ジャンプ・スクロールに設定します。
SET SCROLL JUMP コマンドは,まず画面に残る部分をスクロールさせ,画面の残りの部分は空白にします。続いて空白の部分を 1 回の書き換えで新しいテキストに書き換えます。このコマンドは画面の一部しかスクロールさせないため, SET SCROLL SMOOTH ( 省略時の設定 ) の設定より高速に動作します。
ターミナルの設定がジャンプあるいはスムース・スクロールのどちらであっても,それに関係なくジャンプかスムースのスクロールを設定することができます。例えばターミナルの設定をスムース・スクロールにし, SET SCROLL JUMP コマンドを使用した場合,テキストはスムースに画面の外にスクロールしていき ( ターミナル設定の影響 ),そのあとの空白部分を一回で新しいテキストに書き換えます ( SET SCROLL JUMP コマンドの影響 )。
この設定は SET SCROLL OFF コマンドを使用している場合は効果がありません。
この設定はすべてのバッファに適用されます。この設定を保存したい場合には, SAVE ATTRIBUTES コマンドを使用して,セクション・ファイルを作成するかコマンド・ファイルを作成または更新してください。より詳しい説明はオンライン・ヘルプのAttributes を参照してください。
DECwindows 上では次のようにして設定を変更することができます。
- 「オプション(O)」のメニューから「一般設定(G)...」を選択します。
- ダイアログ・ボックスの Set Scroll Jump ボタンをクリックします。