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OpenVMS マニュアル |
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HP OpenVMS
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dlopen |
実行時に共用可能イメージのロードと呼び出しを可能にするために,動的ライブラリ・ローダに対するインタフェースを提供します。
#include <dlfcn.h>void *dlopen (char *pathname, int mode);
pathname
共用可能イメージの名前。この名前は,この後, dlsym関数で使用するために保存されます。mode
この引数は OpenVMS システムでは無視されます。
dlopen関数は,実行時に共用可能イメージのロードと呼び出しを可能にするために,動的ライブラリ・ローダに対するインタフェースを提供します。この関数は共用可能イメージをロードするわけではなく, dlsym関数でこの後使用するために pathname 引数を保存します。 LIB$FIND_IMAGE_SYMBOL を呼び出すことにより,共用可能イメージを実際にロードする関数は dlsymです。
dlopen関数の pathname 引数は,共用可能イメージの名前でなければなりません。この名前は filename 引数として, dlsym関数から LIB$FIND_IMAGE_SYMBOL ルーチンにそのまま渡されます。 LIB$FIND_IMAGE_SYMBOL の呼び出しに image-name 引数を指定しないと,デフォルトのファイル指定である SYS$SHARE:.EXE がイメージ名に適用されます。
dlopen関数は, dlsymまたは dlclose呼び出しで使用されるハンドルを返します。エラーが発生した場合は,NULL ポインタが返されます。
x dlsym または dlclose 呼び出しで使用されるハンドル。 NULL エラーを示します。
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