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第1章:DEC入力サーバライブラリ
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日本語 HP DECwindows Motif for OpenVMS

日本語 HP DECwindows Motif for OpenVMS
DEC 入力サーバ・ライブラリ


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IMSのトリガ・キーのオン/オフを指定します。このリソースの値はDIMsTriggerKeys型で,次の構造体へのポインタです。

                     typedef struct_DIMsTriggerKeys { 
                             short           num_of_on_keys; 
                             XIMTriggerkey   on_keys; 
                             short           num_of_off_keys; 
                             XIMTriggerkey   off_keys; 
                     } DIMsTriggerKeysRec, *DIMsTriggerKeys; 

on_keysには,入力メソッドをトリガ・オンできるキーのリストを指定します。 num_of_on_keysには,リストに含まれるキーの数を指定します。

off_keysには,入力メソッドをトリガ・オフさせるキーのリストを指定します。 num_of_off_keysには,リストに含まれるキーの数を指定します。

XIMTriggerkey は次の構造体へのポインタです。

                     typedef struct_XIMTriggerkey 
                     { 
                         KeySym keysym; 
                         unsigned long modifier; 
                         unsigned long modifier_mask; 
                     } XIMTriggerkeyRec, *XIMTriggerkey; 

keysymフィールドには,たとえばXK_SPACEのような,入力メソッドをトリガ・オン/オフさせるためのキー・シンボルを指定します。

modifierフィールドには,トリガ・キー・シーケンスのキー・マスクを指定します。 ShiftMask,ControlMask,Mod1Mask (コンポーズ・マスク),あるいはこれらの組み合わせのいずれかです。

modifier_maskは, KeyPressイベントがトリガ・キーであるかどうかの評価に使用されるマスクです。たとえば,トリガー・オン(開始変換)キーが Ctrl〜Shift<key>スペースである場合,有効なトリガ・オン・キーの修飾子の状態は,ControlMaskに対してはon, ShiftMask に対しては off です。したがって,modifier_maskフィールドを ControlMask | ShiftMaskと設定するのに対して, modifierフィールドは ControlMaskと設定します。

入力メソッドのトリガ・オン/オフのテストのため,受け入れるどのキー・イベントの修飾子も,最初にmodifier_maskによってマスキングされます。この処理の結果は,修飾子の値と等しくなければなりません。

このリソースは,DIMsSetTriggerKeys()を呼び出すことによりいつでも変更することができます。 DIMsSetTriggerKeys についての詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。このリソースを指定しない場合は静的イベント・フローが使用されるため,すべてのイベントがクライアントからIMSに転送されます。イベント・フロー・モデルについての詳細は, 第 1.3.3 項 を参照してください。

1.4.9 DIMsNgetExtIMValuesCb

拡張XIM属性の値を得るために,クライアントがXGetIMValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細については, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.10 DIMsNcreateICCb

クライアントがXCreateICを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。このコールバックを呼び出す前にDIMsウィジェットが作成されます。 IMSプログラマは,すべての初期化作業を行い,通常はDIMsウィジェットに対応する入力メソッド特定データを作成する必要があります。詳細については, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.11 DIMsNdestroyICCb

クライアントがXDestroyICを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。 IMSプログラマは, DIMsウィジェット作成時に作成したすべてのデータを解放しなければなりません。詳細については, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.12 DIMsNsetExtICValuesCb

拡張XIC属性の値を設定するために,クライアントがXSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.13 DIMsNgetExtICValuesCb

拡張XIC属性の値を取得するために,クライアントがXGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.14 DIMsNsetICFocusCb

クライアントがXSetICFocusを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.15 DIMsNunsetICFocusCb

クライアントがXUnsetICFocusを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.16 DIMsNresetICCb

クライアントがXmbResetICまたはXwcResetICを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.17 DIMsNprocessEventCb

クライアントがIMSに要求されたイベントを転送するときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは必須です。

1.4.18 DIMsNsetAreaCb

XIC属性の1つとしてXNAreaを設定するために,クライアントがXSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.19 DIMsNsetAreaNeededCb

XIC属性の1つとしてXNAreaNeededを設定するために,クライアントがXSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.20 DIMsNsetSpotLocationCb

XIC属性の1つとしてXNSpotLocationを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.21 DIMsNsetColormapCb

XIC属性の1つとしてXNColormapを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.22 DIMsNsetStdColormapCb

XIC属性の1つとしてXNStdColormapを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.23 DIMsNsetForegroundCb

XIC属性の1つとしてXNForegroundを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.24 DIMsNsetBackgroundCb

XIC属性の1つとしてXNBackgroundを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.25 DIMsNsetBgPixmapCb

XIC属性の1つとしてXNBackgroundPixmapを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.26 DIMsNsetFontSetCb

XIC属性の1つとしてXNFontSetを設定するために,クライアントがXSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.27 DIMsNsetLineSpaceCb

XIC属性の1つとしてXNLineSpaceを設定するために,クライアントが XSetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.28 DIMsNsetCursorCb

XIC属性の1つとしてXNCursorを設定するために,クライアントがXSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.29 DIMsNgetFilterEventsCb

