システムのノードごとに,現在の会計情報ファイルがあります。 SHOW ACCOUNTING コマンドを使用すれば,このファイルで追跡されているリソースがわかります。
SHOW ACCOUNTING コマンドを実行しても,プロセスによって使用されるリソースが追跡されない場合が 2 つあります。
-  /NOACCOUNTING 修飾子を指定した RUN( プロセス ) コマンドを使用する場合
 -  PRC$M_NOACNT 状態フラグをセットして $CREPRC システム・サービスを使用する場合
 
同様に,SHOW ACCOUNTING コマンドを実行しても,イメージによって使用されるリソースが常に追跡される場合が1つあります。
-  Install ユーティリティの /ACCOUNTING 修飾子を使用して,イメージをインストールする場合
 
SHOW ACCOUNTING コマンドは,画面表示を出力します (「例」を参照してください )。表示のキーワード ( 大文字 ) は,2 つのカテゴリに分類されます。
-  追跡されているリソースの種類を示すキーワード
| IMAGE
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イメージが使用するリソース
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| LOGIN_FAILURE
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ログイン失敗で使用されるリソース
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| MESSAGE
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($SNDJBCシステム・サービスを呼び出して) 会計情報ファイルへ書き込まれる未フォーマット・リソース・レコード
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| PRINT
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プリント・ジョブが使用するリソース
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| PROCESS
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プロセスが使用するリソース
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 -  追跡されているプロセスの種類を示すキーワード。プロセスまたはイメージのリソースが追跡される場合,次のキーワードはプロセス・タイプを表します。
| BATCH
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バッチ・プロセス
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| DETACHED
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独立プロセス
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| INTERACTIVE
 | 
会話型プロセス
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| NETWORK
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ネットワーク・プロセス
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| SUBPROCESS
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サブプロセス(親プロセスは,バッチ,独立,会話型,またはネットワーク・プロセス)
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