A.4.9 XmText | 
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OSF/Motif リリース 1.2には,ウィジェットを更新変更するための2つの機能が
XmTextに加わりました。これは
XmTextDisableRedisplayと
XmTextEnableRedisplayです。
さらに2つの機能,
XmTextFindStringおよび
XmTextGetSubstringにより,文字列がさらに操作しやすくなっています。
リリース 1.2では,行き先カーソルは挿入カーソルに従うようになっており,独立しては動かせなくなりました。
XmTextには3つの新しい翻訳があります。
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<Backspace>
ヌル以外のあらゆる1次選択を削除します。
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<Delete>
ヌル以外のあらゆる1次選択を削除します。
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<LeaveWindow>
時間遅延の後,選択動作をスクローリングによって続けます。
 
XmTextには次の2つの新しい動作があります。
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scroll-cursor-vertically()
y ポジションに基づいてカーソルを縦にスクロールします。
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toggle-overstrike()
挿入と重ね打ちモードの間で切り替えます。
 
  |   注意 
XmTextおよび
XmTextFieldには問題が起こる可能性があります。文字上端がフォントの上に突き出るような文字を含んだフォントまたはフォント・セットで,文字列を表現するときです。このような文字を含んだテキストが強調表示されると,前の行の文字の下に突き出た部分が次の行の文字の上端 (突き出た部分) とオーバラップし,オーバーライトされてしまうことがあります。 
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