この章では,プリント・システムのエンド・ユーザ,オペレータ,または管理者が読み出したり,設定したりできるオブジェクト属性について説明します。この章は,オブジェクトごとにまとめられています。それぞれの節では,特定のオブジェクトをサポートする属性について説明します。
A.1 サーバ属性
次の属性は,スーパバイザおよびスプーラの両方に関連しています。
さまざまなドメインに所属する,特定の権限を持つプリント・システム・ユーザの特権レベルを指定します。
サーバの一般的な可用性を示します。サーバが使用不能になっている場合には none,サーバが使用可能になっている場合には normal に設定されます。
サーバのテキスト表現です。
サーバがクライアントからのプリント要求を受け付けているかどうかを示します。この属性は,pdenable
コマンド,または
pddisable
コマンドを使用して設定されます。
イベント通知のときにサーバでサポートされる,イベント・タイプおよびイベント・クラスを指定します。
ジョブの所有者でないユーザが
pdls
コマンドを使用して表示できるジョブ属性のリストを指定します。省略時の設定では,このようにして表示できる属性は
intervening-job
だけです。
エラー,通知,ロギングなどのメッセージを構成するといった国際化タスクを実行するときに,サーバが使用するロケールの仕様が含まれています。この属性は,サーバによって locale 環境変数から設定されます。
サーバでサポートされるロケールのリストが含まれています。
オブジェクトに関連付けられ,オブジェクト状態に関する何らかの情報をユーザに示すための読み取り可能な文字列です。
1 つの複合ドキュメント・ジョブ内の個々のドキュメントを,サーバで変更できるかどうかを示します。
オブジェクトが複合ドキュメント・ジョブを処理できるかどうかを示します。
イベント通知用に,このオブジェクトで使用できる配信方式を示します。
イベント通知用に,このオブジェクトでサポートされる配信方式を示します。
オブジェクトのクラスを示します。
サーバでサポートされているオブジェクト・クラスを示します。
スプーラのキューすべてに関連付けられている物理プリンタを示すか,またはスーパバイザのプリンタすべてを参照します。
サーバでサポートされている物理プリンタを示します。
サーバの名前を示します。この属性は,サーバが作成されるときに設定されます。
サーバの状態を示します。サーバの状態には,ready (処理可能),paused (一時停止),および terminating (後処理中) があります。
サーバのタイプを指定します。サーバのタイプには,spooler,supervisor,notification server,および protoserver があります。
サーバでサポートされているプリント・ファイルの転送方式を示します。有効な方式は,with-request,socket,および file-reference です。
再起動後にスプーラに戻されたジョブを,held (保留) または pending (処理待ち) 状態にするかどうかを指定します。
論理プリンタを示します。
プログラムをフィルタとして定義し,このプログラムを起動するために必要な情報を含んでいます。
スーパバイザが動作させる実プリンタの数を指定します。この上限に達した後は,スーパバイザ上に物理プリンタを作成しようとしても,失敗します。
スーパバイザが制御するように管理者が設定した,実プリンタの数を指定します。number-of-printers-supported の値を,maximum-number-of- printers-supported によって設定された上限を超えた値に設定しようとすると,失敗します。
プリンタがサーバ・ホストに接続される方法を示します。
プリンタに関連付けられているキューを示します。
オブジェクトが関連付けられているサーバの名前です。この名前は,作成時にオブジェクトによって設定されます。
オブジェクトの一般的な可用性を示します。オブジェクトが使用不能になっている場合には none,オブジェクトが使用可能になっている場合には normal に設定されます。
binding-edges-supported 属性は,プリンタでサポートされている binding-edge の値を示します。
character-sets-supported 属性は,プリンタでサポートされている文字セット・エンコードを示します。
content-orientations-supported 属性は,プリンタでサポートされているドキュメント・コンテンツの印刷向きを指定します。この属性値には,プリンタに送信されるドキュメント・コンテンツの印刷向きに関するすべての情報が含まれている必要があります。論理プリンタの content-orientations-supported に,ドキュメントの印刷向きに一致する値が含まれていない場合には,スプーラは,そのプリント要求を拒否します。物理プリンタの content-orientations-supported に,ドキュメントの印刷向きと一致する値が含まれていない場合には,スプーラはそのジョブを処理待ち (pending) の状態にします。
