この付録では,本バージョンのオペレーティング・システムで使用可能なソフトウェア・サブセットについて説明しています。
C.1 ベース・オペレーティング・システム・ソフトウェア・サブセットの説明
この付録で説明するソフトウェア・サブセットは,「Operating System, Volume 1」CD-ROM に含まれています。
ソフトウェア・サブセットは,3 つのカテゴリに分類されます。
必須ソフトウェア・サブセット
フル・インストレーションの場合に自動的にインストールされ,ユーザのハードウェア構成でオペレーティング・システムを使用するのに必要な最低限のソフトウェア・サブセットです。
オプション・ソフトウェア・サブセット
オペレーティング・システムの機能を拡充する種々のアプリケーションのソフトウェア・サブセットです。
初期インストレーション後の
setld
コマンドによるオプション・サブセットのインストレーションについては,第 9 章
を参照してください。
インストレーション・プロシージャ中に特定のハードウェアまたはソフトウェアが検出されたときのみ必須となるソフトウェア・サブセットです。
表 C-1
に条件付き必須ソフトウェア・サブセットの一覧を示します。
表 C-1
中の「または」は,条件を満たす場合は,
そのソフトウェア・サブセットのグループのうち少なくとも 1 つが必須であることを示します。
「および」は,条件を満たす場合は,そのソフトウェア・サブセットのグループのすべてが必須であることを示します。
表 C-1: 条件付き必須ソフトウェア・サブセット
ソフトウェア・サブセット名 | 必須になる条件 |
DECwindows 75dpi Fonts
|
システムに接続しているグラフィック・アダプタの解像度による |
X Servers for PCbus
|
システムに接続しているグラフィック・アダプタのタイプによる |
Graphical Base System Management Utilities
|
グラフィック・アダプタがシステムに接続している場合 |
AdvFS
|
フル・インストレーション中に,/ ,/usr ,または
/var
ファイル・システムのファイル・システム・タイプに
AdvFS
を選択した場合 |
LSM Kernel Modules
|
フル・インストレーション時に LSM ボリュームへのインストレーションを選択した場合 |
ATM Kernel Header and Common Files
|
インストレーション・プロシージャにより ATM ハードウェアが検出された場合 |
条件付き必須ソフトウェア・サブセットの内容については,インストレーション中に表示されるソフトウェア・カテゴリの中で説明しています。
表 C-2 の必須ソフトウェア・サブセットは,フル・インストレーションの際に自動的にインストールされます。
Base System および Base System-Hardware Support サブセットは,インストール後に削除することはできません。
Standard Kernel Modules,Kernel Header and Common Files, Hardware Kernel Modules,Hardware Kernel Header and Common Files,および Compiler Back End サブセットには,標準カーネルの構築に必要なファイルがすべて含まれています。
表 C-2
で必須サブセットについて説明します。
表 C-2: 必須ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFBASE540 | Base System - このソフトウェア・サブセットには,ベース・オペレーティング・システム用の基本的なユーティリティとデータ・ファイルが含まれています。 このソフトウェア・サブセットは削除できません。 |
OSFOEMBASE540 | Base for Original Equipment Manufacturers - このソフトウェア・サブセットは,必須で,すべてのベンダおよびオペレーティング・システムの名前のファイルを含む,削除不可のサブセットです。 |
OSFHWBASE540 | Base System-Hardware Support - このソフトウェア・サブセットは OSFBASE サブセットのハードウェア依存部分を提供します。 このサブセットは削除できません。 このソフトウェア・サブセットはまた,Monitoring Performance History (MPH) ユーティリティを提供します。 このユーティリティは,オペレーティング・システムおよび対応するプラットフォームの信頼性および可用性に関する情報を収集します。 |
OSFSYSMAN540 | Base System Management Applications and Utilities - このソフトウェア・サブセットには,ベース・システム管理 (SysMan) アプリケーションおよびユーティリティに関連するすべてのファイルが含まれています。 |
OSFCLINET540 | Basic Networking Services
-
このソフトウェア・サブセットには,TCP/IPプロトコルを使用するネットワークを介してサービスを提供するために必要なソフトウェアが含まれています。
これらのサービスには,リモート・ログイン (rlogin ) やネットワーク・タイム・プロトコル (xntp ) などがあります。 |
OSFCMPLRS540 | Compiler Back End - C 言語コンパイラ。 このソフトウェア・サブセットは,オペレーティング・システム・カーネルの構築に必要な最低レベルの C 言語サポートを提供します。 このサブセットには,C コンパイラの実行可能プログラムも含まれています。 このソフトウェア・サブセットは Software Development Tools and Utilities サブセットと一緒に使用する必要があります。 このソフトウェア・サブセットは,最初のシステム・インストレーション時には必須ですが,システムでカーネルの構築を行わない場合は削除できます。 |
OSFHWBIN540 | Hardware Kernel Modules - このソフトウェア・サブセットは, ハードウェア依存のカーネル・モジュールを提供します。 このモジュールは, Standard Kernel Modules とともにカーネルの構成および構築を可能にします。 このソフトウェア・サブセットはシステムの初期インストール時には必須ですが, システムでカーネルを構築しない場合には,削除することができます。 |
OSFHWBINCOM540 | Hardware Kernel Header and Common Files - このソフトウェア・サブセットは, Standard Kernel Modules and Hardware Kernel Modules とともにカーネルの構成および構築を可能にする, ハードウェア依存のカーネル・ヘッダおよびデータ・ファイルを提供します。 システム上でカーネルを構築しない場合には, このサブセットを削除することができます。 このソフトウェア・サブセットは,ユニプロセッサ,対称型マルチプロセッサ (SMP), およびリアルタイム構成をサポートします。 |
OSFJAVA540 | JAVA Version 1.3.1-1 Environment - このソフトウェア・サブセットには,JAVA Version 1.3.1-1 環境に必要なクラス・ライブラリ,ツール,実行時ライブラリが含まれています。 |
OSFBINCOM540 | Kernel Header and Common Files - このソフトウェア・サブセットは, 共通のカーネル・ヘッダおよびデータ・ファイルを提供します。 これらのファイルは,Standard Kernel Modules および Hardware Kernel Modules とともに,カーネルの構成および構築を可能にします。 このソフトウェア・サブセットは,システムの初期インストール時には必須ですが, システム上でカーネルを構築しない場合には削除することができます。 |
OSFNFS540 | NFS Utilities - このソフトウェア・サブセットは,ネットワーク・ファイル・システム (NFS) を使用してリモート・ファイル・システムをマウントするのに必要なソフトウェアを提供します。 |
OSFSSHBASE540 | Secure Shell Base Components - このソフトウェア・サブセットは,Tru64 UNIX と TruCluster に SSH バージョン 2.4.1 を統合することによって,セキュア・リモート管理機能を提供します。 この機能には,セキュア・リモート・アクセス・デーモンと,構成および管理ユーティリティが含まれます。 |
OSFBIN540 | Standard Kernel Modules - このソフトウェア・サブセットは,Hardware Kernel Modules とともにカーネルの構成および構築を可能にする共通カーネル・モジュールを提供します。 このソフトウェア・サブセットはシステムの初期インストレーション時には必須ですが, システム上でカーネルを構築しない場合には,削除することができます。 |
オプション・ソフトウェア・サブセットのカテゴリを以下に示します。 各カテゴリに含まれるサブセットの内容は,以降の表で説明します。 オプション・ソフトウェア・サブセットは,インストレーション後も自由に削除できます。
汎用アプリケーション --表 C-3
カーネル構築環境 --表 C-4
メール・アプリケーション --表 C-5
ネットワーク・サーバ/通信 --表 C-6
プリント環境 --表 C-7
古いコンポーネント --表 C-8
リファレンス・ページ --表 C-9
ソフトウェア開発 --表 C-10
補助ドキュメント --表 C-11
システム管理 --表 C-12
テキスト処理 --表 C-13
ウィンドウ環境 --表 C-14
ウィンドウ・アプリケーション --表 C-15
表 C-3
に,このカテゴリに属するサブセットを示します。
表 C-3: 汎用アプリケーション・ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFTERM540 | Additional Terminfo Databases - このソフトウェア・サブセットには,他社の端末をサポートするための追加の端末情報データベースが含まれています。 |
