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NOACCESS_DATES オプションが影響を与えるのは,コマンドを実行したノードだけです。その他のノードは,次にボリュームがマウントされるまでは,この変化の影響を受けません。

詳細は,『Guide to OpenVMS File Applications』を参照してください。

ボリューム属性 [SPECIAL_FILESS] により,シンボリック・リンクを無効にすることができます。これにより,現在の実装ですべてのプロセスに対してシンボリック・リンクが有効になっているために発生するファイル・アクセスの失敗を低減することができます。

/WINDOWS=n

ファイル・ウィンドウに割り当てられるマッピング・ポインタ (ファイル内のデータへのアクセスに使用) の数を指定します。 7 〜 80 の整数の値を指定します。省略時の設定の値は 7 です。

#1
$ INITIALIZE/USER_NAME=CPA $FLOPPY1 ACCOUNTS

$FLOPPY1 のボリュームを初期化して,そのボリュームに ACCOUNT というラベルをつけ,さらに CPA というユーザ名を指定します。

#2
$ ALLOCATE DMA2:  TEMP
  _DMA2: ALLOCATED
$ INITIALIZE  TEMP:  BACK_UP_FILE
$ MOUNT  TEMP:  BACK_UP_FILE
%MOUNT-I-MOUNTED, BACK_UP_FILE mounted on _DMA2:
$ CREATE/DIRECTORY  TEMP:[GOLDSTEIN]

この一連のコマンドは,RK06/RK07 ボリュームを初期化する方法を示します。まず装置が割り当てられて,他のユーザはアクセスできないようになります。次に,ボリュームが装置に物理的にマウントされ, INITIALIZE コマンドによって初期化されます。ボリュームが初期化された後, MOUNT コマンドによりファイル構造が使用できるようになります。ボリュームにファイルを配置するには,その前に CREATE/DIRECTORY コマンドを使用して,ディレクトリを作成しなければなりません。

#3
$ ALLOCATE MT:
  _MTB1:  ALLOCATED
$ INITIALIZE MTB1:  SOURCE
$ MOUNT MTB1:  SOURCE
%MOUNT-I-MOUNTED, SOURCE mounted on _MTB1:
$ COPY *.FOR  MTB1:
$ DIRECTORY MTB1:
   .
   .
   .
$ DISMOUNT MTB1:

上記のコマンドは,磁気テープを初期化するのに必要な手順を示しています。ドライブを割り当てたら,そのドライブに磁気テープを挿入し, INITIALIZE コマンドを使用してそこにラベル SOURCE を書き込みます。次に,MOUNT コマンドで磁気テープをマウントして,ファイルの書き込みができるようにします。

#4
$ BACKUP filespec MUA0: ... /MEDIA_FORMAT=NOCOMPACTION-
_$/REWIND

この例では,圧縮とレコードのブロック化を禁止して, BACKUP テープを作成します。

#5
$ INITIALIZE/ERASE/SHADOW=($4$DKA1300, $4$DKA1301) NONVOLATILE
 
$MOUN/SYS DSA42 /SHAD=( $4$DKA1300 , $4$DKA1301 ) NONVOLATILE
%MOUNT-I-MOUNTED, NONVOLATILE MOUNTED ON _DSA42:
%MOUNT-I-SHDWMEMSUCC, _$4$DKA1300: (WILD3) IS NOW A VALID MEMBER OF THE SHADOW SET
%MOUNT-I-SHDWMEMSUCC, _$4$DKA1301: (WILD4) IS NOW A VALID MEMBER OF THE SHADOW SET
$SHO DEV DSA42:
 
DEVICE              DEVICE          ERROR    VOLUME         FREE  TRANS MNT
 NAME               STATUS          COUNT     LABEL        BLOCKS COUNT CNT
DSA42:              MOUNTED             0  NONVOLATILE    5799600     1   1
$4$DKA1300: (WILD3) SHADOWSETMEMBER     0  (MEMBER OF DSA42:)
$4$DKA1301: (WILD4) SHADOWSETMEMBER     0  (MEMBER OF DSA42:)

この例は,INITIALIZE/ERASE/SHADOW コマンドの正しい使い方を示しています。同じ行で複数の装置を指定している点に注意してください。


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