descriptor 属性は,指定されたオブジェクトのテキスト表現を提供します。
プリンタでサポートされるドキュメント・フォーマットを指定します。
プリンタでサポートされる補助シートを指定します。
指定されたオブジェクトが使用可能になっており,クライアントからのプリント要求を受け付けることができるかどうかを示します。オブジェクトは,pdenable
コマンドまたは
pddisable
コマンドで,使用可能になります。
プリンタでサポートされているドキュメントごとのフィニッシング処理を示します。
プリンタでサポートされているフォント・リソースを示します。
プリンタでサポートされている強調色のレンダリング・アルゴリズムを示します。
プリンタでサポートされている強調色を示します。
有効な色は,red (赤),blue (青),green (緑),cyan (シアン),magenta (マゼンタ),yellow (黄色),cardinal (深紅),royalblue (ロイヤルブルー), ruby (ルビー),violet (バイオレット),および name (指定色) です。
サポートされる強調マップ・カラーを示します。
プリンタでサポートされている給紙トレイを示します。
有効な値は,top (上段給紙トレイ),middle (中段給紙トレイ),bottom (下段給紙トレイ),envelope (封筒専用トレイ),manual (手差しトレイ),large-capacity (大容量給紙トレイ),main (標準給紙トレイ),および side (サイド給紙トレイ) です。
プリンタでサポートされている補助シート・パッケージを指定します。
プリンタでサポートされている用紙を示します。
サポートされている用紙のリストについては,この付録の最後にある表を参照してください。
オブジェクトに関連付けられるテキスト文字列です。この文字列は,ユーザに対して,オブジェクトの状態または位置に関する情報を示すためのものです。
このオブジェクトに関して通知されるイベントを指定し,通知方式を示します。
プリンタでサポートされている N アップ (片面に印刷する複数ページ) の数を示します。
有効な値は,none または 0,simple-1-up または 1,simple-2-up または 2,simple-4-up または 4 です。
特定のオブジェクトのクラスを示します。
プリンタでサポートされている排出トレイを示します。
有効な値は,top (上段排出トレイ),middle (中段排出トレイ),bottom (下段排出トレイ),side (サイド排出トレイ),face-up (おもて面排出トレイ),left (左側排出トレイ),right (右側排出トレイ),および large (大容量排出トレイ) です。
プリンタでサポートされている出力方式を示します。
有効な値は,no-page-collate です。
プリンタでサポートされているページ番号付けのタイプを示します。この属性は,アウトバウンド・ゲートウェイにのみ適用されます。
有効な値は,numeric (数字),および alphabetic (英字) です。
プリンタでサポートされる両面印刷方法を示します。
有効な値は,simplex (なし),duplex (長辺とじ),および tumble (短辺とじ) です。
直接接続した物理プリンタのホスト名を示します。
この論理プリンタまたは物理プリンタに関連付けられる,物理プリンタまたは論理プリンタを示します。この属性は,関連するキュー属性が変更されるときに更新されます。この属性は,プリンタが使用可能になると,エンド・ツー・エンドの一貫性についてチェックされます。
プリンタを識別する一意の名前です。この属性は,プリンタが作成されるときに設定されます。
問題を記述するテキスト文字列を作成できるプリンタについて,スーパバイザはこの属性にテキスト文字列を設定します。
プリンタが論理プリンタであるか,または物理プリンタであるかを示します。
有効な値は,logical (論理プリンタ),および physical (物理プリンタ) です。
プリンタの現在の状態を示します。
有効な値は,unknown (不明),idle (アイドル),printing (印刷中),needs-attention (操作待ち),paused (一時停止),shutdown (シャットダウン),timed-out (タイムアウト),および connecting-to-printer (プリンタに接続中) です。
現在,この物理プリンタ/論理プリンタで使用可能になっている,論理プリンタ/物理プリンタを示します。
このプリンタでサポートされている印刷面の数を示します。
有効な値は,1 (片面),2 (両面) です。
プリンタでサポートされている陰影指定アルゴリズムを示します。
