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HP OpenVMS HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)
2 のべき乗値,つまり引数で指定した回数だけ 2 をべき乗した値を返します。
形式
#include <math.h>
double exp2 (double x);
float exp2f (float x);
long double exp2l (long double x);
)
引数
x実数値。
説明
exp2関数は, 2 を底とするべき乗値,つまり 2 を x 回だけべき乗した値を計算します。
オーバフローが発生すると,
exp関数は
errnoに値 ERANGE を設定するとともに,表現可能な浮動小数点数の最大値を返します。この浮動小数点数の最大値を表すための定数 HUGE_VAL が,
<math.h>ヘッダ・ファイルに定義されています。
戻り値
n
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2**
x。
|
HUGE_VAL
|
オーバフローが発生したことを示します。
errno
には ERANGE が設定されます。
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1
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x が +0 か - 0 であったことを示します。
errno
には ERANGE が設定されます。
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0
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x が - Inf (負の無限大)であったか,アンダフローが発生したことを示します。
errno
には ERANGE が設定されます。
|
x
|
x が +Inf (正の無限大)であったことを示します。
errno
には ERANGE が設定されます。
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NaN
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x が NaN であったことを示します。
errno
には EDOM が設定されます。
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