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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMS ドキュメント
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目次
まえがき
第 1 章:日本語機能の概要
第 2 章:新機能および変更された機能
第 3 章:既知の問題点と制限事項
第 4 章:日本語ドキュメントについて
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日本語 Advanced Server for OpenVMS

日本語 Advanced Server for OpenVMS
リリース・ノート


目次

第 2 章
新機能および変更された機能

この章では,日本語Advanced Server V 7.3B の新機能および変更された機能について説明します。

2.1 新機能

日本語Advanced Server V 7.3B に追加された日本語関連の機能は特にありません。

なお,本リリースでは,以下の標準版の機能が新機能として追加されています。

  • クライアント・ライセンス・チェックを無効にするためのオプションの提供

  • PC ファイルおよび共有をインストールするかどうか選択するためのオプションの提供

  • PWRK$LMSRV プロセス異常終了後の自動再起動

  • SMB (Server Message Block) 署名のサポート

  • NTLMV2 認証のサポート

これらの機能の詳細については,『Release Notes』を参照してください。

2.2 変更された機能

本バージョンで変更された日本語関連の機能はありません。

本バージョンで変更された標準版の機能については,『Release Notes』を参照してください。

なお,日本語Advanced Server V7.3A で以下の機能が変更されています。

  • サーバの言語設定

  • 日本語ファイル名変換ユーティリティ



2.2.1 サーバの言語設定

V7.3A

Advanced Server V7.3Aでは「Advanced Server の構成方法」の「サーバの言語設定」に日本語(Japanese)が追加されました。Advanced Serverの構成プロシージャ (sys$update:pwrk$config.com)を実行した場合に「9. Advanced Server language:」で「Japanese」を設定してください。

以前のバージョンの日本語Advanced Serverでは言語の設定にかかわらず,日本語機能が使用できました。詳しくは『インストレーションおよび構成ガイド』の第3.8節を参照してください。

2.2.2 日本語ファイル名変換ユーティリティ

V7.3A

以前のバージョンのPATHWORKS (LAN Manager) では日本語ファイル名(shift_jisコード)を ODS-2ボリューム用にエンコードしていました。これらのファイル名をODS-5ボリューム上でUnicodeによるファイル名に変換することにより,クライアントから同じ日本語ファイル名のまま利用することができます。詳しくは『インストレーションおよび構成ガイド』の第5.8節を参照してください。

また,Advanced Server V7.3Aでは,日本語以外の文字コードでエンコードされていた場合の変換も行うことができます。日本語ファイル名 (shift_jisコード) を変換する場合には,修飾子 /code_page=sjis を指定してください。

主な手順としては,以下のとおりです。

  1. 以前の共有ディレクトリに使用していたディスクのバックアップを取る。

  2. ディスクをODS-5ボリュームに変換する。

  3. 変換ユーティリティでディスク毎,またはディレクトリ毎にファイル名を変換する。


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