有効な値は,entire-document (ドキュメント全体),および bitmap-images (ビットマップ・イメージ) です。
プリンタでサポートされている x 方向へのイメージのシフト範囲を示します。
プリンタでサポートされている y 方向へのイメージのシフト範囲を示します。
再起動後にスプーラに戻されたジョブを,held (保留) 状態にするか,または pending (処理待ち) 状態にするかを指定します。
有効な値は,保留状態にするには true または yes,処理待ち状態にするには false または no です。
この論理プリンタで使用する,サーバでの初期値ドキュメントを示します。ドキュメントで初期値ドキュメントを指定していない場合には,プリンタの初期値ドキュメントが使用されます。
この論理プリンタで使用する,サーバでの初期値ジョブを示します。
アウトバウンド・ゲートウェイでサポートされる LPD プリンタの名前を示すテキスト文字列です。
プリンタで使用できる文字セット・エンコードを示します。
プリンタおよび関連する翻訳プログラムで処理できるドキュメント・フォーマットを示します。
このプリンタで使用できる補助ドキュメント・シートを指定します。
有効な値は,none,および doc-set-start-copies-separate です。
特定のプリンタについて,特定の翻訳フィルタまたは変更フィルタの使用を禁止します。
有効な値はフィルタのリストです。
プリンタでサポートされているドキュメントのフィニッシング処理を示します。
有効な値は,staple (ホチキスどめ),staple-top-left (ホチキスどめ (左上隅)),staple-bottom-left (ホチキスどめ (左下隅)),staple-top-right (ホチキスどめ (右上隅)),staple-bottom-right (ホチキスどめ (右下隅)),saddle-stitch (中綴じ),および edge-stitch (端綴じ) です。
プリンタで使用できるフォント・リソースを示します。
プリンタで使用できる強調色を示します。
有効な値は,red (赤),blue (青),green (緑),cyan (シアン),magenta (マゼンタ),yellow (黄色),cardinal (深紅),royalblue (ロイヤルブルー),ruby (ルビー),violet (バイオレット),および name (指定色) です。
プリンタのそれぞれの給紙トレイの用紙を示します。
このプリンタで使用できる給紙トレイを示します。
有効な値は,top (上段給紙トレイ),middle (中段給紙トレイ),bottom (下段給紙トレイ),envelope (封筒専用トレイ),manual (手差しトレイ),large-capacity (大容量給紙トレイ),main (標準給紙トレイ),および side (サイド給紙トレイ) です。
このプリンタで使用できる補助シートを示します。
有効な値は,none,job-copy-start,および job-copy-wrap です。
プリンタの最大速度を,1 分あたりのページ数で指定します。
現在このプリンタで使用できる用紙を示します。
プリンタのハードウェアでサポートされてるドキュメント・フォーマットを示します。
有効な値
物理プリンタで使用できる排出トレイを示します。
有効な値は,top (上段排出トレイ),middle (中段排出トレイ),bottom (下段排出トレイ),side (サイド排出トレイ),face-up (おもて面排出トレイ),left (左側排出トレイ),right (右側排出トレイ),および large (大容量排出トレイ) です。
このプリンタで現在使用できる出力方式を示します。
有効な値は,no-page-collate です。
プリンタへの接続方法をスーパバイザに指示する,スーパバイザ固有の文字列です。
接続されているプリンタのボー・レートです。
有効な値は,300,1200,2400,4800,9600,19200,および 38400 です。
プリンタでサポートされる接続機能のレベルを示します。
有効な値は,0 - 指定なし (システムの省略時の設定を使用),1 - 出力のみ (単方向),2 -- 出力のみ (状態ビットが返される),3 -- 双方向 (同期セッションの制御なし),4 -- 双方向 (同期セッションの制御あり) です。
プリンタのサーバ・ホストへの接続方法を示します。
有効な値は,serial,parallel,ip-socket,data products,および LPD です。
接続されたプリンタのデータ・ビットを示します。
有効な値は,5,6,7,および 8 です。
プリンタで使用する入力フロー制御のタイプを示します。
有効な値は,none,xoff,cts,および dtr です。
プリンタの位置を示すために使用できるテキスト文字列です。
プリンタの製造元とモデルを示します。
プリンタで使用する出力フロー制御のタイプを示します。
