM$DEF.H IMLIBのC用ヘッダ・ファイル IM$DEF.R32 IMLIBのBLISS用ヘッダ・ファイル IM$HMJSYVECSHR.EXE 日本語システムのインターフェイス IM$HMSHR.EXE 変換モジュールの共有可能イメージ IM$KEY_EVEJ.IM$DAT IMLIB用EVEJキー定義(バイナリ) IM$KEY_EVEJ_ IMLIB用EVEJキー定義(バイナリ) LEVLE2.IM$DAT IM$KEY_JVMS.IM$DAT IMLIB用JVMSキー定義(バイナリ) IM$KEY_JVMS_ IMLIB用JVMSキー定義(バイナリ) LEVEL2.IM$DAT IM$KEY_LEIA.IM$DAT IMLIB用LEIAキー定義(バイナリ) IM$KEY_LEIA_ IMLIB用LEIAキー定義(バイナリ) LEVEL2.IM$DAT IM$KEY_TARO.IM$DAT IMLIB用TAROキー定義(バイナリ) IM$KEY_TARO_ IMLIB用TAROキー定義(バイナリ) LEVEL2.IM$DAT IM$KKCSHR.EXE かな漢字変換共有インターフェイ ス・イメージ IM$PROFILE.DAT IMLIB用標準PROFILE IM$PROFILE_EVEJ.DAT IMLIB用EVEJキーPROFILE IM$PROFILE_JVMS.DAT IMLIB用標準PROFILE (IM$PROFILE.DATと同じもの) D-12 ファイル一覧 D.15 SYS$LIBRARY IM$PROFILE_LEIA.DAT IMLIB用LEIAキーPROFILE IM$PROFILE_TARO.DAT IMLIB用TAROキーPROFILE IM$SHR.EXE 変換キー定義ライブラリ(IMLIB) IM$SHR.IIF* 変換キー定義ライブラリのIIFファイ ル(IMLIB) JCORTL.IIF* VAX日本語COBOLランタイム・ライブ ラリのIIFファイル JCORTL_TV.EXE* VAX日本語COBOLランタイム・ライブ ラリ JEVE$SECTION_ 日本語EVEのセクション・ファイル V3.XTPU$SECTION JEVE$WIDGETS_MOTIF.UID 日本語EVEのDECwindow/Motif用のUID ファイル JEVE_V3.DAT 日本語EVE V3のリソース・ファイル JMAILSHR.EXE* JMAILランタイム・ライブラリ JMAILSHRP.EXE* JMAILランタイム・ライブラリ JSYDEF.FOR かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(FORTRAN) JSYDEF.H かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(C) JSYDEF.L32 かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(BLISS-32) JSYDEF.MAR かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(MACRO) D-13 ファイル一覧 D.15 SYS$LIBRARY JSYDEF.PAS かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(PASCAL) JSYDEF.PLI* かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(PL/I) JSYDEF.R32 かな漢字変換ルーチン・ステータス 定義(BLISS-32) JSY$SMGDEF.FOR 日本語SMGステータス定義(FORTRAN) JSY$SMGDEF.H 日本語SMGステータス定義(C) JSY$SMGDEF.L32 日本語SMGステータス定義(BLISS-32) JSY$SMGDEF.MAR 日本語SMGステータス定義(MACRO) JSY$SMGDEF.PAS 日本語SMGステータス定義(PASCAL) JSY$SMGDEF.PLI 日本語SMGステータス定義(PL/I) JSY$SMGDEF.R32 日本語SMGステータス定義(BLISS-32) JSY$SMGSHR.EXE 日本語SMG共有可能イメージ JSY$SMGSHR.IIF* 日本語SMG共有可能イメージのIIFフ ァイル JSY$UTIL$SHARE.EXE 日本語ページ表示共有イメージ JSYSHR.EXE 日本語処理ランタイム・ライブラリ JSY$KKSHR.EXE 日本語処理ランタイム・ライブラリ JSYSHR.IIF* 日本語処理ランタイム・ライブラリ のIIFファイル JSYSHRP.EXE 日本語処理ランタイム・ライブラリ D-14 ファイル一覧 D.15 SYS$LIBRARY NCORTL.IIF* VAX日本語COBOLランタイム・ライブ ラリのIIFファイル NCORTL_TV.EXE* VAX日本語COBOLランタイム・ライブ ラリ SORJPNDICT.EXE SORT/MERGE日本語辞書ファイル SORTDTYPE.EXE SORT/MERGE共有可能イメージ(日本語 機能) XTPU$CCTSHR.EXE XTPUのキャラクタセル端末用の共有 可能イメージ XTPU$CSSHR_JA_JP.EXE XTPUの日本語コード変換用の共有可 能イメージ XTPU$DEBUG.TPU XTPUのデバッグ用のコマンド・ファ イル XTPU$MOTIFSHR.EXE XTPUのMotif用イメージ XTPU.DAT XTPUのMotif用データ・ファイル XTPUSHR.EXE XTPUの共有可能イメージ JSNARJETRA.TBL* 日本語RJE 1バイトコード変換テーブ ル JSNARJEDEF.MAR* 日本語RJE 1バイトコード変換定義 JSNARJEPRE.MAR* 日本語RJE 1バイトコード変換定義 