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HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)


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ユーザ ID を設定します。

形式

#include <unistd.h>

int setreuid (uid_t ruid, uid_t euid);


引数



ruid

実ユーザ ID として設定する値。

euid

実効ユーザ ID として設定する値。

説明

setreuid関数は,現在のプロセスの実ユーザ ID と実効ユーザ ID として, ruid 引数と euid 引数で指定された値を設定します。 ruid または euid が - 1 の場合,現在のプロセスの,対応する実効ユーザ ID や実ユーザ ID は,変更されません。

IMPERSONATE 特権のあるプロセスは,どちらの ID にも任意の値を設定できます。特権のないプロセスは,euid 引数がプロセスの実ユーザ ID,実効ユーザ ID,または保存済みユーザ ID と等しい場合だけ,実効ユーザ ID を設定できます。

IMPERSONATE 特権のないプロセスが,実ユーザ ID を,プロセスの現在の実ユーザ ID,実効ユーザ ID,または保存済みユーザ ID と一致する値に変更できるかどうかは,規定されていません。

この関数は, long (32 ビット) UID/GID サポートが有効になっていることを必要とします。詳細は第 1.4.8 項を参照してください。

UIC の表現方法については, getuidも参照してください。


戻り値

0 成功を示します。
-1    エラーを示します。この関数は,以下のいずれかの値を errno に設定します。

  • EINVAL -- ruid 引数または euid 引数の値が,不正または範囲外です。

  • EPERM -- 現在のプロセスに IMPERSONATE 特権がなく,実効ユーザ ID を実ユーザ ID や保存済みセット・ユーザ ID 以外の値に変更しようとしたか,実ユーザ ID を実装で許されていない値に変更しようとしました。


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