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拡張ファイル・キャッシュ上位 QIO ファイル統計情報の使用

Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ上位 QIO ファイル統計情報機能の使用状況を示します。

項目の意味については,SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) の例を参照してください。

(1) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。
(2) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。
(3) Virtual writes キャッシュがこのボリュームに対して受け取った仮想書き込み入出力の累積数。
(4) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。
(5) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。
(6) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。
(7) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。
(8) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。
(9) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。
(10) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。
(11) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。

#5
$ SHOW MEMORY/CACHE=(VOL=DKA100,TOPHITRATE=3)
System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79
 
Extended File Cache Top Hitrate File Statistics:
 
_$7$DKA200: (DISK$X6Y0_RESD), Caching mode is VIOC Compatible
 
_$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]SMGSHR.EXE;1 (open)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages   (1)   16      Total QIOs      (6)  277
Read hits         (2)  267      Virtual reads   (7)  277
Virtual writes    (3)    0      Hit rate        (8)   96 %
Read aheads       (4)    0      Read throughs   (9)  277
Write throughs    (5)    0      Read arounds    (10)    0
                               Write arounds   (11)    0
 
_$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]UTIL$SHARE.EXE;1 (open)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages         8      Total QIOs          185
Read hits             178      Virtual reads       185
Virtual writes          0      Hit rate             96 %
Read aheads             1      Read throughs       185
Write throughs          0      Read arounds          0
                               Write arounds         0
 
_$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSLIB]CMA$TIS_SHR.EXE;1 (open)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages         6      Total QIOs          165
Read hits             159      Virtual reads       165
Virtual writes          0      Hit rate             96 %
Read aheads             2      Read throughs       165
Write throughs          0      Read arounds          0
                               Write arounds         0
 
Total of 3 files for this volume
 
 



拡張ファイル・キャッシュ上位ヒット率ファイル統計情報の使用

Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ上位ヒット率ファイル統計情報機能の使用状況を示します。

項目の意味については,SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) の例を参照してください。

(1) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。
(2) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。
(3) Virtual writes キャッシュがこのボリュームに対して受け取った仮想書き込み入出力の累積数。
(4) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。
(5) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。
(6) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。
(7) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。
(8) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。
(9) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。
(10) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。
(11) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。

#6
$ SHOW MEMORY/CACHE=(FILE=SYS$LOGIN:*.*,OPEN,CLOSED)
System Memory Resources on 3-NOV-2001 18:36:12.79
 
Extended File Cache Statistics:
 
_$7$DKA200:[SYS0.SYSMGR]ACCOUNTNG.DAT;1 (open)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages   (1)    1      Total QIOs      (6)   17
Read hits         (2)    0      Virtual reads   (7)    1
Virtual writes    (3)   16      Hit rate        (8)    0 %
Read aheads       (4)    0      Read throughs   (9)    0
Write throughs    (5)   16      Read arounds    (10)    0
                               Write arounds   (11)    0
 
_$7$DKA200:[SYS0.SYSMGR]ACME$SERVER.LOG;129 (open)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages         1      Total QIOs            2
Read hits               0      Virtual reads         1
Virtual writes          1      Hit rate              0 %
Read aheads             0      Read throughs         1
Write throughs          1      Read arounds          0
                               Write arounds         0
 
_$7$DKA200:[SYS0.SYSMGR]CLUE$STARTUP_BRAHMA.LOG;935 (closed)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages         2      Total QIOs           32
Read hits               0      Virtual reads         0
Virtual writes         32      Hit rate              0 %
Read aheads             0      Read throughs         0
Write throughs         32      Read arounds          0
                               Write arounds         0
        .
        .
        .
 