OSFLEARN540 | Computer Aided System Tutorial
-
このソフトウェア・サブセットは,基本的な UNIX ファイル操作,
vi
テキスト・エディタ,ls コマンドの機能,
ms マクロ,エディタ一般,eqn
(自動植字機用言語),
およびC プログラミング言語などについて,
簡単で対話式のオンライン・チュートリアルを提供します。
詳細については,
learn (1) |
OSFDOSTOOLS540 | DOS tools
-
このソフトウェア・サブセットは,MS-DOS ファイルを操作するためのツール群を提供します。
mtools コマンドは,パブリック・ドメインのプログラムの集合であり,
UNIX システムから MS-DOS ファイル・システム (一般的にはフロッピィ・ディスク)
上のファイルに対して,読み取り,書き込み,および操作が行えるようにします。
各コマンドは,可能な限り MS-DOS の同等のコマンドをエミュレートしています。
利用できるコマンドは次のとおりです。
mattrib ,mcd ,mcopy ,mdel ,mdir ,mformat ,mlabel ,mmd ,mrd ,mread ,mtype ,およびmwrite 。 |
OSFJAVA540 | JAVA Version 1.3.1-1 - このソフトウェア・サブセットには,JAVA 1.3.1-1 環境に必要なクラス・ライブラリ,ツール,実行時ライブラリが含まれています。 |
OSFLAT540 | Local Area Transport (LAT) - このソフトウェア・サブセットには,ローカル・エリア・トランスポート(LAT),すなわち, ターミナル・サーバを同じローカル・エリア・ネットワーク (LAN) 上にある 1 つ以上のノードに論理的に接続する方法を提供するプロトコルが含まれています。 LAT ソフトウェアは,ホストがサービス・ノードとして機能するために必要な機能を備えているため, サーバのユーザは接続要求を行うことができます。 |
OSFPERL540 | PERL 5.6.1 Runtime - このソフトウェア・サブセットには,PERL プログラムの実行に必要なランタイム・ライブラリが含まれています。 |
OSFTKBASE540 | Tk Toolkit Commands - このソフトウェア・サブセットには,TCL (ツール・コマンド言語) グラフィカル拡張パッケージのバージョンが含まれています。 |
OSFTCLBASE540 | TCL Commands - このソフトウェア・サブセットには,グラフィカル・コンポーネントを含まない TCL および TCLX 拡張パッケージのバイナリが含まれています。 TCL はスクリプト言語です。 このパッケージに含まれるのは,TCL/TCLX シェアード・ライブラリ,TCL/TCLSH シェル,スクリプト・ライブラリです。 TCL プログラムを作成あるいは実行したい場合は,このソフトウェアをインストールしてください。 |
OSFSVID2540 | UNIX SVID2 Compatibility - このソフトウェア・サブセットは,オペレーティング・システムが System V Interface Definition Issue 2 (SVID2) のBase System and Kernel Extensions に準拠するようにします。 また,SVID2 の Basic Utilities Extensionsとのより高度な互換性も提供します。 |
OSFUUCP540 | UNIX to UNIX Copy Facility - このソフトウェア・サブセットは, UUCP 機能を使用するマシンのネットワークにシステムが加わるために必要なプログラムおよびデータ・ファイルを提供します。 この機能では,シリアル通信回線を介してファイルを転送します。 |
OSFEMACS540 | xemacs Runtime - このソフトウェア・サブセットには X Emacs エディタがあります。 |
表 C-4
に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-4: カーネル構築環境サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFADVFSBIN540 | AdvFS Kernel Modules - このソフトウェア・サブセットには,Advanced File System (AdvFS) のカーネル・モジュールが含まれています。 AdvFS は,ログ・ベースのファイル・システムであり,システム・クラッシュ時の迅速なシステム・リスタートを可能にします。 |
OSFATMBINCOM540 | ATM Kernel Header and Common Files - このソフトウェア・サブセットは, ATM カーネル・ヘッダおよびデータ・ファイルを提供し, ATM Kernel Modules サブセットとともに, ATM ハードウェアをサポートするカーネルの構成および構築を可能にします。 |
OSFATMBIN540 | ATM Kernel Modules - このソフトウェア・サブセットには,ATM カーネル・モジュールが含まれています。 インストレーション・プロセスで ATM ハードウェアが検出された場合, このソフトウェア・サブセットは必須です。 ATM テクノロジはネットワークを介した 53 バイト・セルの高速交換に基づく接続指向のワイド・エリア/ローカル・エリア・テクノロジです。 |
OSFLSMBIN540 | Logical Storage Manager Kernel Modules - このソフトウェア・サブセットは,LSM ドライバとともにカーネルを構築するためのカーネル・モジュールを提供します。 このサブセットは,ユニプロセッサ,SMP,およびリアルタイム構成をサポートします。 |
表 C-5に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-5: メール・アプリケーション・ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFCDEMAIL540 | CDE Mail Interface - このソフトウェア・サブセットには, CDE (Common Desktop Environment) のメール・システムが含まれています。 グラフィック機能を備えたシステムの場合は,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFMH540 | RAND Corp. Mail Handler (MH) - このソフトウェア・サブセットは, RAND 社の MH メール・リーダ・インタフェースを構成するプログラムを提供します。 |
C.3.4 ネットワーク・サーバ/通信ソフトウェア・サブセット
表 C-6に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-6: ネットワーク・サーバ/通信ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFINET540 | Additional Networking Services - このソフトウェア・サブセットには,ネットワーク・サービスの IMAP4,POP3 (Post Office Protocol),BIND (Berkeley Internet Name Domain) および NIS (Network Information Services) を提供するソフトウェアが含まれています。 |
OSFATMBASE540 | ATM Commands - このソフトウェア・サブセットには, 非同期転送 (ATM) モード・コマンドを提供するソフトウェアが含まれています。 インストレーション・プロセスで ATM ハードウェアが検出された場合,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFDMS540 | Dataless Management Services
-
このソフトウェア・サブセットは,
Dataless Management Services (DMS) の実行に必要なソフトウェアを提供します。
DMS 環境では,サーバはクライアント・システムのために,/ ,
/usr ,および
/var ファイル・システムを保守します。
クライアントのローカル・ディスクでページング,スワッピングおよびダンプが行われます。
DMS を使用するためには,UNIX-SERVER PAK がロードおよび登録されていることが必要です。 |
OSFIPSECBASE540 | IPsec Base Components - このソフトウェア・サブセットは,ネットワーク・パケットの暗号化および認証,セキュリティ・ポリシの管理,Internet Key Exchange プロトコルによるセキュア・キーの交換,公開キー証明書によるホスト認証などの,IP レイヤ・ネットワーク・セキュリティを提供します。 |
OSFLDPAUTH540 | LDAP Authentication - このソフトウェア・サブセットには,OpenLDAP (Lightweight Directory Access Protocol) ディレクトリ・サーバと,関連するデータベースおよび構成ユーティリティが含まれています。 このサブセットには,アプリケーションがディレクトリ・サーバに接続するためのクライアント・ライブラリ API と,LDAP 準拠のディレクトリ・サーバへの LDAP 呼び出しを行うための標準の C API が含まれています。 このサブセットには,ディレクトリ構成を管理する SysMan グラフィカル・ユーザ・インタフェースも含まれています。 |
OSFRIS540 | Remote Installation Services (RIS) - このソフトウェア・サブセットは,ネットワークを介して, オペレーティング・システムおよびアプリケーションのインストールを可能にするサービスを提供します。 RIS を使用するためには, UNIX-SERVER PAK がロードおよび登録されていることが必要です。 |
OSFSSOSSL540 | Single Sign On Secure Sockets Layer - このソフトウェア・サブセットには,Secure Sockets Layer (SSL v2/v3) プロトコルと Transport Layer Security (TLS v1) プロトコルを実装する Open SSL オープン・ソース・ツールキットのバージョン 0.9.6c が含まれています。 |