有効な値は,none,xoff,cts,および dtr です。
接続されたプリンタで使用されるパリティを示します。
有効な値は,none (なし),even (偶数パリティ),odd (奇数パリティ),mark (マーク・パリティ),および space (スペース・パリティ) です。
プリンタで使用するストップ・ビットを示します。
有効な値は,0,1,および 2 です。
TCP/IP ソケット接続の場合に,接続されるプリンタが使用するポート番号を示します。
有効な値は,1024 〜 65535 です。
printer-state を timed-out に設定する前に,プリンタからの応答をサーバが待つ時間を,秒数で示します。
プリンタで使用できる印刷面の数を示します。
有効な値は,1 (片面) および 2 (両面) です。
キューが関連付けられているサーバを示します。この属性は,キューが作成されるときに設定されます。
キューの一般的な可用性を示します。キューが使用不能になっている場合には none,キューが使用可能になっている場合には normal に設定されます。
有効な値は,high,normal,low,unknown,および none です。
キューのテキスト表現です。
キューが使用可能で,クライアントからのプリント要求を受け付けることができるかどうかを示します。この属性は,pdenable
コマンドおよび
pddisable
コマンドを使用して設定されます。
有効な値は,true/yes (使用可能),false/no (使用不能) です。
キュー上で使用できる論理プリンタを示します。associated-queue 属性がこのキューを指している論理プリンタが,使用可能または使用不能になるたびに,この属性は更新されます。
キューでサポートされている論理プリンタを示します。
キューの状態をユーザに示すためのテキスト文字列です。
キューに関してユーザに通知するイベントを指定し,その通知方式を指定します。
オブジェクトのクラスを示します。
関連付けられたプリンタのうち,処理可能 (ready) 状態のプリンタを示します。
キューでサポートされている物理プリンタを示します。
キューの名前を示します。
キューの状態を示します。
有効な値は,ready (処理可能),および paused (一時停止) です。
ジョブが割り当てられたキューを示します。
ジョブが印刷を完了した時刻を示します。
ジョブの現在の状態を示します。
有効な値は,unknown (不明),pre-processing (前処理中),pending (処理待ち),processing (処理中),retained (保持),held (保留),paused (一時停止),terminating (後処理中),completed (完了),および printing (印刷中) です。
サーバがジョブに挿入する補助シートを指定します。
有効な値は,none および doc-set-start-copies-separate です。
ジョブが,属性の省略時の設定に使用する初期値ジョブを識別できるようにします。ジョブの初期値ジョブは,プリンタの初期値ジョブよりも優先されます。
ジョブがスケジューリングされる前に印刷されるジョブの数を示します。ジョブが印刷中の場合には,0 に設定されます。
ジョブに関連付けられ,セパレータ・ページに印刷されるテキストです。
印刷されたジョブの部数を示します。
印刷されたか,されていないかにかかわらず,ジョブを廃棄するカレンダー時刻を指定します。スプーラは,ジョブの状態に関係なく,ジョブをキャンセルまたは削除して,保持期間をゼロに設定します。
スプーラまたはスーパバイザのクラッシュにより,ジョブがスーパバイザに戻った回数を示します。
ジョブがスケジューリング可能かどうかを示します。保留が true である場合,ジョブはスケジューリングされず,job-hold-set
が
job-state-reasons
に追加されて,current-job-state
が
held
に設定されます。
スプーラによって生成され,ジョブを識別するスプーラ固有の値です。
以前のシステムから実行されたジョブのための,クライアント・ジョブ識別子です。
プリンタによって提供されるジョブ識別子です。
ジョブに対して実行されたアクションの理由をユーザに示すためのメッセージを提供します。
開始シート,通知,ロギングに印刷するプリント・ジョブを表す読み取り可能な文字列です。CLI では,ユーザがジョブ名を指定しない場合には,最初のファイルの名前が使用されます。
この属性は,LPD インバウンド・ゲートウェイによって使用され,ジョブの発信元のホスト名が含まれています。
ジョブの所有者の名前を示します。
ジョブをスケジューリングできるカレンダー日付/時刻を指定します。
ジョブが昇格された時刻を指定します。
ジョブが印刷された後,スプーラがジョブを保持する時間を指定します。
スーパバイザがジョブで印刷する補助シートを指定します。
