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OpenVMS マニュアル | 
    
  
 
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日本語 HP OpenVMS
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QUOTE
キーを押すことにより指定した制御コードまたは他の文字を入力します。コマンド文字列の一部として使用する文字や,バッファ内のテキストとして文字を入力するときに,その文字の特殊な意味を取り消すことができます。一部の制御コードは逆疑問符として表示されます。QUOTEはバッファのモードの影響を受けます(バッファのモードはステータス・ラインに表示されます)。挿入モードでは,特殊な意味を取り消した文字は現在の位置に挿入されます。重ね書きモードでは,特殊な意味を取り消した文字は現在の文字を置換します。
FIND コマンドや REPLACE コマンドに対して文字列を入力する場合には,制御コードや他の文字の特殊な意味を取り消すことができます。たとえば,SET TABS SPACES コマンドや SET TABS MOVEMENT コマンドを使用した場合には,次に示す方法でタブ文字を検索するために, [ Tab ] または [ Ctrl/I ] の特殊な意味を取り消すことができます。
- FINDコマンドを使用し,日本語 EVE が検索文字列を要求するプロンプトを表示するようにします。
 - プロンプトに対して,[ Ctrl/V ] (またはQUOTEとして定義したキー)を押します。
 - タブ文字を指定するために[ Tab ]または[ Ctrl/I ]を押します。
 - [ Return ] を押すことによりコマンドを終了します。
 
同様に,タイピング・キー(英字,数字,句読点)や制御キーを定義するために XTPU DEFINE_KEY 組込みプロシージャを使用した場合には,通常はそのキーに割り当てられている文字または制御コードを入力するためにQUOTE を使用できます。たとえば,プロシージャを実行するためにティルド( ~ )を定義した場合には,次の操作を実行することにより,ティルド文字を挿入できます。
- QUOTEコマンドを使用します(または[ Ctrl/V ]を押します)。
 - ティルド( ~ )をタイプします。
 
QUOTEの別の使い方として,DCL コマンドを使用して作成したサブプロセスに[ Ctrl/Z ]を渡し,そのサブプロセスを終了する方法があります。詳しい説明は,DCLコマンドの説明を参照してください。
次に示す制御コードやキーは VMS が処理します。したがって,これらの特殊な意味を取り消すことはできません。
- [ Ctrl/C ]
 - [ Ctrl/O ]
 - [ Ctrl/Q ]
 - [ Ctrl/S ]
 - [ Ctrl/T ]
 - [ Ctrl/X ]
 - [ Ctrl/Y ]
 - [ F6 ]
 
次の例はバッファにエスケープ文字を挿入します。
 Command: QUOTE キーを押してください:
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