用語集

この用語集には,本書で使用されている用語の定義が掲載されています。

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G

g ファイル

ソース・コード・コントロール・システム (SCCS) において,s ファイルを作成するか,あるいは,s ファイルにデルタを適用するために,その内容が使用されるファイル。

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I

ID キーワード

ソース・コード・コントロール・システム (SCCS) において,単一文字をパーセント記号 ( % ) で囲んだもの。 リビジョン・コントロール・システム (RCS) では,キーワード名をドル符号 ( $ ) で囲んだものである。 キーワードは,展開された形式では,日付,バージョン番号,名前などのファイルに関する識別情報を提供する。

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P

p ファイル

ソース・コード・コントロール・システム (SCCS) におけるロック・ファイル。 このファイルの存在は,同名の s ファイルが現在編集中であることを示す。

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R

RCS (リビジョン・コントロール・システム)

プログラムおよびドキュメントのソース・ファイルを管理し,特定のファイルの任意のリビジョンを検索することができる一組のプログラム。 ファイルに対する改訂は,すべてのバージョンの完全なコピーではなく,元のバージョンに対する一連の付加的な変更 (デルタ) として保存される。 このシステムはロック機構を提供するため,どの時点でも一人のユーザだけが特定のファイルに対する変更を行うことができる。

次の項目も参照: SCCS (ソース・コード・コントロール・システム)

RCS ファイル

リビジョン・コントロール・システム (RCS) において,RCS ライブラリに保管されていて,元のファイルのテキストおよびそれに適用されたデルタのリストを含むファイルのこと。

RCS ライブラリ

リビジョン・コントロール・システム (RCS) において,RCS ファイルが保存されるディレクトリ。

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S

SCCS (ソース・コード・コントロール・システム)

プログラムおよびドキュメントのソース・ファイルを管理し,特定のファイルの任意のリビジョンを検索することができる一組のプログラム。 ファイルに対する改訂は,すべてのバージョンの完全なコピーではなく,元のバージョンに対する一連の付加的な変更 (デルタ) として保存される。 このシステムはロック機構を提供するため,どの時点でも一人のユーザだけが特定のファイルに対する変更を行うことができる。

次の項目も参照: RCS (リビジョン・コントロール・システム)

SCCS ライブラリ

ソース・コード・コントロール・システム (SCCS) において,SCCS の s ファイルおよび p ファイルが保存されているディレクトリ。

SID

SCCS において,特定のデルタに適用される数値による識別子。

次の項目も参照: SCCS (ソース・コード・コントロール・システム)

s ファイル

ソース・コード・コントロール・システム (SCCS) において,SCCS ライブラリに保存されていて,元のファイルのテキストおよびそれに適用されたデルタのリストを含むファイルのこと。

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演算子

正規表現において,リテラルな文字としてではなく,別の意味を表すと解釈される文字。 たとえば,1 組の大カッコ ( [ ] ) は,大カッコで囲まれた文字の中の任意の 1 文字に対する照合を行う演算子である。

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改行

次に続くテキストを新しい行の左マージンに移動させる文字,あるいはユーザ入力の最後を示す文字。 通常 Return キーが改行のために使用される。 改行文字は,awk などのレコードに対応したプログラムのための省略時のレコード・セパレータである。

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字句解析プログラム

入力を解析するだけでなく,入力の解析を支援するために要素の分類を行う,プログラムまたはプログラム・フラグメント。lex プログラムは,字句解析プログラムの作成を支援する。

次の項目も参照: パーサ

従属

従属ファイルとも呼ばれる。make ユーティリティで,作成されるファイル (target) が従属するエンティティ。 たとえば,ソース・ファイルは,オブジェクト・モジュールの従属である。