_$7$DKA200:[VMS$COMMON.SYSMGR]VMS$AUDIT_SERVER.DAT;1 (open)
Caching is enabled, active caching mode is Write Through
Allocated pages         1      Total QIOs            8
Read hits               3      Virtual reads         8
Virtual writes          0      Hit rate              37 %
Read aheads             1      Read throughs         8
Write throughs          0      Read arounds          0
                               Write arounds         0
  
Total of 50 files for this volume 
 
 



拡張ファイル・キャッシュ統計情報の使用

Alpha システム上での拡張ファイル・キャッシュ統計情報機能の使用状況を示します。

項目の意味については,SHOW MEMORY/CACHE=(VOLUME=*) の例を参照してください。

(1) Allocated pages 現在,拡張ファイル・キャッシュが,このボリュームの実際のファイル・データを格納するために使用しているメイン・メモリ・データ・ページの数。
(2) Read hits 読み込みがデータ・キャッシュによって解決された回数の累積数。
(3) Virtual writes キャッシュがこのボリュームに対して受け取った仮想書き込み入出力の累積数。
(4) Read aheads 拡張ファイル・キャッシュが,順編成ファイル入出力仮想読み込みを検出した後に,このボリューム上で先読み入出力を発行した回数の累積数。
(5) Write throughs 仮想書き込みがキャッシングされたデータを変更することができた回数の累積数。
(6) Total QIOs 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った QIO および PAGE I/O 呼び出しの総数。
(7) Virtual reads 拡張ファイル・キャッシュがこのボリューム上で受け取った仮想読み込み要求の累積数。
(8) Hit rate ボリュームに対して実際の入出力を発行するのではなく,キャッシュからデータをコピーすることによって完了した Total QIOs のパーセンテージ。
(9) Read throughs 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが可能な仮想読み込みの数。
(10) Read arounds 拡張ファイル・キャッシュによって解決することが不可能な仮想読み込みの数。理由としては,OpenVMS クラスタ内に XFC に準拠していないノードが存在する場合や,VCC_MAX_IO_SIZE よりも大きい入出力を受け取った場合などが考えられる。
(11) Write arounds 仮想書き込みがキャッシュ・メモリ内のデータを更新できなかったことが検出された回数の累積数。

#7
$ SHOW MEMORY/PHYSICAL_PAGES
              System Memory Resources on  3-NOV-2001 16:11:30.76
Physical Memory Usage (pages): Total (1)  Free (2)   In Use (3)  Modified (4)
Main Memory (32.00Mb)          65536   44233      20955         308
 
Of the physical pages in use, 10970 pages are permanently allocated
to VMS.
 
 



物理メモリの使用

物理メモリの使用状況を示します。

(1) Total システムが一般的な用途のために使用できる物理メモリ・ページの数。この数には,共用メモリ・グローバル・セクション,メールボックス,およびコモン・イベント・ブロックに使用される (一部の VAX 上に存在する) マルチポート・メモリ・ページは含まれない。
(2) Free 未使用ページ・リストに含まれているページの数。
(3) In Use 現在使用されているページの数。この数は,未使用ページ・リスト,変更ページ・リスト,および不良ページ・リストに含まれているページの数を足し合わせ,合計の使用可能ページの数から引くことによって得られる。
(4) Modified 変更ページ・リストに含まれているページの数。



不良ページ・リスト

不良ページ・リストの内容を示します。

  注意
これは,不良ページ・リストにページが含まれている場合にのみ表示されます。

Total 不良ページ・リストに含まれているページの数。
Dynamic システムのブート後に検出されたメモリ・エラーの数。
I/O Errors ページ・フォルト処理の際に検出されたエラーの数。
Static ブート時スキャンの際に検出されたメモリ・エラーの数。

省略時の設定では,シングル・ビット・エラーとダブル・ビット・エラーのどちらが発生した場合でも,ブート時スキャンの際にページの削除が行われます。



OpenVMS に割り当てられたページの数

物理メモリ表示を含んでいる SHOW MEMORY 表示の末尾には,OpenVMS システムに永久的に割り当てられているページの数が表示されます。これらのページには,非ページング・エグゼクティブ・コードとデータ,PFN データベース,非ページング動的メモリ,割り込みスタック,およびシステム・ページ・テーブルが含まれます。

#8
$ SHOW MEMORY/SLOTS
              System Memory Resources on 3-NOV-2001 16:11:35.31
Slot Usage (slots):       Total (1)   Free (2)  Resident (3)  Swapped (4)
Process Entry Slots          75       28          46          1
Balance Set Slots            70       26          44          0
 
 



スロットの使用 (スロット数)

