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DCL ディクショナリ


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F$STRING

指定した式に相当する文字列を戻します。

形式

F$STRING (式)

戻り値


指定した式に相当する文字列

引数



F$STRING 関数によって評価される整数または文字列式を指定します。

整数式を指定した場合は,F$STRING 関数は,式を評価した後で文字列に変換し,文字列を返します。文字列式を指定した場合は,F$STRING は式を評価した結果を返します。

整数を文字列へ変換する時, F$STRING 関数は 10 進表現を使用し先行の 0 は省略します。負の整数を変換する場合は, F$STRING 関数は,整数を示す文字列の先頭にマイナス記号を付加します。


#1
$ A = 5
$ B = F$STRING(-2 + A)
$ SHOW SYMBOL B
  B = "3"
 

この例で,F$STRING 関数は,(--2 + A)という整数式の結果を,数値文字列 3 に変換します。まず,F$STRING 関数は,(--2 + A)という式を評価します。シンボル A の値である 5 は,整数式が評価されるときに自動的に置換されます。

整数式が評価されたあと, F$STRING 関数は,式から求められた 3 という整数を文字列の"3"に変換します。この文字列が,シンボル B に割り当てられます。


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