有効な値は,none,job-copy-start,および job-copy-wrap です。
ジョブの状態に関する情報を提供します。ジョブがエラーで終了するか,打ち切られると,スーパバイザはこの属性にテキストを設定します。
ジョブが保留 (held),後処理中 (terminating),保持 (retained),または完了 (completed) の状態になっている理由を示します。
有効な値は,documents-needed,job-hold-set,job-print-after-specified,required-resource-not-ready,successful-completion,completed-with-warnings,completed-with-errors,cancelled-by-user,cancelled-by-operator,aborted-by-system (cancelled-by-shutdown,printer-unavailable,wrong-printer,bad-job),logfile-pending,および logfile-transferring です。
ジョブ内のすべてのドキュメントが実行されたことを示し,ジョブがクローズされたことを示します。
ユーザに通知されるジョブ・イベントを指定し,通知の配信方式を指定します。
ジョブ内のドキュメントの数を示します。
クラスをジョブとして指定します。
プリント・ジョブが出力されるプリンタ排出トレイを示します。
有効な値は,top (上段排出トレイ),bottom (下段排出トレイ),middle (中段排出トレイ),side (サイド排出トレイ),face-up (おもて面排出トレイ),left (左側排出トレイ),right (右側排出トレイ),および large (大容量排出トレイ) です。
ジョブの印刷先となる,1 つまたは複数の物理プリンタを示します。
最後に状態が変更される前の,ジョブの状態を示します。
プリント要求に使用される論理プリンタを示します。
ジョブが割り当てられる物理プリンタを示します。この属性は,ジョブがスーパバイザに送られると,スプーラによって設定されます。
ジョブが印刷を開始した時刻を示します。
ジョブに対して最後のプリント要求が実行された時刻を示します。この属性は,pdresubmit
コマンドで変更されることがあります。
ジョブのサイズをバイト数で示します。
プリント・サービスへのアクセスを要求しているユーザの名前を示します。
綴じるシートの端を指定します。
有効な値は,bottom-edge (下端),right-edge (右端),top-edge (上端),および left-edge (左端) です。
指定した印刷方向で見たときの,論理ページの下端とテキスト領域の下端との間隔を,文字数で指定します。
最もよく使用するドキュメントの方向を指定します。
有効な値は,portrait (たて),landscape (よこ),reverse-portrait (たて (逆方向)),および reverse-landscape (よこ (逆方向)) です。
ドキュメントの印刷部数を指定します。
copy-count
の値が
maximum-copies-supported
の値を超える場合には,ジョブは拒否されます。
コード文字セットの指定を必要とするドキュメントのページの省略時の値として,サーバが使用するコード文字セットを示します。
他の方法ではフォントを指定しないドキュメント・ページで使用するフォントを示します。
ドキュメントの印刷が開始される前に,スーパバイザが省略時の値として設定する給紙トレイを指定します。
この属性が指定されていない場合には,スーパバイザはプリンタの省略時の値を使用します。
有効な値は,top (上段給紙トレイ),middle (中段給紙トレイ),bottom (下段給紙トレイ),envelope (封筒専用トレイ),manual (手差しトレイ),large-capacity (大容量給紙トレイ),main (標準給紙トレイ),および side (サイド給紙トレイ) です。
ドキュメントで使用する用紙を指定します。
スプーラはこの属性を使用してスケジューリングを実行し,ASCII から PostScript への翻訳プログラムは,この属性を使用して印刷する用紙のサイズを決定します。
ファイルへの完全パスを含めて,ファイルの名前を指定します。
ドキュメントのプリント・フォーマットを指定します。
ドキュメントに意味のある名前を指定します。この属性は,クライアントによってファイル名として設定されるか,または,プリント・ジョブが実行されたときに設定することができます。
ジョブ内でのドキュメントのシーケンス番号を指定します。
ドキュメントの状態を示します。
有効な値は,transfer-pending (転送待ち),pending (処理待ち),processing (処理中),completed (完了),および printing (印刷中) です。