OSFSSOW2K540 | Single Sign On for Windows 2000 - このソフトウェア・サブセットには,ネットワーク・ベースの認証とプライバシ・サービス,ネットワーク・アプリケーションの Kerberos 対応バージョン,構成および管理のサポート用の GSS-API ライブラリが含まれています。 このソフトウェア・サブセットには,Windows 2000 Advanced Server から Tru64 UNIX ユーザと W2K ユーザのユーザ・アカウントを作成する機能があります。 |
表 C-7に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-7: プリント環境ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFAFM540 | Adobe Font Metric Files - このソフトウェア・サブセットには,PostScript 出力デバイスのテキスト・フォーマッティング・アプリケーションで使用される PostScriptアウトライン・フォント用のフォント・メトリックス (文字バウンディング・ボックス,幅,名前,合字,カーニング,およびフォント・プロパティ) が含まれています。 このソフトウェア・サブセットは,ファイルを出力する際に必要です。 |
OSFPRINT540 | Local Printer Support
-
このソフトウェア・サブセットは,lpr ,lpq ,および
lpd
などのプリンタ・コマンド,構成ファイル,フィルタ,および PostScript プリンタ・サポートを提供します。 |
表 C-8に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-8: 旧式コンポーネント・ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFOBSOLETE540 | Obsolete Commands and Utilities - このソフトウェア・サブセットには,現在のバージョンのオペレーティング・システムではサポートされていないコマンドおよびユーティリティが含まれています。 |
表 C-9に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-9: リファレンス・ページ・ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFMANOS540 | Ref Pages: Admin/User - このソフトウェア・サブセットは,システム管理者および一般ユーザのためのオンライン・リファレンス・ページを提供します。 |
OSFCDEMANOS540 | Ref Pages: CDE Admin/User - このソフトウェア・サブセットには,CDEの一般ユーザ,およびシステム管理者用のリファレンス・ページが含まれています。 |
OSFCDEMANOP540 | Ref Pages: CDE Development - このソフトウェア・サブセットには,CDEの開発者用リファレンス・ページが含まれています。 |
OSFSECMANOP540 | Ref Pages: Enhanced Security Programming - このソフトウェア・サブセットには,拡張セキュリティ・プログラミングのリファレンス・ページが含まれています。 |
OSFMANOP540 | Ref Pages: Programming - このソフトウェア・サブセットはプログラマ向けのオンライン・リファレンス・ページを提供します。 また,リアルタイム・カーネルのためのオンライン・リファレンス・ページも提供します。 |
OSFMANWOS540 | Ref Pages: Windows Admin/User - このソフトウェア・サブセットは,ウィンドウの管理者およびユーザのためのオンライン・リファレンス・ページを提供します。 |
OSFMANWOP540 | Ref Pages: Windows Programming - このソフトウェア・サブセットは,ウィンドウ・プログラマのためのオンライン・リファレンス・ページを提供します。 |
表 C-10
に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-10: ソフトウェア開発ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFCDEDEV540 | CDE Software Development and Programming Examples - このソフトウェア・サブセットには, CDE (Common Desktop Environment) 開発に必要なヘッダ・ファイル,静的ライブラリ,およびツールが含まれています。 |
OSFEVMJAVADEV540 | Event Management Development Environment - このソフトウェア・サブセットは,JAVA プログラマ用に,標準 C ベースのイベント管理 API と同じ機能を提供します。 つまり,JAVA プログラマはこのサブセットを使うことで,イベント管理用の接続を作成して,イベントのポスト,イベントの受信,イベントのフォーマットなどを行うことができます。 |
OSFRCS540 | GNU Revision Control System - このソフトウェア・サブセットには, UNIX Revision Control System (RCS)を構成するプログラムが含まれています。 RCS は大規模なソフトウェア・プロジェクトのための正規化メカニズムを提供します。 |
OSFJAVADEV540 | JAVA Version 1.3.1-1 Development Environment - このソフトウェア・サブセットには,JAVA コードのコンパイルとデバッグを行うための JAVA 開発ツールが含まれています。 |
OSFLDBBASE540 | Ladebug Debugger - このソフトウェア・サブセットには, Ladebug Debugger のコマンド・ライン・インタフェースが含まれています。 Ladebug Debugger は,ADA,C/C++,Fortran,および Fortran 90 アプリケーションのデバッグをサポートするシンボリック・ソースレベル・デバッガです。 |
OSFLDBDOC540 | Ladebug Debugger Release Notes
-
このソフトウェア・サブセットには,
Ladebug Debugger のリリース・ノートが含まれています。
このサブセットをインストールすると
/usr/doc/ladebug/ladebug-relnotes.txt
にリリース・ノートが置かれます。 |
OSFEXAMPLES540 | Programming Examples - このソフトウェア・サブセットには,プログラム例が含まれています。 |
OSFSDECDE540 | Software Development Desktop Environment - このソフトウェア・サブセットには, CDE デスクトップから Ladebug Debugger および Porting Assistant を起動するために必要な CDE ファイルが含まれています。 |
OSFSDE540 | Software Development Tools and Utilities
-
このソフトウェア・サブセットは,
追加のソフトウェア開発環境の拡張機能を提供します。
このソフトウェア・サブセットには ATOM ツール
(hiprof ,pixie ,および
third ) が含まれています。
このソフトウェア・サブセットに含まれているツールおよびユーティリティを使用するためには,OSF-DEV-USER PAK が必要です。 |
OSFSCCS540 | Source Code Control System - このソフトウェア・サブセットには, UNIX Source Code Control System (SCCS) を構成するプログラムが含まれています。 SCCS は,大規模なソフトウェア・プロジェクトのための正規化メカニズムを提供します。 |
OSFINCLUDE540 | Standard Header Files - このソフトウェア・サブセットには, C プログラミングのための標準ヘッダ・ファイルが含まれています。 |
OSFPGMR540 | Standard Programmer Commands
-
このソフトウェア・サブセットには,ソフトウェア開発に有益なライブラリおよびユーティリティが含まれています。
dbx
デバッガ,および
lex ,yacc
パーサ・パッケージで解析するプログラムをリンクするためのライブラリが含まれています。
また,ATOM 性能解析およびデバッグ・ツール・キットも含まれています。 |
OSFLIBA540 | Static Libraries - このソフトウェア・サブセットには, シェアード・ライブラリを使用しないリンク・プログラム用の静的ライブラリが含まれています。 ソフトウェア開発ツールの中には,静的にリンクされたプログラムでのみ動作するものがあります。 |
OSFXINCLUDE540 | X Window and X/Motif Header Files - このソフトウェア・サブセットには,X11 および Motif ソフトウェア開発に必要な X ウィンドウ・ヘッダ・ファイルが含まれています。 |
OSFXEXAMPLES540 | X Window and X/Motif Programming Examples - このソフトウェア・サブセットには, X および Motif プログラムの例が含まれています。 |
OSFXDEV540 | X Window and X/Motif Software Development - このソフトウェア・サブセットは, X/Motif Window System クライアント・アプリケーションの作成に必要なライブラリおよびデータ・ファイルを提供します。 このソフトウェア・サブセットには,使用方法を示すサンプル・プログラムも含まれています。 |
OSFXLIBA540 | X Window and X/Motif Static Libraries - このソフトウェア・サブセットには, シェアード・ライブラリを使用しないリンキング・プログラム用のX Window 静的ライブラリが含まれています。 ソフトウェア開発ツールの中には,静的にリンクされたプログラムでのみ動作するものがあります。 |
