他のキーと組み合わせて使用するための GOLD キーとして特定のキーを定義し,複数の GOLD キーとの組み合わせを可能にします。コマンド・ラインにキー名を入力するか,または GOLD として設定するキーを押すように要求するプロンプトを日本語 EVE が表示することも可能です。
GOLD キーを使用すれば,可能なキーの組み合わせを増大できます。たとえば,1つのコマンドを実行するために,[ F20 ] を定義し,別のコマンドを実行するために,[ GOLD-F20 ]の組み合わせを定義できます。一方の機能を実行する場合には,[ F20 ] を押します。また,GOLD キーとタイピング・キーの組み合わせも定義できます。たとえば,[ GOLD-C ]を定義できます。
GOLD キーを設定すると,矢印キー(
[↑],[↓],[→],[←] ) とエディタ・キーパッドの一部の GOLD の組み合わせが自動的に定義されます。ただし,それらのキーを別の方法で定義した場合は例外です。 表 4-10 は省略時の GOLD の組み合わせを示しています。
表 4-10 日本語 EVE の省略時の GOLD キーの組み合わせ
[ GOLD-F13 ]
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RESTORE WORD
または WPS Delete Beginning Sentence
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[ GOLD-Help ]
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HELP KEYS(list)
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[ GOLD-Find ]
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WILDCARD FIND
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[ GOLD-Insert Here ]
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RESTORE
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[ GOLD-Remove ]
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STORE TEXT
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[ GOLD-Select ]
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RESET
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[ GOLD-Prev Screen ]
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PRVIOUS WINDOW
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[ GOLD-Next Screen ]
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NEXT WINDOW
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[ GOLD-↑]
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TOP
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[ GOLD-←]
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START OF LINE
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[ GOLD-↓]
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BOTTOM
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[ GOLD-→]
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END OF LINE
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SET GOLD KEYは,ユーザが指定したキーの現在の定義を無効にします。そのキーが日本語 EVE によって定義されている場合も,EDT キーパッドや WPS キーパッドによって定義されている場合も,ユーザが定義した場合も,現在の定義は無効になります。一度に1つのキーだけを GOLD として設定できます。EDT キーパッドまたは WPS キーパッドを設定すると,[ PF1 ] が GOLD キーになり,[ PF1 ] の現在の定義は無効になります。しかし,別のキーを GOLD キーとして設定した場合には,EDT キーパッドと WPS キーパッドはその GOLD キーを使用します。このような場合,SET NOGOLD KEY コマンドを使用すると,ユーザが定義した GOLD キーは取り消され,EDT キーパッドまたは WPS キーパッドに対して,GOLD キーとして [ PF1 ] が復元されます。
キー定義は編集セッションが終了するまで,またはキーの定義を変更または取り消すまで有効です。将来のセッションのために GOLD キーの設定を保存する場合には,SET GOLD KEYコマンドを日本語 EVE イニシャライゼーション・ファイルに登録するか,またはSAVE EXTENDED EVEコマンドを使用してセクション・ファイルを作成します。