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ターミナルを(適当なバス経由で)記憶域制御装置に接続します。 /SERVER と /TASK 修飾子は必須です。

記憶域制御装置に対してのみ使用できます。 DIAGNOSE 特権が必要です。


形式

SET HOST/DUP/SERVER=サーバ名

/TASK=タスク名ノード名


パラメータ



ノード名

記憶域制御装置のノード名を指定します。

説明

SET HOST/DUP コマンドは,仮想ターミナル接続を作成し,診断ユーティリティ・プロトコル (DUP) 標準ダイアログを使用する記憶装置上で,ユーティリティや診断プログラムを実行します。

一度接続されると,ユーティリティまたは診断プログラムの制御の下で操作が実行されます。

ユーティリティまたは診断プログラムが終了すると,制御がローカル・システムに戻ります。

接続を強制終了して,制御をローカル・システムに戻すには, Ctrl/\ を押します。

特定の制御装置で使用できるユーティリティ,および診断プログラムの操作についての詳細は,そのコントローラの該当するドキュメント・セットを参照してください。

使用のための準備

SET HOST/DUP 機能を使用するには,まず DUP クラス・ドライバ FYDRIVER をインストールしなければなりません。FYDRIVER をロードするには, SYS$MANAGER ディレクトリにある SYSTARTUP.COM コマンド・プロシージャに次のコマンドを追加します。

Alpha および Integrity では,次のコマンドを指定します。

$ RUN SYS$SYSTEM:SYSMAN 
SYSMAN> IO CONNECT FYA0/NOADAPTER/DRIVER=SYS$FYDRIVER 

この操作には,CMKRNL (カーネル・モードに変更) 特権が必要です。


修飾子



/LOG[=ファイル指定]

/NOLOG (省略時の設定)

全セッションのログをファイルに残すかどうかを指定します。 /LOG 修飾子にファイル指定しなかった場合には,ファイル HSCPAD.LOG に書き込まれます。

/SERVER=サーバ名

対象となる記憶域制御装置のサーバを指定します。

この修飾子は必須です。

/TASK=タスク名

対象となる記憶域制御装置の上で,サーバの管理下で実行するユーティリティまたは診断プログラムを指定します。

この修飾子は必須です。


#1
$ SET HOST/DUP/SERVER=MSCP$DUP/TASK=DIRECT R2DH5Y
%HSCPAD-I-LOCPROGEXE, Local program executing - type ^\ to exit utility

この例では,ユーザ・ターミナルを記憶域制御装置 R2DH5Y に接続して,サーバ MSCP$DUP の下でユーティリティ・プログラム DIRECT を実行しています。


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