表 C-11
に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-11: 補足ドキュメント・ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFJAVADOC540 | Online Documentation for JAVA Version 1.3.1-1 - このソフトウェア・サブセットには JAVA Version 1.1.8 開発ツールのオンライン・ドキュメントが含まれています。 |
OSFXIEDOC540 | XIE Version 5 Online Documentation - このソフトウェア・サブセットは, X Window System Image Extension (XIE) ソフトウェアのドキュメントの圧縮したPostScriptファイルを提供します。 |
表 C-12
に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-12: システム管理ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFADVFS540 | AdvFS - このサブセットには,Advanced File System (AdvFS) の作成および管理に必要なシステム管理コマンドが含まれています。 |
OSFADVFSDAEMON540 | Advanced File System Daemon - このソフトウェア・サブセットには AdvFS デーモンが含まれています。 |
OSFXADVFS540 | Advanced File System GUI - このソフトウェア・サブセットには,AdvFS 管理ユーティリティのグラフィカル・ユーザ・インタフェースが含まれています。 |
OSFNETCONF540 | Basic Networking Configuration Applications - このソフトウェア・サブセットには,ネットワーク構成アプリケーションが含まれています。 |
OSFCODBASE540 | Capacity On Demand - このソフトウェア・サブセットには,HP Capacity on Demand プログラムが含まれています。 このプログラムにより,あらかじめ組み込んでおいた予備のプロセッサをすぐに使うことができます。 COD を使うと,追加のプロセッサを必要に応じて購入できるため,大規模な初期投資を行うことなく,事前に予測できない処理能力の需要に柔軟に対応できます。 |
OSFCDSABASE540 | Common Data Security Architecture (CDSA) Base Components - このソフトウェア・サブセットは,暗号化および証明書管理のセキュリティ・サービスに対する業界標準の API を提供します。 このサブセットには,ソフトウェア暗号化ライブラリも含まれています。 |
OSFIMXE540 | Compaq Management Agents - このソフトウェア・サブセットには,HP Insight Manager システム管理ツールによってシステムをリモートから管理するためのエージェントが含まれています。 |
OSFC2SEC540 | Enhanced Security - このソフトウェア・サブセットは,識別,認証,監査などの追加の構成可能なシステム・セキュリティ機能を提供します。 |
OSFXC2SEC540 | Enhanced Security GUI - このソフトウェア・サブセットは,C2 セキュリティ・サブセット用のグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供します。 |
OSFENVMON540 | Environmental Monitoring - このソフトウェア・サブセットは,温度の状態,ファンの状態,および AlphaServer システム (特にAlphaServer 1000A システム, AlphaServer 4100 システム,および AlphaServer 8200 システム) の冗長電源装置の状態を, システムの損傷を防止できる間に検出する手段を提供します。 このサブセットには,環境モニタリングをインプリメントするのに必要なコンポーネントが含まれています。 |
OSFXSYSMAN540 | Graphical Base System Management Utilities - このソフトウェア・サブセットには, アプリケーション・マネージャでシステム管理アプリケーションを作成するための CDE (Common Desktop Environment) アプリケーション・マネージャのルール・ファイル, グラフィカル・システム管理ツール・コマンド言語(TCL/TK)シェル, ユーティリティ・ライブラリ,構成チェックリスト・アプリケーション (インストレーション後に使用)が含まれています。 このサブセットには,すべてのシステム管理アプリケーションのアイコンも含まれています。 グラフィック機能を備えたシステムでは,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFXPRINT540 | Graphical Print Configuration Application - このソフトウェア・サブセットには,グラフィカル・プリント構成アプリケーション Print Configuration に関連するすべてのファイルが含まれています。 グラフィック機能を備えたシステムでは,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFXADMIN540 | Graphical System Administration Utilities - このソフトウェア・サブセットには,グラフィカル・システム管理ユーティリティ (アカウント・マネージャ,アーカイバ,ファイル共用,ホスト・マネージャ,システム情報,カーネル・チューナ,ライセンス・マネージャ,およびプロセス・チューナ) に関連するすべてのファイルが含まれています。 グラフィック機能を備えたシステムでは,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFGSVIEW540 | GS Platform View and Discovery for Insight Manager - このソフトウェア・サブセットには,HP Insight Manager システム管理ツールによって HP AlphaServer GS シリーズ・プラットフォームを管理するためのエージェントが含まれています。 |
OSFKTOOLS540 | Kernel Debugging Tools - このソフトウェア・サブセットは,カーネルの分析およびデバッグに使用するツールを提供します。 |
OSFLSMBASE540 | Logical Storage Manager - このソフトウェア・サブセットには, LSM 構成を管理するために必要な LSM 管理コマンドとツールが含まれています。 このサブセットは,フル・インストレーションで LSM をインストールすることを選択した場合は必須となります。 |
OSFLSMX11540 | Logical Storage Manager Graphical User Interface - このソフトウェア・サブセットには, LSM Motif ベースのグラフィカル・ユーザ・インタフェース (GUI) 管理ツールと関連ユーティリティが含まれています。 |
OSFNFSCONF540 | NFS Configuration Application - このソフトウェア・サブセットには,ネットワーク経由でのローカル・ディレクトリのエクスポート (共有) およびリモート・ディレクトリのインポート (マウント) を可能にする NFS に関係するファイルが含まれています。 |
OSFSERVICETOOLS540 | Service Tools
- このソフトウェア・サブセットには,カスタマ・サポート・グループに電子メールを送ためにシステムの問題をレポートに書き込むための
syscheck
サービス・ツールが含まれています。 |
OSFEURLOC540 | Single-Byte European Locales - このソフトウェア・サブセットは, 21 の西ヨーロッパ・ロケール用の各国対応情報およびベース版の国際化情報を提供します。 |
OSFACCT540 | System Accounting Utilities - このソフトウェア・サブセットは, システムの課金を行うために必要なプログラムおよびデータ・ファイルを提供します。 このソフトウェア・サブセットには,自動的に拡張するログ・ファイルが含まれています。 |
OSFEXER540 | System Exercisers - このソフトウェア・サブセットは,ハードウェアおよび周辺装置に関する問題の診断に役立つプログラムを提供します。 |
表 C-13に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-13: テキスト処理ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFDCMT540 | Doc.
Preparation Tools
-
このソフトウェア・サブセットは,
nroff フォーマッタおよび必須マクロを含め,
フォーマット,管理,およびリファレンス・ページ表示のためのツールを提供します。 |
OSFDCMTEXT540 | Doc.
Preparation Tools Extensions
-
このソフトウェア・サブセットには,
追加のnroff マクロ・パッケージ,参照文献ツール,
およびroff ツールが含まれています。 |
表 C-14に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-14: ウィンドウ環境ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFX11540 | Basic X Environment
-
このソフトウェア・サブセットは,dxconsole ,dxkeycaps ,および
dxterm
などの X ウィンドウ・アプリケーションに必要なプログラムを提供します。
