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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
コマンド一覧
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 EVE リファレンス・マニュアル


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形式

SET CLIPBOARD


説明

日本語 EVE の Insert Here バッファのかわりに,テキストの複写,削除,回復のために DECwindows クリップボードを使用することを指定します。クリップボードを使用すれば,日本語 EVE と他の DECwindows アプリケーションの間でテキストを転送できます。

クリップボードの使用は,/DISPLAY=DECWINDOWS を使用して日本語 EVE を起動した場合にのみ可能です。それ以外の場合には,このコマンドは使用できません。

表 4-7 はクリップボード設定によって影響を受ける日本語 EVE コマンドと EDT キーパッド・キーを示しています。 WPS キーパッド・キーは,設定とは無関係にクリップボードを使用しません。

表 4-7 クリップボードを使用するコマンドとキー
日本語 EVE コマンド:
INSET HEREまたは PASTE
REMOVE または CUT
STORE TEXT または COPY
EDT キーパッド・キー:
Append ( [ KP9 ] )
EDT Replace ( [ GOLD-KP9 ] )
Subs ( [ GOLD-Enter ] )

省略時の設定は NOCLIPBOARD であり,その場合には Insert Here バッファが使用されます。

すべての編集セッションまたは大部分の編集セッションに対してクリップボードの使用を許可する場合には, SET CLIPBOARD コマンドを日本語 EVE イニシャライゼーション・ファイルに登録します。しかし,日本語 EVE の内部で通常の編集操作を実行する場合には,操作に関連するテキストの量に応じて, Insert Here バッファを使用するほうが迅速に操作を実行できます。


次のコマンドは DECwindows クリップボートの使用を許可し,バッファ全体を選択し,選択領域を複写し,それをクリップボードに格納することにより,別の DECwindows アプリケーションまたは日本語 EVE の他の場所に選択領域を回復できるようにしています。

Command: SET CLIPBOARD
Command: SELECT ALL
Command: STORE TEXT


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