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HP OpenVMS DCL ディクショナリ
DEFINE/KEY コマンドによって設定されたキー定義を削除します。 /KEY 修飾子は省略できません。
形式
DELETE/KEY [キー名]
パラメータ
キー名定義を削除するキーの名前を指定します。このパラメータは,/ALL 修飾子と同時に指定することはできません。
修飾子
/ALL指定された状態のすべてのキー定義が削除されることを指定します。省略時には,現在の状態のすべてのキー定義が削除されます。 /ALL 修飾子を使用した場合には,キー名は指定できません。 /STATE 修飾子を使用すれば,1つまたは複数の状態を指定できます。
/LOG (省略時の設定)/NOLOG指定されたキー定義が削除されたことを示すメッセージが,表示されるかどうかを制御します。
/STATE=(状態名[,...])/NOSTATE (省略時の設定)どの状態のキー定義を削除するかを,状態名で指定します。省略時には,現在の状態のキー定義が削除されます。状態名を1つしか指定しない場合には,括弧を省略できます。状態名は,任意の英数字文列です。
例
#1 |
$ DELETE/KEY/ALL
%DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF1 has been deleted
%DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF2 has been deleted
%DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF3 has been deleted
%DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF4 has been deleted
$
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この例では,状態 DEFAULT において PF1 から PF4 までのキーがすでに定義されているものとします。この DELETE/KEY コマンドは,現在の状態(この場合は DEFAULT 状態)におけるすべてのキー定義を削除しています。
#2 |
$ DEFINE/KEY PF3 "SHOW TIME" /TERMINATE
%DCL-I-DEFKEY, DEFAULT key PF3 has been defined
$ [PF3]
$ SHOW TIME
14-DEC-2001 14:43:59
.
.
.
$ DELETE/KEY PF3
%DCL-I-DELKEY, DEFAULT key PF3 has been deleted
$ [PF3]
$
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この DEFINE/KEY コマンドは,キーパッドの PF3 キーに SHOW TIME コマンドを定義しています。その後で,DELETE/KEY コマンドの使用により,PF3キーに対する定義を削除します。したがって,この後 PF3 キーを押しても,システム・プロンプトが表示されるだけです。
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