グラフィック機能を備えたシステムの場合,このソフトウェア・サブセットは必須であり,自動的にインストールされます。 |
OSFCDEDT540 | CDE Desktop Environment - このソフトウェア・サブセットには, CDE (Common Desktop Environment) に対するユーザ・インタフェース (つまり,フロント・パネル,カラーなど)が含まれています。 システムでグラフィック機能が検出された場合,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFCDEMIN540 | CDE Minimum Run-time Environment - このソフトウェア・サブセットは,CDEの最小実行時環境を提供します。 これには,新しいクライアントを開発するためのシェアード・ライブラリおよび実行可能プログラムが含まれています。 システムでグラフィック機能が検出された場合,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFFONT540 | DECwindows 75dpi Fonts - このソフトウェア・サブセットは,X11/DECwindows用のフォントを提供し,特定のレイヤード・プロダクトおよび低解像度 (1024 x 768) のモニタで必要となります。 インストレーション時に低解像度グライックを検出した場合, OSFFONT150540 に代わってこのソフトウェア・サブセットが必須になります。 |
OSFFONT15540 | DECwindows 100dpi Fonts - このソフトウェア・サブセットは,VR160 15 インチ・モニタあるいはそれ以上の解像度のグラフィック・モニタ (1280 x 1024) を使用するシステム用のワークステーション・フォント・ファイルを提供します。 インストレーション中に高解像度グラフィックスが検出された場合, このソフトウェアは必須です。 |
OSFKBDLK411540 | LK411 Keyboard Support - このソフトウェア・サブセットは, モデル LK411 キーボードのためのサポートを提供します。 キーボードの裏に付いているラベルを見ると,キーボードのモデル番号がわかります。 インストレーション時にこのキーボード・タイプを検出した場合, このソフトウェア・サブセットが必須になります。 |
OSFNETSCAPEGRT540 | Netscape 6.2.3 Gnome Runtime Support - このソフトウェア・サブセットには,Netscape 6.2.3 Web Client ソフトウェアを X11 環境で実行するためのグラフィクスおよび国際化のライブラリが含まれています。 |
OSFNETSCAPECLT540 | Netscape 6.2.3 Web Client - このソフトウェア・サブセットには,XML サポートを備えた Netscape 6 Web ブラウザ・ソフトウェアが含まれています。 |
OSFOPENGL540 | OpenGL Runtime - このソフトウェア・サブセットには,OpenGL プログラムの実行とリンクに必要な共用可能ライブラリが含まれています。 OpenGL は,3 次元画像のレンダリングを行うグラフィック・ハードウェアのアプリケーション・プログラミング・インタフェースです。 |
OSFOPENGLDEV540 | OpenGL Software Development - このソフトウェア・サブセットには,OpenGL アプリケーションのコンパイルに必要なインクルード・ファイルが含まれています。 |
OSFKBDPCXAL540 | PCXAL Keyboard Support - このソフトウェア・サブセットは, モデル PCXAL キーボードのためのサポートを提供します。 キーボードの裏に付いているラベルを見ると,キーボードのモデル番号がわかります。 インストレーション時にこのキーボード・タイプを検出した場合, このソフトウェア・サブセットが必須になります。 |
OSFTRUETYPE540 | TrueType Font Renderer - このサブセットには,X サーバのプラグインとして TrueType フォント・レンダラが含まれています。 このレンダラにより,X サーバは TrueType フォントをラスタライズして画面に表示することができます。 |
OSFXOEM540 | X Customizations for OEM - このソフトウェア・サブセットには, 特定の OEM がオペレーティング・システムを自社の製品にインストールする際に使用する X Window カスタマイズおよび特別ロゴ情報が含まれています。 このソフトウェア・サブセットは一般的な使用を目的としていないため,OEM でない場合には,インストールしないでください。 |
OSFMITFONT540 | X Fonts - このソフトウェア・サブセットは, DEC X サーバ用にコンパイルされた X コンソーシアムの X11 フォントを提供します。 グライフィック機能を備えたシステムの場合,このソフトウェア・サブセットは必須であり,自動的にインストールされます。 |
OSFSER540 | X Servers Base - このソフトウェア・サブセットは X11/DECwindows サーバ・サポートを提供します。 DECwindows サーバは,ワークステーション上でウィンドウ機能を提供するソフトウェアです。 グラフィック機能を備えたシステムの場合,このソフトウェア・サブセットは必須であり,自動的にインストールされます。 |
OSFSERPC540 | X Servers for PCbus - このソフトウェア・サブセットは, PCI バスを使用しているシステムに対してグラフィック・サポートを提供します。 インストレーション・プロシージャが PCI バスを検出すると, このサブセットは自動的にロードされます。 このソフトウェア・サブセットは, QVision をサポートするEISA および PCI ベースのシステムに対してもグラフィック・サポートを提供します。 インストレーション・プロシージャが QVision を検出すると, このソフトウェア・サブセットは自動的にロードされます。 |
C.3.13 ウィンドウ・アプリケーション・ソフトウェア・サブセット
表 C-15に,このカテゴリに属するソフトウェア・サブセットを示します。
表 C-15: ウィンドウ・アプリケーション・ソフトウェア・サブセット
サブセット名 | タイトルと内容 |
OSFDECW540 | Additional DECwindows Applications
-
このソフトウェア・サブセットには,
追加のX11/DECwindows クライアント・アプリケーションが含まれています。
これには,
dxdiff
(ビジュアル・ディファレンス・プログラム),
dxnotepad
などがあります。 |
OSFXMIT540 | Additional X Applications
-
このソフトウェア・サブセットには,次のような追加のX コンソーシアム X11 R5
クライアント・アプリケーションが含まれています。
appres ,bitmap ,bmtoa ,atobm ,bdftopcf ,editres ,ico ,iconv ,listres ,lndir ,maze ,mkdirhier ,oclock ,
puzzle ,resize ,showfont ,showrgb ,viewres ,x11perf ,x11perfcomp ,x11perfcomp ,xauth ,xbiff ,xcalc ,xclipboard ,xclock ,xcmsdb ,
xcmstest ,xcutsel ,xdpr ,xdpyinfo ,xedit ,xev ,xeyes ,xfd ,xfontsel ,xgc ,xkill ,xload ,
xlogo ,xlsatoms ,xlsclients ,
xlsfonts ,xmag ,xman ,xmh ,xmkmf ,xon ,xpr ,xprop ,xrefresh ,xstdcmap ,xwd ,xwininfo ,および
xwud 。
詳細については,これらのアプリケーションのそれぞれのリファレンス・ページを参照してください。 |
OSFCDEAPPS540 | CDE Additional Applications
-
このソフトウェア・サブセットには,次のような CDE (Common Desktop Environment)
の追加のアプリケーションが含まれています。
dxkeyboard ,dxkeycaps ,dxdiff 。
このソフトウェア・サブセットは次のバイナリへのアクセスも提供しています。
dximageview ,dtcm ,dticon ,
dtimsstart ,および
dxkeyboard 。
グラフィック機能を備えたシステムの場合,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFXDEMOS540 | Demo X Applications - このソフトウェア・サブセットには,オペレーティング・システム用に開発できる X ウィンドウ・ソフトウェアの機能の例を提供するための X ウィンドウ・デモンストレーション・アプリケーションが含まれています。 |
OSFXNEST540 | Nested X Server
-
このソフトウェア・サブセットは,Xnest サーバを提供します。
このソフトウェア・サブセットには,次のものが含まれています。
Xnest サーバ・バイナリ/usr/bin/X11/Xnest ,
Xnest シェアード・ライブラリ/usr/shlib/libxnest.so ,
および Xnest 構成ファイル/var/X11/Xnest.conf 。
Xnest はクライアントであり,サーバです。
Xnest は実際の Xserver のクライアントであり,
実際のサーバの 3/4 のサイズでウィンドウに表示されます。
Xnest は,サーバでもあります。
クライアントが Xnest サーバ・ディスプレイを指定すると,
Xnest はクライアントに代わってグラフィックス要求を管理します。 |
OSFNETSCAPE540 | Netscape Communicator V4.76 - このソフトウェア・サブセットには,オンライン・ドキュメントを表示し,インターネットをブラウジングするための Netscape Navigator World Wide Web ビューアが含まれています。 グラフィック機能を備えたシステムでは,このソフトウェア・サブセットは必須です。 |
