ユーザが指定した回数だけ次のコマンドまたはキーストロークを繰り返し,再入力不要にします。たとえば,矢印キー([↑],[↓],[→],[←]) やカーソル移動コマンドを繰り返したり,タイピング・キー ( ダッシュなど ) や編集操作 (
ERASE コマンドなど ) を繰り返すことができます。
まだ終了していない繰り返しカウントを取り消すには, RESET コマンドを使用します。
別のREPEATコマンドをさらに繰り返すために, REPEAT コマンドを使用することはできません。同じ行で 2 つの REPEAT コマンドを使用した場合には, 2 番目のコマンドは最初のコマンドを無効にします。
EDT キーパッドまたは WPS キーパッドを使用している場合には,GOLD キーと数字キーの組み合わせを使用して繰り返しカウントを指定することができます。たとえば,カーソルを5行だけ下に移動する場合には,次の操作を実行できます。
- GOLD キー(通常は [ PF1 ])を押し,5 と入力します。
- [↓]キーを押します。
| 注意
REPEAT 操作を取り消すために [ Ctrl/C ] を使用することはできません。 [ Ctrl/C ] を押すと,操作は取り消されますが, [ Ctrl/C ] はジャーナル・ファイルに記録されず,システム障害によって編集セッションが異常終了したときに,作業結果を回復できなくなります。操作を取り消すために [ Ctrl/C ] を使用する場合には,編集セッションをただちに終了し,編集結果を保存し,その後,編集セッションを再起動してください。
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