用語集

この用語集では,インストレーションのドキュメントに出てくる多くの用語の定義を説明しています。 大半はインストレーション環境に関連した用語ですが,システムのセットアップと構成に関する用語もあります。

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記号

/

ルート (root) を参照

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A

Advanced File System

AdvFS を参照

AdvFS

Advanced File System。 従来の UNIX ファイル・システムよりも可用性が高く柔軟性がある,ジャーナル機能付きのローカル・ファイル・システム。 AdvFS では,電源障害などによる予期しない再起動の後に,トランザクション・ジャーナリングを使用して,数分ではなく数秒でファイル・システムの完全性を回復できる。

また,AdvFS ジャーナリングでは,ファイル・システムの完全性が向上している。 AdvFS では,ファイルセット (ファイル・システム) が単一のストレージ・プールを共用できるようにしたり,ユーザ・クォータおよびグループ・クォータに加えて,ハードおよびソフト・ファイルセット・クォータを有効にすることで,さらに柔軟性を高めることができる。

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B

Berkeley Internet Name Domain

BIND を参照

BIND

Berkeley Internet Name Domain。 ホスト・データベースをネットワーク全体に分散させることができる,分散データベースの名前ルックアップ・サービス。 DNS (Domain Name Service) ともいう。

次の項目も参照: BIND クライアント (BIND client), BIND サーバ (BIND server)

BIND クライアント (BIND client)

BIND サーバにホスト名およびホスト・アドレス情報を問い合わせ,応答を変換し,要求元のアプリケーションへ情報を返すコンピュータ。

次の項目も参照: BIND

BIND サーバ (BIND server)

1 つまたは複数のゾーン情報の正式なソースであるコンピュータ。 BIND サーバは,ゾーンのホスト・データベースのマスタ・コピーを維持するか,ホスト・データベースのサービスを行うために必要な情報を他のサーバから取得する。

次の項目も参照: BIND

bootp

ブートストラップ・プロトコル。 TCP/IP ネットワーク上で構成情報をホストに渡すフレームワークを提供するプロトコル。 bootp プロトコルを使用すると,クライアント・マシンは,自身の IP アドレスや,サーバ・ホストのアドレス,メモリにロードされ実行されるファイルの名前を知ることができる。 ブートストラップの動作は,2 つのフェーズで構成されると考えられる。 1 番目のフェーズはアドレスの決定とブート・ファイルの選択で,2 番目のフェーズはファイル転送である。

Bourne シェル (Bourne shell)

Steve Bourne によって最初に開発されたコマンド・インタプリタと解釈実行されるプログラミング言語。

次の項目も参照: シェル (shell)

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C

CDE

共通デスクトップ環境。 オペレーティング・システムと対話するためのグラフィカル・ユーザ・インタフェース。 CDE インタフェースは,業界標準 (X コンソーシアムの X ウィンドウ・システムおよび Open Software Foundation の Motif インタフェースなど) をベースとし,共同で開発された。

CDE フロントパネル (CDE front panel)

グラフィック機能を備えたシステムで,CDE デスクトップの中心となるウィンドウ。 このウィンドウには,システム管理用のアプリケーションおよびユーティリティにアクセスするためのアイコンがある。 このフロントパネルは,すべてのデスクトップ・ワークスペースに表示される。

CDF

構成記述ファイル。 システムのクローニングに使用されるデータ・ファイル。 インストールして構成されたシステムのインストレーション特性および構成特性は,2 つの別々の CDF に保存される。 インストレーション情報は,install.cdf ファイルに保存される。 このファイルは,フル・インストレーションの実行時に自動的に作成される。 構成情報は,config.cdf ファイルに保存される。 このファイルは,sysman -clone -save コマンドを使って手動で作成される。 特に指定しないかぎり,どちらのファイルも,/var/adm/smlogs ディレクトリに置かれる。

次の項目も参照: インストレーションのクローニング (Installation Cloning), 構成のクローニング (Configuration Cloning)

CDSL (Context Dependent Symbolic Link)

コンテキスト依存シンボリック。 シンボリック・リンクの特殊な形式で,ファイルにアクセスするクラスタ・メンバに応じて,メンバ固有のファイルに動的に対応付けられる。 CDSL を使用すると,各システムに固有の構成やデータ・ファイルを,クラスタで共有されているファイル・システム上に置き,実際にはそれらが各システム上にあるようにすることができる。 CDSL が誤って削除されると,そのシステムはクラスタ内で正常に動作しなくなる。 スタンドアロンのシステムとしては問題はないが,そのシステムを稼働中のクラスタのメンバとして追加することはできない。

次の項目も参照: クラスタ (cluster), メンバ固有のファイル (member specific file)

C シェル (C shell)

カリフォルニア大学バークレイ校で開発されたコマンド・インタプリタと解釈実行されるプログラミング言語。 C シェルと呼ばれるのは,言語構造の多くが,C 言語の言語構造と似ているためである。

次の項目も参照: シェル (shell)

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D

Dataless Management Services

DMS を参照

DCE

分散コンピューティング環境 (Distributed Computing Environment)。 Open Group が定義した分散コンピューティングの標準であり,共通の命名規則,セキュリティ,時間の同期,システムの可用性,データへのアクセス,およびシステム管理に対するグローバル・プロパティを共用するサービスの統一セットを定義する。 DCE を使用すると,異種のシステム上のアプリケーションおよびデータを連携させて運用することができる。

DMS

Dataless Management Services。 サーバ・コンピュータ・システムが,ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) で接続されているクライアント・コンピュータ・システムに対して,/ ( root ),/usr,および /var ファイル・システムを提供するサービス。

DMS クライアント (DMS client)

システム・ディスク領域がクライアント自身ではなく DMS サーバに物理的に接続されており,ネットワーク経由でシステム・ディスク領域にアクセスする,コンピュータ・システム。

DMS 領域 (DMS area)

DMS サーバに物理的に接続され,DMS ルート領域のコピーを複数持つ (登録されているクライアント 1 つに対し 1 つの DMS ルート領域),予約されたディスク領域。

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E

ed エディタ (ed editor)

