日本-日本語 |
|
|
|
OpenVMS マニュアル |
|
HP OpenVMS
|
目次 | 索引 |
pow |
第 1 引数の,第 2 引数のべき乗を返します。
#include <math.h>double pow (double x, double y);
float powf (float x, float y); (Integrity, Alpha)
long double powl (long double x, long double y); (Integrity, Alpha)
x
指数 y でべき乗を計算するときの基数として使用される浮動小数点数。y
基数 x のべき乗を計算するために使用する指数。
pow関数は,浮動小数点数の基数 x と,浮動小数点数の指数 y を使ってべき乗を計算します。 pow(x,y) の値は,正の x では e**(y ln(x)) として計算されます。x が 0 で,y が負の値である場合は ±HUGE_VAL が返され, errnoに ERANGE または EDOM が設定されます。
x 第 1 引数の,第 2 引数のべき乗を計算した結果。 1.0 基数が 0 で,指数が 0 だった場合。 HUGE_VAL 結果がオーバフローしました。 errno は ERANGE に設定されます。 ±HUGE_VAL 基数が 0 で,指数が負の値でした。 errno に ERANGE または EDOM が設定されます。
#include <stdio.h> #include <math.h> #include <errno.h> main() { double x; errno = 0; x = pow(-3.0, 2.0); printf("%d, %f\n", errno, x); }
この例のプログラムは,次の出力を生成します。
0, 9.000000
目次 | 索引 |
|