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HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)


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マップされたリージョンをアンマップします。この関数はリエントラントです。

形式

#include <mman.h>

int munmap (void *addr, size_t len);


引数



addr

アンマップしたいリージョンのアドレス。

len

アンマップしたいリージョンのバイト長。

説明

munmap関数は,マップされたファイルまたは共用メモリ・リージョンをアンマップします。

addr および len 引数は,アンマップするリージョンのアドレスとバイト長をそれぞれ指定します。

len 引数は, sysconf(_SC_PAGE_SIZE)から返されるページ・サイズの倍数でなくてはなりません。そうでない場合は,リージョンの長さは次のページ・サイズの倍数に切り上げられます。

アンマップされたリージョンに含まれており,それ以降のどのマップされたリージョンにも含まれていないアドレスを使用した場合の結果は未定義です。

sysconfも参照してください。


戻り値

0 成功を示します。
-1    エラーを示します。 errno は以下のいずれかの値に設定されます。

  • ENIVAL--- addr 引数は, sysconf(_SC_PAGE_SIZE) から返されるページ・サイズの倍数でない。

  • EFAULT---範囲 [ addr, addr + len] は無効なアドレスを含んでいる。


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