テキスト・ファイルの内容を行単位で編集するためのプログラム。 このプログラムは,ユーザからのコマンドに従って動作する。 たとえば,s/Unix/UNIX/g というコマンドを実行すると,現在行にある Unix という文字列すべてが,UNIX という文字列に置き換えられる。

emacs

Free Software Foundation で開発され,すべての UNIX システムで利用できるテキスト・エディタ。 ただし,このエディタは,Berkeley UNIX や System V の標準構成には含まれていない。 本 UNIX オペレーティング・システムには,このエディタが用意されている。

ex エディタ

テキスト・ファイルの内容を行単位で編集するためのプログラム。 ex エディタは,ed エディタの拡張バージョンである。

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F

factory installed software

FIS を参照

FIS

Factory Installed Software。 コンピュータを工場から出荷する前に,オペレーティング・システムをプリインストールする工程。 FIS システムには一般的に,すべての必須およびオプションのオペレーティング・システム・ソフトウェア,各種のレイヤード・プロダクトがインストールされている。 プリインストール・システムの箱の中には『Factory Installed Software Information Sheet』があり,インストール済みのソフトウェア・プロダクトと,ファイル・システム・レイアウトに使用したディスクおよびディスク・パーティションについての記述がある。

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H

HTML

HyperText Markup Language。 Web ページ上に文章を表示する方法を World Wide Web ブラウザに指示するために,ブラウザで表示されるファイルに挿入するコード (マークアップ)。 マークアップは,山カッコで囲まれた指示語であるタグを使用して行う。 たとえば,タグ <P> では,新しいパラグラフが始まり,タグ <TABLE> は,表の始まりを示す。 W3C (World Wide Web Consortium) では HTML の標準化を進めているが,Netscape のブラウザと Microsoft のブラウザでは,現在いくつかの機能の動作に違いがあり,非標準の拡張機能が提供されている。

HyperText Markup Language

HTML を参照

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I

i18n

internationalization (国際化) の略語。 ワールドワイド言語サポート (WLS) ソフトウェアは,/usr/i18n ディレクトリにインストールされる。 このディレクトリは独立したファイル・システムとして作成することも,他のファイル・システムへのシンボリック・リンクとして作成することもできる。

次の項目も参照: WLS

init

プロセスを作成し制御することによって,システムの初期化を行うコマンド。 また,このコマンドはハードウェアへのポーリングを行い,フル・インストレーション・プロセスから認識できるようにする。 init コマンドによって各実行レベルで起動されるプロセスは,/etc/inittab ファイル内で定義されている。

init プロセス (init process)

ログイン・プロセスを作成したり,マルチユーザからシングルユーザ・モードへの正常なシャットダウンを処理するなどのシステム管理作業を行う,システムによって作成されたルート・プロセス。

IP

インターネット・プロトコル。 インターネット・プロトコル群のネットワーク・レイヤ・プロトコル。 このプロトコルは,コネクションレス型で,効率の良い配信サービスのベースとなる。 IP には,必須のプロトコルとして ICMP (Internet Control Message Protocol) が含まれている。 インターネット・プロトコル群は TCP/IP と呼ばれる。 これは,IP が 2 つの最も基本的なプロトコルのうちの 1 つであるためである。

IP アドレス (IP address)

インターネットでの接続点を表すために使用される,32 ビットの数値。 アドレスは,各部分をピリオド (.) で区切った形式で表現される。

次の項目も参照: IP

i ノード (inode)

オペレーティング・システム内の各ファイルについて記述する内部構造。 ファイルごとに 1 つの i ノードがある。 i ノードには,ファイルのノード,タイプ,所有者,および位置が記述されている。 i ノード・テーブルは,ファイル・システムの効果的な位置に格納される。

i ノード番号 (inode number)

ファイル・システム内の特定の i ノード (ファイル) を指定する番号。

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K

Korn シェル (Korn shell)

David Korn によって開発されたコマンド・インタープリタと解釈実行されるプログラミング言語。 Korn シェル (ksh) は Bourne シェルの拡張バージョンであり,ジョブ制御およびコマンド履歴の呼び出しなど,拡張された言語構造とコマンドを備えている。 POSIX シェルは,Korn シェルのスーパセットである。

次の項目も参照: シェル (shell)

ksh

Korn シェルを起動するコマンド。 シェルの実行可能ファイルの名前。

次の項目も参照: Korn シェル (Korn shell), シェル (shell)

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L

LAN

ローカル・エリア・ネットワーク。 イーサネット・ケーブル,トークン・リング,FDDI などの伝送メディアで接続された 2 台以上のコンピュータ・システム (ホスト) からなるグループ。 それぞれのホストは,ハードウェア・インタフェースによって伝送メディアに接続される。 LAN は,1 つのオフィス・ビルなど,物理的に限定された範囲に広がるデータ通信ネットワークである。 通常は,LAN をサービスする組織が所有しており,高帯域幅の通信を低コストのメディアで提供する。

次の項目も参照: ネットワーク (network)

Logical Storage Manager

LSM を参照

LSM

Logical Storage Manager。 ホスト・ベースの統合型ディスク・ストレージ管理ツールであり,データ損失を防ぎ,ディスクの入出力性能を向上させるとともに,ディスク構成をカスタマイズする。 LSM は,UNIX ディスクの最上位に,ボリュームと呼ばれる仮想ディスクを構築する。 ボリュームは,ファイル・システム,データベース,またはその他のアプリケーションによって使用されるデータを保持する特殊デバイスである。 LSM は,ボリュームを物理ディスクとアプリケーション間に透過的に配置する。 その後,アプリケーションでは,物理ディスクではなく,ボリュームを操作する。

LSM プライベート・リージョン (LSM private region)

システム全体の LSM 構成情報が格納されるディスク・パーティション。 複数のディスク上に複数のプライベート・リージョンを持つと,ディスク障害に対するバックアップ機能の効果がある。 LSM プライベート・リージョンには,2 MB のディスク・スペースが必要である。

次の項目も参照: LSM

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N

.new.. ファイル (.new.. file)

このプレフィックスが付いているシステム・ファイルについては,保護されているシステム・ファイルの新しいバージョンを,既存のファイル (カスタマイズされたバージョンである可能性がある) を上書きすることなく,アップデート・インストレーション中にシステムに組み込むことができる。

次の項目も参照: 保護されているシステム・ファイル (protected system file), .proto.. ファイル (.proto.. file)

NFS

ネットワーク・ファイル・システム。 システム (サーバ) のファイル・システムを,ネットワークを通して他のシステム (クライアント) からマウントできるようにするサービス。 クライアントが NFS ファイル・システムをマウントすると,そのファイル・システムは,クライアントのユーザにはローカルなファイル・システムのように見える。

NFS マウント (NFS mounted)

ファイル・システムが,マウントされているシステムに物理的に接続 (ローカル) されているのではなく,NFS によってネットワークを通してマウントされている状態のこと。

次の項目も参照: NFS

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P

PDF

Portable Document Format。 フォーマッティング情報を各種のデスクトップ・パブリッシング・アプリケーションから取り込み,フォーマット済みのドキュメントを送信して,意図したとおりに受信者のモニタに表示したり印刷することが可能なファイル・フォーマット。 PDF フォーマットのファイルを表示するには,Adobe Systems が無償で配布しているアプリケーション Adobe Acrobat Reader が必要。

