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HP OpenVMS HP C ランタイム・ライブラリ・リファレンス・マニュアル (下巻)
指定された個々のシグナルを追加します。
形式
#include <signal.h>
int sigaddset (sigset_t *set, int
sig_number);
引数
setシグナル・セット。
sig_number個々のシグナル。
説明
sigaddset関数は,シグナルのセットを操作します。この関数は,アプリケーションからアドレス指定できるデータ・オブジェクトに作用するものであり,システムが把握している任意のシグナルのセットに適用できるわけではありません。たとえば,この関数は,プロセスへの配信がブロックされているセットや,プロセスに対して保留中となっているセットには適用できません。
sigaddset関数は,sig_number で指定される個々のシグナルを set によって指定されたシグナル・セットから追加します。
例
次の例は,SIGINT シグナルのみの配信をブロックするシグナル・マスクを生成し,使用する方法を示しています。
#include <signal.h>
int return_value;
sigset_t newset;
. . .
sigemptyset(&newset);
sigaddset(&newset, SIGINT);
return_value = sigprocmask (SIG_SETMASK, &newset, NULL);
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戻り値
0
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成功を示します。
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-1
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エラーを示します。
errno
には,次の値が設定されます。
- EINVAL --
sig_number の値が有効なシグナル番号でない。
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