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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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数値を,指定した単位から他の単位へ変換します。
F$CUNITS (数値 [,変換前の単位, 変換後の単位])
数値
変換する 32 ビットの数値 (またはそれ以下) を指定します。変換前の単位
変換前の単位を指定します。最初の引数だけが指定されている場合,このフィールドのデフォルトのオプションは BLOCKS です。このフィールドでサポートされているオプションは, BLOCKS,B,KB,MB,GB,および TB です。変換後の単位
変換後の単位を指定します。最初の引数だけが指定されている場合,あるいは 2 つ目の引数が BLOCKS の場合,このフィールドのデフォルトのオプションは Bytesで,変換後の結果は適当な数値に丸められます。このフィールドでサポートされているオプションは, BLOCKS,BYTES,B,KB,MB,GB,および TB です。キーワード BYTES は,BLOCKS から BYTES への変換の場合のみサポートされます。
#1 |
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$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS(1024) 512KB $ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS(1024, "BLOCKS") 512KB $ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS(1024, "BLOCKS", "BYTES") 512KB |
上記の例では,1024 ブロックをバイト単位の等価な値に変換し,適切な単位表記で出力しています。結果は 512 KB です。
#2 |
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$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS(1024, "BLOCKS", "B") 524288B |
この例では,1024 ブロックをバイト単位の等価な値に変換し,単位表記の最適化は行わずに出力しています。結果は 524288 バイトです。
#3 |
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$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (512,"B", "BLOCKS") 1BLOCKS |
この例では,512 バイトをブロック単位の等価な値に変換しています。結果は 1 ブロックです。
#4 |
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$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (10,"KB","B") 10240B |
この例では,10 KB をバイト単位の等価な値に変換しています。結果は 10240 バイトです。
#5 |
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$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (1024,"MB","GB") 1GB |
この例では,1024 MB を GB 単位の等価な値に変換しています。結果は 1 GB です。
#6 |
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$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS(512, "MB", "BLOCKS") 1048576BLOCKS |
この例では,512 MB をブロック単位の等価な値に変換しています。結果は 1048576 ブロックです。
BLOCKS から BYTES への変換の以外でキーワード BYTES を使用すると, CONFLICT 警告メッセージが表示されます。以下に例を示します。
$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (512,"BYTES","BLOCKS") %DCL-W-CONFLICT, illegal combination of command elements - check documentation \BYTES\ $ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (10,"KB","BYTES") %DCL-W-CONFLICT, illegal combination of command elements - check documentation \BYTES\ |
使用すべき正しい構文は以下のとおりです。
$ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (512,"B", "BLOCKS") 1BLOCKS $ WRITE SYS$OUTPUT F$CUNITS (10,"KB","B") 10240B |
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