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HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)


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ワイド文字書式文字列の制御下で,ストリームから入力を読み込みます。

形式

#include <wchar.h>

int vswscanf (wchar_t *s, const wchar_t *format, va_list ap);


引数



s

入力を取得するワイド文字列へのポインタ。

format

書式指定を含んだワイド文字列へのポインタ。

ap

結果として得られる型が,書式指定で与えられた変換指定に対応する式のリスト。

説明

vswscanf関数は swscanf関数に似ていますが,可変個の引数を指定して呼び出される代わりに, va_start( また,おそらくはそれ以降の va_arg呼び出し ) によって初期化された引数リスト (ap) を指定して呼び出される点が異なります。

また, vswscanf関数は,第 1 引数がストリームではなくワイド文字列を指定するという点を除けば, vfwscanf関数と等価です。ワイド文字列の終端に達するのは, vfwscanf関数で EOF を検出することに対応します。

書式指定および変換指定とそれぞれに対応する引数の詳細については,『HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル(上巻)』第 2 章を参照してください。

vfwscanfおよび swscanfも参照してください。


戻り値

n 読み込んだワイド文字の数。
EOF 変換が行われる前に読み込みエラーが発生したことを示します。関数は errno を設定します。この関数が設定する値のリストについては, vfscanf を参照してください。


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