D-15 ファイル一覧 D.16 SYS$LOADABLE_IMAGES _________________________________________________________________ D.16 SYS$LOADABLE_IMAGES JSY$ASDRIVER.EXE TTDRIVERの補助ドライバ JSY$ASDRIVER.STB TTDRIVERの補助ドライバのシンボル・テ ーブル JSY$FHDRIVER.EXE フォントハンドラ用のドライバ JSY$FHDRIVER.STB フォントハンドラ用ドライバのシンボ ル・テーブル JSY$FIDRIVER.EXE* FIP用のドライバ JSY$FIDRIVER.STB* FIP用ドライバのシンボル・テーブル JSY$RMS_ DDIFおよび漢字ファイル名サポート用イ EXTENSION.EXE メージ JSY$RMS_ DDIFおよび漢字ファイル名サポート用イ EXTENSION.STB メージのシンボル・テーブル _________________________________________________________________ D.17 SYS$MESSAGE CMGRMSG.EXE CMGRメッセージ・ファイル FIPMSG.EXE* FIPメッセージ・ファイル IM$MESSAGE.EXE IMLIBメッセージ・ファイル JMAILMSG.EXE* JMAILメッセージ・ファイル D-16 ファイル一覧 D.17 SYS$MESSAGE JSY$CONTROLMSG.EXE 日本語環境設定ユーティリティ・メッセー ジ・ファイル XTPUMSG.EXE XTPUのメッセージ・ファイル _________________________________________________________________ D.18 SYS$STARTUP FIP$STARTUP.COM* FIPのスタートアップ・コマンド IM$STARTUP.COM IMLIBのスタートアップ・コマンド JSY$CONFIG.COM 日本語システムの論理名を定義するコ マンド JSY$DT_STARTUP.COM 日本語ライブラリの元号を定義するコ マンド JSY$DT_ 日本語ライブラリの元号を定義するテ STARTUP.TEMPLATE ンプレート JSY$STARTUP.COM 日本語システム・スタートアップ・コ マンド JSY$STARTUP.TEMPLATE 日本語システム・スタートアップ・テ ンプレート XTPU$STARTUP.COM XTPUのスタートアップ・コマンド D-17 ファイル一覧 D.19 SYS$SYSTEM _________________________________________________________________ D.19 SYS$SYSTEM CMGR.EXE CMGR実行イメージ ESCJ$PRTSMB.EXE 日本語ESCPのローカル・シリアルポー ト・プリント・シンビオント ESCJ$LATSYM.EXE 日本語ESCPのLATプリント・シンビオント ESCJ$TELNETSYM.EXE 日本語ESCPのTELNETプリント・シンビオ ント FIP.EXE* FIP実行イメージ FIP$CONTROL.EXE* INPUTコマンド実行イメージ FIP$SUB.EXE* FIP$SUB実行イメージ IM$KEYBIND.EXE KEYBINDコマンド JSNACODE.EXE* 日本語RJEコード変換ユーティリティ JSNAKNJDEF.EXE* 日本語RJE外字登録ユーティリティ JSY$CONFIG.EXE 日本語システムの論理名の定義 JSY$CONTROL.EXE 日本語環境設定ユーティリティ JSY$DCL.EXE 日本語DCL実行イメージ JSY$DIFF.EXE 日本語DIFF実行イメージ JSY$DUMP.EXE 日本語DUMP実行イメージ JSY$LATSYM.EXE* LAT接続の漢字プリンタ用シンビオント JSY$LOAD_IMAGE.EXE 日本語システムのイメージ・ローダ D-18 ファイル一覧 D.19 SYS$SYSTEM JSY$PRTSMB.EXE* ホスト接続の漢字プリンタ用シンビオン ト JSY$SETSHOSECUR.EXE 日本語セキュリティ・ユーティリティ JSY$SEARCH.EXE 日本語SEARCH実行イメージ JSY$TYPE.EXE 日本語TYPE実行イメージ SMGBLDTRM.EXE TERMTABLEのコンパイラ SMGTERMS.TXT 端末の属性定義ファイル TERMTABLE.EXE 端末の属性定義イメージ XTPU.EXE XTPUの実行イメージ _________________________________________________________________ D.20 SYS$TEST JSY$IVP.COM 日本語OpenVMSのIVPコマンド・プロシー ジャ _________________________________________________________________ D.21 XTPU$EXAMPLES CALLABLE_EXMAPLE.C 他のプログラムからXTPUを呼ぶ例(C言語) D-19 ファイル一覧 D.21 XTPU$EXAMPLES JEVE$EVEJ-TARO.EVE 日本語EVEをTAROキー定義で使い,数字キー パッドをEVEJと同じ定義にするための初期 化ファイル JEVE$INIT_V3.EVE 日本語EVE V3初期化ファイルの例 JEVE$MASTER.FILE 日本語EVEのビルド用マスター・ファイル JEVE$SAMPLE_ 日本語EVEの初期化ファイルの例 INIT.EVE JEVE$VERSION.DAT 日本語EVEのソース・コード JEVE$xxxx.TPU 日本語EVEのソース・コード JEVE$xxxx.UIL 