日本-日本語 |
|
|
|
OpenVMS マニュアル |
|
HP OpenVMS
|
目次 | 索引 |
realpath |
POSIX ルートからの絶対パス名を返します。
#include <stdlib.h>char realpath (const char *restrict file_name, char *restrict resolved_name);
file_name
絶対パスを必要とするファイルについて,その名前を示すテキスト文字列へのポインタ。resolved_name
生成した絶対パスへのポインタ (生成した絶対パスは,null で終了する文字列として格納)。
realpath関数は, POSIX ルートからの絶対パス名を返します。生成したパス名は null で終了する文字列として, resolved_name が指すバッファ内に格納されます。格納されるパス名の最大長は,PATH_MAX バイトです。realpath関数は, POSIX 準拠モードでだけ,つまり,DECC$POSIX_COMPLIANT_PATHNAMES の値が,許されている値のいずれかになっている場合にだけ,サポートされます。
symlink, unlink, readlink, lchown,および lstatも参照してください。
x 成功したことを示します。 x は, resolved_name へのポインタです。 NULL エラーが発生したことを示します。ヌル・ポインタが返され, resolved_name が指しているバッファの内容は意味がありません。 errno に,エラーを示すよう次のいずれかの値が設定されます。
- ENAMETOOLONG --- file_name 引数の長さが PATH_MAX を超えたか,パス名に長さが NAME_MAX を超えるコンポーネントがあります。
- ENOENT --- file_name に既存のファイルを指定していないコンポーネントがあるか, file_name が空の文字列を指しています。
- chdir または stat から返された errno の値。
目次 | 索引 |
|