XIC属性の1つとしてXNFilterEventsを取得するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。このリソースが指定されない場合, IMSSLはKeyPressMask | KeyReleaseMaskをクライアントに返します。

1.4.30 DIMsNgetAreaCb

XIC属性の1つとしてXNAreaを取得するために,クライアントがXGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.31 DIMsNgetAreaNeededCb

XIC属性の1つとしてXNAreaNeededを取得するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.32 DIMsNgetSpotLocationCb

XIC属性の1つとしてXNSpotLocationを取得するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.33 DIMsNgetColormapCb

XIC属性の1つとしてXNColormapを取得するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.34 DIMsNgetStdColormapCb

XIC属性の1つとしてXNStdColormapを取得するために,クライアントがXGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.35 DIMsNgetForegroundCb

XIC属性の1つとしてXNForegroundを取得するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.36 DIMsNgetBackgroundCb

XIC属性の1つとしてXNBackgroundを設定するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.37 DIMsNgetBgPixmapCb

XIC属性の1つとしてXNBackgroundPixmapを設定するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.38 DIMsNgetFontSetCb

XIC属性の1つとしてXNFontSetを取得するために,クライアントがXGetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.39 DIMsNgetLineSpaceCb

XIC属性の1つとしてXNLineSpaceを設定するために,クライアントが XGetICValuesを呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.40 DIMsNgetCursorCb

XIC属性の1つとしてXNCursorを設定するために,クライアントがXGetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.41 DIMsNtriggerNotifyCb

DIMsNtriggerKeysで設定されたトリガ・キーを受け取ったときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.42 DIMsNtransport

DIMsウィジェットがサポートするトランスポート層を指定します。IMSSLはTCP/IP, DECnet,Xの複数のトランスポート層をサポートし,IMS プログラマはそれらからサポートしたいトランスポート・メカニズムを選択できます。この値は優先順にカンマで区切られたリストからなるヌル終了文字列でなければなりません。X11R6クライアントはXMODIFIER環境変数を設定することにより使用したいトランスポート層を指定できます。各トランスポート層の書式は以下の通りです。

  • 内部ドメイン
    システム内部ドメイン名に対して使われる書式は以下の通りです。

           "local/"ホスト名":"パス名 
    


    ここでパス名はソケット・アドレスのパス名,ホスト名はシンボリックあるいは 10 進表記のいずれかになります。

  • TCP
    インターネット・ドメイン名に対して使われる書式は以下の通りです。

           "tcp/"ホスト名":"iport番号 
    


    ここでiport番号はIMサーバが接続を待つポートです。

  • DECnet
    DECnet名に対して使われる書式は以下の通りです。

           "decnet/"ノード名"::IMSERVER$"オブジェクト名 
    


    ここでノード名はDECnetアドレスのシンボリックあるいは10進表記のいずれかになります。オブジェクト名は (大文字,小文字を区別しない) DECnetオブジェクト名です。

  • X
    X名に対して使われる書式は以下の通りです。

           "X/" 
    

IMサーバがこれら全てのトランスポートをサポートする場合,以下の例のようにこれら全ての名前を優先順に指定する必要があります。

"local/expo.lcs.mit.edu:/tmp/.ximsocket,tcp/expo.lcs.mit.edu:8012,decnet/44.70::IMSERVER$XIMOBJECT,X/" 

このリソースは任意です。このリソースを指定しない場合,"X/"が設定されているものとします。

1.4.43 DIMsNsetStringConversionCb

XIC 属性の 1 つとして XNStringConversion を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.44 DIMsNsetStringConversionCallbackCb

XIC 属性の 1 つとして XNStringConversionCallback を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.45 DIMsNsetResetStateCb

XIC 属性の 1 つとして XNResetState を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.46 DIMsNgetResetStateCb

XIC 属性の 1 つとして XNResetState を取得するために,クライアントが XGetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.47 DIMsNsetHotKeyCb

XIC 属性の 1 つとして XNHotKey を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.48 DIMsNgetHotKeyCb

XIC 属性の 1 つとして XNHotKey を取得するために,クライアントが XGetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.49 DIMsNsetHotKeyStateCb

XIC 属性の 1 つとして XNHotKeyState を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.50 DIMsNgetHotKeyStateCb

XIC 属性の 1 つとして XNHotKeyState を取得するために,クライアントが XGetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.51 DIMsNsetPreeditStateCb

XIC 属性の 1 つとして XNPreeditState を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.52 DIMsNgetPreeditStateCb

XIC 属性の 1 つとして XNPreeditState を取得するために,クライアントが XGetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.53 DIMsNsetPreeditStateCallbackCb

XIC 属性の 1 つとして XNPreeditStateNotifyCallbackCb を設定するために,クライアントが XSetICValues を呼び出すときに呼び出されるコールバックを指定します。詳細は, 第 1.5 節 を参照してください。

このリソースは任意です。

1.4.54 DIMsNclientdata

上記のコールバック・ルーチンへの引数の1つとして渡されるクライアント・データを指定します。

このリソースは任意です。


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