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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
コマンド一覧
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 EVE リファレンス・マニュアル


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形式

SPAWN [command-string]


パラメータ



command-string

オプションとして,サブプロセスの内部で実行する DCL コマンド(たとえば,起動するユーティリティなど)を指定できます。そのユーティリティを終了すると,サブプロセスも終了し,編集セッションが再開されます。コマンド文字列を指定しなかった場合には,日本語 EVE は DCL のためにサブプロセスを生成します。編集セッションを再開する場合には,LOGOUTコマンドを使用します。

説明

サブプロセスを生成し,編集セッションを一時停止します。ただし,編集セッションを終了するわけではありません。このコマンドを使用すれば,編集セッションを終了せずに,DCL レベルに戻ったり,MAIL などの別のユーティリティを実行できます。

日本語 EVE の内部や DCL レベル,あるいは MAIL などの他のユーティリティの内部で SPAWN コマンドと ATTACH コマンドを使用すれば,VMS セッション (またはログイン)全体で編集セッションを継続し,実質的に日本語 EVE を継続的にエディタとして使用できます。このようにすれば,編集をただちに再開できますが,より多くのシステム資源が必要になります。

/DISPLAY=DECWINDOWS を使用して日本語 EVE を起動した場合には, SPAWNコマンドはサポートされません。


次の例は MAIL を実行するためにサブプロセスを生成する方法と,DCL に対してサブプロセスを生成する方法を示しています。

  1. Command: SPAWN mail
    MAIL> 
                   . 
                   . 
                   . 
    MAIL> EXIT
    


    MAIL を実行するサブプロセスを生成します。MAIL を終了すると,編集セッションが再開されます。

  2. Command: SPAWN
    $ 
                    . 
                    . 
                    . 
    $ LOGOUT
    


    DCL のためにサブプロセスを生成します(DCL レベルに戻ったことは $ プロンプトによって示されます)。その後,他のアプリケーションの実行も含めて,DCL コマンドを実行できます。編集セッションに戻るには,DCL の LOGOUT コマンドを使用します。


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