この章は,標準で提供されるキー定義ファイルを使って,個々のキーの定 義を変更する方法について書かれています。
テキスト形式のキー定義ファイルは「マクロ」と「本体」に分かれていま す。「マクロ」で個々のキーの機能を定義し,「本体」でキー定義の状態 の変化を記述しています。
ファイル名に「LEVEL2」を含むファイルは,半角カナ変換用のキー定義を 追加したものです。これらを使用するには,アプリケーションが半角カナ をサポートしていることが必要です。
個々のキー定義を変更するには,マクロが書かれたファイルを変更してコ ンパイラでバイナリ形式に変換します。次にキー定義を変更する例を示し ます。キーボード上のキーの名称についてはを参照してください。
JVMSキーでは,ひらがな変換は<Ctrl/L>キーに定義されています。そこ で,ひらがな変換キーを<Ctrl/H>キーに変更することを例に説明します。
(変更前)hiragana_henkan = CTRL_L; (変更後)hiragana_henkan = CTRL_H;
以上で,キー定義は変更されます。新しいキー定義を使うには,アプリケ ーションを再起動してください。