ドキュメントに適用されるフィニッシング・オブジェクト,またはフィニッシング・プロセスの流れを指定します。
有効な値は,staple (ホチキスどめ),staple-top-left (ホチキスどめ (左上隅)),staple-bottom-left (ホチキスどめ (左下隅)),staple-top-right (ホチキスどめ (右上隅)), staple-bottom-right (ホチキスどめ (右下隅)),saddle-stitch (中綴じ),edge-stitch (端綴じ),punch (パンチ),および cover-bind (製本) です。
各ページのフッタのテキストを指定します。
各ページのヘッダのテキストを指定します。
強調印刷色を指定します。
有効な値は,red (赤),blue (青),cyan (シアン),magenta (マゼンタ),yellow (黄色),cardinal (深紅),royalblue (ロイヤルブルー),ruby (ルビー),violet (バイオレット),black (黒),および name (指定色) です。
強調色のミスマッチ・オプションを指定します。
有効な値は,abort,ignore,および operator です。
強調色のレンダリング・アルゴリズムを指定します。
有効な値は,automatic,colourToHighlight,colourTables,presentation,および pictorial です。
参照色となる色を指定します。
有効な値は,red (赤),blue (青),cyan (シアン),magenta (マゼンタ),yellow (黄色),cardinal (深紅),royalblue (ロイヤルブルー),ruby (ルビー),violet (バイオレット),black (黒),および name (指定色) です。
属性の省略値の設定に使用する初期値ドキュメントを指定します。ドキュメントの initial-value-document は,プリンタの initial-value-document よりも優先されます。
指定した印刷方向で見たときの,論理ページの左端とテキスト領域の左端との間隔を,文字数で指定します。
テキスト領域の長さを文字数で指定します。
変換フィルタリングの前に,ドキュメント・データに適用される変更フィルタの名前を指定します。
翻訳フィルタリングまたは変更フィルタリングを使用不能にします。
ページ番号付けをするかどうかを示します。
片面に印刷するページ・イメージの数を指定します。
有効な値は,none または 0,simple-1-up または 1,simple-2-up または 2,simple-4-up または 4 です。
オブジェクトのクラスを示します。
有効な値は,job です。
ドキュメントのサイズをオクテット数で指定します。
ドキュメントが印刷される用紙の出力処理を示します。
有効な値は,no-page-collate です。
指定されたページを,指定された用紙に印刷する必要があることを示します。この属性で指定されていないページは,省略時の用紙に印刷されます。
この属性は,特定のプリント・ハードウェアでのみサポートされていることに注意してください。
ドキュメントのページがフォーマットされるページ順序を指定します。
有効な値は,unknown,first-to-last,last-to-first です。
印刷する 1 ページ,または一続きのページを指定します。
ページ・イメージを片面印刷,または両面印刷に対応するように設定するかどうかを指定します。
有効な値は,simplex (片面),duplex (両面 (長辺とじ)),および tumble (両面 (短辺とじ)) です。
タブ・ストップ間の文字数を指定します。
ドキュメントを印刷した後,プリンタをリセットするかどうかを指定します。
有効な値は,true/yes,および false/no です。
指定した印刷方向で見たときの,論理ページの右端とテキスト領域の右端との間隔を,文字数で指定します。
ジョブを用紙の片面に印刷するか,または両面に印刷するかを指定します。
ドキュメント全体またはドキュメント内のビットマップ・イメージの陰影パラメータを設定します。
有効な値は,entire-document (ドキュメント全体),および bitmap-images (ビットマップ・イメージ) です。
論理ページの上端とテキスト領域との間隔を,文字数で指定します。
ドキュメントをサーバに転送する方法を示します。
有効な値は,with-request,socket,および file-reference です。
翻訳フィルタの自動呼び出しを指定変更します。
テキスト領域の幅を文字数で指定します。
ページ・イメージがレンダリングされる用紙に対して,ページ・イメージの位置をシフトするように設定します。シフトする方向は,イメージの X 軸方向です。
ページ・イメージがレンダリングされる用紙に対して,ページ・イメージの位置をシフトするように設定します。シフトする方向は,イメージの Y 軸方向です。