プロセス・エントリ・スロットとバランス・セット・スロットの使用状況を示します。

(1) Total システムのブートストラップ時に永久的に割り当てられたプロセス・エントリ・スロット (システム・パラメータ MAXPROCESSCNT の値) とバランス・セット・スロット (システム・パラメータ BALSETCNT の値) の数。
(2) Free 現在使用可能なスロットの数。
(3) Resident 現在,メモリ常駐プロセスが使用しているスロットの数。SWAPPER および NULL プロセスは,プロセス・エントリ・スロットは持つがバランス・セット・スロットは必要としないため,使用中のバランス・セット・スロットの数が使用中のプロセス・エントリ・スロットの数を超えることはない。
(4) Swapped アウトスワップされたプロセスが使用しているスロットの数。プロセス・エントリ・スロットの場合,この数には部分的にアウトスワップされたすべてのプロセスが含まれる。バランス・セット・スロットの場合,この数にはプロセス本体がアウトスワップされたが,プロセス・ヘッダが依然として常駐しているプロセスが含まれる。

#9
$ SHOW MEMORY/POOL
 
              System Memory Resources on  5-DEC-2001 03:59:35.29
 
Dynamic Memory Usage (bytes):   Total (1)    Free (2) In Use (3) Largest (4)
  Nonpaged Dynamic Memory    24993792   23511872   1481920   23363776
  Bus Addressable Memory       131072     114688     16384     114688
  Paged Dynamic Memory        5799936    3530784   2269152    3530176
  Lock Manager Dynamic Memory 1048576     254976    793600
 
 



動的メモリの使用 (バイト数)

可変サイズ・ブロックを割り当てる非ページングおよびページング・プール領域の使用状況を示します。

(1) Total 各領域について予約されているバイト数の合計。
(2) Free 各動的メモリ領域の中の未使用容量の合計。
(3) In Use 現在,各領域から割り当てられている容量。この数値は,合計サイズから空きバイト数を引いたものである。
(4) Largest 各領域の中の最大連続ブロックのサイズ。ページング・プールの場合,この数値は割り当て可能な最大ブロックを表している。非ページング・プールの場合,この数値よりも大きい割り当て要求が行われると,非ページング・プールは拡大される (他の制約によって禁止されていない場合)。この属性はロック・マネージャには適用されない。ロック・マネージャのすべての項目は同じサイズである。

#10
$ SHOW MEMORY/POOL/FULL
              System Memory Resources on  5-DEC-2001 03:59:35.29
 
Nonpaged Dynamic Memory                   (Lists + Variable) 
 Current Size (bytes)    (1) 24993792 Current Size (pagelets)  (1)  48816
 Initial Size (NPAGEDYN) (2) 24993792 Initial Size (pagelets)  (2)  48816
 Maximum Size (NPAGEVIR) (3)499998720 Maximum Size (pagelets)  (3) 976560
 Free Space (bytes)      (4) 22230144 Space in Use (bytes)     (5)2763648
 Largest Variable Block  (6) 19676672 Smallest Variable Block  (7)   2176
 Number of Free Blocks   (8)    38334 Free Blocks LEQU 64 Bytes(9)      0
 Free Blocks on Lookasides(16)  38330 Lookaside Space (bytes)     2537472
 
Bus Addressable Memory                    (Lists + Variable) 
 Current Size (bytes)    (1)   131072 Current Size (pagelets)  (1)    256
 Initial Size (NPAGEDYN) (2)   131072 Initial Size (pagelets)  (2)    256
 Free Space (bytes)      (4)   114688 Space in Use (bytes)     (5)  16384
 Largest Variable Block  (6)   114688 Smallest Variable Block  (7) 114688
 Number of Free Blocks   (8)        1 Free Blocks LEQU 64 Bytes(9)      0
 Free Blocks on Lookasides(16)      0  Lookaside Space (bytes)          0
 
Paged Dynamic Memory                      (Lists + Variable)         
 Current Size (MB)       (1)    22.88 Current Size (pagelets)   (1) 46864
 Free Space (MB)         (4)    21.96 Space in Use (MB)         (5)  0.91
 Largest Variable Block  (6)    21.77 Smallest Variable Block(MB)(7)21.77
 Number of Free Blocks   (8)      166 Free Blocks LEQU 64 Bytes  (9)    4
 Free Blocks on Lookasides(16)     165 Lookaside Space (KB)        201.85
 Over-limit Lookaside Blocks(17)     3 Over-limit Space (KB)         7.45
 