日本語EVEのソース・コード SIMPLE.C 単純なコール可能I/Fを使った例(C) SIMPLE.COM 単純なコール可能I/Fのためのコマンド・プ ロシージャ SIMPLE.OPT 単純なコール可能I/Fのオプション・ファイ ル XTPU_EXAMPLES.TXT XTPUの例題ファイルの簡単な説明 D-20 _________________________________________________________________ 索引 _A_____________________________ _O_____________________________ AUTOGEN, 1-7 OpenVMS Alphaライセンス・マネ I ジメント・ファシリティ, 1-3 _______________________________ IVP, 3-1 _P_____________________________ 実行の中止, 3-3 PAK, 1-3 出力例, C-1 PCSI, 2-1 J PCSIキット, 1-2 _______________________________ POLYCENTERソフトウェア・インス JSY$DICTIONARY, D-1 トレーション・ユーテリティ, JSY$EXAMPLES, D-1 2-1 JSY$HELP, D-3 JSY$IVP.COM, 3-1, 3-2 _S_____________________________ JSY$LIBRARY, D-3 SYS$COMMON: JSY$SYSTEM, D-4 [SYS$KEYMAP.DECW.SYSTEM], JSY$TEST, D-6 D-8 JSYS$TEST:ERROR.DAT, 3-2 [SYSFONT.DECW.100DPI], D-9 L [SYSFONT.DECW.75DPI], D-8 _______________________________ [SYSHLP.EXAMPLES.DECW], D-9 LICENSE REGISTER, 1-4 [SYSHLP.JA_JP], D-9 [SYSMSG.JA_JP], D-10 SYS$HELP, D-10 SYS$I18N_ICONV, D-11 SYS$LIBRARY, D-11 SYS$LOADABLE_IMAGES, D-16 索引-1 SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM, インストレーションの例, A-1, 4-1 A-2 SYS$MESSAGE, D-16 SYS$STARTUP, D-17 _カ____________________________ SYS$SYSTEM, D-18 漢字ターミナルの設定, 4-2 SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT, 1-7 SYS$TEST, 3-1, D-19 SYS$UPDATE:VMSLICENSE.COM, _ク____________________________ 1-4 グローバル・セクションの値, 1-7 _V_____________________________ グローバル・ページの, 1-7 VMSI18N072 インストレーションの例, B-1 _シ____________________________ システム・ディスクのバックアッ _X_____________________________ プ, 1-8 XPG4 ロケール・データ・ファイル, _テ____________________________ 1-5 インストレーション・キット, XPG4ロケール・データ・ファイ 1-1 ル インストレーションの例, B-1 ニ XTPU$EXAMPLES, D-19 _______________________________ 日本語DECwindows Motif _ア____________________________ 言語設定, 4-3 アップグレード後の作業, 4-3 日本語OpenVMS インストレーション検証プロシ ージャ(IVP), 3-1 _イ____________________________ システムのスタートアップ, イニシャル・インストール後の作 4-1 業, 4-1 ファイル一覧, D-1 インストール前の準備, 1-1 日本語OpenVMS Alpha インストレーション, 2-1 インストレーションの例, A-2 検証, 3-1 日本語OpenVMS Integrity 後の作業, 4-1 インストレーションの例, A-1 必要な特権, 1-6 日本語スタートアップの追加, インストレーション検証プロシー 4-1 ジャ(IVP) 出力例, C-1 索引-2 日本語版インストレーション, 2-1 _モ____________________________ 日本語ロケールの設定, 4-2, 問題点の通知, 4-4 4-3 ヒ _ユ____________________________ _______________________________ ユーティリティ・テスト名, 3-2 必要なソフトウェア, 1-4 必要なディスク容量, 1-6 ラ _______________________________ ライセンス情報, 1-3 ライセンスの登録, 1-4 索引-3 日本語OpenVMS V8.4インストレーション・ガイド _________________________________________________________________ 2010年10月 発行 日本ヒューレット・パッカード株式会社 〒102-0076 東京都千代田区五番町7番地 電話 (03)3512-5700 (大代表) _________________________________________________________________ BA322-90098