PostScript

Adobe Systems, Inc. によって開発された,タイプセット・ドキュメントまたはディスプレイのフォーマットを記述するための言語の登録商標。 カプセル化された (encapsulated) PostScript ファイルは,PostScript ファイルを他の PostScript ファイルに埋め込むための標準に従ったファイルである。

.PreMRG ファイル (.PreMRG file)

保護されたシステム・ファイルの,アップデート・インストレーション前の状態のバックアップ・コピー。 これらのファイルには,.PreMRG 拡張子が付けられる。 正しくマージできなかったシステム・ファイル・カスタマイズがある場合,*.PreMRG バージョンのファイルを参照して,アップデートされたシステム上にあるマージ後のファイルにカスタマイズを組み込むことができる。

次の項目も参照: 保護されているシステム・ファイル (protected system file)

.PreUPD ファイル (.PreUPD file)

保護されていないカスタマイズ・ファイルのバックアップ・コピー。 保護されていないシステム・ファイルのうちカスタマイズされているファイルは,アップデート・インストレーションの前に,同じファイル名に .PreUPD 拡張子を付けてコピーされ保存される。 保護されていないファイルにカスタマイズを行った場合は,アップデート・インストレーションの完了後に,システム・ファイルの新しいバージョンへ手作業でカスタマイズを組み込む必要がある。

次の項目も参照: 保護されていないシステム・ファイル (unprotected system file)

.proto.. ファイル (.proto.. file)

システム・ファイルのサイト単位のカスタマイズを,DMS クライアント・システムに盛り込むために変更されるファイル。 このカスタマイズを DMS 環境へクライアントを登録する前に行っておくと,クライアントごとのカスタマイズの量を減らすことができる。 DMS 環境 /var/adm/dms/dmsN.alpha,および ディレクトリ /etc/bin/var/adm/X11/ に,変更可能な,.proto.. 拡張子のファイルがある。

次の項目も参照: DMS

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R

RIS

Remote Installation Services。 ローカルにマウントされている配布メディアを使用するのではなく,ネットワークを介してソフトウェア・キットをインストールするためのアプリケーション。 RIS ソフトウェア・サブセットがインストールされていれば,/usr/sbin/ris と入力して RIS アプリケーションを起動できる。

次の項目も参照: ネットワーク (network)

RIS クライアント

サーバの RIS 領域に格納されているキットにアクセスしてソフトウェアをネットワーク経由でインストールすることが許されているコンピュータ・システム。 クライアント・システムは,RIS アプリケーションを使用して,RIS サーバ上でソフトウェア・キットに対して登録される。

RIS サーバ (RIS server)

インストール可能なソフトウェア・キットを他のコンピュータに提供するサービスを行うコンピュータ・システム。 ソフトウェアは,サーバのディスクに格納され,ネットワークを通して RIS クライアントからアクセスされる。

RIS 領域 (RIS area)

1 つ以上のインストール可能なソフトウェア・キットが格納され,RIS サーバに物理的に接続された予約済みのディスク領域。

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S

SCSI

小型コンピュータ・システム・インタフェース (Small Computer System Interface)。 パーソナル・コンピュータや,小規模マルチユーザ・システム,ワークステーションなどの小規模なシステム用の,業界標準のバス。 SCSI ベースのデバイスは,一列に並べて 1 本のバスとして構成できる。

setld

オペレーティング・システムがすでに動作しているシステム上で,ソフトウェア・サブセットのインストレーション,管理,および削除を行うために使用されるコマンド。

次の項目も参照: ソフトウェア・サブセット (software subset)

sh

Bourne シェルを呼び出すコマンド。

su

このコマンドを起動したユーザのログインを,他のユーザのログインに切り換えるコマンド。 このコマンドを起動したユーザは,切り換え後のログインでログインしたことになる。 このコマンドを起動するユーザは,切り換え後のログイン・ユーザのログイン・パスワードを知っていなければならない。 このコマンドは,ログインするユーザを指定しなかった場合,ルート・ログインへの切り換えを行う。

SysMan Menu

ツリー状の階層構造になっている,システム管理作業のメニュー。 このツリーは,機能分類ごとに枝が分かれ,リーフが実際の作業を示す。 リーフを選択すると,作業用のダイアログが表示される。 ユーザのディスプレイ・デバイスに合わせて,SysMan Menu はグラフィカル・インタフェースまたはテキスト・ベースのインタフェースで起動される。 SysMan Menu は,コマンド行で /usr/sbin/sysman と入力して起動できる。 CDE デスクトップを実行している場合は,CDE アプリケーション・マネージャから起動することもできる。

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T

tar (tape archive)

ファイルを保管したり他のシステムへ転送するために,ポータビリティのある形式で,ファイルのコピーを作成するコマンド。 出力先を省略すると,tar コマンドは,システムの主磁気テープ装置にアーカイブ・ファイルを書き込む。

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U

UFS

UNIX ファイル・システム。 階層的構造,ファイルの作成および削除機能,ファイルの動的な拡張,ファイル・データの保護,および周辺デバイスの取り扱いなどの特徴を持つ,標準的なファイル・システム・タイプ。

次の項目も参照: AdvFS, ファイル・システム (file system)

UNIX シェル (UNIX shell)

フル・インストレーション時に表示される選択肢であり,標準の UNIX コマンド行インタフェースを使用したいときに選択する。 主な目的は,フル・インストレーションの前または実行中に,ディスクおよびファイル・システムの保守を行う手段を用意することである。 UNIX シェルを使用すると,/ ( root ) ファイル・システムの破損などの重大な問題から回復するために役立つ,すべての UNIX コマンドを使用できる。 また,ファイル・システムおよびディスクの一般的な保守作業を実行できる。

UNIX ファイル・システム (UNIX file system)

UFS を参照

URL (Uniform Resource Locator)

インターネット上でアクセスできるファイルや他のリソースのアドレス。 ファイルやリソースのタイプは,インターネット・アプリケーション・プロトコルにより異なる。 たとえば,HTTP (HyperText Transfer Protocol) を使用する場合,ファイルは HTML ページ,イメージ・ファイル,または CGI アプリケーションやジャバ・アプレットなどのプログラムである。 このアドレスは,http://www.compaq.com (HP 社の Web サイトの URL) のように表現される。

/usr ファイル・システム (/usr file system)

オペレーティング・システムおよびアプリケーションの構成要素の一部が格納されるファイル・システム。 ユーザのホーム・ディレクトリが,/usr のサブディレクトリに置かれることもある。

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V

vi エディタ (vi editor)