OSFOLDDECW540 | Old Additional DECwindows Applications
-
このソフトウェア・サブセットは,dxnotepad
などの追加のX11/DECwindows クライアント・アプリケーションを提供します。
これらのアプリケーションは,オペレーティング・システムの将来のリリースでは,サポートされなくなる予定です。 |
OSFXVFB540 | Virtual X Frame Buffer
-
このソフトウェア・サブセットは,Xvfbを提供します。
これには,
Xvfb サーバ・バイナリ/usr/bin/X11/Xvfb ,
Xvfb シェアード・ライブラリ/usr/shlib/libxvfb.so ,
および Xvfb 構成ファイル/var/X11/Xvfb.conf が含まれています。
Xvfb サーバはディスプレイ装置や物理入力装置のないマシンで実行することができます。
これは,仮想メモリを使用して,ダム・フレーム・バッファをエミュレートします。 |
この節で説明する WLS (Worldwide Language Support) ソフトウェアは,「Associated Products, Volume 1」CD-ROM に含まれています。
WLS ソフトウェアをインストールする場合,現在のバージョンのオペレーティング・システムと互換性のある WLS ベース・ソフトウェア・サブセットが自動的にインストールされます。
これらのサブセットには,IOSWW
というプレフィックスが付いています。
国を選択すると,言語および国固有のサブセットのほかに,追加のベース・サブセットもインストールされます。
言語および国固有のサブセットでは,言語固有のライブラリ,ツールおよびユーティリティのローカライゼーション (翻訳) サポートが提供されます。
C.4.1.1 項,C.4.2.3 項,および
C.4.2.2 項に記載されている例外を除くと,すべてのワールドワイド言語サポート・ソフトウェア・サブセットはアメリカ英語に同等のものが提供されています。
表 C-16
に,ソフトウェア・サブセットが使用できる国を示します。
表 C-16: サポートされる国と言語
ベルギー (フランス語) | 韓国 |
カナダ (フランス語) | リトアニア |
中国 (香港) | ポーランド |
中国 (簡体字) | ロシア |
中国 (台湾) | スロヴァキア |
チェコ共和国 | スロヴェニア |
フランス | スペイン (カタロニア語) |
ドイツ | スペイン (スペイン語) |
ギリシャ | スウェーデン |
ハンガリー | スイス (フランス語) |
イスラエル | スイス (ドイツ語) |
イタリア | タイ |
日本 | トルコ |
表 C-17
に示すのは,
特定の言語のために提供されているベース・サブセットとワールドワイド言語サポートのためのベース・サブセットです。
この表では,各サブセットが
C.2 節
あるいは
C.3 節
のどの表で説明されているかと,対応するUS 英語のサブセットが示されています。
表 C-17: WLS ベース・サブセット
WLS ベース・サブセット | 対応する US 英語のサブセット | 説明 | どのサブセットの言語で使用可能か |
IOSWWBASE540 | OSFBASE540 | 表 C-2 | すべて |
IOSWWBIN540 | OSFBIN540 | 表 C-2 | 中国語,日本語,韓国語,タイ語 |
IOSWWBINCOM540 | OSFBINCOM540 | 表 C-2 | 中国語,日本語,韓国語,タイ語 |
IOSWWPGMR540 | OSFPGMR540 | 表 C-10 | すべて |
IOSWWPRINT540 | OSFPRINT540 | 表 C-2 | 中国語,ギリシャ語,日本語,韓国語,タイ語, トルコ語 |
IOSWWSYSMAN540 | OSFSYSMAN540 | 表 C-2 | すべて |
IOSWWXDEV540 | OSFXDEV540 | 表 C-10 | すべて |
IOSWWX11540 | OSFXII540 | 表 C-14 | すべて |
C.4.1.1 US 英語には同等のもがない WLS ベース・サブセット
次の
WLS
サブセットには,直接相当する US 英語のサブセットがありません。
すべてのサブセットには
IOSWW
というプレフィックスが付いています。
Unicode Support Kernel Module - このサブセットでは,UTF-8 文字セットが正しく処理されるアジア言語用 tty ドライバが有効になります。
Worldwide European Unicode Locales - このオプション・サブセットには,ユーロ通貨記号の表示に必要なヨーロッパの UTF-8 Unicode ロケールが含まれています。 このサブセットは,すべての言語に対して有効です。
Worldwide DECwindows Fonts (Windowing Environment) - このソフトウェア・サブセットは,アジア言語に必須のワークステーション用のフォント・ファイルを提供します。 これは,中国語,日本語,韓国語,およびタイ語の各言語で利用できます。
Worldwide DECwindows Fonts (Windowing Environment) - このソフトウェア・サブセットは,追加のワークステーション・フォント・ファイルを提供します。 これは WLS ベースの一部であり,すべての言語で使用できます。
Worldwide DECwindows 100dpi Fonts (Windowing Environment) - このソフトウェア・サブセットは,ワークステーション 100dpi 必須フォント・ファイルを提供します。 このソフトウェア・サブセットは,VR160 15 インチ・モニタあるいはそれ以上の解像度のグラフィック・モニタを使用するシステムの場合は必須サブセットです。 低解像度グラフィック・モニタを使用するシステムの場合はオプション・サブセットです。 ISO-LATIN2 (LAT2FONT100M),ISO-LATIN4 (LAT4FONT100M),ISO-LATIN9 (LAT9FONT100M),および ISO-LATIN Cyrillic (LATCFONT100M) のための必須フォント・ファイルがあります。
Worldwide DECwindows 100dpi Additional Fonts (Windowing Environment) - このオプションのソフトウェア・サブセットは, 追加のワークステーション 100dpi フォント・ファイルを提供します。 ISO-LATIN2 (LAT2FONT100P),ISO-LATIN4 (LAT4FONT100P),ISO-LATIN9 (LAT9FONT100P),および ISO-LATIN Cyrillic (LATCFONT100P) のための追加のフォント・ファイルがあります。
Worldwide DECwindows 75dpi Fonts (Windowing Environment) - このソフトウェア・サブセットは,ワークステーション 75dpi 必須フォント・ファイルを提供します。 このソフトウェア・サブセットは,低解像度グラフィック・モニタを使用するシステムでは必須サブセットです。 VR160 15 インチ・モニタあるいはそれ以上の解像度のグラフィック・モニタを使用するシステムではオプション・サブセットです。 ISO-LATIN2 (LAT2FONT75M),ISO-LATIN4 (LAT4FONT75M),ISO-LATIN9 (LAT9FONT75M),および ISO-LATIN Cyrillic (LATCFONT75M) のための必須フォント・ファイルがあります。
Worldwide DECwindows 75dpi Additional Fonts (Windowing Environment) - このオプションのソフトウェア・サブセットは, 追加のワークステーション 75dpi フォント・ファイルを提供します。 ISO-LATIN2 (LAT2FONT75P),ISO-LATIN4 (LAT4FONT75P),ISO-LATIN9 (LAT9FONT75P),および ISO-LATIN Cyrillic (LATCFONT75P) のための追加のフォント・ファイルがあります。
Single-Byte Latin-9 Locales - このオプションのサブセットには,新しいユーロ通貨記号をサポートする European Latin-9 (ISO8859-15) のロケールが含まれています。
Worldwide MULE (General Applications) - このサブセットは,MULE (Multilingual Emacs) を提供します。 MULE は,GNU Emacs に多言語機能を付加したものです。 Mule バージョン 1 は GNU Emacs バージョン 18 をベースにしていました。 Mule バージョン 2 は GNU Emacs バージョン 19 をベースにしています。 本バージョンでは Mule バージョン 1 はサポートされていません。 このサブセットは WLS ベースの一部であり,オプションです。 これは,すべての言語で使用できます。
Worldwide MULE Source Files (Public Domain Source) - このサブセットには,MULE のソース・ファイルが含まれています。 このサブセットは WLS ベースの一部であり,オプションです。 これは,すべての言語で使用できます。
Obsolete Commands and Utilities - このオプションのサブセットには,将来のリリースでは削除される予定の,旧式のプリンタ・フィルタとコマンドが含まれています。
Worldwide Outline Fonts (Windowing Environment)
-
このオプションのソフトウェア・サブセットは,
アウトライン・フォント・ファイルを提供します。
このサブセットは,OSFAFM540 ソフトウェア・サブセットに依存します。
ISO-LATIN2 (LAT2) および ISO-LATIN Cyrillic (LATC) のためのアウトライン・フォント・ファイルがあります。
表 C-18: フォント・サブセットおよび言語との関連
フォント・サブセット | サブセットが使用可能な言語 |
LAT2FONT100M,LAT2FONT100P,LAT2FONT75M,LAT2FONT75P,LAT2OLFONT | チェコ語,ハンカリー語,ポーランド語, スロヴァキア語,スロヴェニア語 |
