library home hp.com home products and services support and drivers solutions
cd-rom home
End of Jump to page title
HP OpenVMS Systems
Documentation

Jump to content


日本語HP DECwindows Motif for OpenVMS

日本語HP DECwindows Motif for OpenVMS
DEC 入力サーバ・ライブラリ


前へ 次へ 目次



getExtICValuesCb

このコールバック関数は,拡張(非標準) XIC属性の値を取得するために呼び出されます。

フォーマット

int getExtICValuesCb (w, client_data, attribute, value_len, value, attr_flag)


引数

Widget w;  
Opaque *client_data;  
char *attributes;  
short *value_len; (呼び出し側へ返す)
Opaque **value; (呼び出し側へ返す)
DIMsAttributesType attr_flag;  


戻り値

1
コールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。コールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。

説明

getExtICValuesCbは,リソース DIMsNgetExtICValuesCbによって指定されるコールバック関数です。 DIMsNgetExtICValuesCbについては 第 1.4.13 項 を参照してください。 IMS はいくつかの拡張(非標準) XICの属性を定義することができ,クライアントはXGetICValues()を呼び出してこれらの属性の値を検索することができます。IMS に拡張XIC属性を追加する方法については, 第 1.4.5 項 を参照してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては 第 1.4.54 項 を参照してください。
attributes 拡張XIC値の名称を指定します。
value_len valueフィールドのサイズ(バイト単位)を呼び出し側に返します。この属性のデータ型がstring_tでない場合,このフィールドは無視できます。 第 1.4.4 項 を参照してください。
value 属性値のポインタを呼び出し側に返します。 IMSプログラマは,このデータにメモリを割り当てなければなりません。このメモリは,IMSSLによって後で解放されます。
attr_flag 属性の型を指定します。データ型の定義については setExtICValuesCb の項を参照してください。


setICFocusCb

このコールバック関数は,入力コンテキストがフォーカスを取得した場合に呼び出されます。

フォーマット

int setICFocusCb (w, client_data)


引数

Widget w;
Opaque *client_data;


戻り値

1
コールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。コールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。

説明

setICFocusCbは,リソースDIMsNsetICFocusCbによって指定されるコールバック関数です。 DIMsNsetICFocusCbについては, 第 1.4.14 項 を参照してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては 第 1.4.54 項 を参照してください。


unsetICFocusCb

このコールバック関数は,入力コンテキストがフォーカスを失った場合に呼び出されます。

フォーマット

int unsetICFocusCb (w, client_data)


引数

Widget w;
Opaque *client_data;


戻り値

1
コールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。コールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。

説明

setICFocusCbは,リソース DIMsNunsetICFocusCbによって指定されるコールバック関数です。 DIMsNunsetICFocusCbについては, 第 1.4.15 項 を参照してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては 第 1.4.54 項 を参照してください。


resetICCb

このコールバック関数は,入力コンテキストが再設定される場合に呼び出されます。

フォーマット

int resetICCb (w, client_data, string, string_length)


引数

Widget w;  
Opaque *client_data;  
void **string; (呼び出し側へ返す)
int *string_length; (呼び出し側へ返す)


戻り値

1
コールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。コールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。

説明

resetICCbは,リソースDIMsNresetICCbによって指定されるコールバック関数です。 DIMsNresetICCbについては 第 1.4.16 項 を参照してください。現在の前編集セッションは,このコールバックが実行されてから終了します。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては, 第 1.4.54 項 を参照してください。
string DIMsEncoding(w)によって与えられたエンコーディングで現在の前編集文字列を返します。 IMSプログラマは,このデータにメモリを割り当てなければなりません。このメモリはIMSSLによって後で解放されます。
string_length stringのバイト数を返します。


processEventCb

このコールバック関数は,入力コンテキストがIMS にイベントを転送する場合に呼び出されます。

フォーマット

int processEventCb (w, client_data, event, send_back)


引数

Widget w;  
Opaque *client_data;  
XEvent *event;  
Boolean *send_back; (呼び出し側へ返す)


戻り値

1
コールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。コールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。

説明

processEventCb は,リソースDIMsNprocessEventCb によって指定されるコールバック関数です。 DIMsNprocessEventCbについては, 第 1.4.17 項 を参照してください。

クライアントが XFilterEvent() を呼び出すと, XNFilterEventの値を取得するXGetICValues関数でIMS によって選択されたイベントがIMS に転送され,このコールバックを呼び出します (IMS に必要なイベントの選択方法については getFilterEventsCb の項を参照してください)。 IMS によっては,これらのイベントは,文字列の確定,前編集セッションの開始または終了,あるいはその他の状況を引き起こします。

