現在のバッファの右マージンをユーザが指定したカラムに設定します。このコマンドは既存のテキストを変更するわけではなく,新しいテキストや CENTER LINEコマンドまたは
FILLコマンドによって書式を変更するテキストにだけ影響を与えます。日本語 EVE が自動的にテキストをラップ(改行)する場合や,ユーザが
FILLコマンドを使用する場合には,文字は右マージンより右側に挿入されません。
右マージンはバッファ固有の設定であり,各バッファに対して異なる右マージンを設定できます。バッファの現在のマージンを確認するには,SHOW コマンドを使用します。
すべての編集セッションまたは大部分の編集セッションに対して特定の右マージンを使用する場合には,SET RIGHT MARGINコマンドをイニシャライゼーション・ファイルに登録します。そのイニシャライゼーション・ファイルを使用して日本語 EVE を起動すると,指定した設定は,メイン (または最初の)バッファと $DEFAULTS$ という名前の日本語 EVE システム・バッファに適用されます。したがって,ユーザが作成する各バッファは同じ右マージンになります。
SET WIDTHコマンドは $DEFAULTS$ バッファの右マージンを,ユーザが指定した幅より1カラムだけ小さい値に設定しますが,他の既存のバッファのマージンには影響を与えません。