フル・スクリーンのテキスト・エディタ。 vi エディタは,モードを持ったエディタである。 コマンド・モードでは,カーソル移動やテキスト削除などのコマンドを使用できる。 ファイルにテキストを挿入するには,エディタを入力モードにするコマンドを入力する。 この後,エスケープ・キーを押すまで,すべてのキーストロークが入力データとして扱われる。

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W

WLS

ワールドワイド言語サポート (Worldwide Language Support)。 各種の自然言語や国をサポートする,ソフトウェア・サブセットの集まり。 WLS ソフトウェア・サブセットをインストールすると,ソフトウェア開発者は国際化ソフトウェアを開発することができ,ユーザは母国語で作業を行うことができる。

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アーカイブ (archive)

1. プログラム,データ・ファイル,テキスト・ファイル,およびその他のタイプのファイルを保管するために保存すること。 たとえば,アップデート・インストレーション・クリーンアップ・アプリケーションには,アップデート・インストレーションで作成されたバックアップ・ファイルをアーカイブするオプションがある。

2. このようなファイルの保管場所。

アップデート・インストレーション (Update Installation)

以前のバージョンのオペレーティング・システムを実行しているシステムを,新しいバージョンのオペレーティング・システムにアップデートすること。 アップデート・インストレーションでは,ディスク・パーティション,ファイル・システム,ファイルのカスタマイズ,ネットワーク環境,プリント環境,ユーザ・アカウント,ユーザが作成したファイル,およびシステムに対して行ったその他のシステム・セットアップは保持される。

アンマウント (unmount)

特定のディレクトリにマウントされているファイル・システムを削除することを,システムに連絡する処理。 アンマウントを実行できるのは,ファイル・システムをマウントしたユーザか,スーパユーザだけである。 umount コマンドを使用すると,ファイル・システムがアンマウントされる。

次の項目も参照: マウント (mount)

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依存サブセット (dependent subset)

正しく機能するために,他のサブセットを必要とするサブセット。 サブセット間の依存関係は,サブセットのソフトウェア制御プログラム (SCP) によって評価される。 このプログラムは,setld コマンドによって制御される。

次の項目も参照: ソフトウェア・サブセット (software subset)

インストレーションのクローニング (Installation Cloning)

インストール済みのシステムから,同一または類似のハードウェア構成を持つ 1 つ以上のシステムへ,インストレーション特性 (ディスクの選択,ファイル・システム・レイアウト,およびインストールされているソフトウェア) を複製する処理。 インストレーションのクローニングは,フル・インストレーションから直接実行される。

次の項目も参照: CDF

インターネット・アドレス (internet address)

インターネット・ネットワークに接続されているホストを識別する,32 ビットの一意の番号。 インターネット・アドレスは,ネットワーク番号とホスト番号からなる。

インターネット・プロトコル (Internet Protocol)

IP を参照

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エディタ (editor)

テキスト・ファイルの内容を変更するためのプログラム。 vi などのフル・スクリーン・エディタは,ビデオ・ディスプレイ・ターミナルを使用して,操作対象のファイルの一部分 (数行) を表示する。 フル・スクリーン・エディタを使用すると,ユーザがカーソルを特定の位置に移動し,その場所のテキストを変更することができる。 ed などのライン・エディタは,行ベースで動作する。 sed などのストリーム・エディタは,ユーザからのコマンドを受け取るのではなく,事前に用意されているリスト (スクリプト) のコマンドを適用することにより動作する。

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オプションのカーネル構成要素 (optional kernel component)

ベース・オペレーティング・システムの必須部分が正しく動作するために必要なものではないが,オペレーティング・システムのオプション部分や,レイヤード・ソフトウェア・プロダクトが正しく動作するために必要なカーネルの一部分。 オプションのカーネル構成要素には,ユーザにとって必要な追加機能部分 (たとえば,パケット・フィルタ・ドライバなど) が含まれる場合もある。

次の項目も参照: 基本オペレーティング・システム (base operating system), カーネル (kernel), レイヤード・プロダクト (layered product)

オプションのソフトウェア・サブセット (optional software subset)

オペレーティング・システムが正しく動作するために必須ではないが,ベース・オペレーティング・システムを拡張するためにインストール可能な,各種のソフトウェア・アプリケーション。 オプションのソフトウェア・サブセットの主な例には,UNIX リファレンス・ページがある。 UNIX リファレンス・ページは必須ではないが,追加すると便利である。

次の項目も参照: 基本オペレーティング・システム (base operating system), 必須ソフトウェア・サブセット (mandatory software subset)

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カーネル (kernel)

プロセス,システムのスケジューリング,メモリ管理,入出力サービス,デバイス管理,ネットワーク通信,およびファイル・システムの構造を制御する,オペレーティング・システムの中心部。

カスタム・パーティション・テーブル (custom partition table)

推奨のパーティション・テーブルと異なるディスク・パーティション・テーブル。 FIS (factory installed software) 付きで出荷されているシステムでは,ベース・オペレーティング・システムの他に多数のレイヤード・プロダクトがインストールされるため,一般的にカスタム・パーティション・テーブルを使用する。 パーティション・テーブルをカスタマイズすると,ニーズに合ったレイアウトでディスクを分割することができる。

次の項目も参照: パーティション・テーブル (partition table), 推奨パーティション・テーブル (recommended partition table)

関連プロダクト (associated product)

レイヤード・プロダクト (layered product) を参照

完全修飾のホスト名 (fully qualified host name)

ピリオドで区切られた 1 つ以上のラベルを含むホスト名であり,コンピュータを一意に識別する。 ラベルは,英数字およびハイフンを含む文字列で,英字で始まり英数字で終わらなければならない。 ラベルには,2 〜 63 文字が使用できる。 完全修飾のホスト名には,最大 254 文字まで使用できる。 たとえば,host1.nyc.bigcorp.com は完全修飾のホスト名である。

次の項目も参照: ドメイン (domain)

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基本オペレーティング・システム (base operating system)

追加のサードパーティ製品やレイヤード・プロダクトがインストールされていない,オペレーティング・システム。 ベース・オペレーティング・システムは,1 番目の CD-ROM に入っているすべてのソフトウェア・サブセットからなる。

共通デスクトップ環境 (Common Desktop Environment)

CDE を参照

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クイック・セットアップ (Quick Setup)

ライセンス,ネットワーク,プリンタ,メールなどの基本的なサービスを構成するために用いるシステム管理アプリケーション。 クイック・セットアップ・アプリケーションには,クイック・セットアップ・チェックリストのコマンド行で /usr/sbin/checklist を実行することによってアクセスできる。

クライアント (client)