ただし,入力スタイルが on-the-spot の場合, 1つのKeyPressイベントでDIMsCommit,DIMsPreEditDone,および DIMsPreEditStartを同時に呼び出すことはできません。同時に呼び出すと,クライアントは,確定文字列およびコールバックを正しい順序で得ることができません。このため,KeyPressイベントでDIMsPreEditDoneとDIMsCommitを呼び出したあとで,対応するKeyReleaseイベントでDIMsPreEditStartを呼び出して次の前編集セッションを開始してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては, 第 1.4.54 項 を参照してください。
event クライアントから転送するイベントを指定します。
send_back イベントをクライアントに返送するかどうかを指定します。 Trueが返されるとXFilterEventはクライアントにFalseを返し, Falseの場合,イベントはクライアントによって破棄されます。


setAreaCb

このコールバック関数は,XIC属性XNAreaの値を設定するために呼び出されます。

フォーマット

int setAreaCb (w, client_data, reason, attribut_flag)


引数

Widget w;
Opaque *client_data;
int reason;
XRectangle *value;
DIMsAttributesType attribute_flag;


戻り値

1
このコールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。このコールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。


説明

setAreaCbは,リソースDIMsNsetAreaCb によって指定されるコールバック関数です。 DIMsNsetAreaCbについては, 第 1.4.18 項 を参照してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdata によって指定されるデータへのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては, 第 1.4.54 項 を参照してください。
reason コールバックの理由を指定します。 DimCR_CreateICまたは DimCR_SetICValuesのいずれかを指定します。 DimCR_CreateICはクライアントのXCreateIC() によってコールバックが開始されることを意味し, DimCR_SetICValuesはクライアントのXSetICValues() によってコールバックが開始されることを意味します。
value XRectangle型の属性値へのポインタを指定します。
attribute_flag PreeditAttributeまたは StatusAttributeのどちらに属するか,XIC属性の型を指定します。 DIMsAttributesTypeのデータ型については, setExtICValuesCb の項を参照してください。


setAreaNeededCb

このコールバック関数は,XIC属性XNAreaNeededの値を設定するために呼び出されます。

形式

int setAreaNeededCb (w, client_data, reason, value, attribute_flag)


引数

Widget w;
Opaque *client_data;
int reason;
XRectangle *value;
DIMsAttributesType attribute_flag;


戻り値

1
このコールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。このコールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。


説明

setAreaNeededCbは,リソースDIMsNsetAreaNeededCb によって指定されるコールバック関数です。 DIMsNsetAreaNeededCbについては, 第 1.4.19 項 を参照してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータへのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについては, 第 1.4.54 項 を参照してください。
reason コールバックの理由を指定します。 DimCR_CreateICまたは DimCR_SetICValuesのいずれかを指定します。 DimCR_CreateICはクライアントのXCreateIC() によってコールバックが開始されることを意味し, DimCR_SetICValuesはクライアントのXSetICValues() によってコールバックが開始されることを意味します。
value XRectangle型の属性値へのポインタを指定します。
attribute_flag PreeditAttributeまたは StatusAttributeのどちらに属するか,XIC属性の型を指定します。 DIMsAttributesTypeのデータ型については, setExtICValuesCb の項を参照してください。


setSpotLocationCb

このコールバック関数は,XIC属性XNSpotLocationの値を設定するために呼び出されます。

形式

int setSpotLocationCb (w, client_data, reason, value, attr_flag)


引数

Widget w;
Opaque *client_data;
int reason;
XPoint *value;
DIMsAttributesType attr_flag;


戻り値

1
このコールバックが正常終了した場合,IMSSLに1が返されます。このコールバックが異常終了した場合,IMSSLに0が返されます。


説明

setSpotLocationCbは,リソース DIMsNsetSpotLocationCbによって指定されるコールバック関数です。 DIMsNsetSpotLocationCbについては, 第 1.4.20 項 を参照してください。

w 入力コンテキストに対応するDIMsウィジェットを指定します。
client_data リソース DIMsNclientdataによって指定されるデータへのポインタを指定します。 DIMsNclientdataについての詳細は, 第 1.4.54 項 を参照してください。
reason コールバックの理由を指定します。 DimCR_CreateICまたは DimCR_SetICValuesのいずれかを指定します。 DimCR_CreateICはクライアントのXCreateIC() によってコールバックが開始されることを意味し, DimCR_SetICValuesはクライアントのXSetICValues() によってコールバックが開始されることを意味します。
value XPoint型の属性値へのポインタを指定します。
attri_flag PreeditAttributeまたは StatusAttributeのどちらに属するか,XIC属性の型を指定します。 DIMsAttributesTypeのデータ型については, setExtICValuesCb の項を参照してください。


前へ 次へ 目次