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OpenVMS マニュアル |
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DEFINE KEY |
DEFINE KEY [=key-name] eve-command
key-name
定義するキー。キー名を短縮することはできません。キー名と,そのキーに割り当てるコマンドを区別するために,キー名の先頭には,等号を指定しなければなりません。コマンド・ラインにキー名を指定しなかった場合には,日本語 EVE は定義するキーを押すように要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して [ Return ] キーまたは [ Ctrl/M ] を押した場合には,操作は取り消されます。これは,これらのキーの定義を変更できないからです。eve-command
キーに割り当てるコマンド,またはキーに割り当てる機能を持つ EDT キーまたは WPS キーの名前。コマンドを指定しなかった場合には,日本語 EVE はコマンドを要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して [ Return ] または [ Do ] だけを押し,コマンドを入力しなかった場合には,操作は取り消されます。
ユーザが指定した日本語 EVE コマンドを実行するために,キーを定義します。コマンド・ラインにキー名を入力するか(先頭に等号を指定します),または日本語 EVE プロンプトに対して,定義するキーを押すことができます。キー名と定義不可能なキーについての詳しい説明は,『日本語EVE ユーザーズ・ガイド』の第7.8節 "キーを定義する方法" を参照してください。
通常,DEFINE KEYコマンドを実行すると,指定されたキーの現在の定義は無効になります。これは,日本語 EVE の省略時の設定の場合も,EDT キーパッドの場合も,WPS キーパッドの場合も,ユーザ独自の定義の場合も同様です。たとえば,通常は EDT や WPS などのキーパッド設定によって定義されるキーを定義した場合には,その定義はキーパッド定義を無効にします。キーのキーパッド定義を復元するには, UNDEFINE KEYコマンドを使用します。
ファイル名,検索文字列,その他のパラメータなどの追加情報が必要なコマンドに対してキーを定義した場合には,そのキーを押したときに,日本語 EVE はコマンドを入力した場合と同様に,情報を入力するように要求するプロンプトを表示します。
キー定義は編集セッション全体を通じて有効であり,また,キーの定義を変更または取り消すまで有効です。将来のセッションのためにキー定義を保存する場合には,日本語 EVE イニシャライゼーション・ファイルに DEFINE KEY コマンドを登録するか,または SAVE EXTENDED EVE コマンドを使用してセクション・ファイルを作成します。キー定義を表示する場合には,SHOW KEY コマンドを使用します。キー定義を取り消す場合には,UNDEFINE KEY コマンドを使用します。
次の例は,キーの定義の方法を示しています。最初の例では,プロンプトに対してキーを押すことにより,定義するキーを指定しています。2番目の例では,コマンド・ラインにキー名を入力しています。
Command: DEFINE KEY include file 定義するキーを押してください: [ F20 ] (を押す)[ F20 ] を INCLUDE FILE コマンドとして定義します。この後,このキーを押すと,日本語 EVE は挿入するファイルの名前を入力するように要求するプロンプトを表示します。
DEFINE KEY = ctrl/d edt kp9[ Ctrl/D ]キーを EDT キーパッドの [ KP9 ] (つまり Append キー)として定義します。この場合,SET KEYPAD EDTを使用する必要はありません。同様に,Rulerキーに対してWPS GOLD-R を定義するなどのように,WPS キーパッド定義を割り当てることも可能です。キー名の前に等号を指定してください。制御キーや GOLD キーの組み合わせを指定する場合には,キー名で区切り文字としてスラッシュ ( / ),ハイフン( - ),アンダースコア( _ )のいずれかを使用します。
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