従属行

make ユーティリティにおいて,記述ファイル中で所定のターゲットが従属している従属ファイルを記述している行。

従属ファイル

従属 を参照

照合記号

正規表現で,多文字文字列を使用して 1 文字を表す照合順序の中で,たとえば,小文字などの,使用可能な文字の特定のサブセットを定義する名前。

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スクリプト

sed エディタにおいて,入力ファイルに適用されるエディット・コマンドのリスト。

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ソース・コード・コントロール・システム

SCCS (ソース・コード・コントロール・システム) を参照

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ターゲット

ターゲット・ファイルとも呼ばれる。make ユーティリティでは,その従属から組み立てられるエンティティのこと。 実行可能プログラムは,1 つまたは複数のオブジェクト・モジュールから組み立てられるターゲットである。

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チェックアウト

リビジョン・コントロール・システム (RCS) において,RCS ライブラリからファイルまたはリビジョンを取り出すこと。

チェックイン

リビジョン・コントロール・システム (RCS) において,ファイルまたはリビジョンを RCS ライブラリに保存すること。

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デルタ

RCS ファイルまたは SCCS ファイルの特定のバージョンを構成するための変更内容の集合。

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トークン

m4 マクロ・プロセッサの場合は,マクロ名になり得る認識可能なエンティティのこと。 トークンは,英数字以外の文字で区切られた英数字で構成されている。 他のトークンを中に含むことはできない。

lex によって生成された字句解析プログラムおよび yacc によって生成されたパーサの場合は,パーサまたは字句解析プログラムによって定義された,独立した最小の意味単位。 トークンとしては,データ,言語キーワード,識別子,または言語構文のその他の要素がある。

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パーサ

入力を解釈し,それに対する処理方法を決定するプログラムまたはプログラム・フラグメント。yacc プログラムは,パーサの作成を支援する。

バージョン・コントロール・システム

ファイルのリビジョンおよび構成の,組織化および保守を支援するためのソフトウェア・ツール。 特に,ソース・プログラム,ドキュメント,およびデータ・ファイルなどのリビジョンの,格納,ロギング,取り出し,および識別を自動化する。

バージョン・コントロール・ファイル

バージョン・コントロール・システムにおいて,元のテキストおよび作成された一連のリビジョン (デルタ) によって構成されるファイル。 このファイルは,RCS では RCS ファイル,SCCS では s ファイルと呼ばれる。

バージョン・コントロール・ライブラリ

RCS または SCCS などのバージョン・コントロール・システムの下で構成および保守されるファイルがあるディレクトリ。

パターン・スペース

sed エディタで現在編集されている行の範囲を示す。 パターン・スペースは,アドレスまたはアドレスのペアによって選択される。

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フィールド

awk における入力レコードの 1 要素。 各フィールドは,フィールド・セパレータで区切られる。 フィールド・セパレータは,ユーザによる指定が可能であり,省略時の設定は任意の数のホワイト・スペースである。 レコードの始まりおよび終了もフィールド・セパレータである。

次の項目も参照: レコード

フィールド変数

awk の入力レコードのフィールドである変数。 フィールド変数は他のどの変数としてでも処理することができる。

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マクロ定義

m4 マクロ・プロセッサまたは make ユーティリティで使用される。 マクロ名を作成するとともに,マクロに行わせるテキストおよび引数の置換を定義する文。

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レコード

awk において,連続した 2 つのレコード・セパレータの出現の間にある情報。 レコード・セパレータは,ユーザ指定が可能であり,省略時の設定は改行文字である。 ほとんどの場合,1 レコードは,入力ファイルの 1 行と考えてよい。 ファイルの先頭および終端もレコード・セパレータである。

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ロック

バージョン・コントロール・システムでは,バージョン・コントロール・ファイルが編集のためにチェックアウトされているというフラグを立て,そのフラグを使用することを指す。

ロック機構

バージョン・コントロール・システムにおいて,ファイルに重複および並列した変更が行われないようにする方法。 SCCS は,p ファイルを使用して現在どのファイルが編集中であるかを示す。 RCS は,RCS ファイルにロック情報を挿入することによってロックする。

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若いファイル

make ユーティリティにおいて,ターゲットの作成以降に変更された従属ファイル。