LAT4FONT100M,LAT4FONT100P,LAT4FONT75M,LAT4FONT75P | リトアニア語 |
LATCFONT100M, LATCFONT100P, LATCFONT75M, LATCFONT75P, LATCOLFONT | ロシア語 |
LAT9FONT75M540, LAT9FONT100M540, LAT9FONT75P540, LAT9FONT100P540 | ユーロ・サポート |
Worldwide Phrase Input Support (Operating System) - このソフトウェア・サブセットは,アジア言語の語句入力メソッドのためのバイナリとデーモンを提供します。 これはオプション・サブセットで,IOSWWBASE540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。 これは,中国語,日本語,韓国語,およびタイ語の各言語で使用できます。
Worldwide SVE MNLS Migration Tools (Software Development) - このソフトウェア・サブセットには,SVE MNLS (System V Environment Multinational Languages Support) の移行ツールが含まれています。 このサブセットは WLS ベースの一部であり,オプションです。 これはすべての言語で使用できます。
Worldwide User Defined Character Support (Operating System) - このソフトウェア・サブセットは,OS レベルのユーザ定義文字を作成するツールを提供します。 このサブセットには, ターミナル・ドライバにフォントをオン・デマンド・ローディングするためのカーネル・オブジェクトも含まれています。 このソフトウェア・サブセットはオプションであり, IOSWWBASE540 ソフトウェア・サブセットを必要とします。 これは,中国語,日本語,韓国語,およびタイ語の各言語で使用できます。
Worldwide User Defined Character Workstation Service (Windowing Environment) - このソフトウェア・サブセットは, X11/DECwindows 用のユーザ定義文字フォント作成ツールを提供します。 これはオプションのサブセットで, IOSWWX11540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。 これは,中国語,日本語,韓国語,およびタイ語の各言語で使用できます。
Worldwide Two-Byte Outline Font Renderer (Windowing Environment) - このソフトウェア・サブセットには,2 バイト・アウトライン・フォントのためのアウトライン・フォント・レンダラが含まれています。 このソフトウェア・サブセットは WLS ベースの一部であり,オプションで,すべての言語で使用できます。 これは,IOSWWX11540 ソフトウェア・サブセットに依存します。
次に示す一連の表に,サポートされる言語と,各言語で提供されているソフトウェア・サブセットを示します。 実際のソフトウェア・サブセット名は,記載されているサブセットの先頭に IOSLL を付けた名前になります。 このとき LL には, カッコ内に示している 2 文字の言語コードが入ります。 たとえば,ドイツ (ドイツ語,DE) 用のサブセット CDEMAIL は,IOSDECDEMAIL になります。 また,各サブセットには,ソフトウェアのバージョン番号を示す 3 桁の番号がうしろに付きます。 したがって,IOSDECDEMAIL は IOSDECDEMAIL500 になります。
ロケールの中には言語を共用しているものがあります。
たとえば,カナダとフランスでは,両方ともフランス語のサブセットを使用することができます。
この結果として,サブセット名は国と言語コード (IOSLLCC:
LL=言語,CC=国) の両方を使用することになります。
このため,たとえばフランス語圏のカナダの X11 サブセット名は,IOSFRCAX11500 になります。
表 C-19
に示すのは,CDEMAIL メール・アプリケーション・サブセットでサポートする言語の一覧です。
対応する US 英語環境のソフトウェア・サブセットについては,表 C-5
を参照してください。
表 C-19: メール・アプリケーション・サブセット
言語 | メール・アプリケーション・サブセット |
CDEMAIL | |
カタロニア語 (CA) | ○ |
チェコ語 (CS) | ○ |
ドイツ語 (DE) | ○ |
ギリシャ語 (EL) | |
スペイン語 (ES) | ○ |
フランス語 (FR) | ○ |
ヘブライ語 (IW) | |
ハンガリー語 (HU) | ○ |
イタリア語 (IT) | ○ |
日本語 (JP) | ○ |
韓国語 (KO) | ○ |
リトアニア語 (LT) | |
ポーランド語 (PL) | ○ |
ロシア語 (RU) | |
スロヴァキア語 (SK) | ○ |
スロヴェニア語 (SL) | |
スウェーデン語 (SV) | ○ |
タイ語 (TH) | ○ |
トルコ語 (TR) |
表 C-20
に示すのは,ソフトウェア開発サブセットとそのサブセットで利用できる言語の一覧です。
対応する US 英語環境のソフトウェア・サブセットについては,表 C-10
を参照してください。
表 C-20: ソフトウェア開発サブセット
言語 | ソフトウェア開発サブセット | |
CDEDEV | XDEV | |
カタロニア語 (CA) | ○ | ○ |
チェコ語 (CS) | ○ | ○ |
ドイツ語 (DE) | ○ | ○ |
ギリシャ語 (EL) | ||
スペイン語 (ES) | ○ | ○ |
フランス語 (FR) | ○ | ○ |
ハンガリー語 (HU) | ○ | ○ |
イタリア語 (IT) | ○ | ○ |
ヘブライ語 (IW) | ○ | |
日本語 (JP) | ○ | ○ |
韓国語 (KO) | ○ | ○ |
リトアニア語 (LT) | ||
ポーランド語 (PL) | ○ | ○ |
ロシア語 (RU) | ○ | |
スロヴァキア語 (SK) | ○ | ○ |
スロヴェニア語 (SL) | ||
スウェーデン語 (SV) | ○ | ○ |
タイ語 (TH) | ○ | ○ |
トルコ語 (TR) |
表 C-21
に示すのは,システム管理サブセットと各サブセットで利用できる言語の一覧です。
対応する US 英語環境のソフトウェア・サブセットについては,表 C-12
を参照してください。
表 C-21: システム管理サブセット
言語 | システム管理サブセット |
XSYSMAN | |
カタロニア語 (CA) | ○ |
チェコ語 (CS) | ○ |
ドイツ語 (DE) | ○ |
ギリシャ語 (EL) | |
スペイン語 (ES) | ○ |
フランス語 (FR) | ○ |
ヘブライ語 (IW) | |
ハンガリー語 (HU) | ○ |
イタリア語 (IT) | ○ |
日本語 (JP) | ○ |
韓国語 (KO) | ○ |
リトアニア語 (LT) | |
ポーランド語 (PL) | ○ |
ロシア語 (RU) | |
スロヴァキア語 (SK) | ○ |
スロヴェニア語 (SL) | |
スウェーデン語 (SV) | ○ |
タイ語 (TH) | ○ |
トルコ語 (TR) |
表 C-22
に示すのは,ウィンドウ環境サブセットと各サブセットで利用できる言語の一覧です。
対応する US 英語環境のソフトウェア・サブセットについては,表 C-14
を参照してください。
表 C-22: ウィンドウ環境サブセット
言語 | ウィンドウ環境サブセット | |||
CDEDT | CDEMIN | X11 | CDEHLP [脚注 15] | |
カタロニア語 (CA) | ○ | ○ | ○ | |
チェコ語 (CS) | ○ | ○ | ○ | |
ドイツ語 (DE) | ○ | ○ | ○ | ○ |
ドイツ語 - スイス (DECH) | ○ | |||
ギリシャ語 (EL) | ○ | ○ | ○ | |
スペイン語 (ES) | ○ | ○ | ○ | ○ |
フランス語 (FR) | ○ | ○ | ○ | ○ |
フランス語 - ベルギー (FRBE) | ○ | |||
フランス語 - カナダ (FRCA) | ○ | |||
フランス語 - スイス (FRCH) | ○ | |||
ハンガリー語 (HU) | ○ | ○ | ○ | |
イタリア語 (IT) | ○ | ○ | ○ | ○ |
ヘブライ語 (IW) | ○ | ○ | ○ | |
日本語 (JP) | ○ | ○ | ○ | ○ |
韓国語 (KO) | ○ | ○ | ○ | ○ |
リトアニア語 (LT) | ○ | |||
ポーランド語 (PL) | ○ | ○ | ○ | |
ロシア語 (RU) | ○ | ○ | ||
スロヴァキア語 (SK) | ○ | ○ | ○ | |
スロヴェニア語 (SL) | ○ | ○ | ||
スウェーデン語 (SV) | ○ | ○ | ○ | ○ |
タイ語 (TH) | ○ | ○ | ○ | |
トルコ語 (TR) | ○ | ○ | ○ |
表 C-23
に示すのは,ウィンドウ・アプリケーション・サブセットと各サブセットで利用できる言語の一覧です。
対応する US 英語環境のソフトウェア・サブセットについては,表 C-15
を参照してください。
表 C-23: ウィンドウ・アプリケーション・サブセット
言語 | ウィンドウ・アプリケーション・サブセット | |
CDEAPPS | DECW | |
カタロニア語 (CA) | ○ | ○ |
チェコ語 (CS) | ○ | ○ |
ドイツ語 (DE) | ○ | ○ |
ギリシャ語 (EL) | ||
スペイン語 (ES) | ○ | ○ |
フランス語 (FR) | ○ | ○ |
ヘブライ語 (IW) | ||
ハンガリー語 (HU) | ○ | ○ |
イタリア語 (IT) | ○ | ○ |
日本語 (JP) | ○ | ○ |
韓国語 (KO) | ○ | ○ |
リトアニア語 (LT) | ||
ポーランド語 (PL) | ○ | ○ |
ロシア語 (RU) | ○ | ○ |
スロヴァキア語 (SK) | ○ | ○ |
スロヴェニア語 (SL) | ||