サーバと呼ばれる他のコンピュータ・システムによって提供されるリソースを使用するコンピュータ・システム。

クラスタ (cluster)

アプリケーションおよびデータの可用性を高くするために,ストレージや他のリソースを共用する複数のサーバを,高度に統合したシステム。 クラスタは,通信メディア,メンバ・システム,周辺デバイス,およびアプリケーションから構成される。 メンバ・システムは,高性能インタコネクトを介して通信を行う。

次の項目も参照: クラスタ・メンバ (cluster member)

クラスタ・メンバ (cluster member)

クラスタ内の基本的なコンピューティング・リソース。 メンバ・システムは,物理的にクラスタ・インタコネクト,および少なくとも 1 つの共用 SCSI バスに接続されていなければならない。 接続マネージャは,クラスタ・メンバ間の通信内容に基づいて,クラスタ・メンバシップを動的に決定する。

クラッシュ・ファイル (crash file)

システム・クラッシュ時に作成されるファイル。 システム・クラッシュは,ハードウェアの誤動作,カーネルの障害,ソフトウェアのエラー,その他の理由で発生することがある。 クラッシュによって作成される core ファイルは,システム・クラッシュが発生した原因をデバッグするために役立つことがある。 コア・ファイルは大量のディスク領域を消費するため,必要としない場合は,削除しなければならない。 その他のクラッシュ・データは,/var/adm/crash ディレクトリに格納される。

クローニング (cloning)

1 つのシステムで生成された構成記述ファイル (CDF) のインストレーション特性または構成特性を使用して,別のシステムに複製を作成する処理。

次の項目も参照: CDF

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コア・ファイル (core file)

アプリケーションの異常終了時またはシステムのクラッシュ時に作成されるファイル。 core ファイルは,クラッシュしたアプリケーションやシステムの問題をデバッグするのに役立つことがある。 core ファイルは大量のディスク領域を消費するため,必要としない場合は,削除しなければならない。 core ファイルは,アプリケーションを起動した時のディレクトリに作成される。

次の項目も参照: クラッシュ・ファイル (crash file)

構成 (configuration)

1. データ処理システムやネットワークを構成する,マシン,デバイス,およびプログラム。

2. 実行中のオペレーティング・システムで使用可能なサブシステム,サブシステム群,またはサービスを作成する動作。

3. オペレーティング・システム内の,構成済みのサブシステムのセット。

構成記述ファイル (configuration description file)

CDF を参照

構成のクローニング (Configuration Cloning)

構成済みのシステムから 1 つ以上のターゲット・システムへ,構成を複製する処理。 この処理により,構成作業を別の操作として実行する必要がなくなる。 ネットワーク・セットアップ,ネットワーク・サービス,メール・セットアップ,プリンタ・セットアップ,およびインターネット・アクセスの構成情報を,1 つのシステムから別のシステムへクローニングできる。

次の項目も参照: インストレーションのクローニング (Installation Cloning), CDF

コンソール・モード (console mode)

システムが停止すると,オペレーティング・システムは実行中でなくなり,コンソール・サブシステムが開始される。 この状態はコンソール・モードとも呼ばれ,3 つの右向き矢印文字 (>>>) によって示される。 コンソール・モードのプロンプトは,トリプル・アローシェブロン・プロンプトとも呼ばれる。

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サーバ (server)

クライアントと呼ばれる 1 台以上の他のコンピュータに,ソフトウェアやサービスを提供するコンピュータ・システム。

次の項目も参照: クライアント (client)

最適化カーネル (tailored kernel)

特定のシステム用に作成され,そのシステムにインストールされているハードウェア・オプションやソフトウェア・オプション用の特別なサポートを含むカーネル・イメージ。 最適化カーネルは,インストレーション処理の最後に /usr/sbin/doconfig プログラムによって,そのシステム用に自動的に構築される。 最適化カーネルの構築には,必須構成要素のみ,すべての構成要素,またはカスタマイズされたカーネル構成要素が含まれる。

次の項目も参照: カーネル (kernel)

サブセットの依存関係 (subset dependency)

あるサブセットが,正しく動作するために他のサブセットを必要とするか,他のサブセットがあってはならないという条件。 このサブセット間の依存関係は,setld コマンドの制御下で,サブセット制御プログラム (SCP) によって評価される。

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シェル (shell)

ユーザが入力したコマンドを解釈し,プログラムを起動して,必要に応じてシステム・リソースを確保するプログラム。

次の項目も参照: Bourne シェル (Bourne shell), C シェル (C shell), Korn シェル (Korn shell)

システム・ディスク (system disk)

/ ( root ) ファイル・システムを含むディスクは,システム・ディスクとも呼ばれる。

システム・ファイル (system file)

オペレーティング・システムのインストレーション後にシステム上に常駐するファイル。 システム・ファイルには,オペレーティング・システムが正しく動作するために必要な情報が収められている。

条件付き必須サブセット (Conditional mandatory subset)

オペレーティング・システムが正しく動作するために必要なソフトウェア・サブセットであり,ソフトウェアをインストールする際に,特定のハードウェアやソフトウェアが検出された場合だけ必要になるソフトウェア・サブセット。

次の項目も参照: 必須ソフトウェア・サブセット (mandatory software subset)

省略時の値 (default)

アプリケーションやプロセスによって,自動的に設定される値。

省略時のパーティション (default partition)

1. 省略時のブート・パーティションとしてシステムに使用されるパーティション。

2. 特定のファイル・システムを保持するためにインストレーション処理によって割り当てられる,物理ディスクの一部分。

次の項目も参照: パーティション (partition)

省略時のパーティション・テーブル (default partition table)

/etc/disktab ファイルで定義されたディスク・パーティション。 または,このファイルにエントリがない場合はディスク・ドライバ自体が定義するディスク・パーティション。 省略時のパーティション・テーブルは,ディスク自体のサイズに依存するため,ディスクのタイプによって異なる。 disklabel -p コマンドは,ディスクの省略時のパーティション・テーブルの表示に使用される。 サポートされている各ディスクには,事前に設定されている省略時のパーティション・テーブルがある。 ただし,フル・インストレーション時にはこのパーティション・テーブルを使用しないほうが望ましい。

次の項目も参照: パーティション・テーブル (partition table)

省略時のファイル・システム・レイアウト (default file system layout)

/ ( root ) ファイル・システム,/usr ファイル・システム,および単一のスワップ領域 swap1 が,同じディスクの ag,および b ディスク・パーティションにインストールされた状態。

次の項目も参照: ファイル・システム・レイアウト (file system layout)

シングルユーザ・モード (single-user mode)

