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HP Tru64 UNIX: Version 5.1B-4 リリース・ノート > 第1章 Version 5.1B-4 の新機能![]() 1-2 TruCluster Server の機能拡張 |
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本リリースでは,TruCluster Server ソフトウェアに多くの機能拡張が加えられています。 以下の項では,主な改良点について簡単に説明します。 本リリースでは,Enhanced Distance Clusters をサポートしています。Enhanced Distance Cluster は,ギガビット LAN イーサネット接続を使用することで相互接続が最大 100 km まで拡大されたクラスタです。 Enhanced Distance Cluster では,単一のコンポーネントが失われた場合でも,基本的な高可用性サービスは提供されます。 ただし,TruCluster Server によって提供される高可用性サービスのすべてが含まれるわけではありません。 Enhanced Distance Cluster のセットアップおよび構成の詳細については,『Patch Summary and Release Notes』の付録 A を参照してください。 本リリースでは,リンク・アグリゲーション (LAG) のサポートをクラスタ LAN インターコネクトまで拡張しています。 これにより,処理時間が重視される ICS (インターコネクト通信サブシステム) リモート・プロシージャ・コールに関する遅延を減らし,LAN インターコネクトで利用可能な帯域を増やし,結果としてインターコネクトのスループットが増大しています。 遅延の改善は,複数のアクティブ・インタフェースを通じてキュー・サイズを縮小すること (リンク・アグリゲーション) と,高帯域幅を必要とするチャネルから低遅延が望まれる ICS チャネルを切り分けることで実現されています。 スループットは,複数のアクティブ・インタフェースを使用して,キューの長さを減らすことで改善されます。 この機能の主な目的は,リンク・アグリゲーション・グループの一部を構成するインタフェースの間でクラスタ・コンポーネント・チャネル・トラフィックを分散させることです。 本リリースでは,dupclone という名前の新しいツールを使用した新しいインストール方法 (一般的にはクローニングと呼ばれる方法) が提供されています。 ノーロール・パッチの代わりとなるこの操作は,以下の 2 つのステップで行います。
dupclone の使用方法については,『パッチ・キット・インストレーション・ガイド』および新しいリファレンス・ページ dupclone(8) を参照してください。 クローニングに関する注意事項については,3-3 項 「クラスタ環境でのインストールおよび削除に関する注意事項」を参照してください。 |
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