スウェーデン語 (SV) | ○ | ○ |
タイ語 (TH) | ○ | ○ |
トルコ語 (TR) |
表 C-24
に示すのは,各言語でサポートされるその他のサブセットです。
表 C-24: その他のサブセット
言語 | その他のサブセット | |||||
BASE | OLFONT | FONTM [脚注 16] | FONTP [脚注 17] | FONT100 [脚注 18] | FONT75 | |
カタロニア語 (CA) | ○ | |||||
チェコ語 (CS) | ○ | |||||
ドイツ語 (DE) | ○ | |||||
ギリシャ語 (EL) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
スペイン語 (ES) | ○ | |||||
フランス語 (FR) | ○ | |||||
ハンガリー語 (HU) | ○ | |||||
イタリア語 (IT) | ○ | |||||
ヘブライ語 (IW) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
日本語 (JP) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
韓国語 (KO) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
リトアニア語 (LT) | ||||||
ポーランド語 (PL) | ○ | |||||
ロシア語 (RU) | ○ | |||||
スロヴァキア語 (SK) | ○ | |||||
スロヴェニア語 (SL) | ||||||
スウェーデン語 (SV) | ○ | |||||
タイ語 (TH) | ○ | ○ | ○ | |||
トルコ語 (TR) | ○ | ○ | ○ | ○ |
C.4.2.1 中国語以外のアジア言語用に提供されている追加のサブセット
表 C-25
に,
アジア言語用に提供されている追加のサブセットを示します。
これらのサブセットには,US 英語に同等のサブセットがあります。
表 C-25: 追加のアジア言語サブセット
サブセット名 | 日本語 (JP) | 韓国語 (KO) | タイ語 (TH) |
BIN (表 C-2 を参照) | ○ | ○ | |
DOSTOOLS (表 C-3 を参照) | ○ | ||
LDBBASE (表 C-10 を参照) | ○ | ||
LSMX11 (表 C-12 を参照) | ○ | ||
MANOS (表 C-9 を参照) | ○ | ||
MANWOS (表 C-9 を参照) | ○ | ||
NETSCAPE (表 C-15 を参照) | ○ | ||
PGMR (表 C-10 を参照) | ○ | ○ | ○ |
PRINT (表 C-7 を参照) | ○ | ||
SYSMAN (表 C-12 を参照) | ○ | ||
XADMIN (表 C-12 を参照) | ○ | ||
XADVFS (表 C-12 を参照) | ○ |
次のサブセットには,US 英語に同等のサブセットがなく, 日本語用にのみ提供されています。 すべてのサブセットには, プレフィックスとして IOSJP が付きます。
Additional Japanese Software (Operating System)
-
このソフトウェア・サブセットは
jvi
バイナリを提供します。
これはオプションのソフトウェア・サブセットで,
IOSJPBASE540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。
Japanese Reference Pages for Additional Software (Operating System) - このソフトウェア・サブセットは IOSJPABASE540 に含まれる日本語ソフトウェアのリファレンス・ページを提供します。 これはオプションのソフトウェア・サブセットで, OSFDCMT540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。
Japanese Advanced Printing Software Base and Client Commands - このソフトウェア・サブセットは,高度な印刷のためのグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供します。
Japanese (SJIS) Online Help - このソフトウェア・サブセットは,日本語の文字セットの 1 つ,SJIS (シフト JIS) の CDE オンライン・ヘルプを提供します。
Japanese Software Development Desktop Environment - このソフトウェア・サブセットはソフトウェア・サブセットで,IOSJPCDEDT540 および OSFSDECDE540 ソフトウェア・サブセットを必要とします。
Wnn Input Method - このソフトウェア・サブセットは,日本語の文字を入力するための Wnn かな漢字変換システムを提供します。
Wnn Software Development - このソフトウェア・サブセットは Wnn かな漢字変換システムを提供します。 これはオプションのサブセットで, IOSJPBASE540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。
Wnn Source Files (Public Domain Source) - このソフトウェア・サブセットは Wnn のソースファイルを提供します。 これはオプションのサブセットで,他のサブセットとの依存関係はありません。
WLS では,繁体字,簡体字,香港,および台湾用の中国語サポートを提供しています。
中国語グループで使用できるサブセットには,それぞれ次のようなプレフィックスが付いています。
IOSZHT (繁体字中国語),
IOSZHS (簡体字中国語),IOSZHTW (台湾の中国語),IOSZHCN (中国本土),および IOSZHHK (香港の中国語) です。
表 C-26
に,各中国語グループで使用可能なサブセットで,US 英語に同等のサブセットがあるものを示します。
表 C-26: US 英語版に対応する中国語のサブセット
中国語 | ||||||
サブセット | 基本中国語 (ZH) | 中国本土 (CN) | 簡体字 (S) | 香港 (HK) | 台湾 (TW) | 繁体字 (T) |
メール・アプリケーション | ||||||
CDEMAIL (表 C-5 を参照) | ○ | ○ | ||||
ソフトウェア開発 | ||||||
CDEDEV (表 C-10 を参照) | ○ | ○ | ||||
PGMR (表 C-10 を参照) | ○ | |||||
XDEV (表 C-10 を参照) | ○ | ○ | ||||
システム管理 | ||||||
SYSMAN (表 C-12 を参照) | ○ | |||||
XADMIN (表 C-12 を参照) | ○ | |||||
XSYSMAN (表 C-12 を参照) | ○ | |||||
ウィンドウ環境 | ||||||
CDEDT (表 C-14 を参照) | ○ | ○ | ||||
CDEMIN (表 C-14 を参照) | ○ | ○ | ||||
CDEHLP (表 C-14 を参照) | ○ | ○ | ||||
X11 (表 C-14 を参照) | ○ | ○ | ○ | |||
ウィンドウ・アプリケーション | ||||||
CDEAPPS (表 C-15 を参照) | ○ | ○ | ||||
DECW (表 C-15 を参照) | ○ | ○ | ||||
その他 | ||||||
BASE | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
TCRBASE | ○ |
以下の中国語サブセットは,中国語用としてだけ提供されていて,US 英語に同等のサブセットがないものです。 以下に示すサブセットはすべて,中国語固有のものです。 すべてのサブセットには,プレフィックスとして IOSZH が付きます。
Big-5 Character Set Support - このソフトウェア・サブセットは,すべての BIG5 関連ライブラリ,charmap,メソッド, ターミナル・ドライバを提供します。 これはオプションのソフトウェア・サブセットで, IOSZHBASE540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。
Traditional and Simplified Chinese Conversion - このソフトウェア・サブセットは,中国語 (繁体字) と中国語 (簡体字) の変換を行うためのターミナル・ドライバ, カーネル・オブジェクトおよびサービスを提供します。 これは必須サブセットで,IOSZHBASE540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。
Workstation Fonts - これらのソフトウェア・サブセットは,繁体字 (T) および簡体字 (S) 中国語のワークステーション・フォントを提供します。
Additional Chinese Locales
-
このソフトウェア・サブセットは,中国本土 (CN) および台湾 (TW) の中国語とは異なる照合規則を持つ
@
バリアント・ロケールを提供します。
このソフトウェア・サブセットはオプションであり,IOSZHCNBASE540
ソフトウェア・サブセットに依存しています。
Chinese Outline Fonts - このソフトウェア・サブセットは,簡体字 (S) および繁体字 (T) 中国語のアウトライン・フォントを提供します。
Telecode Character Set Support - このソフトウェア・サブセットは,Telecode に関連するすべてのメソッドとターミナル・ドライバを提供します。 これは台湾の中国語で使用できるオプションのサブセットで, IOSZHBASE540 ソフトウェア・サブセットに依存しています。
TrueType Fonts
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このソフトウェア・サブセットは,簡体字中国語 (S) の TrueType フォントを提供します。
これはオプションのサブセットで,IOSZHBASE540
ソフトウェア・サブセットに依存しています。