はじめに

コマンド・リファレンス・ガイド』では,Advanced Printing Software プリント・システムの保守と操作に必要な情報を提供しています。Advanced Printing Software の機能はすべて,コマンド行インタフェース (CLI と略す) から実行できます。CLI では,コマンドをコマンド行に直接入力するか,シェル・スクリプトを利用して入力することにより,Advanced Printing Software プリント・システム内の各機能を利用することができます。

対象読者

本書では,Advanced Printing Software によるプリント・ジョブの管理,監視,および実行に使用するコマンドの詳細について説明しています。このマニュアルは,プリント・システムの管理者,オペレータ,およびユーザを対象に書かれています。

本書の構成

本書の構成は次のとおりです。

関連資料

プリント・システムの使用と管理については,このマニュアルに加えて,次のマニュアルも参照してください。

Advanced Printing Software インストレーション・ガイド Advanced Printing Software サブセットのインストール方法について説明します。
Advanced Printing Software システム管理/操作ガイド Advanced Printing Software プリント・システムの構成および管理方法について説明します。
Advanced Printing Software ユーザ・ガイド Advanced Printing Software コマンド行インタフェースからプリント・ジョブを実行および監視する方法について説明します。
GUI ヘルプ・ファイル ヘルプ・ボリュームには,pdprintadminpdprint,および pdprintinfo の GUI クライアント・プログラムからアクセスすることができます。

本書で使用する表記法

本書では,次の表記法を使用しています。

%
$

パーセント記号は,C シェルのシステム・プロンプトを表します。ドル記号は, Bourne シェル,Korn シェル,および POSIX シェルの場合の システム・プロンプトを表します。

% cat

対話式の例における太字(ボールド体)は,ユーザが入力する文字を示します。

file

イタリック体 (斜体) は,変数値,プレースホルダ,および関数の引数名を示します。

[ | ]
{ | }

構文定義では,大カッコはオプションの項目を示し,中カッコは必須項目を示します。 大カッコまたは中カッコの中の項目を縦線で区切っている場合は, そこに併記されている項目の中から1つの項目を選択することを示します。

colored text

構文定義では,リテラル要素(コマンド名など文字通り入力する要素)は緑色で表示され,変数値,数式/論理式記号,関数の引数名は赤色で表示されます。 構文説明以外の場所では,色付きのテキストは使用しません。

cat(1)

リファレンス・ページの参照には,該当するセクション番号をカッコ内に示します。 たとえば, cat(1) は,cat コマンドについての情報が, リファレンス・ページのセクション1に記載されていることを示します。