ユーザのログインを禁止し,システム・サービスと,ネットワーク処理やグラフィック・ウィンドウ環境のためのデーモンを停止し,実行中のプロセスを停止し,ファイル・システムをアンマウントする,オペレーティング・システム・モード。

シンボリック・リンク (symbolic link)

他のファイルやディレクトリのパス名が格納され,そのファイルやディレクトリへのポインタの働きをするファイル。 シンボリック・リンクは,同じファイル・システム内で使用することも,複数のファイル・システムにまたがって使用することもできる。 ソフト・リンクまたは sym リンクとも呼ばれる。

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推奨パーティション・テーブル (recommended partition table)

省略時のファイル・システム・レイアウトを使用したときに,フル・インストレーション・プロセスがディスクを分割する方法。 推奨パーティション・テーブルはオペレーティング・システム全体を 1 つのディスクに保持するように設計されており,ディスク上に追加のソフトウェア用の余裕を持たせることや,将来のアップデート・インストレーションに備えて余分な領域を十分に用意することができる。 1 GB のディスクでは,推奨パーティション・テーブルは次のとおりである。

2 GB のディスクでは,推奨パーティション・テーブルのサイズは 2 倍になる。 すなわち,/ に 256 MB,/usr に 1490 MB,スワップ領域に 256 MB となる。 3 GB 以上のディスクでは,推奨パーティション・テーブルのサイズは 3 倍になる。 すなわち,/ に 384 MB,/usr に 2235 MB,スワップ領域に 384 MB となる。

次の項目も参照: 省略時のファイル・システム・レイアウト (default file system layout), パーティション・テーブル (partition table)

スーパユーザ (superuser)

ファイル・アクセスやプロセス制御などに対する通常の制限が適用されない特権を持つユーザ。 この特権を持つユーザは,su コマンドを実行するか,システムに root ユーザとしてログインすることによって,スーパユーザになる。

スクリプト (script)

1. 指定されたシェルで解釈され実行される,非バイナリ・プログラム。

2. sed エディタでは,入力ファイルに適用される編集コマンドのリスト。

スワップ領域 (swap space)

アイドル状態のプロセスまたは優先順位の低いプロセスが使用している物理メモリを再利用するために,そのプロセスで変更されたメモリを保持するために使用されるディスク領域。

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属性値ペア (attribute-value pair)

構成記述ファイル (CDF) 内のデータを定義するために使用する方式。 CDF ファイルは,属性値ペアのグループとして作成される。 各属性とそれに対応する値は等号 ( = ) で区切られる。

次の項目も参照: CDF

ソフトウェア・サブセット (software subset)

setld コマンドを用いてインストールまたは削除されるソフトウェア・キット・モジュール。 通常,サブセットは,アプリケーションとそのサポート・ファイルなどの,関連のあるファイルの集まりである。

次の項目も参照: setld

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ターゲット・システム (target system)

クローニング処理で,他のシステムからクローニングされるシステム。

代替ルート (alternate root)

システムのルート・ディレクトリとして使うことができるディレクトリ。 setld -D root_path コマンドを使うと,ソフトウェアを代替ルートへインストールすることができます。 代替ルートがシステムのルート・ディレクトリになったときには,代替ルート・ディレクトリ内のファイルおよびディレクトリだけがアクセスが可能です。 たとえば,通常の //usr/sbin,および /var ディレクトリ内のファイルにはアクセスできません。 代替ルートにインストールされているソフトウェアは,代替ルートがシステムのルートとして実行されている場合だけ使われます。 代替ルートへの切り替えは,システムのリブートにより行われるのが一般的です。 代替ルートへのソフトウェアのインストールは,クラスタではサポートされていません。

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チェックサム (checksum)

任意のルールに従って算出され,主に確認のために使用されるビットまたは桁の合計値。 チェックサムは,データの完全性を確認するために使用される。

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停止 (halt)

システム・シャットダウンの一種であり,プロセッサを停止させるが,システムはリブートしない。 システムが停止したときには,オペレーティング・システムは実行しておらず,コンソール・サブシステムが開始されている。 この状態はコンソール・モードとも呼ばれ,3 つの右向き矢印文字のコンソール・モード・プロンプト (>>>) によって示される。 shutdown -h now コマンドを使用すると,システムを停止できる。

ディスク・パーティション (disk partition)

パーティション (partition) を参照

ディスク・ラベル (disk label)

ディスクの物理属性およびパーティション分割状況などのディスク情報。 この情報は,通常,セクタ 0 (ゼロ) にある。 システム・ディスク・ドライバおよびブート・プログラムがこの情報を使用して,ドライブの識別,ドライブのプログラミング方法,ファイル・システムの位置の判断を行う。

次の項目も参照: パーティション (partition)

デバイス (device)

1. プロセッサに接続されているデータの受信,格納,転送が可能な周辺ハードウェアの一般的な名前。 たとえば,カード・リーダ,ライン・プリンタ,ターミナルは,レコード指向のデバイスである。 磁気テープ・デバイスおよびディスクは,大容量ストレージ・デバイスの例である。 ターミナル・ライン・インタフェースおよびプロセッサ間リンクは,通信デバイスの例である。

2. 物理デバイスにアクセスするために使用される,/dev ディレクトリ内のファイル自体をデバイスと呼ぶこともある。

デバイス特殊ファイル (device special file)

ハードウェア・デバイスにアクセスするためにプロセスが使用するファイル。 たとえば,プリンタは,デバイス特殊ファイルを通してアクセスされる。

次の項目も参照: ブロック型特殊ファイル (block special file), 文字型特殊ファイル (character special file)

デバイス名 (device name)

物理ディスクのアクセスに使用される名前またはアドレス。 デバイス名は,/dev ディレクトリに置かれる。

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ドメイン (domain)

1. ドメイン名の任意の 1 つの要素。 たとえば,host1.nyc.bigcorp.com では,nyc.bigcorp.com がドメインで,host1 が一意のホスト名である。

2. ドメイン名の,任意の修飾された部分。 「修飾された」とは,ルート・ドメインまで完全に指定されているという意味である。 たとえば,host1.nyc.bigcorp.com では,nyc.bigcorp.combigcorp.com,および .com が修飾されたドメインである。

3. ドメインおよびその下 (ドメイン空間ツリーのリーフ・ノードまで) のすべてのサブドメイン。 たとえば,nyc.bigcorp.com では,nyc.bigcorp.com はドメインの名前で,このドメインは nyc (New York City) にあるすべてのホストを含む。

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ネーム・サービス (name service)

ピア・プロセスを識別して通信するために,クライアント・プロセスに提供されるサービス。

ネットワーク (network)

情報の交換とリソースの共用のために複数のコンピューティング・システムを接続したもの。

ネットワーク・ファイル・システム (Network File System)

