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OpenVMS マニュアル |
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日本語 HP OpenVMS
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INCLUDE FILE |
INCLUDE FILE filespec
filespec
挿入するファイル。ファイル指定では論理名とワイルドカードを使用できます。複数のファイルが要求と一致する場合には,日本語 EVE は一致するファイルのリストを表示し,適切なファイルを選択できるようにします。1つのバッファに複数のファイルを挿入できますが,同時に挿入できるのは1つのファイルだけです。ファイルを指定しなかった場合には,日本語 EVE はファイルを要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して [ Return ] キー,または [ Do ] キーだけを押し,ファイルを指定しなかった場合には,操作は取り消されます。
指定したファイルを現在のバッファに複写し,その内容を現在の行の前に挿入します。バッファのモードが挿入モードの場合も,重ね書きモードの場合も,指定したファイルのテキストが挿入されます。ファイルのテキストを挿入した後,カーソルは現在の文字から移動しません。ファイルを挿入しても,バッファの名前やバッファに対応づけられている出力ファイルの名前が変更されるわけではありません。挿入するファイルにタブ文字が含まれている場合には,現在のバッファのタブ・ストップが適用されます。ファイルを挿入してもテキストの書式は変更されません(再ラップされません)。バッファのマージンに従ってテキストの書式を変更するには,FILL コマンドを使用します。
もしSET DIRECTORY LISTコマンドを使用している場合には, INCLUDE FILEコマンドを使用するとDIRECTORY LIST コマンドと同じファイル選択リストが表示されます。ここで挿入したいファイルを選択してください。詳しくは,DIRECTORY LISTコマンドの説明を参照してください。
次のコマンドは,MORE.DAT というファイルを挿入し,それを現在のバッファにコピーします。
Command: INCLUDE FILE more.dat
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