Lock Manager Dynamic Memory                                
 Current Size (Mbytes)   (1)    13.85 Current Size (pages)    (1)    1774
 Free Space (Mbytes)     (4)    10.06 Hits                    (12)   54050
 Space In Use            (5)     3.79 Misses                  (13)    1664
 Number of Empty Pages   (10)      26 Expansions               (14)    1792
 Number of Free Packets  (11)   41244 Packet Size              (15)     256
 
 



動的メモリ

可変サイズ・ブロックから構成される動的メモリ領域の使用状況を示します。

(1) Current Size 各動的メモリ領域の現在のサイズ (Alpha 上では 512 バイトのページレット単位)。ロック・マネージャ表示の場合,単位は M バイトである。
(2) Initial Size 非ページング動的メモリの初期サイズと,このサイズを制御するシステム・パラメータの名前 (NPAGEDYN)。
(3) Maximum Size 非ページング動的メモリを拡張できる最大サイズと,このサイズを制御するシステム・パラメータの名前 (NPAGEVIR)。
(4) Free Space 各動的メモリ領域の中の未使用容量。
(5) Space in Use 現在,各領域から割り当てられている容量。
(6) Largest Block 各プール領域の中の最大連続領域のサイズ。
(7) Smallest Block 各プール領域の中の最も小さいホール (空きブロック) のサイズ。
(8) Free Blocks 各プール領域の中の空きブロックの総数。この数値の大きさは,プールのフラグメンテーションの指標となる。
(9) Blocks LEQU 64 64 バイト以下の空きブロックの数。この数値も,プールのフラグメンテーションの指標となる。このように小さいブロックの割り当てが行われることは稀だが,割り当て要求が行われるたびに割り当てに要する時間が増えることになる。
(10) Empty Pages パケットが割り当てられていないページの数。
(11) Free Packets 使用されていないパケットの総数。この数値は,部分的に使用されているページの空きパケットと,すべての空きページのパケットの和である。
(12) Hits パケット割り当ての総数。
(13) Misses 要求された数のパケットが存在していなかったために解決することができなかったパケット割り当て要求の総数。ミスが発生すると,動的メモリはパケット割り当て要求を解決するために 1 ページだけ拡大される。
(14) Expansions パケット割り当て要求を解決するために動的メモリが 1 ページだけ拡大された回数。
(15) Packet Size 256 バイトのパケット・サイズ。ロック・マネージャは,ロック・ブロック・データ構造またはリソース・ブロック・データ構造を格納するために,このサイズのパケットを使用する。
(16) Lookasides Free Blocks "ルックアサイド・リスト"に登録したメモリ・パケットの総数。ルックアサイド・リストに適切なサイズのパケットが存在していれば,きわめて迅速かつ効率的に割り当てることができる。ただし,この場合には他のサイズのパケットの一部としては使用できなくなる。ルックアサイド・リストに余分なパケットが登録されていると,他のサイズの割り当てができなくなる。
(17) Over-limit Lookaside Blocks "ルックアサイド・リスト"に存在するが, SYSGEN パラメータ PAGED_LAL_SIZE が低いためもはや頻繁には使用されていないメモリ・パケットの総数。これらのパケットは,それらを含むように SYSGEN パラメータの値を増やした場合,あるいはページング・プール不足が生じて再要求された場合,再び利用されるようになる。これらの利用限度を超えるリストに "ルックアサイド・リスト" パケットが無い場合,この行は表示されない。

#11
$ SHOW MEMORY/FILES
        System Memory Resources on 22-MAY-2001 19:04:19.67
Swap File Usage (8KB pages):                  Index (1)     Free        Size
DISK$ALPHASYS:[SYS48.SYSEXE]SWAPFILE.SYS          1         904         904
DISK$SWAP:[SYS48.SYSEXE]SWAPFILE.SYS;1            2        1048        1048
 
  Total size of all swap files:                                        1952
 
Paging File Usage (8KB pages):                Index (2)     Free        Size
DISK$PAGE:[SYS48.SYSEXE]PAGEFILE.SYS;1          253       16888       16888
DISK$ALPHASYS:[SYS48.SYSEXE]PAGEFILE.SYS        254       16888       16888
 
  Total size of all paging files:                                     33776
  Total committed paging file usage:  (3)                               1964
 


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