NFS を参照

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バージョン (version)

ベース・オペレーティング・システムや,レイヤード・ソフトウェア・プロダクトの各リリースに割り当てられている番号。

次の項目も参照: 基本オペレーティング・システム (base operating system), レイヤード・プロダクト (layered product)

パーティション (partition)

ah の名前が付けられた,ディスクの物理領域。 ディスクは複数のセクションに分割されており,各パーティションは,各種のファイル・システムを保持するために割り当てられる。 慣例として,/ ( root ) ファイル・システムは,最初のパーティション (a) に必ず置かれる。 /usr ファイル・システムは,別のパーティション (通常は g パーティション) に置かれる。 c パーティションは通常,ディスク全体を表す。 各パーティションのサイズは異なり,他のパーティションにオーバラップすることもある。 オーバラップしている 2 つのパーティションを同時に使用することはできない。 ディスクには,パーティションを 8 個まで作成できる。 パーティションは,スライスとも呼ばれる。

パーティション・テーブル (partition table)

物理ディスクを分割またはパーティション化する方法を指定する,ディスク・ラベルの構成要素。

廃止されたファイル (obsolete file)

以前のバージョンのオペレーティング・システムでは出荷されていて,現在のバージョンのオペレーティング・システムでは出荷されなくなったファイル。 廃止されたファイルを削除してもオペレーティング・システムに悪影響はなく,ディスク領域の節約になる。

配布メディア (distribution media)

ソフトウェア・キットをインストール可能にするメディア。 ソフトウェアを配布するための一般的なメディアの種類には,CD-ROM,RIS サーバ,ローカル・マウント・ディスクがある。

パス (path)

パス名なしで入力されたコマンドで指定された,シェル組み込みコマンドではない実行可能ファイルを検索する際に,シェルが使用するディレクトリの順序付きリスト。

パス名 (pathname)

ファイルにアクセスするために使用される,ディレクトリのリストを連結した,ファイルの名前。 つまり,ファイルの完全な名前。 絶対パス名はルート・ディレクトリから始まるパス名で,先頭はスラッシュで始まる (たとえば,/usr/users/rolf/myfile.txt)。 相対パス名はユーザのカレント・ディレクトリから始まるパス名で,先頭にスラッシュは付けない (たとえば,rolf/myfile.txt)。

パスワード (password)

ログイン名などの他の情報とともに,システムでのユーザの位置付けを確認するために使用される文字列。 パスワードは英字の大文字と小文字,数字,特殊文字の組み合わせでなければならず,最低 6 文字,最高 16 文字の長さでなければならない。

汎用カーネル (generic kernel)

すべてのシステム・タイプ,すべてのデバイス,およびすべてのソフトウェア・オプションのためのカーネル・サポートを含むカーネル・イメージ。 最適化カーネル /vmunix が破損しているときには,汎用カーネル /genvmunix をブートすることができる。

次の項目も参照: 最適化カーネル (tailored kernel)

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必須カーネル構成要素 (mandatory kernel component)

ベース・オペレーティング・システムが正常に動作するために必要な,カーネルの構成要素。

次の項目も参照: オプションのカーネル構成要素 (optional kernel component), 基本オペレーティング・システム (base operating system)

必須ソフトウェア・サブセット (mandatory software subset)

ソフトウェア製品の実行に最低限必要な,ソフトウェアの要素。

次の項目も参照: 基本オペレーティング・システム (base operating system), オプションのソフトウェア・サブセット (optional software subset)

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ファームウェア (firmware)

システムの CPU ボード上のシリコン (ROM や EPROM など) に格納されているソフトウェア。 ファームウェアは,コンソール・コードとも呼ばれる。 ファームウェアはシステムの電源が投入されたときに最初に実行されるソフトウェアで,すべてのハードウェアを直接制御する。 各ハードウェア・プラットフォームでは,異なるファームウェア・セットが使用される。 プラットフォーム上のファームウェアは,プラットフォームにインストールされているオペレーティング・システムにかかわらず同じである。 このため,ファームウェアはプラットフォームに依存するが,オペレーティング・システムには依存しない。

ファイル・システム (file system)

大容量物理ストレージ・デバイスまたは大容量論理ストレージ・デバイス上のディレクトリおよびファイルの階層構造。 階層は,/ ( root ) ディレクトリから始まる。 本 UNIX オペレーティング・システムでの標準の UNIX ファイル・システムは,//usr,および /var である。 /var ファイル・システムは,/usr ファイル・システム下の領域として作成することもできる。

ファイル・システム・タイプ (file system type)

ファイル・システムの構造や管理方法を定義する。 フル・インストレーション処理では,AdvFS (Advanced File System) および UFS (UNIX ファイル・システム) がファイル・システム・タイプとしてサポートされている。

次の項目も参照: AdvFS, UFS

ファイル・システム・レイアウト (file system layout)

基本的な UNIX ファイル・システムおよびスワップ領域 (1 つ以上のディスクにある,/ ( root ),/usr/varswap1,および swap2) の位置。

ファイル・タイプの矛盾 (file type conflict)

アップデート・インストレーション処理が,以前のバージョンのオペレーティング・システムで出荷されたときと異なるファイル・タイプを検出した状態。 ファイル・タイプの矛盾は,ファイル,ディレクトリ,シンボリック・リンク,ブロック型デバイス,またはパイプのファイル・タイプが,当初出荷されたときのファイル・タイプから変更されている場合に発生する。 アップデート・インストレーションでは,変更されたファイル・タイプを無効にしないかぎり,新しいファイル・タイプをインストールできない。 この機能により,アップデート対象のソフトウェアの完全性が保たれる。

ブート可能 (bootable)

オペレーティング・システムをロードし,初期化できること。

ブート時 (boot time)

オペレーティング・システムが初期化を行う時。 コールド・ブートの場合は,ハードウェアも初期化される。

フル・インストレーション (Full Installation)

システムに,新しいバージョンのオペレーティング・システムをインストールする処理。 フル・インストレーションでは,新しいファイル・システムとスワップ領域が作成され,新しいファイル・システムとスワップ領域をインストールするディスク・パーティション上にある既存のシステム・ファイルとユーザ・ファイルが上書きされる。 フル・インストレーション後,システムを一般用に構成しなければならない。

ブロック型デバイス (block device)

文字型入出力ではなく,直接メモリ・アクセス (DMA) をサポートするストレージ・デバイス。

ブロック型特殊ファイル (block special file)

入力デバイスまたは出力デバイスへのアクセスを可能とし,ファイル・システムをサポートできる,デバイス特殊ファイル。

次の項目も参照: デバイス特殊ファイル (device special file)

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ページ (page)

