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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
コマンド一覧
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 EVE リファレンス・マニュアル


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形式

RECOVER BUFFER

  • buffer-name

  • journal-name


パラメータ



buffer-name

回復したいバッファの名前です。 MAIN バッファのように,すでに存在するバッファを指定したときには,日本語 EVE は回復の前にそのバッファを削除します ( もしバッファが変更されているときには削除の前に確認をします )。

journal-name

回復したいバッファのジャーナル・ファイルの名前です。ジャーナル・ファイルの名前は,バッファの名前やファイルの名前に .XTPU$JOURNAL というファイル・タイプを付けたものです。MEMO.TXT というファイルのジャーナル・ファイルの名前は,MEMO_TXT.XTPU$JOURNAL です。

説明

システムの中断の後,バッファのジャーナル・ファイルを使ってバッファの内容を回復します。回復するバッファの名前,ファイルの名前,ジャーナル・ファイルの名前のうち,どれを使っても指定することができます。

RECOVER BUFFERコマンドは,各種設定,キー定義,システム・バッファの内容は回復しません。

システムに問題が発生したときに編集していたテキストを回復するには以下のようにします。

  1. DCL コマンド EDIT/XTPU/NOJOURNAL を使って日本語 EVE を起動します。 /RECOVER 修飾子を指定する必要はありません。

  2. テキストを回復するには,日本語 EVE のRECOVER BUFFERコマンドを使ってください。たとえば MAIN バッファの内容を回復するには以下のようにします。

    Command: RECOVER BUFFER main 
    

  3. ジャーナル・ファイルが存在すると,日本語 EVE は以下の情報を表示して,そのバッファを回復するがどうかの確認をします。

    • バッファの名前

    • バッファの入力ファイル

    • バッファの出力ファイル

    • 回復の元となるファイル

    • 編集を開始した日時

    • ジャーナル・ファイルが作成された日時


    そのバッファを回復するときには,[ Return ] キーを押してください。回復しないときには NO とタイプしてから [ Return ] キーを押してください。

  4. 他のバッファを回復するときには 2 のステップを繰り返してください。

異なる編集セッションで作られたバッファの回復をすることができます。ジャーナル・ファイルの名前のリストを表示するにはワイルドカードを使ってください。

Command: RECOVER BUFFER *

ジャーナル・ファイルが存在するバッファすべてを回復するには, RECOVER BUFFER ALLコマンドを使ってください。


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