/ENTRY=(エントリ番号[,...])
強制終了する 1 つまたは複数のジョブのエントリ番号を指定します。エントリ番号を 1 つだけ指定する場合は,括弧を省略できます。
システムは,システム内のキューに登録されたそれぞれのプリント・ジョブおよびバッチ・ジョブに,一意なエントリ番号を割り当てます。省略時の設定では, PRINT および SUBMIT コマンドは,処理するジョブのキュー登録に成功した場合に,エントリ番号を表示します。これらのコマンドは,最後にキューに登録されたジョブのエントリ番号を反映させるために, $ENTRY ローカル・シンボルを作成したり更新したりします。 SHOW ENTRY または SHOW QUEUE コマンドを実行すると,ジョブのエントリ番号を確認することができます。
バッチ・ジョブに対して STOP/QUEUE/REQUEUE コマンドを発行する場合は, /ENTRY 修飾子を指定しなければなりません。指定するエントリ番号は,実行しているジョブのエントリ番号と一致していなければなりません。
/HOLD
強制終了した 1 つまたは複数のジョブを保留状態にします。 SET ENTRY/RELEASE または SET ENTRY/NOHOLD コマンドを使用して,後から保留状態を解除することができます。
/PRIORITY=n
優先順位の値をシステム・パラメータ MAXQUEPRI の値より大きくするためには,OPER( オペレータ ) または ALTPRI( 特権の変更 ) の特権が必要です。
キューに再登録された 1 つまたは複数のジョブの優先順位を変更します。パラメータ n には,0 〜 255 までの値を指定します。 n パラメータの省略時の値は,1 つまたは複数のジョブが終了したときに持っていた優先順位の値と同じです。
通常,/PRIORITY 修飾子は,1 つまたは複数のジョブの優先順位を下げるために使用されます。ジョブの優先順位を下げると,指定されたジョブは,キューに他のジョブが含まれないときに実行されます。優先順位を MAXQUEPRI の値より低く設定する場合,特権は不要です。
/REQUEUE=[キュー名]
現在のジョブを再登録するキューを指定します。
キュー名パラメータを指定しない場合,ジョブは現在処理中のキューに再登録されます。