物理メモリの,固定サイズのユニット。

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保護されていないシステム・ファイル (unprotected system file)

通常バイナリ・ファイルで,アップデート後のシステム上の新しいバージョンのファイルに自動的にはカスタマイズがマージされない,カスタマイズされたシステム・ファイル。 カスタマイズは,拡張子が *.PreUPD のファイルに保存される。 保護されていないシステム・ファイルを変更した場合,アップデート・インストレーションの完了後にシステム・ファイルの *.PreUPD バージョンを参考にして,システム・ファイルの新しいバージョンへ手作業でカスタマイズをマージしなければならない。 保護されていないシステム・ファイルは,/usr/bin/X11/netscape などの,ユーザによるカスタマイズが行われないはずのシステム・ファイルである。

次の項目も参照: .PreUPD ファイル (.PreUPD file)

保護されているシステム・ファイル (protected system file)

アップデートされたシステム上の新しいバージョンのファイルへカスタマイズが自動的にマージされる,カスタマイズされているシステム・ファイル。 マージは,ファイルをユーザがカスタマイズしている場合や弊社で修正している場合だけ行われる。 アップデート・インストレーション・プロセスは,マージの失敗に備えて,参照できるようにバックアップの *.PreMRG ファイルを作成する。 保護されているシステム・ファイルは,/etc/passwd および /etc/host などの,カスタマイズされる可能性の高いシステム・ファイルである。

次の項目も参照: .PreMRG ファイル (.PreMRG file)

ホスト (host)

1. 通信ネットワーク上の主要なコンピュータまたは制御用コンピュータ。

2. ネットワークに接続されたコンピュータ。

ホスト名 (host name)

コンピュータに付けられた名前。 ホスト名には,小文字および大文字の英字 (a 〜 z および A 〜 Z),数字 (0 〜 9),ピリオド,およびダッシュが使用できる。 正しいホスト名は,2 〜 63 文字で,最初の文字が英字である。

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マージ・ファイル (merge file)

アップデート・インストレーション・プロセスが,新しいバージョンのオペレーティング・システムの新しい機能を既存のカスタマイズされたファイルに自動的にマージするために使用するプログラム。

次の項目も参照: 保護されているシステム・ファイル (protected system file), .PreMRG ファイル (.PreMRG file)

マウント (mount)

ファイル・システムを既存のディレクトリにアタッチし,ファイル・システムを使用できるようにすること。 ファイル・システムは mount コマンドによってマウントされる。

次の項目も参照: アンマウント (unmount)

マウント・ポイント (mount point)

マウントされたファイル・システムの名前として使われるディレクトリ。

マルチプロセッサ (multiprocessor)

共通の物理メモリを共用する複数のプロセッサを持つシステム。

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メンバ固有のファイル (member specific file)

特定のクラスタ・メンバに固有のデータを含むファイル。 メンバ固有のファイルの内容は,各クラスタ・メンバによって異なり,各メンバはそれぞれ自分専用のメンバ固有ファイルを保持している。

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文字型デバイス (character device)

単一の文字の連続としてデータの操作を行う,データ・ストレージまたは転送デバイス。 例として,ターミナルがある。

文字型特殊ファイル (character special file)

プロセスが,文字ストリーム指向の入出力インタフェースまたは構造のない (raw) デバイス (通信回線や,バッファを介さないテープまたはディスクなど) にアクセスできるようにするファイル。

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ユーザ提供ファイル (user-supplied file)

フル・インストレーションまたはアップデート・インストレーションの際に検索され,実行されるファイル。 ユーザ提供ファイルを使用すると,インストレーションの前,実行中,または後にカスタマイズを適用して,インストレーション処理を拡張することができる。 このファイルには,スクリプト,実行可能ファイル,またはプログラムを含めることができる。 フル・インストレーション処理およびアップデート・インストレーション・プロセスは必ずユーザ提供ファイルを探す。 ファイルが見つかった場合,名前と位置が正しければ,そのファイルが実行される。

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リファレンス・ページ (reference page)

すべてのコマンド,システム・コール,ライブラリ・ルーチンなどについてのドキュメントを含むファイル群の 1 つ。 リファレンス・ページは,マニュアル・ページまたはマン・ページとも呼ばれる。

リブート (reboot)

システムを停止してコンソール・モードにした後,オペレーティング・システムを再起動する動作。

利用可能なスワップ領域 (available swap space)

プロセスが予約していないスワップ領域の量。 これとは異なり,空きスワップ領域は,実際に使用されていないスワップ領域すべてを指す。 利用可能なスワップ領域は,使用中の領域とプロセスが予約した領域の両方を考慮するため,空きスワップ領域よりも小さい。 空きスワップ領域は,予約されたスワップ領域については考慮しない。

次の項目も参照: スワップ領域 (swap space)

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ルート (root)

1. スーパユーザ (システム管理者) のログイン名。

次の項目も参照: スーパユーザ (superuser)

2. UNIX システムのツリー状のファイル構造の,最上位ディレクトリの名前。 つまり,絶対パス名の先頭部分である。 パス名では,ルート・ディレクトリは,先頭のスラッシュ (/) で表わされる。 ルート・ディレクトリ自身は,単一のスラッシュで参照される。

次の項目も参照: スーパユーザ (superuser), パス名 (pathname)

ルート・ディレクトリ (root directory)

ルート (root) を参照

ルート・ファイル・システム (root file system)

他のファイル・システムすべてが下にマウントされる,最上位のファイル・システム。 ルート・ファイル・システムには,システムの他の部分を起動するオペレーティング・システム・ファイルが入っている。

ルート・ログイン (root login)

ルート (root) を参照

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レイヤード・プロダクト (layered product)

オペレーティング・システムと互換性があるが,ベース・オペレーティング・システムに含まれていないソフトウェア・プロダクト。 レイヤード・ソフトウェア・プロダクトは,オペレーティング・システムと一緒にインストール (レイヤ化) される。 レイヤード・ソフトウェア・プロダクトは,オペレーティング・システムの新しいリリースに付属している Associated Products コンパクト・ディスク (CD-ROM) で出荷されるのが一般的である。 多くの場合,レイヤード・ソフトウェア・プロダクトは SysMan Menu から,または setld コマンドによりインストールされる。

次の項目も参照: 基本オペレーティング・システム (base operating system), setld, SysMan Menu

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ローカル・エリア・ネットワーク (local area network)

LAN を参照

ログイン (log in)

コンピュータ・システムの使用を開始すること。 一般的には,ログイン名とパスワードを入力し,正当なユーザとしてオペレーティング・システムへのアクセスおよび通信の許可を得る。

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ワールドワイド言語サポート (Worldwide Language Support)

WLS を参照