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OpenVMS マニュアル |
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日本語 HP OpenVMS
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SET SCROLL MARGINS |
SET SCROLL MARGINS integer1[%] integer2[%]
integer1
スクロールを開始する位置であり,ウィンドウの一番上からの行数。下スクロール・マージン( integer2 )と重なる値を指定することはできません。省略時の設定は0です。つまり,ウィンドウの一番上より上に移動しようとしたときは,スクロールは開始されます。値を指定しなかった場合には,日本語 EVE は値を要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して [ Return ] キー,または [ Do ] キーだけを押し,値を指定しなかった場合には,現在の値が使用されます。integer2
スクロールを開始する位置であり,ウィンドウの一番下からの行数。上スクロール・マージン( integer1 )と重なる値を指定することはできません。省略時の設定は0です。つまり,ウィンドウの一番下より下に移動しようとすると,スクロールが開始されます。値を指定しなかった場合には,日本語 EVE は値を要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して [ Return ] キー,または [ Do ] キーだけを押し,値を指定しなかった場合には,現在の値が使用されます。%
パーセント記号は,スクロール・マージンがウィンドウの高さのパーセンテージであり,もっとも近い行に切り上げられることを示します。日本語 EVE メイン・ウィンドウを2つ以上のウィンドウに頻繁に分割する場合には,このパラメータを使用すると便利です。
カーソルを上下に移動したときにスクロールが自動的に開始される一番上と一番下の距離を設定します。これらの距離は行数として指定するか,またはウィンドウ・サイズのパーセンテージとして指定します。スクロール・マージンは日本語 EVE のすべてのウィンドウに適用されます。また,日本語 EVE は行数をパーセンテージに変換し,メイン・ウィンドウを2つ以上のウィンドウに分割した場合には,そのパーセンテージを使用します。
すべての編集セッションまたは大部分の編集セッションに対して特定のスクロール・マージンを使用する場合には,SET SCROLL MARGINSコマンドを日本語 EVE イニシャライゼーション・ファイルに登録します。
DECwindows ではSET SCROLL MARGINSを使用しないでください。スクロール・マージンの外部でマウスをクリックすると,予測できない結果が発生します。
次の例は,スクロール・マージンを設定するために行数を使用する方法とパーセンテージを使用する方法を示しています。
Command: SET SCROLL MARGINS 2 3
スクロール・マージンをウィンドウの一番上から2行,ウィンドウの一番下から 3行に設定します。
Command: SET SCROLL MARGINS 7 7
スクロール・マージンをウィンドウの一番上から7行,一番下から7行に設定します。これは,EDT の SET CURSOR 7:14 コマンドに対応する日本語 EVE コマンドです。
Command: SET SCROLL MARGINS 10% 15%
スクロール・マージンをウィンドウの一番上から10パーセント,一番下から 15パーセントに設定します。
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