display-id
| OpenVMS 用法  | 
identifier | 
| データ型  | 
longword (unsigned) | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by reference | 
ヘルプ・テキストが書き込まれる仮想ディスプレイを指定します。 display-id 
引数は仮想ディスプレイ識別子を格納した符号なしロングワードのアドレスです。
仮想ディスプレイはペーストされていなければならず,重ねたりバッチ処理されたりすることはできないので注意してください。
keyboard-id
| OpenVMS 用法  | 
identifier | 
| データ型  | 
longword (unsigned) | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by reference | 
入力するために使用される仮想キーボードの識別子(省略可能)。 keyboard-id 
引数は,仮想キーボード識別子を格納した符号なしロングワードのアドレスです。 
keyboard-id 
引数が指定されない場合は,入力はできません。
help-topic
| OpenVMS 用法  | 
char_string | 
| データ型  | 
character string | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by descriptor | 
省略可能なヘルプ・トピック。help-topic 
引数は,ヘルプ・トピック文字列を示すディスクリプタのアドレスです。
help-library
| OpenVMS 用法  | 
char_string | 
| データ型  | 
character string | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by descriptor | 
省略可能なヘルプ・ライブラリの名前。 
help-library 
引数は,ヘルプ・ライブラリの名前を示すディスクリプタのアドレスです。省略時の設定値はSYS$HELP:HELPLIB.HLBです。
rendition-set
| OpenVMS 用法  | 
mask_longword | 
| データ型  | 
longword (unsigned) | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by reference | 
属性指定子。rendition-set 
引数は省略可能であり,ロングワード・ビット・マスクのアドレスです。このロングワード・ビック・マスクの各属性を設定すると,ディスプレイ内の対応する属性が設定されます。
rendition-set 引数を使用して以下の属性を指定できます。
| SMG$M_BLINK
 | 
点滅する文字を表示します。
 | 
| SMG$M_BOLD
 | 
通常の輝度より高い輝度で文字を表示します。
 | 
| SMG$M_REVERSE
 | 
文字を反転表示します。つまり,仮想ディスプレイの現在の省略時の属性とは逆の状態で表示します。
 | 
| SMG$M_UNDERLINE
 | 
下線を付けた文字を表示します。
 | 
| SMG$M_INVISIBLE
 | 
表示されない文字を指定します。つまり,仮想ディスプレイに存在していても,ペーストボードに表示されない文字を指定します。
 | 
| SMG$M_USER1からSMG$M_USER8
 | 
ユーザ定義属性を表示します。
 | 
rendition-complement
| OpenVMS 用法  | 
mask_longword | 
| データ型  | 
longword (unsigned) | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by reference | 
属性補足指定子。rendition-complement  引数は省略可能であり,ロングワード・ビット・マスクのアドレスです。 
rendition-set  引数に指定できる属性はすべて, 
rendition-complement  引数によって補足できます。
rendition-set  引数と rendition-complement  引数はどちらも省略可能な引数であり,これらの引数を組み合わせて使用すれば,ユーザは仮想ディスプレイの属性を制御できます。rendition-set 
 引数は特定の仮想ディスプレイ属性を設定します。それに対し,rendition-complement  引数はこれらの属性を補足します。rendition-set 
引数と  rendition-complement 
引数の両方に同じビットが指定されている場合には,最初に rendition-set 
引数が評価され,その後, 
rendition-complement 
引数が評価されます。これらの 2 つの引数を組み合わせて使用すれば,1 回のプロシージャ呼び出しで複数の仮想ディスプレイ属性を制御できます。各属性に対して,ユーザは次の組み合わせを指定できます。
| 0
 | 
0
 | 
属性を省略時の状態に設定する。
 | 
| 1
 | 
0
 | 
属性をオンに設定する。
 | 
| 0
 | 
1
 | 
属性を省略時の逆の状態に設定する。
 | 
| 1
 | 
1
 | 
属性をオフに設定する。
 | 
character-set
| OpenVMS 用法  | 
longword_unsigned | 
| データ型  | 
longword (unsigned) | 
| アクセス  | 
read only | 
| 受け渡し方 | 
by reference | 
出力されるヘルプ・テキストの文字集合。character-set 引数は,文字集合コードを格納した符号なしロングワードのアドレスです。この引数を省略した場合は,仮想ディスプレイの文字集合が使用されます。
SMG$PUT_HELP_TEXT ルーチンは, 指定された仮想ディスプレイに指定されたトピックのヘルプ・テキストを戻し,出力します。テキストは仮想スクロール領域に出力されます。 
keyboard-id 
引数を指定した場合には,仮想スクロール領域に最後の行が出力されたときに,入力を要求するプロンプトが表示されます。このプロンプトに対して,[Return]キーを押せばそのまま継続して表示され,新しいトピックを入力すれば,それに対するヘルプ・テキストを受け取ることができます。
display-id 
引数によって指定される仮想ディスプレイは,バッチ処理されたりビューポートを格納したりできません。keyboard-id 引数が指定された場合には,仮想ディスプレイは重ねることはできません。また,仮想ディスプレイは少なくとも3行なくてはなりません。
Super DEC 漢字,DEC漢字文字,JISカタカナ文字, ASCII文字以外で構成されたヘルプ・トピック文字列はサポートしていません。