HP OpenVMS DCL ディクショナリ
Ctrl/Y または Ctrl/C を押すことにより割り込まれた DCL コマンド,プログラム,コマンド・プロシージャの実行を再開します。他のイメージやコマンド・プロシージャを起動した後では,再開できません。
形式
CONTINUE
説明
CONTINUE コマンドを使用すると,Ctrl/Y または Ctrl/C を押して中断させたイメージ処理,あるいはコマンド・プロシージャを再開できます。別のイメージを実行するコマンドを入力した場合,またはコマンド・プロシージャを起動した場合には,イメージの実行を再開できません。ただし,別のイメージを実行しないコマンドの後には,CONTINUE を使用できます。これらのコマンドのリストについては,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。
CONTINUE コマンドは,「 C 」1 文字に短縮できます。
CONTINUE コマンドは,コマンド・プロシージャで,IF コマンドまたは ON コマンドのターゲット・コマンドとして使用できます。 CONTINUE コマンドは,GOTO コマンドのターゲット・ラベルの後で使用しても,ターゲット・コマンドになります。
例
#1 |
$ RUN MYPROGRAM_A
[Ctrl/Y]
$ SHOW TIME
14-DEC-2001 13:40:12
$ CONTINUE
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RUN コマンドは,MYPROGRAM_A というプログラムを実行します。プログラム実行中に CTRL/Y を押すと,イメージに割り込みがかけられます。 SHOW TIME コマンドで,現在の日付と時刻を表示しています。このあとの CONTINUE コマンドは,MYPROGRAM_A というイメージの実行を再開します。
#2 |
$ ON SEVERE_ERROR THEN CONTINUE
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このコマンド・プロシージャ文は,コマンドやプログラムの実行により警告状態,エラー状態,重大なエラー状態を示す値が戻された場合でも,プロシージャの実行を継続することをコマンド・インタプリタに指示します。この ON 文は,エラーまたは重大なエラーが発生した際にはプロシージャを終了するという省略時の動作を無効にします。
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