X 許可ファイルの内容を管理するための X Authority ユーティリティ (xauth) を起動します。 X 許可ファイルには,クライアントから X ディスプレイ・サーバへの接続についての許可情報が入っています。
このユーティリティの一般的な使用法としては,アクセスを許可するユーザを追加したり,リモート・ログインを有効にしたりするときに,1 つのシステムから許可レコードを抽出し,他のシステムのレコードと組み合わせます。実際のレコード・エントリは,現在使用している許可方式によって異なります。
xauth は,DECwindows Motif で利用できる他の X ウィンドウ・システム・ユーティリティとは違い, OpenVMS Alpha および OpenVMS Integrity オペレーティング・システムの一部として組み込まれています。 xauth のコマンドは,大文字小文字を区別し,DCL コマンド行,xauth コマンド行,またはバッチ・ファイルから直接利用できます。
xauth についての詳細は,DECwindows Motif のマニュアル (Documentation CD-ROM で配布) または xauth オンライン・ヘルプを参照してください。