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HP OpenVMS DCL ディクショナリ
会話型モードのターミナル・セッションを終了します。
形式
LOGOUT
説明
ターミナル・セッションを終了するには,LOGOUT コマンドを使用しなければなりません。通常の環境で,LOGOUT コマンドを使用しないで端末の電源を切る,または電話接続を切断すると,ログインしたままになります。
SET HOST コマンドを使用してリモートのプロセッサにログインする場合は,通常,LOGOUT コマンドを使用してリモートのセッションを終了する必要があります。
修飾子
/BRIEF
簡略な形式のログアウト・メッセージを出します。コマンド・インタプリタは,ログアウトする時にユーザ名と日付,および時刻を表示します。
/FULL詳細な形式のログアウト・メッセージを出します。/FULL を指定すると,コマンド・インタプリタは,ターミナル・セッションの会計情報の要約を表示します。バッチ・ジョブの省略時の設定は,/FULL です。
/HANGUP/NOHANGUP公衆電話回線を使用したターミナルの場合に,ログアウトしたあと,電話を切るかどうかを指定します。省略時には,ターミナル・ポートに対する/HANGUP 修飾子の設定が,電話を切るかどうかを決定します。この修飾子を使用できるかどうかは,システム管理者によって設定されます。
例
#1 |
$ LOGOUT
GILLINGS logged out at 05-JUN-2001 17:48:56.73
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この LOGOUT コマンドでは,省略時の簡略メッセージ形式が使用されています。したがって,会計情報は表示されません。
#2 |
$ LOGOUT/FULL
GUZMAN logged out at 05-JUN-2001 14:23:45.30
Accounting information:
Buffered I/O count: 22 Peak working set size: 90
Direct I/O count: 10 Peak virtual size: 69
Page faults: 68 Mounted volumes: 0
Charged CPU time: 0 00:01:30.50 Elapsed time: 0 04:59:02.63
Charged vector CPU time: 0 00:00:21.62
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この LOGOUT コマンドは,/FULL 修飾子を指定しているので,このターミナル・セッションの会計情報の要約を表示します。
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