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HP Tru64 UNIX: パッチ・キット・インストレーション・ガイド > 第4章 クラスタ環境でのパッチのインストール![]() 4-3 dupclone スクリプトの使用 |
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dupclone ツールを使用して,一般にクローニングと呼ばれるインストール方法でクラスタ上に Version 5.1B-4 以上をインストールすることができます。 この処理は,主に次の 2 つの手順で構成されます。
クラスタ・クローニングのメリットとしては,以下の点があります。
次に示すように,クラスタに対してクラスタ・クローニングが適さない場合があります。
使用中のシステムとまったく同じ複製を別のディスク・ドライブ・セットに作成する作業は,他社製の複製プログラムを使用できます。 あるいは,以下の作業項目を参考に,自身で行うこともできます。
別のドライブの CNX パーティションが,現在実行されているオペレーティング・システムが使用しているドライブではなく,別のドライブのディスク・デバイス番号を参照するように注意してください。たとえば,次のようになります。 2 つのメンバからなるクラスタは,以下のようなディスク設定が行われています。
また,このクラスタには 5 つの未使用ディスク (dsk10,dsk11,dsk12,dsk13,dsk14) があります。これらは,既存のシステム・ディスクと同じまたはそれ以上の大きさです。 予備のドライブは,既存のオペレーティング・システムの複製,つまり「クローン」として使用され,/clone と呼ばれるマウント・ポイントでマウントされます。手順は以下のとおりです。
これらの手順が完了すると,mount コマンドで次のような出力が表示されます。
この出力の最初の 5 つのファイル・システムは,現在のオペレーティング・システムのバージョンを示しています。最後の 5 つは,/clone という名前の別のルート・パス上にマウントされた現在のオペレーティング・システムの正確な複製を示しています。 最後に,dupclone コマンドを使用して,最新のパッチ・キットを別のルートに適用します。これにより,新しいパッチ・キットが別のドライブ・セットにインストールされ,ブートが可能になります。何らかの理由でインストールまたはリブートが失敗した場合は,元のディスク・ドライバ・セット上でリブートできます。 dupclone の使用方法については,dupclone(8) のリファレンス・ページを参照してください。dupclone(8) のリファレンス・ページは次の項にあります。これは,Version 5.1B-4 以上のパッチ・キットをインストールするとシステム上にインストールされます。 名前
形式
オプション
説明dupclone コマンドは,kitpath にある Tru64 UNIX パッチ・キットを,rootpath で定義された別のルート・ディレクトリにインストールします。指定された rootpath は,クラスタのすべてのメンバも含めて,既存の Tru64 UNIX オペレーティング・システムの完全な複製のルート・ディレクトリである必要があります。 dupclone コマンドはクラスタ上でのみ使用できます。スタンドアロン・システムでの使用はサポートされていません。 例
ファイル
関連項目コマンド: dupatch(8) |
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