日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス OpenVMS製品情報
≫  お問い合わせ


OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
ライブラリ

タイトル
目次
まえがき
リファレンス・セクション
   ≫ライブラリ関数一覧
索引
PDF
OpenVMS ホーム

HP OpenVMS
HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)


目次 索引




ログイン名を取得します。

形式

#include <unistd.h>

char *getlogin (void);

int *getlogin_r (char *name, size_t namesize);


説明

getlogin関数は,現在のセッションに関連付けられているユーザのログイン名を返します。同じユーザ ID にログイン名が複数個あっても, getloginからポインタを通して返されるログイン名は,そのユーザがログインしたときに使用したログイン名です。ただし,このことがいえるのは,返されたポインタの値が NULL でない場合だけです。

getlogin_r関数は, getloginのリエントラント版です。処理に成功すると, getlogin_rは,ログイン動作によってその呼び出しプロセスの制御端末に関連づけられている名前を name が指す文字配列に置いて,戻り値 0 を返します。この配列は長さが namesize 文字ですが,その長さには,名前と終了文字 (NULL) を格納できるだけの余裕が必要です。ログイン名の最長サイズは,LOGIN_NAME_MAX です。

同じユーザ ID にログイン名が複数個ある場合に getlogin_rを実行して成功すると,name の指す場所に,そのユーザがログインで使用した名前が格納されて返されます。


戻り値

x getlogin が成功したことを示します。 getlogin は,静的バッファに null で終了する文字列,つまりログイン名を置いて,そのバッファを指すポインタを返します。
0 getlogin_r が成功したことを示します。
NULL エラーが発生したことを示します。 errno が設定されます。


目次 索引

© 2012 Hewlett-Packard Development Company, L.P.