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OpenVMS マニュアル | 
    
  
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日本語 HP OpenVMS
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| 目次 | 索引 | 
2.3.3 LN03,DEClaser 2300,DEClaser 2400 (Alpha/VAX のみ) | 
DEC 漢字 1983 年版の漢字 ROM を持つ LN03, DEClaser 2300 および DEClaser 2400 は KANJIGEN ユーティリティによる設定を行う必 要はありません。 DEC 漢字 1978 年版の漢字 ROM を持つ LN03 に対しては KANJIGEN ユーティリティで使用する漢字コードの設定が必要です。詳しくは,後述の「DEC 漢字 1978 年版漢字ターミナルの追加設定」の項をご覧ください。
![]()  |   注意 プリンタの設定は”オンデマンド・ローディングなし”になっていなければなりません。  | 
以下の例を参考にして設定してください。
$ SET TERMINAL TTA0:/DEVICE=LN03 - /HOSTSYNCH/NOWRAP/WIDTH=511/PAGE=0/PERMANENT $ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN ! DEC 漢字 1978 年版 KANJIGEN> SET TTA0:/NOFONT/KCODE_TYPE=DEC78 ! LN03 以外の KANJIGEN> EXIT ! プリンタでは不要 $ SET DEVICE TTA0:/SPOOLED $ DEFINE/FORM LN03_FORM 03 /MARGIN=(TOP=0,BOTTOM=0,LEFT=0) - /NOTRUNCATE/NOWRAP/STOCK=DEFAULT/WIDTH=80/LENGTH=66 $ INITIALIZE/QUEUE/START/TERMINAL/FORM=LN03_FORM - /ON=TTA0:/DEFAULT=(FORM=LN03_FORM) JSY$PRINT
この場合,以下の点に注意してください。
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2.4 DEC 漢字 1978 年版漢字ターミナルの追加設定
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1978 年版漢字ターミナルは,日本語ユーティリティが使用する 8 区の罫線コードを出力できません。 8 区の罫線を出力するには, KANJIGEN ユーティリティで以下の例のように設定してください。
    $ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN 
 
    KANJIGEN> SET ターミナル名/KCODE_TYPE=DEC78    
 
    KANJIGEN> EXIT 
 | 
このように設定すると,出力時に 8 区の罫線コードは, DEC 漢字 1978 年版の拡張 94 区の罫線コードに変換されますから,これまでどおり罫線を使用できます。漢字ターミナル以外の場合,および漢字ターミナルをカナ・モードで使用する場合には, "/KCODE_TYPE=DEC78" には 
設定しないで ください。
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2.5 KANJITERM.COM
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JSY$SYSTEM:KANJITERM.COM は SYLOGIN.COM,LOGIN.COM などから使用できるコマンド・プロシージャです。 このコマンド・プロシージャはログインしたビデオ・ターミナルが以下のことをターミナルに問合せ,ビデオ・ターミナルの場合のみ KANJIGEN ユーティリティの SET コマンドを実行します。
したがって,ターミナルを持たないバッチ・ジョブでは KANJITERM.COM は使用できません。
SET コマンドで必ず指定したい修飾子 ( たとえば /PRELOAD など)がある場合はパラメータ (P1) で指定します。
LOGIN.COM などで $ $ @JSY$SYSTEM:KANJITERM $ とします。 拡張漢字 94 区の罫線をプリロードする場合は, パラメータに"/PRELOAD"をつけて $ $ @JSY$SYSTEM:KANJITERM "/PRELOAD" $ とします。
2.6 KANJIUP.COM | 
漢字ターミナルの初期設定をシステム起動時に行う場合は,
 日本語 OpenVMS をさらに使いやすくするために,以下のような設定もできます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
JSY$SYSTEM:KANJIUP.COM をお持ちの機器構成に合わせて変更してください。このプロシージャは,システムのブート時に
SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM の中で実行されます。
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2.7 その他の設定
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DCL の自動フォーリン・コマンド(パス)の機能を利用して JSY$SYSTEM に提供されている KANJIGEN などのユーティリティを,シンボル定義することなく起動することができます。たとえば,次のような論理名を SYS$MANAGER:SYLOGIN.COM または各ユーザの LOGIN.COM で定義します。
 
$ DEFINE DCL$PATH SYS$SYSTEM,JSY$SYSTEM,SYS$LOGIN,SYS$DISK:[]    
これにより,DCL$PATH で参照されるディレクトリ・パスに存在する実行イメージやコマンド・プロシージャのファイル名のみを入力するだけで,次のように日本語 OpenVMS のユーティリティを起動できます。
 
$ KANJIGEN    
 
$ JSY$SWITCH JAPANESE    
DCL$PATH は日本語 OpenVMS V6.2 以上で利用できます。
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