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6 プログラムの開発

この章は,IMLIB を使ったプログラムの開発について書かれています。

6.1 ヘッダ・ファイル

IMLIB は,エラー・シンボル,KEY のシンボル, ACTION のシンボルを定義した以下のようなヘッダ・ファイルを提供しています。

アプリケーションは,ソース・ファイルの中にヘッダ・ファイルを 次のような形で取り込みます。

例: ヘッダ・ファイルの取り込み (C の場合)

	.
	.
	.
	#include 
	.
	.
	.

6.2 コンパイル・リンクの方法

ここでは,作成されたアプリケーション・プログラムの, コンパイルおよびリンクについて説明します。 IMLIB は,シェアード・ライブラリおよびオブジェクト・ライブラリの形式で次の場所に提供されています。

/usr/i18n/usr/shlib/libim.so
/usr/i18n/usr/ccs/lib/libim.a

6.2.1 Cで書かれたアプリケーション・プログラム

C 言語で書かれたアプリケーション・プログラムが,現在のディレクトリに application.c という名前で置かれているときにコンパイルおよびリンクは以下のように行われます。 通常 application.c は日本語ライブラリ (libjsy) を使っていますので, リンクのオプションには -ljsy が含まれます。

	% cc -call_shared -I/usr/i18n/usr/include -L/usr/i18n/usr/shlib \
	  application.c -o app -lim -ljsy

この結果 app という実行イメージが現在のディレクトリに作成されます。


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